JPH11113859A - 健康管理支援装置 - Google Patents
健康管理支援装置Info
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- JPH11113859A JPH11113859A JP29031897A JP29031897A JPH11113859A JP H11113859 A JPH11113859 A JP H11113859A JP 29031897 A JP29031897 A JP 29031897A JP 29031897 A JP29031897 A JP 29031897A JP H11113859 A JPH11113859 A JP H11113859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile phone
- toilet
- connector
- biological information
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トイレットで検出した尿糖値等の生体データ
を、家庭内にローカル・エリア・ネットワークを敷設す
ることなく、病院などの外部機関に伝送することを目的
とする。 【構成】 トイレットには尿分析装置が設置してある。
尿分析装置のハウジング(14)には市販の携帯電話機
(60)を接続するためのコネクタ(62)が設けてあり、
インターフェース(74)を介して制御装置(48)に接続
してある。コネクタ(62)に携帯電話機(60)を接続
し、尿のサンプリングと分析をすると、得られたデータ
は直ちに携帯電話機(60)を介して外部機関のホストコ
ンピュータに転送される。
を、家庭内にローカル・エリア・ネットワークを敷設す
ることなく、病院などの外部機関に伝送することを目的
とする。 【構成】 トイレットには尿分析装置が設置してある。
尿分析装置のハウジング(14)には市販の携帯電話機
(60)を接続するためのコネクタ(62)が設けてあり、
インターフェース(74)を介して制御装置(48)に接続
してある。コネクタ(62)に携帯電話機(60)を接続
し、尿のサンプリングと分析をすると、得られたデータ
は直ちに携帯電話機(60)を介して外部機関のホストコ
ンピュータに転送される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレットにおい
て尿糖値、血圧、体重、体脂肪率、その他個人の健康管
理に有用な生体情報を検出し、検出された生体情報を病
院のような外部医療機関に伝送して、専門家による健康
管理を受けることを可能にする健康管理支援装置に関す
る。
て尿糖値、血圧、体重、体脂肪率、その他個人の健康管
理に有用な生体情報を検出し、検出された生体情報を病
院のような外部医療機関に伝送して、専門家による健康
管理を受けることを可能にする健康管理支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】尿糖値、血圧、体重、体脂肪率のような
個人の健康管理に有用な生体情報を検出する装置を家庭
やオフィスのトイレットに設け、トイレットの使用に付
随して生体情報を検出し、病気の予防や早期発見のため
の健康管理を支援するようになった装置が知られている
(特開平5-228116号および米国特許4,962,550号)。従
来技術においては、トイレットで検出された生体データ
を病院のような外部医療機関に送る方法としては、デー
タを格納したICカードやフロッピーディスクのような記
憶媒体を利用する方法や、パーソナル・コンピュータと
モデムと電話機を利用して公衆有線通信回線を介して外
部医療機関のホストコンピュータに伝送する方法が提案
されている。
個人の健康管理に有用な生体情報を検出する装置を家庭
やオフィスのトイレットに設け、トイレットの使用に付
随して生体情報を検出し、病気の予防や早期発見のため
の健康管理を支援するようになった装置が知られている
(特開平5-228116号および米国特許4,962,550号)。従
来技術においては、トイレットで検出された生体データ
を病院のような外部医療機関に送る方法としては、デー
タを格納したICカードやフロッピーディスクのような記
憶媒体を利用する方法や、パーソナル・コンピュータと
モデムと電話機を利用して公衆有線通信回線を介して外
部医療機関のホストコンピュータに伝送する方法が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ICカードやフロッピー
ディスクのような記憶媒体を利用する方法は、記憶媒体
を外部機関に直接持参するか、郵便などで送付しなけれ
ばならないので、面倒でもあり、時間を要する。
ディスクのような記憶媒体を利用する方法は、記憶媒体
を外部機関に直接持参するか、郵便などで送付しなけれ
ばならないので、面倒でもあり、時間を要する。
【0004】これに対し、公衆有線通信回線を利用する
方法は、データ転送を短時間で行うことができるという
利点がある。しかしながら、一般にパーソナル・コンピ
ュータや電話機は居間などに設置されているので、トイ
レット内の測定装置と居間などに設置されたパーソナル
・コンピュータとを通信媒体で接続し、ローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)を構築しなければならない。
このため、電気配線工事が必要であり、費用と手数を要
する。また、建築後に家屋内にLANの配線を敷設すれ
ば、部屋の体裁が損なわれる。
方法は、データ転送を短時間で行うことができるという
利点がある。しかしながら、一般にパーソナル・コンピ
ュータや電話機は居間などに設置されているので、トイ
レット内の測定装置と居間などに設置されたパーソナル
・コンピュータとを通信媒体で接続し、ローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)を構築しなければならない。
このため、電気配線工事が必要であり、費用と手数を要
する。また、建築後に家屋内にLANの配線を敷設すれ
ば、部屋の体裁が損なわれる。
【0005】本発明の目的は、トイレットの使用に伴い
個人の健康管理に有用な生体情報を検出するための生体
情報検出装置を備えた健康管理支援装置において、家屋
内に専用の通信設備を設けることなく外部機関と生体情
報の送受信を行うことにある。
個人の健康管理に有用な生体情報を検出するための生体
情報検出装置を備えた健康管理支援装置において、家屋
内に専用の通信設備を設けることなく外部機関と生体情
報の送受信を行うことにある。
【0006】本発明の他の目的は、検出された生体情報
を直ちに、かつ、簡単に外部機関に伝送することの可能
な健康管理支援装置を提供することにある。
を直ちに、かつ、簡単に外部機関に伝送することの可能
な健康管理支援装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の健康管理支援装
置は、トイレットの使用に伴い個人の健康管理に有用な
生体情報を検出するべくトイレットに付設された生体情
報検出装置と、携帯電話機を接続可能に前記生体情報検
出装置に付設された携帯電話機接続用コネクタと、前記
コネクタに携帯電話機が接続された時に生体情報検出装
置による生体情報の検出に伴い生体情報を携帯電話機に
よる通信により外部機関に伝送するべく携帯電話機を制
御する制御手段と、前記制御手段とコネクタとを接続す
るインターフェース手段、とを備えている。
置は、トイレットの使用に伴い個人の健康管理に有用な
生体情報を検出するべくトイレットに付設された生体情
報検出装置と、携帯電話機を接続可能に前記生体情報検
出装置に付設された携帯電話機接続用コネクタと、前記
コネクタに携帯電話機が接続された時に生体情報検出装
置による生体情報の検出に伴い生体情報を携帯電話機に
よる通信により外部機関に伝送するべく携帯電話機を制
御する制御手段と、前記制御手段とコネクタとを接続す
るインターフェース手段、とを備えている。
【0008】このように本発明の健康管理支援装置は携
帯電話機接続用コネクタを備え、コネクタに携帯電話機
を接続することにより生体情報を外部機関に伝送できる
ようになっているので、検出したデータをその場で直ぐ
に外部機関に転送できるだけでなく、LANのための配線
工事も不要となる。
帯電話機接続用コネクタを備え、コネクタに携帯電話機
を接続することにより生体情報を外部機関に伝送できる
ようになっているので、検出したデータをその場で直ぐ
に外部機関に転送できるだけでなく、LANのための配線
工事も不要となる。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、健
康管理支援装置は、外部機関から携帯電話機を介して伝
送されて来たメッセージを受信する手段と、表示装置
と、この表示装置を制御する制御手段とを備え、この表
示装置制御手段は外部機関から携帯電話機を介して伝送
されて来たメッセージを表示装置に表示させるようにな
っている。この実施態様によれば、外部機関と家庭とを
携帯電話によるネットワークで接続することができ、外
部の専門家による健康管理に関する助言をその場で受け
ることができる。
康管理支援装置は、外部機関から携帯電話機を介して伝
送されて来たメッセージを受信する手段と、表示装置
と、この表示装置を制御する制御手段とを備え、この表
示装置制御手段は外部機関から携帯電話機を介して伝送
されて来たメッセージを表示装置に表示させるようにな
っている。この実施態様によれば、外部機関と家庭とを
携帯電話によるネットワークで接続することができ、外
部の専門家による健康管理に関する助言をその場で受け
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図3を参照するに、ト
イレットには健康管理支援装置10が組み込んである。
図示した実施例では、この健康管理支援装置10は、便
座に着座した被験者の尿をサンプリングして尿分析を行
うと共に、血圧と心拍数、体脂肪率、心電図、および体
重を検出し、得られたデータを携帯電話機による無線通
信により病院のような外部機関のホストコンピュータに
伝送するようになっている。しかし、最も簡素な実施形
態においては、1種のデータだけを検出するように構成
してもよい。
イレットには健康管理支援装置10が組み込んである。
図示した実施例では、この健康管理支援装置10は、便
座に着座した被験者の尿をサンプリングして尿分析を行
うと共に、血圧と心拍数、体脂肪率、心電図、および体
重を検出し、得られたデータを携帯電話機による無線通
信により病院のような外部機関のホストコンピュータに
伝送するようになっている。しかし、最も簡素な実施形
態においては、1種のデータだけを検出するように構成
してもよい。
【0011】より詳しくは、トイレットの便器12には
ハウジング14が取り付けてあり、このハウジングには
便座16と弁蓋18が回動可能に装着してある。
ハウジング14が取り付けてあり、このハウジングには
便座16と弁蓋18が回動可能に装着してある。
【0012】図3に示したように、便器12のリムの前
部には採尿装置20が取り付けてあり、便器に排泄され
た尿のサンプルを採取するようになっている。採尿装置
20は、例えば特開平9-229925号に開示されているよう
に、採尿容器22を担持した旋回アーム24を側方筺体
26内に配置したモータ(後述)によって回動させるこ
とにより尿サンプルを採取するようになっている。
部には採尿装置20が取り付けてあり、便器に排泄され
た尿のサンプルを採取するようになっている。採尿装置
20は、例えば特開平9-229925号に開示されているよう
に、採尿容器22を担持した旋回アーム24を側方筺体
26内に配置したモータ(後述)によって回動させるこ
とにより尿サンプルを採取するようになっている。
【0013】採取された尿サンプルは搬送ポンプ(後
述)によりハウジングの左側方部分14A内に配置した
尿分析センサーに送られ、尿分析に付される。尿分析セ
ンサーには例えば国際公開公報WO/95/18373号に開示さ
れたグルコース検出用ポーラログラフ・フローセルを用
いることができる。尿分析センサーの出力は制御・演算
部(後述)に送られ、尿糖値が演算される。
述)によりハウジングの左側方部分14A内に配置した
尿分析センサーに送られ、尿分析に付される。尿分析セ
ンサーには例えば国際公開公報WO/95/18373号に開示さ
れたグルコース検出用ポーラログラフ・フローセルを用
いることができる。尿分析センサーの出力は制御・演算
部(後述)に送られ、尿糖値が演算される。
【0014】ハウジングの右側方部分14Bはアームレ
ストとしての機能も有するもので、この右側方部分には
血圧計の指カフ28が設けてあり、便座に着座した使用
者の血圧と脈拍数を検出するようになっている。血圧計
は容積振動法式のもので、使用者が右手人差し指をカフ
28に差し込んでいる間に透過光量の変動が検出され
る。指カフ28の出力も制御・演算部に送られ、血圧と
心拍数が検出される。
ストとしての機能も有するもので、この右側方部分には
血圧計の指カフ28が設けてあり、便座に着座した使用
者の血圧と脈拍数を検出するようになっている。血圧計
は容積振動法式のもので、使用者が右手人差し指をカフ
28に差し込んでいる間に透過光量の変動が検出され
る。指カフ28の出力も制御・演算部に送られ、血圧と
心拍数が検出される。
【0015】トイレットにはまた心電計が設けてあり、
使用者の心電図を検出するようになっている。心電計は
第2誘導法によるもので、図1に示したように、右アー
ムレスト14Bに設けた第1電極30と、便座16に設
けた第2電極32および第3電極34を備えている。便
座に腰掛けた使用者が右手を第1電極30に接触させる
と共に、左右の脚の大腿部を第2電極32および第3電
極34に接触させることにより心電図が検出される。
使用者の心電図を検出するようになっている。心電計は
第2誘導法によるもので、図1に示したように、右アー
ムレスト14Bに設けた第1電極30と、便座16に設
けた第2電極32および第3電極34を備えている。便
座に腰掛けた使用者が右手を第1電極30に接触させる
と共に、左右の脚の大腿部を第2電極32および第3電
極34に接触させることにより心電図が検出される。
【0016】便座16には体脂肪計のセンサ部36が埋
め込んであり、便座に着座した使用者の体脂肪率を検出
するようになっている。体脂肪計は米国特許4、633、087
の原理に基づくもので、センサ部36の近赤外線発光素
子からの近赤外線を使用者の大腿部に照射し、センサ部
の受光素子により反射光の強度を検出することにより、
体脂肪率を検出するようになっている。
め込んであり、便座に着座した使用者の体脂肪率を検出
するようになっている。体脂肪計は米国特許4、633、087
の原理に基づくもので、センサ部36の近赤外線発光素
子からの近赤外線を使用者の大腿部に照射し、センサ部
の受光素子により反射光の強度を検出することにより、
体脂肪率を検出するようになっている。
【0017】図3に示したように、便座16の下面には
便器のリムに当接支持される4つの圧力センサ38が設
置してあり、便座に着座した使用者の体重により便座に
かかる荷重を検出するようになっている。また、便器1
2の前方には第2の圧力センサ40が配置してあり、床
にかかる体重を検出するようになっている。便座16に
着座した使用者の体重の大部分は圧力センサ38によっ
て検出され、体重の残部は第2の圧力センサ40によっ
て検出される。これらの圧力センサ38、40の出力は
制御・演算部に送られ、体重が演算される。
便器のリムに当接支持される4つの圧力センサ38が設
置してあり、便座に着座した使用者の体重により便座に
かかる荷重を検出するようになっている。また、便器1
2の前方には第2の圧力センサ40が配置してあり、床
にかかる体重を検出するようになっている。便座16に
着座した使用者の体重の大部分は圧力センサ38によっ
て検出され、体重の残部は第2の圧力センサ40によっ
て検出される。これらの圧力センサ38、40の出力は
制御・演算部に送られ、体重が演算される。
【0018】ハウジングの左側方部分14Aには健康管
理支援装置10の操作スイッチを含む入力装置42が配
置してある。トイレットの壁には液晶スクリーンのよう
な表示装置44を設けることができる。
理支援装置10の操作スイッチを含む入力装置42が配
置してある。トイレットの壁には液晶スクリーンのよう
な表示装置44を設けることができる。
【0019】ハウジングの左側方部分14A内には健康
管理支援装置10の制御・演算部が収納してある。図8
を参照するに、制御・演算部46は、マイクロプロセッ
サからなる中央演算処理装置(CPU)48と、入力装置
42を制御する入力コントローラ50と、表示装置44
を制御する表示コントローラ51と、採尿装置20のモ
ータ52を駆動するドライバ53と、採取された尿サン
プルを搬送するための搬送ポンプ54を駆動するドライ
バ55と、プログラムやデータを格納するメモリ56
と、メモリ56を制御するメモリコントローラ57と、
尿分析装置、血圧計、体脂肪計、心電計、および体重計
の各センサー(1〜n)の出力を増幅する増幅回路58
と、増幅回路58の出力をディジタル変換するアナログ
・ディジタル変換(A/D)回路59で構成することが
できる。
管理支援装置10の制御・演算部が収納してある。図8
を参照するに、制御・演算部46は、マイクロプロセッ
サからなる中央演算処理装置(CPU)48と、入力装置
42を制御する入力コントローラ50と、表示装置44
を制御する表示コントローラ51と、採尿装置20のモ
ータ52を駆動するドライバ53と、採取された尿サン
プルを搬送するための搬送ポンプ54を駆動するドライ
バ55と、プログラムやデータを格納するメモリ56
と、メモリ56を制御するメモリコントローラ57と、
尿分析装置、血圧計、体脂肪計、心電計、および体重計
の各センサー(1〜n)の出力を増幅する増幅回路58
と、増幅回路58の出力をディジタル変換するアナログ
・ディジタル変換(A/D)回路59で構成することが
できる。
【0020】図1に示したように、ハウジングの左側方
部分14Aには、また、携帯電話機60を接続するため
のコネクタ62が設けてある。図2の拡大図を参照する
に、携帯電話機接続用コネクタ62は、規格化された位
置決めピン64と複数の端子66を備え、市販の携帯電
話機60を接続できるようになっている。
部分14Aには、また、携帯電話機60を接続するため
のコネクタ62が設けてある。図2の拡大図を参照する
に、携帯電話機接続用コネクタ62は、規格化された位
置決めピン64と複数の端子66を備え、市販の携帯電
話機60を接続できるようになっている。
【0021】図1から図3に示した実施例では、コネク
タ62は携帯電話機60の正面が前方に向いた姿勢で携
帯電話機60を上から差し込むように配置されている
が、他の種々の配置を取り得る。例えば、図4に示した
ように、携帯電話機60の正面が右方向に指向するよう
にコネクタ62を配置することもできる。或いは、図5
に示したように、携帯電話機60を前方から差し込むよ
うにコネクタ62を配置してもよい。更に、図6に示し
た変化形では、コネクタ62はハウジングの左側方部分
14Aから延長するケーブル68に接続してある。
タ62は携帯電話機60の正面が前方に向いた姿勢で携
帯電話機60を上から差し込むように配置されている
が、他の種々の配置を取り得る。例えば、図4に示した
ように、携帯電話機60の正面が右方向に指向するよう
にコネクタ62を配置することもできる。或いは、図5
に示したように、携帯電話機60を前方から差し込むよ
うにコネクタ62を配置してもよい。更に、図6に示し
た変化形では、コネクタ62はハウジングの左側方部分
14Aから延長するケーブル68に接続してある。
【0022】図6に示した実施例では、制御・演算部4
6や尿サンプル搬送ポンプ54や尿分析センサーとして
のポーラログラフ・フローセル70はトイレットの床に
配置されたハウジング72内に収蔵してあり、携帯電話
機60を接続するためのコネクタ62はこのハウジング
72の頂部に設けてある。
6や尿サンプル搬送ポンプ54や尿分析センサーとして
のポーラログラフ・フローセル70はトイレットの床に
配置されたハウジング72内に収蔵してあり、携帯電話
機60を接続するためのコネクタ62はこのハウジング
72の頂部に設けてある。
【0023】再び図8を参照するに、CPU48とコネク
タ62は、入出力信号をレベル変換するためのインター
フェース74により接続されている。
タ62は、入出力信号をレベル変換するためのインター
フェース74により接続されている。
【0024】次に、図9および図10のフローチャート
を併せて参照しながら、健康管理支援装置10の使用の
態様と動作を説明する。
を併せて参照しながら、健康管理支援装置10の使用の
態様と動作を説明する。
【0025】被験者はトイレットを利用して尿分析や血
圧測定などを行い、得られたデータをその場で外部機関
に伝送したい時には、携帯電話機60をトイレットに持
参し、コネクタ62に携帯電話機60を接続する。
圧測定などを行い、得られたデータをその場で外部機関
に伝送したい時には、携帯電話機60をトイレットに持
参し、コネクタ62に携帯電話機60を接続する。
【0026】便座に着座した被験者が測定開始ボタンを
押したならば(S101)、CPU48はモータ52を駆動す
ることにより採尿装置20の旋回アーム24を回動さ
せ、採尿容器22を便器内の適切な位置に位置決めする
(S102)。被験者が採尿容器22に向かって放尿するこ
とにより尿がサンプリングされると(S103)、CPU48
は搬送ポンプ54を駆動して尿サンプルを緩衝液と共に
ポーラログラフ・フローセルに搬送する(S104)。
押したならば(S101)、CPU48はモータ52を駆動す
ることにより採尿装置20の旋回アーム24を回動さ
せ、採尿容器22を便器内の適切な位置に位置決めする
(S102)。被験者が採尿容器22に向かって放尿するこ
とにより尿がサンプリングされると(S103)、CPU48
は搬送ポンプ54を駆動して尿サンプルを緩衝液と共に
ポーラログラフ・フローセルに搬送する(S104)。
【0027】フローセルの出力は増幅され、ディジタル
変換される。CPU48はディジタル出力を取り込み(S10
5)、尿糖値を演算し(S106)、データをメモリ56に
格納する(S107)。被験者が更に他の測定装置を使用し
た時には、CPU48は、同様に、 血圧と心拍数、体脂肪
率、心電図、又は体重を演算し、データをメモリ56に
格納する(S108)。
変換される。CPU48はディジタル出力を取り込み(S10
5)、尿糖値を演算し(S106)、データをメモリ56に
格納する(S107)。被験者が更に他の測定装置を使用し
た時には、CPU48は、同様に、 血圧と心拍数、体脂肪
率、心電図、又は体重を演算し、データをメモリ56に
格納する(S108)。
【0028】被験者が選択したすべてのデータが揃った
ところで、CPU48はインターフェース74を介して携
帯電話機60に指令を送り、外部機関のホストコンピュ
ータにダイヤルさせた後(S109)、得られたデータを転
送させる(S110)。このデータには、測定日時、被験者
の識別番号、セキュリティコード等を付加することがで
きる。こうして、トイレットで検出された生体データは
直ちに外部のホストコンピュータの記憶装置に記録され
る。
ところで、CPU48はインターフェース74を介して携
帯電話機60に指令を送り、外部機関のホストコンピュ
ータにダイヤルさせた後(S109)、得られたデータを転
送させる(S110)。このデータには、測定日時、被験者
の識別番号、セキュリティコード等を付加することがで
きる。こうして、トイレットで検出された生体データは
直ちに外部のホストコンピュータの記憶装置に記録され
る。
【0029】必要な場合、外部機関の専門家は、送され
て来たデータを直ちに検討し、健康状態に関する診断又
は所見や、健康管理に関する助言をメッセージとしてホ
ストコンピュータから被験者に伝送することができる。
この場合、携帯電話機60が呼び出し音を受信すると
(S111)、CPU48は携帯電話機60をホストコンピュ
ータに接続させ(S112)、ホストコンピュータから受信
要求が有ると(S113)、外部機関から伝送されて来たメ
ッセージを受信し(S114)、メモリ56に格納する(S1
15)。CPU48はこのメッセージを液晶表示部44に表
示させることにより(S116)、被験者に伝える。
て来たデータを直ちに検討し、健康状態に関する診断又
は所見や、健康管理に関する助言をメッセージとしてホ
ストコンピュータから被験者に伝送することができる。
この場合、携帯電話機60が呼び出し音を受信すると
(S111)、CPU48は携帯電話機60をホストコンピュ
ータに接続させ(S112)、ホストコンピュータから受信
要求が有ると(S113)、外部機関から伝送されて来たメ
ッセージを受信し(S114)、メモリ56に格納する(S1
15)。CPU48はこのメッセージを液晶表示部44に表
示させることにより(S116)、被験者に伝える。
【0030】コネクタ62から取り外した時には、携帯
電話機60は通常の携帯電話機として使用できることは
言うまでもない。携帯電話機60としては、セルラー方
式の電話機だけでなくパーソナル・ハンディー・ホン方
式(PHS)の電話機を使用することができる。
電話機60は通常の携帯電話機として使用できることは
言うまでもない。携帯電話機60としては、セルラー方
式の電話機だけでなくパーソナル・ハンディー・ホン方
式(PHS)の電話機を使用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話機を利用した
ワイヤレス通信により生体データやメッセージの送受信
が行われるので、家庭内にLANを敷設するための電気配
線工事を必要としない。従って、使用者の負担が軽減さ
れる。
ワイヤレス通信により生体データやメッセージの送受信
が行われるので、家庭内にLANを敷設するための電気配
線工事を必要としない。従って、使用者の負担が軽減さ
れる。
【0032】検出された生体情報はその場で外部機関に
伝送されるので、個人の生体情報に関するデータベース
を最新にすることができ、適切な健康管理をすることが
できる。
伝送されるので、個人の生体情報に関するデータベース
を最新にすることができ、適切な健康管理をすることが
できる。
【0033】既に携帯電話機を所有している家庭では、
既存の携帯電話機を利用できるので、家庭内に専用の通
信設備を設けることなく外部機関と家庭とをネットワー
ク化した健康管理が可能となる。
既存の携帯電話機を利用できるので、家庭内に専用の通
信設備を設けることなく外部機関と家庭とをネットワー
ク化した健康管理が可能となる。
【図1】本発明の健康管理支援装置を備えたトイレット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1に示した携帯電話機接続用コネクタの拡大
図である。
図である。
【図3】図1に示したトイレットの便座を跳ね上げたと
ころを示す斜視図である。
ころを示す斜視図である。
【図4】図1に示した携帯電話機接続用コネクタの配置
の変化形を示す。
の変化形を示す。
【図5】図1に示した携帯電話機接続用コネクタの配置
の変化形を示す。
の変化形を示す。
【図6】図1に示した携帯電話機接続用コネクタの配置
の変化形を示す。
の変化形を示す。
【図7】本発明の健康管理支援装置の他の実施例の斜視
図である。
図である。
【図8】図1に示した健康管理支援装置の制御・演算部
のブロック図である。
のブロック図である。
【図9】図1および図8に示した健康管理支援装置の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図10】図1および図8に示した健康管理支援装置の
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
10: 健康管理支援装置 14: 生体情報検出装置のハウジング 48: 制御手段 60: 携帯電話機 62: 携帯電話機接続用コネクタ 74: インターフェース
Claims (4)
- 【請求項1】 トイレットの使用に伴い個人の健康管理
に有用な生体情報を検出するべくトイレットに付設され
た生体情報検出装置と、 携帯電話機を接続可能に前記生体情報検出装置に付設さ
れた携帯電話機接続用コネクタと、 前記コネクタに携帯電話機が接続された時に生体情報検
出装置による生体情報の検出に伴い生体情報を携帯電話
機による通信により外部機関に伝送するべく携帯電話機
を制御する制御手段と、 前記制御手段とコネクタとを接続するインターフェース
手段、とを備えた健康管理支援装置。 - 【請求項2】 前記健康管理支援装置は、外部機関から
携帯電話機を介して伝送されて来たメッセージを受信す
る手段と、表示装置と、前記表示装置を制御する制御手
段とを備え、前記表示装置制御手段は受信手段が受信し
たメッセージを表示装置に表示させることを特徴とする
請求項1に基づく健康管理支援装置。 - 【請求項3】 前記生体情報検出装置は便座の側方に配
置されたハウジングを備え、前記携帯電話機接続用コネ
クタは前記ハウジングに設けてあることを特徴とする請
求項1又は2に基づく健康管理支援装置。 - 【請求項4】 前記生体情報検出装置はトイレットの床
に設置されたハウジングを備え、前記携帯電話機接続用
コネクタは前記ハウジングに設けてあることを特徴とす
る請求項1又は2に基づく健康管理支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29031897A JPH11113859A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 健康管理支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29031897A JPH11113859A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 健康管理支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113859A true JPH11113859A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17754547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29031897A Pending JPH11113859A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 健康管理支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11113859A (ja) |
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- 1997-10-07 JP JP29031897A patent/JPH11113859A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |