JP2000333927A - 体脂肪率計 - Google Patents

体脂肪率計

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JP2000333927A
JP2000333927A JP11149885A JP14988599A JP2000333927A JP 2000333927 A JP2000333927 A JP 2000333927A JP 11149885 A JP11149885 A JP 11149885A JP 14988599 A JP14988599 A JP 14988599A JP 2000333927 A JP2000333927 A JP 2000333927A
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Japan
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electrode
body fat
hand
fat percentage
toilet seat
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JP11149885A
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Yasuhiro Kawamoto
恭宏 河本
Yoichi Kuroki
洋一 黒木
Hirofumi Inui
弘文 乾
Kazuko Awaya
加寿子 粟屋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定前後の準備と収納性に手間の掛からな
い、そして楽な姿勢で身体の胴体部も含めた体脂肪率を
測定する。 【解決手段】 右尻が接触する右尻電極4Rと左尻が接
触する左尻電極4Lを設けた洋式の便座3に、手電極5
を持って腰掛ける。この時、右尻−手間の生体インピー
ダンスと左尻−手間の生体インピーダンスとの和から右
尻−左尻間の生体インピーダンスを減じて2で除すと、
手と胴体部の生体インピーダンスを検出して便座本体3
aが体脂肪率を算出し、トイレの壁に設置した報知手段
6が胴体部も含めた体脂肪率を報知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体インピーダン
ス法を用いて体脂肪率を測定する体脂肪率計に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】家庭での日々の健康管理を行う機器の一
つとして、生体インピーダンス測定による体脂肪率計が
近年急激に普及してきている。この体脂肪率計は両手
間、もしくは両足間の生体インピーダンスを測定し、予
め統計的手法によって導出した相関式を基に、体脂肪率
を算出している。
【0003】一方、電流経路が両手間や両足間だけでは
なく、胴体部も含めた電流経路にして全身の体脂肪率を
より正確に測定するものとして、特開平9−28545
5号公報に記載されている健康管理指針アドバイス装置
がある。これは図11に示すように、手用の電極10と
足用の電極11を備え、図12に示すように電極11の
上に素足で直立し、かつ両腕を前方へまっすぐに伸ばし
た姿勢で手、足、および胴体の生体インピーダンスを測
定し、体脂肪率を算出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の体脂肪率計
は、手もしくは足の生体インピーダンスで以って全身の
体脂肪率を算出するため、体脂肪が偏在している人は正
確に測定することができないと言う課題を有していた。
また、上記健康管理指針アドバイス装置は全身に近い電
流経路で生体インピーダンスを測定することができるた
め、より正確な体脂肪率を算出することができるが、装
置が大掛かりでかつ、手用の電極10が分離し、かつコ
−ドでつながっていて収納性が悪く、また電極を足に接
触させるため、靴下を脱いで準備しなければならず、面
倒で次第に利用されなくなるという課題も有していた。
さらに、測定するためには直立し、腕を前に伸ばすとい
う無理な姿勢を強いられるという課題も有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、測定
前後の準備と収納に手間がかからず、楽な姿勢で胴体部
も含めた体脂肪率を測定できる体脂肪率計を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、手と尻部との間の生体インピーダンスを検
出して体脂肪率を算出するようにした本体を備えたもの
である。
【0007】上記発明によれば、本体をトイレに装備す
ることができ、用便の際に使用でき、測定前後の準備や
収納に手間がかからず、楽な姿勢で胴体部も含めた生体
インピーダンスを測定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、人の身体において、手および尻部に電極を接触さ
せ、前記電極間の生体インピーダンスを検出して身体の
胴体部を含む体脂肪率を算出する本体を備えたものであ
る。
【0009】この発明によれば、本体は電極を介して生
体インピーダンスを検出し、身体の胴体部を含む体脂肪
率を算出する。
【0010】また請求項2に記載の発明は、洋式の便座
と、この便座にそれぞれ配設して右尻部が接触する右尻
電極および左尻部が接触する左尻電極と、左右のいずれ
か一方の手が接触する手電極と、前記三つの電極のう
ち、任意の二つの電極間の生体インピーダンスを測定し
体脂肪率を算出する本体と、この本体が算出した体脂肪
率を報知する報知手段を備えたものである。
【0011】この発明によれば、用便等の際に便座に腰
掛ければ、この動作の中で左右の尻電極は尻に触れ、手
で手電極に触れれば本体は電極を介して前記三つの電極
のうち、任意の二つの電極間の生体インピーダンスを測
定し、身体の胴体部を含む体脂肪率を算出し、報知手段
は算出した体脂肪率を報知する。
【0012】また請求項3に記載の発明は、洋式の便座
と、この便座に配設して尻部が接触する尻電極と、左右
の手が接触する右手電極および左手電極と、前記3つの
電極のうち、任意の2つの電極間の生体インピーダンス
を測定して体脂肪率を算出する本体と、この本体が算出
した体脂肪率を報知する報知手段を備えたものである。
【0013】この発明によれば、用便等の際に便座に腰
掛ければ、この動作の中で左右の尻電極は尻に触れ、両
手で左右の手電極に触れる。そして、本体は電極を介し
て前記三つの電極のうち、任意の二つの電極間の生体イ
ンピーダンスを測定し、身体の胴体部を含む体脂肪率を
算出し、報知手段は算出した体脂肪率を報知する。
【0014】また請求項4に記載の発明は、洋式の便座
と、この便座にそれぞれ配設して右尻部が接触する右尻
第1電極およびこの右尻第1電極よりも体幹部に近接し
た右尻第2電極と、前記便座にそれぞれ配設して左尻部
が接触する左尻第1電極およびこの左尻第1電極よりも
体幹部に近接した左尻第2電極と、左右のいずれか一方
の手が接触する手第1電極および前記手第1電極に近接
した手第2電極と、前記六つの電極のうち、同じ身体部
位に対する二つの電極を一組とした三組の電極のうち、
任意の二組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極
から生体抵抗電位を検出して生体インピーダンスを測定
し、体脂肪率を算出する本体と、この本体が算出した体
脂肪率を報知する報知手段を備えたものである。
【0015】この発明によれば、用便等の際に便座に腰
掛ければ、この動作の中で左右の第1および第2尻電極
は左右の尻部の2ヶ所に触れ、左右いずれか一方の手が
第1および第2手電極に触れる。そして、本体は電極を
介して前記六つの電極のうち、同じ身体部位に対する二
つの電極を一組とした三組の電極のうち、任意の二組の
第1電極に高周波信号を印加し、第2電極から生体抵抗
電位を検出して生体インピーダンスを測定し、身体の胴
体部を含む体脂肪率を算出し、報知手段は算出した体脂
肪率を報知する。
【0016】また請求項5に記載の発明は、洋式の便座
と、この便座にそれぞれ配設して尻部が接触する尻第1
電極およびこの尻第1電極よりも体幹部に近接した尻第
2電極と、右手が接触する右手第1電極およびこの右手
第1電極に近接した右手第2電極と、左手が接触する左
手第1電極およびこの左手第1電極に近接した左手第2
電極と、前記六つの電極のうち、同じ身体部位に対する
二つの電極を一組とした三組の電極のうち、任意の二組
の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極から生体抵
抗電位を検出して生体インピーダンスを測定し体脂肪率
を算出する本体と、この本体が算出した体脂肪率を報知
する報知手段を備えたものである。
【0017】この発明によれば、用便等の際に便座に腰
掛ければ、この動作の中で左右の第1および第2尻電極
は左右の尻部の2ヶ所に触れ、左右の各手が左の第1お
よび第2の手電極、右の第1および第2の手電極に触れ
る。そして、本体は電極を介して前記六つの電極のう
ち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組とした三組
の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号を印
加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生体インピ
ーダンスを測定し、身体の胴体部を含む体脂肪率を算出
し、報知手段は算出した体脂肪率を報知する。
【0018】また請求項6に記載の発明は、請求項2か
ら請求項5のいずれか1項の記載において、被測定者の
身長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入力手
段を備え、この入力手段と報知手段を一体に形成したも
のである。
【0019】この発明によれば、一体に形成したものに
設けた入力手段は報知手段を利用して入力デ−タを確認
して入力をしていくことも可能になるとともに、互いの
設置スペ−スも二つ分を必要としなくなる。
【0020】また請求項7に記載の発明は、請求項2か
ら請求項5のいずれか1項の記載において、被測定者の
身長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入力手
段を備え、この入力手段とインピーダンスを測定する電
極とを一体に形成したものである。
【0021】この発明によれば、前記一体に形成したも
のを手で持って、或は手を当てて指先等で入力手段を操
作して入力するとともに、その際に持っている手、或は
当てている手が電極に触れるものである。そして、入力
手段と電極とは、互いの設置スペ−スも二つ分を必要と
しなくなる。
【0022】また請求項8に記載の発明は、請求項2か
ら請求項5のいずれか1項の記載において、被測定者の
身長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入力手
段を備え、この入力手段と報知手段とインピーダンスを
測定する電極とを一体に形成したものである。
【0023】この発明によれば、入力手段と報知手段と
電極とを一体に形成したものを手で持って、或は手を当
てて指先等で入力手段を操作して入力するとともに、そ
の際に持っている手、或は当てている手が電極に触れて
いるものである。また、入力手段は報知手段を利用して
入力デ−タを確認して入力をしていくことも可能にな
る。そして、入力手段と報知手段と電極とは、互いの設
置スペ−スも三つ分を必要としなくなる。
【0024】また請求項9に記載の発明は、請求項2か
ら請求項8のいずれか1項の記載において、手と接触す
る電極を、便座の肘掛部に配設してなるものである。
【0025】この発明によれば、用便等の際に便座に腰
掛けて腕、手を肘掛部に載せれば、この動作の中で自然
に前記手が電極に接触するのである。そして、電極は特
別に設置スペ−スを必要としなくなる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0027】(実施例1)図1(a)は本発明の実施例
1の発明における体脂肪率計の測定状態を示した外観
図、図1(b)は同他の測定状態を示した外観図であ
る。図1(a)において、1は体脂肪率計の本体で、生
体インピーダンスを測定するための生体インピーダンス
測定手段2を一体に内臓している。そして、本体1は一
方の右手と左右の尻部の間の生体インピ−ダンスを測定
するための各電極を有する。
【0028】次に動作、作用について説明する。被測定
者は本体1の電極を一方の右手と左右の尻部の三ヶ所に
接触させ、図1(a)に点線で示す高周波電流経路の手
と左右の尻との間の生体インピーダンスを検出すること
により体脂肪率を測定する。また、図1(b)では本体
1の電極を左右の手と左右の尻部のいずれか一方(右
尻)に接触させて左右の手と右尻との間の生体インピー
ダンスを測定することにより体脂肪率を測定するもので
ある このように実施例1の発明は、腕だけでなく、胴
体部も含めた体脂肪率を測定することができ体脂肪が偏
在している場合でも正確に測定することができる。
【0029】なお、生体インピーダンスから体脂肪率を
算出する方法としては、身長および体重をパラメータと
して、生体インピーダンスと体密度との相関式を統計的
手法によって求め、Brozek(ブロゼク)の式、体脂肪率
=((4.570/体密度)−4.142)×100に
より計算する方法が一般的である。
【0030】(実施例2)図2は本発明の実施例2の発
明における体脂肪率計の斜視図である。図2において、
3は洋式の楕円形状の便座で、一般に温水洗浄便座と呼
ばれ、用便後の肛門等を温水で洗浄する機能を有する便
座本体3aに後部を回転自在に取り付けている。そし
て、前記便座本体3aは、実施例1で説明した生体イン
ピーダンスを測定するための生体インピーダンス測定手
段2を内蔵して体脂肪率計の本体1を兼ねている。3b
は便座本体3aに取り付けた便座3の開閉自在な蓋であ
る。4Rは便座の右側中間部の上面に設けた右尻電極
で、4Lは同じく左側中間部の上面に設けた左尻電極
で、被測定者が便座3に腰掛けた際に左右の尻部に接触
する。5は左右いずれか一方の手が触れる手電極で、左
右の尻電極4R、4Lとともに、実施例1で言う生体イ
ンピーダンス測定手段2へ電気的に接続してある。ま
た、6は前記便座本体3aが算出した体脂肪率測定の結
果を液晶画面に文字等で報知する報知手段で、実施例1
で言う生体インピーダンス測定手段2へ電気的に接続
し、温水洗浄便座を設置したトイレの壁面等に設けてあ
る。
【0031】次に動作、作用について説明する。被測定
者は尻部を露出させて便座3に腰掛けた場合、右尻は右
尻電極4Rに、左尻は左尻電極4Lに接触する。また、
手電極5には手が接触するようにする。これで、右尻−
手間、左尻−手間、右尻-左尻間の三ヶ所の生体インピ
ーダンスを便座本体3aが各電極を介して検出し、これ
に基づき体脂肪率を算出することができる。特に、尻と
手との間で測定した生体インピーダンスは、電流経路に
胴体部が含まれているため、従来の両手間もしくは両足
間の生体インピーダンスから体脂肪率を算出する方法よ
りも、より全身を反映した正確な体脂肪率を測定するこ
とができるとともに、便座3に腰掛けた楽な姿勢で測定
でき、体の不自由な人、老人にとって大変使い勝手の良
いものにできる。
【0032】ここで、生体インピーダンスから体脂肪率
を算出する方法としては、身長および体重をパラメータ
として、生体インピーダンスと体密度との相関式を統計
的手法によって求め、Brozek(ブロゼク)の式、体脂肪
率=((4.570/体密度)−4.142)×100
により計算する方法が一般的である。
【0033】また、生体インピーダンスと体密度との相
関を高めるために、年齢や体格、生活様式別に計算式を
使い分けても良い。
【0034】更に、右尻−手間、左尻−手間、右尻−左
尻間で測定した生体インピーダンスをそれぞれZabh
1、Zabh2、Zhとすると、手から胴体部の生体イ
ンピーダンスZabは次の(数1)で示す数式(1)
【0035】
【数1】
【0036】として算出することができる。これを図3
の説明図を用いて説明する。図3において、身体各部の
生体インピーダンスを次のように定義する。
【0037】 Za1:手−体幹の生体インピーダンス Zb:胴体の生体インピーダンス Zh1:右尻−体幹の生体インピーダンス Zh2:左尻−体幹の生体インピーダンス Zab:手−胴体の生体インピーダンス 一方、図2における体脂肪率計で測定が可能な、図3に
示す右尻−手間、左尻−手間、右尻−左尻間の生体イン
ピーダンスは次のように表される。
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】ここで、(数2)で示す数式(2)と(数
3)で示す数式(3)の両辺を加えると次の(数5)で
示す数式(5)
【0042】
【数5】
【0043】となり、一方図3より次の(数6)で示す
数式(6)を求める。
【0044】
【数6】
【0045】そして、(数5)で示す数式(5)に(数
4)で示す数式(4)と(数6)で示す数式(6)を代
入して(数1)で示す数式(1)が求まり、手と胴体部
の生体インピーダンスを算出することができる。
【0046】この数式(1)から明らかなように体脂肪
率は、尻から体幹の生体インピーダンスZh1、Zh2
を含まない式であり、便座に腰掛ける位置が大きく変わ
り、電極から体幹までの距離が変わることによってZh
1やZh2が変化しても測定値に影響が出ないようにで
きる。
【0047】更にまた、図2において手電極5は、便座
3と電気コードで接続して設けたが、便座3と一体にし
ても同様に実施できる。
【0048】なお、報知手段6への結果の転送は有線で
あっても無線であっても良い。また、実施例2では、実
施例1で言う本体1を便座本体3aで兼ねたが、報知手
段6、或は便座3と一体に形成しても良い。
【0049】(実施例3)図4は本発明の実施例3にお
ける発明の体脂肪率計を示す斜視図である。そして、こ
の発明は、尻電極を便座の後部中央に設け、かつ左右の
手電極を備えた点が前記した実施例2と異なるだけで、
それ以外の同じ構成および作用効果を奏する部分には同
じ符号を付して詳細な説明を省き、異なる部分を中心に
説明する。
【0050】図4において、3は便座で、4は便座の後
部中央の上面に設けた尻電極である。5Rは右手電極
で、5Lは左手電極で、それぞれ前記実施例1で言う便
座本体3a内にある生体インピ−ダンス測定手段2と電
気的に接続している。また、6は体脂肪率測定の結果を
報知する報知手段である。
【0051】次に動作、作用について説明する。被測定
者は尻部を露出させて便座3に腰掛けた場合、尻は尻電
極4に接触する。また、右手電極5Rには右手が、左手
電極5Lには左手が接触するようにする。これで、右手
−左手間、右手−尻間、左手-尻間の三ヶ所の生体イン
ピーダンスを測定することができる。特に、尻と手との
間で測定した生体インピーダンスは、電流経路に胴体部
が含まれているため、従来の両手間もしくは両足間の生
体インピーダンスから体脂肪率を算出する方法よりも、
より全身を反映した正確な体脂肪率を測定することがで
きる。
【0052】また、右手−左手間の生体インピーダンス
によって算出された体脂肪率は従来の両手式体脂肪率計
で測定した結果と同じで、この時、体幹部を含む手−尻
間の生体インピーダンスによって算出された体脂肪率と
の差より、体幹部に体脂肪が多いかどうかの比較も可能
になる。
【0053】なお、具体的な生体インピーダンスから体
脂肪率の算出は前記実施例2と同様にして実施できる。
また、実施例3の発明において尻電極4は便座3の後部
中央に配設しているが、左右のいずれか一方にあっても
良い。
【0054】(実施例4)図5は本発明の実施例4にお
ける発明の体脂肪率計を示す斜視図である。そして、こ
の発明は、尻電極を便座の左右中央に近接して2個設
け、かつ左右いずれか一方の手電極を第1および第2の
2個にした点が前記した実施例2と異なるだけで、それ
以外の同じ構成および作用効果を奏する部分には同じ符
号を付して詳細な説明を省き、異なる部分を中心に説明
する。
【0055】図5において、3は便座で、4Raは右尻
第1電極、4Rbは右尻第2電極、4Laは左尻第1電
極、4Lbは左尻第2電極で、それぞれ互いに近接して
便座3の左右中央に配設している。これら左右尻の第1
電極と第2電極の位置関係は第2電極の方がより体幹に
近い側に配設している。5aは手第1電極で、5bは手
第2電極で、互いに近接している。また、体脂肪率計の
本体1を兼ねている便座本体3aは、実施例1で説明し
た生体インピーダンス測定手段2を内蔵し、身体の同じ
部位に接触する第1電極と第2電極を1組として、任意
の2組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極から
生体抵抗電位を測定することにより、接触抵抗の影響の
無い生体インピーダンスを測定する構成にしてある。6
は体脂肪率測定の結果を報知する報知手段である。
【0056】次に動作、作用について説明する。被測定
者は尻部を露出させて便座3に腰掛けた場合、右尻は右
尻第1電極4Raと右尻第2電極4Rbに、左尻は左尻
第1電極4Laと左尻第2電極4Lbに接触する。ま
た、手第1電極5aと手第2電極5bには手が接触する
ようにする。ここで、身体の同じ部位に接触する第1電
極と第2電極を1組として、任意の2組の第1電極に高
周波信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を測定す
ることにより、接触抵抗の影響の無い生体インピーダン
スを測定することができる。そして、具体的な生体イン
ピーダンスから体脂肪率の算出は前記実施例2と同様に
して実施できる。
【0057】(実施例5)図6は本発明の実施例5にお
ける発明の体脂肪率計を示す斜視図である。そして、こ
の発明は、尻電極を便座の後部中央に互いに近接して2
個設け、かつ左右の手電極を第1および第2の2個づつ
備えた点が前記した実施例2と異なるだけで、それ以外
の同じ構成および作用効果を奏する部分には同じ符号を
付して詳細な説明を省き、異なる部分を中心に説明す
る。
【0058】図6において、3は便座で、4aは尻第1
電極で、4bは尻第2電極で、便座3の後部中央に互い
に近接して設けている。5Raは右手第1電極で、5R
b右手第2電極で、互いに近接して設けている。5La
は左手第1電極で、5Lbは左手第2電極で、互いに近
接して設けている。また、体脂肪率計の本体1を兼ねて
いる便座本体3aは、実施例1で説明した生体インピー
ダンス測定手段2を内蔵し、身体の同じ部位に接触する
第1電極と第2電極を1組として、任意の2組の第1電
極に高周波信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を
測定することにより、接触抵抗の影響の無い生体インピ
ーダンスを測定する構成にしてある。6は体脂肪率測定
の結果を報知する報知手段である。
【0059】次に動作、作用について説明する。被測定
者は尻部を露出させて便座3に腰掛けた場合、尻は尻第
1電極4aと尻第2電極4bに接触する。また、右手第
1電極5Raと右手第2電極5Rbには右手が、左手第
1電極5Laと左手第2電極5Lbには左手が接触する
ようにする。ここで、身体の同じ部位に接触する第1電
極と第2電極を1組として、任意の2組の第1電極に高
周波信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を測定す
ることにより、接触抵抗の影響の無い生体インピーダン
スを測定することができる。そして、具体的な生体イン
ピーダンスからの体脂肪率の算出は前記実施例2と同様
にして実施できる。
【0060】なお、図4において尻第1電極4aと尻第
2電極4bは便座3の後部中央に配設しているが、尻第
1電極4aと尻第2電極4bとが近接していれば、便座
3の左右のいずれか一方にあっても良い。
【0061】(実施例6)図7は本発明の実施例6の発
明における体脂肪率計の一体化した入力手段と報知手段
の報知兼入力体を示す正面図である。そして、この発明
は、入力手段と報知手段を一体に形成した点以外は、前
記実施例2から実施例5の便座3に設けた尻電極および
手電極、入力手段、報知手段の構成と作用効果は同じな
ので、その図および詳細な説明を省き、異なる部分を中
心に説明する。
【0062】図7において、6は体脂肪率測定の結果を
報知する報知手段で、7は体脂肪率算出に利用する身体
パラメータを入力するためボタンを指先で押すようにし
た入力手段で、これらは一体に横へ細長い報知兼入力体
67に形成され、中央に位置する液晶画面に文字等で報
知する報知手段6の真下に入力手段7を配置している。
そして、報知兼入力体67の報知手段6、入力手段7
は、実施例2で言う便座本体3aが成す体脂肪率計の本
体内のインピ−ダンス測定手段2と無線または有線で信
号を送受信できるようにしてある。
【0063】次に動作、作用について説明する。報知手
段6と入力手段7とは一体となっているため、2つ分の
スペースを必要としない小型にできる。また、入力手段
7は、報知手段6を数値や文字、絵等を表示できる手段
で構成すれば、これを利用しかつ、一ヶ所に集中してい
るので、入力手段7による入力がしやすく、かつ入力さ
れた項目を順次表示すると入力の確認を簡便に行なうこ
とができる。 なお、一体となった報知手段と入力手段
の報知兼入力体67は、温水洗浄便座を遠隔操作するト
イレのリモコンに一体に組み込んでも良いし、前記実施
例2〜実施例6の温水洗浄便座を成す便座本体3aの一
部に組み込んでも良い。
【0064】(実施例7)図8は本発明の実施例7の発
明における体脂肪率計の入力手段と電極を一体に形成し
た電極兼入力体を示す斜視図である。そして、この発明
は、入力手段と電極を一体に形成した点以外は、前記実
施例2から実施例5の便座3に設けた尻電極および手電
極、入力手段、報知手段の構成と作用効果は同じなの
で、その図および詳細な説明を省き、異なる部分を中心
に説明する。
【0065】図8において、7は体脂肪率の算出に利用
する身体パラメータを入力するためボタンを指先で押す
ようにした入力手段で、8はインピーダンス測定のため
の電極で、これらは一体に縦へ細長いT字状をした電極
兼入力体78に形成され、上部に入力手段7が、そして
手で握り易い位置である中央部に電極8をそれぞれ配置
している。そして、電極兼入力体78の入力手段7、電
極8は、実施例2で言う便座本体3aが成す体脂肪率計
の本体内のインピ−ダンス測定手段2と無線または有線
で信号を送受信できるようにしてある。
【0066】次に動作、作用について説明する。入力手
段7と電極8とは一体となっているため、電極8を手電
極として利用する場合は全体を握り易いT字状の形状に
すると、握って入力操作をすると同時に電極8と手が接
触するようになり、使い勝手を向上できる。
【0067】なお、電極8は前記実施例3〜実施例4の
ように電流を印加するための第1電極と生体抵抗電位を
測定するための第2電極との組み合わせに構成しても良
い。また、一体となった電極8と入力手段7の電極兼入
力体78は、温水洗浄便座を遠隔操作するトイレのリモ
コンに一体に組み込んでも良いし、前記実施例2〜6の
温水洗浄便座を成す便座本体3aの一部に組み込んでも
良い。
【0068】(実施例8)図9は本発明の実施例8の発
明における体脂肪率計の入力手段と報知手段と電極を一
体に形成した報知・電極兼入力体を示す斜視図である。
そして、この発明は、報知手段と入力手段と電極を一体
に形成した点以外は、前記実施例2から実施例5の便座
3に設けた尻電極および手電極、入力手段、報知手段の
構成と作用効果は同じなので、その図および詳細な説明
を省き、異なる部分を中心に説明する。
【0069】図9において、6は体脂肪率測定の結果を
報知する報知手段で、7は体脂肪率の算出に利用する身
体パラメータを入力するためボタンを指先で押すように
した入力手段で、8はインピーダンス測定のための電極
で、これらは一体に報知・電極兼入力体87に形成さ
れ、中央上部に位置する液晶画面に文字等で報知する報
知手段6の真下に入力手段7を、その両側に電極8をそ
れぞれ配置している。そして、報知・電極兼入力体87
の報知手段6、入力手段7、電極8は、実施例2で言う
便座本体3aが成す体脂肪率計の本体内のインピ−ダン
ス測定手段2と無線または有線で信号を送受信できるよ
うにしてある。
【0070】次に動作、作用について説明する。報知手
段6と入力手段7と電極8とは一体となっているため、
設置場所が小さくて済むとともに一ヶ所に集中して使い
勝手を良くできる。また、報知・電極兼入力体87を片
手で握って、もう一方の手で入力手段7を入力操作する
と同時に電極8が手に接触するようになり、使い勝手を
向上できる。更に、入力手段7は、報知手段6を数値や
文字、絵等を表示できる手段で構成すれば、これを利用
して入力手段7による入力がしやすく、かつ入力された
項目を順次表示すると入力の確認を簡便に行なうことが
できる。
【0071】なお、一体となった入力手段7と報知手段
6と電極8の報知・電極兼入力体87を、温水洗浄便座
を遠隔操作するトイレのリモコンに一体に組み込んでも
良いし、前記実施例2〜実施例6の温水洗浄便座を成す
便座本体3aの一部に組み込んでも良い。また、電極8
は電流を印加するための第1電極と生体抵抗電位を測定
するための第2電極との組み合わせで構成しても良い。
更に、電極8を左右の手の両方分設けることにより、単
体で従来の両手式体脂肪率計と同様の機能を内蔵するこ
ともできる。
【0072】(実施例9)図10は本発明の実施例9の
発明における体脂肪率計を示す斜視図である。そして、
この発明は、手等の電極を便座の左右の肘掛部に設けた
点が前記実施例2と異なるだけで、それ以外の同じ構成
および作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細
な説明を省き、異なる部分を中心に説明する。
【0073】図10において、3は便座で、9は便座3
からの立上がり、便座3への腰掛けをサポートするため
便座本体3aに後部を取り付け、上方へ回転可能な左右
の肘掛部である。そして、この肘掛部9には手で握り易
い先端部の位置に電極8を設けている。
【0074】次に動作、作用について説明する。電極8
は肘掛部9に設けているため、手の電極として利用する
と、便座3からの立上がり、便座3へ腰掛けた時に電極
8との接触を意識しなくても、自然な姿勢で電極と手が
接触することができる。また、電極8は電流を印加する
ための第1電極と生体抵抗電位を測定するための第2電
極との組み合わせに構成しても良い。
【0075】なお、電極8は左右の手用に左右の肘掛部
にそれぞれ設けてもよい。また、電極8を設けた肘掛部
9に、前記実施例8等で説明した体脂肪率の算出に利用
する身体パラメータを入力するための入力手段7や、体
脂肪率測定の結果を報知する報知手段6、その他の操作
部を設けても良い。更に、具体的な生体インピーダンス
から体脂肪率の算出は前記実施例2と同様にして実施で
きる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の体脂肪率計における請求項1から請求項9の発明によ
ると次の効果が得られる。
【0077】(1)手と尻との間の生体インピーダンス
から体脂肪率を算出して従来より胴体部も含めた正確な
体脂肪率を測定することができる。
【0078】(2)便座に設けた尻電極と手電極により
生体インピーダンスを測定するため、測定前後の準備お
よび手間のかからないものにできる。
【0079】(3)便座に腰掛けた状態の楽な姿勢で体
脂肪率を測定することができる。
【0080】(4)便座に腰掛けた尻位置のバラツキに
影響されない胴体部も含めた体脂肪率を測定できる。
【0081】(5)生体インピーダンスの測定は、電極
の接触抵抗のバラツキに影響されないで測定できる。
【0082】(6)報知手段と入力手段、または報知手
段と入力手段と電極を一体に形成して、省スペースを図
るとともに、使い勝手を良くできる。
【0083】(7)あまり意識せずに自然な姿勢で胴体
部も含めた体脂肪率を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1における発明の体脂肪
率計の測定状態を示した外観図 (b)同実施例1における体脂肪率計の他の測定状態を
示した外観図
【図2】同実施例2における体脂肪率計を示す斜視図
【図3】同実施例2の発明における体脂肪率計の説明図
【図4】同実施例3の発明における体脂肪率計を示す斜
視図
【図5】同実施例4の発明における体脂肪率計を示す斜
視図
【図6】同実施例5の発明における体脂肪率計を示す斜
視図
【図7】同実施例6の発明における体脂肪率計の報知手
段を備えた入力手段を示す正面図
【図8】同実施例7の発明における体脂肪率計の電極を
備えた入力手段を示す正面図
【図9】同実施例8の発明における体脂肪率計の電極お
よび報知手段を備えた入力手段を示す正面図
【図10】同実施例9の発明における体脂肪率計を示す
斜視図
【図11】従来例の体脂肪率計を示す斜視図
【図12】同従来例の体脂肪率計における使用状態を示
す外観図
【符号の説明】
1 本体 2 生体インピーダンス測定手段 3 便座 3a 便座本体(本体) 4 尻電極 4R 右尻電極 4L 左尻電極 4Ra 右尻第1電極 4Rb 右尻第2電極 4La 左尻第1電極 4Lb 左尻第2電極 5 手電極 5a 手第1電極 5b 手第2電極 5R 右手電極 5L 左手電極 5Ra 右手第1電極 5Rb 右手第2電極 5La 左手第1電極 5Lb 左手第2電極 6 報知手段 7 入力手段 8 電極 9 肘掛部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 粟屋 加寿子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD00 4C027 AA06 CC00 DD05 EE01 JJ03 KK01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の身体において、手および尻部に電極を
    接触させ、前記電極間の生体インピーダンスを検出して
    身体の胴体部を含む体脂肪率を算出する本体を備えた体
    脂肪率計。
  2. 【請求項2】洋式の便座と、この便座にそれぞれ配設し
    て右尻部が接触する右尻電極および左尻部が接触する左
    尻電極と、左右のいずれか一方の手が接触する手電極
    と、前記三つの電極のうち、任意の二つの電極間の生体
    インピーダンスを測定し体脂肪率を算出する本体と、こ
    の本体の算出した体脂肪率を報知する報知手段を備えた
    体脂肪率計。
  3. 【請求項3】洋式の便座と、この便座に配設して尻部が
    接触する尻電極と、左右の手が接触する右手電極および
    左手電極と、前記3つの電極のうち、任意の二つの電極
    間の生体インピーダンスを測定して体脂肪率を算出する
    本体と、この本体の算出した体脂肪率を報知する報知手
    段を備えた体脂肪率計。
  4. 【請求項4】洋式の便座と、この便座にそれぞれ配設し
    て右尻部が接触する右尻第1電極およびこの右尻第1電
    極よりも体幹部に近接した右尻第2電極と、前記便座に
    それぞれ配設して左尻部が接触する左尻第1電極および
    この左尻第1電極よりも体幹部に近接した左尻第2電極
    と、左右のいずれか一方の手が接触する手第1電極およ
    びこの手第1電極に近接した手第2電極と、前記六つの
    電極のうち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組と
    した三組の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波
    信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生
    体インピーダンスを測定し、体脂肪率を算出する本体
    と、この本体の算出した体脂肪率を報知する報知手段を
    備えた体脂肪率計。
  5. 【請求項5】洋式の便座と、この便座にそれぞれ配接し
    て尻部が接触する尻第1電極およびこの尻第1電極より
    も体幹部に近接した尻第2電極と、右手が接触する右手
    第1電極およびこの右手第1電極に近接した右手第2電
    極と、左手が接触する左手第1電極およびこの左手第1
    電極に近接した左手第2電極と、前記六つの電極のう
    ち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組とした三組
    の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号を印
    加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生体インピ
    ーダンスを測定し体脂肪率を算出する本体と、この本体
    の算出した体脂肪率を報知する報知手段を備えた体脂肪
    率計。
  6. 【請求項6】被測定者の身長、体重、性別等の身体パラ
    メータを入力する入力手段を備え、この入力手段と本体
    とを一体に形成した請求項2から請求項5のいずれか1
    項に記載の体脂肪率計。
  7. 【請求項7】被測定者の身長、体重、性別等の身体パラ
    メータを入力する入力手段を備え、この入力手段とイン
    ピーダンスを測定する電極とを一体に形成した請求項2
    から請求項5のいずれか1項に記載の体脂肪率計。
  8. 【請求項8】体脂肪率測定時の被測定者の身長、体重、
    性別等の身体パラメータを入力する入力手段を備え、こ
    の入力手段と本体とインピーダンスを検出する電極とを
    一体に形成した請求項2から請求項5のいずれか1項に
    記載の体脂肪率計。
  9. 【請求項9】手と接触する電極を、便座の肘掛部に配設
    してなる請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の
    体脂肪率計。
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