JP2002233511A - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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JP2002233511A
JP2002233511A JP2001034925A JP2001034925A JP2002233511A JP 2002233511 A JP2002233511 A JP 2002233511A JP 2001034925 A JP2001034925 A JP 2001034925A JP 2001034925 A JP2001034925 A JP 2001034925A JP 2002233511 A JP2002233511 A JP 2002233511A
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JP
Japan
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electrode
blood pressure
body fat
fat percentage
impedance
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Application number
JP2001034925A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tanaka
稔之 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体脂肪率と血圧を1台で測定する体脂肪率計
付き血圧計に関し、測定のしやすい体脂肪率計付き血圧
計を提供する。 【解決手段】 圧迫帯1に配置した第一の電極とケース
26に設置した把持部99に備えた第二の電極との間の
インピーダンスを用いて被験者のインピーダンスを測定
するので、把持部を握るだけという簡単な動作で圧迫帯
の装着されてない側の腕を簡単にしかも確実に第二の電
極に接触させる事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の血圧と体脂
肪率とを1台で測定できる体脂肪率計付きの電子血圧計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子血圧計は、腕や手首に圧迫帯
を巻き付け圧迫帯に最高血圧以上の圧力を加えて血流を
一時的に阻止した後に、徐々に圧迫帯の圧力を下げ、そ
の過程で脈音が発生する時点と消失する時点の圧力から
最高血圧値と最低血圧値を決定するコロトコフ音法や、
同じく圧迫帯圧の減圧過程において心拍に同期して発生
する圧迫帯の微小な圧力変動の振幅変化を用いて血圧値
を決定するオシロメトリック法を用いて人体の血圧を決
定するものが家庭用として広く使用されている。
【0003】また、従来の体脂肪率計には、人体の密度
を測定し脂肪分とそれ以外の組織との比重の違いから体
脂肪率を算出する密度法が標準的な計測法として医師や
研究者に用いられているが、この方法では人体の容積や
比重を求めるために全身を水中に潜らせる必要があり、
被測定者への肉体的な負荷が大きく家庭用としては用い
られてはいない。そこで家庭用としては体脂肪率と相関
があると言われている生体のインピーダンスや光の透過
率、超音波の反射率や透過率を測定し、測定値を上記で
述べた密度法で計測された体脂肪率と対応づけることに
よって間接的に体脂肪率を求める間接法が多く用いられ
ている。
【0004】また、これら従来の電子血圧計と体脂肪率
計を組み合わせて同一の機器でその両方を測定できる体
脂肪率計付きの電子血圧計も提案されている。この機器
を用いれば、日常の健康管理に役立つ血圧と体脂肪を1
つの機器で行えるため、非常に有用である。その一つの
例として、例えば特許第2534019号公報に血圧測
定時に加圧するための圧迫帯を2つ持っており、これら
を両手首に装着して2つの圧迫帯に配置された電極間の
インピーダンスを計測する事により、被検者の体脂肪率
を測定している。
【0005】図5に従来の体脂肪率計付きの電子血圧計
の説明図を示す。図中31は左腕用圧迫帯、32は右腕
用圧迫帯、33は本体、34、35はそれぞれ本体33
と左右の圧迫帯31、32とを結び本体33で発生させ
た圧力を左右の圧迫帯31、32に伝達するエアパイ
プ、36、37はそれぞれ本体33と左右の圧迫帯3
1、32の手首の甲側に接触する部分に設けられた電極
(図示せず)とを結び両手首間のインピーダンスを測定
するための導線、41は体脂肪率算出のために被験者の
身長・体重などのデータを入力するために入力手段、3
8は入力されたデータの確認のため及び測定結果を表示
するための表示手段である。
【0006】なお、本体33には図示はしていないが、
血圧測定時に圧迫帯に加える圧力を発生させる圧力発生
手段と、圧力発生手段が発生した圧力を測定する圧力検
出手段と、圧迫帯の圧力を徐々に減圧する微速減圧弁
と、体脂肪率を測定する際に両腕間のインピーダンスを
測定するインピーダンス測定手段と、これにより測定さ
れたインピーダンスと入力手段41により入力された身
長・体重データから体脂肪率を算出する体脂肪率算出手
段と、全体の制御をおこなう制御手段が収納されてい
る。
【0007】次に上記構成の体脂肪率計付きの電子血圧
計の動作を使用時の順序に従って説明する。まず、被験
者は入力手段41により身長・体重をあらかじめ設定し
ておく。図5においては、入力手段41は図示されてい
ないが、通常は押しボタンによるスイッチやキーボード
などを用いて入力するのが一般的である。次に左右の手
首に圧迫帯31及び32を装着し測定を開始する。左右
の圧迫帯31、32には上記のとおり、それぞれ手首の
甲側の皮膚が接触する部分に電極が備えられている。測
定が開始されると、左右の手首に装着した圧迫帯31、
32は、本体33内に備えられた圧力発生手段としての
加圧ポンプにより手首部分の動脈を圧迫阻血して、片
側、もしくは両手首の圧迫帯を用いて血圧を測定する。
【0008】このとき、左右の圧迫帯31、32に備え
られた電極が加圧によって手首の甲側の皮膚に密着して
接触することによりインピーダンスを測定する。このイ
ンピーダンスと入力手段41から入力された身長・体重
データとから、本体33内の体脂肪率算出手段により体
脂肪率を算出し表示装置41に表示している。この構成
により、血圧と体脂肪率が同一の機器で測定でき、血圧
測定にも使用する圧迫帯の加圧を利用して電極が人体の
皮膚に十分に接触されるので、体脂肪率の測定を正確に
行うことが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
体脂肪率計付きの電子血圧計では、両手首に圧迫帯を装
着するので、装着後は両手が自由にならないために、デ
ータ入力や測定開始などの操作が困難になる。また、両
手に圧迫帯を巻く必要があるので拘束感があり、両手首
へのリード線やエアパイプの引き回しが必要となるた
め、取り扱いがわずらわしくなるという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、血圧計の本体と、血圧測定のために被測定者
の体の一部を圧迫するための圧迫帯と、前記圧迫帯の圧
力を検出して血圧を測定する血圧測定手段と、前記圧迫
帯に備えられた第一の電極と、前記本体に備えられた把
持部と、前記把持部に設けられた第二の電極と、前記第
一の電極と前記第二の電極との間のインピーダンスを測
定するインピーダンス測定手段と、前記インピーダンス
から体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段を備えた構成
としたものである。
【0011】上記発明によれば、血圧計本体に設けた把
持部に第二の電極を設置しているので、体脂肪率を測定
する時にだけ把持部を握ればよいので、それ以外のとき
には圧迫帯を装着していない方の手が自由になる。その
ため、測定の前後で必要となる圧迫帯の脱着やデータ入
力が簡単に行える。また、両腕ではなく一方の腕にのみ
圧迫帯を装着すればよいので拘束感もなく、導線やエア
パイプの引き回しの煩わしさも軽減される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる体脂肪
率計付き血圧計は、血圧計の本体と、血圧測定のために
被測定者の体の一部を圧迫するための圧迫帯と、前記圧
迫帯の圧力を検出して血圧を測定する血圧測定手段と、
前記圧迫帯に備えられた第一の電極と、前記本体に備え
られた把持部と、前記把持部に設けられた第二の電極
と、前記第一の電極と前記第二の電極との間のインピー
ダンスを測定するインピーダンス測定手段と、前記イン
ピーダンスから体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段を
備えたものである。
【0013】そして、血圧計本体に設けた把持部に第二
の電極を備えているので、体脂肪率の測定時にのみ圧迫
帯を装着していない側の手で把持部を握ることにより第
二の電極に体表面を接触させて体脂肪率測定を行う事が
可能で、それ以外の時は圧迫帯を装着していない側の手
が自由になり、測定の前後で必要となる圧迫帯の脱着や
データ入力が簡単に行える。また、把持部を握ることに
より第二の電極が確実に体表面に接触するため、正確な
測定に寄与できる。また、片方の腕にのみ圧迫帯を装着
すればよいので拘束感も少なく、導線やエアパイプの引
き回しも煩わしさが軽減される。
【0014】また、本発明の請求項2にかかる電子血圧
計は前記把持部が前記本体に可動的に備えられている。
そして、体脂肪率を測定しない時には前記把持部を邪魔
にならない状態に収納できるばかりか、把持する手をあ
る程度自由に動かせるので、被験者の姿勢の自由度が確
保され自然な姿勢で無理なく第二の電極との接触を図る
事ができる。さらに自然な姿勢で把持することができる
ため、手の皮膚と電極との接触がより確実に得られる。
【0015】また、本発明の請求項3にかかる電子血圧
計は前記把持部を前記本体から脱着可能とし、導線を介
して接続されている。そして、血圧計本体から把持部を
分離することができるので、被験者の姿勢の自由度が確
保され、自然な姿勢で無理なく第二の電極との接触を図
ることができる。
【0016】また、本発明の請求項4にかかる電子血圧
計は前記導線を巻き取り手段により前記本体または前記
把持部に巻き取り可能とした構成としている。そして、
前記把持部を本体から分離させることにより被験者の姿
勢の自由度を上げることができると同時に、前記把持部
を使用しないときには、前記把持部と本体とを接続する
導線を巻き取り可能としたので、体脂肪率を測定すると
き以外にも導線がじゃまにならない。また、収納時に
も、長い導線がからまって取り扱いが煩雑になったり、
導線自体を痛めたりすることもない。
【0017】また、本発明の請求項5にかかる電子血圧
計は血圧計の本体と、血圧測定のために被測定者の体の
一部を圧迫するための圧迫帯と、前記圧迫帯の圧力を検
出して血圧を測定する血圧測定手段と、前記圧迫帯に備
えられた第一の電極と、前記本体外に設けられ導線を介
して本体と接続される第二の電極と、前記第一の電極と
前記第二の電極との間のインピーダンスを測定するイン
ピーダンス測定手段と、前記インピーダンスから体脂肪
率を算出する体脂肪算出手段を備えている。そして、第
二の電極を血圧計の外部に導線を介して接続しているの
で、圧迫帯を装着した近傍以外の部分とのインピーダン
スを測定することができ、体脂肪率を体の各部について
調べるなど多角的な使い方が考えられ、体脂肪測定の自
由度が増す。
【0018】また、本発明の請求項6にかかる電子血圧
計は前記第二の電極は前記本体との接続部分に接続端子
を設けて着脱可能としている。そして、体脂肪を測定す
るとき以外は接続端子により第二の電極をはずしておけ
るようにしたので、収納時邪魔にならず、血圧測定のみ
を行いたいときにはとりはずしておけるので、携帯時や
移動時などに便利である。さらに、第二の電極を交換す
ることにより、体の異なる部分間のインピーダンスを測
定することができ、それらから、体脂肪率を算出すれば
体脂肪率の分布を把握するなどの多角的な測定も可能
で、測定用途が大きくひろがってくる。
【0019】また、本発明の請求項7にかかる電子血圧
計は前記第二の電極は足と接触する足部電極としてい
る。そして、被測定者は圧迫帯を装着した上で、足部を
第二の電極に接触させるたけでよく、装着する部位は片
腕のみでよいため拘束感がない。また、簡単な構成で足
と手の間のインピーダンスが測定できるため、略全身の
体脂肪率を推定することができる。
【0020】また、本発明の請求項8にかかる電子血圧
計は前記第二の電極は尻と接触する尻部電極とした。そ
して、被測定者は圧迫帯を装着した上で、尻部を第二の
電極に接触させるたけでよく、装着する部位は腕のみで
よいため拘束感がない。また、座った状態で体重が主に
集中する尻部に電極を設置したことで、第二の電極と人
体の密着度が増し、体脂肪率の精度も確保できる。さら
に、姿勢が安定し、血圧測定も正確に行うことができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける体脂肪率計付きの電子血圧計の外観図、図2は同装
置のブロック図である。なお、本実施例の電子血圧計
は、圧迫帯に人体の左腕手首部に装着して加圧するもの
を用い、圧迫帯で加圧する圧力と血圧との関係により変
化する血管の振動を検出して手首の血圧を測定するオシ
ロメトリック法を用いた例を示す。
【0023】図1において、1は左腕の手首に巻く圧迫
帯、26は血圧計本体を構成するケースである。圧迫帯
1には体脂肪測定のために第一の電極11が備えられて
おり、圧迫帯1とケース26は接続ケーブル8で接続さ
れている。この接続ケーブル8には圧迫帯1を加圧する
ための空気を送る機能と、圧迫帯1に備えられた第一の
電極11とケース26を電気的に接続するための導線の
機能ももっている。21aは電源ボタン、21bは血圧
測定を開始するボタンである。24は測定結果を表示す
るための表示部、14a、b、cはそれぞれ体脂肪率を
算出するための体重、身長データを入力するためのボタ
ンである。ケース26の右側には把持部99が備えられ
ており、把持部99には第二の電極12が備えられてい
る。
【0024】次に、図2のブロック図について説明す
る。図2において、Aは血圧測定部、Bは体脂肪率測定
部、Cは制御部である。まず、血圧測定部Aでは、1は
人体の手首を加圧して血液の脈動による血管の振動を検
出する圧迫帯、2は圧迫帯1に圧力を供給する加圧ポン
プ、3は圧迫帯2の圧力を徐々に減圧する微速減圧弁、
4は測定終了時や異常時に急速に開放し圧迫帯の圧力を
大気圧に戻す急速排気弁、5は圧迫帯1内の圧力を検出
する圧力センサ、6は圧力センサ5の出力信号からDC
成分をカットし心臓の活動に同期した微小な圧力変化を
示す脈波を抽出して出力する脈波検出手段、7は圧力セ
ンサ5の出力と脈波検出手段6の出力とから人体の血圧
値を決定する血圧値決定手段である。また、体脂肪率測
定部Bでは、11は圧迫帯1の被験者の皮膚に接触する
一部分に設置された第一の電極、99は把持部、12は
圧迫帯1が装着されない側の上肢の一部を接触させる第
二の電極、13は第一の電極11と第二の電極12との
間のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手
段、14は測定されたインピーダンスから体脂肪率を算
出するために必要な被験者の身体情報を入力するための
入力手段、15はインピーダンス測定手段13の出力と
入力手段14により入力された被験者の身体情報とから
被験者の体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段である。
さらに、制御部Cでは、21は被験者などが電源をオン
・オフしたり測定項目を選択し測定を開始させるために
操作する制御スイッチ、22は血圧測定を制御する血圧
測定制御手段、23は体脂肪率測定を制御する体脂肪率
測定制御手段、24は測定結果を表示する表示手段、2
5はこれらの制御を統括する全体制御手段である。
【0025】なお、制御スイッチ21は電源ボタン21
a、血圧測定スタートボタン21bとからなっており、
各ボタンを被験者が指などで押すことにより電源のオン
・オフや測定項目の選択できるようにしている。また、
入力スイッチ14は選択・決定ボタン14aと増加ボタ
ン14bと減少ボタン14cとからなっており、身長や
体重の項目を選択・決定ボタン14aで選択した上で増
加ボタン14bと減少ボタン14cで数字を増減させて
被験者の数字に合わせ、もう一度選択・決定ボタン14
aを押す事により身体情報の入力を行っている。また、
インピーダンス測定手段13は電流印加手段16と電圧
検出手段17とインピーダンス算出手段18からなって
おり、本実施例では第一の電極11と第二の電極12は
それぞれが電流印加手段16と電圧検出手段17とに接
続された1枚の電極を用いてインピーダンスを測定する
2端子法を用いている。
【0026】さらに、本実施例では、圧迫帯1と圧迫帯
1の人体との接触面に配置された第一の電極11を除く
すべての構成は収納容器であるケース26に収納され、
圧迫帯1はケース26の外側に圧迫帯1へ加圧空気を伝
送するためのエアパイプとインピーダンス測定のための
リード線からなる接続ケーブル8を介してケース26の
左腕側の側面に接続されており、第二の電極12はケー
スの右腕側に備えられた把持部99に配置されている。
【0027】次に動作、作用について説明する。まず、
血圧測定時に付いて述べる。血圧を測定する被験者が圧
迫帯1を左腕手首部に装着して、ケース26上に配置さ
れた電源ボタン21aを押して電源をオンの状態とした
後に血圧測定スタートボタン21bを押すと、全体制御
手段25が血圧測定を許可し、血圧測定制御手段22に
よる制御を受けて血圧測定が開始される。血圧測定制御
手段22は、まず、加圧ポンプ2を動作させ、発生した
圧力が接続ケーブル8のエアパイプを通じて圧迫帯1に
供給されて圧迫帯1が装着された被験者の左腕手首部を
加圧する。
【0028】この時、血圧測定制御手段22は圧力セン
サ5の出力をモニターし、圧迫帯1の圧力が人体の最高
血圧値より高くなるようにあらかじめ決められた加圧目
標値を越えた場合に加圧ポンプ2の動作を停止して加圧
を止め、微速減圧弁3により圧迫帯1の圧力を徐々に減
圧していく減圧動作に移行する。
【0029】この時、圧力センサ5の出力には心臓の活
動による血管の振動が圧迫帯1に伝達されるため微小な
圧力変化が現れ、脈波検出手段6が圧力センサ5の信号
からDC成分を除去し脈動成分のみを取り出して脈波を
抽出し、血圧値決定手段7では脈波検出手段6の出力か
ら心臓の1拍毎の脈波波形振幅を求め、この振り幅とそ
の時の圧力センサ5の出力値とを用い、振り幅の圧迫帯
圧に伴なう変化が被験者の血圧と相関がある事を用いて
人体の血圧値を決定するオシロメトリック法により被験
者の血圧値を算出し決定している。血圧値が決定される
と急速排気弁4を開き圧迫帯の圧力を急速に大気圧に戻
すと同時に、表示手段24に血圧を表示している。
【0030】次に、体脂肪率測定時について述べる。体
脂肪率測定を行う被験者が圧迫帯1を左腕手首部に装着
して制御スイッチ21にある体脂肪率測定スタートボタ
ン21cを押すと、全体制御手段25が体脂肪率測定を
許可し、体脂肪率測定制御手段23による制御を受けて
体脂肪率測定が開始される。体脂肪率測定制御手段23
は、まず、被験者の自身の身長や体重、年齢、性別とい
った身体情報を入力してもらうため入力手段14からの
データ入力を受け付け、被験者は身長や体重の項目を選
択・決定ボタン14aで選択した上で増加ボタン14b
と減少ボタン14cで数字を増減させて被験者の数字に
合わせ、もう一度選択・決定ボタン14aを押す事によ
り自身の身体情報の入力を行なう。
【0031】この時、表示手段24に入力情報を表示さ
せ被験者はその数値を確認しながら入力を行なってい
る。被験者の身体情報が入力されると、次はインピーダ
ンス測定手段13により被験者の上肢間のインピーダン
ス測定が行われる。測定を開始すると電流印加手段16
は第一の電極11と第二の電極12の間に電流を流そう
とするが、被験者が把持部99を把持しすることによっ
て第二の電極12に右腕を接触させる前は第一の電極1
1と第二の電極12の間は導体がないために電流印加手
段16の印加する電流が流れる事がないが、被験者が右
手で把持部99を把持し第二の電極12に接触させる
と、被験者の左右の上肢間に電流が流れ、第一の電極1
1と第二の電極12間には被験者の左右腕間のインピー
ダンスに応じた電圧が発生する。
【0032】このように発生する電圧を電圧検出手段1
7によって検出し、この電圧値を電流印加手段16が印
加した電流で除算して被験者の両上肢間のインピーダン
スを測定している。なお、本実施例では電流印加手段1
6が第一の電極11と第二の電極12の間に流す電流は
インピーダンスが変化しても一定電流となるように調整
されており、インピーダンス算出手段18ではあらかじ
めこの値を記憶してインピーダンスの算出を行ってい
る。インピーダンス測定手段13により被験者の左右腕
間のインピーダンスが測定されると、体脂肪率算出手段
15により、このインピーダンスの値と、入力手段14
により入力された被験者の身体情報とを用いて、あらか
じめ決定された換算式により被験者の体脂肪率を決定し
ている。
【0033】ここで用いる換算式は、多数の人体の体脂
肪率を密度法などの直接法で測定し、これと両上肢間で
測定したインピーダンス、身長、体重、年齢、性別など
の身体情報で回帰式を求めておいたものである。体脂肪
率が大きくなると当然組織中の脂肪分も多くなるが、脂
肪分の抵抗率は脂肪分以外の組織や体液などよりかなり
大きいために、組織内に脂肪分が増えると生体の2点間
のインピーダンスも大きくなる。この関係は身長や体
重、性別や年齢が一定の条件下では安定しているので、
様々な身長や体重、性別、年齢の人を用いて体脂肪率と
インピーダンスとの関係を調べる事によりあらゆる被験
者に対して有効な回帰式を求める事ができる。このよう
な回帰式に基づいて算出された被験者の体脂肪率は表示
手段24に表示され、被験者に報知される。
【0034】本実施例の体脂肪率計付き血圧計では、上
記に述べたような血圧測定と体脂肪率測定に必要な様々
な手段のうち圧迫帯1と第一の電極を除いてケース26
に設置する構成で、圧迫帯1を片腕にのみ装着するの
で、体脂肪率の測定時に両腕に圧迫帯を装着した場合の
ような拘束感がなく、測定準備の際にもエアパイプやリ
ード線の引きまわしによる煩わしさが軽減される。ま
た、第二の電極12はケース26の右腕側の側面に配置
された把持部99に配置されているので、被験者が無理
な姿勢を取らずに自然な形で右掌と第二の電極12との
接触を図る事ができるため、確実に接触させることがで
きる。また、しっかりと把持することで、電気的接触も
良好に得ることができる。
【0035】また、本実施例の体脂肪率計付き血圧計で
は、第二の電極12は体脂肪率測定を行うことを全体制
御手段25に知らせる体脂肪率測定スイッチも兼ねてい
る。この体脂肪率測定スイッチは、第一の電極11と第
二の電極12との間のインピーダンスの変化を利用して
動作させている。左腕に圧迫帯1を装着した状態で右腕
が第二の電極12に触ると、電極間のインピーダンスが
空気中インピーダンスの数メガオームという非常に大き
な値から上肢間のインピーダンスの大きくても数キロオ
ームの小さな値に変化し、この時第一の電極11と第二
の電極12の間の電圧は、電流印加手段16が一定電流
を流そうとするために、回路の電源電圧とほとんど同様
な大きな値から、上肢間のインピーダンスと電流印加手
段16が電極間に流す電流によって発生する電圧に変化
する。この電圧の変化は被験者が圧迫帯1を左腕に装着
しているために第二の電極12を触る度に発生し、これ
を検出する事によって第二の電極12をスイッチとして
用いる事が可能となる。
【0036】なお、上記実施例では体脂肪率の測定にお
いては左右の上肢間のインピーダンスを測定して被験者
の体脂肪率を算出しているが、四肢の内2つの間のイン
ピーダンスであればよく、例えば、左腕と右脚といった
組み合わせでインピーダンスを測定して体脂肪率を算出
する構成としてもよく、複数の組み合わせを選択できる
ようにしてもよい。ただし、最も簡単に測定できるのは
両上肢の手首や掌の間である。また、左腕に圧迫帯を装
着する構成となっているが、左利きの人には右腕に装着
する方が便利であり、右腕に装着する構成のものでもも
ちろんよい。
【0037】また、本実施例では、血圧の測定に圧迫帯
圧の変化を用いるオシロメトリック法を用いて血圧を測
定しているが、マイクロフォンを用いてコロトコフ音と
いう生体情報を検出しその変化から血圧値を決定するコ
ロトコフ音法を用いるものでもよい。
【0038】(実施例2)図3は本発明の実施例2にお
ける体脂肪率計付き血圧計の外観図である。本実施例が
本発明の実施例1と異なる点は、把持部99が回転軸9
8を介して血圧計本体を構成するケース26に設置して
あり、可動できるように結合している点にある。ブロッ
ク図は実施例と同じく図2のとおりであり、この部分お
よび動作についての詳細な説明は省略する。
【0039】本実施例の電子血圧計は、ケース26の右
腕側に把持部99が回転軸98により結合されている。
本電子血圧計を血圧計として使用するときは、図3のよ
うに把持部99をケース26に沿わせるようにして収納
しておく。次に、体脂肪率を測定するときには把持部9
9を図4のように回転軸98の部分を支点としてたて
る。被測定者はたてた把持部99を握ることにより第二
の電極12が手のひらに確実に接触させることができ
る。このように、本実施例によれば、被測定者がより自
然な姿勢で把持部99を握ることができ、第二の電極1
2の接触をより確実なものとすることができる。また、
体脂肪率を測定しないときや、収納時には把持部99を
図3のように折り畳んでおけば、邪魔にならず、コンパ
クトに収納できる。
【0040】なお、本実施例では把持部99を回転軸9
8によりケース26と結合したが、可動できるように結
合できる方法であれば、たとえばボールジョイントを用
いて自由度さらに上げてもよいし、蝶番などを使用する
方法なども考えられる。
【0041】(実施例3)図5は本発明の実施例3にお
ける電子血圧計の外観図である。本実施例が実施例1と
異なる点は、把持部99が支持部97および96により
本体と着脱可能となっており導線95により接続されて
いる点にある。
【0042】本実施例の電子血圧計は、ケース26の右
腕側に把持部99が支持部97および96により着脱可
能となっている。保持部97および96は弾性をもった
薄い金属板でできている。本電子血圧計を血圧計として
使用するときや、収納するときは図5のように把持部9
9を支持部97および96に挟み込むように保持させて
ケース26に係止しておく。保持部97および96は先
述のとおり薄い金属板でできているので、弾性があり、
把持部99を挟み込むようにして保持している。このよ
うな状態では、把持部99はケース26と一体となって
おり、把持部99が転がったりしないので、収納時、血
圧測定時についても邪魔にならない。
【0043】次に、体脂肪率を測定するときには、把持
部99を図6のように支持部97および96のつめから
はずしてケース26から分離する。被測定者ははずした
把持部99を握ることにより第二の電極12と被測定者
の右手のひらが電極に接触する。
【0044】以上のように、本実施例の血圧計によれ
ば、把持部99がケース26に脱着可能となっており、
体脂肪率を測定するときには被測定者がケース26から
把持部99をはずして把持することにより、より楽な姿
勢で測定が行えるため、しっかりと把持することができ
第二の電極12がより確実に手のひらに密着するため、
正確な測定に寄与する。また、血圧を測定するときや、
収納する時には、把持部99をケース26に備えた支持
部97および96に挟み込むようにケース26に係止し
ておけば、ケース26と一体の状態になるため測定の邪
魔になったり、転がったりして破損することもない。
【0045】なお、本実施例では支持部97、96はケ
ース26に備えられた爪部にひっかける構成としてある
が、着脱可能なように保持できる構成であれば、皿部の
ような構成でも、布製のファスナーのようなものでもか
まわない。
【0046】(実施例4)図7は本発明の実施例4にお
ける電子血圧計の外観図である。本実施例が実施例3と
異なる点は、ケース26内に巻き取り手段としてのリー
ル94が備えられている点である。図8に内部構造図を
示す。リール94にはハンドル93が備えられ、ハンド
ル93をもって回転させると軸92を中心に回転し把持
部99と接続している導線はケース26に設けられた孔
91を介して図のように巻き取ることができるようにな
っている。本実施例の電子血圧計は使用されていないと
き、すなわちケース26に把持部99が係止されている
状態では、図8のようにリール94により導線95が巻
き取られている状態にある。体脂肪を測定するときに
は、被測定者は把持部99を係止手段である支持部9
7、96からはずすと同時に、リール94に巻き取られ
ている導線95を引き出す。導線95を引き出した状態
では、実施例3と同じく、被測定者の姿勢の自由度が増
し、楽な姿勢で把持部を握ることができるので、把持部
99をしっかりと把持することにより手のひらに第二の
電極が確実に密着させることができる。体脂肪率の測定
が終了すれば、ハンドル93によりリール94を回転さ
せ、導線95を巻き取れば図7のように導線95が邪魔
になることなくすっきりと収納することができる。
【0047】以上のように、本実施例の血圧計によれ
ば、把持部99がケース26に脱着可能となっており、
さらに導線95がリール94により巻き取ることができ
る構成となっているので、体脂肪率を測定するときには
被測定者がケース26から把持部99をはずして把持
し、導線95を引き出すことによりより楽な姿勢で測定
が行えるため、把持部99をしっかりと把持することが
できる。その結果、第二の電極12がより確実に手のひ
らに密着するため、正確な測定に寄与する。また、血圧
を測定するときや、収納する時には、把持部99をケー
ス26に備えた支持部97および96に挟み込むと同時
にハンドル93をもってリール94を回転させ、余った
導線95をすべて巻き取っておけば、図7のようにすっ
きりと収納でき、邪魔にならない。
【0048】なお、本実施例ではリール94は手動で巻
き取る構成としてあるが、巻き取る構成であればバネの
反発力を利用したものや、電動のものも考えられる。ま
た、実施例においては、リール94をケース26内に収
納したが、小型のものであれば把持部99内に収納でき
るのは言うまでもない。
【0049】(実施例5)図9は本発明の実施例5にお
ける電子血圧計の外観図である。本実施例では電子血圧
計は手首で測定するもののうち、圧迫帯1とケース26
が一体となったものを使用している。したがって、実施
例1における、圧迫帯1とケース26を接続する接続ケ
ーブル8は存在しないが、ブロック図に関しては図2の
ものがそのまま適用でき、動作に関しても違いはない。
その中で、本実施例が実施例1と異なる点は、ケース2
6に接続ジャック91が備えられており、第二の電極1
2が足部に接触する電極となっており、ケース26と導
線95が接続プラグ93を介して接続され、着脱可能に
なっている点にある。
【0050】すなわち、ケース26に備えられた接続ジ
ャック91はインピーダンス測定手段13に接続される
第二の電極12への回路が接続されており、第二の電極
12からの導線95に接続された接続プラグ90をここ
に接続することにより、インピーダンス測定手段13に
第二の電極12が接続されるようになっている。よっ
て、本実施例の電子血圧計を血圧測定のみに使用する場
合は、接続ジャック91になにも接続しない状態で使用
すればよい。この状態では、体脂肪率は測定できない
が、手首で測定できる小型の本体を持ち運ぶことがで
き、携帯性に優れる。一方、体脂肪率を測定する場合
は、接続ジャック91に足部に接触する第二の電極12
からつながる導線95に接続している接続プラグ90を
接続する。つぎに、血圧計本体を腕に巻き、図10に示
すように足部に接触する第二の電極12の上に乗ること
で、手首と足間のインピーダンスを測定することができ
る。
【0051】このように、本実施例では、測定の機会が
多い血圧測定は接続プラグ90をはずしておいて小型で
携帯性の優れた血圧計本体を持ち歩いて便利に使用する
ことができ、足部に接触する第二の電極12を接続すれ
ば略全身のインピーダンスを測定することができるた
め、略全身の体脂肪率を算出することができるので、そ
れぞれの用途に応じた最適な形態をとることができるた
め、精度の高い測定と携帯性を両立することができる。
【0052】また、図11のように便座に設置した尻部
に接触できる第二の電極12に導線95を介して接続プ
ラグ93を接続しておき、これを接続ジャック94に接
続すれば手首と尻部間の体脂肪率を算出することができ
る。すなわち、図12のように、血圧計本体と尻部に設
置した第二の電極12を導線95を介して接続した上
で、便座の上に座れば、被測定者の尻が便座89に設置
した第二の電極12に接触するので、手首と尻の間のイ
ンピーダンスが測定することができ、これにより手首と
尻部間の体脂肪率を算出することができる。
【0053】この場合は、座っている状態で測定するこ
とができるので、同時に血圧測定も可能である。このよ
うなケースでは、第二の電極12に尻部の皮膚が直接接
触することが必要となるため、とりわけ本実施例のよう
な洋式トイレの便座に設置することが有用である。さら
に、血圧管理においては毎日決まった時間に決まった状
態で測定することが望まれ、多くの人が、トイレに入る
時間が習慣的に定まっていることが多いため、より効果
的に健康管理をすることができる有効性もある。
【0054】以上説明したように、本発明の体脂肪率計
付き血圧計は、血圧測定と正確な他脂肪率測定が実現で
きるので、一つの装置で複数の健康指標を測定可能で、
日々の健康管理に役立てる事ができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る体脂肪率計付き血圧計は、血圧計の本体に備えられ
た把持部に設けられた第二の電極を収納しているので、
体脂肪率の測定時にのみ圧迫帯を装着していない側の手
で把持部を握れば第二の電極に接触させて体脂肪率測定
を行う事が可能で、測定の前後で必要となる圧迫帯の脱
着やデータ入力が簡単に行える。また、腕の一方にのみ
圧迫帯を装着すればよいので拘束感も少なく、リード線
やエアパイプの引き回しの煩わしさも軽減される。
【0056】また、本発明の請求項2に係る電子血圧計
は前記把持部が前記本体に可動的に備えられているの
で、体脂肪率を測定しない時には前記把持部を邪魔にな
らない状態に収納できるばかりか、把持する手をある程
度自由に動かせるので、被験者の姿勢の自由度が確保さ
れ自然な姿勢で無理なく第二の電極との接触を図る事が
でき、測定の精度UPに貢献できる。
【0057】また、本発明の請求項3に係る電子血圧計
は前記把持部が前記本体から脱着可能とし、導線を介し
て接続されているので、血圧計本体から把持部がはなれ
ているので被験者の姿勢の自由度が確保され、自然な姿
勢で無理なく第二の電極との接触を図ることができる。
【0058】また、本発明の請求項4に係る電子血圧計
は血圧計本体と把持部を接続する導線が巻き取り手段に
より本体または前記把持部に巻き取り可能としたので把
持部を使用しないときには、前記把持部と本体とを接続
する導線を巻き取ることができ、導線がじゃまになら
ず、スマートに収納できる。
【0059】また、本発明の請求項5に係る電子血圧計
は第二の電極が血圧計の本体外にもうけているので、圧
迫帯を装着した近傍以外の部分とのインピーダンスを測
定することができ、これに基づいた体脂肪測定部位の自
由度が増す。
【0060】また、本発明の請求項6に係る電子血圧計
は第二の電極は血圧計本体との接続部分に接続端子を設
けて着脱可能としているので、体脂肪を測定するとき以
外は第二の電極をはずしておくことができ、収納時邪魔
にならず、血圧測定のみを行いたいときにはとりはずし
ておけるので、携帯時に便利である。
【0061】また、本発明の請求項7に係る電子血圧計
は第二の電極は足と接触する足部電極としているので、
被測定者は圧迫帯を装着した上で、足部を第二の電極に
接触させるたけでよく、装着する部位は腕のみでよいた
め、拘束感がない。また、足と手の間のインピーダンス
が測定できるため、略全身の体脂肪率を推定することが
できる。
【0062】また、本発明の請求項8に係る電子血圧計
は前記第二の電極は尻と接触する尻部電極としたので、
被測定者は圧迫帯を装着した上で、尻部を第二の電極に
接触させるたけでよく、装着する部位は腕のみでよいた
め、拘束感がない。また、血圧測定は座っている状態で
行うので、座った状態で体重が主に集中する臀部に電極
をもってくることで、血圧測定も正確に行うことができ
るばかりか、血圧測定も同時にできるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電子血圧計の外観斜
視図
【図2】同血圧計のブロック斜視図
【図3】本発明の実施例2における電子血圧計の外観斜
視図
【図4】同血圧計装置の別の外観斜視図
【図5】本発明の実施例3における電子血圧計の外観斜
視図
【図6】同血圧計の別の外観図
【図7】本発明の実施例4における電子血圧計の外観斜
視図
【図8】同血圧計の内部構造の一部を示した外観斜視図
【図9】本発明の実施例5における電子血圧計の外観斜
視図
【図10】同血圧計の使用時の状態を説明する斜視図
【図11】同血圧計の第二の電極を便座に使用した例を
説明する外観斜視図
【図12】同血圧計の使用時の状態を説明する斜視図
【図13】従来の体脂肪率計付きの電子血圧計の外観図
【符号の説明】
1 圧迫帯 7 血圧値決定手段 11 第一の電極 12 第二の電極 13 インピーダンス測定手段 14 入力手段 14a 選択・決定ボタン 14b 増加ボタン 14c 減少ボタン 15 体脂肪率算出手段 26 ケース 27 生体情報検出手段装着判定手段 29 接触電極計数手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧計の本体と、血圧測定のために被測
    定者の体の一部を圧迫するための圧迫帯と、前記圧迫帯
    の圧力を検出して血圧を測定する血圧測定手段と、前記
    圧迫帯に備えられた第一の電極と、前記本体に備えられ
    た把持部と、前記把持部に設けられた第二の電極と、前
    記第一の電極と前記第二の電極との間のインピーダンス
    を測定するインピーダンス測定手段と、前記インピーダ
    ンスから体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段を備えた
    電子血圧計。
  2. 【請求項2】 把持部は本体に可動的に備えられた請求
    項1記載の電子血圧計。
  3. 【請求項3】 把持部は本体から脱着可能とし、導線を
    介して接続されるようにした請求項1記載の電子血圧
    計。
  4. 【請求項4】 導線は巻き取り手段により本体または把
    持部に巻き取り可能とした請求項3記載の電子血圧計。
  5. 【請求項5】 血圧計の本体と、血圧測定のために被測
    定者の体の一部を圧迫するための圧迫帯と、前記圧迫帯
    の圧力を検出して血圧を測定する血圧測定手段と、前記
    圧迫帯に備えられた第一の電極と、前記本体外に設けら
    れ導線を介して前記本体と接続される第二の電極と、前
    記第一の電極と前記第二の電極との間のインピーダンス
    を測定するインピーダンス測定手段と、前記インピーダ
    ンスから体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段を備えた
    電子血圧計。
  6. 【請求項6】 第二の電極は本体との接続部分に接続端
    子を設けて着脱可能とした請求項5の電子血圧計。
  7. 【請求項7】 第二の電極は足と接触する足部電極であ
    る請求項5の電子血圧計。
  8. 【請求項8】 第二の電極は尻と接触する尻部電極であ
    る請求項5の電子血圧計。
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