JP2001070259A - 体脂肪率計付き血圧計 - Google Patents

体脂肪率計付き血圧計

Info

Publication number
JP2001070259A
JP2001070259A JP25437799A JP25437799A JP2001070259A JP 2001070259 A JP2001070259 A JP 2001070259A JP 25437799 A JP25437799 A JP 25437799A JP 25437799 A JP25437799 A JP 25437799A JP 2001070259 A JP2001070259 A JP 2001070259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
body fat
upper limb
fat percentage
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25437799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Watanabe
義明 渡邉
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25437799A priority Critical patent/JP2001070259A/ja
Publication of JP2001070259A publication Critical patent/JP2001070259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
    • A61B5/02233Occluders specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0537Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2560/00Constructional details of operational features of apparatus; Accessories for medical measuring apparatus
    • A61B2560/04Constructional details of apparatus
    • A61B2560/0462Apparatus with built-in sensors
    • A61B2560/0468Built-in electrodes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体脂肪率と血圧を1台で測定する体脂肪率計
付き血圧計に関し、左右の上肢が接触して測定された誤
ったインピーダンスに基づいた体脂肪率の算出を防止す
る。 【解決手段】 両上肢接触防止手段を設けて第二の電極
12と接触する上肢の一部とカフを装着した側の上肢の
皮膚面との接触を防止するので、被験者が体脂肪率の計
測を行う際に、左右の上肢を接触させないようにする事
ができ、誤ったインピーダンスによる体脂肪率計測を防
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の血圧と体脂
肪率を1台で測定できる体脂肪率計付き血圧計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の電子血圧計については、腕
や手首にカフを巻き付けカフに最高血圧以上の圧力を加
えて血流を一時的に阻害した後に、徐々にカフの圧力を
下げその過程で脈音が発生する時点と消失する時点の圧
力から最高血圧値と最低血圧値を決定するコロトコフ音
法や、同じくカフ圧の減圧過程における心拍に同期して
発生するカフの微小な圧力変動の振幅の変化を用いて血
圧値を決定するオシロメトリック法を用いて人体の血圧
を決定するものが多く、実際に家庭用としても広く使用
されている。
【0003】また、従来の体脂肪率計については、人体
の密度を測定し脂肪分とそれ以外の組織の比重の違いか
ら体脂肪率を算出する密度法が標準的な計測法として医
師や研究者に用いられているが、この方法では人体の容
積や比重を求めるために、全身を水中に潜らせる必要が
あり、被測定者への肉体的な負荷が大きく家庭用として
は用いられてはいない。そこで家庭用としては体脂肪率
と相関があると言われている生体のインピーダンスや光
の透過率、超音波の反射率や透過率を測定し、測定値を
上記で述べた密度法で計測された体脂肪率と対応づける
ことによって間接的に体脂肪率を求める間接法が多く用
いられている。
【0004】また、これら従来の電子血圧計と体脂肪率
計を同時に測定できる体脂肪率計付き血圧計も提案され
ている。例えば、特許番号第2534019号では血圧
測定時に加圧するためのカフを2つ持っており、これら
を両手首に装着して2つのカフに配置された電極間のイ
ンピーダンスを計測する事により、被検者の体脂肪率を
測定している。
【0005】図7に従来の体脂肪率計付き血圧計の説明
図を示す。図中31は左腕用カフ、32は右腕用カフ、
33は本体、34、35はそれぞれ本体33と左右のカ
フ31、32とを結び本体で発生させた圧力を左右のカ
フ31、32に伝達するエアパイプ、36、37はそれ
ぞれ本体33と左右のカフ31、32とを結び両手首間
のインピーダンスを測定するためのリード線である。な
お、本体33には血圧測定時にカフに加える圧力を発生
させる圧力発生手段と圧力発生手段が発生した圧力を測
定する圧力検出手段とカフの圧力を徐々に減圧する微速
減圧弁や、体脂肪率を測定する際に両腕間のインピーダ
ンスを測定するインピーダンス測定手段とインピーダン
スを算出するための身長・体重データを入力する入力手
段38、39、40や、血圧や体脂肪率の測定結果等を
表示する表示装置41と、全体の制御を司る制御手段が
収納されている。
【0006】この従来例における作用を説明する。ま
ず、入力手段38、39、40から被験者の身長・体重
が入力され、被験者が左右の手首に装着したカフ31,
32により手首部分の動脈を圧迫阻血して、片側、もし
くは両手首のカフを用いて血圧を測定すると同時に、両
手首部位の甲側に配置された電極装置により人体インピ
ーダンスを測定し、このインピーダンスの値と入力手段
38、39、40から入力された身長・体重データとか
ら、体脂肪率を算出し表示装置41に表示している。こ
の構成により、血圧と体脂肪率が同時に測定でき、カフ
の加圧により電極装置が人体の皮膚に十分に圧接されて
良好な皮膚への接触を図る事が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の体脂肪率計付き血圧計では、両手首にカフを装着す
るので、測定の前後で両手が自由にならないために、カ
フの装着やデータ入力の操作が困難になったり、拘束感
があるなど使用上の不快感が多くなるほか、両手首への
リード線やエアパイプの引き回しが必要になり、取り扱
いがわずらわしくなるという欠点があった。また、これ
らを解決するためにすべて一体化して加圧手段を上肢の
片側に装着し、加圧手段を装着してない側の上肢の一部
分を一体化された収納容器の表面に配置された第二の電
極に接触させることにより体脂肪率を計測する血圧計を
構成した場合、第二の電極に加圧手段を装着してない上
肢の一部を接触させる時に加圧手段を装着している側の
上肢の一部に触ってしまう事があり、これら左右の上肢
が接触してしまうと、これらの間に電流が流れる経路が
形成されるために、正しいインピーダンスが測定できな
くなるという欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、人体の上肢に装着され人体の血圧により変
化する生体情報を検出する生体情報検出手段と、前記生
体情報検出手段の出力から前記人体の血圧値を算出する
血圧値決定手段と、前記生体情報検出手段が装着された
生体の部分に接触する様に配置された第一の電極と、前
記生体情報検出手段が装着された部分とは別の上肢にお
ける生体の皮膚を接触させる第二の電極と、前記第一の
電極と第二の電極との間のインピーダンスを測定するイ
ンピーダンス測定手段と、前記インピーダンス測定手段
の出力から前記人体の体脂肪率を算出する体脂肪率算出
手段とからなり、上記各手段の少なくとも血圧値決定手
段と第二の電極とインピーダンス測定手段と体脂肪率算
出手段とは収納容器に一体として収納された上で生体情
報検出手段と一体化され、かつ、第二の電極と接触する
側の上肢の一部を第二の電極へ接触させる際に、第二の
電極と接触する側の上肢の一部が生体情報検出手段の装
着された側の上肢の一部分に接触するのを防止する両上
肢接触防止手段を持つ構成としたものである。
【0009】上記発明によれば、血圧測定と体脂肪率測
定を行うために必要なすべての手段を一体化し小型化し
た構成であっても、第二の電極と接触する側の上肢の一
部が生体情報検出手段の装着された側の上肢の一部に接
触するのを防止する両上肢接触防止手段を配置するの
で、体脂肪率測定時に両上肢が互いに接触して正しいイ
ンピーダンスを計測できなくなる事体を避ける事がで
き、正確な体脂肪率計を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる体脂肪
率計付き血圧計は、人体の上肢に装着され人体の血圧に
より変化する生体情報を検出する生体情報検出手段と、
前記生体情報検出手段の出力から前記人体の血圧値を算
出する血圧値決定手段と、前記生体情報検出手段が装着
された生体の部分に接触する様に配置された第一の電極
と、前記生体情報検出手段が装着された部分とは別の上
肢における生体の皮膚を接触させる第二の電極と、前記
第一の電極と第二の電極との間のインピーダンスを測定
するインピーダンス測定手段と、前記インピーダンス測
定手段の出力から前記人体の体脂肪率を算出する体脂肪
率算出手段とからなり、上記各手段の少なくとも血圧値
決定手段と第二の電極とインピーダンス測定手段と体脂
肪率算出手段とは収納容器に一体として収納された上で
生体情報検出手段と一体化され、かつ、第二の電極と接
触する側の上肢の一部を第二の電極へ接触させる際に、
第二の電極と接触する側の上肢の一部が生体情報検出手
段の装着された側の上肢の一部分に接触するのを防止す
る両上肢接触防止手段を持つ構成としたものである。
【0011】そして、血圧測定と体脂肪率測定を行うた
めに必要なすべての手段を一体化し小型化した構成であ
っても、第二の電極と接触する側の上肢の一部が生体情
報検出手段の装着された側の上肢の一部に接触するのを
防止する両上肢接触防止手段を配置するので、体脂肪率
測定時に両上肢が互いに接触して正しいインピーダンス
を計測できなくなる事体を避ける事ができ、正確な体脂
肪率計を実現できる。
【0012】本発明の請求項2にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、両上肢接触防止手段は第二の電極を支持する
電極支持手段であり、前記電極支持手段は前記第二の電
極と生体情報検出手段の装着された上肢の皮膚面との間
に第二の電極と接触する側の上肢が生体情報検出手段の
装着された上肢の皮膚面に容易に接触しない距離を確保
して配置する。
【0013】そして、電極支持手段により第二の電極が
生体情報検出手段の装着された上肢の皮膚面から第二の
電極と接触する側の上肢が容易に接触しない距離を確保
して配置されるので、体脂肪率測定時に第二の電極と接
触する側の上肢が生体情報検出手段の装着された上肢の
皮膚面に容易に届かず、したがって、体脂肪率測定時に
両上肢が互いに接触して正しいインピーダンスを計測で
きなくなる事体を避ける事ができ、正確な体脂肪率計を
実現できる。
【0014】本発明の請求項3にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、電極支持手段は体脂肪率測定時に移動して第
二の電極と生体情報検出手段の装着された上肢の皮膚面
との間に第二の電極と接触する側の上肢が生体情報検出
手段の装着された上肢の皮膚面と容易に接触しない距離
を確保できる位置に移動させる構成とした。
【0015】そして、第二の電極を支持する電極支持手
段が体脂肪率の測定時にのみ生体情報検出手段から離れ
た位置に移動して電極を配置するので、体脂肪率測定時
に第二の電極と接触する側の上肢が生体情報検出手段の
装着された側の上肢の一部分に触る事がなく、また、体
脂肪率測定時以外は生体情報検出手段の近くに電極があ
るので、小型化と正確な測定を両立できる。
【0016】本発明の請求項4にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、第二の電極は収納容器に設置された電極支持
手段の表面に配置され、前記電極支持手段は収納容器か
ら導線を介して脱着可能な構成とした。
【0017】そして、第二の電極を支持する電極支持手
段が体脂肪率の測定時にのみ収納容器から導線を介して
脱着されるので、体脂肪率測定時に第二の電極に接触さ
せる生体情報検出手段が装着されていない側の上肢が生
体情報検出手段の装着された側の上肢の一部分に触る事
がなく、また、体脂肪率測定時以外は生体情報検出手段
の近くに電極があるので、小型化と正確な測定を両立で
きる。さらに、被験者は生体情報検出手段の装着してな
い側の上肢を収納容器の形状によらず比較的自由に位置
を変える事が可能となるので、体脂肪測定中の姿勢の自
由度が大きく、楽な姿勢で体脂肪率を測定できる。
【0018】本発明の請求項5にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、電極支持手段を体脂肪率測定位置に移動させ
た場合にのみ体脂肪率測定を行う。
【0019】そして、電極支持手段を体脂肪率測定時の
適切な場所に移動させる動作を行った場合にのみ体脂肪
率の測定を許可するので、操作を間違ってしまった場合
でも体脂肪率測定を行う事がない。
【0020】本発明の請求項6にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、両上肢接触防止手段は、第二の電極と生体情
報検出手段を装着した側の上肢の皮膚面との間に配置さ
れた絶縁層である。
【0021】そして、第二の電極と接触する側の上肢の
一部分と生体情報検出手段の装着した側の上肢の一部分
の間に両上肢接触防止出手段として絶縁層が挟まれるの
で、体脂肪率測定時に両上肢が誤って接触する事がな
く、正確な体脂肪率測定が可能となる。
【0022】本発明の請求項7にかかる体脂肪率計付き
血圧計は、両上肢接触防止手段は、生体情報検出手段の
一部分である。
【0023】そして、第二の電極と接触する側の上肢の
一部分と生体情報検出手段の装着した側の上肢の一部分
の間に両上肢接触防止手段として生体情報検出手段が挟
まれるので、特別な絶縁層を追加することなく両上肢が
誤って接触することを防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける体脂肪率計付き血圧計のブロック図、図2は同装置
の外観図である。なお、本実施例の体脂肪率計付き血圧
計は、生体情報検出手段として人体の左腕手首部に装着
して加圧するカフを用い、カフで加圧する圧力と血圧と
の関係により変化する血管の振動を検出して手首の血圧
を測定するオシロメトリック法を用いてた例を示す。図
1において、Aは血圧測定部、Bは体脂肪率測定部、C
は制御部である。まず、血圧測定部Aでは、1は人体の
手首を加圧して血液の脈動による血管の振動を検出する
生体情報検出手段であるカフ、2はカフ1に圧力を供給
する加圧ポンプ、3はカフ2の圧力を徐々に減圧する微
速減圧弁、4は測定終了時や異常時に急速に開放しカフ
圧を大気圧に戻す急速排気弁、5はカフ1内の圧力を検
出する圧力センサ、6は圧力センサ5の出力信号からD
C成分をカットし心臓の活動に同期した微小な圧力変化
を示す脈波を抽出して出力する脈波検出手段、7は圧力
センサ5の出力と脈波検出手段6の出力とから人体の血
圧値を決定する血圧値決定手段である。また、体脂肪率
測定部Bでは、11はカフ1の被験者の皮膚に接触する
一部分に設置された第一の電極、12はカフ1が装着さ
れない側の上肢の一部を接触させる第二の電極、13は
第一の電極11と第二の電極12との間のインピーダン
スを測定するインピーダンス測定手段、14は測定され
たインピーダンスから体脂肪率を算出するために必要な
被験者の身体情報を入力するための入力手段、15はイ
ンピーダンス測定手段13の出力と入力手段14により
入力された被験者の身体情報とから被験者の体脂肪率を
算出する体脂肪率算出手段である。さらに、制御部Cで
は、21は被験者などが電源をオン・オフしたり測定項
目を選択し測定を開始させるために操作する制御スイッ
チ、22は血圧測定を制御する血圧測定制御手段、23
は体脂肪率測定を制御する体脂肪率測定制御手段、24
は測定結果を表示する表示手段、25はこれらの制御を
統括する全体制御手段である。なお、制御スイッチ21
は電源ボタン21aと血圧測定スタートボタン21bと
体脂肪率測定スタートボタン22cとからなっており、
各ボタンを被験者が指などで押すことにより電源のオン
・オフや測定項目の選択できるようにしている。また、
入力スイッチ14は選択・決定ボタン14aと増加ボタ
ン14bと減少ボタン14cとからなっており、身長や
体重の項目を選択・決定ボタン14aで選択した上で増
加ボタン14bと減少ボタン14cで数字を増減させて
被験者の数字に合わせ、もう一度選択・決定ボタン14
aを押す事により身体情報の入力を行っている。また、
インピーダンス測定手段13は電流印加手段16と電圧
検出手段17とインピーダンス算出手段18からなって
おり、本実施例では第一の電極11と第二の電極12は
それぞれ電流印加手段16に接続された電極(11a、
12a)と電圧検出手段17に接続された電極(11
b、12b)の2枚の電極で構成されており、これら4
枚の電極を用いることにより接触抵抗の影響をなくして
インピーダンスを測定できる4端子法を用いて行ってい
る。第二の電極12は図2の手前側の側面12aと、図
では見えないが奥側の側面12bとの2面に対になって
配置されている。また、本実施例では、カフ1とカフ1
の人体との接触面に配置された第一の電極11を除くす
べての構成は収納容器であるケース26に収納され、さ
らにカフ1はケース26の外側に固定されて全体が一体
として構成されている。そして、両上肢が互いに接触し
て正確な体脂肪率測定ができなくなる事を防止するため
に、第二の電極12はケース26表面に設けられた両上
肢接触防止手段としての電極支持手段20上に配置さ
れ、電極支持手段20は被験者が表示手段24を見た時
にケース26の右腕側にカフ1から離れた位置に第二の
電極12を配置するように支持している。
【0026】次に動作、作用について説明する。まず、
血圧測定時に付いて述べる。血圧を測定する被験者がカ
フ1を左腕手首部に装着し、ケース26上に配置された
電源ボタン21aを押して電源をオンの状態とした後に
血圧測定スタートボタン21bを押すと、全体制御手段
25が血圧測定を許可し、血圧測定制御手段22による
制御を受けて血圧測定が開始される。血圧測定制御手段
22は、まず、加圧ポンプ2を動作させ、発生した圧力
がカフ1に供給されてカフ1が装着された被験者の左腕
手首部を加圧する。この時、血圧測定制御手段22は圧
力センサ5の出力をモニターし、カフ1の圧力が人体の
最高血圧値より高くなるようにあらかじめ決められた加
圧目標値を越えた場合に加圧ポンプ2の動作を停止して
加圧を止め、微速減圧弁3によりカフ1の圧力を徐々に
減圧していく減圧動作に移行する。この時、圧力センサ
5の出力には心臓の活動による血管の振動がカフ1に伝
達されるため微小な圧力変化が現れ、脈波検出手段6が
圧力センサ5の信号からDC成分を除去し脈動成分のみ
を取り出して脈波を抽出し、血圧値決定手段7では脈波
検出手段6の出力から心臓の1拍毎の脈波波形の振り幅
を求め、この振り幅とその時の圧力センサ5の出力値と
を用い、振り幅のカフ圧に伴なう変化が被験者の血圧と
相関がある事を用いて人体の血圧値を決定するオシロメ
トリック法により被験者の血圧値を算出し決定してい
る。血圧値が決定されると急速排気弁4を開きカフの圧
力を急速に大気圧に戻すと同時に、表示手段24に血圧
を表示している。
【0027】次に、体脂肪率測定時について述べる。体
脂肪率測定を行う被験者がカフ1を左腕手首部に装着し
て制御スイッチ21にある体脂肪率測定スタートボタン
21cを押すと、全体制御手段25が体脂肪率測定を許
可し、体脂肪率測定制御手段23による制御を受けて体
脂肪率測定が開始される。体脂肪率測定制御手段23
は、まず、被験者の自身の身長や体重、年齢、性別とい
った身体情報を入力してもらうため入力手段14からの
データ入力を受け付け、被験者は身長や体重等の項目を
選択・決定ボタン14aで選択した上で増加ボタン14
bと減少ボタン14cで数字を増減させて被験者の数字
に合わせ、もう一度選択・決定ボタン14aを押す事に
より自身の身体情報の入力を行なう。この時、表示手段
24に入力情報を表示させ被験者はその数値を確認しな
がら入力を行なっている。被験者の身体情報が入力され
ると、次はインピーダンス測定手段13により被験者の
上肢間のインピーダンスの測定が行われる。インピーダ
ンスの測定は被験者が電極支持手段20に配置された2
枚からなる第二の電極12を右手の親指と人差し指で掴
むことによって被験者の上肢間を含んだ閉回路を形成
し、第一の電極11と第二の電極12の電流印加手段1
6に接続された電極(11a、12a)間に電流を流し
て、その時の第一の電極11と第二の電極12との電圧
検出手段17に接続された電極(11b、12b)間に
発生する電位差を計測して求めている。測定を開始する
と電流印加手段16は第一の電極11aと第二の電極1
2aの間に電流を流そうとするが、被験者が第二の電極
12aに右腕を接触させる前は第一の電極11aと第二
の電極12aの間は導体がないために電流印加手段16
の印加する電流が流れる事がないが、被験者が右腕を第
二の電極12に接触させると、被験者の左右の上肢間に
電流が流れ、第一の電極11bと第二の電極12b間に
は被験者の左右の上肢間のインピーダンスと印加された
電流値の積で表される電圧が発生する。このように発生
する電圧を電圧検出手段17によって検出し、この電圧
値を電流印加手段16が印加した電流で除算して被験者
の両上肢間のインピーダンスを測定している。なお、本
実施例では電流印加手段16が第一の電極11と第二の
電極の間に流す電流はインピーダンスが変化しても一定
電流となるように調整されており、インピーダンス算出
手段ではあらかじめこの値を記憶してインピーダンスの
算出を行っている。インピーダンス測定手段13により
被験者の左右の上肢間のインピーダンスが測定される
と、体脂肪率算出手段15により、このインピーダンス
の値と、入力手段14により入力された被験者の身体情
報とを用いて、あらかじめ決定された換算式により被験
者の体脂肪率を決定している。ここで用いる換算式は、
多数の人体の体脂肪率を密度法などの直接法で測定し、
これと両上肢間で測定したインピーダンス、身長、体
重、年齢、性別などの身体情報で回帰式を求めておいた
ものである。体脂肪率が大きくなると当然組織中の脂肪
分も多くなるが、脂肪分の抵抗率は脂肪分以外の組織や
体液などよりかなり大きいために、組織内に脂肪分が増
えると生体の2点間のインピーダンスも大きくなる。こ
の関係は身長や体重、性別や年齢が一定の条件下では安
定しているので、様々な身長や体重、性別、年齢の人を
用いて体脂肪率とインピーダンスとの関係を調べる事に
よりあらゆる被験者に対して有効な回帰式を求める事が
できる。このような回帰式に基づいて算出された被験者
の体脂肪率は表示手段24に表示され、被験者に報知さ
れる。
【0028】本実施例の体脂肪率計付き血圧計では、第
二の電極12はケース26に配置された電極支持手段2
0の表面に配置されるが、電極支持手段20は、第二の
電極12とカフ1の装着された上肢の皮膚面との間に、
第二の電極12と接触する側の上肢がカフ1の装着され
た上肢の皮膚面に容易に接触しない距離を確保して、第
二の電極を配置している。これは体脂肪率測定の際に右
腕と左腕の一部が接触するのを防止するためである。万
一、右腕と左腕とが接触した場合、電流印加手段16が
第一の電極11と第二の電極12の間に流す電流の一部
が左右の上肢間ではなく接触面を通じて流れてしまうの
で、その分左右の上肢間に流れる電流は減少し、第一の
電極と第二の電極間に生じる電位差は減少した電流の分
だけ低くなってしまう。その結果、インピーダンス算出
手段は正しいインピーダンスより電流減少分だけ低いイ
ンピーダンスを算出し、その分正しい体脂肪率より低い
値を体脂肪率として算出し表示してしまう。本実施例で
は、図2に示すように第二の電極を構成する2枚の電極
が電極支持手段20の手前側の側面と奥側の側面とに配
置されており、これを被験者が右手親指が手前側側面の
電極12aと、右手人差指が奥側側面の電極12bとそ
れぞれ接触させるようにしているが、この場合、被験者
は通常指の第1関節より先の指先を電極に接触させるの
で、第2の電極とカフ1を装着した側の腕の皮膚との間
に第1関節から指の先端までの距離を確保してあれば被
験者は右指の先端を左腕の皮膚面に接触させることがな
くすることができる。したがって、このような距離は第
二の電極12と接触する側の上肢がカフ1の装着された
上肢の皮膚面に容易に接触しない距離といえ、この距離
を確保する事によって右腕を第二の電極12に接触させ
る時に右腕と左腕が接触するのを防止する構成を実現で
きる。この構成により、測定時に左右の上肢が接触する
事がなく、それによって生ずるインピーダンスの低下を
発生させる事がないので、正確なインピーダンス測定に
基づいた正確な体脂肪率の測定が実現できる。なお、通
常第一関節と指の先端との距離は25〜30mmなので少
なくとも25mm以上の空間があればよく、30mm以上あ
ればなおよい。
【0029】また、本実施例では、血圧の測定にカフ圧
の変化を用いるオシロメトリック法を用いて血圧を測定
しているが、マイクロフォンを用いてコロトコフ音とい
う生体情報を検出しその変化から血圧値を決定するコロ
トコフ音法を用いるものでもよい。
【0030】(実施例2)図3は本発明の実施例2にお
ける体脂肪率計付き血圧計の外観図である。本実施例の
実施例1と異なる点は、両上肢接触防止手段として第二
の電極とカフを装着する側の腕の皮膚面との間のカフの
幅を広げて構成した絶縁層を持つ点にある。
【0031】図3において、19は絶縁層であり、カフ
1の幅を部分的に広げて構成したものである。これは、
第二の電極12を右手の指で掴む際に、指が長い人の場
合は左腕を触ってしまう事があり、これを避けるために
右手指の触ってしまいそうな場所のみカフ1の幅を広げ
て絶縁層19を設け左右の上肢の接触を防止している。
これにより第二の電極12をカフ1を装着する上肢の皮
膚面から25mm以上離さなくても両上肢の接触を防止す
る事ができ、装置全体を大きくする事なく確実に両上肢
の接触を防止する事ができる。なお、本実施例ではカフ
1の幅を広げてカフ1を両上肢間の絶縁に使用している
が、カフ1の幅を変えずにケース26の第二の電極12
を配置するために右腕側に張り出した部分の幅をカフ1
より小さくする事も左右の上肢の接触を防止するために
は有効な手段である。なお、本発明の実施例1と組み合
わせて電極支持手段と絶縁層との組み合わせで両上肢接
触防止手段を構成してももちろんよい。
【0032】なお、本実施例では絶縁層としてカフ1を
用いているが、ケースの一部を張り出したり、別の部材
を用いて構成してもよい。
【0033】(実施例3)図4は本発明の実施例3にお
ける体脂肪率計付き血圧計のブロック図、図5は同装置
の外観図である。本実施例が本発明の実施例1と異なる
点は、ケース26上にその表面に第二の電極12を支持
し体脂肪率測定時に第二の電極12を体脂肪率測定値に
移動させる電極支持手段を持つ点、および、電極支持手
段が移動したことを検出する移動検出手段を持ち、移動
検出手段が電極支持手段が体脂肪率測定を行う位置に移
動したことを検出した時にのみ体脂肪率測定を行う点に
ある。
【0034】本発明の実施例1の体脂肪率計付き血圧計
は、左右の上肢の接触を避けるためにケース26の右腕
側のカフ1から離れる方向に張り出した部分を設けここ
に第二の電極12を配置しているが、一体化して小型化
が実現しても、張り出し分を設ける必要があるために、
歪な形状になってしまい、持ち運びに不便であったり、
壊れやすくなるという欠点があった。この問題を解決す
るために、ケース26上にその表面に第二の電極12を
支持し体脂肪率測定時に第二の電極を体脂肪率測定位置
に移動させる電極支持手段を持つ。
【0035】図5において20は電極支持手段である。
体脂肪率測定時以外では(a)のようにケース26と一
体化されて小さくまとまった形になっている。なお、第
二の電極12は図の手前側の側面12aと、図では見え
ないが奥側の側面12bとの2面に対になって配置され
ている。被験者が電極支持手段20の一部、例えば、一
対の側面にそれぞれ配置される第二の電極12などをつ
かみ図中矢印方向へ引っ張ると、(b)のように右腕側
にケース26からスライドしてカフ1から離れた位置に
張り出し、第二の電極12を体脂肪率測定位置に移動す
る。そして、被験者は体脂肪率測定位置に移動した第二
の電極の手前側12aを右手の親指、奥側12bを人差
し指等でつかむ形で接触させて体脂肪率を測定する。こ
のようにすれば体脂肪率測定時以外は余計な張り出しが
なく、体脂肪率測定時も左右の上肢が接触することによ
り生ずるインピーダンスでの低下の心配がないようにで
きるので、小型化と正確さを同時に実現する事ができ
る。
【0036】また、図4において27は移動検出手段で
ある。電極支持手段20は体脂肪率測定スイッチを兼ね
ており、被験者が、体脂肪率を測定するために手で電極
支持手段20を体脂肪率測定位置に移動させた時に体脂
肪率測定が始まるようにしている。本実施例では、これ
によって、ケース26表面に本来あるべき体脂肪率測定
スイッチを削減して、その空いたスペースを他のスイッ
チのサイズ拡大に用い操作性を向上を実現しており、ケ
ース26表面上の限られたスペースを有効に使用してい
る。さらに、測定に必要な動作をスイッチと結び付ける
事によって測定にかかる操作を短縮する事も可能とな
る。
【0037】また、上記実施例では電極支持手段20は
ケース26上を移動する構成であったが、図6(a)に
示すように、ケース26の右腕側にヒンジ部28を設
け、電極支持手段20が右側に立ち上がる構成でもよ
い。この構成では、図4のようにケース上を移動するよ
りも容易に第二の電極と左腕の皮膚面との距離を多く取
る事ができる。また、さらに図6(b)に示すように電
極支持手段20をケース26から着脱可能な構成として
もよい。この場合、電極支持手段20とケース26とを
結ぶ導線29が必要となるが、このような構成によっ
て、左右の上肢が接触する可能性が低くなるほか、被験
者が体脂肪率測定を行う場合に取る姿勢の自由度が高く
なり、被験者がより楽な姿勢で体脂肪率の測定をする事
ができる。
【0038】なお、上記2つの実施例では、インピーダ
ンスの測定に第一の電極と第二の電極のそれぞれにおい
て電流電極と電圧電極を別々に設ける4端子法を用いて
いるが、これによって原理的には接触抵抗の影響を無く
す事が可能で、特に第二の電極が十分な面積を取れない
場合が多いので、本発明には有効なインピーダンス測定
法である。しかし、接触面積を拡大する等の対策により
接触抵抗の問題が解決されるならば、2端子法を用いて
もよい。
【0039】また、上記2つの実施例では、血圧測定に
微速排気弁を使用しているが、これを使わずに加圧手段
で徐々に加圧していく方法や、一定時間一定圧力を保ち
段階的に減圧や昇圧を行う方法をとってもよい。さらに
は人体の四肢に装着して装着した場所の血圧に起因する
生理的変化を検出して血圧を決定できる方法であればい
かなる血圧計測手段をとってもよい。
【0040】以上説明したように、本発明の体脂肪率計
付き血圧計は、血圧測定と正確な他脂肪率測定が実現で
きるので、一つの装置で複数の健康指標を測定可能で、
日々の健康管理に役立てる事ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る体脂肪率計付き血圧計は、血圧測定と体脂肪率測定
を行うために必要なすべての手段を一体化し小型化した
構成であっても、第二の電極と接触する側の上肢の一部
が生体情報検出手段の装着された側の上肢の一部に接触
するのを防止する両上肢接触防止手段を配置するので、
体脂肪率測定時に両上肢が互いに接触して正しいインピ
ーダンスを計測できなくなる事体を避ける事ができ、正
確な体脂肪率計を実現できる。
【0042】また、請求項2に係る体脂肪率計付き血圧
計は、電極支持手段により第二の電極が生体情報検出手
段の装着された上肢の皮膚面から第二の電極と接触する
側の上肢が接触しない距離を確保して配置されるので、
体脂肪率測定時に第二の電極と接触する側の上肢が生体
情報検出手段の装着された上肢の皮膚面に容易に届か
ず、したがって、体脂肪率測定時に両上肢が互いに接触
して正しいインピーダンスを計測できなくなる事体を避
ける事ができ、正確な体脂肪率計を実現できる。
【0043】また、請求項3に係る体脂肪率計付き血圧
計は、第二の電極を支持する電極支持手段が体脂肪率の
測定時にのみ生体情報検出手段から離れた位置に移動し
て電極を配置するので、体脂肪率測定時に第二の電極を
接触させる生体情報検出手段が装着されていない側の上
肢が生体情報検出手段の装着された側の上肢の一部分に
触る事がなく、また、体脂肪率測定時以外は生体情報検
出手段の近くに電極があるので、必要以上に大きくなら
ず、小型化と正確さを両立できる。
【0044】また、請求項4に係る体脂肪率計付き血圧
計は、第二の電極を支持する電極支持手段が体脂肪率の
測定時にのみ収納容器から導線を介して脱着されるの
で、体脂肪率測定時に第二の電極を接触させる生体情報
検出手段が装着されていない側の上肢が生体情報検出手
段の装着された側の上肢の一部分に触る事がなく、体脂
肪率測定時以外は生体情報検出手段の近くに電極がある
ので、必要以上に大きくならず、小型化と正確さを両立
できる。さらに、被験者は生体情報検出手段の装着して
ない側の上肢を収納容器の形状によらず比較的自由に位
置を変える事が可能となるので、体脂肪測定中の姿勢の
自由度が大きく、楽な姿勢で体脂肪率を測定できる。
【0045】また、請求項5に係る体脂肪率計付き血圧
計は、電極支持手段を体脂肪率測定時の適切な場所に移
動させる動作を行った場合にのみ体脂肪率の測定を許可
するので、操作を間違ってしまった場合でも体脂肪率測
定を行う事がない。
【0046】また、請求項6に係る体脂肪率計付き血圧
計は、第二の電極と接触する側の上肢の一部分と生体情
報検出手段の装着した側の上肢の一部分の間に両上肢接
触防止出手段として絶縁層が挟まれるので、体脂肪率測
定時に両上肢が誤って接触する事がなく、正確な体脂肪
率測定が可能となる。
【0047】また、請求項7に係る体脂肪率計付き血圧
計は、第二の電極と接触する側の上肢の一部分と生体情
報検出手段の装着した側の上肢の一部分の間に両上肢接
触防止手段として生体情報検出手段が挟まれるので、特
別な絶縁層を追加することなく両上肢が誤って接触する
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における体脂肪率計付き血圧
計のブロック図
【図2】同装置の外観図
【図3】本発明の実施例2における体脂肪率計付き血圧
計のブロック図
【図4】本発明の実施例3における体脂肪率計付き血圧
計のブロック図
【図5】(a) 同装置の体脂肪率測定を行わない時の
外観図 (b) 同装置の体脂肪率測定を行う時の外観図
【図6】(a) 電極支持手段がヒンジ部で回転して移
動する体脂肪率計付き血圧計の外観図 (b) 電極支持手段がケースから脱着可能な体脂肪率
計付き血圧計の外観図
【図7】従来の体脂肪率計付き血圧計の説明図
【符号の説明】
1 カフ(生体情報検出手段) 7 血圧値決定手段 11 第一の電極 12 第二の電極 13 インピーダンス測定手段 15 体脂肪率算出手段 19 絶縁層 20 電極支持手段 26 ケース(収納容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA08 AA18 AB01 AC03 AC16 EE15 FF17 4C027 AA06 BB03 BB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の上肢に装着され人体の血圧により変
    化する生体情報を検出する生体情報検出手段と、前記生
    体情報検出手段の出力から前記人体の血圧値を算出する
    血圧値決定手段と、前記生体情報検出手段が装着された
    生体の部分に接触するように配置された第一の電極と、
    前記生体情報検出手段が装着された部分とは別の上肢に
    おける生体の皮膚を接触させる第二の電極と、前記第一
    の電極と第二の電極との間のインピーダンスを測定する
    インピーダンス測定手段と、前記インピーダンス測定手
    段の出力から前記人体の体脂肪率を算出する体脂肪率算
    出手段とからなり、前記各手段の少なくとも血圧値決定
    手段と第二の電極とインピーダンス測定手段と体脂肪率
    算出手段とは収納容器に一体として収納された上で生体
    情報検出手段と一体化され、かつ、第二の電極と接触す
    る側の上肢の一部を第二の電極へ接触させる際に、第二
    の電極と接触する側の上肢の一部が生体情報検出手段の
    装着された側の上肢の一部分に接触するのを防止する両
    上肢接触防止手段を持つ体脂肪率計付き血圧計。
  2. 【請求項2】両上肢接触防止手段は第二の電極を支持す
    る電極支持手段であり、前記電極支持手段は前記第二の
    電極と生体情報検出手段の装着された上肢の皮膚面との
    間に第二の電極と接触する側の上肢が生体情報検出手段
    の装着された上肢の皮膚面と容易に接触しない距離を確
    保して配置する請求項1に記載の体脂肪率計付き血圧
    計。
  3. 【請求項3】電極支持手段は体脂肪率測定時に移動して
    第二の電極と生体情報検出手段の装着された上肢の皮膚
    面との間に第二の電極と接触する側の上肢が生体情報検
    出手段の装着された上肢の皮膚面と容易に接触しない距
    離を確保できる位置に移動させる構成とした請求項2に
    記載の体脂肪率計付き血圧計。
  4. 【請求項4】第二の電極は収納容器に設置された電極支
    持手段の表面に配置され、前記電極支持手段は収納容器
    から導線を介して脱着可能な構成とした請求項3記載の
    体脂肪率計付き血圧計。
  5. 【請求項5】電極支持手段を体脂肪率測定位置に移動さ
    せた場合にのみ体脂肪率測定を行う請求項3または4に
    記載の体脂肪率計付き血圧計。
  6. 【請求項6】両上肢接触防止手段は、第二の電極と生体
    情報検出手段を装着した側の上肢の皮膚面との間に配置
    された絶縁層である請求項1に記載の体脂肪率計付き血
    圧計。
  7. 【請求項7】両上肢接触防止手段は、生体情報検出手段
    の一部分である請求項6に記載の体脂肪率計付き血圧
    計。
JP25437799A 1999-09-08 1999-09-08 体脂肪率計付き血圧計 Pending JP2001070259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25437799A JP2001070259A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 体脂肪率計付き血圧計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25437799A JP2001070259A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 体脂肪率計付き血圧計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001070259A true JP2001070259A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17264148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25437799A Pending JP2001070259A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 体脂肪率計付き血圧計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001070259A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342497A (ja) * 2004-05-06 2005-12-15 Tanita Corp 体組成計
CN100443047C (zh) * 2003-10-24 2008-12-17 欧姆龙健康医疗事业株式会社 内脏脂肪计
CN102973268A (zh) * 2007-02-15 2013-03-20 株式会社百利达 用于身体测量设备的盖片及其自动片分配装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674109U (ja) * 1993-03-30 1994-10-21 カシオ計算機株式会社 体脂肪率測定装置
JPH0739535A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Akatsuki Denki Seisakusho:Kk 電子制御式ヘルス測定システム及び血圧・体内脂肪測定装置
JP2000237149A (ja) * 1999-02-25 2000-09-05 Matsushita Electric Works Ltd 健康測定機器
JP2001070275A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体脂肪計

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674109U (ja) * 1993-03-30 1994-10-21 カシオ計算機株式会社 体脂肪率測定装置
JPH0739535A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Akatsuki Denki Seisakusho:Kk 電子制御式ヘルス測定システム及び血圧・体内脂肪測定装置
JP2000237149A (ja) * 1999-02-25 2000-09-05 Matsushita Electric Works Ltd 健康測定機器
JP2001070275A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体脂肪計

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100443047C (zh) * 2003-10-24 2008-12-17 欧姆龙健康医疗事业株式会社 内脏脂肪计
JP2005342497A (ja) * 2004-05-06 2005-12-15 Tanita Corp 体組成計
JP4484150B2 (ja) * 2004-05-06 2010-06-16 株式会社タニタ 体組成計
CN102973268A (zh) * 2007-02-15 2013-03-20 株式会社百利达 用于身体测量设备的盖片及其自动片分配装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8086301B2 (en) Method and apparatus for cufflessly and non-invasively measuring wrist blood pressure in association with communication device
TWI258359B (en) Apparatus for evaluating cardiovascular functions
JP4644993B2 (ja) 経穴探査装置および治療効果判定装置
JP2006230679A (ja) 健康管理装置
US20080221404A1 (en) Multifunction health apparatus
JP3206102U (ja) 心血管検測装置
KR100697211B1 (ko) 무구속 맥파도달시간 측정을 이용한 혈압측정시스템 및방법
KR20100060141A (ko) 휴대용 혈압측정 장치 및 방법
WO2015158220A1 (zh) 颈戴式心电检测装置
JP2012532740A (ja) 手持ち型心電計
US20140330087A1 (en) Devices and methods for obtaining physiological data
KR100877207B1 (ko) 비침습적 연속 혈압, 동맥탄성도 측정장치
JP4716586B2 (ja) 血圧計付き内臓脂肪計
KR20170067131A (ko) 혈압 측정 장치 및 이를 이용한 혈압 측정 방법
CN103536281A (zh) 一种基于指尖温度变化的血管内皮功能检测装置
KR20080044224A (ko) 비침습적 연속 혈압, 동맥탄성도 측정방법
JP2001187029A (ja) 体脂肪率測定機能を備えた血圧計
KR100855042B1 (ko) 비침습적 연속혈압, 동맥탄성도 측정장치
TWI624246B (zh) 血壓量測裝置及其方法
JP2534019B2 (ja) 電子制御式血圧・体内脂肪測定装置
EP2119394A1 (en) Multifunction health apparatus
JP2001070259A (ja) 体脂肪率計付き血圧計
TWI657795B (zh) 無拘束式血壓量測裝置及使用其之血壓量測方法
EP3430983B1 (en) Blood pressure/pulse wave measurement device
KR20080069859A (ko) 혈압 측정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060810

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060913

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070322

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902