JPH0759744A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JPH0759744A
JPH0759744A JP5213954A JP21395493A JPH0759744A JP H0759744 A JPH0759744 A JP H0759744A JP 5213954 A JP5213954 A JP 5213954A JP 21395493 A JP21395493 A JP 21395493A JP H0759744 A JPH0759744 A JP H0759744A
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foot
electrode pair
hand
impedance
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Yoshihisa Masuo
善久 増尾
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Omron Corp
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 体内インピーダンスを被検者自身で測定で
き、小型、軽量、安価で測定精度も良く、個人、一般家
庭でも使用可能な健康管理指針アドバイス装置を提供す
る。 【構成】 本体装置10と、フット電極部50と、両者
をつなぐケーブル51とからなり、本体装置10は、両
端に、電極17、19と、18、20をそれぞれ形成し
たグリップ部12、13を設け、フット電極部50に
は、左足用の電極55、57と右足用の電極56、58
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検者の特定化情報
と体内インピーダンス測定情報より、体内脂肪、除脂肪
量、体脂肪率、水分量、基礎代謝量等を算出し、この算
出結果を基に、健康管理への指針情報を提示する健康管
理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内脂肪を測定するために、
4電極式体内インピーダンス測定法が知られている。こ
の体内インピーダンス測定法は、図23に示すように、
本体装置1と、この本体装置1からリード線6で接続さ
れる高周波信号を印加するための1対の電極2、3と、
身体抵抗電位測定用の1対の電極4、5を備えた装置を
用い、被検者をベッドに寝かせ、図24に示すように右
手と右足に、それぞれ電極2、3を装着し、さらに、そ
の右手と右足互いに近い側に、身体抵抗電位計測用の電
極4、5を装着し、本体装置1より、電極2、3に高周
波信号を印加して被検者体に通電し、電極4、5間の電
位差を計測し、この計測された電位差と通電電流から、
被検者体の生体インピーダンスを求めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の4電極
式の身体内インピーダンス測定法を用いた体脂肪率測定
装置では、以下のような問題点がある。 通電経路変化誤差を無くし、十分な測定精度を得るた
めに、測定姿勢を抑臥とし、両足間の接触及び両手と胴
間の接触を防止するために、それぞれを離す必要があっ
た。前記被検者の拘束性及び電極の装着・操作が複雑
などにより、専門の操作者を別に必要とした。被検者自
身で操作できず、家庭向けに不向きである。本装置で
は、多数の被検者を処理する業務用であるため、大型の
キー入力部・表示部、プリンタ部及びAC電源部等を装
備しており、大型で取扱いの不便なものとなっている。
延長ケーブルを有する複数の電極部により、準備・後
始末が煩わしい。電極を装着する手足部位には、心電
計の電極装着時と同様にケラチンクリーム等の導電剤を
塗布し、接触抵抗の影響を軽減する必要があった。
【0004】また、さらにインピーダンス測定によ
り、体脂肪を推定する場合に、手・足部よりも胴体部の
インピーダンス情報が重要であるが、従来の測定部位間
では、手・足部のインピーダンスが胴体部より非常に大
きく、かつ関節部でのインピーダンスが特に大きいた
め、手足の細い人、骨太の人及び関節のちょっとした姿
勢の違いにより、測定結果に甚だしい影響を与える事が
判明した。
【0005】例えば、身体各部位のインピーダンス測定
結果例として、 手足の太い男性の場合:右手/右足間350Ω、右腕部
150Ω 右足部130Ω、胴体部70Ω 手足の細い女性の場合:右手/右足間675Ω、右腕部
360Ω 右足部240Ω、胴体部75Ω 手首の関節部 :25〜50Ω程度 この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、体内インピーダンスを被検者自身で測定でき、小
型、軽量、安価で測定精度も良く、個人、一般家庭でも
使用可能な健康管理指針アドバイス装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の特許
請求の請求項1に記載の健康管理指針アドバイス装置
は、被検者の測定部位間に、高周波信号を印加する第1
の電極対と、この印加信号の身体通電路内に配置して身
体抵抗電位を計測する計測用の第2の電極対と、前記第
1の電極対間の通電により、前記第2の電極対の身体抵
抗電位を計測して身体内部インピーダンスを測定する手
段と、被検者の身体特定化情報を入力する手段と、前記
インピーダンス値と身体特定化情報とに基づいて、体内
脂肪、除脂肪量、体脂肪率、水分量、基礎代謝量等の健
康評価データを抽出する手段とを備えるものにおいて、
前記身体内部インピーダンスを算出する手段等を内蔵す
る装置本体部に、手用の前記第1の電極対の少なくとも
一個の電極、第2の電極対の少なくとも一個の電極が付
設され、かつ、この装置本体部に一体的に形成される握
部と、前記装置本体部に、ケーブルで接続され、前記第
1の電極対の少なくとも一個の電極と、前記第2の電極
対の少なくとも一個の電極が設けられるフット電極部と
を備えている。
【0007】この健康管理指針アドバイス装置では、握
部を両手で握り、手用の第1の電極対の少なくとも一個
の電極、第2の電極対の少なくとも一個の電極に手を接
触させ、被検者がフット電極に乗り、足裏を第1の電極
対の少なくとも一個の電極、第2の電極対の少なくとも
一個の電極に接触させることにより、被検者が立位のま
まで、自身で測定を行うことができる。
【0008】請求項2記載の健康管理指針アドバイス装
置は、請求項1記載の装置において、手用の第1の電極
対の少なくとも一個の電極、手用の第2の電極対の少な
くとも一個の電極を前記握部に形成している。この健康
管理指針アドバイス装置では、握部を手で握るだけで、
確実に手用の電極を掌に接触させることができる。測定
精度が向上する上に、手用の電極の手の甲への装着の手
間が省ける。
【0009】請求項3記載の健康管理指針アドバイス装
置は請求項2記載の装置において、前記握部は、前記装
置本体部の両端に左手用と右手用として、それぞれ設け
られ、この左手用と右手用の握部に、それぞれ前記第1
の電極対の一個の電極と第2の電極対の一個の電極対の
電極が形成され、前記フット電極部には左足用と右足用
に、それぞれ第1の電極対の一個の電極、第2の電極対
の一個の電極を形成している。
【0010】この健康管理指針アドバイス装置では、右
手用と左手用、左足用と右足用に、それぞれ高周波印加
用電極と抵抗電位計測用電極を設けているので、種々の
部位のインピーダンスが測定可能であり、例えば、左右
の手用電極、左右の足用電極を、それぞれ短絡すること
により、より精度の高い測定を行うことができる。請求
項4記載の健康管理指針アドバイス装置は、請求項3記
載の装置において、前記左手用の握部の第1の電極対の
一個の電極、第2の電極対の一個の電極と、右手用の握
部の第1の電極対の一個の電極、第2の電極対の一個の
電極と、左足用の第1の電極対の一個の電極、第2の電
極対の一個の電極と、右足用の第1の電極対の一個の電
極、第2の電極対の一個の電極とを所要に応じ、選択的
に切替接続する切替手段を備えている。
【0011】この健康管理指針アドバイス装置では、切
替手段により、左手、右手、左足、右足用のそれぞれの
電極を選択的に切替えることにより、例えば左手−左足
の電極を選択することにより、左手−左足間のインピー
ダンスが測定でき、切替により種々の部位のインピーダ
ンスを自由に測定できる。請求項5記載の健康管理指針
アドバイス装置は、請求項3記載の装置において、前記
左足用と右足用の第1の電極対の一個の電極が電気的に
共通に接続され、前記左足用と右足用の第2の電極対の
一個の電極が電気的に共通に接続され、及びもしくは前
記左手用と右手用の第1の電極対の一個の電極が電気的
に共通に接続され、左手用と右手用の第2の電極対の一
個の電気的に共通に接続される。
【0012】この健康管理指針アドバイス装置では、左
足用と右足用の電極が電気的に共通に接続され及びもし
くは左手用と右手用の電極が電気的に共通に接続されて
いるので、体脂肪測定に不用な手足のインピーダンスを
半減することができ、その分、胴体のインピーダンス精
度を向上できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す健康管
理指針アドバイス装置の外観斜視図である。この実施例
装置は、本体装置10と、フット電極部50と、これら
本体装置10とフット電極部50を接続するケーブル5
1とから構成されている。
【0014】本体装置10は、本体部11と、この本体
部11の左右両端部に、一体的に構成される左手用グリ
ップ部(握部)12と、右手用グリップ部(握部)13
とから構成されている。また本体部11の前面には、電
源スイッチ14、スタート指示や被検者の身体的特徴で
ある身長、体重等を入力するためのキースイッチ15、
さらに測定結果やアドバイス情報を表示するための表示
部16が設けられている。この表示部16は、左手用グ
リップ部12と右手用グリップ13との間のほぼ中央に
なるように配置されている。
【0015】左手用グリップ部12、右手用グリップ部
13とも、垂直のほぼ円柱状であり、それぞれの表面に
は高周波信号印加用の電極17、18と、抵抗電位計測
用の電極19、20が設けられている。これら電極1
7、18及び電極19、20は、図1に図示していない
が、本体部11内の回路部と電気的に接続されている。
フット電極部50は、略長方形平板状のシート材部52
上に、左足用の位置決め部53と右足用の位置決め部5
4が配置され、さらに両足位置決め部53、54には、
それぞれ高周波信号印加用の電極55、56と、抵抗電
位計測用電極57、58が設けられている。また、シー
ト材部52の前部上端に、ハウジング部59が設けら
れ、このハウジング部59には測定状態モニタ用の表示
器60が配備されている。さらにシート部材52の両足
位置決め部間前方に貫通穴61が形成されている。
【0016】シート部材52は、図3の断面図に示すよ
うに、表面シート62と裏面シート63で構成されてい
る。これらのシート62、63の材料としては、PV
C、PET、ポリエチル等が使用される。また、足位置
決め部53、54の土踏まずに相当する領域に、シート
材部52より、弾力性のある突出部64、65が形成さ
れ、この突出部64、65にそれぞれ上記した電極5
5、56、57、58が設けられている。図3では、右
足用位置決め部分の断面構造が示されているが、左足用
位置決め部分の断面構造も同様である。このように突出
部64、65を設け、ここに電極を形成しているのは、
両足位置決め部53、54に被検者の足を載せた場合、
足裏の土踏まずに、各電極を確実に接触させるためであ
る。突出部64、65を形成する弾性シート材として
は、例えばシリコンゴムが使用される。ハウジング部5
9を構成する材料としては、ABS、PVC等が使用さ
れている。
【0017】ケーブル51は、両端にコネクタ66、6
7を有し、本体装置10とフット電極部50を脱着自在
に接続する。この実施例装置を用いて、被検者の生体イ
ンピーダンスを測定する場合は、図2に示すように、被
検者Aが、自分の両足をフット電極部50の足位置決め
部53、54に載置するとともに、本体装置10のグリ
ップ部12を左手で、グリップ部13を右手で握り、両
手を前方に水平に上げ、本体装置10を肩の高さに保持
した状態で測定を開始する。
【0018】図4は、本体装置10の本体部11の回路
構成を示すブロック図である。実施例装置の内部回路
は、周波数f0 の定電流高周波信号を発生する高周波信
号発生部21(10≦f0 ≦100KHZ)と、電極1
9、20からの電位信号を受ける差動増幅器22と、周
波数f0 以外の信号をカットするためのバンドパスフィ
ルタ23と、高周波信号成分を復調する復調回路24
と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器25と、ROM26と、RAM27と、A/D変換器
25からの入力やデータ入力部15からの身長、体重、
年令、性別、日時等のデータを取込み、インピーダンス
の測定処理演算や、健康管理指針アドバイス情報を抽出
する処理を実行するCPU28と、警告を行うためのブ
ザー29と、測定結果を例えば、プリンタ等へ通信で出
力する測定結果出力部30と、電源用の電池31と、さ
らに、高周波信号発生部21や、差動増幅器22の入力
に、グリップ部12、13の電極17、18、19、2
0や、コネクタ66、ケーブル51、コネクタ67を介
してのフット電極部50の電極53、55、5657、
58を選択的に切替えて接続し、あるいは接続を短絡
し、開放するための電極信号切替部32等を備えてい
る。電極信号切替部32の切替は、アナログスイッチあ
るいはリレー等で行われ、どのような切替を行うかは、
CPU28の計測モード設定に応じて、CPU28から
対応して発せられる切替コントロール信号によって定ま
る。
【0019】図5は、電極信号切替部32を、両手−両
足間のインピーダンス計測モードに設定した場合の接続
例である。この場合は、左手用と右手用の高周波信号印
加用電極17、18が短絡され、同様にフット電極部5
0の高周波信号印加電極55、56が短絡され、手用の
電極17、18と足用の電極55、56間に、高周波信
号発生部21が接続されている。また、左手用と右手用
の抵抗電位計測用電極19、20が短絡され、同様に左
足用と右足用の抵抗電位計測用電極57、58が短絡さ
れ、それぞれ差動増幅部21の入力に接続されている。
【0020】次に、上記実施例装置の測定動作を図6、
図7に示すフロー図を参照して説明する。電源スイッチ
14がONされると、RAM等の初期化や、各回路素
子、表示素子のチエックを行う等の測定準備処理を行う
(ステップST〔以下STと略す〕1)。次に被検者
が、データ入力部15より、身長、体重、年令、性別等
の身体特定化情報と測定日時データを入力する(ST
2)。これらのデータが入力完了するまで、待機し(S
T2、ST3)、データ入力が完了すると、フット電極
部の接続があるか否か判定する(ST4)。この判定
は、図4、図5の回路において、CPU28でコネクタ
66(67)のCT端子からの接続検知信号の有無判別
をすることにより行う。
【0021】ST4で判定NOの場合は、両手間のイン
ピーダンス測定モードへの電極切替部32の切替設定を
行い(ST5)、ST4の判定がYESの場合は、両手
−両足間のインピーダンス測定モードへの電極切替部3
2の切替設定を行う(ST6)。切替設定終了後、デー
タ入力部15のスタートSWがONされるのを待機する
(ST7)。ここでは、切替設定終了後、表示部16に
“スタートSWをONして下さい”の指示表示を出し
て、被検者のキー操作を促してもよい。スタートSWが
ONされると、数秒間のタイムディレーをおいて(ST
8)、測定を開始した旨の報知をブザー29で報知ある
は表示部16で表示する(ST9)。ST8におけるデ
ィレータイムは、被検者がスタートSWをONしてか
ら、左右両手で、グリップ部12、13を完全、正確に
握り、かつ両足を足位置決め部53、54に正しく載せ
得るに充分な時間に設定する。
【0022】インピーダンスが測定されると、そのイン
ピーダンス測定値が正常範囲で安定しているか、どうか
を確認し(ST10、ST11)、安定していない場合
は、表示部16で“電極部と手、足をしっかり接触させ
て下さい”の表示をするとともに、ブザー29を動作さ
せてその旨を報知する(ST12)。ST11におい
て、測定値が、正常で安定している場合には、測定処理
及び、体脂肪の変換演算を実行し(ST13)、測定終
了を表示部16、ブザー29で報知する(ST14)と
ともに、その後測定結果を表示部16に表示し、必要に
応じ、指針アドバイス情報も表示する(ST15)。
【0023】なお、上記実施例装置において、データ入
力部15より入力する身体特定化情報は、別の機会に測
定した、データを使用しても良いが、体重は、図8に示
すように、シート状のフット電極部50を、家庭用の体
重計68に載せ、その状態でフット電極部50の上に、
被検者が乗って、体重計68で測定し、その時、測定し
た体重値を入力してもよい。実施例装置のフット電極部
50には、貫通穴61を備えているので、図のように本
体装置10を保持したままで、貫通穴61を介して、体
重計68の指示値を読み取ることができる。この貫通穴
は、体重計68の指示値を読み取ればよいから、透明窓
に代えてもよい。
【0024】ところで、両足間のインピーダンスを測定
する場合に、両足を接近させて測定すると、被検者によ
って大腿部が接触する場合があり、この場合は、測定経
路が変化するので、測定精度に影響することとなる。実
施例装置のフット電極部50には、貫通穴61を間に挟
む形で、足位置決め部53、54を配置し、この足位置
決め部53、54に電極55、56、57、58に設け
るものであるから、貫通穴61が、間接的に両足を、あ
る程度、分離させて位置させるという機能を有してい
る。
【0025】図9は、この発明の他の実施例に使用され
るフット電極部50の外観斜視図、図10は、図9のB
−B’線で切断した断面図である。このフット電極部の
特徴は、図1のフット電極部が、左足用と右足用が分離
独立して形成されているに対し、左右共通で1個の高周
波信号印加用電極69と、左右共通で1個の抵抗電位計
測用電極70を設けた点である。このフット電極部50
も、もちろんシート部材52上に、足位置決め部53、
54が配置され、これら左足用位置決め部53と右足用
位置決め部54間に跨り、電極69、70が形成されて
いる。またシート部材52は表面シート62と裏面シー
ト63が接着剤で接着されて構成されており、両シート
の間に、中央部で突出部65aを持つ、弾力材65を挟
設し、さらに突出部65aを覆うように、電極69、7
0を形成し、この電極69、70は、表面シート62よ
り、上方に突出露出させている。電極69、70の材料
は、SUS、Ag、Ag−Agcl等が使用され、弾力
材65はシリコーン樹脂、ウレタンゴムシート等が使用
され、表面シート62、裏面シート63は、PVC、P
ET、ポリエステル等が使用される。
【0026】Ag(銀)は、抗菌力を有するため、水虫
等の感染を防止する見地から、表面シート62、弾力材
65にAgを混入させた樹脂を使用するとともに、電極
69、70もAg板や、Agメッキ材等の抗菌材料ある
いはその他の抗菌処理を施した材料を使用することが望
ましい。上記実施例装置において、両手−両足間のイン
ピーダンスを測定する場合には、ケーブル51によるフ
ット電極部50の接続検知信号により、CPU28は、
電極信号切替部32に、そのモード設定の指令に応じた
切替コントロール信号が加えられ、電極信号切替部32
内は、図11に示すように接続される。すなわち、両手
の高周波信号印加用の電極17、18の接続線Ih1、I
h2が接続されて、高周波信号発生部21の一端に接続さ
れる。また、両手の抵抗電位計測用の電極19、20の
接続線Eh1、Eh2が差動増幅部22の入力の一端に接続
される。そして、両足の高周波信号印加用の電極55、
56の接続線If1、If2が共通に接続されて高周波信号
発生部21の他端に接続されるとともに、両足の抵抗電
位計測用の電極57、58の接続線Ef1、Ef2が共通接
続されて差動増幅器22の他の入力端に接続される。
【0027】両手間のインピーダンスを測定する場合
は、ケーブル50とともに、フット電極部50を本体装
置10から外す。これにより、図12に示すように、接
続検知信号はOPEN信号となり、この非接続を示す信
号により、CPU28は両手間インピーダンス測定モー
ドを設定する。そして、そのモードに応じた切替コント
ロール信号により、電極信号切替部32は、図12のよ
うに接続される。すなわち左手の高周波信号印加用の電
極17の接続線Ih1は高周波信号発生部21の一端に接
続され、左手の高周波信号印加用の電極18の接続線I
h2は高周波信号発生部21の他端に接続される。そして
左手の抵抗電位計測用の電極19の接続線Eh1と、右手
の抵抗電位計測用の電極20の接続線Eh2が、差動増幅
部22の入力に接続される。
【0028】次に、手−足間のインピーダンス測定の具
体例を説明する。今、図13、図14に示すように、右
手と左手の各掌〜手首のインピーダンスを、Z1
6 、右左の腕のインピーダンスをZ2 、Z5 、右左の
肩から胴上端までのインピーダンスをZ3 、Z4 、胴の
インピーダンスをZ7 、胴下端から右左両腰のインピー
ダンスをZ8 、Z11、右左の両足のインピーダンスをZ
9 、Z 12、右左の足首から足裏までのインピーダンスを
10、Z11とする。
【0029】従来の測定では、右の手首と右の足首の間
のインピーダンスを測定する。等価的に図13に示す接
続を行う。そのため、測定インピーダンスZS は、 ZS =Z2 +Z3 +Z7 +Z8 +Z9 この場合の問題点は、Z2 +Z9 ≫Z7 となることであ
る。例えば、手足の太い男性の場合、Z2 +Z9 =15
0Ω+130Ω=280Ω、Z3 +Z7 +Z8 =70Ω
で、ZS =350Ω程度となるに対し、手足の細い男性
の場合、Z2 +Z3 =360Ω+240Ω=600Ω、
3 +Z7 +Z8 =75Ωで、Z0 =675Ω程度とな
り、手足の太さに応じ、相当に、バラツキが出る。
【0030】一方、上記実施例装置による手−足間のイ
ンピーダンス測定は、両手の電極を短絡、両足の電極を
短絡し、しかも掌と足裏間でインピーダンスを測定する
ものであるから、等価的には図14に示す接続となる。
そのため、測定インピーダンスZS は、 ZS =(Z1 +Z2 +Z3 )//(Z4 +Z5 +Z6 )+
7 +(Z8 +Z9+Z10)//(Z11+Z12+Z13)≒
(Z1 +Z2 +Z3 )/ 2+Z7 +(Z8+Z9
10)/ 2 ただし、右左の手と足で、各部位のインピーダンスがほ
ぼバランス良く、等しいもの、つまりZ1 ≒Z6 、Z2
≒Z5 、Z3 ≒Z4 、Z8 ≒Z11、Z9 ≒Z12、Z10
13としている。
【0031】この方法では、手及び足のインピーダンス
を1/2に下げられるため、胴体部のインピーダンスZ
7 の情報を有効に検出できる。また、手及び足の関節等
によるちょっとした曲がり等の姿勢の違いによる測定バ
ラツキの影響を少なくできる。また、両足大腿部の接触
による測定経路変化誤差の影響も少なく出来る等の利点
がある。
【0032】上記実施例では、両手あるいは両足のイン
ピーダンスは、等しいものとして、手−足間のインピー
ダンス測定等について、説明したが、実際は被検者によ
って、左右の手足に発達度のバラツキがあり、利き手、
利き足が他方より、発達しており、他方よりインピーダ
ンス値が低くなることが考えられる。このような場合の
補正式として、例えば次式が使用される。
【0033】 Zhf=(ZRh-Rf +ZLh-Lf )/2 …(1) ただし、Zhf:手−足間のインピーダンス ZRh-Rf :右手−右足間のインピーダンスの測定値 ZLh-Lf :左手−左足間のインピーダンスの測定値 また、腕(手)の長さ、太さ、骨太さ、関節太さ、発達
具合等により測定インピーダンス値は大きく異なる。
【0034】一例として手足の太い男性の場合を想定す
ると、図13を参照し、 右手足間:Z2 +Z3 +Z7 +Z8 +Z9 =350Ω 右腕部:Z2 ≒Z5 ≒(Z2 +Z5 )/2=150Ω 右足部:Z9 ≒Z12≒(Z9 +Z12)/2=130Ω 胴体部:Z3 +Z7 +Z8 =70Ω また、手足の細い女性の場合は、同一式で右手足間:6
75Ω、右腕部:350Ω、右足部:240Ω、胴体
部:70Ωである。
【0035】また、一般的に、手首部のインピーダンス
はZ1 ≒Z2 =25〜50Ω程度、足首部はZ10≒Z13
≒15〜50Ω程度と、バラツキがある。したがって、
腕のバラツキによる手−足間のインピーダンスの補正
を、次式によって行うと良い。
【0036】
【数1】
【0037】ただし、Zhf:右手−右足間と左手−左足
間のインピーダンス測定値の平均値〔上記(1)式参
照〕 ZRh-Lh :右手−左手間のインピーダンス測定値 αh 、βr :測定対象母集団からの無作為的に抽出した
サンプル統計処理結果より算出する定数 上記した手のバラツキと同様に、足の長さ、太さ、骨太
さ、関節太さ、発達具合等により、測定インピーダンス
値が大きく異なる。したがって、足のバラツキによる手
−足間のインピーダンスの補正を次式によって行うと良
い。
【0038】
【数2】
【0039】ただし、ZRf-Lf :右足−左足間のインピ
ーダンス測定値 αf 、βf :測定対象母集団からの無作為的に抽出した
サンプルの統処理結果により算出する定数 なお、手−足間の平均インピーダンスZhfは、右手−左
足間のインピーダンスと左手−右足間のインピーダンス
測定値より算出してもよい。
【0040】以上のように、上記(2)式あるいは
(3)式、又は両式を用いて、腕(手)や足のバラツキ
を補正したより精度の高い、手足間のインピーダンス測
定を行うことができる。これらの式を用いるためには、
右手−右足間、左手−左足間、両手間、両足間、右手−
左足間、左手−右足間等のインピーダンスを測定するこ
とが必要である。
【0041】そこで、これらのインピーダンスが測定可
能なこの発明の他の実施例健康管理指針アドバイス装置
について説明する。この実施例装置の外観、及び回路部
の基本構成は図1、図4に示したものと同様であるが、
CPU28のモード設定機能、その他の処理機能、及び
電極信号切替部32の切替機能に特徴を有する。この実
施例装置では、右手−右足間、左手−左足間、両手間、
両足間、右手−左足間、左手−右足間のインピーダンス
測定機能を有するほか、測定されたこれらのインピーダ
ンスを用いて、補正処理を行う機能も備えている。
【0042】次に、この実施例装置における各インピー
ダンス測定モードについて説明する。先ず、右手−右足
間インピーダンス測定モードに設定されると、CPU2
8からの切替コントロール信号により、電極信号切替部
32は、図15に示すように、切替接続される。つま
り、右手の高周波信号印加用電極18の接続線Ih2が、
高周波信号発生部21の一端に接続され、右足の高周波
信号印加用電極55の接続線If2が高周波信号発生部2
1の他端に接続される。また、右手の抵抗電位計測用電
極20の接続線Eh2と右足の抵抗電位計測用電極58の
接続線Ef2が、差動増幅部22の入力の一端と他端に接
続される。そして、左手の高周波信号印加用電極17の
接続線Ih1、抵抗電位計測用電極19の接続線Eh1は、
どこにも接続されず、OPENである。また、左足の高
周波信号印加用電極54の接続線I f1、抵抗電位計測用
電極56の接続線Ef1も、どこにも接続されずOPEN
である。
【0043】次に、左手−左手間インピーダンス測定モ
ードに設定されると、CPU28からの切替コントロー
ル信号により、電極信号切替部32は、図16に示すよ
うに、切替接続される。つまり、左手の高周波信号印加
用電極17の接続線Ih1が、高周波信号発生部21の一
端に接続され、左足の高周波信号印加用電極55の接続
線If1が高周波信号発生部21の他端に接続される。ま
た、左手の抵抗電位計測用電極19の接続線Eh1と左足
の抵抗電位計測用電極56の接続線Ef1が、差動増幅部
22の入力の一端と他端に接続される。そして、右手の
高周波信号印加用電極18の接続線Ih2、抵抗電位計測
用電極20の接続線Eh2は、どこにも接続されず、OP
ENである。また、右足の高周波信号印加用電極56の
接続線I f2、抵抗電位計測用電極58の接続線Ef2も、
どこにも接続されず、OPENである。
【0044】また、両手間インピーダンス測定モードに
設定されると、CPU28からの切替コントロール信号
により、電極信号切替部32は、図17に示すように、
切替接続される。つまり、左手の高周波信号印加用電極
17の接続線Ih1が、高周波信号発生部21の一端に接
続され、右手の高周波信号印加用電極18の接続線I h2
が高周波信号発生部21の他端に接続される。また、左
手の抵抗電位計測用電極19の接続線Eh1と右手の抵抗
電位計測用電極20の接続線Eh2が、差動増幅部22の
入力の一端と他端に接続される。この場合、当然なが
ら、両足の電極に係る接続線If1、If2、Ef1、E
f2は、いずれにも非接続、OPENとされる。
【0045】両足間インピーダンス測定モードに設定さ
れると、CPU28からの切替コントロール信号によ
り、電極信号切替部32は、図18に示すように、切替
接続される。つまり、左足の高周波信号印加用電極55
の接続線If1が、高周波信号発生部21の一端に接続さ
れ、右足の高周波信号印加用電極56の接続線If2が高
周波信号発生部21の他端に接続される。また、左足の
抵抗電位計測用電極57の接続線Ef1と右足の抵抗電位
計測用電極58の接続線Ef2が、差動増幅部22の入力
の一端と他端に接続される。この場合、両手間のインピ
ーダンス測定の場合とは、逆に両手の電極に係る接続線
h1、Ih2、Eh1、Eh2は、いずれにも非接続、OPE
Nとされる。
【0046】また、右手−左足間インピーダンス測定モ
ードに設定されると、CPU28からの切替コントロー
ル信号により、電極信号切替部32は、図19に示すよ
うに、切替接続される。つまり、右手の高周波信号印加
用電極18の接続線Ih2が、高周波信号発生部21の一
端に接続され、左足の高周波信号印加用電極55の接続
線If1が高周波信号発生部21の他端に接続される。ま
た、右手の抵抗電位計測用電極20の接続線Eh2と左足
の抵抗電位計測用電極57の接続線Ef1が、差動増幅部
22の入力の一端と他端に接続される。そして、左手の
高周波信号印加用電極17の接続線Ih1、抵抗電位計測
用電極19の接続線Eh1は、どこにも接続されず、OP
ENである。また、右足の高周波信号印加用電極55の
接続線I f2、抵抗電位計測用電極58の接続線Ef2も、
どこにも接続されず、OPENである。
【0047】次に、左手−右足間インピーダンス測定モ
ードに設定されると、CPU28からの切替コントロー
ル信号により、電極信号切替部32は、図20に示すよ
うに、切替接続される。この場合、図19の場合とは、
右手と左手、左足と右足が逆になっており、図19の場
合と、右左の接続を互いに逆にすればよいので、説明は
省略する。
【0048】ここで、上記実施例装置において、インピ
ーダンス測定の補正処理を行う場合の動作を図21、図
22に示すフロー図により説明する。以下の測定動作で
は、その前提として、被検者がフット電極部50に乗
り、左右の手で、グリップ部12、13を握り、図2で
示した状態で、測定動作を開始する。また、右手−右足
間のインピーダンス測定を基本測定部位測定モードとし
ている。
【0049】電源SWがONされて、動作がスタートと
し、測定準備処理を行い(ST21)、身体特定化情報
等を入力し(ST22)、READY、YESとなる
(ST23)まで待機し、READY、YESとなる
と、フット電極の接続あるかの判定(ST24)を行う
までの処理は、図6の場合と同様である。この実施例装
置では、ST24でフット電極部50が本体装置10
に、接続されていないと、フット電極部を接続する必要
のある旨を、ブザー29による警告音、あるいは表示部
16に表示して報知する(ST25)。
【0050】ST24で、フット電極部50の接続が検
出された場合には、右手−右足間のインピーダンス測定
モード(基本測定モード)とするため電極信号切替部3
2を図15の接続状態に設定するとともに、基本モード
フラグを“1”にセットする(ST26)。そして、そ
の後は、図6のST7、ST8、ST9と同様に、スタ
ートがONされるのを待機(ST27)し、スタートS
WがONされると、その後、数秒間のタイムディレーを
行う(ST28)とともに、表示部16等で、測定開始
を報知する(ST29)。報知後は、インピーダンス測
定値が正常範囲で安定しているかどうかを複数回の測定
等により確認し(ST30)、正常、安定でなければ
(ST31)、電極部との接触をしっかりとするよう
に、表示部16、ブザー29等で報知し(ST32)、
正常安定となるまでST30〜ST32の処理を繰り返
す。この正常で安定である旨の判定は、数回分の測定に
亘り、所定範囲であれば、ST31の判定YESとす
る。
【0051】ST31で判定YESの場合は、ST33
に移り、測定処理、つまり右手−右足間のインピーダン
スを求め、次に「基本モードフラグ“1”か」判定する
(ST34)。すでに、フラグセット済であるから、判
定YESで、ST35に移り、測定結果をRAMエリア
に記憶するとともに、次の測定モード、例えば両手間の
測定モードへ、電極信号切替部32の切替設定を行い、
基本モードフラグをリセットし(ST36)、ST30
に戻る。そして後は、両手間のインピーダンス測定をS
T30、…、ST33で行う。両手間のインピーダンス
測定後、今度は、基本モードフラグがリセットされてい
るので、ST34の判定がNOであり、ST37に移
る。
【0052】ST37では、RAMエリアの記憶データ
を読み出し、前述した補正式により、補正演算を行い、
補正された生体インピーダンスを求める(ST38)。
その後は、ST39ないしST41で、図7のST1
3、…、ST15と同様の処理を行って、測定を終了す
る。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、被検者がフット電極
部に乗り、本体装置に付設される握部を握るだけで測定
できるので、被検者自身で立位のままで容易に測定でき
る。また、少なくとも足への電極の装着が不要なので、
その煩わしさが軽減され、測定を容易に行うことができ
る。また請求項2記載の装置によれば、握部を本体装置
に一体的に形成し、この握部に手用の電極を形成してい
るので、握部を握るだけで、電極を掌に接触でき、手へ
の電極の装着も不用となるので、装着の煩わしさから解
放され、測定をより容易に行うことができる。
【0054】また請求項3記載の装置によれば、握部を
本体装置の両端に形成し、両握部に左手と右手用の電極
を設け、またフット電極部にも左足用と右足用の電極を
設けるので、種々の部位間のインピーダンスが測定で
き、例えば、両手、両足間を短絡状態にして、手−足間
のインピーダンスを測定でき、手足のインピーダンスを
半分とし得るので、その分、手足のインピーダンスの影
響を軽減でき、精度の高い測定ができる。
【0055】また、請求項4記載の装置によれば、左右
の手、左右の足に、それぞれ設けられる電極を切替手段
による切替により、種々の2部位間の測定が自由に行え
るので、基準測定部位の手−足間インピーダンスのみな
らず、その他の部位間のインピーダンス測定ができ、標
準体型からの手足の長さ、太さ、骨太さ及び左右手足の
発達度等の違いによる特徴を被検者の身体特定化補正情
報として用い、測定精度の向上を測ることができる。
【0056】また請求項5記載の装置によれば、左足用
と右足用の電極を電気的に共通に接続し、及びもしくは
左手用と右手用の電極を電気的に共通に接続しているの
で、手足間のインピーダンスを測定する際、足及びもし
くは手のインピーダンスの影響を1/2に軽減でき、胴
体のインピーダンス測定精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す健康管理指針アドバ
イス装置の外観斜視図である。
【図2】同実施例装置の使用状態を説明する図である。
【図3】同実施例装置を構成するフット電極部の図1の
A−A’線で切断した断面図である。
【図4】同実施例装置の本体装置内の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図5】同実施例装置の電極信号切替部と各電極との接
続例を示す回路図である。
【図6】同実施例装置の測定動作を説明するためのフロ
ー図である。
【図7】図6とともに、同実施例装置の測定動作を説明
するためのフロー図である。
【図8】同実施例装置の他の使用状態を説明する図であ
る。
【図9】この発明の他の実施例健康管理指針アドバイス
装置に使用するフット電極部を示す外観斜視図である。
【図10】同フット電極部の図9のB−B’線で切断し
た断面図である。
【図11】上記実施例装置における、両手電極の短絡接
続、両足電極の短絡接続を説明する回路図である。
【図12】同実施例装置におけるフット電極部の切離し
状態を説明するための回路図である。
【図13】従来のインピーダンス測定を説明するための
生体内等価回路図である。
【図14】上記実施例装置によるインピーダンス測定を
説明するための生体内等価回路である。
【図15】この発明の他の実施例健康管理指針アドバイ
ス装置における右手−右足間インピーダンス測定モード
の接続状態を示す回路図である。
【図16】同実施例装置における左手−左足間インピー
ダンス測定モードの接続状態を示す回路図である。
【図17】同実施例装置における両手間インピーダンス
測定モードの接続状態を示す回路図である。
【図18】同実施例装置における両足間インピーダンス
測定モードの接続状態を示す回路図である。
【図19】同実施例装置における右手−左足間インピー
ダンス測定モードの接続状態を示す回路図である。
【図20】同実施例装置における左手−右足間インピー
ダンス測定モードの接続状態を示す回路図である。
【図21】同実施例装置の測定動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図22】図21とともに、同実施例装置の測定動作を
説明するためのフロー図である。
【図23】従来の生体インピーダンス測定を説明する図
である。
【図24】従来の生体インピーダンス測定における手及
び足への電極装着を説明する図である。
【符号の説明】
10 本体装置 12 左手用グリップ 13 右手用グリップ 17、18、19、20 手用の電極 50 フット電極部 51 ケーブル 55、56、57、58 足用の電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検者の測定部位間に、高周波信号を印加
    する第1の電極対と、この印加信号の身体通電路内に配
    置して身体抵抗電位を計測する計測用の第2の電極対
    と、前記第1の電極対間の通電により、前記第2の電極
    対間の身体抵抗電位を計測して身体内部インピーダンス
    を測定する手段と、被検者の身体特定化情報を入力する
    手段と、前記インピーダンス値と身体特定化情報とに基
    づいて、体内脂肪、除脂肪量、体脂肪率、水分量、基礎
    代謝量等の健康評価データを抽出する手段とを備える健
    康管理指針アドバイス装置において、 前記身体内部インピーダンスを算出する手段等を内蔵す
    る装置本体部に、手用の前記第1の電極対の少なくとも
    一個の電極、第2の電極対の少なくとも一個の電極が付
    設され、かつ、この装置本体部に一体的に形成される握
    部と、前記装置本体部に、ケーブルで接続され、前記第
    1の電極対の少なくとも一個の電極と、前記第2の電極
    対の少なくとも一個の電極が設けられるフット電極部と
    を備えたことを特徴とする健康管理指針アドバイス装
    置。
  2. 【請求項2】前記手用の第1の電極対の少なくとも一個
    の電極、手用の第2の電極対の少なくとも一個の電極を
    前記握部に形成したことを特徴とする請求項1記載の健
    康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】前記握部は、前記装置本体部の両端に、左
    手用と右手用としてそれぞれ設けられ、この左手用と右
    手用の握部に、それぞれ前記第1の電極対の一個の電極
    と第2の電極対の一個の電極が形成され、前記フット電
    極部には左足用と右足用に、それぞれ第1の電極対の一
    個の電極と第2の電極対の一個の電極を形成したもので
    ある請求項1記載の健康管理指針アドバイス装置。
  4. 【請求項4】前記左手用の握部の第1の電極対の一個の
    電極、第2の電極対の一個の電極と、右手用の握部の第
    1の電極対の一個の電極、第2の電極対の一個の電極
    と、左足用の第1の電極対の一個の電極、第2の電極対
    の一個の電極と、右足用の第1の電極対の一個の電極、
    第2の電極対の一個の電極とを所要に応じ、選択的に切
    替接続する切替手段を備えたものである請求項3記載の
    健康管理指針アドバイス装置。
  5. 【請求項5】前記左足用と右足用の第1の電極対の一個
    の電極が互いに電気的に共通に接続され、前記左足用と
    右足用の第2の電極対の一個の電極が、電気的に共通一
    体的に接続されたものであり、及びもしくは、前記左手
    用と右手用の第1の電極対の一個の電極が電気的に共通
    に接続され、左手用と右手用の第2の電極対の一個の電
    極が電気的に共通に接続されたものである請求項3記載
    の健康管理指針アドバイス装置。
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