JP2000333924A - 体脂肪率計 - Google Patents

体脂肪率計

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JP2000333924A
JP2000333924A JP11149881A JP14988199A JP2000333924A JP 2000333924 A JP2000333924 A JP 2000333924A JP 11149881 A JP11149881 A JP 11149881A JP 14988199 A JP14988199 A JP 14988199A JP 2000333924 A JP2000333924 A JP 2000333924A
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electrode
thigh
main body
hand
bioimpedance
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JP11149881A
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English (en)
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Yasuhiro Kawamoto
恭宏 河本
Yoichi Kuroki
洋一 黒木
Hirofumi Inui
弘文 乾
Kazuko Awaya
加寿子 粟屋
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • A61B5/48Other medical applications
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつシンプルな構造で、胴体部も含め
た生体インピーダンスを測定して体脂肪率を算出する。 【解決手段】 本体11は、その裏面に右腿第1電極1
2a、右腿第2電極12b、左腿第1電極13a、左腿
第2電極13bを備える。また、本体11は、その左右
端に設けた握り部14に右手第1電極15a、右手第2
電極15b、左手第1電極16a、左手第2電極16b
を備える。そして、握部14を持って被測定者が座り、
本体11を腿に置く。この状態で、身体の手から腿間の
生体インピーダンスを測定することにより、胴体部も含
めた体脂肪率を算出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体インピーダン
ス法を用いて身体の体脂肪率を測定する体脂肪率計に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭での日々の健康管理を行う機器の1
つとして、生体インピーダンス測定による体脂肪率計が
近年急激に普及してきている。この体脂肪率計は両手
間、もしくは両足間の生体インピーダンスを測定し、予
め統計的手法によって導出した相関式を基に体脂肪率を
算出している。
【0003】また、体脂肪率計として電流経路が両手間
や両足間だけではなく、身体の胴体部も含めた電流経路
にして全身の体脂肪率をより正確に測定したり、胴体部
の生体インピーダンスを測定することにより、体脂肪の
分布や肥満の型を判別する装置もあり、例えば特開平9
−285455号公報に記載されている健康管理指針ア
ドバイス装置がある。これは図14に示すように、手用
の電極21と足用の電極22とこれらを繋いだ信号用の
コ−ド23を備え、図15に示すように電極22の上に
素足で直立し、かつ両腕を前方へ伸ばした姿勢で手、
足、および胴体の生体インピーダンスを測定し、体脂肪
率や体脂肪分布を算出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の体脂肪率計
は、手もしくは足の生体インピーダンスでもって全身の
体脂肪率を算出するため、体脂肪が偏在している人は正
確に測定することができないと言う課題を有していた。
【0005】また、上記健康管理指針アドバイス装置は
全身に近い電流経路で生体インピーダンスを測定するこ
とができ、また胴体部の生体インピーダンスを測定でき
るため、より正確な体脂肪率測定や体脂肪分布を測定す
ることができるが、装置が大掛かりでかつ、手用の電極
21が分離していてコード23によって繋がっているた
め、測定前後の準備や収納に手間がかかり、次第に利用
されなくなるという課題を有していた。さらに、正確な
測定をするためには直立し、腕を前に伸ばすという姿勢
を強いられ、かつ、電極を足に接触させるため、靴下を
脱がなければならず、面倒で次第に利用されなくなると
いう課題も有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために、胴
体部も含めた生体インピーダンスを測定して体脂肪率を
算出する小型でシンプルな構造で取り扱い易い体脂肪率
計を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の体脂肪率計は上
記課題を解決するために、手と、手が届く範囲である処
の腿の間での生体インピーダンスを測定するようにした
本体を備えることとした。
【0008】上記発明によれば、本体により手および腿
間の生体インピーダンから胴体部の生体インピーダンス
を測定することができ、かつ小型一体型で準備や収納の
手間のかからない体脂肪率計を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、人の手と腿の間の生体インピーダンスを測定して体
脂肪率を算出する本体を備えたものである。
【0010】この発明によれば、ごく自然に手で体脂肪
率計の本体を持って腿の処に接触させれば、体脂肪率を
算出する基となる手と腿の間の生体インピーダンスを測
定することになる。
【0011】また請求項2に記載の発明は、人の両手と
両腿との間の生体インピーダンスを測定して体脂肪率を
算出する本体を備えたものである。
【0012】この発明によれば、ごく自然に両手で体脂
肪率計の本体を持って両腿の処に接触させれば、体脂肪
率を算出する基となる両手と両腿の間の生体インピーダ
ンスを測定することになる。
【0013】また請求項3に記載の発明は、人が座った
状態で手と腿との間の生体インピーダンスを測定して体
脂肪率を算出する本体を備えたものである。
【0014】この発明によれば、人が座った状態で、ご
く自然に手で体脂肪率計の本体を持って腿の処に接触さ
せれば、体脂肪率を算出する基となる手と腿の間の生体
インピーダンスを測定することになる。 また請求項4
に記載の発明は、人が座った状態で両手と両腿との間の
生体インピーダンスを測定して体脂肪率を算出する本体
を備えたものである。
【0015】この発明によれば、人が座った状態で、ご
く自然に両手で体脂肪率計の本体を持って両腿の処に接
触させれば、体脂肪率を算出する基となる両手と両腿と
の間の生体インピーダンスを測定することになる。
【0016】また請求項5に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿第1電極およびこの右腿第1電極より右腿の体幹側
で接触する右腿第2電極と、左腿と接触する左腿第1電
極およびこの左腿第1電極より左腿の体幹側で接触する
左腿第2電極と、前記本体の左右端に設けた握り部と、
前記握り部の右側に設けた右手第1電極および右手第2
電極と、前記握り部の左側に設けた左手第1電極および
左手第2電極と、前記八つの電極のうち、同じ身体部位
に対する二つの電極を一組とした四組の電極のうち、任
意の二組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極か
ら生体抵抗電位を検出して生体インピーダンスを測定す
る生体インピーダンス測定手段と、被測定者の身長、体
重、性別等の身体パラメータを入力する入力手段と、前
記生体インピーダンス測定手段により測定された生体イ
ンピーダンスと前記入力手段により入力された身体パラ
メータから算出した体脂肪率等を報知する報知手段を備
えたものである。
【0017】この発明によれば、ごく自然に手で体脂肪
率計の本体の左右の握り部を持って腿の処に本体を接触
させれば、右手第1電極および右手第2電極と、左手第
1電極および左手第2電極と、左腿第1電極および左腿
第2電極と、右腿第1電極および右腿第2電極が同じ身
体部位に二つ一組で四組が両手と両腿に接し、そのうち
の任意の二組の第1電極が高周波信号を印加され、第2
電極が生体抵抗電位を検出する作用をなし、体脂肪率を
算出する基となる手および腿間の生体インピーダンスを
測定することができ、胴体部も含めた体脂肪率や胴体部
の生体インピーダンスから体脂肪の分布を測定する。
【0018】また請求項6に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿第1電極およびこの右腿第1電極より右腿の体幹側
で接触する右腿第2電極と、左腿と接触する左腿第1電
極およびこの左腿第1電極より左腿の体幹側で接触する
左腿第2電極と、前記本体の表側右方に設けた右手第1
電極および右手第2電極と、前記本体の表側左方に設け
た左手第1電極および左手第2電極と、前記8つの電極
のうち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組とした
四組の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号
を印加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生体イ
ンピーダンスを測定する生体インピーダンス測定手段
と、被測定者の身長、体重、性別等の身体パラメータを
入力する入力手段と、前記生体インピーダンス測定手段
により測定された生体インピーダンスと前記入力手段に
より入力された身体パラメータから算出した体脂肪率等
を報知する報知手段を備えたものである。
【0019】この発明によれば、ごく自然に手で体脂肪
率計の本体を持って腿の処に本体を接触させれば、本体
の表側の右手第1電極および右手第2電極と、左手第1
電極および左手第2電極と、本体の裏側の左腿第1電極
および左腿第2電極と、右腿第1電極および右腿第2電
極が同じ身体部位に二つ一組で四組が両手と両腿に接
し、そのうちの任意の二組の第1電極が高周波信号を印
加され、第2電極が生体抵抗電位を検出する作用をな
し、体脂肪率を算出する基となる手および腿間の生体イ
ンピーダンスを測定することができ、胴体部も含めた体
脂肪率や胴体部の生体インピーダンスから体脂肪の分布
を測定する。
【0020】また請求項7に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿電極とおよび左腿と接触する左腿電極と、前記本体
の左右端に設けた握り部と、前記握り部の右側に設けた
右手電極および前記握り部の左側に設けた左手電極と、
前記四つの電極のうち、任意の二つの電極間の生体イン
ピーダンスを検出して生体インピーダンスを測定するイ
ンピーダンス測定手段と、被測定者の身長、体重、性別
等の身体パラメータを入力する入力手段と、前記生体イ
ンピーダンス測定手段により測定された生体インピーダ
ンスと前記入力手段により入力された身体パラメータか
ら算出した体脂肪率等を報知する報知手段を備えたもの
である。
【0021】この発明によれば、人が座った状態でごく
自然に手で体脂肪率計の本体の握り部を持って腿の処に
本体を接触させれば、本体の表側の右手電極および左手
電極と、本体の裏側の左腿第電極および右腿電極が両手
と両腿に接し、任意の二つの電極がその間の生体インピ
−ダンスを検出する作用をなし、体脂肪率を算出する基
となる手および腿間の生体インピーダンスを測定するこ
とができ、胴体部も含めた体脂肪率や胴体部の生体イン
ピーダンスから体脂肪の分布を測定する。
【0022】また請求項8に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿電極および左腿と接触する左腿電極と、前記本体の
表側右方に設けた右手電極および前記本体の表側左方に
設けた左手電極と、前記四つの電極のうち、任意の二つ
の電極間のインピーダンスを検出して生体インピーダン
スを測定するインピーダンス測定手段と、被測定者の身
長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入力手段
と、前記生体インピーダンス測定手段により測定された
生体インピーダンスと前記入力手段により入力された身
体パラメータから算出した体脂肪率等を報知する報知手
段を備えたものである。
【0023】この発明によれば、、人が座った状態でご
く自然に手で体脂肪率計の本体を持って腿の処に本体を
接触させれば、本体の表側の右手電極および左手電極
と、本体の裏側の左腿電極および右腿電極が両手と両腿
に接し、任意の二つの電極がその間の生体インピ−ダン
スを検出する作用をなし、体脂肪率を算出する基となる
手および腿間の生体インピーダンスを測定することがで
き、胴体部も含めた体脂肪率や胴体部の生体インピーダ
ンスから体脂肪の分布を測定する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける体脂肪率計を示し、その測定状態での外観図であ
る。図1において、1は体脂肪率計の本体で、生体イン
ピーダンスを測定するための手段2が一体に内蔵されて
いる。そして、本体1は手と腿の前面(上面)との間の
生体インピーダンスを測定する手段2のための各電極を
一体に設けている。
【0026】次に動作、作用について説明する。図1に
示す通り、被測定者は本体1を手と手の届く範囲の露出
した腿に接触させることにより、身体の概略点線で示す
電流経路aの手と腿の間の生体インピーダンスを検出し
て体脂肪率を測定する。
【0027】このように腕だけでなく、身体の胴体部も
含めた体脂肪率を測定することができる。また、本体1
は手と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピ
ーダンスを測定するので、従来例より小型で、かつ取り
扱いやすくできるとともに測定作業も容易にできる。
【0028】なお、図2に示す体脂肪率計の本体1は、
図1に示した本体1を具体的に開示したもので、生体イ
ンピーダンス測定用の二つの電極3を一体に設け、各電
極3を身体の手と腿の前面に押し当てて、手と腿間の生
体インピーダンスを測定するようにしてもよい。これに
より、小型シンプルでかつ、胴体部も含めた体脂肪率を
測定できる体脂肪率計を作ることができる。また、本体
1を腿の内側に接するようにして測定しても良い。
【0029】なお、生体インピーダンスから体脂肪率を
算出する方法としては、身長および体重をパラメータと
して、生体インピーダンスと体密度との相関式を統計的
手法によって求め、Brozek(ブロゼク)の式 、体脂肪
率=((4.570/体密度)−4.142)×100
により計算する方法が一般的である。
【0030】(実施例2)図3は本発明の実施例2の発
明における体脂肪率計を示す外観図である。図3におい
て、1は体脂肪率計の本体で、生体インピーダンスを測
定するための手段2を一体に内臓している。そして、本
体1は両手と両腿の前面との間の生体インピーダンスを
測定する手段2のための各電極を一体に設けている。
【0031】次に動作、作用について説明する。本体1
を手と露出した腿に接触させることにより、図3の概略
点線で示す身体の電流経路aの通り被測定者は両腕、も
しくは片腕と胴体部、もしくは両腿の生体インピーダン
スを検出して体脂肪率を測定する。
【0032】このように腕だけでなく、身体の各部位で
の体脂肪率の分布を測定することができる。また、本体
1は両手と両手の届く範囲である両腿の前面との間の生
体インピーダンスを測定するので、従来例より小型で、
かつ取り扱いやすくできるとともに測定作業も容易にで
きる。また、本体1を両腿の内側に接するようにして測
定しても良い。
【0033】なお、実施例2における生体インピーダン
スから体脂肪率を算出する方法は、上記実施例1と同じ
である。
【0034】(実施例3)図4は本発明の実施例3の発
明における体脂肪率計を示し、その測定状態の外観図で
ある。図4において、1は体脂肪率計の本体で、生体イ
ンピーダンスを測定するための手段2を一体に内臓して
いる。そして、被測定者が座った状態で測定できるよう
に本体1は手と腿の前面(上面)との間の生体インピー
ダンスを測定する手段2のための各電極を一体に設けて
いる。
【0035】次に動作、作用について説明する。本体1
を手と露出した腿に接触させることにより、図4に示す
通り被測定者は座ったままで、身体の概略点線で示す電
流経路aの手と腿の間の生体インピーダンスを検出して
体脂肪率を測定する。
【0036】このように楽な姿勢のまま腕だけでなく、
胴体部も含めた体脂肪率を測定することができる。ま
た、本体1は手と手の届く範囲である腿の前面との間の
生体インピーダンスを測定するので、従来例より小型
で、かつ取り扱い易くできるとともに測定作業も容易に
できる。また、本体1を両腿の内側に接するようにして
測定しても良い。
【0037】なお、実施例3における生体インピーダン
スから体脂肪率を算出する方法は、上記実施例1と同じ
である。 (実施例4)図5は本発明の実施例4の発明における体
脂肪率計を示す外観図である。図5において、1は体脂
肪率計の本体で、生体インピーダンスを測定するための
手段2を一体に内臓している。そして、被測定者が座っ
た状態で測定できるように本体1は両手と両腿の前面
(上面)との間の生体インピーダンスを測定する手段2
のための各電極を一体に設けている。
【0038】次に動作、作用について説明する。本体1
を手と露出した腿の前面に接触させることにより、図5
の概略点線で示す身体の電流経路aの通り被測定者は座
ったままで、両腕、もしくは片腕と胴体部、もしくは両
腿の生体インピーダンスを検出して体脂肪率を測定す
る。
【0039】このように楽な姿勢のまま、各部位での体
脂肪率の分布を測定することができる。また、本体1は
手と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピー
ダンスを測定するので、従来例より小型で、かつ取り扱
いやすくできるとともに測定作業も容易にできる。ま
た、本体1を両腿の内側に接するようにして測定しても
良い。
【0040】なお、実施例4における生体インピーダン
スから体脂肪率を算出する方法は、上記実施例1と同じ
である。
【0041】(実施例5)図6(a)は本発明の実施例
5の発明における体脂肪率計を示す表側の斜視図で、図
6(b)は同裏側の斜視図である。図6(a)、(b)
において、11は身体の両腿間に乗せられる程度の長さ
を有する細長い体脂肪率計の本体で、本体11の裏側の
右側上下には右腿第1電極12aおよび右腿第2電極1
2b、裏側の左側上下には左腿第1電極13aおよび左
腿第2電極13bをそれぞれ並設している。そして、右
腿第2電極12bと左腿第2電極13bはそれぞれの右
腿第1電極12a、左腿第1電極13aより体幹側で右
腿、左腿に接触するように配置してある。14は本体1
1の左右端部を円弧状にして持ちやすくした握り部で、
この部分の上下に右手第1電極15aおよび右手第2電
極15b、左手第1電極16aおよび左手第2電極16
bをそれぞれ並設している。17は上記各電極を両側に
配置して本体11に一体に内蔵した生体インピーダンス
測定手段で、前記八つの電極のうち、同じ身体部位に対
する二つの電極を一組とした四組の電極のうち、任意の
二組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極から生
体抵抗電位を測定する。18は本体11の表側真ん中の
下に設け、被測定者の身長、体重、性別等の身体パラメ
ータを入力する入力手段で、19は結果を報知する報知
手段で、入力手段18の真上で、かつ本体11の表側真
ん中に配置してある。
【0042】次に動作、作用について説明する。図7の
外観図に示す通り、被測定者は両手および両腿の肌が露
出している状態で握部14を両手で持って座り、裏側を
下にして本体11を両膝に載せる。この時、右腿第1電
極12aと右腿第2電極12bは右腿に、左腿第1電極
13aと左腿第2電極13bは左腿に接触しており、同
様に右手第1電極15aと右手第2電極15bは右手
に、左手第1電極16aと左手第2電極16bは左手に
接触している。そして、生体インピーダンス測定手段1
7は、八つの電極のうち、同じ身体部位に対する二つの
電極、つまり右腿第1電極12aと右腿第2電極12
b、左腿第1電極13aと左腿第2電極13b、右手第
1電極15aと右手第2電極15b、左手第1電極16
aと左手第2電極16bをそれぞれ一組とした四組の電
極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号を印加
し、第2電極から生体抵抗電位を測定する。例えば右腿
第1電極12aと左手第1電極16a間に高周波信号を
印加し、右腿第2電極12bと左手第2電極16b間の
生体抵抗電位を測定すると右手−胴体−左腿の経路の生
体インピーダンスを測定することができる。これに、予
め入力手段18により入力した被測定者の身長、体重、
性別等の身体パラメータを合わせて体脂肪率を算出し、
報知手段19を用いて結果を報知することができる。こ
の電流経路によれば、従来の両手間のみ、もしくは両足
間のみの生体インピーダンスから算出した体脂肪率より
も、より全身の体脂肪率を正確に算出することができ
る。
【0043】このように実施例5の発明では、本体は手
と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピーダ
ンスを測定するので、従来例よりシンプルな形状の一体
化した小型で、かつ取り扱いやすくできるとともに測定
作業も容易にできることはもちろん、そのための前後の
手間も従来例より簡単になる。
【0044】また、各電極は2個づつで、かつ第1電極
で高周波電流を印加し、第2電極で生体抵抗電位を測定
するので、測定時における各電極の身体との接触にバラ
ツキがあっても本体を持って腿の上に載せるだけで確実
な測定を簡単にできる。
【0045】また、本体11は握り部があって持ち易
く、そして手電極は握り部を利用して設けているので、
手電極を設ける特別なスペ−スも不要になり、本体を小
型化できる。
【0046】また、本体11は生体インピーダンス測定
手段17を上記左右の電極の間に、報知手段19を本体
11の表側真ん中に、入力手段18を報知手段19の真
下に、それぞれ配置しているので、信号線を含めた配線
等の作業をし易くできるとともに、本体の小型化を図る
合理的な設計とこの種体脂肪率計としての使い易さを向
上できる。
【0047】さらに、本体は両手および両腿の肌が露出
していて、かつ座るという使用状態からみて洋式トイレ
において使用しても良いものである。また、近年普及率
が上がってきている一般に温水洗浄便座と呼んでいるも
のにおいては、多くの場合に操作用のリモコンが必要で
あるので、そのリモコンと体脂肪率計の本体とを一体化
しても良い。
【0048】なお、上記実施例では本体を両腿の前面に
載せて接触し測定したが、両腿の内側に接するように各
電極の配置を工夫して測定するようにしても良い。
【0049】また、生体インピーダンスから体脂肪率を
算出する方法としては、身長および体重をパラメータと
して、生体インピーダンスと体密度との相関式を統計的
手法によって求め、Brozekの式、体脂肪率=((4.5
70/体密度)−4.142)×100により計算する
方法が一般的である。また、生体インピーダンスと体密
度との相関を高めるために、年齢や体格、生活様式別に
計算式を使い分けても良い。また、右手−左手間の生体
インピーダンスにより体脂肪率を求めると、従来の両手
式の体脂肪率計と同じ結果を得ることができる。
【0050】さらに、生体インピーダンスを右手−左手
間、右手−左腿間、左手−右腿間、右腿−左腿間で測定
し、それぞれZa、Zc1、Zc2、Zmとすると、胴
体部の生体インピーダンスZbは次の(数1)で示す数
式(1)より算出することができる。
【0051】
【数1】
【0052】これを図8の説明図を用いて説明する。図
8において、身体各部の生体インピーダンスを次のよう
に定義する。
【0053】Za1:右手−体幹の生体インピーダンス Za2:左手−体幹の生体インピーダンス Zb:胴体の生体インピーダンス Zm1:右腿−体幹の生体インピーダンス Zm2:左腿−体幹の生体インピーダンス 一方、図8における体脂肪率計で測定が可能な右手−左
手間、右手−左腿間、左手−右腿間、右腿−左腿間の生
体インピーダンスは次のように(数2)、(数3)、
(数4)、(数5)で示す数式(2)〜数式(5)で表
される。
【0054】
【数2】
【0055】
【数3】
【0056】
【数4】
【0057】
【数5】
【0058】ここで、(数3)で示す数式(3)、(数
4)で示す数式(4)の両辺を加えると
【0059】
【数6】
【0060】となり、この(数6)で示す数式(6)に
(数2)で示す数式(2)および(数5)で示す数式
(5)を代入して(数1)で示す数式(1)が求まり、
胴体部の生体インピーダンスを算出することができる。
【0061】なお、胴体部の生体インピーダンスより体
脂肪率を算出して、腹部の肥満度を示しても良い。
【0062】また、図7において本体11の握り部14
は、左右が平行になる方向に設けたが、図9の外観図に
示す通り、本体11の長手方向の延長線上に設けても同
様に実施できる。この時、本体11は全体を円筒にし
て、一体で非常にシンプルな形状で作ることができる。 (実施例6)図10(a)は本発明の実施例6の発明に
おける体脂肪率計を示す表側の斜視図で、図10(b)
は同裏側の斜視図である。そして、この発明は、実施例
5で体脂肪率計の本体に設けていた握り部を省き、その
握り部に設けていた両手の電極を本体の表側に設けた点
が実施例5と異なるだけで、それ以外の同じ構成および
作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明
を省略し、異なる部分中心に説明する。
【0063】図10(a)、(b)において、11は身
体の両腿間に乗せられる程度の長さを有する細長い体脂
肪率計の本体で、本体11の裏側の右側上下には右腿第
1電極12aおよび右腿第2電極12b、裏側の左側上
下には左腿第1電極13aおよび左腿第2電極13bを
それぞれ並設している。また、本体11はその表側の右
側上下に右手第1電極15aおよび右手第2電極15
b、表側の左側上下に左手第1電極16aおよび左手第
2電極16bをそれぞれ並設している。17は本体11
に一体に内蔵した生体インピーダンス測定手段で、前記
八つの電極のうち、同じ身体部位に対する二つの電極を
一組とした四組の電極のうち、任意の二組の第1電極に
高周波信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を測定
する。18は本体11に設け、被測定者の身長、体重、
性別等の身体パラメータを入力する入力手段で、19は
結果を報知する報知手段である。
【0064】次に動作、作用について説明する。図11
の外観図に示す通り、被測定者は両手および両腿の肌が
露出している状態で座り、裏側を下にして本体11を両
膝に載せ、その上に両手を載せる。この時、右腿第1電
極12aと右腿第2電極12bは右腿に、左腿第1電極
13aと左腿第2電極13bは左腿に接触しており、同
様に右手第1電極15aと右手第2電極15bは右手
に、左手第1電極16aと左手第2電極16bは左手に
接触している。そして、生体インピーダンス測定手段1
7は、八つの電極のうち、同じ身体部位に対する二つの
電極、つまり右腿第1電極12aと右腿第2電極12
b、左腿第1電極13aと左腿第2電極13b、右手第
1電極15aと右手第2電極15b、左手第1電極16
aと左手第2電極16bをそれぞれ一組とした四組の電
極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号を印加
し、第2電極から生体抵抗電位を測定する。例えば右腿
第1電極12aと左手第1電極16a間に高周波信号を
印加し、右腿第2電極12bと左手第2電極16b間の
生体抵抗電位を測定すると右手−胴体−左腿の経路の生
体インピーダンスを測定することができる。これに、予
め入力手段18により入力した被測定者の身長、体重、
性別等の身体パラメータを合わせて体脂肪率を算出し、
報知手段19を用いて結果を報知することができる。こ
の電流経路によれば、従来の両手間のみ、もしくは両足
間のみの生体インピーダンスから算出した体脂肪率より
も、より全身の体脂肪率を正確に算出することができ
る。
【0065】このように実施例6の発明では、本体11
は手と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピ
ーダンスを測定するので、従来例よりシンプルな形状の
一体化した小型で、かつ取り扱い易くできるとともに測
定作業も容易にできることはもちろん、そのための前後
の手間も従来例より簡単になる。
【0066】また、各電極は2個づつで、かつ第1電極
で高周波電流を印加し、第2電極で生体抵抗電位を測定
するので、測定時における各電極の身体との接触にバラ
ツキがあっても本体を持って腿の上に載せるだけで確実
な測定を簡単にできる。
【0067】また、この本体11は持つための特別な握
り部を設けていないので、そのためのスペ−スは不要と
なり本体を小型にできるとともに、さらに本体の表側を
利用して手電極、裏側を利用して腿電極をそれぞれ設け
て、更なる本体の小型化を図ることができる。
【0068】また、本体11は生体インピーダンス測定
手段17を上記左右の電極の間に、報知手段19を本体
11の表側真ん中に、入力手段18を報知手段19の真
下に、それぞれ配置しているので、信号線を含めた配線
等の作業をし易くできるとともに、本体の小型化を図る
合理的な設計とこの種体脂肪率計としての使い易さを向
上できる。
【0069】さらに、本体11は両手および両腿の肌が
露出していて、かつ座るという使用状態からみて洋式ト
イレにおいて使用しても良いものである。また、近年普
及率が上がってきている一般に温水洗浄便座と呼んでい
るものにおいては、多くの場合に操作用のリモコンが必
要であるので、そのリモコンと体脂肪率計の本体とを一
体化しても良い。
【0070】なお、上記実施例では本体を両腿の前面に
載せて接触し測定したが、両腿の内側に接するように各
電極の配置を工夫して測定するようにしても良い。
【0071】(実施例7)図12(a)は本発明の実施
例7の発明における体脂肪率計を示す表側の斜視図で、
図12(b)は同裏側の斜視図である。そして、この発
明は、実施例5で体脂肪率計の本体に設けていた左右2
個づつの手電極と左右2個づつの腿電極を、左右1個づ
つの手電極と左右1個づつの腿電極にした点が実施例5
と異なるだけで、それ以外の同じ構成および作用効果を
奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、
異なる部分を中心に説明する。
【0072】図12(a)、(b)において、11は本
体で、本体11の裏側には縦方向へ右腿電極12および
左腿電極13を設けている。また、本体11は左右の握
り部14の縦方向へ右手電極15、左手電極16をそれ
ぞれ設けている。そして、17は本体11に一体に内蔵
した生体インピーダンス測定手段で、前記四つの電極の
うち、任意の二つの電極間のインピーダンスを測定す
る。18は本体11に設け、被測定者の身長、体重、性
別等の身体パラメータを入力する入力手段で、19は結
果を報知する報知手段である。
【0073】次に動作、作用について説明する。図7の
概略図に示す通り、被測定者は両手および両腿の肌が露
出している状態で握部14を両手で持って座り、裏側を
下にして本体11を両膝に載せる。この時、右腿電極1
2は右腿に、左腿電極13は左腿に接触しており、同様
に右手電極15は右手に、左手電極16は左手に接触し
ている。そして、生体インピーダンス測定手段17は、
四つの電極のうち、任意の二つの電極間のインピーダン
スを測定することができる。これを生体インピーダンス
とし、予め入力手段18により入力した被測定者の身
長、体重、性別等の身体パラメータを合わせて体脂肪率
を算出し、報知手段19を用いて結果を報知することが
できる。この電流経路によれば、従来の両手間のみ、も
しくは両足間のみの生体インピーダンスから算出した体
脂肪率よりも、より全身の体脂肪率を正確に算出するこ
とができる。
【0074】このように実施例7の発明では、本体11
は手と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピ
ーダンスを測定するので、従来例よりシンプルな形状の
一体化した小型で、かつ取り扱い易くできるとともに測
定作業も容易にできることはもちろん、そのための前後
の手間も従来例より簡単になる。
【0075】また、本体11は実施例5および6で言う
左右の各手電極、左右の各腿電極をそれぞれ左右各一つ
にまとめ、縦方向へ細長く設けているので、電極の設置
作業を簡単にできる。
【0076】また、本体11は握り部があって持ちやす
く、そして手電極は握り部を利用して設けているので、
手電極を設ける特別なスペ−スも不要になり、本体を小
型化できる。
【0077】また、本体11は生体インピーダンス測定
手段17を上記左右の電極の間に、報知手段19を本体
11の表側真ん中に、入力手段18を報知手段19の真
下に、それぞれ配置しているので、信号線を含めた配線
等の作業をし易くできるとともに、本体の小型化を図る
合理的な設計とこの種体脂肪率計としての使い易さを向
上できる。
【0078】さらに、本体11は両手および両腿の肌が
露出していて、かつ座るという使用状態からみて洋式ト
イレにおいて使用しても良いものである。また、近年普
及率が上がってきている一般に温水洗浄便座と呼んでい
るものにおいては、多くの場合に操作用のリモコンが必
要であるので、そのリモコンと体脂肪率計の本体とを一
体化しても良い。
【0079】なお、上記実施例では本体を両腿の前面に
載せて接触し測定したが、両腿の内側に接するように各
電極の配置を工夫して測定するようにしても良い。
【0080】(実施例8)図13(a)は本発明の実施
例8の発明における体脂肪率計を示す表側の斜視図で、
図13(b)は同裏側の斜視図である。そして、この発
明は、実施例5で体脂肪率計の本体に設けていた握り部
とその握り部に設けていた両手の電極を省き、本体の表
側左右に1個づつの手電極と本体の裏側左右に1個づつ
の腿電極を設けた点が実施例5と異なるだけで、それ以
外の同じ構成および作用効果を奏する部分には同一符号
を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明
する。
【0081】図13(a)、(b)において、11は体
脂肪率計の本体で、裏側左右には縦方向へ右腿電極12
および左腿電極13を設けている。また、本体11はそ
の表側左右に縦方向へ右手電極15および左手電極16
を設けている。そして、17は本体11に一体に内蔵し
た生体インピーダンス測定手段で、前記四つの電極のう
ち、任意の二つの電極間のインピーダンスを測定する。
18は被測定者の身長、体重、性別等の身体パラメータ
を入力する入力手段で、19は結果を報知する報知手段
である。
【0082】次に動作、作用について説明する。図11
の外観図に示す通り、被測定者は両手および両腿の肌が
露出している状態で座り、裏側を下にして本体11を両
膝に載せ、その上に両手を載せる。この時、右腿電極1
2は右腿に、左腿電極13は左腿に接触しており、同様
に右手電極15は右手に、左手電極16は左手に接触し
ている。インピーダンス測定手段17は、四つの電極の
うち、任意の二つの電極間のインピーダンスを測定する
ことができる。これを生体インピーダンスとし、予め入
力手段18により入力した被測定者の身長、体重、性別
等の身体パラメータを合わせて体脂肪率を算出し、報知
手段19を用いて結果を報知することができる。この電
流経路によれば、従来の両手間のみ、もしくは両足間の
みの生体インピーダンスから算出した体脂肪率よりも、
より全身の体脂肪率を正確に算出することができる。
【0083】このように実施例8の発明では、本体は手
と手の届く範囲である腿の前面との間の生体インピーダ
ンスを測定するので、従来例よりシンプルな形状の一体
化した小型で、かつ取り扱い易くできるとともに測定作
業も容易にできることはもちろん、そのための前後の手
間も従来例より簡単になる。
【0084】また、本体11は持つための特別な握り部
を設けていないので、そのためのスペ−スは不要となり
本体を小型にできるとともに、さらに本体の表側を利用
して手電極、裏側を利用して腿電極をそれぞれ設けて、
更なる本体の小型化を図ることができる。
【0085】また、本体11は生体インピーダンス測定
手段17を上記左右の電極の間に、報知手段19を本体
11の表側真ん中に、入力手段18を報知手段19の真
下に、それぞれ配置しているので、信号線を含めた配線
等の作業をし易くできるとともに、本体の小型化を図る
合理的な設計とこの種体脂肪率計としての使い易さを向
上できる。
【0086】さらに、本体は両手および両腿の肌が露出
していて、かつ座るという使用状態からみて洋式トイレ
において使用しても良いものである。また、近年普及率
が上がってきている一般に温水洗浄便座と呼んでいるも
のにおいては、多くの場合に操作用のリモコンが必要で
あるので、そのリモコンと体脂肪率計の本体とを一体化
しても良い。
【0087】なお、上記実施例では本体を両腿の前面に
載せて接触し測定したが、両腿の内側に接するように各
電極の配置を工夫して測定するようにしても良い。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項1に記載の発明は、人の手と腿の間の生体インピ
ーダンスを測定して体脂肪率を算出する本体を備えたも
ので、身体の胴体部も含めた体脂肪率を測定することが
できるとともに、小型で取り扱い易くできる。
【0089】また請求項2に記載の発明は、人の両手と
両腿との間の生体インピーダンスを測定して体脂肪率を
算出する本体を備えたもので、身体の胴体部も含めた体
脂肪率を測定することができるとともに、小型、かつシ
ンプルで取り扱い易くできる。
【0090】また請求項3に記載の発明は、人が座った
状態で手と腿との間の生体インピーダンスを測定して体
脂肪率を算出する本体を備えたもので、楽な姿勢で身体
の胴体部も含めた体脂肪率を測定することができるとと
もに、小型で、かつ取り扱い易くできる。
【0091】また請求項4に記載の発明は、人が座った
状態で両手と両腿との間の生体インピーダンスを測定し
て体脂肪率を算出する本体を備えたもので、楽な姿勢で
体脂肪の分布を測定することができるとともに、小型
で、かつ取り扱い易くできる。
【0092】また請求項5に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿第1電極およびこの右腿第1電極より右腿の体幹側
で接触する右腿第2電極と、左腿と接触する左腿第1電
極およびこの左腿第1電極より左腿の体幹側で接触する
左腿第2電極と、前記本体の左右端に設けた握り部と、
前記握り部の右側に設けた右手第1電極および右手第2
電極と、前記握り部の左側に設けた左手第1電極および
左手第2電極と、前記八つの電極のうち、同じ身体部位
に対する二つの電極を一組とした四組の電極のうち、任
意の二組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極か
ら生体抵抗電位を検出して生体インピーダンスを測定す
る生体インピーダンス測定手段と、被測定者の身長、体
重、性別等の身体パラメータを入力する入力手段と、前
記生体インピーダンス測定手段により測定された生体イ
ンピーダンスと前記入力手段により入力された身体パラ
メータから算出した体脂肪率等を報知する報知手段を備
えたもので、楽な姿勢で確実に体脂肪の分布を測定する
ことができる。また、本体を小型にできるとともに、持
ち易く、かつ取り扱い易くできる。
【0093】また請求項6に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿第1電極およびこの右腿第1電極より右腿の体幹側
で接触する右腿第2電極と、左腿と接触する左腿第1電
極およびこの左腿第1電極より左腿の体幹側で接触する
左腿第2電極と、前記本体の表側右方に設けた右手第1
電極および右手第2電極と、前記本体の表側左方に設け
た左手第1電極および左手第2電極と、前記8つの電極
のうち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組とした
四組の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波信号
を印加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生体イ
ンピーダンスを測定する生体インピーダンス測定手段
と、被測定者の身長、体重、性別等の身体パラメータを
入力する入力手段と、前記生体インピーダンス測定手段
により測定された生体インピーダンスと前記入力手段に
より入力された身体パラメータから算出した体脂肪率等
を報知する報知手段を備えたもので、楽な姿勢で確実に
身体の胴体部も含めた体脂肪率を測定することができ
る。また、本体の表裏を利用して手電極、腿電極を設
け、本体を小型にできるとともに、簡単な構造で、かつ
取り扱い易くできる。
【0094】また請求項7に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿電極および左腿と接触する左腿電極と、前記本体の
左右端に設けた握り部と、前記握り部の右側に設けた右
手電極および前記握り部の左側に設けた左手電極と、前
記四つの電極のうち、任意の二つの電極間の生体インピ
ーダンスを検出して生体インピーダンスを測定するイン
ピーダンス測定手段と、被測定者の身長、体重、性別等
の身体パラメータを入力する入力手段と、前記生体イン
ピーダンス測定手段により測定された生体インピーダン
スと前記入力手段により入力された身体パラメータから
算出した体脂肪率等を報知する報知手段を備えたもの
で、楽な姿勢で確実に身体の胴体部も含めた体脂肪率を
測定できるとともに、本体を小型にできるとともに、持
ち易く、かつ取り扱い易くできる。
【0095】また請求項8に記載の発明は、人が座った
状態で両腿に接触させる本体と、前記本体が腿に接する
側を裏側として前記本体の裏側に設け、右腿と接触する
右腿電極および左腿と接触する左腿電極と、前記本体の
表側右方に設けた右手電極および前記本体の表側左方に
設けた左手電極と、前記四つの電極のうち、任意の二つ
の電極間のインピーダンスを検出して生体インピーダン
スを測定するインピーダンス測定手段と、被測定者の身
長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入力手段
と、前記生体インピーダンス測定手段により測定された
生体インピーダンスと前記入力手段により入力された身
体パラメータから算出した体脂肪率等を報知する報知手
段を備えたもので、楽な姿勢で確実に身体の胴体部も含
めた体脂肪率を測定できる。また、本体の表裏を利用し
て手電極、腿電極を設け、本体を小型にできるとともに
簡単な構造にでき、かつ取り扱い易くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における体脂肪率計の測定状
態を示す外観図
【図2】同実施例1における体脂肪率計を示す外観図
【図3】同実施例2における体脂肪率計の測定状態を示
す外観図
【図4】同実施例3における体脂肪率計の測定状態を示
す外観図
【図5】同実施例4における体脂肪率計の測定状態を示
す外観図
【図6】(a)同実施例5における体脂肪率計の表側を
示す斜視図 (b)同実施例5における体脂肪率計の裏側を示す斜視
【図7】同実施例5における体脂肪率計の測定状態を示
す外観図
【図8】同実施例5における体脂肪率計の説明図
【図9】同実施例5における体脂肪率計の変形例を示す
外観図
【図10】(a)同実施例6における体脂肪率計の表側
を示す斜視図 (b)同実施例6における体脂肪率計の裏側を示す斜視
【図11】同実施例6における体脂肪率計の測定状態を
示す外観図
【図12】(a)同実施例7における体脂肪率計の表側
を示す斜視図 (b)同実施例7における体脂肪率計の裏側を示す斜視
【図13】(a)同実施例8における体脂肪率計の表側
を示す斜視図 (b)同実施例8における体脂肪率計の裏側を示す斜視
【図14】従来例における体脂肪率計を示す外観図
【図15】同体脂肪率計の使用状態を示す外観図
【符号の説明】
1、11 本体 12a 右腿第1電極 12b 右腿第2電極 13a 左腿第1電極 13b 左腿第2電極 12 右腿電極 13 左腿電極 14 握り部 15a 右手第1電極 15b 右手第2電極 16a 左手第1電極 16b 左手第2電極 15 右手電極 16 左手電極 2、17 生体インピーダンス測定手段 18 入力手段 19 報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 粟屋 加寿子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C027 AA06 DD05 EE01 KK01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の手と腿との間の生体インピーダンスを
    測定して体脂肪率を算出する本体を備えた体脂肪率計。
  2. 【請求項2】人の両手と両腿との間の生体インピーダン
    スを測定して体脂肪率を算出する本体を備えた体脂肪率
    計。
  3. 【請求項3】人が座った状態で手と腿との間の生体イン
    ピーダンスを測定して体脂肪率を算出する本体を備えた
    体脂肪率計。
  4. 【請求項4】人が座った状態で両手と両腿との間の生体
    インピーダンスを測定して体脂肪率を算出する本体を備
    えた体脂肪率計。
  5. 【請求項5】人が座った状態で両腿に接触させる本体
    と、前記本体が腿に接する側を裏側として前記本体の裏
    側に設け、右腿と接触する右腿第1電極およびこの右腿
    第1電極より右腿の体幹側で接触する右腿第2電極と、
    左腿と接触する左腿第1電極およびこの左腿第1電極よ
    り左腿の体幹側で接触する左腿第2電極と、前記本体の
    左右端に設けた握り部と、前記握り部の右側に設けた右
    手第1電極および右手第2電極と、前記握り部の左側に
    設けた左手第1電極および左手第2電極と、前記8つの
    電極のうち、同じ身体部位に対する二つの電極を一組と
    した四組の電極のうち、任意の二組の第1電極に高周波
    信号を印加し、第2電極から生体抵抗電位を検出して生
    体インピーダンスを測定する生体インピーダンス測定手
    段と、被測定者の身長、体重、性別等の身体パラメータ
    を入力する入力手段と、前記生体インピーダンス測定手
    段により測定された生体インピーダンスと前記入力手段
    により入力された身体パラメータから算出した体脂肪率
    等を報知する報知手段を備えた体脂肪率計。
  6. 【請求項6】人が座った状態で両腿に接触させる本体
    と、前記本体が腿に接する側を裏側として前記本体の裏
    側に設け、右腿と接触する右腿第1電極およびこの右腿
    第1電極より右腿の体幹側で接触する右腿第2電極と、
    左腿と接触する左腿第1電極およびこの左腿第1電極よ
    り左腿の体幹側で接触する左腿第2電極と、前記本体の
    表側右方に設けた右手第1電極および右手第2電極と、
    前記本体の表側左方に設けた左手第1電極および左手第
    2電極と、前記8つの電極のうち、同じ身体部位に対す
    る二つの電極を一組とした四組の電極のうち、任意の二
    組の第1電極に高周波信号を印加し、第2電極から生体
    抵抗電位を検出して生体インピーダンスを測定する生体
    インピーダンス測定手段と、被測定者の身長、体重、性
    別等の身体パラメータを入力する入力手段と、前記生体
    インピーダンス測定手段により測定された生体インピー
    ダンスと前記入力手段により入力された身体パラメータ
    から算出した体脂肪率等を報知する報知手段を備えた体
    脂肪率計。
  7. 【請求項7】人が座った状態で両腿に接触させる本体
    と、前記本体が腿に接する側を裏側として前記本体の裏
    側に設け、右腿と接触する右腿電極とおよび左腿と接触
    する左腿電極と、前記本体の左右端に設けた握り部と、
    前記握り部の右側に設けた右手電極および前記握り部の
    左側に設けた左手電極と、前記四つの電極のうち、任意
    の二つの電極間のインピーダンスを検出して生体インピ
    ーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、被測定
    者の身長、体重、性別等の身体パラメータを入力する入
    力手段と、前記生体インピーダンス測定手段により測定
    された生体インピーダンスと前記入力手段により入力さ
    れた身体パラメータから算出した体脂肪率等を報知する
    報知手段を備えた体脂肪率計。
  8. 【請求項8】人が座った状態で両腿に接触させる本体
    と、前記本体が腿に接する側を裏側として前記本体の裏
    側に設け、右腿と接触する右腿電極および左腿と接触す
    る左腿電極と、前記本体の表側右方に設けた右手電極お
    よび前記本体の表側左方に設けた左手電極と、前記四つ
    の電極のうち、任意の二つの電極間のインピーダンスを
    検出して生体インピーダンスを測定するインピーダンス
    測定手段と、被測定者の身長、体重、性別等の身体パラ
    メータを入力する入力手段と、前記生体インピーダンス
    測定手段により測定された生体インピーダンスと前記入
    力手段により入力された身体パラメータから算出した体
    脂肪率等を報知する報知手段を備えた体脂肪率計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006015039A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Tanita Corp 生体電気インピーダンス測定装置
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