JPH09119859A - 体重計 - Google Patents

体重計

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JPH09119859A
JPH09119859A JP7278780A JP27878095A JPH09119859A JP H09119859 A JPH09119859 A JP H09119859A JP 7278780 A JP7278780 A JP 7278780A JP 27878095 A JP27878095 A JP 27878095A JP H09119859 A JPH09119859 A JP H09119859A
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JP
Japan
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weight
calculation unit
data
unit
signal
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JP7278780A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kawaguri
正明 河栗
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は人体の体重を測定する体重計に関す
るもので、通常の便器・便座を使用している人でも便座
の交換を行わなくても容易に排泄行為と同時に体重測定
を行うことができる体重計を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 便器と便座の間に設置し体重を検知し電
気信号に変換する重量センサと、前記重量センサの信号
から体重を演算する体重演算部と、前記体重演算部で演
算した体重を表示する表示部で構成され、便座に座った
人の体重を検知し表示するため、便座の交換無しに排便
・排尿行為を行う中で無意識に頻繁な体重測定が可能に
なり、着座しているので自然で楽な安静状態をとりやす
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体の体重を測定す
る体重計に関し、特にトイレの便座と便器の間に設置で
きる重量センサーを備え、排泄行為と同時に体重を計れ
るように考案した体重計およびこれに付属する体温計・
体脂肪率計に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭で体重を測定し健康管理を行
うことが盛んになってきた。測定時の体重だけでなく過
去からの変動を記憶・表示するものが考案されている。
また単に体重だけではなく体重と同時に体脂肪率等を測
定するものも使用されている。そしてこれらの体重計を
使用する人は、脱衣室等の家庭内の特定場所に置かれた
これら体重計を意識的に使用し、体重データを得てい
る。しかしこのような体重計では家庭内の特定場所に行
き、意識的にこれを使用することが必要になる。体重は
頻繁な測定が好ましいが、このためには意識的使用を生
活慣習にする必要がある。ともすれば忙しい生活の中
で、つい体重測定がおろそかになってしまう課題があっ
た。そこで生活行為の中で自然に体重を計るというもの
も考案されるようになってきた。例えば、特開昭63ー
280130号公報では、用便後局部を洗浄水により洗
浄するようにした衛生洗浄装置にその利用者の体重を自
動的に測定可能とした体重測定装置を具備させて用足し
後の局部洗浄と用足し時に体重測定を行うことができる
機能を備えたものが考案されている。これは衛生洗浄装
置の便座の裏板に加重センサを取り付け、このセンサか
ら出力される体重に相当する出力信号をデジタルに変換
し、これを洗浄装置本体の側部に設けた制御ボックス上
面の表示部にデジタル表示させることにより、衛生洗浄
装置の利用者の体重を瞬時に測定可能としたものであ
る。また別の例として特開平4−367638号公報で
は、便座を回転自在に取り付けたヒンジ部および便座裏
面の使用者着座の際に圧力が作用する部分に圧力センサ
を取り付け、これら複数の圧力センサによって検出した
値を加算するとともにこの値を体重に変換する演算部を
設けた便器が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排泄行為と同時に体重
測定を行うことは忙しい生活の中で、つい体重測定がお
ろそかになってしまう課題を解決するものであり、生活
行為の中で自然に体重を計ることができる。しかし例に
あげたものは、いずれも衛生洗浄装置に体重測定機能が
組み込まれている。このため通常の便座・便器を使用し
ている使用者は、生活行為の中での自然な体重測定によ
る健康管理の利便さを得ようとする場合、使用中の便座
を廃棄し、新たにに体重測定機能組み込みの衛生洗浄装
置を設置する必要があった。設置には工事を伴い、生活
行為の中での自然な体重測定による健康管理の利便さを
得るためには、設置工事の負担感が大となることは避け
られない。衛生洗浄装置は未だ普及途上の商品であり、
体重測定による健康管理の利便さを広く提供するために
は、この負担感は課題である。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、通常
の便器・便座を使用している人でも便座の交換を行わな
くても容易に排泄行為と同時に体重測定を行うことがで
きる体重計を提供することを第1の目的とする。
【0005】また第2の目的は、無意識に測定できた体
重データを個人別に蓄積し、過去のデータからの変動を
知ることである。
【0006】また第3の目的は、無意識に測定した体重
データを蓄積する際、個人識別を自動にすることであ
る。
【0007】また第4の目的は、体重データだけでなく
尿量・便量も測定し、健康管理に役立てようとするもの
である。
【0008】また第5の目的は、尿量・便量測定の際の
排尿・排便の区別を自動にするものである。
【0009】また第6の目的は、測定・排尿排便後の便
器水洗を便座からの起立行為に合わせて自動にするもの
である。
【0010】また第7の目的は、体重測定と併せて体温
測定も行い、健康管理に役立てようとするものである。
【0011】また第8の目的は、体温測定の際、暖房便
座を使用していると便座温度の方が体温よりも高いた
め、体温測定ができないが、この障害を取り除くことで
ある。
【0012】また第9の目的は、体重測定と併せて体脂
肪率測定も行い、よりきめの細かい健康管理を行おうと
するものである。
【0013】また第10の目的は、無意識に測定できた
体脂肪率データを体重データと併せて個人別に蓄積し、
過去のデータからの変動を知ることである。
【0014】また第11の目的は、無意識に測定できた
体重データと自己入力した身長データから肥満度を知
り、よりきめの細かい健康管理を行おうとするものであ
る。
【0015】また第12の目的は、体重測定と同時期に
身長を測定し、より精度を上げようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、第1の構成として、便器と便座の間に設
置し体重を検知する重量センサと、前記重量センサの信
号から体重を演算する体重演算部と、前記体重演算部で
演算した体重を表示する表示部を備えるようにしたもの
である。
【0017】また第2の構成として、体重演算部で演算
した体重を記憶する記憶部と、前記体重演算部で演算し
た体重と前記記憶部に記憶している過去からの体重とか
ら体重の変動量を演算し出力する体重変動演算部と、前
記体重変動演算部からの体重変動量を表示する表示部
と、個人識別を入力する入力手段を備えるようにしたも
のである。
【0018】また第3の構成として、体重演算部で演算
した体重を記憶する記憶部と、前記体重演算部で演算し
た体重と前記記憶部に記憶している過去からの体重とか
ら体重の変動量を演算し出力する体重変動演算部と、前
記体重変動演算部からの体重変動量を表示する表示部
と、体重により個人識別を判断・出力する個人識別演算
部を備えるようにしたものである。
【0019】また第4の構成として、重量センサに体重
負荷がかかっている状態での時系列変化を演算する体重
演算部と、排便・排尿の区別を入力する入力部を備える
ようにしたものである。
【0020】また第5の構成として、重量センサに体重
負荷がかかっている状態での時系列変化を演算する体重
演算部と、液体を検知する排尿センサと、前記排尿セン
サの検知結果により排尿の有無を判断する排尿判断部を
備えるようにしたものである。
【0021】また第6の構成として、便器ロータンクか
らの水洗を操作する操作手段と、体重演算値の時系列変
化を送信する送信手段と、送信手段の信号を受信する受
信手段と、受信結果に基づいて前記水洗操作手段を制御
する制御手段を備えるようにしたものである。
【0022】また第7の構成として、便座表面に設置し
体温を検知する温度センサと、前記温度センサの信号か
ら体温を演算する体温演算部と、前記体温演算部で演算
した体温を表示する表示部を備えるようにしたものであ
る。
【0023】また第8の構成として、温度センサを無線
リモコン制御の暖房便座表面に設置する場合、前記リモ
コンの信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、記憶し
た信号を送信するリモコン信号送信手段と、体重演算値
の時系列変化に基づいて前記送信を制御するリモコン信
号制御手段を備えるようにしたものである。
【0024】また第9の構成として、便座表面の複数箇
所に設置し体内の電気抵抗を検出し電気信号に変換する
電極部と、前記電極の信号から体内抵抗値を演算する体
内抵抗値演算部と、前記演算結果と体重演算結果から体
脂肪率を演算する体脂肪率演算部と、前記体脂肪率演算
結果を表示する表示部を備えるようにしたものである。
【0025】また第10の構成として、体脂肪率演算部
で演算した体脂肪率を記憶する記憶部と、前記体脂肪演
算部で演算した体脂肪率と前記記憶部に記憶している過
去からの体脂肪率とから体脂肪の変動量を演算し出力す
る体脂肪率変動演算部と、前記体脂肪率変動演算部から
の体脂肪率変動量を表示する表示部を備えるようにした
ものである。
【0026】また第11の構成として、個人別身長を入
力する身長入力手段と、入力された身長と体重演算部で
演算した体重とから肥満度を演算する肥満度演算部と、
演算した肥満度を表示する肥満度表示部を備えるように
したものである。
【0027】また第12の構成として、身長測定手段
と、測定された身長を電気信号に変換する信号変換部を
備えるようにして、身長入力手段に入力されるデータは
この身長測定手段からの信号によるものとしたものであ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は上記第1の構成によれ
ば、便器と便座の間に重量センサを設置することにより
便座の交換を行わなくても、便座に座った人の体重を検
知し電気信号に変換し、体重演算部はこの重量センサの
信号から体重を演算し、この出力を表示部により表示す
ることにより便座に座った人が排泄行為と同時に体重測
定を行うことができる。
【0029】また第2の構成によれば、個人識別入力手
段により入力された個人別マーカーと共に体重演算部で
演算した体重を記憶部が記憶し、体重変動演算部が体重
演算部で演算した体重と記憶部が記憶している過去から
の体重とから体重の変動量を演算し出力する。この出力
を表示部により表示することにより、個人別の過去から
の体重の変動量や増減傾向を知ることができる。
【0030】また第3の構成によれば、体重演算部で演
算した体重により個人識別演算部が個人識別を判断・出
力し、この出力された個人マーカーと共に体重演算部で
演算した体重を記憶部が記憶し、体重変動演算部が体重
演算部で演算した体重と記憶部が記憶している過去から
の体重とから体重の変動量を演算し出力する。この出力
を表示部により表示することにより、個人識別を入力す
ることなしに個人別の過去からの体重の変動量や増減傾
向を知ることができる。
【0031】また第4の構成によれば、体重演算部が重
量センサに体重負荷がかかっている状態での時系列変化
(排便量または排尿量を示す)を演算し、入力部により
この変化が排便によるものか排尿によるものかを入力す
ることにより、その時の排便量・排尿量を出力・表示・
記憶することができる。
【0032】また第5の構成によれば、体重演算部が重
量センサに体重負荷がかかっている状態での時系列変化
(排便量または排尿量を示す)を演算し、排尿センサが
この変化が液体によるものか否かを検知し、排尿センサ
の検知結果に基づいて排尿判断部が液体であれば排尿で
あると判断する。液体でないときは排便であると判断す
る。これにより排便・排尿の区別を入力することなしに
その時の排便量・排尿量を出力・表示・記憶することが
できる。
【0033】また第6の構成によれば、送信手段が体重
演算値の時系列変化(立ち上がる事による抜重)を送信
し、受信手段がこれを受信する。制御手段が受信結果に
基づいて水洗操作手段を制御し、操作手段が便器ロータ
ンクからの水洗を操作するので、立ち上がり動作に基づ
いて、ロータンクからの水洗ができることとなる。
【0034】また第7の構成によれば、便座表面に設置
した温度センサが体温を検知し電気信号に変換し、体温
演算部が温度センサの信号から体温を演算する。この演
算結果を表示部により表示することによりその時の体温
を知ることができる。
【0035】また第8の構成によれば、温度センサを無
線リモコン制御の暖房便座表面に設置する場合、リモコ
ン信号記憶手段がリモコンの信号(暖房便座ON/OFF)を
記憶する。体重演算値の時系列変化(着座による加重)
に基づいてリモコン信号制御手段がリモコン信号送信を
制御し、リモコン信号送信手段が記憶した信号を送信す
ることにより、着座から体温検知までの時間、暖房便座
への通電を止めることができる。体温検知した後で、再
度記憶した信号を送信することにより、暖房便座への通
電が開始される。
【0036】また第9の構成によれば、便座表面の複数
箇所に設置した電極部が体内の電気抵抗を検出し電気信
号に変換し、体内抵抗値演算部が電極の信号から体内抵
抗値を演算する。体脂肪率演算部が体内抵抗演算結果と
体重演算結果から体脂肪率を演算し出力する。この出力
を表示部に表示することにより、体脂肪率を知ることが
できる。
【0037】また第10の構成によれば、体脂肪率演算
部で演算した体脂肪率を記憶部が記憶し、体脂肪率変動
演算部が体脂肪演算部で演算した体脂肪率と記憶部に記
憶している過去からの体脂肪率とから体脂肪率の変動量
を演算し出力する。この出力を表示部に表示することに
より、個人別の過去からの体脂肪率の変動量や増減傾向
を知ることができる。
【0038】また第11の構成によれば、身長入力手段
により個人別身長を入力し、入力された身長と体重演算
部で演算した体重とから肥満度演算部が肥満度を演算す
る。演算した肥満度を肥満度表示部に表示することによ
り、自分の肥満度を知ることができる。また演算した肥
満度を肥満度記憶部に記憶し、肥満度変動演算部が演算
した肥満度と記憶部に記憶している過去からの肥満度と
から肥満度の変動量を演算し出力する。この出力を表示
部に表示することにより、個人別の過去からの肥満度の
変動量や増減傾向を知ることができる。
【0039】また第12の構成によれば、身長測定手段
が個人身長を測定し、測定された身長を信号変換部が電
気信号に変換する。信号伝達手段が信号変換部からの信
号を身長入力手段へ伝達することにより、身長入力手段
にデータ入力をすることなく肥満度の演算・表示・記憶
を行うことができる。
【0040】以下、本発明の実施の形態について、図1
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態
1の体重計における構成図である。
【0041】図1において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算する体
重演算部、8は体重演算部4からの体重データに基づい
て表示を行う表示部である。
【0042】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態1の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し表
示部8に出力する。この時体重以外にかかっている便座
の加重は初期値としてあらかじめ除去して演算を行う。
また使用者の足が床面に接している場合、重量センサ以
外の部分にかかっている体重相当分を別に実験等で求め
た割合に基づいて、重量センサからの出力を割増しして
演算を行う。表示部8は体重演算部からの体重データを
便器上に座っている人の体重として表示する。
【0043】本発明の実施の形態1によれば、第1に、
通常の便器・便座を使用している人でも便座の交換を行
わなくても容易に排泄行為と同時に体重測定が可能にな
る。第2に、着座しているので自然で楽な安静状態をと
りやすい。
【0044】なお、本発明の実施の形態1では重量セン
サは便座2の脚ゴムの下と便器1の上面の間に設置する
こととしたが、便座全体を受ける形で設置してもよい。
また複数の重量センサを便座下の適正位置に配置しても
よい。いずれの場合もより検出精度を高める効果があ
る。また体重演算部4と表示部5の間で光または電波を
用いて無線式の信号伝送を行ってもよい。この場合、体
重演算部4および表示部5に無線信号送受信部を設ける
必要があるが、取り付け場所の自由度が増すといった効
果がある。
【0045】次に本発明の実施の形態2について、図2
を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態
2における構成図である。
【0046】図2において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算する体
重演算部、6は体重演算部4で演算した体重の初期値を
基準体重として記憶する記憶部、7は体重演算部4で演
算した体重と記憶部6に記憶している基準体重との差を
体重の変動量として演算する体重変動演算部、10は体
重変動演算部7からの体重変動量データを、体重デー
タ、個人識別データ、時計データとともに1組にして順
次記憶し読み出すデータバッファ、8はデータバッファ
からの各データに基づいて表示を行う表示部、9は現在
測定している人が誰であるかを識別するために使用者が
操作する個人識別入力手段、17は現在の日付時刻を計
時する時計である。
【0047】記憶部6は体重演算部4からの体重データ
の初期値と個人識別入力手段9からの個人識別データ
と、時計17からの時計データの書き込み読み出しを制
御する記憶制御部11と、記憶手段12とで構成されて
いる。データバッファ10は記憶部6とほぼ同様の構成
となっている。表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体重変動量をグラフで表示する体重変動量表示部1
4、個人識別データを表示する個人表示部15、時計デ
ータを表示する時計表示部16で構成されている。
【0048】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態2の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。その前または後に
個人識別入力手段8を操作して自分が誰であるかを入力
する。重量センサ3は体重を検知し電気信号に変換し体
重演算部4に出力する。体重演算部4は重量センサ3の
信号から体重を演算し記憶部6とデータバッファ10に
出力する。記憶部6の記憶制御部11は体重演算部4か
らの体重データと、個人識別入力手段9からの個人識別
データと、時計17からの時計データとからその人の最
初の体重データであるか否かを判定する。もし初めての
体重データであれば、それを基準体重として個人識別入
力9からの個人識別データと時計17からの時計データ
とともに記憶手段12に記憶するとともに、記憶手段1
2に予め記憶されている基準体重データを読み出し体重
変動量演算部7に出力する。もし初めての体重データで
なければ、記憶部6は記憶手段12からの基準体重デー
タの読み出しのみを行う。体重変動量演算部7は体重演
算部4で演算した体重と、記憶部6からの同一個人の基
準体重データと時計17からの時計データから体重の変
動量としての体重差を演算し、データバッファ10に出
力する。データバッファ10は体重変動量データ・体重
データ・個人識別データ・時計データの各データを記憶
制御部11および表示部8に出力する。記憶制御部11
は各データの記憶手段への書き出しを行う。表示部8を
構成する体重表示部13、体重変動量表示部14、個人
表示部15、時計表示部16はデータバッファ10から
のデータに基づいて表示を行う。
【0049】本発明の実施の形態2によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中で無意識に頻繁な体
重測定とともに過去からの体重変動を知ることができ
る。第2に、体重変動がグラフ化されて表示できるので
見やすい。
【0050】なお、本発明の実施の形態2では、体重演
算部4、記憶部6、体重変動演算部7、データバッファ
10、時計17は別個のものとして構成した例について
説明したが、これらの機能を一個のマイクロコンピュー
タにより実現してもよい。また表示部8を体重表示部1
3、体重変動量表示部14、個人表示部15、時計表示
部16で構成しているが、例えばCRTや、液晶パネル
などの表示装置を用いることにより、一個の表示画面上
にこれらデータを同時に表示してもよいし、一つの表示
器で別に設けた表示切り替えスイッチに応じて表示内容
を切り替えて表示するようにしてもよい。
【0051】次に本発明の実施の形態3について、図3
を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態
3における構成図である。
【0052】図3において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算する体
重演算部、6は体重演算部4で演算した体重の初期値を
基準体重として記憶する記憶部、7は体重演算部4で演
算した体重と記憶部6に記憶している基準体重との差を
体重の変動量として演算する体重変動演算部、10は体
重変動演算部7からの体重変動量データを、体重デー
タ、個人識別データ、時計データとともに1組にして順
次記憶し読み出すデータバッファ、8はデータバッファ
からの各データに基づいて表示を行う表示部、18は体
重演算部4からのデータに基づいて現在測定している人
が誰であるかを識別する個人識別演算部、19は体重識
別演算部に個人データの初期値を入力する初期値入力
部、17は現在の日付時刻を計時する時計である。
【0053】記憶部6は体重演算部4からの体重データ
の初期値と個人識別入力手段18からの個人識別データ
と、時計17からの時計データの書き込み読み出しを制
御する記憶制御部11と、記憶手段12とで構成されて
いる。データバッファ10は記憶部6とほぼ同様の構成
となっている。表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体重変動量をグラフで表示する体重変動量表示部1
4、個人識別データを表示する個人表示部15、時計デ
ータを表示する時計表示部16で構成されている。
【0054】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態3の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し記
憶部6とデータバッファ10と個人識別演算部18に出
力する。個人識別演算部18には予め個人の体重データ
と個人名を初期値入力部19から入力して置く。以後個
人識別演算部18は体重演算部4からのデータに基づい
て使用者が誰であるかを識別演算する。識別演算結果は
記憶部6およびデータバッファ10に出力される。記憶
部6の記憶制御部11は体重演算部4からの体重データ
と、個人識別演算部18からの個人識別データと、時計
17からの時計データとからその人の最初の体重データ
であるか否かを判定する。もし初めての体重データであ
れば、それを基準体重として個人識別演算部18からの
個人識別データと時計17からの時計データとともに記
憶手段12に記憶するとともに、記憶手段12に予め記
憶されている基準体重データを読み出し体重変動量演算
部7に出力する。もし初めての体重データでなければ、
記憶部6は記憶手段12からの基準体重データの読み出
しのみを行う。体重変動量演算部7は体重演算部4で演
算した体重と、記憶部6からの同一個人の基準体重デー
タと時計17からの時計データから体重の変動量として
の体重差を演算し、データバッファ10に出力する。デ
ータバッファ10は体重変動量データ・体重データ・個
人識別データ・時計データの各データを記憶制御部11
および表示部8に出力する。記憶制御部11は各データ
の記憶手段への書き出しを行う。表示部8を構成する体
重表示部13、体重変動量表示部14、個人表示部1
5、時計表示部16はデータバッファ10からのデータ
に基づいて表示を行う。
【0055】本発明の実施の形態3によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定において個人データの管理が体重データに基づいて自
動的に行える。
【0056】次に本発明の実施の形態4について、図4
を参照しながら説明する。図4は、本発明の実施の形態
4における構成図である。
【0057】図4において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算する体
重演算部、6は体重演算部4で演算した体重の初期値を
基準体重として記憶する記憶部、23は体重演算部4で
演算した体重と記憶部6に記憶している基準体重との差
を尿便量として演算する尿便量演算部、20は使用者が
排尿か排便かの区別を入力するための尿便区別入力部、
10は尿便量演算部23からの尿便量データを、体重デ
ータ、時計データとともに1組にして順次記憶し読み出
すデータバッファ、8はデータバッファ10からの各デ
ータに基づいて表示を行う表示部、17は現在の日付時
刻を計時する時計である。
【0058】記憶部6は体重演算部4からの体重デー
タ、時計17からの時計データと、体重負荷がかかって
いる状態での体重データの時系列変化の書き込み読み出
しを制御する記憶制御部11と、記憶手段12とで構成
されている。データバッファ10は記憶部6とほぼ同様
の構成となっている。表示部8は体重を表示する体重表
示部13、尿便量を表示する尿便量表示部21、排尿か
排便かの区別を表示する尿便区別表示部22、時計デー
タを表示する時計表示部16で構成されている。
【0059】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態4の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。その後排尿か排便
かの区別を尿便区別入力手段20から入力を行う。尿便
区別入力手段20は尿便区別データをデータバッファ1
0、記憶部6に出力する。重量センサ3は体重を検知し
電気信号に変換し体重演算部4に出力する。体重演算部
4は重量センサ3の信号から体重を演算し記憶部6と尿
便量演算部23とデータバッファ10に出力する。体重
演算部4からの体重データが初めて記憶制御部11に届
いた時間の時計データを尿便量計測開始時間として、以
後記憶制御部11が時計17からの一定時間毎の(5秒
か10秒程度が妥当と思われる)ピッチで体重演算部4
からの体重データを尿便量演算部23へ出力する。尿便
量演算部23は記憶制御部11からの計測開始時間での
体重演算部4からの体重データを初期値として、一定時
間ピッチで随時届く体重データとの差を尿便量として演
算を行う。結果は記憶部6およびデータバッファ10に
出力する。データバッファ10は体重データ・尿便量デ
ータ・尿便区別データ・時計データの各データを記憶制
御部11および表示部8に出力する。記憶制御部11は
各データの記憶手段への書き出しを行う。表示部8を構
成する体重表示部13、尿便量表示部21、尿便区別表
示部22、時計表示部16はデータバッファ10からの
データに基づいて表示を行う。
【0060】本発明の実施の形態4によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに対外へ排出された尿便量を尿量か便量かの区
別とともに知ることができる。
【0061】なお、本発明の実施の形態4では尿便量を
都度知ることができる例について説明したが、記憶部5
に過去の尿便量データを記録して置き、過去からのデー
タの変遷をグラフ化したデータで表示部7に表示しても
よい。この場合、体の具合いが悪いときの尿便の量変動
傾向を知るなどの使い方が考えられ、よりきめ細かい健
康管理に役立つ効果がある。また個人識別手段などを組
み合わせて、家族の健康管理に役立てることも考えられ
る。
【0062】次に本発明の実施の形態5について、図5
を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態
5における構成図である。
【0063】図5において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算する体
重演算部、6は体重演算部4で演算した体重の初期値を
基準体重として記憶する記憶部、23は体重演算部4で
演算した体重と記憶部5に記憶している基準体重との差
を尿便量として演算する尿便量演算部、24は液体を検
知し電気信号に変換する排尿センサ、25は排尿センサ
からの電気信号に基づいて排尿の有無を判断する排尿判
断部、10は尿便量演算部6からの尿便量データを、体
重データ、時計データとともに1組にして順次記憶し読
み出すデータバッファ、8はデータバッファ10からの
各データに基づいて表示を行う表示部、17は現在の日
付時刻を計時する時計である。
【0064】記憶部6は体重演算部4からの体重デー
タ、時計17からの時計データと、体重負荷がかかって
いる状態での体重データの時系列変化の書き込み読み出
しを制御する記憶制御部11と、記憶手段12とで構成
されている。データバッファ10は記憶部6とほぼ同様
の構成となっている。表示部8は体重を表示する体重表
示部13、尿便量を表示する尿便量表示部21、排尿か
排便かの区別を表示する尿便区別表示部22で構成され
ている。
【0065】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態5の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し記
憶部6と尿便量演算部23とデータバッファ10に出力
する。体重演算部4からの体重データが初めて記憶制御
部11に届いた時間の時計データを尿便量計測開始時間
として、以後記憶制御部11が時計17からの一定時間
毎の(5秒か10秒程度が妥当と思われる)ピッチで体
重演算部4からの体重データを尿便量演算部23へ出力
する。尿便量演算部23は記憶制御部11からの計測開
始時間での体重演算部4からの体重データを初期値とし
て、一定時間ピッチで随時届く体重データとの差を尿便
量として演算を行う。結果は記憶部6、データバッファ
10、排尿判断部25に出力する。排尿センサ24は排
尿の場合、液体を検知し電気信号に変換し排尿判断部2
5に出力する。排尿判断部25は排尿センサ24からの
電気信号に基づいて排尿であることを判断し、記憶制御
部11およびデータバッファ10に排尿判断データを出
力する。排尿判断部25は尿便量演算部23からの尿便
量演算データの出力を受けたとき、排尿センサ24から
の信号を受けていない場合は排便と判断し、記憶制御部
11およびデータバッファ10に排便判断データを出力
する。データバッファ10は体重データ・尿便量データ
・排尿データあるいは排便データ・時計データの各デー
タを記憶制御部11および表示部8に出力する。記憶制
御部11は各データの記憶手段12への書き出しを行
う。表示部8を構成する体重表示部13、尿便量表示部
21、尿便区別表示部22はデータバッファ10からの
データに基づいて表示を行う。
【0066】本発明の実施の形態5によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに対外へ排出された尿便量を尿量か便量かの区
別とともに知ることができる。第2に尿便の区別を入力
しなくても自動判断で区別することができる。
【0067】なお、本発明の実施の形態5では尿便量を
都度知ることができる例について説明したが、記憶部5
に過去の尿便量データを記録して置き、過去からのデー
タの変遷をグラフ化したデータで表示部7に表示しても
よい。この場合、体の具合いが悪いときの尿便の量変動
傾向を知るなどの使い方が考えられ、よりきめ細かい健
康管理に役立つ効果がある。また個人識別手段などを組
み合わせて、家族の健康管理に役立てることも考えられ
る。
【0068】次に本発明の実施の形態6について、図6
を参照しながら説明する。図6は、本発明の実施の形態
6における構成図である。
【0069】図6において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、26は便器への水洗を行うためのロータンク、
4は重量センサ3の信号から体重を演算し体重表示部1
3、送信手段27に出力する体重演算部、27は体重演
算部からの出力を受信手段28へ信号に変換し送信する
送信手段、28は送信手段27からの信号を受信し制御
手段29へ出力する受信手段、29は受信手段28から
の出力を受けて水洗操作手段30を制御する制御手段、
30はロータンク26からの水洗を操作する水洗操作手
段、13は体重演算部4からの体重データを表示する体
重表示部である。
【0070】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態6の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
体重表示部13、送信手段27に出力する。体重表示部
13は体重演算部4からの使用者の体重データを表示す
る。送信手段27は体重演算部4からの体重データを受
信手段28へ信号に変換し送信し、受信手段28は送信
手段27からの信号を受信し、制御手段29へ出力す
る。制御手段29は体重演算部4が体重データを出力し
たタイミングを着座開始、体重データが維持されている
状態を着座、着座開始から初めて体重データがなくなっ
た状態を起立と判断して起立時に水洗操作手段30が水
洗を行うよう制御する。水洗操作手段30は制御手段2
9からの制御を受けて水洗を操作する。水洗操作手段3
0の操作によりロータンク26から便器1への水洗が開
始する。
【0071】本発明の実施の形態6によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに体重測定後の便器水洗を便座からの起立行為
に合わせて自動的に行うことができる。
【0072】なお、本発明の実施の形態6では起立した
ときに同時に水洗操作を行う例について説明したが、制
御手段8に遅延回路を設けて起立行為とロータンクから
の水洗に時間差を設けてもよい。この場合、排便の状態
を確認できるという効果がある。また送信手段6、受信
手段7の間の信号伝送は無線でも有線でも良い。
【0073】次に本発明の実施の形態7について、図7
を参照しながら説明する。図7は、本発明の実施の形態
7における構成図である。
【0074】図7において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算し表示
部8に出力する体重演算部、31は便座2の上に使用者
の肌が触れる位置に設置し、体温を検知し電気信号に変
換する温度センサ、32は温度センサ31の信号から体
温を演算し表示部8に出力する体温演算部である。
【0075】表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体温を表示する体温表示部33で構成されている。
【0076】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態7の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
表示部8に出力する。温度センサ31は体温を検知し電
気信号に変換し体温演算部32に出力する。体温演算部
32は温度センサ31の信号から体温を演算し、表示部
8に出力する。表示部8は体重演算部4からの使用者の
体重データおよび体温演算部32からの使用者の体温デ
ータをそれぞれ体重表示部13および体温表示部33に
表示する。
【0077】本発明の実施の形態7によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに無意識の体温測定が可能になる。第2に朝の
排便慣習であればその日の体調を毎日体温で知ることが
でき、予防薬の投与などの対処が迅速にできる。
【0078】なお、本発明の実施の形態7では体温を表
示する例について説明したが、別に記憶手段を設けて体
重と体温の個人記録を取ることも可能である。この場
合、病気などの時の体重変化と体温異常の相関が記録と
して見れる効果がある。また表示部を体重表示部、体温
表示部で構成しているが、例えばCRTや、液晶パネル
などの表示装置を用いることにより、一個の表示画面上
にこれらデータを同時に表示してもよいし、一つの表示
器で別に設けた表示切り替えスイッチに応じて表示内容
を切り替えて表示するようにしてもよい。
【0079】次に本発明の実施の形態8について、図8
を参照しながら説明する。図8は、本発明の実施の形態
8における構成図である。
【0080】図8において、1は便器、2aは暖房便座
であり便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能
な取り付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器
1の上面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換す
る重量センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算
し表示部8、リモコン信号制御手段38に出力する体重
演算部、31は便座2の上に使用者の肌が触れる位置に
設置し、体温を検知し電気信号に変換する温度センサ、
32は温度センサ31の信号から体温を演算し表示部8
に出力する体温演算部である。34は暖房便座2aを制
御する暖房便座制御部、35は無線リモコン36からの
信号を受信するリモコン信号受信部、36は使用者が暖
房便座2aの暖房機能ON/OFFを指示するための無線リモ
コンである。37は無線リモコン36の信号を記憶する
リモコン信号記憶手段、38は体重演算部4からの出力
を受けてリモコン信号送信を制御するリモコン信号制御
手段、39はリモコン信号制御手段38の制御によりリ
モコン信号記憶手段37に記憶してあるリモコン信号を
送信するリモコン信号送信手段である。
【0081】表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体温を表示する体温表示部33で構成されている。
【0082】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態8の動作を説明する。暖房便座2aは、使用者
が無線リモコン36を操作して、暖房便座2aの暖房機
能ON/OFFを指示できる構成とする。使用者の操作により
無線リモコン36からリモコン信号受信部35に信号を
伝送される。リモコン信号受信部35は暖房便座制御部
34に信号を伝送する。暖房便座が初期状態で暖房機能
ONであれば暖房便座制御部34はリモコン信号受信部3
5からの信号を受けて、暖房便座2aを暖房機能OFF状
態にする。暖房便座2aが初期状態で逆に暖房機能OFF
であれば暖房便座制御部34はリモコン信号受信部35
からの信号を受けて、暖房便座2aを暖房機能ON状態に
する。この暖房機能ON/OFF信号を予めリモコン信号記憶
手段37に記憶させておく。そして、排便または排尿が
目的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は
体重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力す
る。体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算
し、表示部8、リモコン信号制御手段38に出力する。
リモコン信号制御手段38は体重演算部4からの体重デ
ータにより使用者の着座を判断し、リモコン信号記憶手
段37に記憶した暖房機能ON/OFF信号をリモコン信号送
信手段39より送信するよう制御する。この着座判断の
時に体温演算部32からの温度データが体温以下であれ
ば、暖房便座2aの暖房機能はOFFであるとリモコン信
号制御手段38が判断し、リモコン信号送信手段39か
らの送信は行わない。暖房便座2aの暖房機能がONであ
れば、温度センサ31は初め暖房便座の暖房温度を検知
し、電気信号に変換し体温演算部32に出力する。体温
演算部32は温度センサ31の信号から体温を演算す
る。着座と同時に暖房便座2aはリモコン制御手段38
により暖房機能OFFになるので、徐々に体温まで温度が
下がってきて安定状態になる。体温演算部32が安定状
態を検出すると体温データとして表示部8に出力する。
同時に体温演算部32がリモコン信号制御手段38に体
温測定終了のマーカー信号を出力する。リモコン信号制
御手段38は体温演算部32からの体温測定終了のマー
カー信号を受けて、リモコン信号記憶手段37に記憶し
た暖房機能ON/OFF信号をリモコン信号送信手段39より
送信するよう制御する。暖房便座2aは暖房機能ONに戻
る。表示部8は体重演算部4からの使用者の体重データ
および体温演算部32からの使用者の体温データをそれ
ぞれ体重表示部13および体温表示部33に表示する。
【0083】本発明の実施の形態8によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに無意識の体温測定が可能になる。第2に体温
測定の際、暖房便座を使用していると便座温度の方が体
温よりも高いため、体温測定ができないが、暖房便座の
制御が行えるので体温測定の間、暖房便座機能を止め、
正確な体温測定が可能になる。
【0084】次に本発明の実施の形態9について、図9
を参照しながら説明する。図9は、本発明の実施の形態
9における構成図である。
【0085】図9において、1は便器、2は便座であり
便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取り
付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の上
面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重量
センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算し表示
部8に出力する体重演算部、40は便座2の上に使用者
の右大腿部が触れる位置に設置、41は便座2の上に使
用者の左大腿部が触れる位置に設置し、相互間の電気抵
抗を検知し電気信号に変換する電極、42は電極間の電
気信号から体内抵抗値を演算する体内抵抗値演算部、4
3は体重演算部4からの体重データと体内抵抗値演算部
42からの体内抵抗値データとから体脂肪率を演算する
体脂肪率演算部、8は体重演算部4からの体重データと
体脂肪率演算部43からの体脂肪率データを表示する表
示部である。
【0086】表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体脂肪率を表示する体脂肪率表示部44で構成され
ている。
【0087】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態9の動作を説明する。まず排便または排尿が目
的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は体
重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力する。
体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
表示部8、体脂肪率演算部43に出力する。電極40お
よび電極41は右大腿部と左大腿部の間の電気抵抗を検
知し電気信号に変換し、体内抵抗値演算部42に出力す
る。体内抵抗値演算部42は電極40電極41間の電気
信号から体内抵抗値を演算し、体脂肪率演算部43に出
力する。体脂肪率演算部43は体重演算部4からの体重
データと体内抵抗値演算部42からの体内抵抗値データ
とから体脂肪率を演算し、表示部8に出力する。
【0088】本発明の実施の形態9によれば、第1に、
排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体重測
定とともに体重データと体内抵抗値データから体脂肪率
の測定が可能になる。
【0089】次に本発明の実施の形態10について、図
10を参照しながら説明する。図10は、本発明の実施
の形態10における構成図である。
【0090】図10において、1は便器、2は便座であ
り便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取
り付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の
上面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重
量センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
体重変動量演算部7、記憶部6、体脂肪率演算部43、
データバッファ10に出力する体重演算部、7は記憶部
6からの過去の体重データと体重演算部4からの現在の
体重データとから体重変動量を演算する体重変動量演算
部、6は体重演算部4からの体重データ、体脂肪率演算
部43からの体脂肪データを記憶する記憶部、40は便
座2の上に使用者の右大腿部が触れる位置に設置、41
は便座2の上に使用者の左大腿部が触れる位置に設置
し、相互間の電気抵抗を検知し電気信号に変換する電
極、42は電極間の電気信号から体内抵抗値を演算する
体内抵抗値演算部、43は体重演算部4からの体重デー
タと体内抵抗値演算部42からの体内抵抗値データとか
ら体脂肪率を演算し、記憶部6、データバッファ10に
出力する体脂肪率演算部、47は記憶部6からの過去の
体脂肪率データと体脂肪率演算部43からの現在の体脂
肪率データとから体脂肪率変動量を演算する体脂肪率変
動量演算部、10は各データを1組にして順次記憶し読
み出すデータバッファ、8はデータバッファ10からの
データを表示する表示部、17は現在の日付時刻を計時
する時計である。
【0091】記憶部6は各データの書き込み読み出しを
制御する記憶制御部11と記憶手段12で構成されてい
る。データバッファ10は記憶部6とほぼ同様の構成と
なっている。表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、体重変動量をグラフで表示する体重変動量表示部1
4、体脂肪率を表示する体脂肪率表示部44、体脂肪率
変動量をグラフで表示する体脂肪率変動量表示部45で
構成されている。
【0092】次に、上記のように構成された本発明のの
実施の形態10の動作を説明する。まず排便または排尿
が目的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3
は体重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力す
る。体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算
し、体重変動量演算部7、記憶部6、体脂肪率演算部4
3、データバッファ10に出力する。記憶部6の記憶制
御部11は体重演算部4からの体重データと、時計17
からの時計データとから使用者の最初の体重データであ
るか否かを判定する。もし初めての体重データであれ
ば、それを基準体重として時計17からの時計データと
ともに記憶手段12に記憶するとともに、記憶手段12
に記憶されている基準体重データを読み出し体重変動量
演算部7に出力する。もし初めての体重データでなけれ
ば、記憶部6は記憶手段12からの基準体重データの読
み出しのみを行う。体重変動量演算部7は体重演算部4
で演算した体重と、記憶部6からの基準体重データと時
計17からの時計データから体重の変動量としての体重
差を演算し、データバッファ10に出力する。電極40
および電極41は右大腿部と左大腿部の間の電気抵抗を
検知し電気信号に変換し、体内抵抗値演算部42に出力
する。体内抵抗値演算部42は電極40電極41間の電
気信号から体内抵抗値を演算し、体脂肪率演算部43に
出力する。体脂肪率演算部43は体重演算部4からの体
重データと体内抵抗値演算部42からの体内抵抗値デー
タとから体脂肪率を演算し、体脂肪率変動量演算部4
7、記憶部6、データバッファ10に出力する。記憶部
6の記憶制御部12は体脂肪率演算部43からの体脂肪
率データと、時計17からの時計データとから使用者の
最初の体脂肪率データであるか否かを判定する。もし初
めての体脂肪率データであれば、それを基準体脂肪率と
して時計17からの時計データとともに記憶手段12に
記憶するとともに、記憶手段12に記憶されている基準
体脂肪率データを読み出し体脂肪率変動量演算部47に
出力する。もし初めての体重データでなければ、記憶部
6は記憶手段12からの基準体脂肪率データの読み出し
のみを行う。体脂肪率変動量演算部47は体脂肪率演算
部43で演算した体脂肪率と、記憶部6からの基準体脂
肪率データと時計17からの時計データから体脂肪率の
変動量としての体重差を演算し、データバッファ10に
出力する。データバッファ10は体重データ・体重変動
量データ・体脂肪率データ・体脂肪率変動量データを記
憶制御部11および表示部8に出力する。記憶制御部1
1は各データの記憶手段への書き出しを行う。表示部8
を構成する体重表示部13、体重変動量表示部14、体
脂肪率表示部44、体脂肪率変動量表示部45はデータ
バッファ10からのデータに基づいて表示を行う。
【0093】本発明の実施の形態10によれば、第1
に、排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体
重測定とともに体脂肪率の測定が可能になり、さらに過
去からの体脂肪率変動を知ることができる。第2に、体
脂肪率変動がグラフ化されて表示できるので見やすい。
【0094】なお、本発明の実施の形態10では、使用
者は特定の人を対象にした例について説明したが、別に
個人認識手段を設けて家族全員のデータを管理できるこ
とも考えられる。また体重演算部、体内抵抗値演算部、
体脂肪率演算部、体脂肪率変動量演算部、データバッフ
ァ、時計は別個のものとして構成した例について説明し
たが、これらの機能を一個のマイクロコンピュータによ
り実現してもよい。
【0095】次に本発明の実施の形態11について、図
11を参照しながら説明する。図11は、本発明の実施
の形態11における構成図である。
【0096】図11において、1は便器、2は便座であ
り便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取
り付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の
上面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重
量センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
肥満度演算部49、表示部8に出力する体重演算部、4
8は使用者が自分の身長データを入力する身長入力手
段、49は身長入力手段48からの身長データと体重演
算部4からの体重データとから肥満度を演算し、表示部
8に出力する肥満度演算部である。
【0097】表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、肥満度を表示する肥満度表示部50で構成されてい
る。
【0098】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態11の動作を説明する。まず排便または排尿が
目的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は
体重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力す
る。体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算
し、肥満度演算部49、表示部8に出力する。使用者は
着座後、自分の身長データを身長入力手段48から入力
し、身長入力手段48は肥満度演算部49に身長データ
を出力する。肥満度演算部49は体重演算部4からの体
重データと身長入力手段48からの身長データとから肥
満度を演算し、表示部8に出力する。この演算には国際
的に有用と認められているBMI法(BodyMass Index)
を用いる。これは以下の計算式による。
【0099】標準体重(Kg)=(身長(m))2x22 肥満度(%)=((体重(Kg)ー標準体重(Kg))/標準体重
(Kg))x100 判定:肥満度+9%以下は正常、肥満度+10%以上+19%以下
は肥満傾向、肥満度+20%以上は肥満 表示部8を構成する体重表示部13は体重演算部4から
の体重データの表示を行う。肥満度表示部50は肥満度
演算部49からの肥満度データの表示を行う。
【0100】本発明の実施の形態11によれば、第1
に、排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体
重測定と同時に肥満度を知ることができる。
【0101】なお、本発明の実施の形態11では、使用
者は特定の人を対象にした例について説明したが、別に
個人認識手段を設けて家族全員のデータを管理できるこ
とも考えられる。また別に記録手段を設けて体重と肥満
度の推移を記録し、グラフ化等見やすく工夫した表示を
行うことも考えられる。この場合家族一人一人の過去の
記録が参照でき、健康管理に絶大な効果がある。
【0102】次に本発明の実施の形態12について、図
12を参照しながら説明する。図12は、本発明の実施
の形態12における構成図である。
【0103】図12において、1は便器、2は便座であ
り便器1の上に便座2は支持ピンを中心に回転可能な取
り付けをしている。3は便座2の脚ゴムの下と便器1の
上面の間に設置し、体重を検知し電気信号に変換する重
量センサ、4は重量センサ3の信号から体重を演算し、
肥満度演算部49、表示部8に出力する体重演算部、4
8は使用者が自分の身長データを入力する身長入力手
段、49は身長入力手段48からの身長データと体重演
算部4からの体重データとから肥満度を演算し、表示部
8に出力する肥満度演算部である。51は身長がわから
ない使用者が身長を測定し、結果を信号変換部52に出
力する身長測定手段、52は身長測定手段51からの出
力を電気信号に変換して身長入力手段48への身長入力
データとして出力する信号変換部である。
【0104】表示部8は体重を表示する体重表示部1
3、肥満度を表示する肥満度表示部50で構成されてい
る。身長測定手段51は身長指示部53、身長測定用ス
ケール54で構成されている。
【0105】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態12の動作を説明する。まず排便または排尿が
目的で人が便器1の上の便座2に座る。重量センサ3は
体重を検知し電気信号に変換し体重演算部4に出力す
る。体重演算部4は重量センサ3の信号から体重を演算
し、肥満度演算部49、表示部8に出力する。使用者は
着座後、自分の身長データを身長入力手段48から入力
し、または身長がわからない場合は予め身長測定手段5
1の身長指示部53を自分の頭頂部にあてて、身長を測
定する。身長指示部53は使用者が止めた位置の身長測
定用スケール54の位置信号を検出し、信号変換部52
へ出力する。信号変換部52は身長指示部53からの身
長測定用スケール54の位置信号を身長データに変換し
て、身長入力手段48に出力する。身長入力手段48は
使用者による身長データの入力値または信号変換部52
からの身長データを肥満度演算部49に出力する。肥満
度演算部49は体重演算部4からの体重データと身長入
力手段48からの身長データとから肥満度を演算し、表
示部8に出力する。この演算には国際的に有用と認めら
れているBMI法(Body Mass Index)を用いる。これ
は以下の計算式による。
【0106】標準体重(Kg)=(身長(m))2x22 肥満度(%)=((体重(Kg)ー標準体重(Kg))/標準体重
(Kg))x100 判定:肥満度+9%以下は正常、肥満度+10%以上+19%以下
は肥満傾向、肥満度+20%以上は肥満 表示部8を構成する体重表示部13は体重演算部4から
の体重データの表示を行う。肥満度表示部50は肥満度
演算部49からの肥満度データの表示を行う。
【0107】本発明の実施の形態12によれば、第1
に、排便・排尿という生活行為を行う中での無意識な体
重測定と同時に肥満度を知ることができる。第2に、身
長がわからない使用者も身長指示部53を自分の頭頂部
にあてるだけで簡単に身長入力を行うことができる。
【0108】なお、本発明の実施の形態12では、身長
測定手段は使用者が身長指示部を自分の頭頂部にあて
て、その位置を電気信号に変換して出力する例について
説明したが、トイレへの出入口に光電管式等の非接触の
身長測定手段を設けて、自動的に身長測定することが考
えられる。この場合、身長を測定するという手間が省け
る効果がある。また使用者は特定の人を対象にした例に
ついて説明したが、別に個人認識手段を設けて家族全員
のデータを管理できることも考えられる。また別に記録
手段を設けて体重と肥満度の推移を記録し、グラフ化等
見やすく工夫した表示を行うことも考えられる。この場
合家族一人一人の過去の記録が参照でき、健康管理に絶
大な効果がある。
【0109】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば次の効果が得られる。
【0110】(1)便器への着座と同時に体重測定が行
えるので、排便・排尿という生活行為を行う中で無意識
に頻繁な体重測定が可能になる。また着座しているので
自然で楽な安静状態をとりやすい効果がある。
【0111】(2)便器着座により測定された体重を個
人別に記録し、過去と現在の体重の差を変動量として知
ることができるので個人の健康管理データとして蓄積・
利用ができる。
【0112】(3)便器着座により測定された測定され
た体重を個人別に記録する際、体重データそのものを個
人識別データとして利用するのでデータの個人別管理が
自動的に行える。
【0113】(4)便器着座による体重測定とともに尿
便量測定ができ、使用者が尿便区別を行った上で記録・
表示ができるので、体重測定だけでなく尿便量という健
康管理指標が提供できる。
【0114】(5)便器着座による体重測定とともに尿
便量測定ができ、尿便区別も自動判断し、記録・表示が
できるので、使用者の手間をかけずに体重測定だけでな
く尿便量という健康管理指標が提供できる。
【0115】(6)便器着座による体重測定後、便器水
洗を便座からの起立行為に合わせて自動にできるので使
用者の手間を省くことができる。
【0116】(7)便器着座による体重測定とともに体
温測定ができ、使用者の手間をかけずに体温という健康
管理指標も併せて提供できる。また朝の排便慣習であれ
ばその日の体調を毎日体温で知ることができ、予防薬の
投与などの対処が迅速にできる。
【0117】(8)冬期の暖房便座は使用者には快適性
を提供するが、便器着座による体重測定とともに体温測
定を行う際には測定の障害になる。着座と同時に暖房便
座の制御が自動で行えるので、体温測定の間、暖房便座
機能を止め、正確な体温測定が可能になる。
【0118】(9)便器着座による体重測定とともに使
用者の手間をかけずに体脂肪率測定ができ、体重データ
に併せてよりきめの細かい健康管理が実現できる。
【0119】(10)便器着座による体重測定とともに
使用者の手間をかけずに体脂肪率測定ができ、さらに過
去からの体脂肪率変動を知ることができるので体重デー
タと併せて健康管理データとして蓄積・利用ができる。
【0120】(11)便器着座による体重測定とともに
使用者の身長データ入力により、肥満度測定ができ、体
重データに併せてよりきめの細かい健康管理が実現でき
る。
【0121】(12)便器着座による体重測定とともに
使用者の身長データ入力により、肥満度測定ができ、体
重データに併せてよりきめの細かい健康管理が実現でき
る。また身長がわからない使用者も身長指示部を自分の
頭頂部にあてるだけで簡単に身長入力を行うことがで
き、精度が高い肥満度データを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における構成図
【図2】本発明の実施の形態2における構成図
【図3】本発明の実施の形態3における構成図
【図4】本発明の実施の形態4における構成図
【図5】本発明の実施の形態5における構成図
【図6】本発明の実施の形態6における構成図
【図7】本発明の実施の形態7における構成図
【図8】本発明の実施の形態8における構成図
【図9】本発明の実施の形態9における構成図
【図10】本発明の実施の形態10における構成図
【図11】本発明の実施の形態11における構成図
【図12】本発明の実施の形態12における構成図
【符号の説明】
1 便器 2 便座 2a 暖房便座 3 重量センサ 4 体重演算部 6 記憶部 7 体重変動演算部 8 表示部 9 個人識別入力手段 18 個人識別演算部 20 尿便区別入力手段 23 尿便量演算部 24 排尿センサ 25 排尿判断部 26 ロータンク 27 送信手段 28 受信手段 29 制御手段 30 水洗操作手段 31 温度センサ 32 体温演算部 36 無線リモコン 37 リモコン信号記憶手段 38 リモコン信号制御手段 39 リモコン信号送信手段 40 電極 41 電極 42 体内抵抗値演算部 43 体脂肪率演算部 47 体脂肪率変動量演算部 48 身長入力手段 49 肥満度演算部 50 肥満度表示部 51 身長測定手段 52 信号変換部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器と便座の間に設置し体重を検知する重
    量センサと、前記重量センサの信号から体重を演算する
    体重演算部と、前記体重演算部で演算した体重を表示す
    る表示部を備えた体重計。
  2. 【請求項2】体重演算部で演算した体重を記憶する記憶
    部と、前記体重演算部で演算した体重と前記記憶部に記
    憶している過去からの体重とから体重の変動量を演算し
    出力する体重変動演算部と、前記体重変動演算部からの
    体重変動量を表示する表示部と、個人識別を入力する個
    人識別入力手段を備えた請求項1記載の体重計。
  3. 【請求項3】体重演算部で演算した体重を記憶する記憶
    部と、前記体重演算部で演算した体重と前記記憶部に記
    憶している過去からの体重とから体重の変動量を演算し
    出力する体重変動演算部と、前記体重変動演算部からの
    体重変動量を表示する表示部と、体重により個人識別を
    判断・出力する個人識別演算部を備えた請求項1記載の
    体重計。
  4. 【請求項4】重量センサに体重負荷がかかっている状態
    での時系列変化を演算する尿便量演算部と、排便・排尿
    の区別を入力する尿便区別入力手段を備えた請求項1か
    ら請求項3のいずれか1項記載の体重計。
  5. 【請求項5】重量センサに体重負荷がかかっている状態
    での時系列変化を演算する尿便量演算部と、液体を検知
    する排尿センサと、前記排尿センサの検知結果により排
    尿の有無を判断する排尿判断部を備えた請求項1から請
    求項3のいずれか1項記載の体重計。
  6. 【請求項6】便器ロータンクからの水洗を操作する水洗
    操作手段と、体重演算値の時系列変化を送信する送信手
    段と、前記送信手段の信号を受信する受信手段と、受信
    結果に基づいて前記水洗操作手段を制御する制御手段を
    備えた請求項1から請求項5のいずれか1項記載の体重
    計。
  7. 【請求項7】便座表面に設置し体温を検知する温度セン
    サと、前記温度センサの信号から体温を演算する体温演
    算部と、前記体温演算部で演算した体温を表示する表示
    部を備えた請求項1から請求項6のいずれか1項記載の
    体重計。
  8. 【請求項8】温度センサを無線リモコン制御の便座表面
    に設置する場合、前記リモコンの信号を記憶するリモコ
    ン信号記憶手段と、記憶した信号を送信するリモコン信
    号送信手段と、体重演算値の時系列変化に基づいて前記
    送信を制御するリモコン信号制御手段を備えた請求項7
    記載の体重計。
  9. 【請求項9】便座表面の複数箇所に設置し体内の電気抵
    抗を検出し電気信号に変換する電極部と、前記電極の信
    号から体内抵抗値を演算する体内抵抗値演算部と、前記
    演算結果と体重演算結果から体脂肪率を演算する体脂肪
    率演算部と、前記体脂肪率演算結果を表示する表示部を
    備えた請求項1から請求項8いずれか1項記載の体重
    計。
  10. 【請求項10】体脂肪率演算部で演算した体脂肪率を記
    憶する記憶部と、前記体脂肪演算部で演算した体脂肪率
    と前記記憶部に記憶している過去からの体脂肪率とから
    体脂肪の変動量を演算し出力する体脂肪率変動演算部
    と、前記体脂肪率変動演算部からの体脂肪率変動量を表
    示する表示部を備えた請求項9記載の体重計。
  11. 【請求項11】個人別身長を入力する身長入力手段と、
    入力された身長と体重演算部で演算した体重とから肥満
    度を演算する肥満度演算部と、演算した肥満度を表示す
    る肥満度表示部を備えた請求項1から請求項10のいず
    れか1項記載の体重計。
  12. 【請求項12】身長測定手段と、測定された身長を電気
    信号に変換する信号変換部と、信号変換部からの信号を
    身長入力手段へ伝達する信号伝達手段を備え、身長入力
    手段に入力されるデータはこの身長測定手段からの信号
    によるものとした請求項11記載の体重計。
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