JP3148582U - 小便器 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定位置に立つとそこで体重が測定できるように小便器を構成し、便器外に尿をかける等の汚染を防止できる小便器を提供する。【解決手段】荷重センサ5は、小便器1前の所定立ち位置に設ける左右の水平な踏み台2の内部に組み込む。そのセンサはマイクロコンピュータを有する体重演算手段に接続する。マイクロコンピュータは内蔵しているプログラムによって前記荷重センサ5から受けた電気信号から、使用者の体重を演算し、かつ表示装置(モニタ)10を通じて使用者の体重を表示する。【選択図】図1
Description
本発明は体重測定機能を有する小便器に関する。
駅やオフィス等の公衆便所に設置されている小便器に人の体重を量る機能をつけた体重計付小便器は未だ知られていない。
駅等の公衆便所に設置されている小便器においては、人の使用後自動的に洗浄水を流すようにしたものが一般的になってきた。
しかし、従来の公衆便所用小便器で問題になっていることの一つに、使用時に、尿を小便器外にもらしたり、小便器のボール面以外に尿をかけてしまうという問題がある。このような場合、床面を汚し、便器の表面外観を損ね、細菌繁殖の温床となって臭気を放つようになる。
しかも、便器等の清掃やメンテナンスのために専門の業者に依頼する必要があり、大きな負担となっていた。
しかし、従来の公衆便所用小便器で問題になっていることの一つに、使用時に、尿を小便器外にもらしたり、小便器のボール面以外に尿をかけてしまうという問題がある。このような場合、床面を汚し、便器の表面外観を損ね、細菌繁殖の温床となって臭気を放つようになる。
しかも、便器等の清掃やメンテナンスのために専門の業者に依頼する必要があり、大きな負担となっていた。
前記問題の原因の一つとして考えられることは、使用者が便器に向かって両足で立つ位置が人により相違することである。使用者の立つ位置が適正位置であれば、尿を小便器外にもらしたり、床を汚したり、小便器の表面に尿をかけてしまうという問題のほとんどを解決できると考えられる。
ところで昨今、世の中の大きな関心事の一つに、生活習慣病の発症の一因とされているメタボリックシンドロームがあり、メタボリックシンドローム解決のための健診を行うことが推奨されている。
自分の体重や肥満度を常に把握して管理することは、健康を維持する上で非常に重要である。しかし、日常において一般家庭では、浴室等に置いている体重計を使用して管理するか、職場を通じて行う年一度の健康診断での体重測定で管理することとなる。
しかし、前者は体重計の出し入れや使用後の後片付けがわずらわしいし、後者では常時自分の体重を把握して管理することはできるものとはなっていない。
自分の体重や肥満度を常に把握して管理することは、健康を維持する上で非常に重要である。しかし、日常において一般家庭では、浴室等に置いている体重計を使用して管理するか、職場を通じて行う年一度の健康診断での体重測定で管理することとなる。
しかし、前者は体重計の出し入れや使用後の後片付けがわずらわしいし、後者では常時自分の体重を把握して管理することはできるものとはなっていない。
本考案は、従来の公衆便所の小便器の欠点である、小便器外に尿をもらし、床を汚したり、小便器の表面に尿をかけてしまうという問題を解決すること、また自分の健康を維持する上で、常に自分の体重を把握して管理することは非常に重要であるので、駅等の公衆便所に設置されている小便器前の所定位置に立つと、そこで自分の体重が測定できる小便器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案の小便器は、
体重測定機能を有する小便器であって、小便器前の所定立ち位置に設置した体重測定器と、その体重測定器の荷重センサの信号を遠隔位置に伝達する手段と、その信号を受信して体重を演算する手段と、その演算結果を表示する手段とからなる体重測定機能を有する小便器である。
体重測定機能を有する小便器であって、小便器前の所定立ち位置に設置した体重測定器と、その体重測定器の荷重センサの信号を遠隔位置に伝達する手段と、その信号を受信して体重を演算する手段と、その演算結果を表示する手段とからなる体重測定機能を有する小便器である。
請求項1に記載の荷重センサは、小便器前の所定立ち位置に設ける左右の水平な踏み台の内部に組み込まれていることを特徴とする体重測定機能を有する小便器である。
請求項1に記載の演算結果を表示する手段は、身長データが入力されたと判断されたときに、BMI値(体格指数)を併せて表示するように構成されている体重測定機能を有する小便器である。
この考案によれば、使用者の両足が小便器前の左右の踏み台の上の適正位置に載ると、踏み台に組み込まれた荷重センサが、使用者が適正な位置にあることを判断し、体重測定を正確に行う。両足が適正位置に載らないと、エラー表示をして、体重計測は開始されない。
次にこの考案の実施の形態を図面に基いて説明する。図1はこの考案の一実施例であって、公衆便所に設置されている小便器1の正面図であるが、図示の形態に限定されるものではない。図2は図1の小便器の平面図である。
この小便器は、図面は省略したが、小便器への給水管と、給水管に設置される開閉弁と、前記開閉弁を制御する制御装置を有し、例えば小便器に設置された人体センサにより、小便器の使用者の検出を行い、制御装置が作動して、開閉弁が作動して、機器が自動的に洗浄水の吐水を行うようになっている。
そして、この人体センサは、後記のように、使用者が小便器前に立ち、踏み台の適正位置に両足で載ると、マイクロコンピュータの電源をオンにして体重演算手段に信号を送る。
そして、この人体センサは、後記のように、使用者が小便器前に立ち、踏み台の適正位置に両足で載ると、マイクロコンピュータの電源をオンにして体重演算手段に信号を送る。
図示のように小便器1前の所定立ち位置には左右の踏み台2,2が設けられている。この踏み台2,2はコンクリート等で作られた堅いベース(床面)3の上に水平に作られており、小便器使用者(計測対象者)がその左右の踏み台2の上に片足ずつ載せ、立位の状態で安定よく支持できるように作られている。そして、この踏み台2には体重測定用の荷重センサ5が貼り付けられたり、組み込まれている。
小便器の使用者が踏み台2の上に載ると、電源オンの状態となり、踏み台の上面(センサ表面)が使用者の体重に応じて沈み込みこむことになる。そのセンサは沈み込む量に応じた電気信号を信号ケーブルを通じて出力するので、その信号ケーブルをマイクロコンピュータを有する体重演算手段4に接続する。マイクロコンピュータは内蔵しているプログラムによって前記荷重センサ5から受けた電気信号から、使用者の体重を演算し、かつ表示装置(モニタ)10を通じて使用者の体重を例えば液晶表示することとなる。
なお、表示装置(モニタ)10は小便器と一体でも、別体でもよい(図3)。
小便器の使用者が踏み台2の上に載ると、電源オンの状態となり、踏み台の上面(センサ表面)が使用者の体重に応じて沈み込みこむことになる。そのセンサは沈み込む量に応じた電気信号を信号ケーブルを通じて出力するので、その信号ケーブルをマイクロコンピュータを有する体重演算手段4に接続する。マイクロコンピュータは内蔵しているプログラムによって前記荷重センサ5から受けた電気信号から、使用者の体重を演算し、かつ表示装置(モニタ)10を通じて使用者の体重を例えば液晶表示することとなる。
なお、表示装置(モニタ)10は小便器と一体でも、別体でもよい(図3)。
図4は、本実施例の動作チャートである。図4に示すように、左右の台2の上に両足が確実に載ったとき、使用者が適正立位置にあると判断してカウントを開始し、一定時間後に体重を計測して表示する。一定時間内に、左右の台2の上に両足が確実に載らないときは、使用者が不適正位置にあると判断して、体重計測は開始されない。
図5は、本考案の体重測定手段の構成を示すブロック図である。左右の踏み台2に設けられた複数の荷重センサ5の電気信号は、信号ケーブルを介して信号増幅部6より体重演算手段4に伝達されている。
体重演算手段4はADコンバータ7とデータ処理装置であるマイクロコンピュータ8とメモリ9とによって構成されている。マイクロコンピュータ8は内蔵したプログラムにより荷重センサ5からの電気信号を受けると体重を演算するのである。体重演算手段の信号は表示装置(モニタ)11に伝達されることとなる。
体重演算手段4はADコンバータ7とデータ処理装置であるマイクロコンピュータ8とメモリ9とによって構成されている。マイクロコンピュータ8は内蔵したプログラムにより荷重センサ5からの電気信号を受けると体重を演算するのである。体重演算手段の信号は表示装置(モニタ)11に伝達されることとなる。
なお、本考案は入力装置11により、使用者の身長データを入力することができるようにしても良い(図5参照)。
周知のように、体重と身長とのバランスからくる外見的な肥満度を調べる国際的な指標として、下記式より算出するBMI値(体格指数と呼ばれている)というものがある。
BMI=体重(kg)÷身長(m)2
従ってこの場合、本考案の体重演算手段4は、入力装置12により小便器の使用者(体重測定者)身長データが入力されたと判断されたときには、マイクロコンピュータ8は荷重センサで測定した体重値と、入力装置から入力した身長データを基に算出したBMI値を表示装置(モニタ)に伝達することで、そのBMI値を表示装置により併せて表示するように構成することができる。
周知のように、体重と身長とのバランスからくる外見的な肥満度を調べる国際的な指標として、下記式より算出するBMI値(体格指数と呼ばれている)というものがある。
BMI=体重(kg)÷身長(m)2
従ってこの場合、本考案の体重演算手段4は、入力装置12により小便器の使用者(体重測定者)身長データが入力されたと判断されたときには、マイクロコンピュータ8は荷重センサで測定した体重値と、入力装置から入力した身長データを基に算出したBMI値を表示装置(モニタ)に伝達することで、そのBMI値を表示装置により併せて表示するように構成することができる。
1 小便器
2 踏み台
3 ベース
4 体重演算手段
5 荷重センサ
6 信号増幅器
7 ADコンバータ
8 マイクロコンピュータ
9 メモリ
10 表示装置
11 入力装置
2 踏み台
3 ベース
4 体重演算手段
5 荷重センサ
6 信号増幅器
7 ADコンバータ
8 マイクロコンピュータ
9 メモリ
10 表示装置
11 入力装置
Claims (3)
- 体重測定機能を有する小便器であって、小便器前の所定立ち位置に設置した体重測定器と、その体重測定器の荷重センサの信号を遠隔位置に伝達する手段と、その信号を受信して体重を演算する手段と、その演算結果を表示する手段とからなる体重測定機能を有する小便器。
- 請求項1に記載の荷重センサは、小便器前の所定立ち位置に設ける左右の水平な踏み台の内部に組み込まれている体重測定機能を有する小便器。
- 請求項1に記載の演算結果を表示する手段は、身長データが入力されたと判断されたときに、BMI値(体格指数)を表示するように構成されている体重測定機能を有する小便器。
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JP2008008581U JP3148582U (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | 小便器 |
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JP2008008581U JP3148582U (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | 小便器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014175056A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置、医用情報処理装置及び患者情報表示方法 |
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2008
- 2008-12-08 JP JP2008008581U patent/JP3148582U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2014175056A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置、医用情報処理装置及び患者情報表示方法 |
JP2014213085A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置、医用情報処理装置及び患者情報表示方法 |
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