JP6534704B2 - 体重計・体脂肪計付き便座 - Google Patents

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Description

本発明は体重計・体脂肪計付き便座に関し、詳しくは、便所使用時に体重及び/又は体脂肪を自動的に測定し、日々の健康管理に有用な体重計・体脂肪計付き便座に関する。
家庭において日々の健康管理を行うために、例えば、体脂肪計付きの体重計を用い、体重と体脂肪率を測定することが良いということは広く知られてきている。
しかし、体重計や体脂肪測定器を収容された場所から取り出して毎日欠かさずに体重と体脂肪率を測定することは煩わしいことである。
そこで、便座に着座すると、体重と体脂肪率の測定を自動的に行うことができる技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の技術は、U型便座に載置可能な形状を有するU字形のシート状荷重センサと、このU字形の両端先端部を延伸し、この延伸した先の結合部分に体重を表示する表示部を設けた構成を有するものであって、使用者がシート状荷重センサを載置した便座に着座することによって、排泄と共に体重の測定が可能である。
特許文献2に記載の技術は、便器の縁部の上面と、便座の下面と、の間に重量センサを挟みこんだ状態で配設することによって便座に着座した使用者の体重を測定することができ、また、便座の上面に電極部を設置することによって便座に着座した使用者の体脂肪率を測定することができる。
特開2005−049174号公報 特開平09−119859号公報
特許文献1の技術では、シート状荷重センサのシート先端の延伸部分に設けられた表示部は、測定中は直接に目で見て確認することができない。一方、表示部を眼で確認するため、この表示部を手に持った状態で測定しようとすると、この表示部の重さが体重に加わることになり、正確な測定ができないこととなる。従って、測定が終わった後に表示部を手に持って確認しなければならないという不都合がある。
また、この技術は、シート状荷重センサを体重測定する毎に便座にセットしなければならず、セット位置がずれたりすると、使用者(被測定者)は測定の際に身体を左右に傾けたり捻ったりしないと測定値が不正確となる恐れがある。しかも、体重測定中は、被測定者は正確な測定を心掛けようとするので、便所の本来の用途である肝心の排泄がおろそかになり易いという問題点を有している。
特許文献2の技術は、便器と便座との間に重量センサを設置する構成である。即ち、体重測定する毎に便座の下面に体重測定センサを設置する構成であり、便座の強度や使用者の体重によっては便座が撓んで便座の下面の一部が便器の縁部の上面に触れてしまう恐れがあり、正確な体重測定ができない場合がある。特に、体重測定する毎に設置しなければならない体重測定センサの設置位置によっても測定値が変動する恐れがある。
また、この特許文献2の技術は、体重測定センサを取付ける際や取外す際に、誤って便器の中に落下させて水没させてしまう恐れがあり、更に、洗浄機能付き便器の場合には、体重測定センサの設置箇所がずれたりすると、洗浄水がかかることがあり、測定故障を起こす恐れがある。
なお、この特許文献2には、体重測定と共に体脂肪率測定について述べられており、便器を利用した体重測定と同時に体脂肪率の測定をする技術は、本発明の出願前公知である。
そこで本発明の第1の目的は、上記特許文献1及び2にみられる欠点や不都合を解消して、体重測定センサ及び体脂肪測定センサは、特定位置に確実に固定されており、前記特許文献1にみられる測定センサのセットの如き煩わしさがなく、直ちに正確な測定が可能な体重計・体脂肪計付き便座を提供することにある。
本発明の第2の目的は、特定位置に確実に固定されており、便座に着座した状態のまま、視線を下方に落とすだけで、測定結果を確認することが可能な体重計・体脂肪計付き便座を提供することにある。
本発明の第3の目的は、前記特許文献2にみられる測定センサの測定位置変動による測定値変動を防止できるだけでなく、洗浄水による測定故障を防止できる体重計・体脂肪計付き便座を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.体重測定センサ及び体脂肪測定センサを有するセンサ部を便器の便座にセットすることによって、該便座に着座した使用者の体重・体脂肪率を測定し、この測定結果を表示部に表示する体重計・体脂肪計付き便座であって、
前記体重測定センサが、便座に着座した使用者の左右の大腿に掛かる体重のバランスを測定し、左右が略等しい状態であるか否かの表示が前記表示部に表示される構成である、
体重計・体脂肪計付き便座において、
前記便座がO型便座であり、
使用者が着座した際の両大腿の間となる位置であるO型便座の前端部の便座上面に収容部が設けられ、この収容部に前記体重測定センサ及び体脂肪測定センサで測定した体重・体脂肪率の測定結果を表示する表示部が便座上面に露出されるように且つ下記装着手段によって前記収容部の下方から又は上方から該収容部に装着固定されて配置され固定されている構成であり、便座に着座したまま視線を下方に落とすだけで測定結果を確認することが可能な構成であること、
を特徴とする体重計・体脂肪計付き便座。
[下方からの装着手段]
O型便座の底面部材を組み付ける前に、表示部が収容部の下方から該収容部に装着され、固定部材によりO型便座に装着される構成。
[上方からの装着手段]
表示部の外壁部に複数設けられた突起部が、収容部の内壁部に複数設けられた凹み部に嵌合することによって、表示部が収容部に装着され、O型便座に装着される構成。
.表示部の表示画面の表面が、表示光を透過し得る多数の微細孔を有したスクリーンで被覆されており、該スクリーンが、該スクリーンの周囲の便座表面と略同一の色及び/又は模様を有する構成であることを特徴とする上記1に記載の体重計・体脂肪計付き便座。
.O型便座の後端部の便座上面に該便座の表面が隆起した隆起部を有しており、この隆起部が便座に着座した使用者の尾骨に当接する構成であることを特徴とする上記1又は2に記載の体重計・体脂肪計付き便座。
請求項1に示す発明は、直ちに正確な測定が可能な体重計・体脂肪計付き便座を提供することができる。
特に、体重測定センサ及び体脂肪測定センサが便座に組み込まれた状態で配置され固定されている構成により体重測定センサ及び体脂肪測定センサが位置ズレを生じることがないので正確な測定が可能である。
更に、測定結果の表示部が着座した使用者の両大腿の間となる位置に配設されているので、便座に着座している使用者は、着座姿勢のまま両足を床から浮かすだけで、表示部の表示を確認しながらの測定が可能であり、使用者は測定の際に身体を左右に傾けたり捻ったりすることなく、自ずと姿勢良く測定することになるので、正確な測定が可能である。
特に、体重が両大腿を介して便座に均等に掛かっているか否かを把握することができるので、左右のバランスを調整することにより正確な体重測定が可能である。
また、下を向いて表示部の表示を確認する際に、両足を床から浮かして足裏が床に触れないように注意することに困難性はなく、測定中に足裏が床に触れて不正確な測定になるような失敗を防止することができる。
更に、表示部を便座に容易に固定することができる。
請求項に示す発明によれば、測定を行っていないときには表示部の存在が目立たなくなるようにすることができる、又は存在しないように見せかけることができる。
請求項に示す発明によれば、体重や体脂肪率の測定により健康管理ができるだけでなく、使用者が便座に着座した際に肛門付近の外側から内肛門括約筋を刺激することができ、この刺激によって息んだり踏ん張ったり等の強い腹圧をかけることなく円滑に排便を行うことができる。従って、この円滑な排便により、苦痛を伴うことなく排便を行うことができ、痔疾の改善又は予防が可能となる。
特に、排便の前後において、体重・体脂肪の変化を即座に確認することができるので、健康管理に寄与する効果が大である。
本発明に係る体重計・体脂肪計付き便座の一実施例を示す斜視図 図1に示す便座を便器に取付け、使用者が着座した状態を示す平面図 図1の体重計・体脂肪計付き便座の表示部の表示例の一例を示す図 図1の体重計・体脂肪計付き便座の表示部の表示例の他の例を示す図 収容部への表示部の装着構成の一例を示す説明断面図 収容部への表示部の装着構成の他の例を示す説明断面図 表示例の他の例を示す概略側面図 第2表示部の一例を示す概略斜視図 本発明に係る体重計・体脂肪計付き便座の他の実施例を示す概略平面図 図9の便座に取り付けられる隆起部の一例を示す概略斜視図
次に、添付の図面に従って本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
本発明に係る体重計・体脂肪計付き便座(以下、単に便座ということもある。)は、便所使用時に排泄と共に体重と体脂肪の測定し、日々の健康管理を行うために有用なものである。
即ち、図1〜図2に示すように、本発明の便座は、便器の便座1に体重測定センサ及び体脂肪測定センサを兼ねたセンサ部2が組み込まれた状態で配設されており、該便座1に着座した使用者Mの体重・体脂肪率を測定し、この測定結果を体重・体脂肪率を演算して表示部3に表示する構成であって、
前記センサ部2の体重測定センサが、ひずみゲージ式ロードセル、磁歪式ロードセル、静電容量式ロードセル、ジャイロ式ロードセルのいずれかのロードセルセンサにより体重を測定する構成であり、
前記センサ部2の体脂肪測定センサが、使用者Mの両大腿N・Nの各々の体表面が接触する便座1の表面部分の各々に極板を配設し、この極板の間に微弱な交流電圧を印加して測定する生体電気インピーダンス法により体脂肪を測定する構成であり、
前記センサ部2の体重測定センサが、便座1に着座した使用者Mの左右の大腿Nに掛かる体重のバランスを測定し、左右が略等しい状態であるか否かの表示が前記表示部3に表示される構成である、
体重計・体脂肪計付き便座において、
前記便座1がO型便座であり、
該O型便座1に使用者Mが着座した際の両大腿N・Nの間となる位置であるO型便座1の前端部の便座上面に収容部11が設けられ、前記体重測定センサ及び体脂肪測定センサを兼ねたセンサ部2で測定した体重・体脂肪率の測定結果を表示する表示部3が前記収容部11に配置され固定されている構成である。
図2において、符号4は便器蓋、符号5は後述する隆起部、符号6は便器、符号15は水タンク、符号16は電池、符号17は電気配線、を各々示す。
センサ部2は、便座1の内部に組み込まれた体重測定センサと体脂肪測定センサの両センサの人体との接触部分であって便座1の座面の表面に露出した状態で配設され、着座した使用者Mの大腿Nの裏や尻の皮膚に該センサ部2が直接触れることにより体重と体脂肪とを測定する。
本発明に用いられる体重測定センサと体脂肪測定センサを兼ねたセンサ部2は公知であり、例えば、タニタ社製を用いることができる。
表示部3に表示される表示内容としては、例えば、図3に示すような数項目を挙げることができる。
符号31で示される表示内容は、例えば、複数人で使用する場合に、各人が特定の番号で表示される領域に自己の種々のデータ(例えば、性別や年齢、身長等)を登録する部分であり、図3に示す実施例では1〜5の5人分のデータが保存可能な構成を有し、番号「1」に自己データを登録した者のデータ等が表示された状態を示している。尚、本実施例では1から5の5人分のデータを保存可能な構成としているが、1人のみであってもよいし、2〜4人分、或いは6人分以上のデータが保存可能であってもよい。
符号32で示される表示内容は身長であり、身長計等で測定した数値を予め登録する。
符号33で示される表示内容は体重であり、この体重は本発明の便座1の主機能である体重測定センサによって測定された数値が表示される。
符号34で示される表示内容は体脂肪率であり、この体脂肪率は本発明の便座1の主機能である体脂肪測定センサによって測定された数値が表示される。
符号35で示される表示内容はBMI(ボディ・マス・インデックス)であり、前記した予め登録済みの身長と、本発明の便座1によって測定された体重とから算出された数値が表示される。
符号36で示される表示内容は左右バランス表示部であり、便座1に着座した使用者Mの左右の大腿Nに掛かる体重のバランスを測定し、左右が略等しい状態であるか否かを表示する点灯表示である。
図3に示す本実施例では、中央に1つの点灯部、この中央の点灯部より小さい点灯部が左右各々に4つずつの計9つの点灯部が配設されることにより、9つのどの点灯部が点灯しているかによって着座した使用者Mの体重のバランスを表示する。
即ち、最も中央より右の点灯部が点灯していれば、右側に体重が偏っており左側に体重を移動する必要がある。左側に体重の掛かり具合を調整していくに連れて点灯部の点灯箇所も左に移動し、中央の点灯部が点灯した状態になれば、着座した使用者Mの体重は両大腿N・Nを介して便座1に左右均等に掛かっていることになり、正確な測定を行うことが可能となる。
図3に示す本実施例では、左右バランス表示部36は中央部の点灯部と左右の点灯部との計9つの点灯部で表示する構成としたが、本発明はかかる構成に限定されず、左右の点灯部は1つ〜3つずつ、或いは5つ以上ずつの構成としてもよいし、中央の1つのみとして左右バランスが均等になった時のみに点灯する構成としてもよい。
表示部3に表示される表示内容は上記の構成に限定されず、複数種類の項目から使用者Mが必要とする任意の一種類乃至は複数種類を選択して表示設定する構成としてもよいし、体重のみの表示又は体脂肪率のみの表示、或いは体重と体脂肪率のみの表示等のように簡易的な表示内容であってもよい。また、表示部3の表示画面を任意に或いは自動的に切り換えることによって2以上の表示内容を表示させてもよい。
表示部3の表示内容の他の例を図4に示す。図4では、使用者表示部31に示される数字「3」は3番目の家族のデータであることが表示され、体重表示部33に体側測定結果である「62.7Kg」が表示されている。尚、表示されていない体脂肪の測定結果については画面切替によって表示することができる。尚また、この図4に示す実施例では、表示部3の形状がO型便座1の前端部のカーブに合せた略扇形状に形成されている。
上記の構成を有する表示部3のO型便座1の装着構成について次に説明する。
表示部3は、その表示画面がO型便座1の前端部の便座上面に露出されるように収容されていれば収容構成は特に限定されないが、例えば、図5又は図6に示すような収容構成を採ることができる。
図5に示す収容構成は、表示部3が収容部11の下方から該収容部11に装着固定される構成である。
具体的には、O型便座1の底面部材12を組み付ける前に、表示部3を収容部11の下方から該収容部11に装着し、ネジ等の固定部材13によりO型便座1に表示部3を固定した後に、O型便座1の底面部材12を組み付ける構成である。尚、図5に示す本実施例では表示部3の電池16及び電気配線17は図示を省略している。
図6に示す収容構成は、表示部3が収容部11の上方から該収容部11に装着固定される構成である。
具体的には、O型便座1の前端部に設けられた凹部である収容部11に表示部3を嵌装して固定する構成である。固定手段としては、嵌合、接着、ネジ固定等の種々公知の手段を採ることができるが、図6に示す本実施例では、表示部3の外壁部に複数設けられた突起部38が、収容部11の内壁部に複数設けられた凹み部14に嵌合することによって、表示部3が収容部11に装着固定される構成である。尚、図6に示す本実施例では表示部3の電池16及び電気配線17は図示を省略している。
また、図2に示す本実施例では、電池16を駆動電力とし、この電池16と表示部3とセンサ部2とが電気配線17により電気的に接続されているが、駆動電源については電池11以外の電源、例えば、水洗機能付きトイレの電源を利用する構成とすることもできる。
本発明に係る便座1は、例えば、設置済みの水洗機能付きトイレの便器に装着して用いる場合等においては、設置済みの便座のみを取外し、その代替として本発明に係る便座1を取付ければよい。即ち、水洗機能は従前通り使用を継続することができる。
更に、本発明に係る便座1は、他の公知の便器関連機能が付加された構成であってもよく、例えば、洗浄機能(温水洗浄便座)、加熱ヒータ機能(暖房便座)、脱臭・除菌機能、乾燥機能、便座・便座蓋開閉機能、擬音機能等を組み込んだ構成とすることができる。
以上、本発明に係る体重計・体脂肪計付き便座について実施例に基づき説明したが、本発明は上記に限定されず、本発明の範囲内において他の態様を採ることができる。
例えば、表示部3の表示画面の表面に、フレンネルレンズの如き拡大レンズを固定することにより、測定結果等の表示文字が拡大表示される構成とすることもできる。かかる構成によれば、視力が低下した老人などでも測定結果の確認が容易である。
また、表示部3の表示画面の表面が、表示光を透過し得る多数の微細孔を有したスクリーンで被覆されており、該スクリーンが、該スクリーンの周囲の便座表面と略同一の色及び/又は模様を有する構成とすることもできる。
かかる構成によれば、使用時には、スクリーン背後の表示部3が点灯するので、表示部3の表示光がスクリーンの微細孔から前方へ透過する。従って、スクリーンを通して表示部3の表示内容が見えるようになる。このとき、スクリーンの色や模様は、微細孔から透過する表示光の明るさに負けて見えなくなるので、スクリーンの存在は何ら視覚的な邪魔にならない。
また、不使用時には、ディスプレイが非点灯となるので、スクリーンの背後が暗くなり、表示部3がスクリーンの前方からは見えなくなる。そして、背後からの透過光がなくなるため、スクリーンの表面の色や模様がはっきりと見えるようになり、表示部3周囲の便座1の表面部とスクリーンとが同一の色・模様に統一されて見えるようになる。従って、測定を行っていないときには表示部3の存在が目立たなくなるようにすることができる、又は存在しないように見せかけることができる。
更に、図7に示すように、表示部3に表示される表示内容の一部又は全部が、便座1に着座した使用者Mの正面の壁面又はドア面8(図7に示す本実施例ではドア面)に投影表示される構成とすることもできる。図7において、符号37は表示部3の表示内容を投影する光源である投影部であり、符号7は投影部37から投影される投影光、符号9は便所の床である。
図7に示す構成によれば、便座1に着座した姿勢で下を向くことなく前を向いた状態で表示部3の表示内容を確認しながら測定することができるので、姿勢の良い状態での測定が可能となり、より正確な測定が可能となる。
更に、図8に示すように、表示部3に表示される表示内容の一部乃至は全部を表示する第2表示部30がO型便座1とは別体で設けられた構成とすることもできる。第2表示部30は、測定結果を無線により受信して表示画面に表示する構成であり、トイレの壁面やドア面等の使用者の見易い位置に取付けて使用することができる。
更にまた、図9に示すように、O型便座の後端部の便座上面、即ち、便座1に着座した使用者の尾骨が位置する部分に該便座1の表面に隆起部5を配設し、この隆起部5が前記尾骨に当接する構成とすることもできる。
図9に示す構成によれば、使用者は、便座1に着座することにより、使用者の尾骨に当接する位置に配設された隆起部5が使用者の肛門付近の外側から内肛門括約筋を刺激することができ、この刺激によって息んだり踏ん張ったり等の強い腹圧をかけることなく円滑に排便を行うことができる。従って、この円滑な排便により、苦痛を伴うことなく排便を行うことができ、痔疾の改善又は予防が可能となる。
隆起部5は、使用者が座した際に不快感や痛み又は怪我を負わないように、使用者の尾骨に当接する部分が少なくとも柔軟性を有する構成であることが好ましく、隆起部5全体が柔軟性を有する構成であることがより好ましい。柔軟性を有する構成としては、エアクッション等のように内部に空気を充填して膨らめた構成、柔軟性を有する天然ゴム又は合成ゴムから成る構成、柔軟性を有する合成樹脂やシリコーン樹脂から成る構成、等を挙げることができる。かかる構成によれば、身体に優しい刺激で排便を促す刺激作用を発揮することができる。
隆起部5は、O型便座1と一体成形された構成であってもよいが、図10に示すようにO型便座1とは別体で形成された構成とすることもできる。別体構成の隆起部材5は、両面接着テープや接着剤による接着、ネジ等によるネジ固定、結束紐による便座1への結び付け等の種々公知の固定手段により固定することができる。
1 体重計・体脂肪計付き便座(、便座、O型便座)
11 収容部
12 底面部材
13 固定部材
14 凹み部
15 水タンク
16 電池
17 電気配線
2 体重測定センサ及び体脂肪測定センサを有するセンサ部
3 表示部
30 第2表示部
31 使用者表示部
32 身長表示部
33 体重表示部
34 体脂肪率表示部
35 BMI表示部
36 左右バランス表示部
37 投影部
38 突起部
4 便器蓋
5 隆起部又は隆起部材
6 便器
7 投影光
8 壁面又はドア面
9 床
M 着座した使用者
N 大腿

Claims (3)

  1. 体重測定センサ及び体脂肪測定センサを有するセンサ部を便器の便座にセットすることによって、該便座に着座した使用者の体重・体脂肪率を測定し、この測定結果を表示部に表示する体重計・体脂肪計付き便座であって、
    前記体重測定センサが、便座に着座した使用者の左右の大腿に掛かる体重のバランスを測定し、左右が略等しい状態であるか否かの表示が前記表示部に表示される構成である、
    体重計・体脂肪計付き便座において、
    前記便座がO型便座であり、
    使用者が着座した際の両大腿の間となる位置であるO型便座の前端部の便座上面に収容部が設けられ、この収容部に前記体重測定センサ及び体脂肪測定センサで測定した体重・体脂肪率の測定結果を表示する表示部が便座上面に露出されるように且つ下記装着手段によって前記収容部の下方から又は上方から該収容部に装着固定されて配置され固定されている構成であり、便座に着座したまま視線を下方に落とすだけで測定結果を確認することが可能な構成であること、
    を特徴とする体重計・体脂肪計付き便座。
    [下方からの装着手段]
    O型便座の底面部材を組み付ける前に、表示部が収容部の下方から該収容部に装着され、固定部材によりO型便座に装着される構成。
    [上方からの装着手段]
    表示部の外壁部に複数設けられた突起部が、収容部の内壁部に複数設けられた凹み部に嵌合することによって、表示部が収容部に装着され、O型便座に装着される構成。
  2. 表示部の表示画面の表面が、表示光を透過し得る多数の微細孔を有したスクリーンで被覆されており、該スクリーンが、該スクリーンの周囲の便座表面と略同一の色及び/又は模様を有する構成であることを特徴とする請求項1に記載の体重計・体脂肪計付き便座。
  3. O型便座の後端部の便座上面に該便座の表面が隆起した隆起部を有しており、この隆起部が便座に着座した使用者の尾骨に当接する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の体重計・体脂肪計付き便座。
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