JP3451529B2 - 生活情報監視システム - Google Patents

生活情報監視システム

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JP3451529B2
JP3451529B2 JP00560897A JP560897A JP3451529B2 JP 3451529 B2 JP3451529 B2 JP 3451529B2 JP 00560897 A JP00560897 A JP 00560897A JP 560897 A JP560897 A JP 560897A JP 3451529 B2 JP3451529 B2 JP 3451529B2
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毅 上田
純二 妹尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活情報監視シス
テムに関し、特に、人が室内に残されているにも拘ら
ず、監視が停止し、異常が検知できない場合を未然に防
ぐことができる生活情報監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、高齢者用の集合住宅(シルバーマ
ンション)などでは、一人暮しの老人や病人が、住居内
で、不意の病や事故によって倒れた場合などを早期に発
見するため、生活情報監視システムが導入されている。
このシステムは、各住居に設置された生活情報監視盤
に、信号線を介して、生活異常検知センサと、在室設定
スイッチとを接続しており、各住居の扉に設けられた電
気錠と連動するように構成されている。
【0003】ここに、生活異常検知センサには、各住居
内の人の動きを検知する赤外線検知センサ、トイレの水
等の使用状態を検知する水量検知センサ、ガスの使用状
態を検知するガス使用量検知センサ、電気の使用状態を
検知する電気使用量検知センサ等が提案されている。生
活情報監視盤は、例えば、水量検知センサが、所定時間
(例えば12時間)の間、水洗トイレの水が使用された
ことを検知しなければ、住居内の人に異常が発生したと
判断して、接続された住宅情報盤から警報を出力した
り、管理人室などに設置されたシルバーマンション用の
監視盤に通報したり、更に、この監視盤から、通信線を
介して予め設定された外部の通報先(例えば、警備会
社、消防署等)を、自動的にダイヤルし異常が起きたこ
とを通報する。
【0004】また、異常が発生したときに、住宅監視盤
を介して、玄関先に設置されたドアホン子器から警報を
出力したり、管理人室などに設置された警報監視盤に異
常発生を通知したり、通信線を介して外部の通報先に通
報することもできる。また、住居人が外出する際、同居
人が住居内に残る場合には、在室設定スイッチを操作し
てから所定時間(例えば、3分間)以内に室外から電気
錠を施錠すると在室モードを保持し、上記異常監視を継
続する一方、外出する際に在室設定スイッチを操作せず
に電気錠を施錠すると、不在モードとなり、上記異常監
視を解除して、誤った警報出力がされないようにしてい
る。
【0005】なお、住居人全員が外出しており、住居人
の誰かが外出から戻ったときは、電気錠を室外から解
錠、あるいは、室内から施錠すれば、不在モードから在
室モードに切り換わり、上記異常監視を再開する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
生活情報監視システムでは、同居人が室内に残されてい
るにも拘らず、外出する人が、在室設定スイッチを操作
することを忘れたまま電気錠を施錠してしまう場合があ
り、この場合は不在モードになってしまうため、その室
内に残された人に異常が発生しても、この異常を管理人
室などで検知することができず、異常の発見が遅れ、ゆ
ゆしき事態が生じてしまうという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、室内に人を残したまま、在室設定ス
イッチを操作せずに施錠して、不在モードに切り換わっ
た場合でも、居残った人が、すぐに在室モードに戻すよ
うに対処でき、また、在室設定スイッチの操作が確認で
きる生活情報監視システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の生活情報監視システムで
は、生活情報監視盤は在室表示灯を備えており、生活情
報監視盤は、在室モードを設定しているときと、不在モ
ードを設定しているときとで、在室表示灯の点灯態様を
変化させる。
【0009】これによって、在室設定スイッチが操作さ
れずに、電気錠が室外から施錠され、生活情報監視盤が
在室モードから不在モードに切り換え設定されたとして
も、居残る人は、このことが容易に判別できるので、在
室モードに戻すことができる。また、請求項1では、在
室設定スイッチは、在室表示灯を一体化した構造になっ
ている。
【0010】言い換えれば、上記所定時間内に施錠すれ
ば、在室設定スイッチの操作は有効となり、在室モード
を継続させることができる。この場合でも、所定時間を
経過してしまってから施錠すれば、不在モードとなるの
で、在室表示灯の点灯態様が変化を確認することによっ
て、居残った人は、在室設定スイッチの操作が無効にな
ったことが判る。
【0011】請求項3では、生活情報監視盤は、不在モ
ードにおいて、在室設定スイッチが操作されたときに
は、在室モードに切り換え設定するようになっており、
在室モードを設定しているときと、不在モードを設定し
ているときとで、在室表示灯の点灯態様を変化させる。
したがって、在室設定スイッチが操作されずに、電気錠
が室外から施錠されたり、在室設定スイッチが操作され
てから所定時間の経過した後に施錠されたりして、不在
モードに設定されたとしても、室内に居残った人は、簡
単な在室設定スイッチの操作を行うだけで、在室モード
に戻すことができる。
【0012】請求項4では、請求項2において、生活情
報監視盤は、上記所定時間の間、あるいは、所定時間中
の電気錠が室外から施錠されるまでの間は、在室表示灯
を、在室モード及び不在モードとは異なる点灯態様とす
る。これによって、外出する人は、在室表示灯の点灯態
様によって、在室モードにおいて在室設定スイッチを操
作したことを確認できる。また、所定時間が経過してし
まったときには、在室表示灯が在室モードの点灯態様に
戻るので、在室設定スイッチの操作が無効になったこと
が判る。
【0013】請求項5は、請求項4における在室表示灯
の点灯態様を具体的に提案しており、生活情報監視盤
は、在室表示灯の点灯態様を、在室モードのときは点
灯、不在モードのときは点滅、上記所定時間の間、ある
いは、所定時間中の電気錠が室外から施錠されるまでの
間は、消灯とする。請求項6では、請求項1〜5のいず
れかにおいて、生活情報監視盤は、室内に設置された住
宅情報盤を接続しており、在室表示灯の点灯態様を変化
させる代わりに、住宅情報盤から出力する音声メッセー
ジあるいはアラーム音を変化させる。また、請求項7で
は、在室表示灯の点灯態様を変化させるとともに、住宅
情報盤から出力する音声メッセージあるいはアラーム音
を変化させる。
【0014】請求項8では、請求項1〜7のいずれかに
おいて、生活情報監視盤は、電気錠、在室設定スイッ
チ、在室表示灯、生活異常検知センサ、住宅情報盤の各
々を接続する接続端子を設けたアダプタで構成されてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明に係る生
活情報監視システムの全体構成の一例を概略的に示すブ
ロック図である。この生活情報監視システムは、老人ホ
ームや高齢者用の集合住宅に適用され、各住戸に生活情
報監視盤1を設置し、この生活情報監視盤1によって住
居人の在室あるいは不在を判定し、この在室/不在に応
じて生活異常検知センサ5を作動させて、生活上の異常
を検知している。
【0016】具体的には、生活情報監視盤1内のモード
判定回路11が、在室モードあるいは不在モードを判定
し設定しているが、この判定基準は、基本的には、各室
の外側から扉を閉じ電気錠2を施錠すれば、住居人が外
出したと判断して不在モードに移行させ、外側から電気
錠2を解錠、あるいは、内側から扉の室内側に設けられ
た施解錠サムターンを操作して施錠すれば、外出から戻
ったと判断して在室モードに移行させる。ところが、外
側から施錠する場合でも、室内に人が居残る場合もある
ことから、在室設定スイッチ3を操作したあとに外側か
ら施錠すれば、不在モードに切換え設定せず、在室モー
ドを保持する。
【0017】例えば、生活異常検知センサ5のうち、水
道管の基幹の基に設置され、日常生活におけるトイレな
ど水の使用を検知する水量検知センサを用いた場合、在
室モードに設定されているときに、水量検知センサによ
って水量の使用状況を監視し、一定量以上の水が所定の
時間(例えば12時間)以上継続して使用されないとき
には、CPUなどで構成された異常検知回路12が、住
宅情報盤6を通じて管理人室に、ドアホン子器7から外
部に、予め定められた通報先などに、音声メッセージ、
警報音、異常発生信号などで異常を報知する。
【0018】一方、不在モードに設定されたときには、
水量検知センサによる異常監視を解除するが、室内から
の施錠による在室モードへの切換え操作が忘れられる場
合を考慮し、水量検知センサによって一定量以上の水の
使用が検知されたときには、すでに外出から戻り、通常
の生活を送っていると判断して、在室モードに自動的に
移行させることもできる。
【0019】なお、在室モードにおいて、上記水量の不
使用時間はタイマ回路13によって計時されており、一
定量以上の水が使用される度にタイマは再起動(リセッ
ト)され、計時時間が予め設定した所定時間を超えたと
きは、住宅警報盤6等によって異常を報知するようにな
っている。本発明は、生活情報監視盤1に、更に在室表
示灯4を備えたところに特徴があり、この表示灯4の点
灯態様によれば、現在のモード(在室/不在)の確認が
容易にできる。
【0020】即ち、生活情報監視盤1は、モード判定回
路11によって、在室表示灯4の点灯態様を、例えば、
在室モードを設定しているときは点灯、不在モードを設
定しているときは点滅といったように変化させる。この
ようにすれば、同居人が居残るにも拘らず、在室設定ス
イッチ3が操作されないまま、電気錠2が室外から施錠
され、在室モードから不在モードに切り換え設定された
としても、居残る人は、そのことが簡単に判るので、在
室モードに戻すことができる。
【0021】不在モードから在室モードに戻すために
は、在室設定スイッチ3を操作すればよく、これによれ
ば、室内に居残った人がお年寄りであったとしても、不
在表示がされていれば特に何も考慮することなく、簡単
なスイッチ操作を行うだけでよいので操作しやすい。ま
た、在室モードに戻れば、在室表示灯4の点灯態様が元
に戻るので、在室設定スイッチ3の操作が有効であった
ことが判り、その後、安心して留守番ができる。
【0022】このように、生活情報監視盤1に在室表示
灯4を付加するだけで、実際の生活に合った、在室モー
ドあるいは不在モードの正確な設定ができるので、室内
に居残る人がいる場合に、誤って不在モードが設定され
てしまい、生活異常検知センサ5による生活監視ができ
なくことがなく、事故などの発見が遅れるといった事態
を防ぐことができる。
【0023】次に、図2に示したタイムチャートととも
に、本発明の基本動作を説明する。ここでは、生活情報
監視盤1は、在室設定スイッチ3が操作されたまま放置
されることを防ぐため、操作されてから所定時間t(例
えば3分間)の経過後に、電気錠2が室外から施錠され
たときは、在室モードから不在モードに切り換え設定す
る場合、つまり、所定時間t内に施錠したときのみ、在
室設定スイッチ3の操作が有効となり、在室モードを継
続できる場合について説明する。
【0024】図2(a)は上記所定時間tの経過後に施
錠した場合、(b)は所定時間t内に施錠した場合であ
り、(c)は在室設定スイッチ3を操作せずに施錠した
が、在室設定スイッチ3を操作することによって、在室
モードに戻した場合を、それぞれ示している。更にここ
では、生活情報監視盤1は、所定時間tの間、あるい
は、所定時間t中の電気錠2が室外から施錠されるまで
の間は、在室表示灯4を、在室モード及び不在モードと
は異なる点灯態様にしている。即ち、在室モードのとき
は点灯、不在モードのときは点滅、所定時間tの間、あ
るいは、所定時間t中の施錠されるまでの間は、消灯と
している。
【0025】これによって、外出する人は、在室表示灯
4の消灯を見て、在室モードにおいて在室設定スイッチ
3の操作が有効になったことを確認できる。また、所定
時間tが経過してしまったときには、在室表示灯4が在
室モードを示す点灯に戻るので、在室設定スイッチ3の
操作が無効になったことが判る。このようにして、在室
設定スイッチ3の操作が無効になった場合、改めて外出
するときは、再度、在室設定スイッチ3を操作すればよ
く、また、外出をとりやめるとき、スイッチ3の操作が
誤操作であったときは、依然在室モードは継続している
ので、在室設定スイッチ3の解除操作を何等行わないそ
のままの状態であっても、生活情報の監視(図では、水
量検知センサによる監視)を問題なく継続できる。
【0026】なお、上記所定時間tは、在室設定スイッ
チ3を操作してから施錠するまでに要する通常の操作時
間を想定しており、任意の時間に設定することもでき
る。(a)に示すように、在室設定スイッチ3を操作し
てから、電気錠2を施錠するまでの時間taが、所定時
間tを超えた場合(ta>t)は、施錠してから解錠す
るまでは不在モードが継続することになる。この不在モ
ード時に、室内に同居人が残っている場合は、この同居
人は、在室表示灯4の点滅によって不在モードになって
いることが判るので、在室設定スイッチ3を操作すれ
ば、在室モードに切り換え設定することができる。ま
た、在室モードに戻れば、在室表示灯4が点灯に戻るの
で、生活情報の監視状態に戻ったことが、容易に確認で
きる。
【0027】また、(c)に示すように、外出する人が
在室設定スイッチ3を操作し忘れたまま施錠した場合で
も、居残った人は、在室設定スイッチ3を操作して在室
モードへ切り換え、在室表示灯4の点灯によって、これ
を確認することができる。一方、(b)に示すように、
在室設定スイッチ3を操作してから、電気錠2を施錠す
るまでの時間tbが、所定時間t以下であった場合(t
b<t)は、施錠してからも在室モードが継続すること
になる。この在室モード時に、室内に残っている同居人
は、在室表示灯4の点灯によって在室モードが継続して
いることが判るので、そのまま安心して生活を送ること
ができる。
【0028】なお、在室表示灯3の点灯態様は、上記し
たものには限定されず、点灯色や点滅間隔を変えたり、
複数の表示灯の点灯個数を変えること等によって、上記
した3つの場合、あるいは、在室モードと不在モードの
みの2つの場合を表現してもよい。ところが、識別性や
製造コストなどを考慮すれば、在室表示灯3の点灯態様
は、在室モードのときは、生活情報監視中であることが
判るように「点灯」し、不在モードのときは、もし、人
が居残っていれば、在室設定スイッチ3の操作を促すよ
うに「点滅」(警告表示)し、更に、所定時間tの間、
あるいは、所定時間t中の施錠までの間は、処理待ち
(在室設定スイッチ3の操作待ち)状態であることが判
るように「消灯」することが望ましい。
【0029】なお、上記点灯態様の変化に応じて、住宅
情報盤6から音声メッセージやアラーム音を、1回ず
つ、あるいは、一定時間の間繰り返し、または、定期的
に出力することもできる。例えば、処理状態(モード)
に合わせて、「在室設定スイッチが操作されました」、
「不在モードに切り換わりました」、「室内に居残る場
合は、在室設定スイッチを操作して下さい」といったメ
ッセージや、音色、音量、メロディなどが異なるアラー
ム音を、在室表示灯4が点灯態様を変化させる代わり
に、あるいは、在室表示灯4が点灯態様を変化させると
ともに出力する。
【0030】住宅情報盤6から、不在モードを示す音声
メッセージやアラーム音が出力された時点で、室内に居
残っている人は、在室設定スイッチ3を操作すれば、在
室モードに切り換えることができるとともに、以降の音
声メッセージやアラーム音の出力を停止することができ
る。次に、図3に在室設定スイッチ3及び在室表示灯4
の外観構成の一例を示す。
【0031】この図では、押しボタン構造の在室設定ス
イッチ3と、LEDなどで構成された在室表示灯4が、
一つのユニットUで構成されている例を示している。こ
のようなユニットUは、警報情報監視盤1に信号線を介
して接続されており、外出時にスイッチ操作がしやす
く、かつ、室内に居残る人に表示灯が見やすい位置に設
置される。
【0032】また、生活情報監視盤1は、電気錠2、在
室設定スイッチ3、在室表示灯4、各種生活異常検知セ
ンサ5、住宅情報盤6の各々を接続する接続端子を設け
たアダプタで構成することもできる。これによれば、施
工が簡単になり、容易に生活情報監視システムを構築す
ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載の生活情報監視システムによれば、生活情報監視
盤は、在室モードを設定しているときと、不在モードを
設定しているときとで、在室表示灯の点灯態様を変化さ
せることができる。したがって、室内に人が居残ってい
るにも拘らず、在室設定スイッチが操作されないまま、
電気錠が室外から施錠され、不在モードに設定された場
合でも、居残った人は、在室表示灯を確認して、在室モ
ードに戻すことができる。これによって、人が居残って
いるにも拘らず、不在モードに切り換わってしまい、事
故の発見が遅れることを未然に防ぐことができる。また
請求項1によれば、在室設定スイッチは、在室表示灯を
一体化した構造になっているので、在室設定スイッチの
操作時に、在室表示灯の点灯態様によって、システムの
状態を確認することが出来る。
【0034】請求項2によれば、在室設定スイッチが操
作されてから所定時間の経過後に施錠されれば、不在モ
ードに切り換え設定する場合でも、在室モードと不在モ
ードとで在室表示灯の点灯態様を変化させる。これによ
って、所定時間を経過してから施錠して不在モードにな
ったときには、居残った人は、在室表示灯の点灯態様の
変化によって、在室設定スイッチの操作が無効になって
おり、在室モードを設定する必要があることが判る。
【0035】請求項3によれば、不在モードにおいて、
在室設定スイッチを操作すれば、在室モードに切り換え
設定することができ、これを在室表示灯で確認すること
ができる。したがって、在室設定スイッチが操作されず
に施錠されたり、在室設定スイッチが操作されてから所
定時間の経過後に施錠されたりして、不在モードに設定
されたとしても、室内に居残った人は、簡単な操作で在
室モードに戻すことができる。
【0036】請求項4によれば、在室設定スイッチを操
作してから所定時間の間、あるいは、所定時間中の施錠
されるまでの間は、在室表示灯を、在室モード及び不在
モードとは異なる点灯態様とするので、外出する人は、
在室表示灯を見て、在室設定スイッチの操作が有効であ
ること確認できる。また、所定時間が経過してしまった
ときは、在室表示灯が在室モードの点灯態様に戻るの
で、在室設定スイッチの操作が無効になったことが判
る。
【0037】請求項5によれば、在室表示灯が、在室モ
ードのときは点灯し、不在モードのときは点滅し、更
に、在室設定スイッチの操作後の所定時間の間、あるい
は、所定時間中の施錠されるまでの間は消灯するので、
システムの動作状態が直感的に判る。請求項6、請求項
7によれば、モードの変化やスイッチの操作状態など
を、住宅情報盤から音声メッセージあるいはアラーム音
によって出力することができる。これによれば、室内に
人が居残っているにも拘らず、在室設定スイッチが操作
されないまま電気錠が室外から施錠され、不在モードに
設定された場合でも、居残った人は、音声メッセージな
どを聞いて、在室モードに戻すことができる。また、音
によって不在モードであることを知らせるので、在室表
示灯より分かりやすく、在室設定の対応が早くできる。
【0038】請求項8によれば、生活情報監視盤は、接
続端子を設けたアダプタで構成されているので、施工が
簡単になり、上記請求項1〜7による効果を有した生活
情報監視システムを容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生活情報監視システムの構成の一
例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る生活情報監視システムの動作の一
例を示すタイムチャートである。
【図3】在室設定スイッチ及び在室表示灯の構成の一例
を示した外観図である。
【符号の説明】
1・・・生活情報監視盤 11・・・モード判定回路 12・・・異常検知回路 13・・・タイマ回路 2・・・電気錠 3・・・在室設定スイッチ 4・・・在室表示灯 5・・・生活異常検知センサ 6・・・住宅情報盤 t・・・在室設定スイッチ操作後の所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−250576(JP,A) 特開 平3−36691(JP,A) 特開 平3−207338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 31/00 G08B 5/36 E05B 49/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関先などに設置された電気錠と、在室設
    定スイッチと、室内における生活情報を監視する生活異
    常検知センサと、これらを備えた生活情報監視盤とで構
    成された生活情報監視システムにおいて、 上記生活情報監視盤は、上記在室設定スイッチが操作さ
    れずに、上記電気錠が室外から施錠されたときには、在
    室モードから不在モードに切り換え設定し、上記生活異
    常検知センサによる生活情報の監視を解除する一方、上
    記在室設定スイッチが操作された後に、上記電気錠が室
    外から施錠されたときには、在室モードを継続し、上記
    生活異常検知センサによって生活情報を監視する基本動
    作をなすとともに、在室表示灯を備えており、 在室モードを設定しているときと、不在モードを設定し
    ているときとで、上記在室表示灯の点灯態様を変化させ
    る構成としており、 上記在室設定スイッチは、在室表示灯を一体化した構造
    になっている ことを特徴とする生活情報監視システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記生活情報監視盤は、 上記在室設定スイッチが操作されてから所定時間の経過
    後に、上記電気錠が室外から施錠されたときには、在室
    モードから不在モードに切り換え設定するようになって
    おり、 在室モードを設定しているときと、不在モードを設定し
    ているときとで、上記在室表示灯の点灯態様を変化させ
    ることを特徴とする生活情報監視システム。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは2において、 上記生活情報監視盤は、 不在モードにおいて、上記在室設定スイッチが操作され
    たときには、在室モードに切り換え設定するようになっ
    ており、 在室モードを設定しているときと、不在モードを設定し
    ているときとで、上記在室表示灯の点灯態様を変化させ
    ることを特徴とする生活情報監視システム。
  4. 【請求項4】請求項2において、 上記生活情報監視盤は、 上記所定時間の間、あるいは、上記所定時間中の上記電
    気錠が室外から施錠されるまでの間は、上記在室表示灯
    を、上記在室モード及び不在モードとは異なる点灯態様
    とすることを特徴とする生活情報監視システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記生活情報監視盤は、 上記在室表示灯の点灯態様を、在室モードのときは点
    灯、不在モードのときは点滅、上記所定時間の間、ある
    いは、上記所定時間中の上記電気錠が室外から施錠され
    るまでの間は、消灯とすることを特徴とする生活情報監
    視システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記生活情報監視盤は、室内に設置された住宅情報盤を
    接続しており、 上記在室表示灯の点灯態様を変化させる代わりに、上記
    住宅情報盤から出力する音声メッセージあるいはアラー
    ム音を変化させることを特徴とする生活情報監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記生活情報監視盤は、室内に設置された住宅情報盤を
    接続しており、 上記在室表示灯の点灯態様を変化させるとともに、上記
    住宅情報盤から出力する音声メッセージあるいはアラー
    ム音を変化させることを特徴とする生活情報監視システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかにおいて、 上記生活情報監視盤は、上記電気錠、在室設定スイッ
    チ、在室表示灯、生活異常検知センサ、住宅情報盤の各
    々を接続する接続端子を設けたアダプタで構成されてい
    ることを特徴とする生活情報監視システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、 上記在室設定スイッチは、在室表示灯を一体化した構造
    になっていることを特徴とする生活情報監視システム。
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