JP3935706B2 - 高齢者対応集合住宅連絡システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、高齢者対応集合住宅連絡システムに係り、特に、住戸の入居者が高齢となった場合または住戸に高齢者が入居した場合に、一般住戸の集合住宅連絡システムを高齢者対応の住戸(以下「高齢者住戸」という。)の集合住宅連絡システムに容易に変更し得る高齢者対応集合住宅連絡システムに関する。
【従来の技術】
【0003】
近時、高齢化社会に対応する住宅として、高齢者の安全や利便に配慮した設備を備える高齢者対応集合住宅が供給されている。
【0004】
かかる高齢者対応集合住宅においては、緊急時の音声メッセージ等を採用して、高齢者の操作性を向上させた高齢者対応集合住宅連絡システムが構築されている。
【0005】
従来、この種の高齢者対応集合住宅連絡システムとしては、図6に示すような構成のものが知られている。同図において、従来の高齢者対応集合住宅連絡システムは、集合住宅の管理人室等に設置される管理室親機51と、制御装置52と、各住戸に設置される住宅情報盤54と、各住戸の玄関に設置されるドアホン55と、一般住戸を高齢者住戸に変更する場合に増設される増設機器edとを備えている。ここで、管理室親機51は第2の伝送路L20を介して制御装置52に接続され、この制御装置52には第1の伝送路L10を介して住宅情報盤54および増設機器edが接続され、住宅情報盤54にはドアホン55および増設機器edが接続されている。
【0006】
増設機器edは、住戸アダプター53と、廊下灯56と、人の動きが一定時間以上無いことで生活異変を検知するためのパッシブセンサ57と、トイレでの長時間滞在で健康異変を検知するためのアクティブセンサ58と、一定時間以上水が使用されないことで生活異変を検知するための水量センサ59と、天井スピーカ60と、天井マイク61と、緊急時に管理人を呼出すための緊急呼出ボタン62とを備えている。ここで、住戸アダプター53は、住宅情報盤54、廊下灯56、パッシブセンサ57、アクティブセンサ58、水量センサ59、天井スピーカ60、天井マイク61、緊急呼出ボタン62および第1の伝送路L10に接続されている。
【0007】
このような構成の高齢者対応集合住宅連絡システムにおいては、緊急時に、住戸内の居住者(高齢者)が緊急呼出ボタン62を押下することにより、緊急呼出信号を住戸アダプター53および住宅情報盤54を経由してドアホン55へ、住戸アダプター53を経由して廊下灯56へ、若しくは住戸アダプター53、第1の伝送路L10、制御装置52および第2の伝送路L20を経由して管理室親機51へ伝送することができ、これにより、住戸内の居住者(高齢者)の生活異変等を、当該住戸の玄関付近の通行人や管理人等に迅速に通報することができる。
【0008】
ところで、集合住宅内のある住戸の入居者が高齢者になり、若しくはある住居に高齢者が入居した場合においては、かかる一般住戸の集合住宅連絡システムに増設機器edを接続して高齢者対応の集合住宅連絡システムに変更する必要がある。また、これと共に、制御装置52内に格納されているIDテーブルを、図7(a)に示す一般住戸対応のIDテーブル523Aから図7(b)に示す高齢者対応のIDテーブル523Bに取り替える必要がある。例えば、住戸番号「101」の一般住戸を高齢者住戸に変更する場合には、住戸番号「101」に対応する識別ID「A1」を、高齢者住戸の識別ID「B1」へ変更する必要がある。
【0009】
このようなIDテーブルの取替作業により、高齢者住戸の管理を管理室親機51側において対応することが可能となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、このような構成の高齢者対応集合住宅連絡システムにおいては、たとえ、一つの住戸であっても、一般住戸から高齢者住戸に変更した場合には、制御装置内のIDテーブルに記述されている識別IDを、一般住戸の識別IDから高齢者戸の識別IDへ書き換える必要があるため、IDテーブルの取替作業が必要になるという難点があった。
【0011】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、一般住戸の集合住宅連絡システムを高齢者対応の集合住宅連絡システムに変更する際のシステムの切替えを容易に行ない得る高齢者対応集合住宅連絡システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するため、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムは、集合住宅の管理人室等に設置され、各住戸との連絡通話を行い、各住戸からのセキュリティ警報を受信する管理室親機と、各住戸に設置され、住戸玄関に設置されたドアホンからの呼出に対する応答や、各種センサからのセキュリティ警報の発報を行なう住宅情報盤とが制御装置を介して接続され、住宅情報盤に、人の動きが一定時間以上無いことで生活異変を検知するためのパッシブセンサ、一定時間以上水が使用されないことで生活異変を検知するための水量センサ、トイレでの長時間滞在で健康異変を検知するためのアクティブセンサおよび(または)緊急時に管理人を呼出すための緊急呼出ボタンが接続される住戸アダプターを増設し、制御装置および管理室親機の何れか一方に設けられる設定ボタンの押下により住宅情報盤と住戸アダプターの識別IDを取得し、制御装置内のIDテーブルに記述された識別IDの組合せから住戸番号を判別するとともに、増設された住戸アダプターの識別IDにより当該住戸が高齢者住戸であると判別するための制御部を制御装置および管理室親機の何れか一方に設けるものである。
【0013】
また、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムにおける管理室親機は、住宅情報盤が設置された一般住戸の管理用と、住戸アダプターが設置された高齢者住戸の管理用と、一般住戸および高齢者住戸の両方管理用との切替を行うための機能切替スイッチを備えるものである。
【0014】
本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムによれば、制御装置および管理室親機の何れか一方に、システムの切替えを行なう設定ボタンが装備されていることから、設定ボタンの単純な操作のみで、一般住戸の集合住宅連絡システムを高齢者対応の集合住宅連絡システムに容易に切替えることができる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
【0016】
図1は、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムのシステム構成図を示している。同図において、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムは、集合住宅の管理人室等に設置され、各住戸との連絡通話を行い、各住戸からのセキュリティ警報を受信する管理室親機1と、設定ボタン34を有する制御装置3と、各住戸の住戸玄関にそれぞれ設置されるドアホン5と、各住戸に設置される火災感知器49やガス検知器50等の各種センサSと、各住戸に設置され、ドアホン5からの呼出に対する応答や各種センサSからのセキュリティ警報を発報させる住宅情報盤4と、一般住戸を高齢者住戸に変更する場合に増設される増設機器EDとを備えている。ここで、管理室親機1は、第2の伝送路L2を介して制御装置3に接続され、この制御装置3には第1の伝送路L1を介して住宅情報盤4および増設機器EDが接続され、住宅情報盤4にはドアホン5、センサSおよび増設機器EDが接続されている。なお、第1の伝送路L1は、図2に示すように、第1の音声多重線L1aと第1のデータ多重線L1bから成るペア線で構成され、第2の伝送路L2は、第2の音声多重線L2aと第2のデータ多重線L2bから成るペア線で構成されている。
【0017】
増設機器EDは、住戸アダプター6と、廊下灯7と、人の動きが一定時間以上無いことで生活異変を検知するためのパッシブセンサ8と、トイレでの長時間滞在で健康異変を検知するためのアクティブセンサ9と、一定時間以上水が使用されないことで生活異変を検知するための水量センサ10と、天井スピーカ11と、天井マイク12と、緊急時に管理人を呼出すための緊急呼出ボタン13とを備えている。ここで、住戸アダプター6は、住宅情報盤4、廊下灯7、パッシブセンサ8、アクティブセンサ9、水量センサ10、天井スピーカ11、天井マイク12、緊急呼出ボタン13および第1の伝送路L1に接続され、住宅情報盤4にはドアホン5が接続されている。
【0018】
管理室親機1は、図2に示すように、受話器15(以下「管理室親機受話器15」という。)と、スピーカ16(以下「管理室親機スピーカ16」という。)と、テンキー17と、操作ボタン18と、表示灯19と、設定ボタン20(以下「管理室親機設定ボタン20」という。)と、機能切替スイッチ21と、通話回路22(以下「管理室親機通話回路22」という。)と、インターフェイス(I/F)部23(以下「管理室親機インターフェイス部23」という。)と、制御部24(以下「管理室親機制御部24」という。)と、送信回路25(以下「管理室親機送信回路25」という。)と、受信回路26(以下「管理室親機受信回路26」という。)とを備えている。ここで、管理室親機制御部24は、管理室親機通話回路22、管理室親機インターフェイス部23、管理室親機送信回路25および管理室親機受信回路26に接続され、管理室親機通話回路22には管理室親機受話器15、管理室親機スピーカ16および第2の音声多重線L2aが、管理室親機インターフェイス部23にはテンキー17、操作ボタン18、表示灯19、管理室親機設定ボタン20および機能切替スイッチ21が、管理室親機送信回路25および管理室親機受信回路26には、第2のデータ多重線L2bがそれぞれ接続されている。
【0019】
制御装置3は、図2に示すように、通話回路31(以下「制御装置通話回路31」という。)と、制御部32(以下「制御装置制御部32」という。)と、IDテーブル33と、設定ボタン34(以下「制御装置設定ボタン34」という。)と、居室インターフェイス(I/F)部35と、親機インターフェイス(I/F)部36とを備えている。ここで、制御装置制御部32は、制御装置通話回路31、IDテーブル33、制御装置設定ボタン34、居室インターフェイス部35および親機インターフェイス部36に接続され、制御装置通話回路31には居室インターフェイス部35および親機インターフェイス部36が、居室インターフェイス部35には第1の伝送路L1が、親機インターフェイス部36には第2の伝送路L2が接続されている。
【0020】
住宅情報盤4は、図3に示すように、スピーカ41(以下「住宅情報盤スピーカ41」という。)と、受話器42(以下「住宅情報盤受話器42」という。)と、通話回路43(以下「住宅情報盤通話回路43」という。)と、インターフェイス(I/F)部44(以下「住宅情報盤インターフェイス部44」という。)と、制御部45(以下「住宅情報盤制御部45」という。)と、ID設定部46(以下「住宅情報盤ID設定部46」という。)と、送信回路47(以下「住宅情報盤送信回路47」という。)と、受信回路48(以下「住宅情報盤受信回路48」という。)とを備えている。ここで、住宅情報盤制御部45は、住宅情報盤通話回路43、住宅情報盤インターフェイス部44、住宅情報盤ID設定部46、住宅情報盤送信回路47および住宅情報盤受信回路48に接続され、住宅情報盤通話回路43には住宅情報盤スピーカ41、住宅情報盤受話器42および第1の音声多重線L1aが、住宅情報盤インターフェイス部44にはドアホン5、火災感知器49およびガス検知器50等のセンサSが、住宅情報盤送信回路47および住宅情報盤受信回路48には第1のデータ多重線L1bがそれぞれ接続されている。
【0021】
住戸アダプター6は、図3に示すように、通話回路61(以下「住戸アダプター通話回路61」という。)と、インターフェイス(I/F)部62(以下「住戸アダプターインターフェイス部62」という。)と、制御部63(以下「住戸アダプター制御部63」という。)と、送信回路64(以下「住戸アダプター送信回路64」という。)と、受信回路65(以下「住戸アダプター受信回路65」という。)と、ID設定部66(以下「住戸アダプターID設定部66」という。)とを備えている。ここで、住戸アダプター制御部63は、住戸アダプター通話回路61、住戸アダプターインターフェイス部62、住戸アダプター送信回路64、住戸アダプター受信回路65および住戸アダプターID設定部66に接続され、住戸アダプター通話回路61には天井スピーカ11、天井マイク12および第1の音声多重線L1aが、住戸アダプターインターフェイス部62には廊下灯7、パッシブセンサ8、アクティブセンサ9、水量センサ10および緊急呼出ボタン13が、住戸アダプター送信回路64および住戸アダプター受信回路65には第1のデータ多重線L1bがそれぞれ接続されている。
【0022】
図4は、制御装置3内のIDテーブル33に記述された住戸番号と識別IDとの組合せの内容を示している。同図において、IDテーブル33は、各住戸の住戸番号101、102、103、…と、各住戸に対応する識別IDとで構成されており、識別IDは、一般住戸に対応する識別ID「A1、A2、A3、…」と、高齢者住戸に対応する識別ID「B1、B2、B3、…」とで構成されている。例えば、住戸番号「101」の住戸は、一般住戸に対応する識別ID「A1」と、高齢者住戸に対応する識別ID「B1」とを備えている。
【0023】
次に、このように構成された高齢者対応集合住宅連絡システムの動作について説明する。
【0024】
先ず、一般住戸の集合住宅連絡システムの場合は、制御装置3に第1の伝送路L1を介して住宅情報盤4が接続されており、この住宅情報盤4にはドアホン5および火災感知器49やガス検知器50等の各種センサSが接続されている。
【0025】
しかして、集合住宅連絡システムの電源を投入すると、制御装置制御部32から初期化信号が出力され、この初期化信号が第1のデータ多重線L1bおよび住宅情報盤受信回路48を介して各住戸の住宅情報盤制御部45へ送出される。そして、かかる初期化信号が住宅情報盤制御部45で検出されると、住宅情報盤制御部45の制御により、住宅情報盤ID設定部46で設定された識別ID、例えば住戸番号101に対応する識別ID「A1」が読み出される。これにより、住宅情報盤制御部45から第1の一般住戸識別ID信号が出力され、この第1の一般住戸識別ID信号が、住宅情報盤送信回路47、第1のデータ多重線L1bおよび居室インターフェイス部35を介して制御装置制御部32へ送出される。そうすると、制御装置制御部32において、IDテーブル33が参照され、受信した第1の一般住戸識別ID信号が何れの住戸番号に対応する識別IDであるか否かが判別される。この実施例では、図4に示すように、識別ID「A1」に対応する住戸番号は「101」に相当している。これにより、住戸番号「101」の住戸は接続登録され、この接続登録により、制御装置3と住宅情報盤4間におけるシステムの動作が開始されることになる。また、管理室親機1の機能切替スイッチ21を、住宅情報盤4が設置された一般住戸の管理に切り替えることにより、管理室親機1側で一般住戸の管理を行なうことが可能となる。
【0026】
次に、住戸番号101の住戸の入居者が高齢となった場合、若しくは当該住戸に高齢者が入居した場合は、先ず、前述の一般住戸の集合住宅連絡システムに、増設機器EDを接続する。
【0027】
次いで、制御装置3の制御装置設定ボタン34を押下すると、制御装置制御部32から初期化コマンドが出力され、この初期化コマンドが居室インターフェイス部35、第1の多重データ線L1bおよび住宅情報盤受信回路48を介して高齢者住戸の住宅情報盤制御部45へ送出される。
【0028】
そうすると、住宅情報盤制御部45の制御により、住宅情報盤ID設定部46で設定された識別ID「A1」が読み出され、住宅情報盤制御部45から第2の一般住戸識別ID信号が出力され、この第2の一般住戸識別ID信号が住宅情報盤インターフェイス部44および住戸アダプターインターフェイス部62を介して住戸アダプター制御部63へ送出される。
【0029】
そうすると、住戸アダプター制御部63において、住戸アダプターID設定部66で設定された識別ID「B1」が読み出される。これにより、住戸アダプター制御部63から高齢者住戸識別ID信号が出力され、この高齢者住戸識別ID信号が住戸アダプター送信回路64、第1のデータ多重線L1bおよび居室インターフェイス部35を介して制御装置制御部32へ送出される。
【0030】
そして、制御装置制御部32において、住宅情報盤4からの住戸識別ID信号と住戸アダプター6からの高齢者住戸識別ID信号が検出されると、制御装置制御部32の制御により、IDテーブル33が参照され、受信した第2の一般住戸識別ID信号および高齢者住戸識別ID信号に係る識別IDが何れの住戸番号に対応しているか否かが判別される。この実施例では、識別ID「A1」と識別ID「B1」は住戸番号「101」の住戸に相当している。ここで、識別ID「B1」は、図4に示すように、高齢者住戸に対応する識別IDであることから、住戸番号「101」の住戸は、高齢者対応の住戸であると判断される。
【0031】
これにより、住戸番号「101」の住戸は接続登録され、この接続登録により、制御装置3、住宅情報盤4および住戸アダプター6間におけるシステムの動作が開始されることになる。また、管理室親機1の機能切替スイッチ21を、住戸アダプターが設置された高齢者住戸の管理若しくは一般住戸および高齢者住戸の両方の管理に切り替えることにより、管理室親機1側で一般住戸および高齢者住戸の管理を行なうことが可能となる。
【0032】
このような構成の高齢者対応集合住宅連絡システムにおいては、居住者(高齢者)が緊急呼出ボタン13を押下すると、緊急呼出信号が住戸アダプターインターフェイス部62を介して住戸アダプター制御部63へ送出される。そうすると、住戸アダプター制御部63の制御により、廊下灯7が点滅し、また、住戸アダプター通話回路61が能動とされ、天井スピーカ11から警報音が鳴動する。これにより、高齢者の生活異変等が、当該住戸の居住者や玄関付近の通行人に迅速に通報される。
【0033】
また、これと共に住戸アダプター制御部63から住戸の識別IDを付加した緊急呼出信号が出力され、この緊急呼出信号が、住戸アダプター送信回路64、第1の多重データ線L1b、居室インターフェイス部35、親機インターフェイス部36、第2の多重データ線L2bおよび管理室親機受信回路26を介して管理室親機制御部24へ送出される。そして、かかる緊急呼出信号が管理室親機制御部24で検出されると、管理室親機制御部24の制御により、管理室親機通話回路22が能動とされ、管理室親機スピーカ16から警報音が鳴動すると共に、表示灯19に住戸番号が表示される。
【0034】
図5は、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムの他の実施例を示している。なお、同図において、図1と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】
この実施例においては、図1に示す住宅情報盤4に代えて、高齢者に対応してサイズを大きくし、その表示を高齢者にとって視認し易い色としたボタン141を有するインターホン親機14が接続されている。
【0036】
この実施例においては、ボタン141のサイズが大きくされ、視認し易い色で表示されていることから、高齢者に利便な高齢者対応集合住宅連絡システムを提供することができる。
【0037】
なお、前述の実施例においては、制御装置3の制御装置設定ボタン34を押下してシステムの切替えを行なう場合について述べているが、本発明はこれに限定されず、例えば、管理室親機1の管理室親機設定ボタン20を押下して、システムの切替えを行なってもよい。
【発明の効果】
【0038】
以上の説明から明らかなように、本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムによれば、制御装置および管理室親機の何れか一方に、システムの切替えを行なう設定ボタンが装備されていることから、設定ボタンの単純な操作のみで、一般住戸の集合住宅連絡システムを高齢者対応の集合住宅連絡システムに容易に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムのシステム構成図。
【図2】 本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムにおける管理室親機および制御装置のブロック図。
【図3】 本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムにおける住宅情報盤および住戸アダプターのブロック図。
【図4】 本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムにおけるIDテーブルの説明図。
【図5】 本発明の高齢者対応集合住宅連絡システムの他の実施例を示すシステム構成図。
【図6】 従来の高齢者対応集合住宅連絡システムのシステム構成図。
【図7】 従来の高齢者対応集合住宅連絡システムにおけるIDテーブルの説明図。
【符号の説明】
1・・・管理室親機
20・・・設定ボタン(管理室親機設定ボタン)
21・・・機能切替スイッチ
3・・・制御装置
34・・・設定ボタン(制御装置設定ボタン)
4・・・住宅情報盤
6・・・住戸アダプター
8・・・パッシブセンサ
9・・・アクティブセンサ
10・・・水量センサ
13・・・緊急呼出ボタン
14・・・インターホン親機
24・・・制御部(管理室親機制御部)
32・・・制御部(制御装置制御部)

Claims (2)

  1. 集合住宅の管理人室等に設置され、各住戸との連絡通話を行い、各住戸からのセキュリティ警報を受信する管理室親機(1)と、各住戸に設置され、住戸玄関に設置されたドアホン(5)からの呼出に対する応答や、各種センサ(S)からのセキュリティ警報の発報を行なう住宅情報盤(4)とが制御装置(3)を介して接続され、
    前記住宅情報盤に、人の動きが一定時間以上無いことで生活異変を検知するためのパッシブセンサ(8)、一定時間以上水が使用されないことで生活異変を検知するための水量センサ(10)、トイレでの長時間滞在で健康異変を検知するためのアクティブセンサ(9)および(または)緊急時に管理人を呼出すための緊急呼出ボタン(13)が接続される住戸アダプター(6)を増設し、
    前記制御装置および前記管理室親機の何れか一方に設けられる設定ボタン(20、34)の押下により前記住宅情報盤と前記住戸アダプターの識別IDを取得し、前記制御装置内のIDテーブルに記述された識別IDの組合せから住戸番号を判別するとともに、増設された前記住戸アダプターの識別IDにより当該住戸が高齢者住戸であると判別するための制御部(24、32)を前記制御装置および前記管理室親機の何れか一方に設けることを特徴とする高齢者対応集合住宅連絡システム。
  2. 前記管理室親機は、前記住宅情報盤が設置された一般住戸の管理用と、前記住戸アダプターが設置された高齢者住戸の管理用と、一般住戸および高齢者住戸の両方管理用との切替を行うための機能切替スイッチ(21)を備えることを特徴とする請求項1記載の高齢者対応集合住宅連絡システム。
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