JP3310917B2 - 集合住宅警報監視統合システム - Google Patents

集合住宅警報監視統合システム

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JP3310917B2
JP3310917B2 JP32295397A JP32295397A JP3310917B2 JP 3310917 B2 JP3310917 B2 JP 3310917B2 JP 32295397 A JP32295397 A JP 32295397A JP 32295397 A JP32295397 A JP 32295397A JP 3310917 B2 JP3310917 B2 JP 3310917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、統合盤により各住
戸の警報監視を統合的に行う構成の集合住宅警報監視統
合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマンションなどの集合住宅で
は、警報監視システムとして、管理人室などに警報監視
盤を設置する一方、各住戸には住宅情報盤(住戸用受信
機)を設置して、各住宅情報盤と、警報監視盤や、この
警報監視盤に更に接続されたロビーインターホンとのイ
ンターホン通話を可能とするとともに、住宅情報盤に接
続された火災感知器やガス漏れ警報器などの発報があっ
た場合に、このことを警報監視盤に通知するようになっ
ている。
【0003】また、これとは別に、管理人室などに住棟
受信機を設置し、この住棟受信機に各住戸の住宅情報盤
を接続して、住宅情報盤に接続された火災感知器などが
発報したときは、まず、住宅情報盤から第1報として火
災感知器が作動したことを報知し、これに対して、所定
時間の間(例えば2分間)、音響停止の操作(感知器復
旧操作)がされなかったり、この間に火災確定の操作が
されたときには、第2報として火災が確定したことを報
知するとともに、住棟受信機に火災確定信号を送出す
る。すると、住棟受信機が、近隣住戸の住宅情報盤や近
くの火災受信機などに自動的に警報制御信号を送出し
て、火災の発生を報知する。このように2段階警報を行
うことによって、集合住宅全体で統合的な警報監視を行
い、住戸人が迅速に避難できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
警報監視システムでは、各住戸の住宅情報盤と、警報監
視盤や住棟受信機は、フロア毎などの警戒区域単位で個
別配線(いわゆる、ぞろ引き配線)によって接続されて
いるため、配線が煩雑になっていた。また、最初に火災
感知器が作動したことは、各住戸の住宅情報盤でしか分
からず、集合住宅全体を監視している警報監視盤や住棟
受信機では分からないため、その後に火災が確定したと
きに、管理人などの対処が遅れる場合があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、各住戸の住宅情報盤と統合盤とを、多重
伝送線を介して接続するようにして省配線化を図るとと
もに、統合盤側で、集合住宅全体の火災感知器の作動状
況が分かるようにした集合住宅警報監視統合システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の集合住宅警報監視統合システムは、各住戸
に設置され、火災感知器を接続した住宅情報盤と、各住
戸の住宅情報盤を多重伝送線を介して接続した統合盤と
で構成される。請求項1では、各住戸の住宅情報盤は、
火災感知器の発報を検出したときには、第1の火災信号
を上記多重伝送線に送出するとともに、その後の所定の
火災確定操作によっても、第2の火災信号を上記多重伝
送線に送出する一方、統合盤は、各住戸の住宅情報盤の
状態を表示する表示手段を備えており、住宅情報盤のい
ずれかから第1の火災信号を受けたときは、その住戸の
火災感知器が作動したことを表示し、第2の火災信号を
受けたときは、その住戸の火災が確定したことを表示す
るようにしている。
【0007】ここに、第1の火災信号とは、火災感知器
が作動したことを知らせるものであり、続いて住戸人が
火災を確認して、住宅情報盤において、非常スイッチ
(火災確定スイッチ)を操作するなどの火災確定操作を
行ったときには、直ちに火災感知器の発報が誤報でない
ことを示す第2の火災信号を送出する。統合盤では、第
1の火災信号を受取ったときに、火災感知器が発報した
ことが分かっているので、第2の火災信号を受けたとき
には、迅速に避難誘導などの対処をとることができる。
【0008】請求項2では、請求項1において、各住戸
の住宅情報盤は、火災感知器の発報を検出したときに
は、第1の火災信号を多重伝送線に送出し、この送出か
ら所定時間内に所定の復旧操作がなかったときは、第2
の火災信号を多重伝送線に送出することを特徴とする。
ここでは、住戸人が外出中などであったときには、住宅
情報盤から統合盤に対して、第1の火災信号の送出後、
何等の操作がなければ、所定時間の経過後に第2の火災
信号を送出する。
【0009】
【0010】請求項3では、請求項1または2におい
て、統合盤は、各住戸の住宅情報盤とのインターホン通
話機能を備えており、住宅情報盤のいずれかから第2の
火災信号を受けたときに、その住戸に対してインターホ
ン呼出を行い、所定時間の間、インターホン通話が開始
できなかったときに初めて、その住戸の火災が確定した
ことを表示することを特徴とする。ここでは、第2の火
災信号を受けても、すぐには火災の発生が確定したとは
せず、インターホンの呼出に応答しなかったときに、火
災が確定したとする。
【0011】請求項4では、請求項1〜3のいずれかに
おいて、統合盤は、住宅情報盤のいずれかから第2の火
災信号を受けたときに、その住戸が予め空き住戸として
登録されている場合は、その住戸の火災が確定したこと
を表示することを特徴とする。すなわち、予め空き住戸
の登録がされていれば、火災確定操作や復旧操作がされ
ることがないため、直ちに火災が確定したとする。
【0012】請求項5では、請求項1〜4のいずれかに
おいて、統合盤は、各住戸の住宅情報盤の状態を音で知
らせる報知手段を備えており、表示手段への表示ととも
に、あるいは、表示の代わりに、報知手段を作動させ、
その住戸の火災感知器が作動したこと、その住戸の火災
が確定したことを音で知らせることを特徴とする。ここ
に、音は、報知手段によって、アラーム音やブザー音、
音声メッセージで出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明に係る集
合住宅警報監視統合システムの構成の一例を示すシステ
ム構成図である。管理人室や防災管理室などに設置され
た統合盤1は、各住戸に設置された住宅情報盤2を、多
重伝送線Laと通話線Lbとを介して接続している。各
住宅情報盤2は、試験端子付ドアホン子器3を中継器と
し、1又は複数の火災感知器Sを接続しており、火災感
知器Sの発報信号を検出する。また、ドアホン子器3に
戸外試験器4を接続したときには、住着情報盤2は、戸
外試験器4の操作による疑似的な発報信号を検出し、戸
外試験を可能とする。
【0014】このような構成において、各住宅情報盤2
と、統合盤1やこの統合盤1に接続されたロビーインタ
ーホン5との間では、通話線Lbを通じてインターホン
通話が行われる一方、多重伝送線Laを通じ、インター
ホン通話等のための制御信号の他、各住宅情報盤2から
異常信号や火災信号(第1の火災信号、第2の火災信
号)、試験火災信号が送出される。すなわち、住宅情報
盤2は、戸外試験による疑似的な発報を検出したときは
試験火災信号を送出するが、火災感知器Sの発報を検出
したときは第1の火災信号を送出し、その後の所定の火
災確定操作によって、第2の火災信号を送出する。ま
た、第1の火災信号を送出した後、所定時間内に所定の
復旧操作がなかったときも、第2の火災信号を送出す
る。
【0015】ここに、第1の火災信号とは、火災感知器
Sが作動したことを知らせるものであり、第1の火災信
号の送出後に、住戸人が火災を確認して、住宅情報盤2
において、火災確定スイッチ(後述)を操作するなどの
火災確定操作を行ったときには、直ちに火災感知器Sの
発報が誤報でなく、実際に火災が発生していることを示
す第2の火災信号を送出する。統合盤1では、第1の火
災信号を受けることで、火災感知器Sが発報したことが
前もって分かるので、第2の火災信号を受けたときに
は、迅速に避難誘導などの対処をとることができる。
【0016】このように本発明では、多重伝送線Laを
通じて、各住宅情報盤2のアドレスや、第1又は第2の
火災信号の信号種別などを付加した多重信号を送受する
ので、統合盤1側は、各住戸において、火災感知器Sが
発報しただけの状態なのか、実際に火災が発生している
のかが、明確に区別できる。次に、統合盤1と住宅情報
盤2の内部構成の一例を各々、図2にブロック図で示
す。
【0017】図2(a)に示す統合盤1は、CPU等で
構成され各部を制御する信号処理部10と、多重伝送線
Laを介して各住宅情報盤2あるいはロビーインターホ
ン5との伝送制御を行うための多重伝送部11と、各住
宅情報盤2あるいはロビーインターホン5との間で、ハ
ンドセットH1による通話線Lbを介した通話を制御す
るための通話部12と、各種スイッチ、ボタン等で構成
された操作部13と、各住宅情報盤2に対応した表示窓
や、液晶画面、各種表示ランプなどで表示手段を構成す
る表示部14と、各住宅情報盤2の状態などを記憶する
記憶部15と、火災信号を受信したこと等を印字出力す
る印字出力部16と、スピーカSP1から警報音を、ア
ラームや音声メッセージなどで出力して報知手段を構成
する音出力部17とを備える。
【0018】一方の図2(b)に示す住宅情報盤2は、
CPU等で構成され各部を制御する信号処理部20と、
多重伝送線Laを介して統合盤1との伝送制御を行うた
めの多重伝送部21と、統合盤1との間で行う、ハンド
セットH2による通話線Lbを介した通話を制御するた
めの通話部22と、火災確定スイッチ23aと感知器復
旧スイッチ23bを少なくとも備えた操作部23と、火
災感知器Sが発報したことや火災が確定したこと等を表
示する表示部24と、自己のアドレスなどを記憶した記
憶部25と、火災感知器Sの発報を検出する発報検出部
26と、スピーカSP2から警報音を、アラームや音声
メッセージなどで出力する音出力部27とを備える。
【0019】住宅情報盤2の信号処理部20は、発報検
出部26において、接続している火災感知器Sのいずれ
か発報を検出したときには、第1の火災信号を多重伝送
部21によって多重伝送線Laに送出するとともに、音
出力部27によりスピーカSP2から、例えば「火災感
知器が作動しました。確認して下さい。」といった音声
メッセージを出力する。
【0020】住戸人は、このメッセージに従って、火災
感知器Sの設置場所を確認した結果、火災が発生してい
れば、火災確定スイッチ23aを操作する。すると、第
2の火災信号を多重伝送線Laに送出するとともに、ス
ピーカSP2から、例えば、「火事です。火事です。火
災が発生しました。安全を確認の上避難して下さい。」
といった音声メッセージを出力する。このときの動作
を、図3(a)にフローチャートで示している(100
〜103)。
【0021】また、住宅情報盤2では、火災感知器Sの
発報を検出し、第1の火災信号を多重伝送線Laに送出
するが、住戸人が現場を確認し、その発報がタバコの煙
などによる誤報であったときには、感知器復旧スイッチ
23bを操作するので、住宅情報盤2は第2の火災信号
は送出せず、復旧信号を送出する。一方、住戸人が外出
中などであって、第1の火災信号を送出してから所定時
間(例えば2分)内に感知器復旧スイッチ23bが操作
されなかったときは、第2の火災信号を多重伝送線Lb
に送出する。このときの動作を、図3(b)にフローチ
ャートで示している(110〜116)。
【0022】統合盤1の信号処理部10は、通常、多重
伝送部11によるポーリング動作で、各住戸の住宅情報
盤2に断線などの異常がないかを監視しているが、住宅
情報盤2のいずれかから、アドレスを付加した割り込み
信号を受けたときには、その信号が第1の火災信号であ
るのか第2の火災信号であるかを判別する。第1の火災
信号を受けたときには、アドレスを基にして、その住戸
の火災感知器Sが作動したことを、表示部14に表示す
るとともに、音出力部17によりスピーカSP1から、
「○○号室の火災感知器が作動しました」といった音声
メッセージを出力する。そして更に、第2の火災信号を
受けたときは、その住戸の火災が確定したことを、表示
部14に表示するとともに、スピーカSP1から、「○
○号室で火災が発生しました」といった音声メッセージ
を出力する。
【0023】なお、ここでは、統合盤1は、音出力部1
7によって音声メッセージを出力する場合を説明した
が、ブザー音などを出力するようにしてもよく、この場
合は、第1の火災信号と第2の火災信号で、緊急度に応
じて音圧などを変化させ、両者を識別し易いようにすれ
ばよい。また、ここでは、該当住戸の火災感知器Sが作
動したこと、該当住戸の火災が確定したことを、表示部
14に表示するとともに、音出力部17から音で出力す
る場合を説明したが、表示の代わりに、音のみを出力す
るようにしてもよい。
【0024】また、第2の火災信号を受けたときには、
出火階や直上階などの近隣する住戸の住宅情報盤2や、
機械室などの共用室に設置された住宅情報盤2、階段や
廊下などの共用部に設置された火災受信機に接続された
ベルやスピーカから、火災の発生を報知する。次に、統
合盤1の操作部13と表示部14とを一体化させた操作
パネルの一部の外観を、図4に示す。
【0025】図において、14aはLEDなどで構成さ
れた火災表示灯、14bは7セグメント表示器で構成さ
れた火災住戸番号表示部、14cは蛍光表示管などで構
成され、各種文字や記号などを表示するメッセージ表示
部、14dは7セグメント表示器で構成された住戸番号
表示部である。統合盤1は、多重信号線Laを通じて、
第1の火災信号を受けたときには、メッセージ表示部1
4cに「感知器作動」等の火災感知器Sが作動したこと
を示す文字を表示するとともに、受けた信号のアドレス
を基にして、住戸番号表示部14dに火災感知器Sが作
動した住戸の番号(棟番号を含む)を表示する。そし
て、続いて第2の火災信号を受けたときには、火災表示
灯14aを点灯あるいは点滅させるとともに、受けた信
号のアドレスを基にして、火災住戸番号表示部14bに
該当住戸番号(棟番号を含む)を表示する。このとき、
表示が紛らわしくなることを防ぐため、メッセージ表示
部14cと住戸番号表示部14dの表示を消去すること
が望ましい。
【0026】なお、複数の信号を連続して受けたときに
は、信号を受ける度に各表示を切り換えるようにしても
よいが、信号を記憶部15に順次記憶していき、各々の
表示送りスイッチ13a,13bを操作することによっ
て、住戸番号などを順に表示するようにしてもよい。こ
のように、第1の火災信号と第2の火災信号とを区別し
て表示すれば、管理人などは、それぞれの場合に対し
て、適切な対応がとれる。
【0027】次に、統合盤1がいずれかの住戸の火災が
確定したと判断するときに付加される条件について説明
する。統合盤1は、住宅情報盤2のいずれかから第2の
火災信号を受けたときに、その住戸に対してインターホ
ン呼出を行い、所定時間の間(例えば30秒間)、イン
ターホン通話が開始できなかったときに初めて、その住
戸の火災が確定したことを表示部14に表示し、音出力
部17によって報知することができる。すなわち、第2
の火災信号を受けても、すぐには火災の発生が確定した
とはせず、所定時間の間待っても、インターホンの呼出
に応答しなかったときに、火災が確定したとする。
【0028】また、統合盤1は、住宅情報盤2のいずれ
かから第2の火災信号を受けたときに、その住戸が予め
空き住戸として記憶部15に登録されている場合は、そ
の住戸の火災が確定したことを表示部14に表示し、音
出力部17によって報知することもできる。すなわち、
予め空き住戸の登録がされていれば、住宅情報盤2にお
いて火災確定操作や復旧操作がされることがないため、
直ちに火災が確定したとする。
【0029】これらの場合の統合盤1の動作を、図5に
フローチャートで示す。第1の火災信号を受けた後、第
2の火災信号を受けたときに、その住戸が空き住戸であ
れば、すぐに火災確定を表示し報知するが(200〜2
02,207)、空き住戸でないときには、その住戸に
対してインターホン呼出を行う(203)。この呼出に
対して、住戸側が応答すれば、通話を開始して状況を確
認し、適切な対処をとるが、所定時間、呼び出しても応
答がないときには、火災確定の表示と報知を行う(20
4〜207)。このようにすれば、迅速な避難誘導、初
期消火、消防署への通報などが可能になるとともに、誤
報を防ぐことができ、システムの信頼性が向上する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜5に記載の集合住宅警報監視統合シス
テムは、各住戸の住宅情報盤と統合盤とを多重伝送線を
介して接続し、住宅情報盤から統合盤には、火災感知器
が作動したことを示す第1の火災信号と、火災が確定し
たことを示す第2の火災信号とを多重伝送している。
【0031】したがって、本発明システムでは、多重伝
送線を用いるので、省配線化が図れ、施工が容易にな
る。また、統合盤側では、各住戸より送出されて来る第
1の火災信号が予報となり、前もって、各住戸の火災感
知器が作動したことが分かるので、第2の火災信号が送
出されて来て、火災が確定したときには迅速な対応がと
れる。
【0032】特に、請求項3では、統合盤は、第2の火
災信号を受けてから、所定時間の間、インターホン通話
が開始できなかったときに初めて、その住戸の火災が確
定したとするので、誤報を防ぐことができ、また、請求
項4では、第2の火災信号を受けたときに、その住戸が
予め空き住戸として登録されている場合は、すぐにその
住戸の火災が確定したとするので、迅速に避難誘導など
の対応がとれ、システムの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅警報監視統合システムの
構成の一例を示す図である。
【図2】(a)は統合盤の内部構成の一例を示すブロッ
ク図、(b)は住宅情報盤の内部構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】住宅情報盤の基本動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】統合盤の操作パネルの一部分を示す外観図であ
る。
【図5】統合盤の基本動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・統合盤 10・・・信号処理部 11・・・多重伝送部 14・・・表示部 17・・・音出力部 2・・・住宅情報盤 20・・・信号処理部 21・・・多重伝送部 23・・・操作部 23a・・・火災確定スイッチ 23b・・・感知器復旧スイッチ S・・・火災感知器 La・・・多重伝送線 Lb・・・通話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷹野 美佐緒 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 廣田 健二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−329362(JP,A) 特開 平9−282584(JP,A) 特開 平4−5798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 H04M 9/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各住戸に設置され、火災感知器を接続した
    住宅情報盤と、各住戸の住宅情報盤を多重伝送線を介し
    て接続した統合盤とで構成された集合住宅警報監視統合
    システムであって、 上記各住戸の住宅情報盤は、上記火災感知器の発報を検
    出したときには、第1の火災信号を上記多重伝送線に送
    出するとともに、その後の所定の火災確定操作によって
    も、第2の火災信号を上記多重伝送線に送出する一方、 上記統合盤は、上記各住戸の住宅情報盤の状態を表示す
    る表示手段を備えており、上記住宅情報盤のいずれかか
    ら第1の火災信号を受けたときは、その住戸の火災感知
    器が作動したことを表示し、上記第2の火災信号を受け
    たときは、その住戸の火災が確定したことを表示するこ
    とを特徴とする集合住宅警報監視統合システム。
  2. 【請求項2】上記各住戸の住宅情報盤は、上記火災感知
    器の発報を検出したときには、第1の火災信号を上記多
    重伝送線に送出し、この送出から所定時間内に所定の復
    旧操作がなかったときは、第2の火災信号を上記多重伝
    送線に送出することを特徴とする請求項1に記載の集合
    住宅警報監視統合システム。
  3. 【請求項3】上記統合盤は、上記各住戸の住宅情報盤と
    のインターホン通話機能を備えており、 上記住宅情報盤のいずれかから上記第2の火災信号を受
    けたときに、その住戸に対してインターホン呼出を行
    い、所定時間の間、インターホン通話が開始できなかっ
    たときに初めて、その住戸の火災が確定したことを表示
    することを特徴とする請求項1または2に記載の集合住
    宅警報監視統合システム。
  4. 【請求項4】上記統合盤は、上記住宅情報盤のいずれか
    から上記第2の火災信号を受けたときに、その住戸が予
    め空き住戸として登録されている場合は、その住戸の火
    災が確定したことを表示することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の集合住宅警報監視統合システ
    ム。
  5. 【請求項5】上記統合盤は、上記各住戸の住宅情報盤の
    状態を音で知らせる報知手段を備えており、 上記表示手段への表示とともに、あるいは、表示の代わ
    りに、上記報知手段を作動させ、その住戸の火災感知器
    が作動したこと、その住戸の火災が確定したことを音で
    知らせることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の集合住宅警報監視統合システム。
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JP2007286763A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Matsushita Electric Works Ltd 住棟受信機、集合住宅火災警報システム

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JP2007286763A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Matsushita Electric Works Ltd 住棟受信機、集合住宅火災警報システム

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