JP2001069256A - 集合住宅用監視通話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線が使用される頻度を低減することが
できるとともに、警報発生住戸の部屋状態が確認できる
優れた集合住宅用監視通報システムを提供する。 【解決手段】 集合住宅のそれぞれの住戸について、異
常監視、通話制御を行う機能を備えた警報監視盤ＭＫ
と、警報監視センタに設けた集中監視盤ＭＳＩＣと各集
合住宅に設けられた警報監視盤に電話回線を介して接続
されたモデムＭＡ，ＭＢ，ＭＳと、モデムＭＡ，ＭＢと
はシリアルデータ伝送線を介して接続されている通信イ
ンターフェース盤ＩＦと、を備えた集合住宅用監視通話
システムであって、警報監視盤ＭＫは住戸から異常信号
を住戸番号とともに受信したときに、警報監視センタに
設けた集中監視盤ＭＳＩＣへ、該当住戸の在室／不在状
態、施錠／解錠状態、防犯セット／リセット状態、メッ
セージ有／無状態等の部屋内状態情報も合わせて通報す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、主としてマンショ
ン等で使用される集合住宅用監視通報システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、図６に示すように、警報監視
センタ（警備会社）と電話回線Ｔなどの通信回線で接続
された集合住宅用監視通報システムでは、モデム（以下
自動通報装置と呼ぶ）ＭＡ，ＭＢ，ＭＳを有しており、
集合住宅の住戸で火災などが発生し、異常信号を警報監
視盤ＭＫが受信したときには、警報監視センタ（警備会
社）に、その異常信号を自動的に通報している。これ
は、その警報監視センタ（警備会社）が、更に、その異
常信号の内容に応じて、消防署などの関係機関により早
く連絡をすることができる点などでは優れている。

【０００３】また、近年は、高齢者用の集合住宅などで
は、一人暮しの老人や病人が、住居内で、不意の病や事
故によって倒れた場合などを早期に発見するため、生活
情報監視システムが導入されている。

【０００４】このシステムは、各住居に設置された住戸
用コントロール盤に、各種の生活情報を監視する生活情
報監視手段と、在室設定スイッチとを接続しており、各
住居の扉に設けられた電気錠と連動するように構成され
ている。

【０００５】生活情報監視手段としては、各住居内の人
体の動きを赤外線などで検知する人体検知センサ、トイ
レの水等の使用状態を検知する水量センサ、ガスの使用
状態を検知するガス使用量センサ、電気の使用状態を検
知する電気使用量センサ等がある。

【０００６】住戸用コントロール盤は、例えば、水量セ
ンサが、所定時間（例えば１２時間）の間、水洗トイレ
の水が使用されたことを検知しなければ、住居内の人に
異常が発生したと判断して、接続された住宅情報盤から
警報を出力したり、管理人室などに設置された警報監視
盤に通報したり、住宅監視盤を介して、玄関先に設置さ
れたドアホン子器から警報を出力することもできる。

【０００７】また、住居人が外出する際、同居人が住居
内に残る場合には、在室設定スイッチを操作してから所
定時間（例えば、３分間）以内に室外から電気錠を施錠
すると在室モードを保持し、上記生活情報の監視を継続
する一方、外出する際に在室設定スイッチを操作せずに
電気錠を施錠すると、不在モードとなり、上記生活情報
の監視を解除して、誤った警報出力がされないようにし
ている。住居人全員が外出しており、住居人の誰かが外
出から戻ったときは、電気錠を室外から解錠、あるい
は、室内から施錠すれば、不在モードから在室モードに
切り換わり、上記生活情報の監視を再開する。この情報
も警報監視盤に通報している。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に棟内で発生した警報等を、電話回線Ｔを通じて警部会
社等のセンターへ通報するシステムでは、該当住戸の在
室／不在状態、施錠／解錠状態、防犯セット／リセット
状態、メッセージ有／無状態等の都度発生するデータは
電話回線Ｔが使用される頻度が高くなるために、通報し
ていなかった。従がって、火災、ガス漏れ、非常、防
犯、生活異常等の警報発生時においては、その部屋の状
態がどのようになっているかは不明であった。

【０００９】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、電話回線
が使用される頻度を低減することができるとともに、警
報発生住戸の部屋状態が、確認できる優れた集合住宅用
監視通報システムを提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明にあ
っては、集合住宅のそれぞれの住戸について、異常監
視、通話制御を行う機能を備えた警報監視盤と、警報監
視センタに設けた集中監視盤と各集合住宅に設けられた
警報監視盤に電話回線を介して接続されたモデムと、前
記モデムとはシリアルデータ伝送線を介して接続されて
いる通信インターフェース盤と、を備えた集合住宅用監
視通話システムであって、前記警報監視盤は住戸から異
常信号を住戸番号とともに受信したときに、前記警報監
視センタに設けた集中監視盤へ、該当住戸の在室／不在
状態、施錠／解錠状態、防犯セット／リセット状態、メ
ッセージ有／無状態等の部屋内状態情報も合わせて通報
することを特徴とするものである。

【００１１】請求項２記載の発明にあっては、請求項１
記載の発明において、前記警報監視盤は、前記警報監視
センタに設けた集中監視盤へ予め定めた複数の所定の時
間のいずれかの時間経過後に、住戸の部屋内状態変化が
有った情報のみを通報することを特徴とするものであ
る。

【００１２】請求項３記載の発明にあっては、請求項１
記載の発明において、前記警報監視盤は、住戸から異常
信号を住戸番号とともに受信したときに、前記警報監視
センタに設けた集中監視盤から部屋状態情報要求が有っ
た場合に、その時点での該当住戸の在室／不在状態、施
錠／解錠状態、防犯セット／リセット状態、メッセージ
有／無状態等の部屋内状態情報を通報することを特徴と
するものである。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる集合住宅
用監視通話システムの第１の実施の形態について、図１
乃至図３を、第２の実施の形態について図４を、第３の
実施の形態について図５を用いて、夫々詳細に説明す
る。

【００１４】[第１の実施の形態]図１は、本発明に係る
集合住宅用監視通報システムのシステムの構成を示す図
である。図１の集合住宅用監視通報システムは、主とし
て、警報監視盤ＭＫと、住宅情報盤ＪＫと、モデム（自
動通報装置）ＭＡ，ＭＢ，ＭＳと、集中監視盤ＭＳＩＣ
と、インターフェース盤ＩＦと、により構成され、集合
住宅の通話と異常発生の監視を行うと同時に、異常発生
を外部の警報監視センタ（警備会社）にも自動通報する
ことができるものである。

【００１５】警報監視盤ＭＫは管理人室に設置され、多
重信号線Ｌ１，２を介して各住戸などに設置された住宅
情報盤ＪＫに接続されている。各住戸の住宅情報盤ＪＫ
にはドアホン子器（不図示）と、それを介して、火災セ
ンサ、防犯センサなどのセキュリティーセンサ（不図
示）が接続されている。警報監視盤ＭＫは、警報表示部
（不図示）を有し、その表示部には、各住戸の住宅情報
盤ＪＫなどがセキュリティーセンサによって検知した火
災の発生、ガス漏れ、防犯などの異常信号を受けて、住
戸番号毎にその監視項目などが表示され、管理人は、そ
の異常表示を見て、異常が発生した住戸とその異常の内
容を判断して、その住戸と連絡をとり、通話をするなど
して適切な対応をすることができる。

【００１６】また、警報監視盤ＭＫには、ロビーインタ
ホンＬＢが接続され、来訪者は、このロビーインタホン
ＬＢによって、管理人などと、及び、警報監視盤ＭＫと
各住戸の住宅情報盤ＪＫを介して、住戸人などと通話す
ることができる。

【００１７】インターフェース盤ＩＦは、警報監視盤Ｍ
Ｋとモデム（自動通報装置）ＭＡ，ＭＢの間に設けら
れ、警報監視盤ＭＫとは信号線Ｌ１、２によって接続さ
れ、モデム（自動通報装置）ＭＡ，ＭＢとはＲＳ−２３
２Ｃなどの規格のシリアルデータ伝送線によって接続さ
れている。モデム（自動通報装置）ＭＡ，ＭＢは、警報
監視センタ（警備会社）と、一般公衆電話回線や専用線
である通信線によって接続され、警報監視センタ（警備
会社）からの呼び出しに対して自動着信し、また、指定
された警報監視センタ（警備会社）へ自動発呼し通報す
る。

【００１８】図２は、住宅情報盤ＪＫと、警報監視盤Ｍ
Ｋと、インターフェース盤ＩＦと、集中監視盤ＭＳＩＣ
との接続内部ブロック図である。インターフェース盤Ｉ
Ｆは、このインターフェース盤ＩＦの動作を制御してい
るＣＰＵ１６、警報監視盤ＭＫとの多重伝送信号のやり
取りを処理する信号送受信部１８、データ変換部１９に
よって構成されている。警報監視盤ＭＫより異常信号を
住戸番号などとともに多重伝送信号として受信すると、
信号送受信部１８で必要な信号を取り出し、ＣＰＵ１６
は、メモリ１７を参照して、その住戸番号などの登録を
確認し、登録内容に応じてモデム（自動通報装置）ＭＢ
を作動させて、選択された警報監視センタ（警備会社）
に、その住戸番号とその異常信号などを自動通報させ
る。

【００１９】住宅情報盤ＪＫのキー入力部３には、住戸
用コントロール盤から”在室／不在状態、防犯セット／
リセット状態、施錠／解錠状態”が入力される。また、
警報監視盤ＭＫのキー入力部９には、警報監視盤から各
住宅情報盤への登録（メッセージ有／無状態）が入力さ
れる。

【００２０】図３に示すように先ず電源立ち上げ時は、
１０１号室の部屋内状態情報としては、夫々（ｂ）”在
室状態、防犯リセット状態、解錠状態、メッセージ無状
態”であるので、これを住宅情報盤ＪＫから警報監視盤
ＭＫへ送る。すると警報監視盤ＭＫでは，その図３
（ｇ）に示す内部のメモリ１１に，このデータを（ｇ−
１）のように保管する。次に１０１号室が（ｃ）”不在
状態”になると住宅情報盤ＪＫは、そのデータを警報監
視盤ＭＫへ送り、警報監視盤ＭＫでは図３（ｇ）に示す
内部メモリ１１の”在室”を”不在”として書き換えて
（ｇ−２）のように保管しておく。このように、順次１
０１号室の部屋内状態が変わると住宅情報盤ＪＫは、都
度そのデータを警報監視盤ＭＫに送り、警報監視盤ＭＫ
では内部メモリ１１の該当データを書き換えて、（ｇ−
３），（ｇ−４）のように保管しておく。

【００２１】１０１号室で警報発生たとえば”火災”が
発生すると、住宅情報盤ＪＫは、異常信号即ち（ｈ）火
災発生と住戸番号（１０１号室）を警報監視盤ＭＫに送
り、警報監視盤ＭＫではこの信号を受けると、内部のメ
モリ１１に保管してある最終のデータをセンタに設けら
れた集中監視盤ＭＳＩＣに、（ｈ）”１０１号室、火災
発生、在室状態、防犯リセット状態、施錠状態、メッセ
ージ有状態”として送る。

【００２２】このように、警報監視盤ＭＫは住戸から異
常信号を住戸番号とともに受信したときに、前記警報監
視センタに設けた集中監視盤ＭＳＩＣへ、該当住戸の在
室／不在状態、施錠／解錠状態、防犯セット／リセット
状態、メッセージ有／無状態等の部屋内状態情報も合わ
せて通報することになる。

【００２３】[第２の実施の形態]上述した第１の実施の
形態の集合住宅用監視通話システムと同じ箇所には同じ
符号を付し、同じ符号の箇所の詳細な説明は省略する。

【００２４】先ず電源立ち上げ時は、図５に示すように
接続住戸の部屋内状態情報（ｄ）”在室／不在状態、防
犯セット／リセット状態、施錠／解錠状態、メッセージ
有／無状態”を住宅情報盤ＪＫから警報監視盤ＭＫへ送
る。すると警報監視盤ＭＫではセンタに設けられた集中
監視盤ＭＳＩＣへ（ｇ）”在室／不在状態、防犯セット
／リセット状態、施錠／解錠状態、メッセージ有／無状
態”を送信する。その内部のメモリ１１にこのデータを
保管する。次に１０１号室が（ｂ）”在室から不在状
態”になると住宅情報盤ＪＫは、そのデータを送り警報
監視盤ＭＫでは内部メモリの”在室”を”不在”として
書き換え保管しておく。住宅情報盤ＪＫはこのように、
順次１接続住戸の部屋内状態が変わると都度そのデータ
を警報監視盤ＭＫに送り、警報監視盤ＭＫでは内部メモ
リ１１の該当データを書き換え保管しておく。

【００２５】そして所定の時間例えば、常時、１時間、
２時間、４時間・・・２４時間の何れかのじ間経過後、
変化があった情報のみ集中監視盤ＭＳＩＣへ通報する。
即ち、（ａ）システム立ち上げ時から一定時間例えば２
時間経過した時点までに、接続住戸の部屋内状態が
（ｂ）１０１号室 在室から不在に変化、（ｃ）１０２
号室 解錠から施錠に変化したとすると、警報監視盤Ｍ
Ｋは、（ｈ）”１０１号室不在状態、１０２号室施錠状
態”を集中監視盤ＭＳＩＣへ送信する。

【００２６】このように、警報監視盤は警報監視センタ
に設けた集中監視盤へ予め定めた複数の所定の時間のい
ずれかの時間経過後に、接続住戸の部屋内状態変化が有
った情報のみを通報する。

【００２７】[第３の実施の形態]上述した第１の実施の
形態の集合住宅用監視通話システムと同じ箇所には同じ
符号を付し、同じ符号の箇所の詳細な説明は省略する。

【００２８】図５に示すように先ず電源立ち上げ時は、
１０１号室の部屋内状態情報としては、（ｂ）”在室状
態、防犯リセット状態、解錠状態、メッセージ無状態”
であるので、これを住宅情報盤ＪＫから警報監視盤ＭＫ
へ送る。すると警報監視盤ＭＫでは，その図３（ｇ）に
示す内部のメモリ１１に，このデータを（ｇ−１）のよ
うに保管する。次に１０１号室が（ｃ）”不在状態”に
なると住宅情報盤ＪＫは、そのデータを警報監視盤ＭＫ
へ送り、警報監視盤ＭＫでは図３（ｇ）に示す内部メモ
リ１１の”在室”を”不在”として書き換えて（ｇ−
２）のように保管しておく。このように、順次１０１号
室の部屋内状態が変わると住宅情報盤ＪＫは、都度その
データを警報監視盤ＭＫに送り、警報監視盤ＭＫでは内
部メモリ１１の該当データを書き換えて、（ｇ−３），
（ｇ−４）のように保管しておく。

【００２９】１０１号室で警報発生たとえば”火災”が
発生すると、住宅情報盤ＪＫは、異常信号即ち（ｈ）火
災発生と住戸番号（１０１号室）を警報監視盤ＭＫに送
り、警報監視盤ＭＫではこの信号を受けると、センタに
設けられた集中監視盤ＭＳＩＣに、（ｈ）”１０１号
室、火災発生”として送る。集中監視盤ＭＳＩＣでは、
確認動作後（Ｊ）”１０１号室部屋状態要求”を警報監
視盤ＭＫに送る。警報監視盤ＭＫはこの要求があると、
内部のメモリ１１に保管してある最終のデータをセンタ
に設けられた集中監視盤ＭＳＩＣに、（ｋ）”１０１号
室、在室状態、防犯リセット状態、施錠状態、メッセー
ジ有状態”として送る。

【００３０】このように、警報監視盤は住戸から異常信
号を住戸番号とともに受信したときに、前記警報監視セ
ンタに設けた集中監視盤へ、先ず異常信号を住戸番号と
ともに送信し、集中監視盤から部屋内状態要求があれ
ば、該当住戸の在室／不在状態、施錠／解錠状態、防犯
セット／リセット状態、メッセージ有／無状態等の部屋
内状態情報を通報する。

【００３１】以上のことにより、常に部屋状態情報を送
らずに適宜送るようにしたので、電話回線が使用される
頻度を低減することができるとともに、該当住戸の部屋
状態が確認できるので誤報の判断や緊急対応の判断が容
易に行える。

【００３２】

【発明の効果】請求項１乃至３記載の発明によれば、電
話回線が使用される頻度を低減することができるととも
に、該当住戸の部屋状態が確認できるので誤報の判断や
緊急対応の判断が容易に行えると言う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る集合住宅用監視通話システムの第
１の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図であ
る。

【図２】上記集合住宅用監視通話システムの住宅情報盤
ＪＫと、警報監視盤ＭＫと、インターフェース盤ＩＦ
と、集中監視盤ＭＳＩＣとの接続内部ブロック図であ
る。

【図３】上記集合住宅用監視通話システムの警報及び部
屋内状態情報のフローチャートである。

【図４】本発明に係る集合住宅用監視通話システムの第
２の実施の形態の報及び部屋内状態情報のフローチャー
トである。

【図５】本発明に係る集合住宅用監視通話システムの第
３の実施の形態の報及び部屋内状態情報のフローチャー
トである。

【図６】従来の集合住宅用監視通話システムの一実施の
形態のシステムの構成を示すブロック図である。

【符号の説明】 ＩＦ インターフェース盤 ＪＫ 住宅情報盤 Ｌ１，２ 信号線 ＬＢ ロビーインタホン ＭＫ 警報監視盤 ＭＳＩＣ 集中監視盤 Ｔ 電話回線 ＭＡ，ＭＢ，ＭＳ モデム

【手続補正書】

【提出日】平成１１年１１月８日（１９９９．１１．
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２４

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２４】先ず電源立ち上げ時は、図４に示すように
接続住戸の部屋内状態情報（ｄ）”在室／不在状態、防
犯セット／リセット状態、施錠／解錠状態、メッセージ
有／無状態”を住宅情報盤ＪＫから警報監視盤ＭＫへ送
る。すると警報監視盤ＭＫではセンタに設けられた集中
監視盤ＭＳＩＣへ（ｇ）”在室／不在状態、防犯セット
／リセット状態、施錠／解錠状態、メッセージ有／無状
態”を送信する。その内部のメモリ１１にこのデータを
保管する。次に１０１号室が（ｂ）”在室から不在状
態”になると住宅情報盤ＪＫは、そのデータを送り警報
監視盤ＭＫでは内部メモリの”在室”を”不在”として
書き換え保管しておく。住宅情報盤ＪＫはこのように、
順次１接続住戸の部屋内状態が変わると都度そのデータ
を警報監視盤ＭＫに送り、警報監視盤ＭＫでは内部メモ
リ１１の該当データを書き換え保管しておく。

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図５

【補正方法】変更

【補正内容】

【図５】

フロントページの続き (72)発明者 藤島 康晴 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 平松 剛影 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 5C087 AA10 AA19 AA37 AA44 BB12 BB48 BB74 DD04 DD05 DD26 EE14 FF01 FF04 FF08 FF20 FF23 FF24 GG08 GG23 GG30 GG32 GG46 GG51 GG70 5K048 BA00 BA52 5K101 KK14 KK19 MM07 RR12

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 集合住宅のそれぞれの住戸について、異
   常監視、通話制御を行う機能を備えた警報監視盤と、警
   報監視センタに設けた集中監視盤と各集合住宅に設けら
   れた警報監視盤に電話回線を介して接続されたモデム
   と、前記モデムとはシリアルデータ伝送線を介して接続
   されている通信インターフェース盤と、を備えた集合住
   宅用監視通話システムであって、前記警報監視盤は住戸
   から異常信号を住戸番号とともに受信したときに、前記
   警報監視センタに設けた集中監視盤へ、該当住戸の在室
   ／不在状態、施錠／解錠状態、防犯セット／リセット状
   態、メッセージ有／無状態等の部屋内状態情報も合わせ
   て通報することを特徴とする集合住宅用監視通話システ
   ム。
2. 【請求項２】 前記警報監視盤は、前記警報監視センタ
   に設けた集中監視盤へ予め定めた複数の所定の時間のい
   ずれかの時間経過後に、住戸の部屋内状態変化が有った
   情報のみを通報することを特徴とする請求項１記載の集
   合住宅用監視通話システム。
3. 【請求項３】 前記警報監視盤は、住戸から異常信号を
   住戸番号とともに受信したときに、前記警報監視センタ
   に設けた集中監視盤から部屋状態情報要求が有った場合
   に、その時点での該当住戸の在室／不在状態、施錠／解
   錠状態、防犯セット／リセット状態、メッセージ有／無
   状態等の部屋内状態情報を通報することを特徴とする請
   求項１記載の集合住宅用監視通話システム。