JP2572663B2 - 緊急無線通報システム - Google Patents

緊急無線通報システム

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JP2572663B2 JP2079737A JP7973790A JP2572663B2 JP 2572663 B2 JP2572663 B2 JP 2572663B2 JP 2079737 A JP2079737 A JP 2079737A JP 7973790 A JP7973790 A JP 7973790A JP 2572663 B2 JP2572663 B2 JP 2572663B2
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徹 高井
信儀 大沢
知弘 矢代
毅 成瀬
博 平出
勇夫 岡本
明彦 鈴木
俊治 下口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、居室と共用部と管理室からなり、居室と共
用部から緊急事態発生時に通報手段で管理室に通報信号
を送って処理する緊急無線通報システムに関する。
〔従来の技術〕
寮、ホテル、集合住宅等、多くの居住者が各居室間や
廊下等の共用部との間が壁で仕切られたプライベート空
間で生活する建物では、内部の状態が隣接する居室や共
用部から知ることができない。そのため、緊急事態が発
生した場合、居住者からの通報がなければ知られないま
ま放置されることになる。このような問題は、特に高齢
者の一人暮らしの場合に深刻なものとなる。
そこで、上記のような寮、ホテル、集合住宅、病院等
で急病や事故等の緊急事態が発生した場合に居住者から
通報するための緊急無線通報システムが考えられてい
る。その従来例を示したのが第2図である。
従来の緊急無線通報システムは、第2図に示すように
居室、共用部にアンテナ21と無線機29、アンテナ31−1
と無線機32−1、アンテナ31−2と無線機32−2を配置
して、居住者の身に付けたペンダント無線機26、34から
通報信号を発信できるようにするものである。さらにこ
れらと他の通報手段を組み合わせて、例えばトイレ用押
釦24、浴室用押釦25、共用部押釦33を配置して押釦操作
でも通報信号を送信することができるようにすると共
に、居室には、火災センサ23や生活リズムセンサ22を設
け、火災検知信号や居住者の生活異常信号を送信するこ
とができるようにもしている。生活リズムセンサ22は、
例えば赤外線等を用いて人の動きを検出し、急病や事故
等で倒れてしまって一定時間以上居住者の動きがなくな
ると、緊急事態と判断するものである。管理室の制御機
35は、インタホン28を通して居室の上記各通報信号を受
信し、さらに、共用部の無線機32−1、32−2、共用部
押釦33の通報信号を受信すると共に、カギ保管装置39の
状態から居室が在室か不在かを判断し、管理室の情報表
示盤36、集合表示盤37、副表示盤38の表示内容を制御す
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しなしながら、従来の緊急無線通報システムでは、例
えば無線受信機のアンテナとしてヘリカルホィップアン
テナを用いているが、複数個所で重複受信してしまい、
発信者の場所が特定できなくなるという問題がある。こ
れは、特に共用部で広域の受信を可能にするために、ア
ンテナを一定の範囲で幾つも設置し受信感度を上げるこ
とにより居室内のペンダント無線機6からの信号も受信
してしまうことによるものである。しかも、受信感度を
上げると、ノイズに弱くなって誤動作しやすくなり誤報
やシステムダウンが頻繁に生じるという問題が生じる。
また、図示のように居室内の信号は全てインターホン
28を通して管理室の制御機35に送るようにしているた
め、通話中は通報信号が送受信できないという問題があ
る。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、通報
が確実に行え発信者の場所が特定しやすくノイズに強い
緊急無線通報システムを提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、複数の居室間及び廊下等の共用
部との間が壁で仕切られた建物の緊急無線通報システム
であって、携帯用の通報信号を発信する無線発信手段
と、各居室に敷設され前記通報信号を受信する円形のサ
ービスエリア向きのアンテナと、共用部に敷設され前記
通報信号を受信する細長いサービスエリア向きの漏洩同
軸ケーブルと、前記アンテナ及び漏洩同軸ケーブルから
受信した通報信号を管理室に通報する通報手段と、管理
室に設置され前記通報手段からの通報信号を処理する集
中処理手段とを備えると共に、前記居室と共用部との間
をシールド性能のある仕切り壁で構成したことを特徴と
する。
〔作用〕
本発明の緊急無線通報システムでは、各居室にはアン
テナを敷設し、共用部には漏洩同軸ケーブルを敷設して
居室と共用部内の無線送信機からの信号を無線受信機で
処理するので、それぞれの受信感度を調整することによ
り居室と共用部との重複受信を避けることができる。ま
た無線受信の信号処理とインターホン系の信号処理とを
分離したので、インターホン系が通話中であっても、無
線信号による通報信号を確実に送信することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る緊急無線通報システムの1実施
例を示す図であり、1−1、1−2はアンテナ、2は生
活リズムセンサ、3は火災センサ、4はトイレ用押釦、
5は浴室用押釦、6と10はペンダント無線機、7はドア
ホン、8はインターホン、9は住戸用制御機、11は共用
部押釦、12は漏洩同軸ケーブル、13は壁掛型無線機、14
は無線信号処理機、15は回線制御機、16はインターホン
親機、17は情報表示盤、18は集合表示盤、19は副表示
盤、20はカギ保管装置を示す。
第1図において、共用部と居室との間は、シールド性
能を有する壁で構成し、居室内のペンダント無線機6の
信号は円形のサービスエリア向きの例えば2つのヘリカ
ルホィップアンテナ1−1、1−2で、共用部のペンダ
ント無線機10の信号は細長いサービスエリア向きの漏洩
同軸ケーブル12で受信するように構成している。そし
て、これらの無線受信信号は共用部に設置した壁掛型無
線機13から管理室の無線信号処理機14に送り、火災セン
サ3、トイレ用押釦4、浴室用押釦5、ドアホン7等の
通話系の信号はインターホン8で処理して、例えばPBX
系の時分割PCM方式で管理室の回線制御機15に送るよう
にしている。つまり、無線信号の処理とインターホン系
の信号処理とを分離し、アンテナ1−1、1−2、漏洩
同軸ケーブル12で受信した信号は壁掛型無線機13で処理
するものであり、管理室で、無線による信号系統は無線
信号処理機14を経由し、インターホン系の信号は回線制
御機を経由して情報処理装置21で集中処理する。そし
て、情報表示盤17にて表示及びプリントアウトできるよ
うにしている。なお、共用部押釦11は、オン/オフのシ
ンプルセンサーを用い、無線信号処理機14のカレントル
ープ掲出回路に接続しているが、回線制御機の制御信号
(ダイヤル信号)の発信機能を有するものを用いた場合
には、回線制御機15に接続するように構成してもよい。
上記のように居室では、複数のアンテナ1−1、1−
2を配置して居室内でのペンダント無線機6からの通報
信号を受信できるようにし、また、共用部では、漏洩同
軸ケーブル12を配置して共用部でのペンダント無線機10
からの通報信号を受信できるようにするので、受信感度
を上げなくてもある程度の受信感度でそれぞれの領域で
の通報信号が受信でき、従来のような重複受信を防ぐこ
とができる。また、共用部に壁掛型無線受信機13を集中
設置してここから管理室の無線信号処理機14に無線受信
信号を送るようにすることによって各アンテナ1−1、
1−2、漏洩同軸ケーブル12での受信感度の調整を容易
に行うことができる。
住戸用制御機9は、在室か不在かの信号をカギ保管装
置20から受信し、在室の場合にはある一定の時間内で生
活リズムセンサー2から常に居住者の動きが検出されて
いるか否かを監視し、その動きが検出されない場合に
は、緊急の通報信号を発するものである。
住戸用制御機9は、生活リズムセンサー2等への電源
供給ユニットであって、生活リズムセンサー2の発生す
る信号は、この住戸用制御機9、在・不在の確認回路を
有するカギ保管装置20を経由してセキュリティ・ケアー
の全警報信号の中央処理部である情報処理装置21へ転送
される。そして、ここで集中処理され、情報表示盤17、
主表示盤18、及び副表示盤19の警報表示が行われる。
上記のような構成により居住者が正常な日常生活を営
んでいる場合には警報表示されないが、居住者の動きが
一定時間以上途絶えた場合や、緊急事態が発生し、居住
者がペンダント無線機6やトイレ用押釦4、浴室用押釦
5等の通報手段を使って通報信号を送った場合に、管理
室では、情報処理装置21でこれを認識し、情報表示盤1
7、集合表示盤18、副表示盤19、インターホン親機16等
から発信者の位置、緊急事態の発生を報知する。したが
って、居住者がペンダント無線機6やトイレ用押釦4、
浴室用押釦5等の通報手段を使えないような状態になっ
た場合にも、一定の時間を経過すると、生活リズムセン
サー2で生活リズムの信号が検出されないことにより情
報処理装置21で通報信号が生成され発信される。これに
より同様に管理室で緊急事態の発生が報知される。火災
が発生した場合には勿論火災センサー3で検出され火災
発生の報知処理がなされることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、居
室と廊下等の共用部との間の仕切り壁としてシールド性
能のあるSTウォール等を用い、居室内には複数のアンテ
ナを敷設し、共用部には漏洩同軸ケーブルを敷設するの
で、居室と共用部の双方での重複受信をなくし、発信者
の位置の特定を確実なものにすることができる。しか
も、それぞれの受信エリアに応じて受信感度を設定する
ことができ、ノイズ等により誤動作をなくすことができ
る。また、無線系の信号とインターホン系の信号とを分
離したので、通話中であっても発報受信が可能となり、
信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る緊急無線通報システムの1実施例
を示す図、第2図は緊急無線通報システムの従来例を示
す図である。 1−1、1−2……アンテナ、2は生活リズムセンサ、
3……火災センサ、4……トイレ用押釦、5……浴室用
押釦、6と10……ペンダント無線機、7……ドアホン、
8……インターホン、9……住戸用制御機、11……共用
部押釦、12……漏洩同軸ケーブル、13……壁掛型無線
機、14……無線信号処理機、15……回線制御機、16……
インターホン親機、17……情報表示盤、18……集合表示
盤、19……副表示盤、20……カギ保管装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 信儀 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 矢代 知弘 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 成瀬 毅 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 平出 博 東京都調布市多摩川3―35―4 株式会 社ケアコム内 (72)発明者 岡本 勇夫 東京都調布市多摩川3―35―4 株式会 社ケアコム内 (72)発明者 鈴木 明彦 東京都調布市多摩川3―35―4 株式会 社ケアコム内 (72)発明者 下口 俊治 東京都調布市多摩川3―35―4 株式会 社ケアコム内 (56)参考文献 特開 昭54−53999(JP,A) 特開 昭54−57999(JP,A) 特開 昭60−171598(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の居室間及び廊下等の共用部との間が
    壁で仕切られた建物の緊急無線通報システムであって、 携帯用の通報信号を発信する無線発信手段と、 各居室に敷設され前記通報信号を受信する円形のサービ
    スエリア向きのアンテナと、 共用部に敷設され前記通報信号を受信する細長いサービ
    スエリア向きの漏洩同軸ケーブルと、 前記アンテナ及び漏洩同軸ケーブルから受信した通報信
    号を管理室に通報する通報手段と、 管理室に設置され前記通報手段からの通報信号を処理す
    る集中処理手段と を備えると共に、前記居室と共用部との間をシールド性
    能のある仕切り壁で構成したことを特徴とする緊急無線
    通報システム。
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