JP4488771B2 - 火災報知システム - Google Patents

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本発明は、火災報知システムに関し、特に高齢者向け集合住宅における緊急通報を可能とする火災報知システムに関するものである。
従来、高齢者向け集合住宅には、防火対象物として火災報知設備が設置されると同時に、緊急時に外部に通報する緊急通報装置が設置される。例えばシルバーハウジングや老人ホームなどは、建築物の防災要求のため火災報知設備を設置し、特に集会室や廊下など人の出入りが多い共有部に火災感知器が取り付けられ、環境中の煙濃度または温度を常時に監視しそのトレンドデータを建物内の管理室に設置されている火災受信機に送信する。火災が発生した場合、火災発生した場所周辺の火災感知器が動作し、その信号を前記火災受信機が制御し、場合によって一連の端末装置の連動、例えば地区ベルの鳴動あるいは防火扉の閉鎖等の措置を行う。(特許文献1参照)
一方、高齢者住宅用の安否確認装置システムは、図3の構成図に示す緊急通報装置が提案されている。同図に示す緊急通報装置は、住戸10内に設置される緊急通報端末機11と、住宅地域内に置かれた介護支援センター30とを公衆網電話回線70を介して接続され構成されている。
前記端末機11は、住戸10内に設置されているガス漏れセンサと、水センサのようなパッシブセンサ13と、緊急通報押ボタン14など監視端末とを接続し、緊急時に前記監視端末が作動するまたは作動され、介護支援センター30へ通報する。監視端末の中には、火災感知器15も設置されるケースが多い。
特開2002-197570
ところで、従来の火災報知設備は、火災発生の場合警報を鳴らして、当事者の高齢者はもちろん、周辺住民にも知らせて安全に避難を行わせることを目的とする専門設備で、一方従来の緊急通報装置は、高齢者個人の安否の確認を目的とする専門設備である。上記両設備は互いに役割の着目が相違しているため、今までシステム的には、前記緊急通報装置に配置した火災感知器と前記火災受信機に配置した火災感知器とはそれぞれ無関係であった。そのため、同一住戸内に上記両設備に単独使用の火災感知器をそれぞれに併設するか、若しくは前記緊急通報装置用の火災感知器のみを使用し、緊急通報装置上で現れた火災感知器の信号を転送し、前記管理室で管理する受信盤の盤面に表示させるようにしていた。しかし、前者の場合は、火災感知器を重複に設置するので、余分なコストのかかる不経済の問題が発生し、後者の場合は、受信盤の盤面上に火災感知器の代表信号しか表示できないので、管理人は火災発生場所の特定や火災フェーズの進行状況等詳細内容を確認することができない。そのため、対応遅れの恐れがあった。
一方、火災が発生するとき、前記介護支援センターは前記緊急通報端末機からの信号を受けたあと、現場状況を把握するため当事者の高齢者住戸に電話を掛けなければならないため、一定の時間が掛かる。したがって、従来の緊急通報装置においても、対応遅れの恐れもある。
本発明は上述の問題を解決するためになされたもので、建物内の住戸内に設けられ、電話回線を介して所定の連絡先へ緊急通報を行う緊急通報端末機と、前記建物内の管理室に設置されて該建物に火災警報動作を行う火災受信機と、を備えた火災報知システムにおいて、信号入出力部および移報接点端子を有する火災感知器を前記住戸内に設け、前記信号入出力部は、信号線を介して前記火災受信機と接続され、前記移報接点端子は、配線を介して前記緊急通報端末機に接続され、前記火災感知器は、前記信号線を介して、前記火災受信機に検出したアナログデータを送信するとともに、火災が発生したときには前記配線を介して、同じ住戸の緊急通報端末機にも火災信号を送出することを特徴とするものである。
また、前記緊急通報端末機と配線を介して接続された監視盤を前記管理室内に設け、前記緊急通報端末機が前記連絡先へ緊急通報を行うときには、前記配線を介して前記監視盤にも通報を行うことを特徴とするものである。
請求項1から2までの発明によれば、同一住戸内に緊急通報装置と火災報知システムは共通な火災感知器を利用するため、重複設置の必要が無くなり、設備のコストを低減することができる。さらに、住戸内に設置されている火災感知器は常に環境中の煙のトレンド情報を火災受信機に送信し、火災受信機を管理する管理人に最新情報を提供している。その情報で管理人は建物全体の消防面の安全度合いを把握することができ、火災を未然に防ぐことができる。万が一火災が発生するとき、火災感知器が火災警報を発し、その信号は感知器の移報接点端子を介して緊急通報端末機に送られ、地域介護支援センター等に通報されると同時に、火災受信機にも信号線を介して送信されるので、その火災受信機の画面上で、管理人はその情報の詳細を確認することができ、いち早く適切な対応措置を行うことができる。
本発明の実施の形態を図1により説明する。
図1は、高齢者向け集合住宅の建物100の平面図である。建物内100の住戸10は緊急通報端末機11が設置されており、該緊急通報端末機11は端末機器としてのガス漏れセンサ12と、水センサのようなパッシブセンサ13と、緊急通報押ボタン14a〜14d及び火災感知器15と、をそれぞれに配線60によって接続されている。また、前記緊急通報端末機11は建物100が属する地区に設けている介護支援センター30や、近親者40及び友人の携帯電話50とをそれぞれにいわゆる公衆電話網である電話回線70によって接続されている。なお、リセットボタン31は、端末機11への誤った入力をクリアするためのものであり、廊下表示灯32は、端末機11が緊急通報をしていることを戸外に示すためのものである。また、電気錠18は居住者の外出を検出し、水センサのようなパッシブセンサ13からの出力停止を判断するために設けられている。
前記建物100の中に、火災受信機21を設置している管理室20がある。該火災受信機21は常時住戸内に設けている火災感知器15と、廊下や集会場等人の出入りが多い共有部に設けている火災感知器17や火災表示灯・発信機・地区ベルで構成される総合盤16と信号線80を介して接続し、建物の火災安全を監視している。なお、管理室20は、マンションの事務室やいわゆるLSA室等でも良く、担当者が常駐していることが好ましい。
また、住戸10には、インターホン41を設けることが好ましく、建物100内管理室20からは、そこに設けられたインターホン親機42によって呼びかけることができる。同様に、住戸10の玄関等からドアホン43によって呼び出せることが好ましい。このインターホン41、42を有効活用するため、端末機11から電話回線70を介した通報があるときに、配線44を介して監視盤45にも通報し、管理室20に通報することが好ましい。
図2は移報接点端子付きタイプの火災感知器15のブロック構成図である。
火災感知器15は、検出部15aと、ピークホールド回路15bと、制御部15cと、信号入出力部15d、移報出力部15eおよび定電圧回路15fとを有する。この構成によって、感知器15は、信号線端子を有する信号入出力部15dで信号線80を介して火災受信機21と伝送信号によって情報を送受信することができるほか、移報出力部15eによって配線60を介して外部に火災信号を移報することもできる。すなわち、火災が発生する場合、火源に伴う熱・煙・炎等情報は検出部15aにより検出され、電気的な信号に変換されピークホールド回路15bを経由して制御部15cに入力される。制御部15cはその入力を処理し、検出したレベルをアナログデータとして信号線80を介して火災受信機21へ伝送信号によって送信されると同時に、また、制御部15cは、一旦火災と判別すると、移報出力部15eも働き、移報接点は開放状態から閉止するか、あるいは閉止状態から開放することによって、前記の火災信号を外部に移報する。このような移報による火災信号は緊急通報端末機11に入力される。
次に、この実態の形態の作動について説明する。
緊急時、例えば前記端末機器のいずれかの一つが作動した時、その信号は配線を介して緊急通報端末機11に入力される。緊急通報端末機11では各配線が接続される端子によって入力が区別され、入力のある端子から、作動した端末機器を判別する。そして、緊急通報端末機11は、予め設定される通報先に対して、電話回線70を経由して介護支援センター30に通報するか、または近親者40か友人の携帯電話50に通報する。介護支援センター30が受信した後、該当住戸にすぐ電話して装置者の高齢者の様子を伺うことや、場合によって近隣のヘルパーをその住戸に派遣するなどの救助活動を行う。このとき、管理室20にも監視盤45を置き、管理人に通報できるようにしておけば、人手を必要とする場合に、管理人がすぐ駆けつけることができ、また、センター30から派遣されたヘルパーが通報の有無および住戸位置の確認等ができてより対応が速くなる。
次に、火災が発生する場合を想定する。この場合、住戸10内に発生した熱や煙等の量を検出することで、火災感知器15が作動し、火災信号を送出する。この火災信号は信号入出力部15dを介して信号線80で管理室20にある火災受信機21に送信されるとともに、火災信号は移報出力部15eを介して配線60で緊急通報端末機11に送られ、電話回線70に経由して介護支援センター30にも通報される。この時、信号を受けた火災受信機21は警報ブザーの鳴動作動を行うとともに、盤面上に火災の詳細、例えば作動された火災感知器15の設置部屋の場所、煙濃度の上昇経過なども表示される。建物100の管理人はこちらの情報を確認することができ、自動的または手動的に地区ベルの鳴動、さらに避難誘導等の消防活動を行う。従って、火災発生の場合、管理室20の管理人は、より一層早く災害に対応することができる。また、火災感知器15は平常時でも感知している環境情報をトレンド的に火災受信機21に送っているので、管理人はインターホン41、42を利用して火災発生後だけではなく、火災発生前に現場の状況を監視することができ、火災未然を防ぐことができる。そして、万が一管理室20に管理人が不在であっても、介護支援センター30にも通報されるので、センター30から電話確認や他の居住者へ連絡を入れることも可能である。

本発明の実施の形態を示す平面図である。 火災感知器のブロック構成図 従来の緊急通報装置の系統構成図である。
符号の説明
11 緊急通報端末機
12 ガス漏れセンサ
13 パッシブセンサ
14 緊急通報押ボタン
15 火災感知器
21 火災受信機
30 介護支援センター
40 近親者
50 友人の携帯電話
60 緊急通報端末機と各端末の間の配線
70 電話回線
80 火災感知器と火災受信機の間の信号線

















Claims (2)

  1. 建物内の住戸内に設けられ、電話回線を介して所定の連絡先へ緊急通報を行う緊急通報端末機と、前記建物内の管理室に設置されて該建物に火災警報動作を行う火災受信機と、を備えた火災報知システムにおいて、
    信号入出力部および移報接点端子を有する火災感知器を前記住戸内に設け、
    前記信号入出力部は、信号線を介して前記火災受信機と接続され、前記移報接点端子は、配線を介して前記緊急通報端末機に接続され、
    前記火災感知器は、前記信号線を介して、前記火災受信機に検出したアナログデータを送信するとともに、火災が発生したときには前記配線を介して、同じ住戸の緊急通報端末機にも火災信号を送出することを特徴とする火災報知システム。
  2. 前記緊急通報端末機と配線を介して接続された監視盤を前記管理室内に設け、
    前記緊急通報端末機が前記連絡先へ緊急通報を行うときには、前記配線を介して前記監視盤にも通報を行うことを特徴とする請求項1項記載の火災報知システム。
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