JP2007133736A - 住棟のセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で信頼性のある住棟のセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】住棟のセキュリティシステム100では、ビル・マンションなどの住棟内における通信のために構築されたLAN2を介して、LON通信方式の各住居内の異常を検出するセキュリティ系4が各住居5に接続されている。前記セキュリティ系は、各住戸の異常を検出する複数のセンサ22とI/Fユニット21を介して接続され、前記センサの異常検出内容に基づき、セキュリティ情報を特定し、前記LAN、インターネット網6のいずれか1つを介して、前記セキュリティ情報をサーバ20に送信する。
【選択図】図1

Description

本願は、ビル・マンション等の住棟のセキュリティを管理する住棟のセキュリティシステムに関する。
現状のビル、マンション等の住棟の通信システムは、外部と通話するための電話通信網、住棟内において通話をするための専用回線、警備会社等と接続するための専用回線等、それぞれ別々に備えられている。よって、電話は通常の電話機により電話通信網を介して行い、住棟内の通話(特に、来客との通話)・住棟内のセキュリティシステムに関するセキュリティ情報の通信はインターホンによりインターホン回線を介して行う。また、住棟のセキュリティシステムについて、警備会社等に委託して行う場合には、新たに住棟内に専用回線を引いている。
従来のセキュリティシステムは、各住居に設置されたセンサと、管理端末と、を所定の専用回線で繋いで、センサが何らかの情報を感知するとその感知情報が管理端末に専用回線を介して送信されるようになっている。そして、警備会社は管理端末に送られてきた感知情報に基づいて警備員をそのセンサが設置されている住居に派遣する。
また、通常、住棟内の各住居には、インターホンが設置されている。さらに、住人は必要であれば、電話機やPC等を電話通信網に接続して使用している。通常、電話機は電話通信網を介して外部との通話を行うのみの機能しか有しておらず、インターネット等の通信を行う場合は、PC等の通信端末を電話通信網に接続している。また、インターホンは、住棟内のセキュリティ(例えば、火災、ガス漏れ、非常、コール等)情報の表示や住棟内通話はできるものの、一般に外部との通話機能やインターネットとの接続機能、非常時の外部への転送機能等は有していない。したがって、非常時における外部との通話には、別途電話回線による転送装置等の端末が必要となる。また、電話機やインターホンは他の端末(例えば、汎用プリンタ、TV、PC)との接続手段を有していない。
従来のセキュリティシステムは、単にセンサが何らかの情報を感知した旨を管理端末に送信するだけであるので、警備会社は、火事であるのか不審者が侵入したのかなどの情報を知ることはできず、とりあえずセンサが何らかの情報を感知(反応)したら、警備員をそのセンサが設置されている場所に派遣しているため、警備員が到着して調べてみると、センサの誤作動などの場合も多い。また、不審者の侵入などの場合には、住居に警備員が到着するころには、不審者は逃走した後であることも多い。
上述のように、従来のセキュリティシステムにおける情報交換は専用回線を設置して行っていたので、設置に多くの費用がかかるのみでなく、セキュリティシステムの各機器も汎用性がなく、それら機器を新たなものに交換するときには多大の費用を要していた。
また、現状のビル、マンション等の住棟における通信システムは、電話通信網、各専用回線が別々に設けられているため、各機器も別々の通信回線等に接続することとなり、各機器は汎用性をもたないため、煩雑である。
そこで、本願は安価で信頼性のある新しい住棟のセキュリティシステムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の住棟のセキュリティシステム(100)は、ビル、マンション等の住棟にインターネット網(6)と接続されているLAN(2)が構築され、前記住棟の各住居には、前記LANと接続する端子(51)が備えられ、前記端子には、LON通信方式のセキュリティ系(4)の通信網(40)が接続され、前記セキュリティ系は、前記LANと通信可能に前記端子と接続されるI/Fユニット(21)と、前記I/Fユニットに接続され、固有のアドレスが割り当てられている前記各住居の異常を検出する複数のセンサ(22)と、を備えて構成され、前記I/Fユニットは、異常が発生した際に、前記異常を検出したセンサに基づいて前記異常の状態を示すセキュリティ情報を特定し、少なくとも前記LAN、インターネット網のいずれか1つを介して予め設定された送信端末に前記セキュリティ情報を送信する送信手段(41)を備えていることを特徴とする。
また請求項2に記載の住棟のセキュリティシステムは、ビル、マンション等の住棟にインターネット網と接続されているLANが構築され、前記住棟の各住居には、前記LANと接続する端子が備えられ、前記端子には、LON通信方式のセキュリティ系の通信網が接続され、前記セキュリティ系は、前記LANと通信可能に前記端子と接続されるI/Fユニットと、前記I/Fユニットに接続され、固有のアドレスが割り当てられている前記各住居の異常を検出する複数のセンサと、を備えて構成されており、前記LANには、異常が発生した際に、前記異常を検出したセンサに基づいて前記異常の状態を示すセキュリティ情報を特定する特定手段と、少なくとも前記LAN、インターネット網のいずれか1つを介して予め設定された送信端末に前記セキュリティ情報を送信する送信手段を備えたサーバ(20)が接続されて構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の住棟のセキュリティシステムは、請求項1、又は2に記載の住棟のセキュリティシステムにおいて、前記送信端末は、インターネット網に接続される少なくとも警備会社の端末、各住居の住居人の携帯端末のいずれか1つを含むことを特徴とする。
また、請求項4に記載の住棟のセキュリティシステムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の住棟のセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ情報は、少なくとも住居を特定する部屋番号情報と、異常が発生した位置情報と、前記異常の性質を示す情報と、を含んでいることを特徴とする。
また、請求項5に記載の住棟のセキュリティシステムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の住棟のセキュリティシステムにおいて、前記LANには、前記各住居に設置され、前記複数のセンサに対応する位置近傍の映像情報を撮影する複数のカメラ(32)が接続されており、前記サーバは、前記カメラの情報を記録する記録手段(43)を備え、前記セキュリティ情報には、前記センサに対応するカメラによって撮影された映像情報が含まれていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の住棟のセキュリティシステムは、請求項5に記載の住棟のセキュリティシステムにおいて、前記映像情報は、前記各住居に異常が発生した際の前後の映像情報であることを特徴とする。
以下、本願に係る住棟のセキュリティシステムにおける最良の実施形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1は本実施形態のセキュリティシステムの概略構成図、図2はセキュリティ情報の表示例を示す図、図3はサーバの概略構成図、図4はセキュリティシステムの利用形態の一例を示す図、図5は映像情報を記録する場合の動作形態の一例を示すフローチャート図、図6は異常が発生した際の動作形態の一例を示すフローチャート図である。
本実施形態のセキュリティシステム100は、ビル・マンション等の住棟において高速通信網を利用したものである。このセキュリティシステム100は、ビル・マンションなどの住棟内における通信のために構築されたLAN2に、LON通信方式の各住居内の異常を検出するセキュリティ系4が各住居5に接続されているものである。
具体的には、このセキュリティシステム100は、マンション等の住棟にLAN2を構築するとともに、前記LAN2はISP(インターネット・サービス・プロバイダ)を介してインターネット網6と接続されている。前記インターネット網6には、前記住棟の安全を管理する警備保障会社の端末7、前記住棟の各住居5に所定の情報を配信したり、セキュリティ情報を管理する情報センターの管理端末9、及び各住居5の住居人が使用する携帯端末11などが接続されている。なお、インターネット網6として、例えば、光ファイバーケーブルを用いることが好ましい。
また、LAN2には、後述するI/Fユニット21やカメラ32を制御するサーバ20、住棟の各住居5に設置されているインターホン端末31、各住居5の例えば部屋ごとに設置されている後述するセンサに対応する複数のカメラ32、住棟を管理する管理人の管理人端末33、玄関に設置されている訪問者用の玄関端末34など、が接続されている。なお、カメラ32は、センサが検知する場所近傍の映像情報を撮影するものであり、基本的には、常時撮影され、その映像情報は後述するサーバ20の記憶部43に記憶される。また、カメラ32に関しては、各住居5の住居人によって撮影の可・不可を設定できる切換スイッチを備えるようにしてもよい。
また、住棟の各住居5には、前記LAN2と接続する端子51が備えられている。この端子51には、LON通信方式により制御される通信回線40が接続されている。具体的には、各住居に備えられている端子51には、I/Fユニット21が接続されている。このI/Fユニット21には、各住居5の部屋ごとに設置され固有のアドレスが割り当てられている複数のセンサ22、各住居にて発生した異常の状態(部屋のどの部分でどのような異常が発生したか)を示す情報(以下、「セキュリティ情報」と称する。)を表示する表示装置23が接続されている。センサ22は、各住居にて発生する異常、例えば、火災、ガス漏れなどを検出するためのセンサであり、各部屋に必ず備えている必要はなく、また、一部屋に複数の異なる異常を検知するセンサを備えていても構わない。また、センサ22の近傍には、当該センサ22が検知した異常を視覚としてとらえるためのカメラ32が設けられている。
また、I/Fユニット21は住棟に構築されたLAN2とLON通信方式により制御される通信回線40間の信号/データ伝送路を形成する。また、I/Fユニット21は、CPU、ニューロンチップを備えて構成されており、前記センサ22にて検出されたセキュリティ情報を例えば、LAN2に接続されているサーバ20に送信するとともに、表示装置23に表示するように制御する。
図2に示すように、I/Fユニット21は、住居5の間取りと、センサの位置(図中(1)〜(7))、異常を受信したセンサを色や音声などで知らせるランプ52〜52fと、を表示装置23に表示するように制御する。このようにすれば、居住者は、すぐにどこでどのような異常が発生したかを瞬時に理解でき、その後の対応処理を迅速に行える。
また、サーバ20は、図3に示すように、各端末や装置と通信を行う通信部41と、I/Fユニット21から異常を検出したセンサに基づいてセキュリティ情報を特定する特定部42と、センサ22に対応づけられたカメラ32が撮影した映像情報を記憶する記憶部43と、警備会社の端末7や各住居5の住居者の携帯端末11など所定の端末に送信するセキュリティ情報を作成するセキュリティ情報作成部44と、セキュリティ情報を送信する端末(本実施形態では警備会社の端末7や住人の携帯端末11)を設定する設定部45と、各部41〜45を統括して制御する制御部46と、を備えている。各部41〜46はバス47を介して電気的に接続されている。また、制御部46は、図示しないが、演算処理や判断処理を行う機能も備えている。また、サーバ20の記憶部43には、固有のアドレスが割り当てられた各センサに対応する部屋番号や、異常が発生した位置、センサが検知する異常の性質(火災や侵入者など)を示す情報が対応付けられたデータベースが予め記憶されている。よって、センサが何らかの異常を検知した際に、データベースを読み出すことにより、そのセンサがどの部屋のどの場所でどのような異常が発生したのかを知ることが可能となっている。
このように構成されたサーバ20は、特定部42によりI/Fユニット21から送信されるセンサの情報に基づいて、このセンサに対応づけられる異常の位置、性質など異常の状態を示すセキュリティ情報を特定し、通信部41により当該セキュリティ情報を設定部45により予め設定された所定の端末(警備会社の端末7、管理人端末33、居住者の携帯端末11など)に送信制御する。このようにすれば、警備会社、管理人、又は住居人は、各住居5でどのような異常が発生しているのかを容易に知ることができるのでその後の対応を迅速に行える。
また、特定部42はセンサの情報に対応づけられるカメラ32を特定し、制御部46は当該異常が発生した前後所定の時間分の前記特定されたカメラ32によって撮影された映像情報を記憶部43から抽出し、作成部44によって前記セキュリティ情報に映像情報を追加してセキュリティ詳細情報を作成し、通信部41によりこのセキュリティ詳細情報を設定部45により設定された所定の端末に送信制御するようにしても構わない。このようにすれば、警備会社、管理人、情報センター、又は住居人は、各住居5でどのような異常が発生しているのかを具体的且つ容易に知ることができるのでその後の対応を迅速に行える。
また、サーバ20は、異常が発生した住居のカメラ32の映像情報を逐次所定の端末に送信制御するようにするようにしても構わない。このようにすれば、例えば、火事であれば、部屋の状態が逐次わかるので、警備員や消防署の署員が住居5に到着した後の処理を迅速に行える。
なお、インターホン端末31は、一般に使用されているものを使用可能であり、電話機などであっても構わない。具体的には、例えば、インターホン端末31は、前記LAN2を通じた住棟内のデータ通信・通話が可能なLAN内通信・通話機能、TCP/IPプロトコルを持たせ外部の端末(例えば、電話機)と通話が可能な外部通話機能、前記インターネット網6を介してデータ通信可能なインターネット接続機能などを有している。また、管理人端末32、及び玄関端末34は、少なくとも前記LAN2を通じた住棟内のデータ通信・通話が可能なLAN内通信・通話機能を有する端末であれば良く、上記各住居に備えられているインターホン端末31であっても構わない。
また、情報センターの端末9が設置されている情報センターとは、前記住棟周辺の物件情報・周辺情報を提供したいデベロッパー、前記住棟周辺の沿線情報を提供したい電鉄会社、前記住棟周辺の店舗情報を提供したい店舗・飲食店、などと提携しており、情報センターの端末9から前記物件情報、周辺情報、沿線情報、店舗情報等の地域情報を図示しない情報表示装置に配信する。なお、インターホン端末31など画面を有する表示装置に配信するようにしても構わない。
このように、本実施形態のセキュリティシステム100は、住棟にLAN2を構築し、住棟の各住居に備えられている前記LAN2と接続している端子にLON通信方式によって構築されるセキュリティ系4を接続して構成されている。このLON通信方式は、セキュリティ性が高く、高速通信が可能で、通信システムを構築する上での通信言語の制御など接続に係る制御が必要なく容易に接続可能であるため、便利である。
よって、従来であれば、システムを構築する上で、セキュリティの安全を図るための装置や通信言語の制御など接続にかかる装置などが必要であるが、本願のセキュリティシステムは、簡易な接続で通信可能であるため、セキュリティシステムを構築する上で従来と比較してコストを低減することが可能である。
次いで、本願のセキュリティシステムを利用した一例を図4を用いて説明する。
なお、本実施形態のセキュリティシステム100において、インターホン端末31を用いて、来訪者が集合玄関に設置されている玄関端末34にて所定の住居又は管理人へ呼び出しをおこない、前記住居の居住者または管理人を呼び出して通話を成立させるための動作、管理人、住居人間の通話を成立させるための動作などは周知の動作であるので、説明は省略する。
まず、各住居に設置されているカメラ32は常時起動状態となっており、前記カメラ32によって撮影された映像情報は逐次サーバ20に送信される。なお、送信された映像情報はサーバ20の記憶部43に記憶される。なお、後述するが映像情報は、映像情報の記録から所定の時間経過後、古い映像情報から順に消去される。
また、各住居において異常が発生すると、センサ22によってその異常が検知される。I/Fユニット21は、検知したセンサの情報をサーバ20に送信するとともに、異常が発生した位置を表示装置23に表示する。
サーバ20は、特定部42によりセンサの情報を受信し、そのセンサの情報に基づいて住居及び異常が発生した位置、センサにより特定される異常の性質(進入者、ガス漏れ、火災など)などのセキュリティ情報を特定し、通信部41により前記セキュリティ情報を予め規定された警備会社の端末7や異常が発生した住居の住人が使用している居住者の携帯端末11に送信(通報)する。
警備会社は、そのセキュリティ情報にて警備員を派遣する。また、住人は送信されたセキュリティ情報を見て、必要があるときは、携帯端末11によりサーバ20に接続し、具体的なセキュリティ情報の詳細情報を要求することによって、サーバ20は、記憶部43からセンサ22によって異常が検知された時のカメラ32により撮影された映像情報を抽出し、前記映像情報を携帯端末11に送信する。
このようにすれば、住人は異常が発生した位置、状況などを瞬時に把握することが可能となり、その後の対応に素早くあたることが可能である。また、警備会社にも同様に映像情報を配信するようにするとなお良い。このようにすれば、警備会社は、異常が発生した位置、状況などを瞬時に把握することが可能となり、その後の対応に素早くあたることが可能となる。
次いで、サーバにおけるセキュリティ情報の入出力動作について、映像情報を記録する場合の動作と、異常が発生した際の動作に分けて、図5、及び図6を用いて説明する。
−映像情報記録動作について−
まず、図5に示すように、ステップS101では、サーバ20の制御部46は、通信部41が映像情報を受信したか否かを判断する。なお、受信された映像情報は、制御部46によってサーバ20の記憶部43に記憶される。この判断が肯定されれば、ステップS102に進み、否定されれば、映像情報が受信されるまで待機する。
次いで、ステップS102では、サーバ20の制御部46は、記憶部43に記憶された映像情報が所定時間H経過しているか否かを判断する。この判断が否定されれば、ステップS101に戻り、サーバ20制御部46は、映像情報の記録を続ける。肯定されれば、ステップS103に進む。ステップS103では、サーバ20の制御部46は、予め定められた時間分の古い情報を消去し、ステップS104では、サーバ20の制御部46は、所定時間HをリセットしてステップS101に戻り、サーバ20の制御部46は、映像情報の記録を続ける。
―異常発生時の動作について―
まず、図6に示すように、ステップS201では、サーバ20の制御部46は、通信部41がセンサから異常を検出したか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS202に進み、否定されれば、センサ22により異常が検出されるまで待機する。
次いで、ステップS202では、サーバ20の特定部42は、センサによる異常の検出に基づいて、住居番号、異常が発生した位置、異常の性質などを特定する。
次いで、ステップS203では、サーバ20の情報作成部44は、特定された情報に基づいて、警備会社の端末7や住人の携帯端末11に送信するセキュリティ情報を作成する。例えば、101号室の居間で火災発生等である。
次いで、ステップS204では、サーバ20の通信部41は、セキュリティ情報を警備会社の端末7及び住人の携帯端末11に送信する。
次いで、ステップS205では、サーバ20の制御部46は、各住居の住人からの映像情報の要求があったか否かを判断する。この判断が否定されれば、処理を終了し、肯定されれば、ステップS206に進む。
ステップS206では、サーバ20の制御部46は、記憶部43からセンサにより異常を検知(異常が発生)した前後の映像情報を抽出し、住人の携帯端末11に送信する映像情報を作成する。具体的には、この処理では、サーバ20の制御部46は、例えば、異常が発生した時間の前後1分の映像情報を記憶部43から抽出する。
次いで、ステップS207では、サーバ20の通信部41は、映像情報を前記住人の携帯端末11に送信し、処理を終了する。
なお、セキュリティシステム100は、マンション等の住棟に限られるものではなく、所定の地域(区域)における複数の住居からなる住宅群等に適用しても構わない。
また、サーバ20に備えられている機能をI/Fユニット21に持たせることも可能である。このように構成した場合には、本実施形態のセキュリティシステムにサーバは必要なくなる。
なお、本実施形態においては、マンション・ビル等にセキュリティシステムを適用しているが、例えば、ある地域における複数の住居からなる住宅群に適用してもよい。この場合、複数の住居からなる住宅群においてLANを構築する。また、複数の住居は本実施形態におけるマンションの各住居に該当するものである。また、本実施形態におけるサーバ20の機能をI/Fユニット21が受け持つようにしても構わない。さらに、サーバ20は住棟内のLAN2に接続されているが、LAN2と接続されたインターネット網6などの通信回線を介して接続されていても構わない。
本実施形態のセキュリティシステムの概略構成図である。 セキュリティ情報の表示例を示す図である。 サーバの概略構成図である。 本願のセキュリティシステムの利用形態の一例を示す図である。 映像情報を記録する場合の動作形態の一例を示すフローチャート図である。 異常が発生した際の動作形態の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
2 LAN
4 セキュリティ系
6 インターネット網
20 サーバ
21 I/Fユニット
22 センサ
23 表示装置
32 カメラ
40 通信回線
41 通信部
43 記憶部
51 端子
100 セキュリティシステム

Claims (6)

  1. ビル、マンション等の住棟にインターネット網と接続されているLANが構築され、
    前記住棟の各住居には、前記LANと接続する端子が備えられ、
    前記端子には、LON通信方式のセキュリティ系の通信網が接続され、
    前記セキュリティ系は、前記LANと通信可能に前記端子と接続されるI/Fユニットと、前記I/Fユニットに接続され、固有のアドレスが割り当てられている前記各住居の異常を検出する複数のセンサと、を備えて構成され、
    前記I/Fユニットは、
    異常が発生した際に、前記異常を検出したセンサに基づいて前記異常の状態を示すセキュリティ情報を特定する特定手段と、少なくとも前記LAN、インターネット網のいずれか1つを介して予め設定された送信端末に前記セキュリティ情報を送信する送信手段を備えていることを特徴とする住棟のセキュリティシステム。
  2. ビル、マンション等の住棟にインターネット網と接続されているLANが構築され、
    前記住棟の各住居には、前記LANと接続する端子が備えられ、
    前記端子には、LON通信方式のセキュリティ系の通信網が接続され、
    前記セキュリティ系は、前記LANと通信可能に前記端子と接続されるI/Fユニットと、前記I/Fユニットに接続され、固有のアドレスが割り当てられている前記各住居の異常を検出する複数のセンサと、を備えて構成されており、
    前記LANには、異常が発生した際に、前記異常を検出したセンサに基づいて前記異常の状態を示すセキュリティ情報を特定する特定手段と、少なくとも前記LAN、インターネット網のいずれか1つを介して予め設定された送信端末に前記セキュリティ情報を送信する送信手段を備えたサーバが接続されて構成されていることを特徴とする住棟のセキュリティシステム。
  3. 前記送信端末は、インターネット網に接続される少なくとも警備会社の端末、各住居の住居人の携帯端末のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1、又は2に記載の住棟のセキュリティシステム。
  4. 前記セキュリティ情報は、少なくとも住居を特定する部屋番号情報と、異常が発生した位置情報と、前記異常の性質を示す情報と、を含んでいることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住棟のセキュリティシステム。
  5. 前記LANには、前記各住居に設置され、前記複数のセンサに対応する位置近傍の映像情報を撮影する複数のカメラが接続されており、
    前記サーバは、前記カメラの情報を記録する記録手段と、を備え、
    前記セキュリティ情報には、前記センサに対応するカメラによって撮影された映像情報が含まれていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の住棟のセキュリティシステム。
  6. 前記映像情報は、前記各住居に異常が発生した際の前後の映像情報であることを特徴とする請求項5に記載の住棟のセキュリティシステム。
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