JP2001222782A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム

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JP2001222782A
JP2001222782A JP2000035094A JP2000035094A JP2001222782A JP 2001222782 A JP2001222782 A JP 2001222782A JP 2000035094 A JP2000035094 A JP 2000035094A JP 2000035094 A JP2000035094 A JP 2000035094A JP 2001222782 A JP2001222782 A JP 2001222782A
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JP
Japan
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touch sensor
call
emergency
emergency call
control unit
Prior art date
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Application number
JP2000035094A
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English (en)
Inventor
Keiko Mizojiri
桂子 溝尻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 老人ホームの個室やお年寄りが一人暮らしを
している住宅で緊急事態が起きたときに迅速に管理事務
所や消防署に通報することができる緊急通報システムを
提供する。 【解決手段】 管理事務所や消防署、または戸外等に緊
急通報する緊急通報システムにおいて、壁や家具に貼っ
たフレキシブルなシート状のタッチセンサ106〜108と、
通報先に通報する通報部104と、タッチセンサに触れた
ときに、このタッチセンサから出力される信号を受けて
通報部に通報先への通報を行わせる制御部102とを設け
る。気分が悪くなったり、呼吸が苦しくなったお年寄り
が、壁の下部や、タンスの下部、机の足など様々な家具
の下部に貼られたタッチセンサに触るだけで、緊急通報
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人ホームや高齢
者用集合住宅または一戸建て住宅等に設置され、お年寄
りの異常を検知して通報する緊急通報システムに関し、
特に、お年寄りが煩わしい思いをして計器類を装着しな
くても緊急通報ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、緊急通報の仕組みとして、集
合住宅の風呂場やトイレに設置され、管理人室などをを
呼び出す緊急呼び出しボタンがあった。
【0003】また、お年寄りの異常を検知して通報する
仕組みとしては、特開平5−250576号公報に示す
ように、人が在室しているにもかかわらず、人の動きな
どが一定時間内に検出できなかった場合に通報するもの
があった。
【0004】また、他の仕組みとしては、特開平7−1
55298号公報に示すように、体温、脈拍等の異常を
検出して通報するものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常の緊急呼
び出しボタンでは、ボタンの設置場所以外で気分が悪く
なったり、床に倒れたりした場合に、ボタンに届かず、
通報することができないという問題点がある。
【0006】また、人の動きなどが一定時間内に検出で
きなかったときに通報する仕組みの場合は、一定時間を
長く取ると、心筋梗塞や脳卒中など、一刻も早く通報し
なければならない場合に通報が遅れてしまうという問題
点があり、また、一定時間を短くすると、居眠りなどで
誤通報してしまうという問題点がある。
【0007】また、体温、脈拍等の異常を検出して通報
する仕組みの場合は、お年寄りが体温計などの装置を常
に身に着けておく必要があり、寝たきりでないお年寄り
の場合には、この装着が煩わしいと云う問題点がある。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、老人ホームや高齢者用集合住宅、一戸建
て住宅などにおいて、お年寄りに計測器を装着する煩わ
しさを感じさせること無く、緊急事態が発生した場合に
迅速に管理事務所や消防署、または戸外等に通報するこ
とができ、しかも誤通報が少ないシステムを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、管
理事務所や消防署、または戸外等の通報先に緊急通報す
る緊急通報システムにおいて、壁や家具に貼ったフレキ
シブルなシート状のタッチセンサと、通報先に通報する
通報部と、タッチセンサに触れたときに、このタッチセ
ンサから出力される信号を受けて通報部に通報先への通
報を行わせる制御部とを設けている。
【0010】このシステムでは、気分が悪くなったり、
呼吸が苦しくなったお年寄りが、壁の下部や、タンスの
下部、机の足など様々な家具の下部に貼られたタッチセ
ンサに触るだけで、緊急通報が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の緊急通報システム
の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
【0012】(第1の実施形態)第1の実施形態の緊急
通報システムは、図1に示すように、通常の電話機やイ
ンターホンを兼ねた主装置101と、主装置101に線路で接
続されたパネル状またはシート状のタッチセンサ106〜1
08とから成り、主装置101は、主装置の制御部102と、リ
セットボタン103と、通常の電話機やインターホンから
成る通報部104と、スピーカ105とを具備している。
【0013】この主装置101は、老人ホームの個室、お
年寄り向け集合住宅、またはお年寄りが一人暮らしをし
ている住宅などに、通常の電話機やインターホンと同じ
ように設置する。また、パネル状またはシート状のタッ
チセンサ106〜108は、お年寄りが生活する室内の壁や家
具などに広く取り付ける。
【0014】図2は、タッチセンサを室内の壁に取り付
けた例を示している。201、202、203は細長いシート状
のタッチセンサを壁の下部に張り付けた例を示し、ま
た、204及び205はパネル状のタッチセンサを壁面に取り
付けた例を示している。
【0015】また、図3は、タッチセンサをタンスなど
の家具に取り付けた例を示しており、301、302は細長い
シート状のタッチセンサをタンスの下部に張り付けた例
である。また、303はタッチセンサに電源を供給し、タ
ッチセンサがオンになったことを示す信号を主装置101
の制御部102に送るラインである。
【0016】図4は、タッチセンサを机やイスなどの家
具に取り付けた例を示しており、401〜404はシート状の
タッチセンサを机の足に巻き付けた例、405〜408は同じ
くシート状のタッチセンサをイスの足に巻き付けた例で
ある。また、409〜412、413〜416はタッチセンサに電源
を供給し、タッチセンサがオンになったことを示す信号
を主装置101の制御部102に送るラインである。
【0017】タッチセンサは、図2〜図4に例示するよ
うに、すべての壁の下部や、すべての家具の下部、壁の
一部、その他、普段はあまり触れないが意図すれば簡単
に触れることができる箇所に取り付けておく。
【0018】以下、緊急通報の仕組みについて説明す
る。
【0019】老人ホームの個室や、集合住宅や一戸建て
住宅で一人暮らしをしているお年寄りが気分が悪くなっ
たり、呼吸が苦しくなったりした場合には、手を伸ばし
て部屋の中のどこかのタッチセンサに触れる。すべての
家具や壁の下部にタッチセンサが取り付けてあれば、苦
しくて動けなくなった場合でも手を伸ばせばどこかのセ
ンサに触れることができる。また意識を失ってしまう場
合でも、意識を失うまでの短い時間で、どこかのセンサ
に触れることができる。
【0020】タッチセンサからの信号は、主装置101に
送られる。主装置の制御部102は、タッチセンサからの
信号を受けると、あらかじめシステムに設定された方法
で自動的に通報するように通報部104に信号を送る。通
報の方法としては、管理事務所や警備会社へ信号を送
る、戸外へ緊急メッセージを流す、消防署へ救急出動要
請の電話を掛ける、などがある。また消防署へ電話を掛
け、かつ戸外へ緊急メッセージを流すなどの組み合わせ
も可能である。
【0021】このようにして、管理事務所、警備会社、
消防署等へ迅速に通報することができる。
【0022】また、制御部102は、通報部104へ信号を送
ると同時にスピーカ105からも「管理事務所へ通報しま
す」などの決められたメッセージを一定時間流す。誤っ
て緊急の場合以外にタッチセンサに触れてしまった場合
は、スピーカ105からの通報メッセージによってそれが
認識できる。その場合は、住人であるお年寄りが自分で
リセットボタン103を押す。リセットボタン103が押され
た場合、制御部102は、通報処理を中止する。通報処理
が終了してしまっていた場合は、通報と同じ方法で管理
事務所や消防署に、今の通報が誤りであったことを知ら
せる。このようにして、誤通報だった場合も迅速にキャ
ンセルすることができる。
【0023】(第2の実施形態)第2の実施形態の緊急
通報システムは、図5に示すように、各部屋に、制御部
515、518、521、リセットボタン516、519、522及びスピ
ーカ517、520、523を備えた各室制御装置506〜508と、
タッチセンサ525、527、529及び各種測定器524、526、5
28を備えた端末509〜514とが設置され、これらが通報機
能を有する主装置501に接続している。主装置501の構成
自体は第1の実施形態(図1)と同じである。また、端
末の各種測定器524、526、528は、体温、脈拍等を測定
できる測定器である。
【0024】このシステムは、例えば大きな一戸建て住
宅等に導入される。各部屋には多数の端末509〜514が設
置され、また、各部屋ごとに各室制御装置506〜508が設
置され、これらは、住宅に1台設置した主装置501に接
続される。
【0025】お年寄りが部屋の中で気分が悪くなった
り、呼吸が苦しくなったりした場合には、端末509〜514
のタッチセンサに触れる。端末の測定器524、526、528
は、タッチセンサ525、527、529に指が触れた場合に、
自動的に体温、脈拍等を測定する。
【0026】タッチセンサからの信号と測定器で測定さ
れたデータとは、主装置501の制御部502に送られる。制
御部502は、この測定データを通報データと共に、通報
部504を通じて、通報先に送出する。このとき、測定デ
ータを音声に変換して「体温は37.6度です」と云う
ように、音声で通報先へ伝えるようにしても良い。
【0027】こうして、管理事務所や警備会社、消防署
等へ、緊急事態の通報とともに、体温、脈拍等の情報を
知らせることができる。
【0028】また、主装置501の制御部502は、通報部50
4へ信号を送ると同時にスピーカ505から「管理事務所へ
通報します」などの決められたメッセージを一定時間流
す。このメッセージは、各室制御装置506〜508にも送ら
れ、各室制御装置506〜508のスピーカ517、520、523か
らも流れる。
【0029】端末のタッチセンサに誤って触れた場合に
は、このメッセージによってそれを認識し、各室制御装
置のリセットボタン516、519、522を押す。この信号は
主装置501の制御部502に送られ、キャンセルの処理が行
われる。
【0030】このシステムでは、各室にスピーカ及びリ
セットボタンが設置されているため、大きな一戸建て住
宅等の場合でも、迅速に誤通報をキャンセルすることが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の緊急通報システムでは、老人ホームや高齢者用集合住
宅または一戸建て住宅において、お年寄りに計測器の装
着など、煩わしい思いをさせること無く、緊急の場合に
迅速に管理事務所や消防署、または戸外等に通報するこ
とが可能である。また、誤通報も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における緊急通報シス
テムの構成を示すブロック図、
【図2】タッチセンサを室内に取り付けた例、
【図3】タッチセンサをタンスなどの家具に取り付けた
例、
【図4】タッチセンサを机やイスなどの家具に取り付け
た例、
【図5】本発明の第2の実施形態における緊急通報シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、501 主装置 102、502 主装置の制御部 103、503、516、519、522 リセットボタン 104、504 通報部 105、505、517、520、523 スピーカ 106〜108、201〜205、301〜303、303、409〜416 ライ
ン 401〜408、525、527、529 タッチセンサ 506〜508 各室制御装置 509〜514 端末 515、518、521 各室制御装置の制御部 524、526、528 測定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理事務所や消防署、または戸外等に緊
    急通報する緊急通報システムであって、 壁や家具に貼ったフレキシブルなシート状のタッチセン
    サと、 通報先に通報する通報部と、 前記タッチセンサに触れたときに、このタッチセンサか
    ら出力される信号を受けて前記通報部に通報先への通報
    を行わせる制御部とを備えることを特徴とする緊急通報
    システム。
  2. 【請求項2】 前記タッチセンサを、壁や家具の下部に
    貼ったことを特徴とする請求項1に記載の緊急通報シス
    テム。
  3. 【請求項3】 スピーカとリセットボタンとを具備し、
    前記制御部は、通報に際して、前記スピーカから緊急通
    報する旨のメッセージを音声出力するように制御し、前
    記リセットボタンが押されたときに前記通報を中止する
    ように制御することを特徴とする請求項1または2に記
    載の緊急通報システム。
  4. 【請求項4】 前記タッチセンサに触れた身体部分から
    体温、脈拍等を計る測定器を具備し、前記制御部は、前
    記測定器の測定データを前記通報先に併せて通報するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の緊急通報システム。
JP2000035094A 2000-02-14 2000-02-14 緊急通報システム Pending JP2001222782A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100729564B1 (ko) 2007-03-16 2007-06-18 (주)성림종합건축사사무소 노약자 보호 기능을 갖는 건축 벽체.
JP2008035695A (ja) * 2006-06-30 2008-02-14 East Japan Railway Co 防護無線自動発報装置
KR101233796B1 (ko) 2010-12-06 2013-02-18 김완철 일반전화망과 인터넷망을 이용한 비상 통화 장치

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