JP2002034931A - 入浴監視装置 - Google Patents

入浴監視装置

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JP2002034931A
JP2002034931A JP2000223529A JP2000223529A JP2002034931A JP 2002034931 A JP2002034931 A JP 2002034931A JP 2000223529 A JP2000223529 A JP 2000223529A JP 2000223529 A JP2000223529 A JP 2000223529A JP 2002034931 A JP2002034931 A JP 2002034931A
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Japan
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bather
body temperature
remote controller
monitoring device
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JP2000223529A
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Tomohiko Shirotani
友彦 城谷
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内における健康管理を家庭内でデータ処
理して管理もできるようにすることができ、特に健康状
態の変化をきたしやすい浴室内での身体データを、風呂
設備の一部を利用して、低コストでその管理ができる入
浴監視装置の提供を課題とする。 【解決手段】 入浴者の体温を測る検温センサ11と、
浴室内に設置される風呂リモコン20と、前記検温セン
サ11で検出した入浴者の体温を記憶させる体温記憶部
と、検出体温に基づいて入浴者の状態を判断する状態判
断部とを少なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室内における入浴
者の健康状態を監視する入浴監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人の体温、脈拍等を計る器具が多
数提供されているが、それらのデータは、一般にはその
場限り的なものであった。一方、病院等において、重病
者に関しては、その容態をモニター等で監視できるよう
にした設備も現に提供されている。また最近では老人や
半病人等に対する健康管理の一環として、体温や血圧等
の身体データを検出器から直接的に管理センターに送っ
て、管理を行うといったシステム案も提供されつつあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記病院等に
おける容態監視システムは、主として重病人に対するも
ので、その設備も大掛かりのものであり、軽い病人等に
まで対象を広げるまでにはなかなか問題が大きい。また
上記身体データを検出器から管理センターに送って管理
するシステムは、全体として非常に大掛かりなシステム
となる問題がある。
【0004】そこで本発明は上記従来装置における不都
合を解消し、家庭内における健康管理を家庭内でデータ
処理して管理もできるようにすることができ、特に健康
状態の変化をきたしやすい浴室内での身体データを、風
呂設備の一部を利用して、低コストでその管理ができる
入浴監視装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の入浴監視装置は、入浴者の体温を測る検温
センサと、浴室内に設置される風呂リモコンと、前記検
温センサで検出した入浴者の体温を記憶させる体温記憶
部と、検出体温に基づいて入浴者の状態を判断する状態
判断部とを少なくとも有することを第1の特徴としてい
る。また本発明の入浴監視装置は、上記第1の特徴に加
えて、風呂リモコンは、状態判断部で行った入浴者の状
態判断に応じて、風呂制御コントローラに風呂状態の変
更を指令する構成としたことを第2の特徴としている。
また本発明の入浴監視装置は、上記第1又は第2の特徴
に加えて、状態判断部における入浴者の状態判断におい
て、好ましくない判断を行った場合には、風呂リモコン
から入浴者本人に警告を行う構成としたことを第3の特
徴としている。また本発明の入浴監視装置は、上記第1
〜3の何れかの特徴に加えて、状態判断部における入浴
者の状態判断において、好ましくない判断を行った場合
には、風呂リモコンから浴室外に知らせる構成としたこ
とを第4の特徴としている。また本発明の入浴監視装置
は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、状態判断部
で行う入浴者の状態判断は、検出体温の単位時間当たり
の変化の度合いをもって行うことを第5の特徴としてい
る。また本発明の入浴監視装置は、上記第1〜5の何れ
かの特徴に加えて、リモコンに表示部を設け、検出した
体温や入浴者の状態判断の結果を表示させるようにした
ことを第6の特徴としている。また本発明の入浴監視装
置は、上記第1〜6の何れかの特徴に加えて、検温セン
サはイヤホンの一部に構成してあることを第7の特徴と
している。
【0006】上記第1の特徴によれば、入浴者の身体の
一部等に取り付けられた検温センサによって得られるデ
ータは、体温記憶部に記憶される。そして検出体温に基
づいた入浴者の状態判断が状態判断部で行われる。よっ
て第1の特徴によれば、病人、半病人、老人或いは健常
者等において、健康的異変が生じやすい入浴中における
体温の状態、健康状態を、管理、監視することが可能と
なり、病院等における入浴中の健康管理はもとより、特
に一般家庭における健康管理、身体に関する危機管理を
容易に行うことが可能となる。
【0007】また第2の特徴によれば、第1の特徴に加
えて、状況判断部では検出した入浴者の体温に基づいて
入浴者の状態判断が行われる。そして風呂リモコンは前
記なされた状態判断に応じて、風呂運転の制御を行うコ
ントローラに対して風呂状態の変更を指令することにな
る。即ち、必要に応じて風呂温度や風呂水位等の変更が
行われることになる。よって第2の特徴によれば、入浴
者の状態に応じて風呂状態の変更がなされることで、入
浴者の健康管理を一層充実させることができ、また入浴
者が入浴によってそれ以上の好ましくない変調をきたす
ことがないように予防することも可能となる。
【0008】また上記第3の特徴によれば、上記第1又
は第2の特徴に加えて、状態判断部において入浴者の状
態が好ましくないと判断した場合には、風呂リモコンか
ら入浴者に警告が行われる。入浴者はその警告によって
自己の体調が好ましくないことを知り、それ以上の入浴
を取り止める等の判断、行動をとることが可能となる。
よって第3の特徴によれば、入浴者が自己の体調がよく
ないことを入浴中にその場で知ることができると共に、
その警告によってそれ以上の入浴を取り止める等の判断
や注意をすることが可能となり、好ましくない事態の発
生を自ら回避することが可能となる。
【0009】また上記第4の特徴によれば、上記第1〜
3の何れかの特徴に加えて、状態判断部において入浴者
の状態が好ましくないと判断した場合には、風呂リモコ
ンから浴室外のリモコンを通し等して、浴室外にその旨
が知らされる。浴室外にいる家族や監視者、その他の者
は、その知らせを受けて入浴者の体調が好ましくないこ
とを知ることができ、入浴者に対してそれ以上の入浴を
取り止めるようにする等の判断、行動をとることが可能
となる。よって第4の特徴によれば、入浴者の体調がよ
くないことを浴室外にいる者が知ることができると共
に、それによってそれ以上の入浴を取り止めさせる等の
判断や注意をすることが可能となり、好ましくない事態
の発生を回避させることが可能となる。
【0010】また上記第5の特徴によれば、第1〜4の
何れかの特徴に加えて、状態判断部における入浴者の状
態判断は、検出体温の単位時間当たりの変化度合いをも
って行われる。体調の変化は、例えば体温が4分間に1
℃以上を超えると危険な状態であると判断できる等、体
温の変化でとらえることができる。従って単位時間当た
りの体温の変化の度合いに応じて、入浴者の状態を判断
し、これに応じて風呂状態の変更を風呂制御コントロー
ラに指令したり、入浴者に警告したり、浴室外に知らせ
たりすることで、入浴者に好ましくない事態が発生する
のを予防することが可能となる。
【0011】また上記第6の特徴によれば、第1〜5の
何れかの特徴に加えて、リモコンの表示部を利用して、
検出した体温や入浴者の状態判断の結果を表示すること
で、入浴者自らが表示をもって自己の体調を入浴中も容
易に知ることができる。
【0012】また上記第7の特徴によれば、第1〜6の
何れかの特徴に加えて、検温センサをイヤホンの一部に
構成することで、入浴者は比較的違和感なく装着するこ
とができる。このイヤホンの主たる機能を補聴器とし、
その一部に検温センサの機能を付加したものであっても
よく、或いはイヤホンはラジオ放送や音楽を聞くための
イヤホンであって、これに検温センサの機能を付加した
ものであってもよい。このようにすることで、入浴者は
補聴器として或いはラジオ放送や音楽を聞く等の通常の
動作をしながら、特に意識することなく、知らぬ間に検
温も行うことができ、健康状態のチェックをすることが
できるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の入浴監視装置
の概略構成図で、(A)は全体構成図、(B)は検温セ
ンサを付加したイヤホンの側面図である。図2は入浴監
視装置のブロック図である。
【0014】図1、図2を参照して、入浴監視装置は、
検温センサ11をその一部に構成したイヤホン10と、
風呂運転のための風呂リモコン20とを有する。該風呂
リモコン20は風呂運転を行う風呂釜装置或いは風呂加
熱機能を備えた給湯装置の浴室内に配置されるリモコン
であり、通常において浴室外に配置される台所リモコン
等のメインリモコン30と共に設置される。
【0015】前記イヤホン10には、検温センサ11の
他にスピーカ12が設けられている。そしてイヤホン1
0が兼用する主たる機能としては、補聴器とすることが
できる。また主たる機能としては前記補聴器の他、ラジ
オ放送やテレビ放送や録音しておいた音楽等を聞くため
のイヤホンとすることができる。イヤホン10は有線ま
たはコードレスにて風呂リモコン20と接続される。前
記イヤホン10をラジオ放送やテレビ放送用のイヤホン
とする場合には、前記風呂リモコン20に受信用のチュ
ーナ等を備える必要がある。が、風呂リモコン20とは
別に前記受信用の設備を浴室内に設けるようにしてもよ
い。また、前記イヤホン10を録音しておいた音楽等を
聞くためのイヤホンとする場合には、風呂リモコン20
にデッキ機能を持たせるか、或いは別途配したデッキの
出力を該リモコン20に入力できるように風呂リモコン
20にインターフェース機能を持たせればよい。
【0016】前記風呂リモコン20は風呂釜装置或いは
風呂加熱機能付き給湯装置のリモコンとして浴室内に設
けられるものであり、そのリモコンとしての本来の機能
である主たる機能は、浴槽への湯張り水位(水張り水
位)の設定、浴槽湯温の設定、浴室内シャワー等の給湯
温度の設定、予約運転の沸き上がり時刻の設定等、風呂
の状態に関する条件を設定し、またそれらの設定に基づ
いた風呂運転のメインのスイッチ或いは風呂自動運転ス
イッチによる図示しない風呂制御コントローラ40への
風呂自動湯張り及び自動焚き上げ運転を指令することで
ある。そして本発明においては、風呂リモコン20の前
記本来の機能の他に、入浴者の体温を検出し、検出した
体温を記憶し、検出体温に基づいて入浴者の状態判断を
行う等の入浴監視機能を付加している。
【0017】即ち風呂リモコン20には、前記イヤホン
10の検温センサ11で検出したデータを取り入れて、
体温を検出する体温検出部21と、検出された体温を記
憶する体温記憶部22と、検出体温に基づいて入浴者の
状態を判断する状態判断部23と、その判断に応じた指
令を風呂制御コントローラ40に出すための出力部24
とを有し、また前記検出した体温を表示したり、状態判
断部23で判断した判断結果を表示するための表示部2
5を有する。この表示部25は風呂リモコン20として
の本来の運転状態を表示する表示部が兼ねることにな
る。
【0018】前記風呂リモコン20の状態判断部23
は、一定の時間毎、例えば十数秒〜数十秒毎に入浴者の
検出体温を入力して、その検出体温が初期値(入浴者か
ら最初に検出した体温)から第1の一定温度以上上昇し
或いは変化した場合には、入浴者が体調の第1次的変調
をきたしたと状態判断し、入浴者本人に第1次的警告を
出力部24を通じて出力させる。また前記第1次的変調
をきたしたと状態判断した場合には、前記入浴者本人に
対する第1次的警告とは別に或いは加えて、その第1次
的変調に応じた第1次的な浴槽状態の変更、例えば浴槽
温度を一定温度まで下げる変更指令を出力部24を通じ
て風呂制御コントローラ40に出力させる。また前記第
1次的変調をきたしたと状態判断した場合には、前記入
浴者本人に対する第1次的警告や風呂制御コントローラ
40に対する第1次的な浴槽状態の変更とは別に或いは
加えて、その第1次的変調に応じた第1次的知らせを前
記出力部24及びメインリモコン30を経て、浴室外に
知らせるようにする。この知らせは、例えばメインリモ
コン30に表示されるようにしてもよいし、メインリモ
コン30から音声で知らされるようにしてもよい。また
更にメインリモコン30を経て、異なる場所に知らされ
るようにしてもよい。同様に、検出体温が初期値(入浴
者から最初に検出した体温)から第2の一定温度以上上
昇し或いは変化した場合には、入浴者が体調の第2次的
変調をきたしたと状態判断し、入浴者本人に第2次的警
告を出力部24を通じて出力させる。また前記第2次的
変調をきたしたと状態判断した場合には、前記入浴者本
人に対する第2次的警告とは別に或いは加えて、その第
2次的変調に応じた第2次的な浴槽状態の変更を出力部
24を通じて風呂制御コントローラ40に出力させる。
また前記第2次的変調をきたしたと状態判断した場合に
は、前記入浴者本人に対する第2次的警告や風呂制御コ
ントローラ40に対する第2次的な浴槽状態の変更とは
別に或いは加えて、その第2次的変調に応じた第2次的
知らせを前記出力部24及びメインリモコン30を経
て、浴室外に知らせるようにする。前記状態判断部23
による入浴者に対する状態判断は、第1次から複数次ま
での段階に分けることができる。入浴者への通知は第1
次的変調から全て行うようにする。一方、浴槽状態の変
更指令は第1次的変調から必ず行う必要はない。浴槽状
態の変更指令は前記温度の低下指令の他、水位の低減、
更には浴槽水の排水、給水を含むものとする。浴室外へ
の知らせについても第1次的変調から行うようにするこ
とができるが、第2次的変調以降にするようにしてもよ
い。
【0019】前記状態判断部23による入浴者に対する
状態判断において、入浴者の体調における重大な変調と
しては、例えば検出体温が検出初期値(入浴後の最初の
検出温度)から3℃を超えて変化した場合、或いは検出
体温が4分以内に1℃以上変化した場合とすることがで
きる。従って、この重大な変調があった場合には、少な
くとも本人への警告と浴室外への知らせを行うようにす
る。またこの重大な変調があった場合には、風呂制御コ
ントローラ40に対して風呂温度を人の通常時の体温温
度に或いは入浴者本人の通常時の体温温度まで、又はそ
れより更に低い温度まで下げるように指令させる構成と
することができる。入浴者の通常時の体温温度について
は、予め風呂リモコン20の体温記憶部22に記憶させ
ることができるように構成しておけばよい。勿論、前記
重大な変調があった場合には、風呂制御コントローラ4
0に対して浴槽水を排水するよう指令させる構成とする
ようにしてもよい。
【0020】前記表示部25に対しては、前記状態判断
部23による判断の有無にかかわらず、検出された体温
をそのままリアルタイムで表示するようにする。また状
態判断部23での判断による第1次的警告、第2次的警
告等の入浴者への警告を表示させるように構成する。
【0021】前記メインリモコン30は、台所等、浴室
外に配置されるリモコンで、そのリモコンとしての本来
の主たる機能は、浴槽への湯張り温度の設定、浴室内シ
ャワー等の給湯温度の設定等であり、またそれらの設定
に基づいた風呂運転のメインスイッチ或いは風呂自動運
転スイッチによる浴槽への自動湯張りと自動焚き上げの
運転指令を図示しない風呂制御コントローラ40へ行う
こと等である。勿論、風呂運転機能付きの給湯装置の場
合には、給湯に関する種々の設定と運転スイッチも設け
られることになる。このメインリモコン30は前記風呂
リモコン20と通信接続されており、風呂リモコン20
からの上記入浴者の変調に伴う知らせを受けた場合に
は、その知らせをメインリモコン30の表示部に表示す
る構成とされている。またメインリモコン30は、電話
回線等を通じて外部に自動的につながるように構成する
ことができる。外部通信を可能とすることで、前記風呂
リモコン20から外部への知らせを、更に予め定めた通
信相手(病院やその他の健康を管理するセンター等、或
いは独居老人や単独赴任者の場合はその家族等)に通信
することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の入浴監視装置によれば、入浴者の体温を
測る検温センサと、浴室内に設置される風呂リモコン
と、前記検温センサで検出した入浴者の体温を記憶させ
る体温記憶部と、検出体温に基づいて入浴者の状態を判
断する状態判断部とを少なくとも有することとしたの
で、病人、半病人、老人或いは健常者等において、健康
的異変が生じやすい入浴中における体温の状態、健康状
態を管理、監視することが可能となり、病院等における
入浴中の健康管理はもとより、特に一般家庭における健
康管理、身体に関する危機管理を容易に行うことが可能
となる。また請求項2に記載の入浴監視装置によれば、
請求項1に記載の構成による効果に加えて、風呂リモコ
ンは、状態判断部で行った入浴者の状態判断に応じて、
風呂制御コントローラに風呂状態の変更を指令する構成
としたので、入浴者の状態に応じて風呂状態の変更を行
うことで、入浴者の健康管理を一層充実させることがで
き、また入浴者が入浴によってそれ以上の好ましくない
変調をきたすことがないように予防することも可能とな
る。また請求項3に記載の入浴監視装置によれば、上記
請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、状態
判断部における入浴者の状態判断において、好ましくな
い判断を行った場合には、風呂リモコンから入浴者本人
に警告を行う構成としたので、入浴者が自己の体調がよ
くないことを入浴中にその場で知ることができると共
に、その警告によってそれ以上の入浴を取り止める等の
判断や注意をすることが可能となり、好ましくない事態
の発生を自ら回避することが可能となる。また請求項4
に記載の入浴監視装置によれば、上記請求項1〜3に記
載の構成による効果に加えて、状態判断部における入浴
者の状態判断において、好ましくない判断を行った場合
には、風呂リモコンから浴室外に知らせる構成としたの
で、入浴者の体調がよくないことを浴室外にいる者が知
ることができると共に、それによってそれ以上の入浴を
取り止めさせる等の判断や注意をすることが可能とな
り、好ましくない事態の発生を回避させることが可能と
なる。また請求項5に記載の入浴監視装置によれば、上
記請求項1〜4に記載の構成による効果に加えて、状態
判断部で行う入浴者の状態判断は、検出体温の単位時間
当たりの変化の度合いをもって行うこととしたので、単
位時間当たりの体温の変化の度合いに応じて、比較的検
出の容易な体温によって入浴者の状態判断をすることが
でき、これに応じて風呂状態の変更を風呂制御コントロ
ーラに指令したり、入浴者に警告したり、浴室外に知ら
せたりすることができ、入浴者に好ましくない事態が発
生するのを予防することが可能となる。また請求項6に
記載の入浴監視装置によれば、上記請求項1〜5に記載
の構成による効果に加えて、リモコンに表示部を設け、
検出した体温や入浴者の状態判断の結果を表示させるよ
うにしたので、リモコンの表示部を利用して、検出した
体温や入浴者の状態判断の結果を入浴者自らが容易に知
ることができ、自己の体調を自らがリアルタイム的に容
易に知ることができる。また請求項7に記載の入浴監視
装置によれば、上記請求項1〜6に記載の構成による効
果に加えて、検温センサはイヤホンの一部に構成してあ
るので、入浴者はそのイヤホンを装着することで、ラジ
オを聞いたり補聴器を付ける如きの比較的違和感のない
状態で、特に意識をすることなく検温センサを装着する
ことができ、検温の体勢を整えることができる。そして
入浴者にとっては補聴器として或いはラジオ放送を聞く
等の日常動作の中で、意識することなく、知らぬ間に検
温も行うことができ、健康状態のチェックをすることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入浴監視装置の概略構成図で、(A)
は全体構成図、(B)は検温センサを付加したイヤホン
の側面図である。
【図2】入浴監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 イヤホン 11 検温センサ 12 スピーカ 20 風呂リモコン 21 体温検出部 22 体温記憶部 23 状態判断部 24 出力部 25 表示部 30 メインリモコン 40 風呂制御コントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入浴者の体温を測る検温センサと、浴室
    内に設置される風呂リモコンと、前記検温センサで検出
    した入浴者の体温を記憶させる体温記憶部と、検出体温
    に基づいて入浴者の状態を判断する状態判断部とを少な
    くとも有することを特徴とする入浴監視装置。
  2. 【請求項2】 風呂リモコンは、状態判断部で行った入
    浴者の状態判断に応じて、風呂制御コントローラに風呂
    状態の変更を指令する構成としたことを特徴とする請求
    項1に記載の入浴監視装置。
  3. 【請求項3】 状態判断部における入浴者の状態判断に
    おいて、好ましくない判断を行った場合には、風呂リモ
    コンから入浴者本人に警告を行う構成としたことを特徴
    とする請求項1又は2の何れかに記載の入浴監視装置。
  4. 【請求項4】 状態判断部における入浴者の状態判断に
    おいて、好ましくない判断を行った場合には、風呂リモ
    コンから浴室外に知らせる構成としたことを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載の入浴監視装置。
  5. 【請求項5】 状態判断部で行う入浴者の状態判断は、
    検出体温の単位時間当たりの変化の度合いをもって行う
    ことを特徴とする請求項1〜4に記載の入浴監視装置。
  6. 【請求項6】 リモコンに表示部を設け、検出した体温
    や入浴者の状態判断の結果を表示させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜5に記載の入浴監視装置。
  7. 【請求項7】 検温センサはイヤホンの一部に構成して
    あることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の入
    浴監視装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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