JP2003028498A - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置

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JP2003028498A
JP2003028498A JP2001213391A JP2001213391A JP2003028498A JP 2003028498 A JP2003028498 A JP 2003028498A JP 2001213391 A JP2001213391 A JP 2001213391A JP 2001213391 A JP2001213391 A JP 2001213391A JP 2003028498 A JP2003028498 A JP 2003028498A
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bath
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bathtub
bath water
circulation pump
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JP2001213391A
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Nobuo Hamano
信夫 浜野
Takao Asada
隆生 浅田
Masazumi Iwanaga
昌純 岩永
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽に人が入っている際、偶然に風呂アダプ
ター部に髪の毛等が吸引されるような異常状態が生じて
も入浴中の安全性を確保すること。 【解決手段】 浴槽水を循環させた時の負圧を検出し、
所定の負圧状態が所定時間経過した場合には、循環ポン
プ11の運転を停止させるようにしている。これによっ
て風呂アダプター部30に髪の毛が吸引され詰った状態
が発生したとしても、浴槽17内での事故を未然に防ぎ
安全性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入浴中の安全性に関
し、更に詳しくは浴槽に人が入り、浴槽水を循環させて
いる時に、風呂アダプター部の戻り管の方に例えば髪の
毛等が万一吸引された際等の人の入浴中の安全性を確保
する風呂給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の風呂給湯装置は、浴槽の水
位を自動的に設定することを主眼に構成されているもの
が一般的であった。
【0003】従来の風呂給湯装置は図10に示されてい
る様に1は風呂給湯装置で、給水された水は水量センサ
2を介して熱交換器3で加熱され、水量制御弁4を介し
て、一端14は台所等の給湯栓15に導かれる。他端7
は給湯弁5と逆止弁6を介して2方弁10に導かれる。
風呂への湯はり時はフローSW9を介して風呂熱交換器
8を通り、往き管16を介して浴槽17へ導かれる。設
定水位になったかどうかは、戻り管13に設けられた水
位センサ12により検出される。さらに追い炊き運転の
時、2方弁10は開となり、風呂熱交換器8によって加
熱され、循環運転の時は循環ポンプ11によって循環さ
れる。設定温度と設定水位が風呂リモコンによって可変
される様になっている。
【0004】一方近年、浴室全体をユニットとして売り
出すことが考えられるようになると、従来の自動風呂の
概念を超えた安全性が要求される様になってきた。例え
ば、人が浴室で倒れていないかどうかを検出して、浴室
ユニット内における入浴者の安全性を向上させることが
その一つである。
【0005】上記の従来例としては、図11に示される
構成が一般的である。さらにその詳細を図面と共に説明
する。19はバスユニットであり、このユニット19内
に浴槽21が設けられている。一方浴室上方には、CC
D又は赤外線からなる浴室監視装置20が有り、浴室内
での人の状況を監視し、人が動かなくなった時にはリモ
コンで警報を出し、これによって入浴者の安全性を確保
しようとする商品が実用化されつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、人が浴室内で動かなくなったことを検出
し、リモコン等で異常を知らせることはできるものの、
例えば浴槽内の風呂アダプター部に髪の毛を吸引された
場合には事故につながるような可能性を有していた。特
に、循環ポンプの能力が大きい気泡風呂機能を有する場
合には、その危険度は増大するのでその解決策が臨まれ
ていた。
【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、浴槽内の安全性を一層向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明の風呂給湯装置は、浴槽と、浴槽水を循環させる
循環ポンプと、前記浴槽に設けられた浴槽水の出入り口
となる風呂アダプター部と、前記浴槽の水位を検出する
と共に浴槽水を循環させた時の負圧を検出出来る水位セ
ンサとを備え、前記水位センサによって検出される所定
の負圧状態があらかじめ定められた所定時間経過した場
合には、前記循環ポンプの運転を停止させるものであ
る。
【0009】上記発明によれば、風呂アダプター部の戻
り管が閉塞され所定の負圧状態が所定時間以上経過した
場合に、浴槽水の循環運転を停止させ、すなわち循環ポ
ンプを停止させることにより、例えば人の髪毛が万一吸
引された場合でも解放されるので負圧状態の戻り管の方
でに入浴中の安全性を一層高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、水位セ
ンサによって検出される所定の負圧状態が所定時間経過
した場合には、前記循環ポンプの運転を停止させるよう
にしたことにより、風呂アダプター部の戻り管に髪の毛
が吸引され詰ったような場合には、循環ポンプの運転を
停止させるようにしたので、人が髪の毛を引き抜けずに
事故につながるようなことを防止することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の水位センサにより、浴槽水を循環させた時に負圧を検
出すると共に、浴槽水の循環を停止させた時に浴槽水位
を検出するようにしたものであり、これによって循環ポ
ンプを運転時に発生する異常状態を検出できるとともに
浴槽の水位を検出することを、1個の水位センサで検出
できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、所定の負圧を検
出してから計時される所定時間を可変させることによ
り、風呂アダプター部の戻り管が詰ったことにより発生
する負圧を検出してから計時される所定時間を、循環ポ
ンプの能力に合わせて任意に可変できるようにしたの
で、大能力の気泡用循環ポンプ等の場合には所定時間を
より短くして、異常状態が発生した時の状態を的確に判
断し、危険度の高い状況下での安全性をより高めること
ができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、所定の負圧を所
定時間経過した場合には、循環ポンプの能力を強運転か
ら弱運転にすることにより、例えば髪の毛が吸引され詰
ったとしても、循環ポンプによる吸引力を弱くして、髪
の毛を引き抜け易くしたものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、循環ポンプの運
転を停止させた後、排水栓を開けて浴槽水位を低下させ
ることにより、浴槽内での例えば人の窒息死等の事故が
発生しないようにしたものである。
【0015】請求項6に記載の発明は、循環ポンプの運
転を停止した後、循環ポンプによって浴槽水を洗濯機へ
供給することにより浴槽水位を低下させ、浴槽内での例
えば溺死などの事故が発生しない様にしたものである。
また浴槽の下に排水栓を取り付ける工事が不要となり省
施工ともなる。
【0016】請求項7に記載の発明は、水位センサは、
人が浴槽に入ったこと及び、浴槽から上がったことを検
出出来る機能を有し、前記水位センサによって人が浴槽
に入ったことを検出してから浴槽水を保温する保温時間
が終了するまでの循環ポンプの循環運転時に、前記水位
センサによって検出する所定の負圧状態が所定時間継続
した場合には、浴槽水の循環を停止することにより、入
浴時の安全性をより高めることができる。即ち、浴槽に
人が入ってからの安全性を、高めたものである。
【0017】請求項8に記載の発明は、水位センサは人
が浴槽に入ったことを検出した後、所定の負圧状態が所
定時間継続した後、所定の判定時間経過しても人が浴槽
から上がったことを検出できなかった時には、異常であ
ることを報知することにより、家人に救助の連絡ができ
る。
【0018】請求項9に記載の発明は、浴槽水位を低下
させた後に、浴槽から上がったことを検出した場合には
浴槽水の水位を元の水位に戻すようにしたことにより、
いちいち水位設定を人に頼らなくて良い。
【0019】請求項10に記載の発明は、浴槽水位を元
に戻す強制リセット手段を有することにより、異常時に
水位設定を手動で回復させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図9
を参照しながらを説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の風呂給湯装置
に用いた一実施例である。従来の技術で説明した図10
と同じ構成要素の部分は説明を省略する。浴槽17の下
には浴槽水位を低下させる手段としての排水栓23が設
けられている。2方弁10を開として、循環ポンプ11
が運転されると浴槽水は循環を開始し、戻り管13に設
けられた水位センサ12は循環ポンプ11の吸込み側に
あるので、水位センサ12には負圧が印加される。風呂
アダプター部30が閉塞されるような状態、例えば、誤
って髪の毛が吸込まれたりして、風呂アダプター部30
の特に戻り管13が塞がれる状態になると、水位センサ
12にかかる負圧はより大きくなる。そして所定の負圧
が所定時間継続すると、異常として循環ポンプ11の運
転を停止させるようにしたものである。
【0022】循環ポンプが強運転および弱運転の機能を
有する時には、所定の負圧状態が所定時間継続すると、
循環ポンプの運転を強運転から弱運転にすることによ
り、例えば吸引された髪の毛の場合であれば、これを引
き抜きやすくすることができる。
【0023】風呂アダプター部で往き管にエジェクター
効果によって気泡を混合させると、気泡風呂にすること
ができる。気泡風呂にするには、循環ポンプの能力は大
きくする必要がある。
【0024】ここで、所定の負圧状態(−5mH2O)が、
10秒間継続した時に負圧の異常を検出させ循環ポンプ
の運転を停止させるものである。循環ポンプを停止させ
ることにより、例えば吸引された髪の毛を引き抜くこと
ができる。
【0025】(実施例2)図2は本発明の風呂給湯装置
の洗濯機への排水モード説明図である。図において浴槽
の水位を低下させる時には、2方弁10を閉じて循環ポ
ンプ11を運転させ、3方弁25を洗濯機28に連絡さ
せて浴槽17の水を排水し、浴槽の水位を低下させるこ
とができる。浴槽の下に排水栓23を設けなくても浴槽
水位を低下させられるので、省施工になる。
【0026】風呂リモコン18の水位設定スイッチ29
を操作すると浴槽17の設定を可変することができる。
例えば風呂戻り管13の位置より上方40cmで、40cm
間を例えば10段階で水位設定出来る。1段階毎の水位
は4cmあるが、この設定は任意に調整することができ
る。
【0027】(実施例3)図3は水位設定と負圧検出説
明図である。図において水位設定は、例えば+7mから
−3mまで水位を検出できるシステムを例に説明する。
+7mとは、風呂給湯装置1の上方+7mのところに浴槽
17が設置されている場合のことであり、−3mとは、
風呂給湯装置1の下方−3mのところに浴槽17が設置
されていことを示す。この範囲において例えば1ビット
=2.5mmH2Oでの水位制御をしている。
【0028】2方弁10を開として、循環ポンプ11が
運転されると浴槽水は循環を開始し、戻り管13に設け
られた水位センサ12は循環ポンプ11の吸込み側にあ
るので、水位センサ12には負圧が印加される。一方、
風呂アダプター部30が閉塞されていない時には、水位
センサ12には例えば−2mH2Oの負圧がかかっていると
する。このとき、風呂アダプター部 に入浴者の髪の毛
が吸引されたとすると、水位センサ12には大きな負圧
例えば−7mH2Oの負圧が印加される。ここで、−5mH2O
の負圧を10秒間継続した時、循環ポンプの運転を停止
させるようにしたものである。
【0029】風呂アダプター部の戻り管が詰ったことに
より発生する負圧を検出してから計時される所定時間
を、循環ポンプの能力に合わせて任意に可変させること
により、大能力の気泡用循環ポンプ等の場合には所定時
間を10秒から短くし、例えば6,4秒として危険度の
高い状況下での安全性をより高めることができる。
【0030】(実施例4)図4は水位設定と負圧検出フ
ロー図である。図において、循環ポンプが運転されてい
る時には負圧検出を行い、循環ポンプが運転されていな
い時には浴槽の水位検出を行うものである。負圧の異常
を検出すると共に、浴槽の水位検出も1個の水位センサ
で検出できる。
【0031】(実施例5)図5は人が浴槽に入る時の入
浴検出説明図である。沸きあがり後の水位を示す水位セ
ンサ出力をV1とする。この時人が入浴すると水位セン
サの出力はV2に急激に上昇する。この急激な出力上昇
を検出して、人の入浴検出をすることが出来る。
【0032】沸き上がり後の水位をV1とすると、人が
入浴した後の水位V2で示される。たとえば縦60cm、
横70cm、深さ60cmの浴槽に設定水位V1で沸き上が
っている所へ体重約65kgの人が入浴すると、急激に水
位は上昇し約18cm水位が上昇する。即ちV2−V1=
約18cmとなることを示している。即ち、人が入浴する
と水位センサ出力がV1→V2へ上昇することを示して
いる。次に人が入浴する場合についてさらに詳細に述べ
る。たとえば、1.6秒毎にマイコンで水位センサの出
力を読み取るものとし、1ビット=2.5mmH2Oの水位
センサ出力と仮定する。ここで人が入浴すると18cmは
72ビットに相当する。今、4回データを読み取ったと
すると、1.6秒×4=6.4秒かかることになる。即
ち、急激な水位変化を判定する判定時間を6.4秒とし
た時に、たとえば水位上昇が36ビット=9cm以上上昇
した時を人の入浴とすれば、水位検出は2倍の安全率誤
動作を少なくして検出できる。一方、人が入浴する時に
は、水面が乱れるので読み取りデータをそのまま、水位
センサの出力として比較すると、水面の乱れがそのまま
水位の乱れとなるので、たとえば、データとしては移動
平均に置き換えたもので比較するほうが、安定して比較
が可能となる。たとえば、1.6秒ごとにデータを読み
取るが、4回目のデータは3回分の値に今回の4回目の
データを加えて、4で割ったものを今回の移動平均の水
位出力として比較するものである。
【0033】(実施例6)図6はお湯張り中に人が浴槽
に入る時の入浴検出説明図である。湯張り中の水位セン
サ出力をV3と仮定する。この時人が入浴すると水位セ
ンサの出力はV4に急激に上昇する。この急激な出力上
昇を検出して、お湯張り中でも人の入浴を検出すること
が出来る。湯張り中または浴槽水位が低下した時に設定
水位まで補水する補水中の水位上昇は前記浴槽を例にと
って浴槽への注湯量を18L/分とすると、1分当りの
水位上昇は約4cmである。この状態で人が浴槽へ入ると
前記の急激な水位上昇が発生する。この急激な水位上昇
を検出してお湯張り中に人が浴槽へ入ることを検出でき
る。
【0034】このことは言いかえれば浴槽水位低下中に
人が浴槽から上がれば、同じように急激な水位降下を検
出して、排水中でも人が浴槽から上がることを検出する
ことができる。
【0035】(実施例7)図7は人が浴槽から上がる時
の検出説明図である。人が入浴した後の水位を示す水位
センサ出力をV5とする。この時人が浴槽からあがると
水位センサの出力は急激にV6に低下する。この急激な
出力低下を検出して、浴槽からの人が上がったことを検
出できる。
【0036】(実施例8)図8は負圧検出制御ブロック
図である。戻り管に設けられた水位センサ12によっ
て、循環ポンプ運転中の負圧を検出できる。所定の負圧
例えば−6mH2Oを所定時間例えば10秒間継続した
時、異常として循環ポンプの運転を停止する。
【0037】(実施例9)図9は異常発生時の制御ブロ
ック図である。異常を検出すると警報及び音声報知す
る。異常検出後 循環ポンプ11の運転を停止させる所
定時間として、例えば10分間循環ポンプの運転を停止
している間に、例えば髪の毛を吸引された人は髪を引き
抜くことができる。その後、浴槽水を洗濯機へ供給する
ように循環ポンプを運転し、浴槽水位を1ステップ(例
えば4cm)低下させる様に浴槽水を排水させる。その後
所定時間例えば5分間経過しても人が浴槽から上がった
ことを検出できない時には、異常であることを報知させ
る。このことにより、異常状態を家人に知らせることが
できる。異常を報知させた後に、さらに1ステップ水位
(例えば4cm)を低下させるものである。上記の水位低
下を繰り返すたびに、人が呼吸困難な状況になりにくい
様にさせるものである。1ステップとして4cm水位低下
をさせたが、1ステップを更に大きく8cmとか12cmま
たは16cm更には20cmとか24cmにして異常時の安全
性を高めることもできる。
【0038】浴槽水を洗濯機へ供給をすると風呂アダプ
ター部まで40cmの水位分を排水させることもできる
し、浴槽底面の排水栓から排水する時には浴槽底面まで
排水することもできる。一方、浴槽水位を低下させた後
に、浴槽から人が上がったことを水位センサで検出した
時には、浴槽の水位を元の水位に戻すようにしたもので
ある。このことにより、安全が確認された時に、いちい
ち人手で水位を戻さなくても自動的に水位を元にもどす
ことができる。異常状態を発見し救助をした後等には、
リセット手段36を介してリセットすると正常の設定水
位に戻る。また、リセット手段としては、リモコンに設
けたリセットSW36を押すことも1手段である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
風呂給湯装置によれば次の効果が得られる。
【0040】風呂アダプター部の戻り管に例えば髪の毛
等が吸引され詰ったことを水位センサで検出し、循環ポ
ンプの運転を停止させるようにしたので、容易に人が髪
の毛を引き抜くことができる。
【0041】また、浴槽水を循環させた時に負圧を検出
するとともに、浴槽水の循環を停止させた時に浴槽水位
を検出検出させることが、1個の水位センサでできる。
【0042】また、風呂アダプター部の戻り管が詰った
ことによる負圧を検出してから計時される所定時間を、
循環ポンプの能力に合わせて任意に可変できるようにし
たので、大能力の循環ポンプには所定時間を短くして異
常状態を的確に判断し、より安全性をより高めることが
できる。
【0043】また、異常を検出した時は、循環ポンプの
能力を強運転から弱運転にして、髪の毛を引き抜きやす
くしたものである。
【0044】また、異常が発生した時、所定時間循環ポ
ンプの運転を停止し、その後浴槽の底に設けられた排水
栓を開けて浴槽水位を低下させ、浴槽内で人が窒息しな
いようにできる。
【0045】また、浴槽水位を低下させる手段として、
浴槽水を洗濯機へ供給させるようにしたので、浴槽の下
に排水栓を設ける工事が不要になる。
【0046】また、人が浴槽に入ってから浴槽水を保温
する保温時間が終了するまで負圧の異常を検出できよう
にしたので、入浴時の安全性をより高めることができ
る。
【0047】また、負圧異常を検出してから所定時間経
過しても、人が浴槽から上がったことを検出できなかっ
た時、順次浴槽水位を低下させ、異常を報知させるので
家人に救助の連絡ができる。
【0048】また、異常が発生してから人が浴槽から上
がったことを検出した時、水位設定を元に戻すようにし
たのでいちいち水位設定を人に頼らなくて良い。
【0049】そしてまた、強制的に水位設定を元に戻す
強制リセット手段を有するので、異常時に水位設定を手
動で回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における風呂給湯装置の構成
【図2】本発明の実施例2の風呂給湯装置における洗濯
機への排水モードを説明する構成図
【図3】本発明の装置における実施例3の風呂給湯の水
位設定と負圧検出の関係を説明する特性図
【図4】本発明の実施例4の風呂給湯装置における水位
設定と負圧検出を説明するフローチャート
【図5】本発明の実施例5の風呂給湯装置における人が
浴槽へはいる時の入浴検出を説明しり特性図
【図6】本発明の実施例6の風呂給湯における湯張り中
に人が浴槽へ入る時の入浴検出を説明する特性図
【図7】本発明の実施例8の風呂給湯装置における人が
浴槽から上がる時の検出を説明する特性図
【図8】本発明の実施例8の風呂給湯装置における負圧
検出制御を説明するフローチャート
【図9】本発明の実施例9の風呂給湯装置における異常
発生時の制御手順を説明するフローチャート
【図10】従来の風呂給湯装置の構成図
【図11】同装置の浴室の異常検出システムを説明した
【符号の説明】
1 風呂給湯装置 11 循環ポンプ 12 水位センサ 17 浴槽 23 排水栓(浴槽水位の低下手段) 28 洗濯機 30 風呂アダプター部 31 人が浴槽に入ったことを検出 32 所定の負圧状態 33 所定の負圧を検出してから計時される所定時間 34 循環ポンプの運転を停止させる所定時間 35 所定時間内に浴槽からの上がり検出 36 強制リセット手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 昌純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L024 CC17 CC24 DD01 DD14 DD15 DD27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、浴槽水を循環させる循環ポンプ
    と、前記浴槽に設けられ浴槽水の出入り口となる風呂ア
    ダプター部と、前記浴槽の水位を検出すると共に浴槽水
    を循環させた時の負圧を検出できる水位センサとを備
    え、前記水位センサによって検出される所定の負圧状態
    があらかじめ定められた所定時間経過した場合には、前
    記循環ポンプの運転を停止させる風呂給湯装置。
  2. 【請求項2】 浴槽水を循環させた時に負圧を検出する
    と共に、浴槽水の循環を停止させたときに浴槽水位を検
    出する請求項1記載の風呂給湯装置。
  3. 【請求項3】 所定の負圧を検出してから計時される所
    定時間を可変できる請求項1記載の風呂給湯装置。
  4. 【請求項4】 所定の負圧を検出してから計時される所
    定時間を経過した場合には、循環ポンプの能力を強運転
    から弱運転に切換える請求項1記載の風呂給湯装置。
  5. 【請求項5】 循環ポンプの運転を停止させた後、浴槽
    水位を低下させる請求項1記載の風呂給湯装置。
  6. 【請求項6】 循環ポンプの運転を所定時間停止させた
    後、前記循環ポンプによって浴槽水を洗濯機へ供給する
    請求項1記載の風呂給湯装置。
  7. 【請求項7】 水位センサは人が浴槽に入ったこと及び
    浴槽から上がったことを検出できる機能を有し、前記水
    位センサによって人が浴槽に入ったことを検出してから
    浴槽水を保温して保温時間が終了するまでの循環ポンプ
    の循環運転時に、前記水位センサによって検出する所定
    の負圧状態が所定時間継続した場合には、浴槽水の循環
    を停止する請求項1記載の風呂給湯装置。
  8. 【請求項8】 人が浴槽に入ったことを検出した後、所
    定の負圧状態が所定時間継続した後に所定時間経過して
    も人が浴槽から上がることを検出できなかった時には、
    異常であることを報知する請求項7記載の風呂給湯装
    置。
  9. 【請求項9】 浴槽水位を低下させた後に、浴槽から人
    が上がったことを検出した場合には 浴槽水の水位を元
    の水位に戻すようにした請求項7記載の風呂給湯装置。
  10. 【請求項10】 水位を元の値に戻す強制リセット手段
    を設けた請求項7又は9記載の風呂給湯装置。
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