JP7482748B2 - 浴室システム - Google Patents
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Description
生体情報センサとしては、人感センサ、心拍数センサ、血圧センサ、心電図センサが例示されている。つまり、人感センサで検出された浴槽の入浴者の位置情報に基づき、入浴者の動きが一定時間以上無いことが検出されたときに、入浴者が異常状態となり得る入浴状態と判定する。心拍数センサによって検出された入浴者の心拍数が、所定の心拍数以上となるときに、入浴者が異常状態となり得る入浴状態と判定する。血圧センサによって検出された入浴者の血圧が、所定の血圧以上となるときに、入浴者が異常状態となり得る入浴状態と判定する。心電図センサによって検出された入浴者の心電図から読み取れる情報が、ある一定の条件を満たした場合に、入浴者が異常状態となり得る所定の入浴状態と判定する、ことが記載されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記運転制御部が、前記水位検出部にて検出される前記水位の上昇に基づいて前記浴槽内に入浴者が入浴した入浴状態であることを判別すると、その判別時点及びその判別時点から設定経過時間が経過する毎の時点において、前記浴槽水循環ポンプを作動させて前記温度センサの検出温度を取得する温度検出処理、及び、当該温度検出処理により取得した前記検出温度の前記設定経過時間が経過する間での温度低下量が設定低下条件を満たすと前記報知部を作動させる温度低下量監視式報知処理を実行する点にある。
ちなみに、蓄熱性が低い高齢者と蓄熱性が高い若齢者と較べると、高齢者の方が若齢者よりも吸熱が遅い傾向となるため、高齢者が若齢者よりも遅れて吸熱減少状態に移行することになる。
つまり、吸熱減少状態は、高齢者、若齢者(子供を含む)にとって、異常状態に至る前の入浴を停止すべき入浴停止状態に相当することになる。
したがって、設定低下条件を、吸熱減少状態を判定できる条件に定めることにより、入浴者が異常状態に至る可能性が高い入浴停止状態を判定して、浴槽内の入浴者に対して注意を促すべく報知部を作動させることができるのである。
したがって、浴槽に対して設置される機器類を有効利用した簡素な構成にて、入浴者が異常状態に至る前の入浴停止状態を判定して、浴槽内の入浴者に対して注意を促すことができるのである。
前記運転制御部が、前記水位検出部にて検出される前記水位の上昇に基づいて前記浴槽内に入浴者が入浴した入浴状態であることを判別すると、その判別時点及びその判別時点から設定経過時間が経過する毎の時点において、前記浴槽水循環ポンプを作動させて前記温度センサの検出温度を取得する温度検出処理、及び、当該温度検出処理により取得した前記検出温度の前記設定経過時間が経過する間での温度低下量が設定低下条件を満たすと前記報知部を作動させる温度低下量監視式報知処理を実行し、
前記運転制御部が、前記入浴状態であることを判別したときの前記水位の上昇量と、前記入浴状態であることを判別した直後から設定判別時間が経過する迄における前記温度検出処理にて取得した前記検出温度の低下速度とに基づいて、前記入浴者を複数の分類に区別し、前記入浴状態が継続する入浴継続時間が、前記複数の分類の夫々について予め設定した許容入浴時間を経過すると、前記報知部を作動させる入浴時間監視式報知処理を実行する点にある。
しかしながら、入浴者が温度低下量監視式報知処理における報知部の作動に拘わらず入浴を継続した場合や、温度低下量監視式報知処理において、何らかの条件により、設定経過時間が経過する間での温度低下量が設定低下条件を満たすことがないため、報知部が作動されないことにより、入浴者が入浴を継続する場合等、入浴者の入浴が不必要に長く継続される虞がある。
そして、入浴状態が継続する入浴継続時間が、複数の各分類の夫々について予め設定した許容入浴時間が経過すると、報知部を作動させて、入浴者に注意を促すことになるものであるから、複数の分類の夫々に属する入浴者が複数の分類の夫々に応じて定めた許容入浴時間を超えて入浴することを適切に回避できることになる。
従って、入浴状態であることを判別したときに水位検出部にて検出した水位の上昇量に基づいて、例えば、入浴者が子供一人、入浴者が大人(一人)、入浴者が大人と子供、あるいは、子供二人という形態で、入浴者を判定できることになる。
従って、水位検出部にて検出した水位の上昇量に基づいて、入浴者が大人(一人)であると判定したときに、検出温度の低下速度に基づいて、高齢者であるか、若齢者であるかを判定できる。同様に、水位検出部にて検出した水位の上昇量に基づいて、入浴者が大人と子供、あるいは、子供二人と判定したときに、高齢者と子供であるか、若齢者と子供であるか、子供二人であるかを判定できる。
また、入浴状態を継続できる許容入浴時間は、高齢者や子供に較べて、若齢者を長くできるから、区別した複数の分類に応じて許容入浴時間を定めることができる。
そして、入浴状態が継続する入浴継続時間が、複数の各分類の夫々について予め設定した許容入浴時間が経過すると、報知部を作動させて、入浴者に注意を促すことができるのである。
本発明の浴室システムの更なる特徴構成は、前記運転制御部は、前記温度低下量監視式報知処理において、前記入浴者に吸熱される前記浴槽内の湯水の熱量に相当し且つ当該熱量が減少するほど減少する値である前記温度低下量が前記設定低下条件を満たすと、前記入浴者が吸熱減少状態に移行したものとして前記報知部を作動させる点にある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(風呂給湯装置の全体構成)
図1に示すように、風呂給湯装置(浴室システムの一例)は、給湯栓Dに湯水を供給する一般給湯機能、浴槽Yに湯水を供給する湯張機能、及び、浴槽Yに貯留されている浴槽水を追焚きする追焚機能を有する給湯器Aを備えている。
給湯器Aは、ケーシングCAの内側に設けた缶体1の内部に、供給される燃料ガスを燃焼させる燃焼バーナ2と、この燃焼バーナ2の燃焼により湯水を加熱するフィンチューブ型の熱交換器として、給湯熱交換器N1と追焚熱交換器N2(浴槽水加熱部の一例)とを備え、缶体1の下部に、燃焼バーナ2に燃焼用空気を通風するためのモータ駆動型の送風ファン4を備えている。
燃焼バーナ2への燃料ガス供給路Gには、元ガス電磁弁25、燃料ガス供給量を変更調節するガス比例弁26が設けられている。
追焚熱交換器N2は、給湯器Aに設けた入路配管Liから供給される浴槽Yからの浴槽水を加熱して、給湯器Aに設けた出路配管Loに流出させるように構成されている。
給湯熱交換器N1の給湯側吸熱管路12及び追焚熱交換器N2の追焚側吸熱管路13には、伝熱フィン14が共用される状態で装着され、これら二つの給湯熱交換器N1及び追焚熱交換器N2が、燃焼バーナ2の燃焼ガス流路Sに流路長手方向に並べて設けられている。
つまり、入路配管Li及び出路配管Loと追焚熱交換器N2の追焚側吸熱管路13とが、浴槽水循環回路Bにおける器内循環路部分として構成され、風呂戻り配管9と風呂往き配管10とが、浴槽水循環回路Bにおける器外循環路部分として構成されている。
出湯路8におけるミキシングバルブ16よりも上流側箇所には、給湯熱交換器N1から出湯される湯水温度を検出する出口湯温サーミスタ21が備えられている。
出湯路8におけるミキシングバルブ16よりも下流側箇所には、ミキシングバルブ16で混合された後の湯水の温度を検出する給湯温サーミスタ22、給湯量が燃焼バーナ2による加熱能力を越えるような場合に給湯量を抑制する水比例バルブ23、浴槽Yへの給湯中に給湯栓Dが開操作されたことを検出するために、給湯栓Dへの通水量が設定量以上であるか否かを検出する割込センサ24が、湯水流れ方向に沿って順次並ぶ状態で備えられている。
出路配管Loには、追焚熱交換器N2にて加熱された後の出路配管Lo内の湯水の温度を出路側検出温度として検出する出路側湯温サーミスタ34が備えられている。
また、逆流防止用ホッパ37の内部の残湯を排出する排出管路42が、入路配管Liにおける浴槽水循環ポンプ28よりも上流側箇所に接続され、この排出管路42には、排水電磁弁39が備えられている。ちなみに、本実施形態では、逆流防止用ホッパ37は、周知であるので、詳細な説明は省略する。
また、水位検出センサEの検出情報は、湯張運転を実行した後において、入浴者が浴槽Y内に入浴した入浴状態や入浴者の体積を判別する情報として利用されることになり、その詳細は後述する。
給湯器Aには、運転を指令する運転スイッチR1や湯張りスイッチR2等を備えたリモコンRと、このリモコンRから入力される指令情報に基づいて給湯器Aの各部の作動を制御する運転制御部Hとが備えられている。
リモコンRは、台所等の浴室外や、浴室内に備えられることになるが、図1においては、浴室内に備えられるリモコンRを例示する。
さらに、リモコンRは、音声により、湯張り終了情報や、浴槽Y内の入浴者に対して注意を促す注意情報などを報知する報知部Jが備えられている。
そして、運転制御部Hは、運転スイッチR1が入り操作された状態において、給湯栓Dが開かれて給水路7を通して湯水が流動することが水量センサ20にて検出されると、一般給湯運転制御を実行することになる。この一般給湯運転制御では、燃焼バーナ2を燃焼させ、そして、給湯温サーミスタ22にて検出される温度が一般給湯用目標温度になるように、燃焼バーナ2の燃焼量やミキシングバルブ16の混合比率を調整する制御を実行するが、その詳細は周知であるので、本実施形態では、燃焼バーナ2の燃焼量の調整制御やミキシングバルブ16の混合比率の調整制御についての詳細な説明は省略する。
ちなみに、湯張運転制御は、給湯栓Dが開かれていないときに実行され、割込センサ24にて給湯栓Dが開かれていることが検出されると停止される。
この湯張運転制御では、一般給湯運転制御と同様に、給湯温サーミスタ22にて検出される温度が目標湯張温度になるように、燃焼バーナ2の燃焼量やミキシングバルブ16の混合比率を調整する制御を実行することになるが、その詳細は周知であるので、本実施形態では、燃焼バーナ2の燃焼量の調整制御やミキシングバルブ16の混合比率の調整制御についての詳細な説明は省略する。
尚、追焚運転制御においては、浴槽水循環ポンプ28を作動させたときに、水流スイッチ29にて設定量以上の通水が検出されたときに、燃焼バーナ2の燃焼を開始し、そして、出路側湯温サーミスタ34にて検出される出路側検出温度が追焚用温度(例えば、60℃)になるように、燃焼バーナ2の燃焼量が制御されることになる。
運転制御部Hが、湯張りスイッチR2が入り操作されて、湯張運転制御及び追焚運転制御を実行した後において、湯張りスイッチR2が切り操作されると、その後、設定監視時間(例えば、4時間)が経過する間は、入浴監視処理を行うように構成されている。
つまり、使用者は、浴室に入るときには、湯張りスイッチR2を切り操作して、追焚運転制御を停止させることになる。
また、運転制御部Hが、当該温度検出処理により取得した検出温度の設定経過時間が経過する間での温度低下量Wが設定低下条件を満たすと報知部Jを作動させる温度低下量監視式報知処理を実行するように構成されている。
図2に例示する如く、設定経過時間K毎に検出される検出温度は、判別時点の直後からしばらくの間は大きく低下し、次に、緩やかに低下し、その後、ほとんど低下しない形態で、変化することになる。
つまり、温度低下量Wが、判別時点の直後からしばらくの間は大きくなり、次に、緩やかに少なくなり、その後、ほとんど変化しない形態で、変化することになる。
従って、温度検出処理においては、浴槽水循環ポンプ28を作動させてから設定時間が経過したときに入路側湯温サーミスタ30にて検出される温度、又は、浴槽水循環ポンプ28を作動させた後において、入路側湯温サーミスタ30にて検出される温度が設定温度以上上昇した時点の温度を、浴槽水に対応する検出温度とするように構成されている。
ちなみに、設定温度低下量は、温度検出処理により取得した検出温度の設定経過時間が経過する間での温度低下量Wが、入浴者に吸熱される浴槽内の湯水の熱量が大きく減少する吸熱減少状態であることを判別する値に設定されることになる。
例えば、図2において、検出温度が緩やかに低下する状態からほとんど低下しない状態に変化する時点を判別する値に、設定温度低下量が設定されることになる。
この場合、設定低下量以下になる条件が、温度低下速度については、温度低下速度に対応して定めた値以下となる条件に定められ、温度低下具合(傾き)については、例えば、その温度低下具合(負の傾き)の絶対値に対応して定めた値以下となる条件に定められることになる。
つまり、浴槽Y内の入浴者に対して、異常状態の発生を回避するために、浴槽Yから出ることを促す情報が報知されることになる。
入浴時間監視式報知処理の報知部Jの報知内容は、上述の温度低下量監視式報知処理の報知部Jの報知内容と同じでもよいが、例えば、「急いで浴槽Yから出てください」等、浴槽Y内の入浴者に対して強めの注意を促す情報を報知させるようにしてもよい。
上述した入浴状態であることを判別したときに水位検出センサEにて検出する水位の上昇量は、入浴者の体積に対応する値である。
大人の体積V2は子供の体積V1より大きいため、水位の上昇量は、大人と子供とを比較したときに、大人の方が大きくなる。
大人と子供との二人や子供二人の体積V3は、大人の体積V2より大きいため、水位の上昇量は、大人と子供との二人や子供二人と、大人(一人)とを比較したときに、大人と子供との二人や子供二人の方が大きくなる。
また、子供二人の速度V3c、若齢者と子供との二人の速度V3cy、高齢者と子供との二人速度V3coの順に、速くなる。
図3には、入浴者の分類に相当する入浴者パターンと、入浴者の体積(水位上昇量)及び低下速度との関係を示す表を例示する。
そして、本実施形態においては、運転制御部Hが、上述した判別時点において温度検出処理にて取得した検出温度(浴槽Yの湯水の温度)に基づいて、当該検出温度が高くなるほど許容入浴時間を短くなる状態に定めるように構成されている。
つまり、浴槽Yの湯水の温度(湯温)が高いほど、許容入浴時間を短くして、入浴者が異常状態を発生することを、適切に回避できるように構成されている。
尚、図4においては、湯温(浴槽Yの湯水の温度)の一例として、38℃と42℃とを例示するが、具体的には、例えば、37℃~45℃の間の各温度における許容入浴時間が、入浴者パターンの夫々について定められることになる。
尚、高齢者については、湯温(浴槽Yの湯水の温度)が45℃の場合には、許容入浴時間を1分程度に設定して、高齢者が高温の湯水の浴槽Yに入浴することにより異常状態を発生することを的確に回避できるようにすることが好ましい。
先ず、水位検出センサEにて検出される水位の情報に基づいて、浴槽Y内に入浴者が入浴した入浴状態であるか否かを判別し(#1)、入浴状態でない場合には、入浴状態になるまで待機する。
次に、入浴状態が継続する入浴継続時間の計測を開始し(#3)、続いて、入浴状態を判別した時点の直後である最初の温度検出処理を実行する(#4)。
そして、#2で検知した体積、及び、最初の温度検出処理の検出温度と2回目の温度検出処理の検出温度との差を設定経過時間にて除して求める低下速度にて、入浴者の分類(分類パターン)を設定し、かつ、最初の温度検出処理の検出温度に基づいて、許容入浴時間を設定する(#7)。
#8にて入浴状態であると判別したときには、次に、入浴継続時間が許容入浴時間未満であるか否かを判別し(#9)、入浴継続時間が許容入浴時間未満のときには、続いて、設定経過時間が経過したか否かを判別する(#10)。
#12の処理にて、温度低下量Wが設定低下量以下であると判別したときは、報知部Jを作動させる温度低下量用の報知処理を実行する(#13)。
#15の処理にて、入浴状態でないと判別したときには、浴槽Yへの入浴が終了した状態であるとして、全ての情報をクリアして、#1の処理に移行することになる。
#14の処理にて、入浴継続時間が許容入浴時間以上であると判別したときには、報知部Jを作動させる許容入浴時間用の報知処理を実行し(#16)、その後、#1の処理に移行することになる。
また、#9の処理にて、入浴継続時間が許容入浴時間以上であると判別したときには、報知部Jを作動させる許容入浴時間用の報知処理を実行し(#16)、その後、#1の処理に移行することになる。
つまり、例えば、「急いで浴槽Yから出てください」等、浴槽Y内の入浴者に対して強めの注意を促す情報を報知することを、入浴者が浴槽Yから出るまで継続させるようにする形態で実施してもよい。
次にその他の別実施形態を説明する。
(1)上記実施形態においては、給湯熱交換器N1と追焚熱交換器N2(浴槽水加熱部の一例)とが、単一の燃焼バーナ2にて加熱される形態を例示したが、給湯熱交換器N1と追焚熱交換器N2(浴槽水加熱部の一例)との夫々に対して、各別の燃焼バーナを備える形態で実施してもよい。
30 温度検出部
B 浴槽水循環回路
E 水位検出部
H 運転制御部
J 報知部
Y 浴槽
Claims (6)
- 浴槽内の浴槽水が循環される浴槽水循環回路と、当該浴槽水循環回路を通して浴槽水を循環させる浴槽水循環ポンプと、前記浴槽水循環回路内を流れる浴槽水の温度を検出する温度センサと、前記浴槽の水位を検出する水位検出部と、前記浴槽内の入浴者に対して注意を促す報知部と、運転制御部とが設けられ、
前記運転制御部が、前記水位検出部にて検出される前記水位の上昇に基づいて前記浴槽内に入浴者が入浴した入浴状態であることを判別すると、その判別時点及びその判別時点から設定経過時間が経過する毎の時点において、前記浴槽水循環ポンプを作動させて前記温度センサの検出温度を取得する温度検出処理、及び、当該温度検出処理により取得した前記検出温度の前記設定経過時間が経過する間での温度低下量が設定低下条件を満たすと前記報知部を作動させる温度低下量監視式報知処理を実行する浴室システム。 - 前記設定低下条件が、前記温度低下量が設定低下量以下になる条件である請求項1に記載の浴室システム。
- 前記設定低下条件が、前記温度低下量が前記判別時点から前記設定経過時間が経過する間での前記温度低下量に対して設定割合以下になる条件である請求項1に記載の浴室システム。
- 浴槽内の浴槽水が循環される浴槽水循環回路と、当該浴槽水循環回路を通して浴槽水を循環させる浴槽水循環ポンプと、前記浴槽水循環回路内を流れる浴槽水の温度を検出する温度センサと、前記浴槽の水位を検出する水位検出部と、前記浴槽内の入浴者に対して注意を促す報知部と、運転制御部とが設けられ、
前記運転制御部が、前記水位検出部にて検出される前記水位の上昇に基づいて前記浴槽内に入浴者が入浴した入浴状態であることを判別すると、その判別時点及びその判別時点から設定経過時間が経過する毎の時点において、前記浴槽水循環ポンプを作動させて前記温度センサの検出温度を取得する温度検出処理、及び、当該温度検出処理により取得した前記検出温度の前記設定経過時間が経過する間での温度低下量が設定低下条件を満たすと前記報知部を作動させる温度低下量監視式報知処理を実行し、
前記運転制御部が、前記入浴状態であることを判別したときの前記水位の上昇量と、前記入浴状態であることを判別した直後から設定判別時間が経過する迄における前記温度検出処理にて取得した前記検出温度の低下速度とに基づいて、前記入浴者を複数の分類に区別し、前記入浴状態が継続する入浴継続時間が、前記複数の分類の夫々について予め設定した許容入浴時間を経過すると、前記報知部を作動させる入浴時間監視式報知処理を実行する浴室システム。 - 前記運転制御部が、前記判別時点において前記温度検出処理にて取得した前記検出温度に基づいて、当該検出温度が高くなるほど前記許容入浴時間を短くなる状態に定める請求項4に記載の浴室システム。
- 前記運転制御部は、前記温度低下量監視式報知処理において、前記入浴者に吸熱される前記浴槽内の湯水の熱量に相当し且つ当該熱量が減少するほど減少する値である前記温度低下量が前記設定低下条件を満たすと、前記入浴者が吸熱減少状態に移行したものとして前記報知部を作動させる請求項1~5のいずれか1項に記載の浴室システム。
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JP2022067720A (ja) | 2022-05-09 |
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