JPH0782301A - 吸水材の製法 - Google Patents
吸水材の製法Info
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- JPH0782301A JPH0782301A JP5192424A JP19242493A JPH0782301A JP H0782301 A JPH0782301 A JP H0782301A JP 5192424 A JP5192424 A JP 5192424A JP 19242493 A JP19242493 A JP 19242493A JP H0782301 A JPH0782301 A JP H0782301A
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- C08B31/003—Crosslinking of starch
- C08B31/006—Crosslinking of derivatives of starch
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- C08B15/005—Crosslinking of cellulose derivatives
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸水保水性と生分解性に優れた吸水材の製法
を提供する 【構成】 カルボキシアルキルセルロースアルカリ金属
塩と多価カルボン酸を水と親水性有機溶媒の混合溶媒中
で反応させた後溶媒を除去し130℃以上で加熱処理し
てなるカルボキシアルキルセルロースアルカリ金属塩架
橋体を、水と混合して水性ゲルとし、この水性ゲルを親
水性有機溶媒を用いて脱水してから乾燥する。
を提供する 【構成】 カルボキシアルキルセルロースアルカリ金属
塩と多価カルボン酸を水と親水性有機溶媒の混合溶媒中
で反応させた後溶媒を除去し130℃以上で加熱処理し
てなるカルボキシアルキルセルロースアルカリ金属塩架
橋体を、水と混合して水性ゲルとし、この水性ゲルを親
水性有機溶媒を用いて脱水してから乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた吸水力を有し、
著しく生分解性に優れた吸水材の製法に関する。
著しく生分解性に優れた吸水材の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】生分解性を有する吸水材としては、パル
プや紙などのセルロース、デンプン、カルボキシメチル
セルロース塩等が知られている。しかし、これらの吸水
材は、水に対する毛細管現象を利用したり増粘性を利用
するため、外部から圧力がかかると吸水力が低下するも
のであった。
プや紙などのセルロース、デンプン、カルボキシメチル
セルロース塩等が知られている。しかし、これらの吸水
材は、水に対する毛細管現象を利用したり増粘性を利用
するため、外部から圧力がかかると吸水力が低下するも
のであった。
【0003】一方、生分解性を有し且つ吸水力に優れた
材料として、多糖類を利用することが試みられており、
例えば多糖類に親水性モノマーをグラフト重合する方法
(特開昭56−76419号)、多糖類そのものを架橋
する方法(特開昭56−5137号、特開昭60−58
443号)などが知られている。また多糖類としてセル
ロース誘導体を使用し架橋する方法(特開昭49−12
8987号、特開昭50−85689号、特開昭54−
163981号、特公表昭55−500785号、特開
昭56−28755号、特開昭57−137301号、
特開昭58−1701号、特開昭60−94401号、
特開昭61−89364号、特開平4−161431
号、特開平5−49925号、特開平5−123573
号)も数多く検討されている。
材料として、多糖類を利用することが試みられており、
例えば多糖類に親水性モノマーをグラフト重合する方法
(特開昭56−76419号)、多糖類そのものを架橋
する方法(特開昭56−5137号、特開昭60−58
443号)などが知られている。また多糖類としてセル
ロース誘導体を使用し架橋する方法(特開昭49−12
8987号、特開昭50−85689号、特開昭54−
163981号、特公表昭55−500785号、特開
昭56−28755号、特開昭57−137301号、
特開昭58−1701号、特開昭60−94401号、
特開昭61−89364号、特開平4−161431
号、特開平5−49925号、特開平5−123573
号)も数多く検討されている。
【0004】しかし、これらの多糖類やセルロース誘導
体を使用しグラフト或いは架橋処理する従来の方法で
は、出発原料である多糖類やセルロース誘導体よりも生
分解性の劣ったものしか得られず、生分解性を高水準に
維持しよとすれば吸水力の低下は避けられなかった。
体を使用しグラフト或いは架橋処理する従来の方法で
は、出発原料である多糖類やセルロース誘導体よりも生
分解性の劣ったものしか得られず、生分解性を高水準に
維持しよとすれば吸水力の低下は避けられなかった。
【0005】従って、吸水力が多糖類やセルロース誘導
体などの天然物よりも優れ、しかも生分解性が天然物と
同等またはそれ以上である吸水材の出現が嘱望されてい
る。
体などの天然物よりも優れ、しかも生分解性が天然物と
同等またはそれ以上である吸水材の出現が嘱望されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するものである。従って、本発明の目的は、吸水力
に優れ、且つ高度に生分解性を有する吸水材を製造する
方法を提供することにある。
解決するものである。従って、本発明の目的は、吸水力
に優れ、且つ高度に生分解性を有する吸水材を製造する
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決できる新規な吸水材の製法を見出し本発明に到達
した。即ち本発明は、カルボキシアルキルセルロースア
ルカリ金属塩および多価カルボン酸を水および親水性有
機溶媒からなる混合溶媒中で加熱下に反応させて得られ
る反応生成物から該溶媒を除去した後130℃以上で加
熱処理することによりカルボキシアルキルセルロースア
ルカリ金属塩架橋体(I)を調製し、次いで該架橋体
(I)の水性ゲルを得た後、この水性ゲル中の水分を親
水性有機溶媒で置換・脱水してから乾燥することを特徴
とする吸水材の製法に関するものである。
を解決できる新規な吸水材の製法を見出し本発明に到達
した。即ち本発明は、カルボキシアルキルセルロースア
ルカリ金属塩および多価カルボン酸を水および親水性有
機溶媒からなる混合溶媒中で加熱下に反応させて得られ
る反応生成物から該溶媒を除去した後130℃以上で加
熱処理することによりカルボキシアルキルセルロースア
ルカリ金属塩架橋体(I)を調製し、次いで該架橋体
(I)の水性ゲルを得た後、この水性ゲル中の水分を親
水性有機溶媒で置換・脱水してから乾燥することを特徴
とする吸水材の製法に関するものである。
【0008】
【作用】本発明に使用されるカルボキシアルキルセルロ
ースアルカリ金属塩は、リンターパルプや木材パルプな
どのセルロースを含水有機溶媒中でアルカリ金属水酸化
物とエーテル化剤とを反応させて得られるもので、それ
自体公知のものである。中でもエーテル化度0.2〜
1.0の範囲、より好ましくはエーテル化度0.3〜
0.6の範囲にあるカルボキシアルキルセルロースアル
カリ金属塩を用いると良い。このようなカルボキシアル
キルセルロースアルカリ金属塩は、例えば木材パルプを
イソプロピルアルコールと水との混合溶媒中で水酸化ナ
トリウム存在下にモノクロル酢酸を反応させることによ
り得ることができる。
ースアルカリ金属塩は、リンターパルプや木材パルプな
どのセルロースを含水有機溶媒中でアルカリ金属水酸化
物とエーテル化剤とを反応させて得られるもので、それ
自体公知のものである。中でもエーテル化度0.2〜
1.0の範囲、より好ましくはエーテル化度0.3〜
0.6の範囲にあるカルボキシアルキルセルロースアル
カリ金属塩を用いると良い。このようなカルボキシアル
キルセルロースアルカリ金属塩は、例えば木材パルプを
イソプロピルアルコールと水との混合溶媒中で水酸化ナ
トリウム存在下にモノクロル酢酸を反応させることによ
り得ることができる。
【0009】本発明に使用される多価カルボン酸として
は、カルボキシアルキルセルロースアルカリ金属塩中の
水酸基やカルボン酸基と反応しうるカルボキシル基や水
酸基を合計で2個以上有する化合物であれば特に制限は
なく、例えばリンゴ酸、クエン酸、酒石酸、ポリアクリ
ル酸、マレイン酸、ポリマレイン酸、こはく酸、酸型カ
ルボキシメチルセルロースなどを挙げることができる。
は、カルボキシアルキルセルロースアルカリ金属塩中の
水酸基やカルボン酸基と反応しうるカルボキシル基や水
酸基を合計で2個以上有する化合物であれば特に制限は
なく、例えばリンゴ酸、クエン酸、酒石酸、ポリアクリ
ル酸、マレイン酸、ポリマレイン酸、こはく酸、酸型カ
ルボキシメチルセルロースなどを挙げることができる。
【0010】本発明において、前記カルボキシアルキル
セルロースアルカリ金属塩および多価カルボン酸は、ま
ず親水性有機溶媒と水からなる混合溶媒中で好ましくは
50〜100℃の加熱下に反応させられる。この反応時
間は通常0.5〜5時間の範囲である。
セルロースアルカリ金属塩および多価カルボン酸は、ま
ず親水性有機溶媒と水からなる混合溶媒中で好ましくは
50〜100℃の加熱下に反応させられる。この反応時
間は通常0.5〜5時間の範囲である。
【0011】水との混合溶媒を形成する親水性有機溶媒
としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等の低級アルコール
等が好適に使用され、水との混合比は水100重量部に
対し親水性有機溶媒300〜2000重量部の範囲が好
ましい。
としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等の低級アルコール
等が好適に使用され、水との混合比は水100重量部に
対し親水性有機溶媒300〜2000重量部の範囲が好
ましい。
【0012】多価カルボン酸の使用量は、通常カルボキ
シアルキルセルロースアルカリ金属塩100重量部に対
し1〜100重量部の範囲、好ましくは30〜80重量
部の範囲である。
シアルキルセルロースアルカリ金属塩100重量部に対
し1〜100重量部の範囲、好ましくは30〜80重量
部の範囲である。
【0013】カルボキシアルキルセルロースアルカリ金
属塩と多価カルボン酸とを反応して得られた反応生成物
は、該溶媒を除去された後130℃以上、好ましくは1
50℃以上の温度で加熱処理されることによりカルボキ
シアルキルセルロースアルカリ金属塩架橋体(I)が得
られる。反応生成物から該溶媒を除去するには、例えば
吸引ろ過等の固液分離操作を行えばよい。
属塩と多価カルボン酸とを反応して得られた反応生成物
は、該溶媒を除去された後130℃以上、好ましくは1
50℃以上の温度で加熱処理されることによりカルボキ
シアルキルセルロースアルカリ金属塩架橋体(I)が得
られる。反応生成物から該溶媒を除去するには、例えば
吸引ろ過等の固液分離操作を行えばよい。
【0014】本発明において、該溶媒を除去した後の加
熱処理温度は臨界的に重要である。加熱処理温度が13
0℃よりも低いと、生分解性に優れた吸水材は得られな
い。加熱処理時間は通常5〜60分間である。
熱処理温度は臨界的に重要である。加熱処理温度が13
0℃よりも低いと、生分解性に優れた吸水材は得られな
い。加熱処理時間は通常5〜60分間である。
【0015】このようにして得られたカルボキシアルキ
ルセルロースアルカリ金属塩架橋体(I)は、水と混合
して吸水膨潤させることにより10〜1000g/g程
度の膨潤度を有する水性ゲルが得られる。次いで、この
水性ゲルを親水性有機溶媒中に浸漬するなどして、水性
ゲル中の水分を親水性有機溶媒で置換すると共に脱水し
てから乾燥することにより、本発明の吸水材が得られ
る。水性ゲルを親水性有機溶媒を使用せずに脱水あるい
は乾燥すると、得られる吸水材の吸水力が低下するので
好ましくない。脱水後の乾燥は、150℃以下の温度が
好ましく、熱風乾燥、マイクロ波乾燥、減圧乾燥など使
用した親水性有機溶媒を除去できるのであればいかなる
方法でもよい。なお、水性ゲル中の水分を置換するため
に用いられる親水性有機溶媒としては、例えばメタノー
ル等の低級アルコールやアセトン等のケトン類などを挙
げることができる。
ルセルロースアルカリ金属塩架橋体(I)は、水と混合
して吸水膨潤させることにより10〜1000g/g程
度の膨潤度を有する水性ゲルが得られる。次いで、この
水性ゲルを親水性有機溶媒中に浸漬するなどして、水性
ゲル中の水分を親水性有機溶媒で置換すると共に脱水し
てから乾燥することにより、本発明の吸水材が得られ
る。水性ゲルを親水性有機溶媒を使用せずに脱水あるい
は乾燥すると、得られる吸水材の吸水力が低下するので
好ましくない。脱水後の乾燥は、150℃以下の温度が
好ましく、熱風乾燥、マイクロ波乾燥、減圧乾燥など使
用した親水性有機溶媒を除去できるのであればいかなる
方法でもよい。なお、水性ゲル中の水分を置換するため
に用いられる親水性有機溶媒としては、例えばメタノー
ル等の低級アルコールやアセトン等のケトン類などを挙
げることができる。
【0016】このようにして得られる本発明の吸水材
は、蜘蛛の巣状の繊維状構造を有しており、著しく吸水
速度に優れるのみならず加圧下においても吸水した水を
保持できるものである。しかもこれまでにない生分解特
性を有しており、例えば紙おむつの吸水体として使用し
た場合の環境汚染の心配が少ないものである。
は、蜘蛛の巣状の繊維状構造を有しており、著しく吸水
速度に優れるのみならず加圧下においても吸水した水を
保持できるものである。しかもこれまでにない生分解特
性を有しており、例えば紙おむつの吸水体として使用し
た場合の環境汚染の心配が少ないものである。
【0017】本発明の吸水材をそのまま吸水材として用
いてもよいが、吸水材をマットあるいはシート状に成形
した後、少なくとも一部が水透過性のフィルムで挟持し
たり、吸水材を水透過性材料からなる容器に充填したり
して、紙おむつなどの吸水物品として使用することも可
能である。
いてもよいが、吸水材をマットあるいはシート状に成形
した後、少なくとも一部が水透過性のフィルムで挟持し
たり、吸水材を水透過性材料からなる容器に充填したり
して、紙おむつなどの吸水物品として使用することも可
能である。
【0018】
【実施例】次に、本発明について実施例をあげて詳細に
説明するが、本発明はこれだけに限定されるものではな
い。なお、例中特にことわりのない限り、部は重量部を
表わすものとする。
説明するが、本発明はこれだけに限定されるものではな
い。なお、例中特にことわりのない限り、部は重量部を
表わすものとする。
【0019】本発明における吸水材の吸水量、保水量お
よび生分解率は以下の方法で測定した。
よび生分解率は以下の方法で測定した。
【0020】(吸水量)試料0.2gを不織布製のティ
ーバック式袋(40mm×150mm)に入れ、0.9
%塩化ナトリウム水溶液に5分間浸漬し、余剰の水溶液
を水切りした後の重量(1)を測定した。ティーバック
式袋のみを浸漬した場合の重量(2)を測定し、次式に
従って吸水量を求めた。
ーバック式袋(40mm×150mm)に入れ、0.9
%塩化ナトリウム水溶液に5分間浸漬し、余剰の水溶液
を水切りした後の重量(1)を測定した。ティーバック
式袋のみを浸漬した場合の重量(2)を測定し、次式に
従って吸水量を求めた。
【0021】 吸水量(g/g)=((1)−(2))/0.2 (保水量)吸水量測定後の膨潤した試料の入ったティー
バック式袋を遠心分離器に固定し、1500rpm(遠
心力:200G)で10分間脱水した後の重量(3)を
測定した。ティーバック式袋のみを脱水した場合の重量
(4)を測定し、次式に従って保水量を求めた。
バック式袋を遠心分離器に固定し、1500rpm(遠
心力:200G)で10分間脱水した後の重量(3)を
測定した。ティーバック式袋のみを脱水した場合の重量
(4)を測定し、次式に従って保水量を求めた。
【0022】 保水量(g/g)=((3)−(4))/0.2 (生分解率)生分解試験は修正MITI試験に従って実
施した。200mlの基礎培養液(JIS K−010
2、生物化学酸素消費量の項に規定された組成液)に試
験物質を100ppm、活性汚泥を30ppmになるよ
うに添加し、25℃、暗所下で撹拌しながら、28日間
にわたり、活性汚泥により消費された酸素量を測定し
た。生分解率は、測定した生物化学的酸素要求量(BO
D)と供試物質の理論的酸素要求量(TOD)の比によ
り下記の式に従い算出した。
施した。200mlの基礎培養液(JIS K−010
2、生物化学酸素消費量の項に規定された組成液)に試
験物質を100ppm、活性汚泥を30ppmになるよ
うに添加し、25℃、暗所下で撹拌しながら、28日間
にわたり、活性汚泥により消費された酸素量を測定し
た。生分解率は、測定した生物化学的酸素要求量(BO
D)と供試物質の理論的酸素要求量(TOD)の比によ
り下記の式に従い算出した。
【0023】 生分解率(%)=(BOD−B)/TOD×100 BOD:BOD曲線によって得られた供試物質の生物化
学的酸素要求量(mg) B:BOD曲線によって得られた植種源(汚泥)を添加
した基礎培養液の酸素消費量(mg) TOD:供試物質が完全酸化された場合に要求される理
論的酸素要求量(mg)
学的酸素要求量(mg) B:BOD曲線によって得られた植種源(汚泥)を添加
した基礎培養液の酸素消費量(mg) TOD:供試物質が完全酸化された場合に要求される理
論的酸素要求量(mg)
【0024】
【実施例1】反応器にイソプロパノール83gおよび粉
砕された針葉樹クラフトパルプ4gを仕込み、15%水
酸化ナトリウム水溶液20gを加え、30℃で1時間撹
拌した。次にイソプロパノール2gおよびクロロ酢酸2
gの混合溶液を温度が上昇しないように反応系中に加
え、30分間30℃で保持撹拌した。その後30分を要
して昇温し系内温度を74℃とし、1時間撹拌下に反応
せしめ、エーテル化度が0.4であるカルボキシメチル
セルロースナトリウム塩を含有するイソプロパノールと
水の混合溶液を合成した。
砕された針葉樹クラフトパルプ4gを仕込み、15%水
酸化ナトリウム水溶液20gを加え、30℃で1時間撹
拌した。次にイソプロパノール2gおよびクロロ酢酸2
gの混合溶液を温度が上昇しないように反応系中に加
え、30分間30℃で保持撹拌した。その後30分を要
して昇温し系内温度を74℃とし、1時間撹拌下に反応
せしめ、エーテル化度が0.4であるカルボキシメチル
セルロースナトリウム塩を含有するイソプロパノールと
水の混合溶液を合成した。
【0025】次いで、反応系中にクエン酸2gを加え、
撹拌下に温度を74℃に保持した後、反応生成物を吸引
ろ過して溶媒を除去した。さらに、反応生成物を60%
メタノール水溶液200mlで2回、200mlのメタ
ノールで1回洗浄後に吸引ろ過し、得られた反応生成物
を熱風乾燥機中で30分間150℃で加熱処理すること
により、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩架橋
体(1)を得た。
撹拌下に温度を74℃に保持した後、反応生成物を吸引
ろ過して溶媒を除去した。さらに、反応生成物を60%
メタノール水溶液200mlで2回、200mlのメタ
ノールで1回洗浄後に吸引ろ過し、得られた反応生成物
を熱風乾燥機中で30分間150℃で加熱処理すること
により、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩架橋
体(1)を得た。
【0026】この架橋体(1)1gおよび脱イオン水5
0gを混合して水性ゲルを生成させた。得られた水性ゲ
ルを大過剰のメタノールに浸漬して、水性ゲル中の水分
をメタノールで置換・脱水したのち、固形分をろ過し
た。ろ過後の固形物を120℃で1時間乾燥し、本発明
の吸水材(1)を得た。
0gを混合して水性ゲルを生成させた。得られた水性ゲ
ルを大過剰のメタノールに浸漬して、水性ゲル中の水分
をメタノールで置換・脱水したのち、固形分をろ過し
た。ろ過後の固形物を120℃で1時間乾燥し、本発明
の吸水材(1)を得た。
【0027】本発明の吸水材(1)の吸水量は17g/
g、保水量は13g/gであった。また、本発明の吸水
材(1)の28日目の生分解率は65%に達し、生分解
性がきわめて良好であった。なお、対象物質としてアニ
リンについても同様の生分解試験を行ったが、アニリン
は7日後に40%以上の分解率を示し、本生分解試験の
有効性が確認された。
g、保水量は13g/gであった。また、本発明の吸水
材(1)の28日目の生分解率は65%に達し、生分解
性がきわめて良好であった。なお、対象物質としてアニ
リンについても同様の生分解試験を行ったが、アニリン
は7日後に40%以上の分解率を示し、本生分解試験の
有効性が確認された。
【0028】
【比較例1】実施例1で得られた吸引ろ過後の反応生成
物を熱風乾燥機中で30分間120℃で加熱処理した以
外は、実施例1と同様にして比較吸水材(1)を得た。
物を熱風乾燥機中で30分間120℃で加熱処理した以
外は、実施例1と同様にして比較吸水材(1)を得た。
【0029】比較吸水材(1)の吸水量は21g/g、
保水量は12g/g、生分解率は30%であった。
保水量は12g/g、生分解率は30%であった。
【0030】
【比較例2】本発明の吸水材(1)の原料出発物質であ
る粉砕された針葉樹クラフトパルプを比較吸水材(2)
とした。
る粉砕された針葉樹クラフトパルプを比較吸水材(2)
とした。
【0031】比較吸水材(2)の吸水量は22g/g、
保水量は2g/g、生分解率は60%であった。
保水量は2g/g、生分解率は60%であった。
【0032】
【比較例3】50部のトウモロコシデンプンと300部
の水とを撹拌棒、窒素吹き込み管および温度計を備え付
けた反応容器に仕込み、窒素気流下50℃1時間撹拌後
30℃に冷却し、20部のアクリル酸、80部のアクリ
ル酸ナトリウム、0.02部のメチレンビスアクリルア
ミドおよび重合開始触媒として0.1部の過硫酸アンモ
ニウムと0.01部の亜硫酸水素ナトリウムを添加し3
0〜80℃で4時間重合した。得られた含水ゲル状重合
体を120℃で乾燥し、粉砕してデンプングラフト共重
合体よりなる比較吸水材(3)を得た。
の水とを撹拌棒、窒素吹き込み管および温度計を備え付
けた反応容器に仕込み、窒素気流下50℃1時間撹拌後
30℃に冷却し、20部のアクリル酸、80部のアクリ
ル酸ナトリウム、0.02部のメチレンビスアクリルア
ミドおよび重合開始触媒として0.1部の過硫酸アンモ
ニウムと0.01部の亜硫酸水素ナトリウムを添加し3
0〜80℃で4時間重合した。得られた含水ゲル状重合
体を120℃で乾燥し、粉砕してデンプングラフト共重
合体よりなる比較吸水材(3)を得た。
【0033】比較吸水材(3)の吸水量は60g/g、
保水量は49g/g、生分解率は2%であった。
保水量は49g/g、生分解率は2%であった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、吸水力や加圧下での保
水力にすぐれ、しかも生分解性にもすぐれた吸水材を得
る事ができる。
水力にすぐれ、しかも生分解性にもすぐれた吸水材を得
る事ができる。
【0035】従って、本発明の方法で得られた吸水材
は、清浄用具・ナプキン・紙おむつ・血液吸収材等の衛
生・医療用品、肉・野菜等の鮮度保持材、農園芸用保水
材、産業資材、ドリップ吸収シ−ト等の食品分野、玩具
・化粧用具・ペット用シートに代表される家庭用雑貨な
ど、これまでに知られている多方面の吸水材用途に使用
可能であり、環境に優しい商品設計が期待できる。また
それら吸水物品の構成素材として使用することもでき
る。
は、清浄用具・ナプキン・紙おむつ・血液吸収材等の衛
生・医療用品、肉・野菜等の鮮度保持材、農園芸用保水
材、産業資材、ドリップ吸収シ−ト等の食品分野、玩具
・化粧用具・ペット用シートに代表される家庭用雑貨な
ど、これまでに知られている多方面の吸水材用途に使用
可能であり、環境に優しい商品設計が期待できる。また
それら吸水物品の構成素材として使用することもでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 1:00 (72)発明者 原田 信幸 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会社 日本触媒中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 カルボキシアルキルセルロースアルカリ
金属塩および多価カルボン酸を水および親水性有機溶媒
からなる混合溶媒中で加熱下に反応させて得られる反応
生成物から該溶媒を除去した後130℃以上で加熱処理
することによりカルボキシアルキルセルロースアルカリ
金属塩架橋体(I)を調製し、次いで該架橋体(I)の
水性ゲルを得た後、この水性ゲル中の水分を親水性有機
溶媒で置換・脱水してから乾燥することを特徴とする吸
水材の製法。
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