JPH0753596Y2 - 便座カバー - Google Patents

便座カバー

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JPH0753596Y2
JPH0753596Y2 JP1988064817U JP6481788U JPH0753596Y2 JP H0753596 Y2 JPH0753596 Y2 JP H0753596Y2 JP 1988064817 U JP1988064817 U JP 1988064817U JP 6481788 U JP6481788 U JP 6481788U JP H0753596 Y2 JPH0753596 Y2 JP H0753596Y2
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toilet seat
toilet
cover
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ring body
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正弘 山本
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株式会社リズム
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、西洋式便座において、上面背側の両側部に便
器本体の枢支軸に枢着するための突起部を有する便座に
装着される便座カバーに関する。
〔従来の技術〕
一般に、西洋式便座は、第4図に示す如く便器本体110
と、この便器本体110の上部にあって、内外周とも平面
視で卵形をなす環状に形成され、周縁部の枢支部121,12
1を便器本体110の枢支軸111に枢支された便座120と、こ
の便座120の更に上方にあって、周縁部が平面視で卵形
をなし、周縁部の枢支部131を便座120と共に便器本体11
0に枢支された便蓋130とからなっている。
而して上述した如き便座120に装着する便座カバーとし
ては、例えば、実公昭57-56798号公報に開示されたもの
がある。この便座カバー140は、第5図第6図に示すよ
うに、伸縮性を有する布地よりなり、短筒状をなし、両
端開口周縁部に弾性材141,142を縫着してなるカバー本
体143と、便座120の内周よりも大きく、外周よりも小さ
い環状をなし、前記カバー本体143おける一端開口周縁
部の弾性材141を着脱可能に嵌着すべき溝144aを備えた
止具144を具備している。そして、止具144の溝144aにカ
バー本体143の一端開口周縁部の弾性材141を嵌着してか
ら、この止具144を便座120の底面側内周縁近傍に配置し
て、カバー本体143の他端開口周縁部を、カバー本体143
を裏返しにしつつ止具144、便座120の内側を通して便座
120の表面側に引出し、続いてカバー本体143の他端開口
周縁部を座面の幅方向外側に向けて、展延させ、カバー
本体143の裏面を便座120の表面に沿せつつ便座120の外
側周縁の裏面側に回り込ませて、弾性材142の収縮力に
よって便座120の外側周縁の裏面側に拘束保持される如
くして、便座120に装着する。このようにして、上述の
便座カバー140は、第4図に示す便器100における便座12
0には、良好な状態で装着される。
ところが、近来、第7図に示すように、内部に発熱部
(図示せず)を備えた加温式の便座120′が出現してい
る。そして、この便座120′は、着座したときに、尻部
が冷たくないように、保温できるようにしている。この
便座120′は、第7図に示すように、背部121が幅広く形
成されていて、この背部121の背面から外方に向けて前
記発熱部に接続されたコード122が延設され、また、こ
の背部121の上面両側近傍箇所に、便器本体(図示せ
ず)の枢支軸に枢着するための上向き突起部123,123が
設けられている。そして、このような加温式の便座12
0′においても、肌触りを良くするためと装飾性を良好
にするために、一般に、便座カバーを装着するようにし
ている。
ところが、このように形成された加温式の便座120′
は、上述のように、背部121が幅広く形成され、しかも
この背部121の上面両側端近傍箇所に、便器本体へ枢着
される上向突起部123,123が間隔距離を大きくとって設
けられているために、第5図、第6図に示すような従来
の便座カバー140を装着することが不可能であり、ま
た、装着したとしても、便座カバー140の便座120′にお
ける背部121側を、便座120′に係着することができず、
外れ易いといった問題点がある。
また、上記のような加温式の便座120′に装着する便座
カバーとして第8図に示す便座カバー150が市場に提供
されている。この便座カバー150は、円環筒状のカバー
本体151の一方周縁151aを環円に形成して、その内部に
リング状の線材(図示せず)を内挿して、この一方周縁
151aを便座120′の裏面内周縁近傍に配してそのリング
状の線材が、裏面内側周縁に係着するようになし、他方
周縁151bを便座120′の表面側に引出し、続いて便座120
の背部121表面の前記上向き突起部123,123を避けるよう
にして、便座120′の前側部分の外側周縁の裏面側と背
部121の背側端縁の裏面側とに回り込ませ、その後に、
この便座カバー150の便座120′における背部121裏面側
両側端部に一端が縫着された帯体152,152の他端のホッ
クからなる止具153を、便座カバー150の便座120′にお
ける上向き突起部123,123より前側部分の外側周縁裏面
側の背端部に設けられたホックからなる止具154に係着
するようにしている。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、第8図に示す便座カバー150とは、別構成をなした
もので、上面背側の両側部に便器本体の枢支軸に枢着す
るための突起部を有する便座に、簡単に、しかも確実に
装着出来ると共に、帯体連結部分であるカバー本体を損
傷することがなく、またカバー本体に外力が作用した場
合にもその位置ずれを抑制し得るようにした便座カバー
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、上面背側の両側
部に便器本体の枢支軸に枢着するための突起部を有する
便座に装着され、円環筒状のカバー本体の一方周縁を、
便座の内周部底面側縁に配されるリング体に設けられ外
向きに開放された周溝に係入装着し、他方周縁を便座の
外周部底面側縁に位置せしめて被装される便座カバーに
おいて、カバー本体の前記他方周縁の便座の背部に位置
させるべき部分の両側部に、前記便座の底面側の前記突
起部対向間隙間におけるこの便座の背端側と内周部側と
の間に掛け渡され、先端に止部を設けた帯体と、便座の
底面側の前記突起部より前側におけるこの便座の両側端
側と内周部側との間に掛け渡され、先端に止部を設けた
帯体とをそれぞれ縫着し、前記リング体の便座の背部に
位置させるべき部分の両側部に、前記各帯体の先端に設
けた止部に係着される止部を、リング体の外周に外方に
張り出して設けた。
〔作用〕
本考案は、上記構成により、カバー本体の一方周縁をリ
ング体の周溝に係入装着させて、このリング体を便座の
裏面内周縁近傍に配してこのリング体が便座の内周縁に
係止するようになし、カバー本体の他方周縁を便座の表
面側に引出し、続いて便座の上面背側の両側部の突起部
を避けるようにして、便座の背部より前側部分の外側周
縁の裏面側と、背部の背側端縁の裏面側とに回り込ま
せ、その後に、便器の背部側に位置する帯体を、便座の
裏面背端側から内周部側に掛け渡して、この帯体先端の
止部を前記リング体の外周に外方に張り出して設けた止
部に係着すると共に、便器の前記前側部分に位置する帯
体を、便座の底面側の前記突起部より前側におけるこの
便器の両側端側から内周部側に掛け渡して、この帯体先
端の止部を前記リング体に設けられた止部に係着するこ
とによって、便座に装着する。このようにすることによ
って、上面背側の両側部に便器本体の枢支軸に枢着する
ための突起部を有する便座に、簡単にしかも確実に、装
着される。
〔実施例〕
以下、本考案に係る便座カバーを図面に示す実施例につ
いて説明する。
第1図が本考案に係る便座カバーを便座に装着した状態
を示す裏面側から見た斜視図、第2図はその表面側から
見た斜視図、第3図は便座カバーの装着前の斜視図であ
る。
本考案に係る便座カバーが装着される便座は、第7図に
示すように、背部121が幅広く形成されていて、この背
部121の背面から外方に向けて、便座120′内部に設けら
れた発熱部(図示せず)に接続されたコード122が延設
され、この背部121の上面両側端近傍箇所に、便器本体
(図示せず)の枢支軸に枢着するための上向き突起部12
3,123が設けられている。
そして、この便座120′に装着される本考案に係る便座
カバー1は、第1図乃至第3図に示すように、円環筒状
のカバー本体2の一方周縁21に玉縁仕末によって縫着さ
れたゴム紐等の弾性体3を、便座120′の内周部底面側
縁に配される合成樹脂製のリング体4に設けられ外向き
に開放された周溝4aに係入装着するようにしている。そ
して、前記リング体4を便座120′の内周部底面側縁に
接面するように配して、他方周縁22に玉縁仕末によって
縫着されたゴム紐等の弾性体5側を便座120′の表面側
に引出し、続いて便座120′の背部121表面の上向き突起
部123,123を避けるようにして、便座120′の上向き突起
部123,123より前側周縁の裏面側と、背部121の背側端縁
の裏面側とに回り込ませるようにして被装される。
そして、上述の構成において、カバー本体2の便座12
0′の背部に位置させるべき他方周縁22の背端部22aの両
側部の外側縁に、便座120′の底面側の上向き突起部12
3,123対向間隙間におけるこの便座120′の背部121の背
端側と内周部側との間に掛け渡されるゴム紐等の帯体6,
6と、便座120′の底面側の突起部123,123より前側にお
けるこの便座120′の両側端側と内周部側との間に掛け
渡されるゴム紐等の帯体7,7とがそれぞれ縫着されてい
る。そして、これらの帯体6,6、7,7の先端にはホックを
取り付けた止部6a,6a、7a,7aがそれぞれ設けられてい
る。一方、前記リング体4の便座120′の背部121に位置
されるべき部分の両側部に外方に向けて突起形成された
突出部41,42に、前記各帯体6,7の各止部6a,7aに係着さ
れるホックを取り付けた止部4b,4b、4c,4cが設けられて
いる。止部4b,4b、4c,4cはリング体4の後部であって、
便座の背部に位置させるべき部分の両側部に、リング体
4の外周から外方に張り出して設けた前記突出部41,42
の夫々に形成されている。
そして、上記構成により、カバー本体2の一方周縁21を
リング体4の周溝4aに係入装着させて、このリング体4
を便座120′の裏面内側周縁近傍に配してこのリング体
4が便座120′の内側周縁に係止するようになし、カバ
ー本体2の他方周縁22を便座120′の表面側に引出し、
続いて便座120′の上面背側の両側部の上向き突起部12
3,123を避けるようにして、便座120′の背部121より前
側部分の外側周縁の裏面側と、背部121の背側端縁の裏
面側とに回り込ませる。そして、その後に、便器の12
0′の背部121側に位置する帯体6,6を便器の120′の裏面
背端から内周部側に掛け渡して、この帯体6,6の先端の
止部6a,6aのホックを前記リング体に設けられた止部4a,
4bのホックに係着すると共に、便座120′の上向き突起
部123,123より前側部分に位置する帯体7,7を、便座12
0′の底面側の前記突起部123,123より前側におけるこの
便器の両側端側から内周部側に掛け渡して、この帯体7,
7先端の止部7a,7aのホックを前記リング体4に設けられ
た止部4c,4cのホックに係着することによって、便座カ
バーを便座120′に装着する。このようにすることによ
って、上面背側の両側部に便器本体の枢支軸に枢着する
ための上向き突起部123、123を有する便座120′に、簡
単にしかも確実に装着できる。
尚、本実施例では、帯体6,6、7,7の止部6a,6a、7a,7aと
リング体4の止部4b,4b、4c,4cにホックを取り付けたも
のについて述べたが本考案はこれに限らず、例えば、帯
体6,6、7,7の止部6a,6a、7a,7aに釣針状の引掛具を取り
付け、リング体4の止部4b,4b、4c,4cにこの引掛具を引
掛けるための止孔を設けるようにしてもよく、また、各
止部6a,6a、7a,7a、4b、4cに面ファスナーを取り付ける
ようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上述べたような構成を有し、便座への取付
態様をとるものであるから、便座にカバー本体を被装し
たときに、カバー本体の便座の背部に位置させるべき部
分の両側部の外側縁に縫着した一方側の帯体を、便座の
底面側の突起部対向間隙間におけるこの便座の背端側と
内周側との間に掛け渡すと共に、他方側の帯体を、便座
の底面側の突起部より前側におけるこの便座の両側端側
と内周部側との間に掛け渡して、この各帯体の先端の各
止部をリング体の便座の背部に位置させるべき部分の両
側部であって、その外周に外方に張り出して設けた各止
部に係着することによって、帯体の一端に設けた止部は
リング体の止部にカバー本体と直接接触することなく連
結されることとなって、帯体をカバー本体間に渡す場合
に比較して、便座に対する拘束力が確実となり、カバー
本体に外力が作用した場合にもその移動を小さく抑える
ことが出来、また帯体が強い弾性を有する場合にもカバ
ー本体が部分的に疲労してたるみが生じ、更にはカバー
本体が部分的に引張られて破断,損傷する等の不都合も
低減出来、しかも上面背側の両側部に便器本体の枢支軸
に枢着するための突起部を有する便座に簡単にしかも確
実に装着できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る便座カバーの一実施例のものを便
座に装着した状態を示す裏面側から見た斜視図、第2図
はその表面から見た斜視図、第3図は便座カバーの装着
前の斜視図、第4図は従来の保温式でない便器の斜視
図、第5図は第4図に示す便器における便座に従来の便
座カバーを装着した状態の一部切欠した平面図、第6図
はその一部切欠した底面図、第7図は保温式便座の表面
側から見た斜視図、第8図は第7図に示す保温式便座に
他の従来の便座カバーを装着した状態の裏面側から見た
斜視図である。 1……便座カバー、2……カバー本体、21……一方周
縁、22……他方周縁、4……リング体、4a……周溝、4
b,4c……止部、6,7……帯体、6a,7a……止部、120′…
…便座、121……背部、123……突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面背側の両側部に便器本体の枢支軸に枢
    着するための突起部を有する便座に装着され、円環筒状
    のカバー本体の一方周縁を、便座の内周部底面側縁に配
    されるリング体に設けられ外向きに開放された周溝に係
    入装着し、他方周縁を便座の外周部底面側縁に位置せし
    めて被装される便座カバーにおいて、 カバー本体の前記他方周縁の便座の背部に位置させるべ
    き部分の両側部に、前記便座の底面側の前記突起部対向
    間隙間におけるこの便座の背端側と内周部側との間に掛
    け渡され、先端に止部を設けた帯体と、便座の底面側の
    前記突起部より前側におけるこの便座の両側端側と内周
    部側との間に掛け渡され、先端に止部を設けた帯体とを
    それぞれ縫着し、前記リング体の便座の背部に位置させ
    るべき部分の両側部に、前記各帯体の先端に設けた止部
    が係着される止部を、前記リング体の外周に外方に張り
    出して設けたことを特徴とする便座カバー。
JP1988064817U 1988-05-17 1988-05-17 便座カバー Expired - Lifetime JPH0753596Y2 (ja)

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JPH01170199U JPH01170199U (ja) 1989-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824297U (ja) * 1981-08-10 1983-02-16 東陶機器株式会社 シ−トウオ−マ
JPS6072695U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 東陶機器株式会社 シ−トウオ−マ
JPS6329498U (ja) * 1986-08-09 1988-02-26

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