JPH0345674Y2 - - Google Patents

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JPH0345674Y2
JPH0345674Y2 JP14498386U JP14498386U JPH0345674Y2 JP H0345674 Y2 JPH0345674 Y2 JP H0345674Y2 JP 14498386 U JP14498386 U JP 14498386U JP 14498386 U JP14498386 U JP 14498386U JP H0345674 Y2 JPH0345674 Y2 JP H0345674Y2
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toilet seat
cover
stopper
opening
elastic body
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JP14498386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、環状の止具を用いてカバー本体を便
座に装着させる便座カバーに関する。
〔従来技術〕
環状の止具にて便座にカバーを装着する便座カ
バーとしては、カバー本体の両端開口部に、ゴム
紐等の弾性材を縫い付けた便座カバーが提案され
ている(実公昭57−56798)。この便座カバーは第
8図に示すように、カバー本体9は、例えばスパ
ンデツクスを筒編し、且つ表面をパイル地とした
伸縮性を有する布地を用いて全周にわたつて同一
の幅長を有する短筒状となし、その両端開口周縁
部9a,9bに偏平なゴム紐等の弾性材10,1
1を用いて全周にわたり玉縁仕末をなし形成され
ている。
また、止具5は硬質の合成樹脂を素材とし、第
2図に示すように平面形状が第10図の如き便座
7の内側縁の形状を若干拡大した状態と同様な形
状の卵形の内、外側縁を有する環状に形成され、
外周側にはその全周にわたつて略1cm程度の深さ
の環状の溝6を有する。
このように構成されたカバー本体9と止具5と
は止具5の溝6にカバー本体9の弾性材10,1
1のいずれか一方を嵌め合わせることによつて結
合される。溝6内に嵌め込んだカバー本体9の弾
性材10はそれ自体の収縮力のため溝6から外れ
ることがない。
結合されたカバー本体9と止具5とが便座7に
装着される手順を説明する。まずカバー本体9か
ら露出している止具5の一面を便座7の裏面に対
し、便座7と略同心状に位置させて当接し、カバ
ー本体9の開口周縁部9bを、カバー本体を裏返
しにしつつ止具、便座7の内側を通して便材7の
表面側に引出し、続いてカバー本体9の開口周縁
部9bを座面の幅方向外方に向けて展延させ、カ
バー本体9の裏面を便座7の表面に沿わせつつ便
座7の外側周縁の裏面側に回り込ませればそのま
ま弾性材11の収縮力によつて便座7の外側周縁
の裏面側に拘束保持されることとなる。第9図は
以上のようにしてカバーを装着させた便座7の裏
面図であつて、この状態ではカバー本体9は周方
向及び幅方向に共に強く引張られた状態となつて
いるが、その両端開口周縁部9a,9bはいずれ
も弾性材10,11によつて、一方は止具5の溝
6内に、他方は便座7の外側周縁の裏面側に拘束
保持されて、カバー本体9が便座7から外れるこ
とはない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが従来の便座カバーでは、カバー本体9
が全周にわたつて同一の幅長で形成されているた
め第10図に示す如く、便座7を枢支する枢支部
7aにおいて、便座7外側周縁に展延させた開口
周縁部9bの一部は便座7裏面に回り込ませるこ
とが不可能となり、枢支部7a近傍の便座7上面
にてカバーのだぶつきを生じていた。また枢支部
7aに対向する便座先端部7bは、便座7の他の
部分より鋭いカーブを有するため、前述の如く全
周に亘つて同一の幅長で形成されたカバー本体9
は、その曲線に沿い難く、便座7上面にだぶつき
を生じていた。便座7の2部分におけるこのよう
なカバーのだぶつきは、カバー装着時における便
座の外観を損ねると共に、便蓋8を閉じた際に便
蓋8を浮きあがらせ、便蓋8がその機能を充分に
発揮し得なくなるという問題点があつた。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたものであつて、カバー装着時に便座上面に
てだぶつきを生じない便座カバーの提供を目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、短筒状に形成され、その開口部一端
の対向する2箇所にて幅方向に切欠部を有し、該
切欠部を含む開口部全周にわたつて伸縮性を有す
る第1の弾性体を備え、また開口部他端は全周に
わたつて伸縮性を有する第2の弾性体を備えたカ
バー本体と、便座の内周より大きく、外周より小
さい環状をなし、外周に前記第2の弾性体を着脱
可能に嵌め得る溝を備え、カバー本体を便座に装
着する際に便座の下面に着脱可能に当接係止し得
る止具とを具備することを特徴とする。
〔作用〕
本考案の便座カバーは、カバー本体の2箇所の
切欠部の、一方が便座枢支部に対応する止具側
に、他方が便座先端部に対応する止具側に位置す
べく、カバー本体の第2の弾性体を止具の溝に嵌
め込み、この止具を便座裏面に当接させ、カバー
本体の開口部一端を便座内側から引き出し、カバ
ー本体にて便座上面を覆い、さらに前記切欠部の
一方を便座枢支部に当接し、他方切欠部を含む開
口部一端の第1の弾性体を便座外側から裏面へ回
し、前記止具と第2の弾性体及び第1の弾性体に
よつて便座カバーを便座に固定する。
〔実施例〕
以下、本考案をその実施例を示す図面に基づき
詳述する。第1図は本発明に係る便座カバー(以
下、本案品という)のカバー本体斜視図である。
図中1はカバー本体であつて、表面をパイル地と
したスパンデツクス等の伸縮性を有する布地が短
筒状に形成された短筒体2を有し、その開口部1
a,1bの一端、本実施例では1aの周方向の対
向する2箇所において、夫々周長の約1/4、幅方
向の幅長の約1/3をU字状に切欠したU字状切欠
部1c,1dが設けられ、また該U字状切欠部1
c,1dを含む開口部1aの端部全周にわたつ
て、伸縮性を有するゴム紐等からなる第1弾性体
3を備える。該第1弾性体3は自然状態にあつて
は、便座7外周よりも小さな周長を有し、また2
箇所のU字切欠部1c,1dのU字状端部を含む
開口部1aの総周長との周長差が大となると共
に、開口部1aの幅方向長が、U字状切欠部1
c,1dとこれを除く開口部1a残部とでは異な
るため第1弾性体3の収縮力によつて、該開口部
1a残部が幅方向長の短いU字状切欠部1c,1
d方向にやや引張られる形となり、カバー本体1
の自然状態では該開口部1a残部近傍の短筒体2
に膨らみが生じる。またカバー本体1の他端開口
部1b周縁は、全周にわたつて偏平なゴム紐等か
らなる伸縮性を有する第2弾性体4を備える。
また、止具5は硬質の合成樹脂を素材とし、第
2図に示すように平面形状が第10図の如き便座
7の内側縁の形状を若干拡大した状態と同様な形
状の卵形の内、外側縁を有する環状に形成され、
外周側にはその全周にわたつて略1cm程度の深さ
の環状の溝6を有する。止具5の内、外側縁の周
長はいずれも便座7の内側周長よりも大きく、且
つ外側周長よりも小さく形成され、便座7の裏面
にこれと同心状に位置させた状態では便座7にお
ける座面の幅方向の中央部よりも若干内側寄りに
位置するようになつている。第3図に示すように
止具5の断面は、その幅寸法が厚さ方向寸法より
も大きく、溝6は外周側の中央に沿つて幅がカバ
ー本体1における第2弾性体4の厚さ寸法よりも
若干大きいコ字状に形成され、またこの溝6を形
成する側壁の肉厚は薄く、その外周縁は溝6に第
2弾性体4を嵌め込んだ状態でカバー本体1を引
張つた際にも第2弾性体4が溝6から抜け出さな
いよう抜け止め機能を果たすようにしてある。
このように構成されたカバー本体1と止具5と
は、カバー本体1のU字状切欠部1c,1dの一
方、本実施例では1cを便座7の枢支部7aに対
応する止具5部分、即ち卵形をなす止具5の丸味
の大きい側に設定すると、対向する位置に設けら
れた他方のU字状切欠部1dは、便座先端部7b
に対応する止具5部分、即ち卵形の丸味の小さい
側に配され、この位置を保ちながらカバー本体1
の第2弾性体4を止具5の溝6に嵌め合わせ、結
合させる。溝6内に嵌め込んだ第2弾性体4はそ
れ自体の収縮力のため、溝6から外れることがな
い。
次に、結合された本案品を便座に装着する手順
を、第4図に示す本案品の斜視図及び第5図に示
す本案品装着上面図及び第6図に示す装着裏面図
及び第7図に示す第5図B−B線における断面図
に基づき説明する。まず、カバー本体1から露出
している止具5の一面を便座7の裏面に対し、便
座7と略同心状に位置させて当接し、そのとき、
カバー本体1の一方のU字状切欠部1cは便座7
の枢支部7a側に位置し、他方のU字状切欠部1
dは便座先端部7b側に位置しており、カバー本
体1の開口部1aを、カバー本体を裏返しにしつ
つ止具5、便座7内側を経て便座7の表面側に引
出し、続いてカバー本体1の開口部1aを座面の
幅方向外方に向けて展延させ、カバー本体1の裏
面を便座7表面に沿わせつつ便座7の外側周縁の
裏面側に回り込ませれば、一方のU字状切欠部1
cは便座7の枢支部7aに当接され、他方のU字
状切欠部1dを含む開口部1aを第1弾性体3の
収縮力によつて便座7の外側周縁裏面側に拘束保
持される。
この状態ではカバー本体1は周方向及び幅方向
に共に強く引張られ、その両端開口部1a,1b
は夫々第1弾性体3によつて便座7外側周縁裏面
側に、また第2弾性体4によつて止具5の溝6内
に拘束保持されて、本案品が便座7から外れるこ
とはない。さらにU字状切欠部1c,1dを設
け、便座7の形状に沿に易く形成されているた
め、装着時における便座7の枢支部7a及び便座
先端部7bにカバーのだぶつきはない。
なお、本実施例では、O型便座への装着を詳述
したが、U型便座に装着しても同様の効果が得ら
れる。
〔効果〕
本考案ではカバー本体の2箇所に切欠部を設け
て、その幅長に変化を与え、カバーを便座の曲線
形状に沿い易い形に形成して、便座上面、中でも
便座の枢支部近傍及び先端部におけるカバーのだ
ぶつきを解消して美観を保ち、まただぶつきを解
消することによつて便蓋を閉じた場合の便蓋の納
まりを良くして、その機能を充分に発揮させ得る
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品のカバー本体斜視図、第2図は
本案品の止具正面図、第3図は第2図A−A線に
おける断面図、第4図はカバー本体と止具との結
合斜視図、第5図は本案品装着上面図、第6図は
その一部切欠裏面図、第7図は第5図のB−B線
における断面図、第8図は従来の便座カバーのカ
バー本体斜視図、第9図は従来の便座カバーの一
部切欠装着裏面図、第10図はその一部切欠斜視
図である。 1……カバー本体、1a,1b……開口部、1
c,1d……U字状切欠部、2……短筒体、3…
…第1弾性体、4……第2弾性体、5……止具、
6……溝、7……便座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 短筒状に形成され、その開口部一端の対向する
    2箇所にて幅方向に切欠部を有し、該切欠部を含
    む開口部全周にわたつて伸縮性を有する第1の弾
    性体を備え、また開口部他端は全周にわたつて伸
    縮性を有する第2の弾性体を備えたカバー本体
    と、 便座の内周より大きく、外周より小さい環状を
    なし、外周に前記第2の弾性体を着脱可能に嵌め
    得る溝を備え、カバー本体を便座に装着する際に
    便座の下面に着脱可能に当接係止し得る止具と、 を具備することを特徴とする便座カバー。
JP14498386U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH0345674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14498386U JPH0345674Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JP14498386U JPH0345674Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6350295U JPS6350295U (ja) 1988-04-05
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