JP4037159B2 - リールシート - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/02Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
この発明は、釣竿に装着して使用するリールを支持するためのリールシートの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
図7は、従来の釣竿のリールシート部分を示す図である。
【0003】
この釣竿1は、釣人が把持する部分であるグリップ2と、グリップ2に支持された釣竿本体3とを備えている。グリップ2は、フロントグリップ4およびリアグリップ5を備え、これらの間にリールシート6が設けられている。リールシート6は釣用リールを装着・固定するためのものであって、シート本体7,フロントフード8,リアフード9および締結ナット10を備えている。なお、同図は、リールシート6を背面11側から見た状態を示している。
【0004】
締結ナット10はリアフード9と一体的に設けられており、これらが、リアグリップ5に形成されたねじ軸部12に螺合されている。これにより、締結ナット10を回転させると、締結ナット10と共にリアフード9が図中左右方向にスライドするようになっている。
【0005】
釣用リールを釣竿1に装着するには、まず、釣用リールの脚部をシート本体のリール載置面(上記背面11と反対側の面)に当接させた状態で、締結ナット10を回転させ、リアフード9をフロントフード8側へスライドさせる。これにより、両フード8,9の間に釣用リールの脚部が挟持され、釣用リールが固定される。
【0006】
ところで、上記締結ナット10はリアフード9に対して回転自在に設けられているが、締結ナット10と共にリアフード9が回転してしまうのを防止するために回転止めの対策が講じられている。具体的には、リールシート6の背面側に長手方向に延びる細長の溝13が設けられており、リアフード9はこの溝13と係合する係合突起(図示せず)を備えている。このように係合突起と溝13とを係合させることによって、リアフード9の回転止めを行うことができるが、この溝13を設けたために、釣人が実釣においてリールシート6部分を把持した際に、指の内側部分が溝13に食い込んで握り心地が悪いという不都合があった。
【0007】
そこで、本発明は、釣用リールの脚部を挟持するフードの回り止めを達成しつつ、握り心地の良いリールシートを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願発明者は、上述の「リールシートの握り心地が悪い」という原因は、回り止めのための溝が細長形状であるという点、およびその溝が釣人がリールシートを把持したときに指に触れる位置に設けられている点に存在すると考え、これらの2つの原因のうちいずれか一方を無くすことができれば、上記目的を達成することができると考えた。
【0014】
(2) そこで、本願に係るリールシートは、釣用リールの脚部を載置する載置面が形成されたシート本体と、シート本体に設けられ、上記脚部の一方を収容し得る固定フードと、固定フードに対して近接/離反可能に設けられ、上記脚部の他方を収容し得る移動フードとを有し、固定フードと移動フードとの間で上記脚部を挟持し得るリールシートであって、上記載置面は、上記シート本体の外周面の一部により構成され且つ上記シート本体の長手方向に沿って50mm〜130mmの長さに設定され、上記シート本体は、上記載置面に隣接して長手方向に沿って係合溝が設けられており、上記移動フードは、上記係合溝と摺動可能に係合する係合凸部を備えており、上記係合溝は、上記載置面の縁部に連続して一対設けられており、上記移動フードは、フレームと、フレーム内部に配設され、上記脚部の他方を囲繞するコア部材とを有して構成すると共に、コア部材を樹脂により構成し、上記係合凸部をコア部材と一体的に形成することができることを特徴とするものである。
【0015】
この構成によれば、シート本体の載置面に釣用リールの脚部を載置し、固定フードおよび移動フードによって当該脚部を挟持することによって、リールシートに釣用リールを固定することができる。このとき、上記載置面は、シート本体の外周面の一部により構成されているから、リールシートの載置面が形成された部分に、従来のリールシートに設けられていた溝や凹部が存在しない。
【0016】
また、移動フードは、シート本体に設けられた係合溝に沿ってスライドするが、この係合溝は、上記載置面に隣接して形成されており、上記載置面が形成された部分に形成されていない。しかも、載置面の長さが50mm〜130mmの寸法に設定されることにより、一般に市販されている釣用リールのほぼすべてについて、その脚部を確実に載置面に載置することができる。
【0017】
つまり、実釣時において釣人の手ないし指がリールシートと触れる部分は、専らシート本体の上記載置面が形成された部分であるところ、上記載置面に隣接して上記係合溝が設けられているから、実釣時において釣人の手ないし指が上記係合溝に触れることはない。そのため、釣人は、実釣時において、リールシートに凹部や溝等が形成されていることを実感することがない。
【0018】
さらに、移動フードに設けられた係合凸部が上記係合溝と摺動可能に係合されているから、移動フードはシート本体に対してスライド自在であり、固定フードに対して近接し離反することができると共に、シート本体に対して回転してしまうのを防止することができる。
【0020】
上記係合溝が上下載置面の縁部に連続して一対設けられているので、移動フードの回り止めを一対の係合溝で行うことになり、各係合溝を小さく(深さ、幅寸法を小さく)することができる。その結果、リールシートの外観を「溝」が形成されていないように構成することができ、デザイン的に優れたリールシートを提供することができる。さらに、移動フードに樹脂製のコア部材を備えることにより、上記係合凸部を簡単に形成することができるので、リールシートの製造コストが大幅に上昇することがない。
【0021】
(3) 上述した載置面は外方へ湾曲された湾曲凸面に形成し、当該湾曲凸面の曲率半径を12mm〜15mmに設定するのが好ましい。
【0022】
このようにすれば、一般に市販されている釣用リールのほぼすべてについて、その脚部の底面をぴったりと載置面に当接させることができ、釣用リールをリールシートに確実に固定することができる。
【0025】
また、上記載置面に連続して上記シート本体の長手方向に沿ってねじ軸部を形成し、上記移動フードを上記固定フード側へ移動させるための締結ナットを上記ねじ軸部に螺合させる構成とすることもできる。
【0026】
この構成では、締結ナットを回転させることにより、釣用リールの脚部を固定フードと移動フードとの間で強固に挟持することができる。しかも、締結ナットを移動フードと別体に形成しているから、移動フードの外形寸法をコンパクトにすることができるという利点もある。
【0027】
(4) 細長棒状の釣竿本体と、釣竿本体を支持するグリップとを有し、グリップの中間部分に上述した構成のリールシートを備えて釣竿を構成することができる。
【0028】
このような釣竿では、上述した構成のリールシートを備えるから、移動フードの回り止めを実現しつつ握り心地の良い、きわめて使いやすいものとなる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る釣竿の正面図である。
【0030】
(1) 釣竿の概略構成とポイント
この釣竿20は、たとえばルアーロッドとして構成されており、釣竿本体21と、グリップ22と、リールシート23とを備えている。
【0031】
グリップ22は、実釣時において釣人が把持する部分であって、フロントグリップ24およびリアグリップ25を備えている。リールシート23は、これらフロントグリップ24とリアグリップ25との間に設けられている。フロントグリップ24およびリアグリップ25は、たとえばコルク等により構成することができ、握りやすいように所定外径の円柱状に形成されている。
【0032】
釣竿本体21は、フロントグリップ24側からグリップ22の内部に挿通されて支持されている。釣竿本体21は、細長棒状に形成され、たとえばカーボン繊維を筒状に形成する等、公知の要領で製造することができる。なお、図示していないが、釣竿本体21の所要の位置には、釣糸を案内するガイド部材が適宜配設されている。
【0033】
リールシート23は、釣用のリール(図示せず)を装着し固定するためのものである。リールシート23は、シート本体26と、固定フード27と、移動フード28とを有している。移動フード28は、固定フード27に対して矢印29の方向に沿ってスライドすることができるようになっている。このため、シート本体26上にリールの脚部(図示せず)を載置し、移動フード28を固定フード27側に移動させることによって(具体的には、締結ナット30,31を回転させる)、両フード28,29間でリールの脚部を挟持し固定することができるようになっている。
【0034】
本実施形態の特徴とするところはリールシート23の構造にあり、シート本体26の下縁部32(外縁部)に凹部33が形成されており、この凹部33にリールの脚部が嵌め込まれるようになっている点、および移動フード28が凹部33と係合することにより、シート本体26に対して回り止めがなされている点である。以下、詳しく説明する。
【0035】
(2) リールシート
図2は、釣竿20の要部拡大斜視図であり、リールシート23を下側から(上記下縁部32側から)見た状態でのリールシート23の構造を詳細に示している。また、図3は、図2におけるA−A断面図である。
【0036】
上述したようにリールシート23は、シート本体26と、一対のフード27,28とを有している。
【0037】
シート本体26は、二重の筒状に形成されており、内筒部材34と、外筒部材35とを備えている。
【0038】
内筒部材34は、図に示すような断面円形の部材であって、たとえばポリアミド、ポリブチレンテレフタレート等により形成することができる。この内筒部材34の両端は、上記フロントグリップ24およびリアグリップ25に連結されている。上記釣竿本体21は、この内筒部材34に挿通され支持されている。
【0039】
外筒部材35は、たとえばアルミニウム、真鍮、ステンレス鋼等のほかプライウッド等により形成することができ、図に示すような断面C字状に形成されている。なお、外筒部材35の材質はなんら限定される必要はないが、プライウッド等を採用することによって、リールシート23自体を高級感のあるものに仕上げることができるという利点がある。
【0040】
外筒部材35は、全体として略円筒状に形成されているが、軸方向(長手方向)に沿って間欠部36が形成されている。この間欠部36は、外筒部材35の径方向に貫通している。この外筒部材35は、内筒部材34の外側に嵌め込まれており、上記間欠部36には、内筒部材34の外周面が露出している。つまり、シート本体26の下縁部32には、軸方向に沿って延びる凹部33が形成されている。そして、この凹部33の底面にリールの脚部が載置されるようになっている。この凹部33の底面を特に載置面38と呼ぶ。
【0041】
凹部33の幅寸法dは、13mm〜17mmに設定することができる。本実施形態では、16.1mmに設定されている。かかる寸法に設定することにより、一般に市販されているリールのほぼ全機種について、その脚部を凹部33に嵌め込むことができる。したがって、リールシート23は、汎用性の高いものとなる。
【0042】
載置面38の曲率半径Rは、12mm〜15mmに設定するのが好ましい。その理由は次の通りである。一般にリールの脚部の底面は、当該脚部の装着し易さ等を考慮して湾曲面に形成されており、その曲率半径は機種によって異なっている。しかし、載置面38の曲率半径を上記寸法に設定することにより、一般に市販されているリールのほぼ全機種について、その脚部の底面をぴったりと載置面38に当接させることができる。つまり、一般に市販されているリールのほぼすべてについて、リールシート23に確実に固定することができるという利点があるからである。
【0043】
また、シート本体26の後端部には、ねじ軸部39が設けられている。具体的には、上記外筒部材35のうち後方部分の外周面に雄ねじが形成されている。そして、このねじ軸部39に上記締結ナット30,31が螺合されている。なお、外筒部材35のうち、このねじ軸部39が形成される部位については、特に金属(アルミニウム等)により構成することができる。これらねじ軸部39および締結ナット30,31の作用効果については、後に詳述する。
【0044】
次に、移動フード28は、シート本体26の後端側に嵌め込まれている。移動フード28は、フレーム40とコア部材41とを有している。フレーム40は、たとえばアルミニウム、真鍮、ステンレス鋼等により構成することができ、図に示すような円筒状に形成されている。フレーム40を金属により構成することにより、高級感のあるものに仕上げることができる。
【0045】
コア部材41は樹脂により構成されており、フレーム40の内面を覆うように配設されている。コア部材41は、略円環状に形成されており、本体部42と係合凸部43とを備えている。これら本体部42および係合凸部43は一体的に形成されている。本体部42は薄肉のリング状に形成されており、係合凸部43は、本体部42からその径方向へ突出するように形成されている。そして、この係合凸部43の外形形状は、上記凹部33の内面形状に対応されており、係合凸部43は、凹部33にぴったりと嵌め込まれるようになっている。したがって図に示すように、移動フード28をシート本体26に嵌め込んだ状態では、係合凸部43と凹部33とが係合し、移動フード28は、シート本体26の長手方向(矢印29の方向)に沿ってスライド自在となっている。
【0046】
また、コア部材41は、載置面38に載置されたリールの脚部を囲繞するためのものである。コア部材41を設けることによって、リールの脚部とフレーム40とが直接接触して、両者に傷等がつくのを防止することができる。そのため、図示していないが、コア部材41には、リールの脚部を挿入するための挿入室が設けられている。挿入室の具体的内面形状は、従来から採用されている形状を採用することができる。
【0047】
一方、固定フード27は、シート本体26の先端部に嵌め込まれ固定されている。固定フード27も移動フード28と同様に、フレーム44とコア部材(図示せず)とを有している。フレーム40は、移動フード28のフレーム40と同様の材質、形状に構成することができる。もっとも、リールシートの仕様によっては、材質や形状を設計変更することができるのは勿論である。また、上記コア部材についても移動フード28のコア部材41と同様の構成とすることができる。ただし、固定フード27はシート本体26に対して固定されているから、上述した係合凸部43を形成する必要はない。
【0048】
(3) 釣竿へのリール装着要領
この釣竿20では、次のようにしてリールを装着する。
【0049】
図2を参照して説明する。まず、締結ナット30,31を所定方向(反時計方向)に回転させて締結ナット30,31をシート本体26の後端方向へ移動させる。これにより、移動フード28を同方向へスライドさせることができ、移動フード28と固定フード27との距離を大きくすることができる。
【0050】
次に、シート本体26の載置面38にリールの脚部を載置し、この状態で締結ナット30を時計方向に回転させる。これにより、移動フード28は締結ナット30によって押圧されるようにして固定フード27側へスライドする。締結ナット30をさらに締め込んでいくと、リールの脚部の一方側が固定フード27の挿入室に挿入されると共に他方側が移動フード28の挿入室に挿入され、両フード27,28の間でリールの脚部が挟持される。このとき、締結ナット31をも同時に締め込むことによって、締結ナット30が固定される。つまり、締結ナット31は、締結ナット30のロックナットとして機能し、これにより、リールは釣竿20に確実に固定される。また、締結ナット30,31を再び上記所定方向に回転させることにより、移動フード28を固定フード27から離反させ、リールを取り外すことができる。なお、締結ナット30,31の外周面には、滑り止めのためのローレットを形成することもできる。
【0051】
本実施形態では、上記載置面38は、シート本体26に設けられた凹部33の底面により構成されているから、リールをシート本体26に装着した状態では、リールの脚部は凹部33内に嵌め込まれ、当該凹部33は、リールの脚部によって埋められた状態となる。
【0052】
実釣時においては、釣人の手ないし指がリールシート23と触れる部分は、専らシート本体26の載置面38が形成された部分である。ところが、上述のように上記凹部33がリールの脚部によって埋められることになるので、釣人の手ないし指が凹部33に触れることはない。したがって釣人は、実釣時において、リールシート23に凹部や溝等が形成されていることを実感することがない。
【0053】
また、移動フード28の係合凸部43が上記凹部33に嵌め込まれた状態で係合しているから、移動フード28は、シート本体26に沿って固定フード27に対して近接または離反が自在であると共に、締結ナット30を締め込んだ場合であってもシート本体26に対して回転してしまうのを防止することができる。
【0054】
その結果、移動フード28の回り止めを行いつつ、リールシート23部分の握り心地が良く、快適な釣りを行うことができる。
【0055】
さらに、シート本体6の凹部33の底面によって上記載置面38を構成しているから、この載置面38は、シート本体26の他の部分に比べてリールシート23の中心側に位置することになる。したがって、リールシート23に装着したリールを、当該リールシート23の中心側へ近づけることができるという利点がある。
【0056】
また、本実施形態では、移動フード28にコア部材41を備えているが、このコア部材41は樹脂により一体的に成形することができる。したがって、上記係合凸部43を簡単に形成することができ、回り止めとしての係合凸部43を安価に構成することができ、リールシート23の製造コストが大幅に上昇することはない。
【0057】
加えて、本実施形態では、移動フード28をスライドさせるために、移動フード28とは別体の締結ナット30,31を採用しているので、移動フード28の外形寸法をコンパクトにすることができるという利点もある。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0058】
図4は、本発明の第2の実施形態に係る釣竿の正面図である。また、図5は当該釣竿の要部拡大斜視図であって、リールシート53を下側から見た状態でのリールシート53の構造を詳細に示している。また、図6は、図5におけるB−B断面図である。
【0059】
本実施形態に係る釣竿20が上記第1の実施形態と異なるところは、リールシートの構造にあり、具体的には、上記第1の実施形態ではシート本体26に凹部33(図2参照)を設けてその底面によってリールの載置面38を構成したのに対し、本実施形態では、図5に示すように、シート本体56の外周面によってリールの載置面68を構成し、且つ載置面68に隣接して軸方向(長手方向)に沿って一対の係合溝63a、63bが設けられている点である。なお、本実施形態に係る釣竿のその他の構成については、上記第1の実施形態に係る釣竿20と同様であるので、同様の参照符号を付してその説明を省略する。
【0060】
リールシート53は、シート本体56と、一対のフード27,28とを有している。シート本体56は筒状に形成されており、ベース部材64とカバー部材65とを備えている(図6参照)。本実施形態では、シート本体56をこれら2つの部材により構成しているが、これらを一体的に形成することができるのは勿論である。
【0061】
ベース部材64は、フロント部64aとリア部64bとに分離されており、フロント部64aはたとえばポリアミド、ポリブチレンテレフタレート等により形成し、リア部64bはアルミニウム等の金属により形成することができる。なお、このリア部64bの外周面には雄ねじが形成されており、第1の実施形態で示したねじ軸部39(図2参照)として構成されている。このねじ軸部39には、締結ナット30,31が螺合されている。フロント部64aおよびリア部64bは、同一の断面形状に形成されており、図5に示しような単一のベース部材64を構成している。もっとも、ベース部材64を同一の材料により構成することができるのは勿論である。
【0062】
ベース部材64は、図6に示すように断面が略C字状に形成されており、その上部に間欠部が設けられている。カバー部材65は板状に形成されており、間欠部に嵌め込まれるようにして取り付けられている。両者の取り付けは、たとえば接着剤等により固着させることができる。このカバー部材65もベース部材64に対応されて二分割されており、フロント部65aとリア部65bとを有しているが、これらを一体的に形成することもできる。
【0063】
ベース部材64に取り付けられたカバー部材65は、その上面によってシート本体56の上面(外周面の一部)を構成している。そして、この上面がリールの脚部を載置する載置面68を構成している。また、載置面68の長手方向寸法Lは、50mm〜130mmに設定することができる。本実施形態では、119mmに設定されている。かかる寸法に設定することにより、一般に市販されているリールのほぼすべてについて、その脚部を確実に載置面68に載置することができ、さらに、リールシート53部分が不必要に大きな寸法となるのを防止してコンパクトに形成することができるという利点がある。なお、載置面68の曲率半径Rは、第1の実施形態と同様の寸法に設定することができ、載置面68の幅寸法dも第1の実施形態における凹部33(図3参照)の幅寸法dと同様の寸法に設定することができる。
【0064】
上述した係合溝63a,63bは、カバー部材65のリア部65bに設けられている。具体的には、係合溝63a,63bは、上記載置面68に隣接し、且つリールシート53の軸方向(長手方向の後方側)に沿って形成されている。係合溝63a,63bの機能については後述するが、その内面形状は特に限定されず、微小な凹部を形成すれば十分である。
【0065】
また、固定フード27および移動フード28は、上記第1の実施形態で示したものと同様の構成である。ただし、移動フード28については、本実施形態では第1の実施形態で示した凹部33が設けられていないので、コア部材71の形状が第1の実施形態に係るコア部材41と異なっている。すなわち、コア部材71は、円環状に形成された本体部72と、これに一体的に形成された係合凸部73とを有している。この係合凸部73は、具体的には微小な突片により構成されており、本体部72の中心方向へ向かって突設されている。係合凸部73は、上記係合溝63a,63bにぴったりと嵌合することができ、且つ係合溝63a,63bに対して摺動自在となっている。このため、移動フード28全体がシート本体56に対して軸方向に沿ってスライド自在となっている。
【0066】
本実施形態に係るリールシート53では、上記第1の実施形態に係るリールシート23と同様の要領でリールを装着することができる。
【0067】
特に本実施形態では、載置面68がカバー部材65の上面(すなわちシート本体56の外周面の一部)により構成されているから、リールシート56の当該載置面68が形成された部分に、従来のリールシートに設けられていた溝や凹部が存在しない。また、移動フード28は、係合溝63a,63bに沿ってスライドするが、この係合溝63a,63bは、載置面68に直接形成されておらず、載置面68に隣接して形成されている。
【0068】
したがって、実釣時において釣人の手ないし指がリールシート53と触れる部分は、専らシート本体56の載置面68が形成された部分であるから、載置面68に直接係合溝63a、63bやその他の凹部等が設けられていないので、実釣時において釣人の手ないし指が係合溝63a,63bに触れることはない。これにより、実釣時において釣人がリールシート53部分を把持したとしても、非常に握り心地の良いものとなる。
【0069】
さらに、移動フード28に設けられた係合凸部73が係合溝63a,63bと摺動可能に係合されているから、移動フード28はシート本体56に対してスライド自在であると共に、リールの脚部を固定フード27との間で強固に挟持するために締結ナット30を締め込んだ場合であっても、シート本体56に対して回転してしまうのを確実に防止することができる。
【0070】
また、本実施形態では、係合溝63a,63bは、載置面の縁部68aに連続して一対設けられている。つまり、移動フード28の回り止めを一対の係合溝63a,63bで行うことになり、「回り止め」という機能を発揮させるために、それぞれの寸法(深さや、幅寸法等)を小さくすることができる。
【0071】
なぜなら、移動フード28の回り止めを達成するためには、締結ナット30を締め付けた際に発生する移動フード28の回転モーメントが係合凸部73に負荷として作用する。このとき、この負荷を単一の係合凸部により負担するよりも一対の係合凸部73により負担するほうが、各係合凸部73に作用する負荷が小さくなる。このため、係合凸部73が嵌め込まれる係合溝63a,63bも小さくすることができる。
【0072】
さらに、係合溝63a,63bを載置面の縁部68aに連続して設けることにより、仮に釣人が係合溝63a,63bを設けた部位を握ったとしても、手や指の内側に係合溝63a,63bが触れにくい。
【0073】
その結果、リールシート53の握り心地が良くなることに加えて、リールシート53の外観において、「溝」等が形成されていないように構成することができ、デザイン的に優れたリールシートを提供することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、移動フードがシート本体に設けられた凹部ないし係合溝と係合しているので、移動フードの回り止めを確実に行うことができる。しかも、これら凹部ないし係合溝は、実釣時において釣人の手ないし指と接触することのない位置に設けられているから、リールシートの握り心地をきわめて良いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る釣竿の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る釣竿の要部拡大斜視図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る釣竿の正面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る釣竿の要部拡大斜視図である。
【図6】図5におけるB−B断面図である。
【図7】従来の釣竿のリールシート部分を示す図である。
【符号の説明】
20 釣竿
21 釣竿本体
22 グリップ
23,53 リールシート
24 フロントグリップ
25 リアグリップ
26 シート本体
27 固定フード
28 移動フード
30 締結ナット
32 下縁部
33 凹部
34 内筒部材
35 外筒部材
37 凹部
38 載置面
39 ねじ軸部
40 フレーム
41 コア部材
43 係合凸部
56 シート本体
63a,63b 係合溝
68 載置面
68a 縁部
71 コア部材
73 係合凸部
R 載置面の曲率半径
L 載置面の長さ
d 載置面の幅寸法

Claims (4)

  1. 釣用リールの脚部を載置する載置面が形成されたシート本体と、シート本体に設けられ、上記脚部の一方を収容し得る固定フードと、固定フードに対して近接/離反可能に設けられ、上記脚部の他方を収容し得る移動フードとを有し、固定フードと移動フードとの間で上記脚部を挟持し得るリールシートであって、
    上記載置面は、上記シート本体の外周面の一部により構成され且つ上記シート本体の長手方向に沿って50mm〜130mmの長さに設定され、
    上記シート本体は、上記載置面に隣接して長手方向に沿って係合溝が設けられており、
    上記移動フードは、上記係合溝と摺動可能に係合する係合凸部を備えており、
    上記係合溝は、上記載置面の縁部に連続して一対設けられており、
    上記移動フードは、フレームと、フレーム内部に配設され、上記脚部の他方を囲繞するコア部材とを有し、
    コア部材は樹脂により構成されており、上記係合凸部はコア部材と一体的に形成されていることを特徴とするリールシート。
  2. 請求項1記載のリールシートにおいて、
    上記載置面は外方へ湾曲された湾曲凸面に形成されており、当該湾曲凸面の曲率半径が12mm〜15mmに設定されていることを特徴とするリールシート。
  3. 請求項1又は2に記載のリールシートにおいて、
    上記載置面に連続して上記シート本体の長手方向に沿ってねじ軸部が形成されており、
    上記移動フードを上記固定フード側へ移動させる締結ナットが上記ねじ軸部に螺合されていることを特徴とするリールシート。
  4. 細長棒状の釣竿本体と、
    釣竿本体を支持するグリップと、
    グリップの中間部分に形成された上記請求項1ないしのいずれかに記載のリールシートとを備えたことを特徴とする釣竿。
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