JPH069943Y2 - 合成樹脂製の提手付き容器 - Google Patents
合成樹脂製の提手付き容器Info
- Publication number
- JPH069943Y2 JPH069943Y2 JP6474688U JP6474688U JPH069943Y2 JP H069943 Y2 JPH069943 Y2 JP H069943Y2 JP 6474688 U JP6474688 U JP 6474688U JP 6474688 U JP6474688 U JP 6474688U JP H069943 Y2 JPH069943 Y2 JP H069943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- handle
- fitted
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、合成樹脂製の提手付き容器に関する。
従来、合成樹脂製の提手付き容器は、実開昭61−16
9000号公報に記載されている。この公報に記載され
た提手付き容器は、第4図及び第5図に示すように容器
本体1の側壁部に提手嵌着用軸35を突設したものであ
る。
9000号公報に記載されている。この公報に記載され
た提手付き容器は、第4図及び第5図に示すように容器
本体1の側壁部に提手嵌着用軸35を突設したものであ
る。
第4図及び第5図に示すような合成樹脂製の提手付き容
器を一体に形成するには、射出成形で成形している。
器を一体に形成するには、射出成形で成形している。
しかしながら、射出成形は精密で複雑な形状のものを一
体成形で成形できるが、コストが高くなり、真空成形及
び圧空成形はコストが安くなるが、精密で複雑な形状の
ものを一体成形で成形することが困難である。
体成形で成形できるが、コストが高くなり、真空成形及
び圧空成形はコストが安くなるが、精密で複雑な形状の
ものを一体成形で成形することが困難である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、提手付き
容器の容器本体1を真空成形又は圧空成形等で成形でき
るようにすることを技術課題とする。
容器の容器本体1を真空成形又は圧空成形等で成形でき
るようにすることを技術課題とする。
本考案は、前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
うな構成とした。
即ち、容器本体1の開口部2に、外方の斜め下方に突き
出した折り返し突っ張り縁3を設け、この開口部2に蓋
板10を被嵌し、蓋体10の外周壁11の内側には係合用段部
12を設けて、折り返し突っ張り縁3の先端部4を係止
し、外周壁11の外側の対称位置2箇所に、提手嵌着用軸
35を突設して提手20を回動自在に嵌着し、蓋体10の頂部
に設けた取り出し口14に小蓋15を嵌着した合成樹脂製の
提手付き容器とした。
出した折り返し突っ張り縁3を設け、この開口部2に蓋
板10を被嵌し、蓋体10の外周壁11の内側には係合用段部
12を設けて、折り返し突っ張り縁3の先端部4を係止
し、外周壁11の外側の対称位置2箇所に、提手嵌着用軸
35を突設して提手20を回動自在に嵌着し、蓋体10の頂部
に設けた取り出し口14に小蓋15を嵌着した合成樹脂製の
提手付き容器とした。
本考案は、第1図及び第2図に示すように容器本体1の
開口部2に、外方の斜め下方に突き出した折り返し突っ
張り縁3を設け、この開口部2に蓋体10を被嵌し、蓋体
10の外周壁11の内側には係合用段部12を設けて、折り返
し突っ張り縁3の先端部4を係止しているので、蓋体10
が強く上方に引っ張られると、容器本体1の折り返し突
っ張り縁3は、開口部2との接合部5を中心として外方
に回動するような力を受け、先端部4が蓋体10の係合用
段部12に一層強く係合する。そして、提手嵌着用軸35を
蓋体10の外周壁11の外側に突設させて、容器本体1を簡
単な形状としたので提手付き容器の容器本体1が真空成
形又は圧空成形等で成形できる構造となった。
開口部2に、外方の斜め下方に突き出した折り返し突っ
張り縁3を設け、この開口部2に蓋体10を被嵌し、蓋体
10の外周壁11の内側には係合用段部12を設けて、折り返
し突っ張り縁3の先端部4を係止しているので、蓋体10
が強く上方に引っ張られると、容器本体1の折り返し突
っ張り縁3は、開口部2との接合部5を中心として外方
に回動するような力を受け、先端部4が蓋体10の係合用
段部12に一層強く係合する。そして、提手嵌着用軸35を
蓋体10の外周壁11の外側に突設させて、容器本体1を簡
単な形状としたので提手付き容器の容器本体1が真空成
形又は圧空成形等で成形できる構造となった。
以下、本考案による実施例について第1図乃至第3図を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
この合成樹脂製の提手付き容器は容器本体1の開口部2
の全周囲に、接合部5を頂点として外方の斜め下方に突
き出した折り返し突っ張り縁3を設け、この開口部2に
蓋体10を被嵌し、蓋体10は頂部から垂下して設けた嵌合
用筒13を前記開口部2内に挿入し、外周壁11の内側には
凸部と溝から成る係合用段部12を設けて容器本体1の折
り返し突っ張り縁3の先端部4を係止し、提手20により
本考案の提手付き容器を持ち上げた時一層強く係合する
構造になっている。そして、提手20は外周壁11の幅方向
中央で外側の対称位置2箇所に突設された提手嵌着用軸
35に嵌着し上部嵌合孔22と下部嵌合孔21及びスリット23
により自在に回動及び伸縮できるようになっている。さ
らに、蓋体10の頂部に設けた取り出し口14は、一体成型
したスプーン16が備えてあって取り出し口14の帳面18に
防水性薄膜17を剥離可能に貼付し、小蓋15を外嵌して嵌
着する構造となっている。
の全周囲に、接合部5を頂点として外方の斜め下方に突
き出した折り返し突っ張り縁3を設け、この開口部2に
蓋体10を被嵌し、蓋体10は頂部から垂下して設けた嵌合
用筒13を前記開口部2内に挿入し、外周壁11の内側には
凸部と溝から成る係合用段部12を設けて容器本体1の折
り返し突っ張り縁3の先端部4を係止し、提手20により
本考案の提手付き容器を持ち上げた時一層強く係合する
構造になっている。そして、提手20は外周壁11の幅方向
中央で外側の対称位置2箇所に突設された提手嵌着用軸
35に嵌着し上部嵌合孔22と下部嵌合孔21及びスリット23
により自在に回動及び伸縮できるようになっている。さ
らに、蓋体10の頂部に設けた取り出し口14は、一体成型
したスプーン16が備えてあって取り出し口14の帳面18に
防水性薄膜17を剥離可能に貼付し、小蓋15を外嵌して嵌
着する構造となっている。
そして、この実施例では蓋板10の取り出し口14にスプー
ン16を一体に形成してあるが、この取り出し口14には、
すり切り用バーを一体に形成してもよい。
ン16を一体に形成してあるが、この取り出し口14には、
すり切り用バーを一体に形成してもよい。
本考案は、容器本体1の開口部2に折り返し突っ張り縁
3を設け、この折り返し突っ張り縁3の先端部4を蓋板
10の係合用段部12に係合するようにしたので、蓋体10が
上方に引っ張られると先端部4と係合用段部12とは一層
強く係合するので、簡単な構成で容器本体1と蓋体10を
嵌合止着することができ、力のかかる提手嵌着用軸35を
蓋体10に設けることができた。その結果、容器本体1は
提手嵌着用軸35を設けない簡単な構造となり真空成形又
は圧空成形等で成形できる構造となり、本考案は提手付
き容器のうち最も大きな部分である容器本体1を安価と
することができた。
3を設け、この折り返し突っ張り縁3の先端部4を蓋板
10の係合用段部12に係合するようにしたので、蓋体10が
上方に引っ張られると先端部4と係合用段部12とは一層
強く係合するので、簡単な構成で容器本体1と蓋体10を
嵌合止着することができ、力のかかる提手嵌着用軸35を
蓋体10に設けることができた。その結果、容器本体1は
提手嵌着用軸35を設けない簡単な構造となり真空成形又
は圧空成形等で成形できる構造となり、本考案は提手付
き容器のうち最も大きな部分である容器本体1を安価と
することができた。
第1図は本考案の一実施例の縦断面半裁図、第2図はそ
の要部を破断して示した側面図、第3図はその外形斜視
図、第4図は従来例の側面図、第5図はその提手取り付
け部の部分断面図である。 1……容器本体、2……開口部、 3……折り返し突っ張り縁、4……先端部、 10……蓋体、11……外周壁、 12……係合用段部、15……小蓋、 20……提手、35……提手嵌着用軸。
の要部を破断して示した側面図、第3図はその外形斜視
図、第4図は従来例の側面図、第5図はその提手取り付
け部の部分断面図である。 1……容器本体、2……開口部、 3……折り返し突っ張り縁、4……先端部、 10……蓋体、11……外周壁、 12……係合用段部、15……小蓋、 20……提手、35……提手嵌着用軸。
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体1の開口部2に、外方の斜め下方
に突き出した折り返し突っ張り縁3を設け、この開口部
2に蓋体10を被嵌し、蓋体10の外周壁11の内側には係合
用段部12を設けて、折り返し突っ張り縁3の先端部4を
係止し、外周壁11の外側の対称位置2箇所に、提手嵌着
用軸35を突設して提手20を回動自在に嵌着し、蓋体10の
頂部に設けた取り出し口14に小蓋15を嵌着した合成樹脂
製の提手付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6474688U JPH069943Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 合成樹脂製の提手付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6474688U JPH069943Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 合成樹脂製の提手付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168438U JPH01168438U (ja) | 1989-11-28 |
JPH069943Y2 true JPH069943Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31290209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6474688U Expired - Lifetime JPH069943Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 合成樹脂製の提手付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069943Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4720983B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-07-13 | 明邦化学工業株式会社 | 収容ケース |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP6474688U patent/JPH069943Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01168438U (ja) | 1989-11-28 |