JPH061038Y2 - 便座カバー - Google Patents

便座カバー

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JPH061038Y2
JPH061038Y2 JP9755989U JP9755989U JPH061038Y2 JP H061038 Y2 JPH061038 Y2 JP H061038Y2 JP 9755989 U JP9755989 U JP 9755989U JP 9755989 U JP9755989 U JP 9755989U JP H061038 Y2 JPH061038 Y2 JP H061038Y2
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JP
Japan
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toilet seat
lid
ring body
toilet
air outlet
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JP9755989U
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正弘 山本
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株式会社リズム
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は臀部の洗浄機能及び乾燥機能を有する便器の便
座に装着される便座カバーに関する。
〔従来の技術」 近年、臀部の洗浄機能及び乾燥機能を有する第7図及び
第8図の如き便器(便器本体は図示せず)が出現してい
る。
第7図は上述の便器の便蓋1を開けた状態を示す斜視
図、第8図は同じく便蓋1を開け、便座2をはね上げた
状態を示す斜視図である。便蓋1,便座2は夫々の背部
でコ字型の乾燥機構102の長辺上に以下の如く取り付け
られている。即ち、便蓋1,便座2の背部の左右両側に
は筒状の突起部22,22、12,12が夫々設けられており、該
突起部22,22、12,12には、乾燥機構102の長辺の左右両側
に内向きに設けられ一端に鍔部を有する枢支ピン23,23
が夫々の鍔部を内向きにして貫入されている。これによ
り便蓋1及び便座2は夫々の背部で横軸周りに開閉自在
に乾燥機構102の長辺上に枢着され、これらを閉じるこ
とにより便座2の下側に配されるべき便器本体の上面が
覆われるようになっている。
また便座2の背部の裏面側には前記乾燥機構102の長辺
である横長の扁平筒状の温風吹出部310がその前面を便
座2の内周部の裏面側縁に臨ませて配設されている。前
記温風吹出部310の前面一側端部には温風吹出口31が開
口されており、該温風吹出口31の上縁には横軸周りに開
閉可能な蓋32が枢支されている。そして温風吹出部310
内に配されたヒータ及び送風機(共に図示せず)から温
風が吹出されると前記蓋32は吹上げられて略水平に開か
れるようになっている。また蓋32は温風が停止されると
自重により閉じられるようになっている。
これにより前記温風吹出口31から温風が吹出されると、
使用者の臀部に温風があたり図示しない洗浄ノズルによ
り洗浄された臀部の乾燥が行われる。また温風が吹出さ
ないときには前記温風吹出口31の前面は前記蓋32により
覆われているので、便座2をはねあげて便器を使用する
男子小用に際しても前記温風吹出口31から温風吹出部31
0内に排泄物が入り込むことがない。
一方、本願出願人は実公昭57-56798号公報,実願昭63-6
4817号,実願昭63-92615号等において、短筒状のカバー
本体の一方周縁を、便座2の内周部裏面側縁に配すべき
リング体の外向きに開放された周溝に係入装着し、前記
リング体を便座2の内周部裏面側縁に接面するように配
して他方周縁を便座2の表面側に引出し、続いて便座2
の背部の突起部22,22より前側周縁の裏面側と、背部の
背側端縁の裏面側とに回り込ませるようにして被装する
便座カバーを提案している。これらの考案に係る便座カ
バーはカバー本体とリング体との着脱を容易に、迅速に
行うことができるという利点がある。更に例えばO型便
座,U型便座等便座の形状、寸法仕様が異なる場合でも
適用可能であり、またその背部の両側に便器本体の枢支
軸に枢着するための突起部を有する便座にも装着でき
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが第7図及び第8図に示した如き蓋32を有する温
風吹出口31が配設してある便器の便座に従来の便座カバ
ーを装着させ、前記温風吹出口31から温風を吹出した場
合、蓋32の開閉動作がリング体40及びこれの周溝に係入
装着されたカバー本体200の干渉を受け、温風吹出口31
が十分に開口されないという問題があった。第9図は第
7図に示した便器の便座に従来の便座カバーを装着させ
た場合のIX-IX線断面図である。従来の便座カバーはそ
の内周縁が便座2の内周部裏面側縁よりも外方向へ向け
て突出した状態で便座2に装着される。このような状態
で便座カバーを装着した便座2を便器本体上を覆うべく
閉じた場合、温風吹出部310と対向する部位の便座2の
内周部裏面側にリング体40及びカバー本体200が配され
ることとなり、これらの干渉を受けて温風により吹上げ
られんとする蓋32が水平に開かれず、半開きになる。こ
のため、前記ヒータ及び送風機から吹出された温風は下
側へ吹出され、使用者の臀部にあたらず乾燥機能が低下
していた。
本考案は斯かる事情に鑑みなされたものであり、横軸回
りに開閉可能な蓋を有する温風吹出口を、その背部の内
周部裏面側縁に対向させて配設してある便器の便座に装
着される便座カバーであって、蓋32の開閉動作が便座カ
バーの干渉を受けることを防止すべく、蓋32と対向する
部位に配される部分の前記リング体の形状をその内周縁
よりも内方向へ向けて突出したアーチ状としてある便座
カバーを提供することをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る便座カバーは、横軸周りに開閉可能な蓋を
有する温風吹出口を、その背部の内周部裏面側縁に臨ま
せて配設してある便器の便座に装着され、円環筒状のカ
バー本体の一方周縁を、便座の内周部裏面側縁に配され
るリング体に設けられ外向きに開放された周溝に係入装
着して他方周縁を便座の外周部裏面側縁に被装する便座
カバーであって、前記リング体の前記温風吹出口及び蓋
と対向させるべき部位に、リング体の内周縁よりも内方
向へ向けて突出したアーチ状部材が設けてあることを特
徴とする。
〔作用〕
本考案に係る便座カバーは、カバー本体の一方周縁をリ
ング体の周溝に係入装着させ、このリング体を便座の裏
面内周縁近傍に配し、このリング体の内周縁よりも内方
向へ向けて突出したアーチ状部材が前記温風吹出口と対
向させるべき部位に位置するようになし、カバー本体の
他方周縁を便座の外周部裏面側縁に被装させる。そうす
ると前記温風吹出口の蓋が温風により上方へ吹上げられ
んとする際、前記蓋と対向すべき位置のリング体には前
記アーチ状部材が突設されているので、この部位には便
座カバーの内周縁りも内方向への空隙が形成され、前記
蓋の開閉動作が便座カバーに干渉されることが防止さ
れ、温風吹出口が十分に開口される。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本考案に係る便座カバーを便座に装着した状態
を示す裏面側からの斜視図、第2図は同じく表面側から
の一部破断斜視図、第3図は便座への装着前の表面図、
第4図は第3図の裏面図、第5図は本考案に係る便座カ
バーのリング体の表面図、第6図は同じくリング体の便
座の背部に位置されるべき部分を示す一部省略斜視図で
ある。なお、便座カバーの表裏は便座の表裏に対応す
る。
本考案に係る便座カバーが装着される便座120の背部の
裏面側には第7図及び第8図に示したのと同様の温風吹
出口31及びこれを覆う蓋32が設けられている。
そして、この便座120に装着される本考案に係る便座カ
バー10は、第1図乃至第3図及び第4図に示すように、
円環筒状のカバー本体20の一方周縁210に、ゴム紐等の
弾性体30を玉縁仕末によつて縫着し、外周縁210を、便
座120の内周部底面側縁に後述する如く配される合成樹
脂製のリング体4の外周縁に外向きに開放されて形成さ
れた周溝4aに係入装着する一方、カバー本体20の他方周
縁220に、ゴム紐等の弾性体5を玉縁仕末によって縫着
して構成されている。
カバー本体20の便座120の背部に位置させるべき他方周
縁220の背端部両側には、便座カバー10が装着された場
合に、便座120の背部21の背端側にその中央部り適長離
隔して配された突起部22,22対向間隙間における便座120
の背部21の背端側と内周部側との間に掛け渡されるゴム
紐等を用いてなる帯体6,6と、同じく便座120の前記
突起部22,22より前側における便座120の両側端側と内周
部側との間に掛け渡されるゴム紐等の帯体7,7とが夫
々縫着されており、これらの帯体6,6、7,7の先端
にはホックを用いてなる止部6a,6a、7a,7aが夫々設けら
れている。また、前記リング体4の便座120の背部21側
に位置されるべき部分の両側部には、突出部41,42が外
方に向けて突出形成され、該突出部41,42には、前記各
帯体6,7の各止部6a,7aに係着されるホックを用いて
なる止部4b,4b,4c,4cが設けられている。更に、リング
体4の便座120の背部21側に位置されるべき部分の背端
部には、該リング体4の内周縁に沿って、後述する如く
装着された際に上方となる側に突出させてすれ止めたる
係合突起4dが設けられている。
更にまたリング体4の便座120の背部21側に位置される
べき内周縁の前記蓋32と対向されるべき部分は適宜長破
断され、その短辺の両端部でリング体4と連設されたア
ーチ状部材410が、その長辺をリング体4の内周縁より
も内方向に配されるようにして前記係合突起4dの突出方
向へ突出されている。
このような構成の便座カバー10は、カバー本体20の一方
周縁210を周溝4aに係入装着させた状態で、リング体4
を便座120の裏面内側周縁近傍に配し、第2図に示す如
く、係合突起4d及びアーチ状部材410が背部21の前部に
おける内側周縁の前側に位置するようになし、カバー本
体20の他方周縁220の便座120の表面側に引出し、続いて
便座120の上面背側の両側部の上向き突起部22,22を避け
るようにして、便座120の背部21より前側部分の外側周
縁の裏面側と、背部21の背側端縁の裏面側とに回り込ま
せ、その後、背部21側に位置する帯体6,6を便座120
の裏面背端から内周部側に掛け渡し、これら先端の止部
6a,6aを、リング体4背部両側の突出部41,42に設けられ
た止部4b,4bに係着させると共に、便座120の上向き突起
部22,22より前側部分に位置する帯体7,7を、便座120
の前記突起部22,22より前側における裏面両側端側から
内周部側に掛け渡し、これら先端の止部7a,7aを、前記
突出部41,42に設けられた止部4c,4cに係着することによ
って、便座120に装着される。
上述の如く便座2に装着した本考案の便座カバー10を用
いた場合、前記温風吹出口31の開口部から温風を吹出
し、温風により前記蓋32が上方に吹上げられても、該蓋
32と対向させるべき位置のリング体4には前記アーチ状
部材410が突設されているので前記蓋はリング体4及び
カバー本体20の干渉を受けることなく略水平に開かれ、
前記温風吹出口31から十分に温風が吹出される。
なお、本実施例では、、帯体6,6、7,7の止部6a,6
a、7a,7aとリング体4の止部4b,4b、4c,4cにホックを用い
ているが本考案はこれに限らず、例えば、止部6b,6b、7
c,7cを釣針状の引掛具とし、止部4b,4b、4c,4cをこれら
の引掛具を引掛けるための孔としてもよく、また、各止
部6b,6b、7c,7c、4b,4cに面ファスナーを用いてもよい。
また、本実施例においては、1個の係合突起4dを設けて
いるが、係合突起4dの個数は複数であってもよいことは
言うまでもない。
また、本実施例では本考案の便座カバーを加温式の便座
に適用したが、本考案の便座カバーはその背部の裏面側
に前述の如き蓋を有する温風吹出口が設けてある便座で
あれば加温式でなくともどのような便座にこれを適用し
ても上記同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案に係る便座カバーを、その背部の裏面側に温風吹
出部と、該温風吹出部の温風吹出口に横軸回りに開閉自
在な蓋とが設けてある便座に装着すると、前記蓋が温風
により吹上げられ上方に開かれた場合でも前記蓋と対向
されるべき位置のリング体には前記アーチ状部材が突設
されているので、前記蓋がリング体及びカバー本体より
干渉を受けることが防止される。
これにより前記蓋が略水平まで開かれ、前記温風吹出口
から十分に温風が吹出され、臀部の乾燥が効率よく行わ
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る便座カバーを便座に装着した状態
を示す裏面側からの斜視図、第2図はその表面側からの
一部破断斜視図、第3図は便座への装着前の表面図、第
4図は第3図の裏面図、第5図は本考案に係る便座カバ
ーのリング体の表面図、第6図は同じくリング体の便座
の背部に位置されるべき部分を示す一部省略斜視図、第
7図及び第8図は洗浄機能及び乾燥機能を有する便器の
便座の斜視図であり、第7図は便器蓋を開けた状態、第
8図は便器蓋及び便座を開けた状態を示すもの、第9図
は第7図に示した便器の便座に従来の便座カバーを装着
させた状態のIX-IX線断面図である。 10…便座カバー、20…カバー本体、210…一方周縁、220
…他方周縁、4…リング体、4a…周溝、120…便座、21
…背部、22…突起部、31…温風吹出口、32…蓋、410…
アーチ状部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横軸周りに開閉可能な蓋を有する温風吹出
    口を、その背部の内周部裏面側縁に臨ませて配設してあ
    る便器の便座に装着され、円環筒状のカバー本体の一方
    周縁を、便座の内周部裏面側縁に配されるリング体に設
    けられ外向きに開放された周溝に係入装着して他方周縁
    を便座の外周部裏面側縁に被装する便座カバーであっ
    て、前記リング体の前記温風吹出口及び蓋と対向させる
    べき部位に、リング体の内周縁よりも内方向へ向けて突
    出したアーチ状部材が設けてあることを特徴とする便座
    カバー。
JP9755989U 1989-08-21 1989-08-21 便座カバー Expired - Lifetime JPH061038Y2 (ja)

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JPH0335794U JPH0335794U (ja) 1991-04-08
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