JPH0751367B2 - ドツト・マトリクス・プリンタ - Google Patents

ドツト・マトリクス・プリンタ

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JPH0751367B2
JPH0751367B2 JP61201899A JP20189986A JPH0751367B2 JP H0751367 B2 JPH0751367 B2 JP H0751367B2 JP 61201899 A JP61201899 A JP 61201899A JP 20189986 A JP20189986 A JP 20189986A JP H0751367 B2 JPH0751367 B2 JP H0751367B2
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勉 浜野
邦夫 沼田
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔基業上の利用分野〕 本発明は、ECR又はPOS端末装置等で使用されるスリツプ
・プリンタのような、比較的小型のドツト・マトリクス
・プリンタに関する。
〔従来技術〕
比較的小型のドツト・マトリクス・プリンタ、例えばEC
R又はPOS端末装置等(以下POS等という)で使用される
スリツプ・プリンタは、売上カウンタのように比較的狭
い場所に他の装置と一緒に設置しなければならない関係
上、通常横方向には20〜40文字程度しか印字できない小
さなプリント・ステーシヨンから構成されているものが
多い。
このように、従来のスリツプ・プリンタはプリント・ス
テーシヨンの大きさが制限されているために、従来のEC
R・POS用スリツプはスリツプ・プリンタに合わせてその
大きさ及び形状が決められていた。従つて、従来のECR
・POS用のスリツプに印字する限りにおいては従来のス
リツプ・プリンタであつても問題は生じない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、最近、バンクPOS等の発展に伴い、小切
手類、クレジツト・カード用スリツプ・フオーム等の横
長のスリツプをもECR又はPOS端末装置で処理し、印字し
たいという要求が増えてきた。
このような要求に従来技術で答えるには、横長のスリツ
プ・フオームに合わせてプリント・ステーシヨンを大き
くする必要があるが、それではプリンタ全体が大きくな
り広い設置場所が必要となる。
本発明では、文字を回転印字することに着眼してこの問
題の解決をはかろうとするものである。文字の回転印字
に関する従来技術としては、特公昭56−18989号公報に
記載の発明「文字パターン発生装置」がある。この従来
技術は、複数のシフト・レジスタを組み合せて用いるこ
とにより、回転した文字のドツト・パターンを1文字単
位で順次作成するものである。従つて、この従来技術
は、ドツト・ヘツドをプリント・ステーシヨンに沿つて
一定の間隔をおいて複数個並べた、いわゆるライン・ド
ツト・プリンタでは使用できない。その理由は、ライン
・ドツト・プリンタでは各ドツト・ヘツドがそれぞれ別
の文字を同時に印字する必要があるが、前述の従来技術
は各文字毎に、順次回転文字パターンを作成しているの
でこの要求に対応できないからである。
さらに、文字を回転印字することにより上述の問題を解
決するには、文字と文字の間隔を細かく制御して印字す
ることができるものでなければならないが、従来技術の
プリンタでは、1文字幅単位のスペースの制御しかでき
ない。
本発明は、以上の従来技術の欠点に鑑みて成されたもの
であり、従来の大きさのプリント・ステーシヨンがあつ
ても横長のスリツプへの印字が可能なドツト・マトリク
ス・プリンタを提供することをその目的とする。
さらに本発明の目的は、文字と文字の間隔及び文字の幅
を自由に変更可能なドツト・マトリクス・プリンタを提
供することである。
加えて、本発明は文字を回転印字することができるライ
ン・ドツト・プリンタを提供することをその目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、横長のスリツプであつてもプリンタに縦向き
に挿入するようにし、プリンタがスリツプの挿入方向に
合わせて文字を回転印字するとともに各文字間のスペー
スをドツト単位で調整することができるよう構成して上
記問題点を解決した。その概略構成を第1図に示す。
第1図において、4及び6はPOS等から送られてくる文
字データ及びスペース・データをそれぞれ記憶する文字
データ記憶部及びスペース・データ記憶部である。2は
編集制御部であり、POS等からの回転信号その他各種の
制御信号に基づき、印字すべき文字のドツト・パターン
及びスペース・ドツトを編集するよう各部を制御する。
8はアドレス・ジエネレータで、文字データ記憶部4及
び編集制御部2からの信号に基づき、文字パターンROM1
0から印字すべき文字のドツト・パターン・データを読
出す。文字パターンROM10には各文字のドツト・パター
ンが記憶されており、そこから読出されたドツト・パタ
ーンは文字パターン処理部12で編集制御部2から送られ
る制御信号に従い処理される。
14は、文字パターン処理部12からの文字のドツト・パタ
ーンと、文字でない部分すなわちスペース部分を表わす
ドツトとを合成するための文字・スペース合成部であ
る。文字・スペース合成部14により合成されたデータは
印字データ・バツフア16に順次記憶される。
20は印字制御部で、ドツト・ポジシヨン・センサ22から
の印字シフト・クロツクに基づいて印字データ・バツフ
ア16のデータをプリント・ソレノイド・ドライバ(ソレ
ノイドDR)18に出力させて印字を行なうよう制御する。
24は、POS等に文字データ及びスペース・データの送信
を要求するリクエスト制御部である。
第1図では説明の便宜上、文字パターン処理部12、文字
・スペース合成部14及び印字データ・バツフア16をそれ
ぞれ分けて描いてあるが、これらは文字パターン処理部
として1つにまとめても良い。
〔作用〕
作用の説明をする前に、説明をわかり易くするために第
6図を用いて用語を定義しておく。
第6図(A)には数字“0"のドツト・パターンが示され
ており、第6図(B)には第6図(A)のドツト・パタ
ーンが右向きに90度回転された状態が示されている。第
6図(A),(B)いずれの場合であつても横方向のド
ツトのグループを“行”、縦方向のドツトのグループを
“列”と呼ぶことにする。また、第6図の(A)又は
(B)のような1文字当りの横方向のドツトのグループ
を“ドツト行”と呼び、縦方向のドツトのグループを
“ドツト列”と呼ぶ。従つて、第6図(A)は7個のド
ツト行又は5個のドツト列で構成され、第6図(B)は
5個のドツト行又は7個のドツト列で構成されていると
いうことになる。
今仮りに、第6図(A)のような文字が40個印字される
ことにより1行が構成されるとする。1番最初の文字の
前に1ドツトのスペースをとり、文字と文字の間隔を1
ドツト分空けるとすると、(5+1)×40=240、すな
わち横方向に240ドツト分の長さが必要になる。このよ
うな、1行分の横方向のドツトのグループ(この場合24
0ドツト)を“1ライン・ドツト行”と呼び、1行を構
成する文字全体(上述の例では40個の文字及びスペー
ス)を“1文字行”と呼ぶこととする。従つて、上述の
例で1文字行を印字するには、240ドツトから成る1ラ
イン・ドツト行を縦方向に7個、すなわち、7ライン・
ドツト行並べて印字しなければならない。別の言い方を
すれば、7個のドツトから成るドツト列を240個横に並
べるということもできる。
作用の説明にはいる。
POS等から文字データ及びスペース・データが送信され
てそれぞれの記憶部4,6に記憶されると、まず編集制御
部2からスペース・データ記憶部6にアドレス信号が送
られて、スペース・データ記憶部6のアドレス0番地か
ら第1番目のスペース・データが読出され、編集制御部
2に送られる。編集制御部2はスペース・データを受け
取ると、文字・スペース合成部14に対して、スペース・
データにより指定された数だけスペース・ドツト“0"を
送出する。文字・スペース合成部14に送られたスペース
・ドツト“0"は、そのまま印字データ・バツフア16に送
られ、そこに記憶される。
第1番目のスペース・データで指定された数のスペース
・ドツト“0"が印字データ・バツフア16に記憶される
と、次に編集制御部2から文字データ記憶部4にアドレ
ス信号が送られて第1番目の文字データが読出され、ア
ドレス・ジエネレータ8に送られる。アドレス・ジエネ
レータ8は、読出された文字データと編集制御部2から
送られてくるアドレス補正信号とにより文字パターンRO
M10のアドレスを指定して第1番目の文字のドツト・パ
ターンを読出す。読出されたドツト・パターンは文字パ
ターン処理部12に送られ、そこで、文字を回転して又は
文字幅を広げて印字するように、編集制御部2からの制
御信号に応じて文字のドツト・パターンの配列を変更す
る。文字パターン処理部12でのドツト・パターンの変更
処理が終ると、処理の終つたドツト・パターンは文字・
スペース合成部14に送られる。文字・スペース合成部14
は、今度は文字パターン処理部12からの文字ドツト・パ
ターンを印字データ・バツフアに出力する。
文字パターン処理部12で処理された第1番目の文字のド
ツト・パターン・データが全て印字データ・バツフアに
入力されると、編集制御部2からスペース・データ記憶
部6へ再びアドレス信号が送られて、第2番目のスペー
ス・データが読出される。第2番目のスペース・データ
の場合も第1番目のスペース・データの場合と同様にし
て、第2番目のスペース・データで指定された数のスペ
ース・ドツト“0"を印字データ・バツフア16に入力す
る。
第2番目のスペース・データで指定された数のスペース
・ドツト“0"が印字データ・バツフア16へ入力される
と、編集制御部2から文字データ記憶部4へ再びアドレ
ス信号が送られて、文字データ記憶部4から第2番目の
文字データが読出され、前回と同様にして文字のドツト
・パターンが印字データ・バツフア16に入力される。
以後同様の処理を、文字データ記憶部4及びスペース・
データ記憶部6のデータがなくなるまで、又は特に定め
られた特殊なデータが読出されるまで繰り返す。データ
がなくなるか又は特殊なデータが読出され1文字行分の
全てのドツト・データの編集が終るか又は印字が終了す
ると、リクエスト制御部24からPOS等に対してデータ・
リクエスト信号が送られる。
文字パターン処理部12における文字ドツト・パターンの
回転手段としては、例えばマルチ・ドツト・プリンタの
場合には前述の特公昭56−18989号公報に記載の発明等
の従来技術を用いることができる。その場合、マルチ・
ドツト・プリンタは縦1列、すなわちドツト行の数だけ
のプリント・ヘツドを有しているので、印字データ・バ
ツフア16はそれぞれのヘツドに対応する縦1列分の並列
する印字バツフアを必要とする。そのため、スペース・
ドツト“0"は、並列するヘツド毎の各印字バツフアのそ
れぞれに、スペース・データで指定された数だけ入力さ
れなければならない。マルチ・ドツト・プリンタの場
合、印字のタイミングは、各ドツト行が印字データ・バ
ツフア16に入力されるたびに印字するようにしても、各
文字毎に印字するようにしても、一文字行全部が印字デ
ータ・バツフア16に入力されてから印字するようにして
も良く、印字データ・バツフアの大きさ、その他各部の
処理速度等を勘案して自由に選択できる。
ライン・ドツト・プリンタではドツト・ヘツドが横方向
に一定間隔おきに設けられておりそれらは同時に駆動さ
れるので、少なくともこれから印字すべきドツトについ
ては各ドツト・ヘツド毎にドツト・データが与えられて
いなければならない。ところが、回転印字を行なうと、
文字の回転に伴い文字のドツト列の数も変化するため、
各ドツト・ヘツドが受け持つべきドツト・データも回転
なしの場合と回転した場合とで異なつてくる(例えば、
第6図(A)では5個のドツト列であつたものが、90度
回転すると第6図(B)のように7個のドツト列になる
ので全体的に横方向に長くなり、その分だけ他のドツト
・データの位置も横にシフトされなければならない)。
このように、回転印字の場合とそうでない場合とで各ド
ツト・ヘツドの受け持つ印字データが異なるため、本発
明では、1ライン・ドツト行の全ドツト・データを記憶
可能な印字データ・バツフア16を設けて、印字前に、印
字すべき1ライン・ドツト行の全データを作成し、印字
データ・バツフアに記憶してから印字を行なうようにし
た。このように、1ライン・ドツト行の全ドツト・デー
タを印字前に作成することを以後“1ライン編集”と呼
ぶ。この1ライン編集により、各ドツト・ヘツドが受け
持つべきドツト・データは全て確定されるので、ライン
・ドツト・プリンタであつても回転印字が可能となつ
た。
1ライン編集は1ライン・ドツト行の編集であるため、
文字パターン処理部12では、読出したドツト・パターン
の中からこれから印字しようとしているドツト行に必要
なデータだけを選び出し、配列しなおさなければならな
い。文字パターン処理部12で処理された1ドツト行のド
ツト・データはスペース合成部14でスペース・ドツトと
合成され、印字データ・バツフア16に順次入力されてい
く。前述したように、文字データ記憶部4及びスペース
・データ記憶部6のデータが全て読出されるか又は特殊
なコードが読出されるまで印字データ・バツフア16への
入力が繰り返えされて、1ライン・ドツト行の編集は終
了する。その後、印字制御部20からのクロツク信号に基
づき印字が行なわれて、1ライン・ドツト行の印字が終
了すると次の1ライン・ドツト行の編集が行なわれる。
同様にして、1ライン・ドツト行の編集、印字が繰り返
えされることにより、1文字行中の全ての1ライン・ド
ツト行(第6図(B)のような文字の場合には全部で5
ライン・ドツト行となる)の印字が終了した段階で1文
字行の印字が終了し、リクエスト制御部24からPOS等へ
リクエスト信号が送信される。
〔実施例〕
次に図面を用いて実施例を説明する。
上述の作用の説明からも明らかなように、本発明はマル
チ・ドツト・プリンタ又はライン・ドツト・プリンタの
いずれであつてもよいが、ここでは、ライン・ドツト・
プリンタにおける文字の回転印字についても説明するた
めに、ライン・ドツト・プリンタを用いて本発明の1実
施例を説明する。
以下、次の順序で実施例を説明する (a) 全体構成 (b) 初期設定 (c) 最初の文字までのスペースの編集 (d) 最初の文字のドツト行の編集 (e) 1ライン・ドツト行の編集 (f) 1文字行の印字 (g) 選択信号発生部及びクロツク発生部の説明 (h) マイクロ・コンピユータを用いた実施例 (i) 構成 (ii) 回転なしの場合 (iii) 180度回転 (iv) 90度回転 (v) 270度回転 (a) 全体構成 第2図は、本発明をライン・ドツト・プリンタに適用し
た場合の編集制御部2の1実施例を示すブロツク図であ
る。第2図中、第2図への入力及び出力部に示されてい
る括弧の前の数字は第1図の各部の番号を示し、括弧で
囲まれた数字は第3図の各部の番号を表わしている。
POS等から送られてくる回転信号、文字幅信号及び桁数
信号はそれぞれ、回転信号記憶部30、文字幅記憶部32及
び桁数記憶部34に記憶される。回転信号記憶部30に記憶
された回転信号は、文字パターン・アドレス補正部(FP
A補正部)36、ドツト列カウンタ38、ドツト行カウンタ4
0及び選択信号発生部42へ送られる。FPA補正部36は回転
信号記憶部30及びドツト行カウンタ40からの信号に応じ
て、文字パターンROM10の読出しアドレスを補正するた
めに3ビツトのアドレス補正信号をアドレス・ジエネレ
ータ8(第1図)に送信する。ドツト行カウンタ40で
は、編集カウンタ44からのカウント・アツプ信号によ
り、1から回転信号により決定される所定のカウントま
でカウント・アツプされる。従つて、後述する説明から
も明らかになるように、ドツト行カウンタは現在何番目
のドツト行をプリントしているかを表わしており、その
信号は文字パターン処理部(パターン処理部)12にドツ
ト行信号として送られて、回転印字のためのドツト行の
文字パターンの作成に利用される。ドツト列カウンタ38
には、文字幅記憶部32からの信号及び回転信号記憶部30
からの信号により決定される実際に印字される通常又は
回転文字のドツト列の数がセツトされて、文字パターン
・ドツトが印字データ・バツフア16にシフト入力される
たびに、パターン・シフト・クロツク(PシフトCLK)
によりカウント・ダウンされる。
選択信号発生部42では文字パターン処理部12及び文字・
スペース合成部(FS合成部)14で使用される制御信号の
1つである選択信号が作られて、パターン処理部12及び
FS合成部14に出力される。
文字データ記憶部アドレス・カウンタ(FDAカウンタ)4
1は、文字データ記憶部4のアドレスを指定するための
カウンタであり、スペース・カウンタ46が“0"になるた
びにカウント・アツプされる。
スペース・データ記憶部アドレス・カウンタ(SDAカウ
ンタ)47は、スペース・データ記憶部6のアドレスを指
定するためのカウンタで、スペース・カウンタ46が“0"
になるたびにカウント・アツプされる。SDAカウンタ47
からのアドレス信号によりスペース・データ記憶部6か
ら読み出されたスペース・データは、スペース・カウン
タ46にストアされて、そこでスペース・シフト・クロツ
ク(SシフトCLK)によりカウント・ダウンされる。S
シフトCLKが出ている間、スペース・カウンタ46からは
スペース・ドツトを表わすビツト・データ“0"がFS合成
部14に出力される。
桁数記憶部34に記憶された桁数は、編集カウンタ44にス
トアされる。この桁数は1ライン・ドツト行中のドツト
の数を表わしており、編集カウンタ44にストアされた桁
数は、ドツト列カウンタ38及びスペース・カウンタ46が
カウント・ダウンされるたびに一緒にカウント・ダウン
される。この編集カウンタ44にストアされた桁数は、1
ライン・ドツト行中の全ドツトの数を表わしているの
で、編集カウンタ44が“0"までカウント・ダウンされた
ということは1ライン・ドツト行のデータが全て印字デ
ータ・バツフア16にストアされたことを意味する。従つ
て、編集カウンタ44が“0"になるとドツト行カウンタ40
を1つカウント・アツプするとともに桁数記憶部34によ
り編集カウンタ44に再び桁数をセツトして次のライン・
ドツト行の編集に備える。
48は各種シフト・クロツクを発生するためのクロツク発
生部であるが、第2図では入力を省略してある。クロツ
ク発生部48及び選択信号発生部42については後で詳述す
る。
次に第3図乃至第7図を用いて、第2図の編集制御部2
の動作、並びに本発明の1実施例であるライン・ドツト
・プリンタの構成及び動作についてより具体的に説明す
る。
第3図は本発明を4個のヘツドを有するライン・ドツト
・プリンタに適用した場合の1実施例を説明するために
図形化して表わした概略構成図であり、第3図中の編集
制御部2は第2図に表わされている編集制御部と同じ構
成であるものとする。第3図は全体として第1図に対応
するものであり、第3図の文字データ・メモリー又は文
字データ・レジスタ(以下FDメモリーという)50及びデ
コーダ52は、第1図の文字データ記憶部4に対応し、第
3図のアドレス・レジスタ54及びデコーダ56は第1図の
アドレス・ジエネレータ8に対応する。10は第1図及び
第3図ともに文字パターンROMを表わし、第3図のAレ
ジスタ58、Bレジスタ60、補数回路74、行セレクタ76は
第1図の文字パターン処理部12に対応する。同様にし
て、第3図の61乃至68は第1図の文字・スペース合成部
14に、第3図の70a〜d及び72a〜dは第1図の印字デー
タ・バツフア16にそれぞれ対応する。6、18及び22は第
1図、第3図ともに共通であり、それぞれスペース・デ
ータ記憶部、プリント・ソレノイド・ドライバ(ソレノ
イドDR)及びドツト・ポジシヨン・センサ(DPセンサ)
を表わす。
説明を簡単にするために、第3図には第1図の印字制御
部20及びリクエスト制御部24は表わされておらず、DPセ
ンサ22からの印字シフト・クロツク(印字CLK)が直接
データ・セレクタ70a〜dに入力されるように示されて
いる。
第3図に示すライン・ドツト・プリンタは一行あたり40
文字まで印字できるプリント・ステーシヨンを有するも
のとし、各文字は第6図(A)に示すように横に5ビツ
ト、縦に7ビツトの5×7ドツトで構成されるものとす
る。従つて、90度又は270度回転した場合には第6図
(B)に示すように7×5ドツトで構成され、文字幅を
横方向に2倍に広げた場合には、第6図(C)に示すよ
うに10×7ドツト構成となる。1ライン・ドツト行あた
りのドツト数は、1文字毎に1ドツトの間隔をおくとし
て(5文字ドツト+1スペース・ドツト)×40=240、
すなわち全部で240ドツトで構成されるものとする。
このような1行あたり40文字までしか印字でできないプ
リンタで、第7図(A)に示すような1行あたり40文字
以上の横長のスリツプ1をそのまま横向きにセツトして
印字しようとしても、スリツプ1の右端の文字a及びX
は印字できない。そのため、本発明では第7図(B)に
示すようにスリツプ1を縦向きにプリンタに挿入し、文
字をそれに応じて回転印字するようにして横長のスリツ
プ1への印字を可能にしたものである。尚、第7図
(A)及び(B)において、スリツプ1の上に示されて
いるa、b、c及び0、1等の文字及び数字は、本来プ
リント・ステーシヨンを通過する際に印字されるべきも
のであるが、説明を容易にするために、既に印字される
ような状態で示してある。
以下、スリツプ1を第7図(B)のようにプリンタにセ
ツトして印字を行なうものとして、第7図(B)のスリ
ツプ1の最初の行に印字すべき数字“011"を右に90度回
転させて印字する場合について説明する。
(b) 初期設定 スリツプ1の最初の行の文字データは左から数字“0"、
“1"、“1"であるので、それらは文字データとしてPOS
等から第3図のプリンタに送られてくる。受信された文
字データは、例えば第7図(C)のようにアスキー・コ
ードで順次文字データ記憶部4に記憶される。第7図
(C)ではアスキー・コードの形で記憶されているが、
これらのコードは文字パターンROM10のアドレスの選択
が容易なように任意に変更可能である。
スペース・データは文字と文字の間隔又は文字のない空
間の幅をドツト数で表わすデータである。第7図(B)
のスリツプ1の第1行目は、スリツプ1の下にかかれて
いる数字からわかるように左から25スペース・ドツト、
7文字ドツト、8スペース・ドツト・7文字ドツト、13
3スペース・ドツト、7文字ドツト及び53スペース・ド
ツトの240ドツトで構成されている。従つて、POS等から
送信され、スペース・データ記憶部6に記憶されるスペ
ース・データは第7図(D)に示すように文字ドツトを
除いた“25"、“8"、“133"及び“53"となる。ここで一
番最後のスペース・データ“53"は、以後全てスペース
であるということを表わす他の特殊なコードであつても
良い。
さらにPOS等からは、制御信号として90度回転印字を指
示する回転信号、通常文字幅を指示する文字幅信号、1
ライン・ドツト行が240ドツトで構成されることを表わ
す桁数信号が送信されて、それぞれ第2図に示される編
集制御部2の回転信号記憶部30、文字幅記憶部32及び桁
数記憶部34に記憶される。
回転信号記憶部30に記憶された回転信号はFPA補正部3
6、ドツト列カウンタ38及びドツト行カウンタ40に入力
される。ドツト行カウンタ40は、回転信号記憶部30から
の回転信号により90度回転であること、そのため回転文
字は全部で5ドツト行で構成される(第6図(B)参
照)ことを確定し、それをカウント・アツプの上限とし
て記憶するとともにカウンタの値を“1"にセツトする。
ドツト列カウンタ38では、回転信号記憶部30からの90度
回転信号及び文字幅記憶部32からの通常文字幅信号によ
り、回転文字のドツト列の数である“7"(第6図(B)
参照)がセツトされる。
一方、桁数信号により桁数記憶部34に1ライン・ドツト
行のドツト数を表わす“240"がセツトされると、桁数記
憶部34は編集カウンタ44を“240"に初期設定する。編集
カウンタ44が初期設定されると、編集カウンタ44からFD
Aカウンタ41及びSDAカウンタ47へ初期設定信号が送ら
れ、FDAカウンタ41及びSDAカウンタ47は“0"にクリアさ
れる。
(c) 最初の文字までのスペースの編集 SDAカウンタ47は、編集カウンタ44からの初期設定信号
により“0"にクリアされると、アドレス信号を出力して
アドレス0番地を指定し、スペース・データ記憶部6の
アドレス0番地からスペース・データを読み出す。
第3図からわかるように、スペース・データ記憶部6の
アドレス0番地には“25"が記憶されているので、“25"
がスペース・データとして読み出され、第2図のスペー
ス・カウンタ46にストアされる。スペース・カウンタ46
にスペース・データがストアされると、スペース・カウ
ンタ46の出力2から、スペース・ドツトを表わす信号
“0"が第3図のデータ・セレクタ62の入力5へ出力され
る。スペース・カウンタ46からのスペース・ドツト信号
“0"はさらに第2図のインバータ49により反転された
後、スペース信号として選択信号発生部42及びクロツク
発生部48へ入力される。
選択信号発生部42ではスペース信号を受信すると、後述
するようにして選択信号“5"を第3図のデータ・セレク
タ62へ送信し、データ・セレクタ62の入力5を選択す
る。従つて、入力5に負荷されているスペース・ドツト
信号“0"はそのままデマルチプレクサ66の入力3に対し
て出力される。
クロツク発生部48ではスペース信号を受信することによ
りスペース・シフト・クロツク(SシフトCLK)を発生
してスペース・カウンタ46に送信し、スペース・カウン
タ46をカウント・ダウンすると同時に、SシフトCLKを
オア・ゲート51、第3図のアンド・ゲート61及びオア・
ゲート65を介して第3図の60進カウンタ(1から60まで
のカウンタ)63及びデマルチプレクサ68にシフト・クロ
ツク(シフトCLK)として送信する。
ここで60進カウンタ63は、1ドツト・ヘツドが受け持つ
印字可能ドツト数、すなわち240ドツトから成る1ライ
ン・ドツト行を4個のドツト・ヘツドで印字する場合の
1個のヘツドが受け持つ60ドツトをカウントするための
カウンタであつて、カウント数は1ライン・ドツト行あ
たりのドツト数及びヘツドの数に合わせて適宜変更可能
である。今、2又は3シフト・クロツク(2or3シフトCL
K)は出力されていないので第3図の60進カウント63
は、シフトCLKによりカウント・アツプされる。60進カ
ウンタ63は“60"までカウント・アツプされた後の次の
クロツクで再び“1"からカウント・アツプされ、その時
2ビツト・カウンタ64へカウント・アツプ信号を送出し
て2ビツト・カウンタ64をカウント・アツプする。従つ
て、2ビツト・カウンタ64は、60進カウンタ63が“60"
までカウント・アツプされるまではデマルチプレクサ6
6,68の選択入力端子1、2にバツフア選択信号“0"を出
力する。それ故、デマルチプレクサ68は出力端子0を選
択し、入力端子3へ入力されているシフトCLKをそのま
ま出力端子0からデータ・セレクタ(DS)70aに出力す
る。DS70aは印字制御部20からの信号によりデマルチプ
レクサ68からの入力を選択しており、シフトCLKはその
ままシフト・レジスタ72aに送られる。2ビツト・カウ
ンタ64のバツフア選択信号はデマルチプレクサ66にも送
られて、デマルチプレクサ66の出力端子0を選択するの
で、データ・セレクタ62から送られてくるスペース・ド
ツト“0"はそのままデマルチプレクサ66の出力端子0か
らシフト・レジスタ72aに出力される。従つて、シフトC
LKが出るたびにスペース・ドツト“0"は順次シフト・レ
ジスタ72aにシフト入力されていく。
編集制御部2のスペース・カウンタ46(第2図)にはス
ペース・データ“25"がセツトされたので、SシフトCLK
により25回カウント・ダウンされるとスペース・カウン
タ46は“0"になる。その際スペース・カウンタ46のカウ
ント・ダウンに合わせて編集カウンタ44もカウント・ダ
ウンされる。スペース・カウンタ46が“0"になると出力
端子2はスペース・ドツト“0"の出力を停止すると同時
に、出力端子4及び6から信号を送出してSDAカウンタ4
7及びFDAカウンタ41を1つカウント・アツプする。スペ
ース・カウンタ46の出力端子2から“0"が出力されない
とクロツク発生部48はSシフトCLKの出力を停止するの
で、第3図のシフト・レジスタ72aにはスペース・ドツ
ト“0"が左端から25個シフト入力された状態で停止した
状態となる。
(d) 最初の文字のドツト行の編集 FDAカウンタ41がスペース・カウンタ46からの信号によ
り“1"にカウント・アツプされると、文字データ記憶部
4のアドレス1番地を指定するアドレス信号が第3図の
デコーダ52に送られる。それにより、FDメモリー50の1
番地から文字データ“30"が読み出されて、アドレス・
レジスタ54の第4ビツトから第11ビツトに入力される。
アドレス信号はFPA補正部36にも送られて、アドレス補
正信号の発生を起動する。FPA補正部36では、回転信号
記憶部30からの信号に従い90度回転文字を印字するため
に、文字パターンROMの読出しアドレスを補正するため
のアドレス補正信号を第3図のアドレス・レジスタ54の
1〜3ビツトに入力する。ここでは5×7ドツト文字の
プリントということで下3ビツトを用いたが、1文字あ
たりの行又は列のドツトの数が8ドツトを超える場合は
4ビツト以上が必要となる場合がある。今、文字“0"の
90度回転文字の第1行、すなわち第6図(B)に示され
る第1行目のドツト・パターンを読み出さなければなら
ない。それは、第3図の文字パターンROM10のアドレス1
800〜1806番地にまたがつて記憶されているため、7個
の各アドレスを順次読み出す必要がある。特に90度及び
180度回転文字の場合、大きいアドレスの方から先に読
み出す必要がある。そのためFPA補正部36はアドレス補
正信号を6〜0まで順次カウント・ダウンすることによ
りアドレス・レジスタ54の内容を1806から1つづつカウ
ント・ダウンしていく。もし、270度回転文字の場合は
アドレス補正信号を逆に0〜6までカウント・アツプす
ることになる。
文字パターンROM10から読出されたデータは両方向にシ
フト可能なシフト・レジスタから成るAレジスタ58に入
力される。通常文字又は180度回転文字の場合には、1
つのアドレスを読み出しただけで1ドツト行のドツト・
パターンが取り出せるので、文字の回転に応じてシフト
方向を変えるだけで、Aレジスタ58の内容をそのままデ
ータ・セレクタ62及びデマルチプレクサ66を介して印字
データ・バツフア16の1部であるシフト・レジスタ72a
にシフト入力すれば良い。しかし、90度又は270度回転
文字の場合は7つのアドレスを全て読み出し、読み出し
たデータの中から対応するドツト行のデータを選び出さ
なければならない。90度回転文字の場合の第1番目のド
ツト行は文字パターンROM10のa列に対応し、以下第2
番目のドツト行以降はb、c、d、e列にそれぞれ対応
している。今、第1行目の第1番目の文字の第1番目の
ドツト行の第1番目のドツトを取り出さなければならな
いので、アドレス1806番地が指定されてドツト・パター
ン・データがAレジスタ58内に第3図に示されるように
読出される。ここでビツト・データ“1"はドツトの存在
を表わし、“0"は不存在を表わす。更に今、第1番目の
ドツト行であるので、行セレクタ76を介してAレジスタ
58に送られたドツト行信号により、Aレジスタ58の中か
らa列に相当するドツト・データ“0"が取り出されてB
レジスタ60に挿入される。次にアドレス補正信号がカウ
ント・ダウンされてアドレス1805番地からドツト・パタ
ーン・データ“10001"が読み出される。一方、アドレス
補正信号がカウント・アツプ又はカウント・ダウンされ
るとクロツク発生部48から回転シフト・クロツク(Rシ
フトCLK)がBレジスタ60に送られて、Bレジスタのデ
ータを右に1つシフトする。その後、Aレジスタ58に読
出されたドツト・パターン・データ中のa列に対応する
“1"がBレジスタ60の左端に入力される。同様のことを
アドレス1800番地の読出しデータまで繰り返えすことに
より、Bレジスタ60には90度回転文字の第1ドツト行の
データ“0111110"(第6図(B)参照)が第3図の通り
にセツト・アツプされる。
270度回転文字の場合は、回転文字の第1行から第5行
がそれぞれ文字パターンROMの第e列から第a列に対応
するので、補数回路74を用いて、Aレジスタ58のドツト
・データを90度回転の場合の逆のe列の方から先に取り
出すようにしている。
その後、選択信号発生部42より選択信号がデータ・セレ
クタ62に送られて入力端子2が選択されると同時に、ク
ロツク発生部48からPシフトCLKが出力されて、シフトC
LKがBレジスタ60、60進カウンタ63及びデマルチプレク
サ68に送られる。シフトCLKが上記各部に送られると、
スペース・データの場合と同様にしてBレジスタ60のデ
ータが1ビツトづつシフト・レジスタ72aにシフト入力
される。PシフトCLKはドツト列カウンタ38にも供給さ
れて、ドツト列カウンタ38はPシフトCLKが出るたびに
カウント・ダウンされる。ドツト列カウンタ38がカウン
ト・ダウンされて“0"になると出力端子4からクロツク
発生部48へ信号が送られて、PシフトCLKの発生を停止
する。従つて、PシフトCLK及びシフトCLKは90度回転文
字の場合には1ドツト行あたり7個が出力されることに
なる。ドツト列カウンタ38はカウント・ダウンされるた
びに出力端子3から信号を出力して編集カウンタ44をカ
ウント・ダウンする。これまでにスペース・ドツトを25
ドツト、文字ドツトを7ドツト、シフト・レジスタ72a
にシフト入力したので編集カウンタ44は“208"までカウ
ント・ダウンされ、60進カウンタ63は“32までカウント
・アツプされている。
(e) 1ライン・ドツト行の編集 ドツト列カウンタ38が“0"になると、出力端子4からSD
Aカウンタ47へ信号が送出されて、スペース・データ記
憶部6のアドレス1番地からスペース・データ“8"が読
出され、スペース・カウンタ46に記憶される。スペース
・カウンタ46にスペース・データ“8"がストアされる
と、出力端子2からスペース・ドツト“0"が出力される
(当然のことながら、第1番目の文字の編集中に第2番
目のスペース・データ“8"をスペース・カウンタ46に読
出しておき、ドツト列カウンタ38が“0"になつたときに
出力端子2からスペース・ドツト“0"を出力するように
することも可能である。)。
スペース・ドツト“0"が出力されると、第1番目のスペ
ース・データの場合と同様にして、8個のビツト“0"が
シフト・レジスタ72aにシフト入力される。
その後、スペース・カウンタ46が“0"になることにより
FDAカウンタ41を1つカウント・アツプしてFDメモリー5
0のアドレス2番地のデータ“31"を読出し、それとアド
レス補正信号とを合成して文字パターンROM10のデータ
を読出す。第2番目の文字は数字“1"であるので、今度
は文字パターンROM10のアドレス180Eから1808のデータ
を順次読出すことになる。その後第1番目の文字の場合
と全く同様にして、文字ドツト・データ“0000000"がシ
フト・レジスタ72aにシフト入力される。
第2番目の文字がシフト・レジスタ72aに入力された段
階で、編集カウンタ44の内容は“193"に60進カウンタ63
の内容は“47"となる。
その後、第3番目のスペース・データ“133"がスペース
・カウンタ46に読出されて、前回と同様にして今度は13
3個のスペース・ドツト“0"がシフト・レジスタ72a、72
b及び72cに順次シフト入力されていく。入力すべきシフ
ト・レジスタの切換えは次のようにして行なわれる。す
なわち、全部で133個のスペース・ドツト“0"が入力さ
れるわけであるが、そのうちの13個がシフト・レジスタ
72aに入力された段階で60進カウンタ63は“60"までカウ
ント・アツプされる。第14個目を入力するためのシフト
CLKが60進カウンタ63に入力されると、60進カウンタ63
が“1"にセツトされるとともに2ビツト・カウンタ64が
“1"にカウント・アツプされるため、デマルチプレクサ
66,68の出力端子1が選択される。そのため第14個目の
スペース・ドツト“0"からシフトレジスタ72bにシフト
入力されることになる。
同様にして60進カウンタ63が“60"までカウント・アツ
プされるたびにシフト・レジスタを72c,72dと切り換え
てスペース・ドツト又は文字パターン・ドツトをシフト
入力していき、編集カウンタ44が“0"までカウント・ダ
ウンされると1ライン・ドツト行の編集は完了する。第
7図(E)にその状態を示す。
編集カウンタ44が“0"になると、その出力端子3からド
ツト行カウンタ40及び桁数記憶部34に信号が送られる。
編集カウンタ44からの信号により、ドツト行カウンタ40
は1つカウント・アツプされて“2"になるとともに、桁
数記憶部34は編集カウンタ44に1ドツト行を表わすデー
タ“240"を再びセツトして次のライン・ドツト行の編集
に備える。
1ライン・ドツト行の編集において、例えば、最初に8
ドツトの大きさのスペースを取り、次に1文字印字する
だけで残りは全てスペースである場合には、スペース・
データとして、以後全てスペースであることを表わすコ
ード、例えば“00"をスペース・データ記憶部6の該当
箇所(この場合は2番地)に記憶するようにしておき、
スペース・データ“00"を検知したら、60進カウンタ63
を“60"までカウント・アツプした段階で1ライン編集
を完了させるよう構成することもできる。もちろんその
場合、予め、全シフト・レジスタ72a〜dを“0"にクリ
アしておく必要がある。
(f) 1文字行の印字 1ライン・ドツト行の編集が終ると、編集カウンタ44か
ら印字制御部20へ印字信号が送信される。それに基づき
DS70a〜dの全ての入力端子が選択されるとともにDPセ
ンサ22から印字シフト・クロツク(印字シフトCLK)が
出力されることにより、全てのシフト・レジスタ72a〜
dに印字シフト・クロツクが供給されて、各シフト・レ
ジスタ72a〜dから1ビツトづつ計4ビツト同時にソレ
ノイドDR18にシフト出力される。ソレノイドDR18に入力
されたデータが“1"の場合はドツトを印字し、“0"の場
合は印字を行なわない。以上の説明から明らかなよう
に、シフト・レジスタ72a〜72dはそれぞれのヘツド1〜
4専用の印字データ・バツフアとなつており、各ヘツド
は同時にドツトの印字が可能となる。
印字シフトCLKが60個出て、シフト・レジスタ72a〜dの
ドツト・データの印字が全て終了すると、印字制御部20
から編集カウンタ44に1ライン・ドツト行の印字が終了
したことを表わす信号が送られる。編集カウンタ44は印
字制御部20からの信号を受信すると、SDAカウンタ47を
クリア又は起動する信号を出力する。以下、第1番目の
1ライン・ドツト行の編集と同様にしてシフト・レジス
タ72a〜dにスペース・ドツト及び文字パターン・ドツ
トをシフト入力することにより、第2番目のライン・ド
ツト行を編集する。第1番目と異なる点は、ドツト行カ
ウンタ40が“2"にカウント・アツプされている点であ
る。従つて、文字パターンROM10から読出された5ビツ
トのデータ中のb列に対応するビツトが取り出されて、
1ドツト行の編集に使用される。
第2番目のライン・ドツト行の編集が終ると、第1番目
のライン・ドツト行と同様にして印字が行なわれる。
同様にして第3番目から第5番目のライン・ドツト行の
編集及び印字が繰り返えされて、1文字行の数字“011"
の印字が終了する。
第7図(F)には、以上説明した1ライン・ドツト行の
編集と印字される文字との関係をわかりやすくするため
に、第7図(B)のスリツプ1の第1行目の文字行の数
字“011"の全ドツト・データを、1ライン・ドツト行
(240ドツト)毎に示し、その下に実際に印字される数
字のドツト・パターンを示してある。
以上のようにして1文字行の編集又は印字が終ると、リ
クエスト制御部24からPOS等へ、次の文字行の文字デー
タ及びスペース・データを要求するリクエスト信号が送
られる。
(g) 選択信号発生部及びクロツク発生部の説明 選択信号発生部42及びクロツク発生部48について、実施
例を用いてより具体的に説明する。
第4図に選択信号発生部42の実施例を示す。
例えば通常の文字の印字の場合、回転信号記憶部30から
回転なしの信号がアンド・ゲート80に入力され、その時
スペースの処理中でなければアンド・ゲート80及びオア
・ゲート84を介して論理“1"が出力される。その時、他
のオア・ゲート85、86は全て論理“0"のままであるので
選択信号1が第3図のデータ・セレクタ62へ送られて、
その入力端子1が選択される。同様にして90度又は270
度回転の場合にはオア・ゲート85だけから論理“1"が出
力されるので選択信号2が出力され、データ・セレクタ
62の入力端子2が選択される。180度回転の場合にはオ
ア・ゲート86だけから論理“1"が出力されて選択信号4
となるが、スペースの場合にはオア・ゲート86及び84が
同時に選択されるので選択信号5が出力される。このよ
うな選択信号発生部42からの回転なし、90度回転、180
度回転、270度回転及びスペースの各場合に応じた撰択
信号により、データ・セレクタ62は適当な入力を選択す
ることができる。
次にクロツク発生部48について説明する。
第5図にクロツク発生部48の1実施例を示す。
スペース・ドツトの編集中、スペース・カウンタ46の出
力端子2からの出力がインバータ49を介してクロツク発
生部48の入力端子1に入力されると、SシフトCLKが出
力端子1からスペース・カウンタ46に出力され、同時に
オア・ゲート51を介してシフトCLKとして各部へ供給さ
れる。
90度又は270度回転文字の場合で、FPA補正部36から補正
信号ONが出力されている場合にはアンド・ゲート55がア
クテイブとなり、Bレジスタ60をシフトするためのRシ
フトCLKが出力される。補正信号ONは、FPA補正部36から
アドレス・レジスタ54へ出力されるアドレス補正信号が
カウント・アツプ又はカウント・ダウンされる等の変化
をしている間出力される信号である。
スペースでもなく、補正信号ONでもない場合には、アン
ド・ゲート53によりPシフトCLKが出力される。Pシフ
トCLKはドツト列カウンタ38をカウント・ダウンすると
ともにオア・ゲート51を介してシフトCLKとして各部へ
供給される。ドツト列カウンタ38が“0"までカウント・
ダウンされるとドツト列カウンタ38の出力端子4からク
ロツク発生部48の入力端子5に信号が送られ、Pシフト
CLKは停止する。
文字幅を通常の2倍又は3倍にする場合、文字幅記憶部
32からアンド・ゲート57の1つの入力に文字幅信号が入
力され、アンド・ゲート57の他の入力すなわちPシフト
CLKが入力されたときに、クロツク発生部48の出力端子
4から2or3シフトCLKが出力される。2or3シフトCLKはP
シフトCLKの2倍又は3倍の周波数のクロツクであり、
第3図のオア・ゲート65を通じて60進カウンタ63及びデ
マルチプレクサ68に供給される。その間、60進カウンタ
63及びデマルチプレクサ68へのシフトCLKの入力はアン
ド・ゲート61により禁止される。デマルチプレクサ68に
入力された2or3シフトCLKは、DS70a〜dを通じてそのま
まシフト・レジスタ72a〜dへ送られる。従つて、A又
はBレジスタ58又は60のデータがシフトCLKによつて1
個シフトされる間に、シフト・レジスタ72a〜dでは同
じドツト・データが2個又は3個シフト入力されること
になり、文字幅が通常の2倍又は3倍の文字が編集され
ることになる。
(h) マイクロ・コンピユータを用いた実施例 本発明はマイクロ・コンピユータを用いて実施すること
も可能である。
以下に、第3図の実施例を少し態様を変えた上、マイク
ロ・コンピユータを用いて実施した場合について説明す
る(以下第2の実施例という)。第2図及び第3図の実
施例と異なる点は以下の通り。
第2の実施例においては、第2図のドツト列カウンタ38
と第3図のBレジスタ60に相当するものは存在せずに、
90度又は270度回転の場合、Aレジスタ58から1ビツト
選び出される度に直接印字データ・バツフア16に入力さ
れるものとする。従つて、RシフトCLKも不要となる。
もちろん、第3図の実施例と全く同様のものをマイクロ
・コンピユータを用いて実施することも可能であるが、
ここでは多くの実施態様を示すために上述のように実施
例の態様を変化させて示した。
以上の他の条件は第3図の実施例と同じであるものとす
る。従つて、5×7ドツトの文字を印字するライン・ド
ツト・プリンタであつて、1ライン・ドツト行は240ド
ツトで構成されているものとする。
又、説明をわかり易くするために、第3図の実施例と同
じ機能を有するものは同様の名称を用いるとともに第3
図と同様の番号を付けるものとする。
(i) 構成 第8図にマイクロコンピユータを用いた第2の実施例を
示す。
第8図中、90はマイクロ・コンピユータで、基本的には
CPU91、ROM92、RAM93より構成されている。ROM92にはCP
U91を制御するプログラムが書込まれており、CPU91はこ
のプログラムに従つてインプツト・ポート94より必要と
される外部データを取込んだり、あるいは又RAM93との
間でデータの授受を行なつたりしながら演算処理し、処
理したデータを各種条件に応じてアウトプツト・ポート
96を通じてソレノイド・ドライバ18、キヤリツジ駆動手
段101又はインターフエイス98へ出力する。信号ライン9
7はPOS等へデータの送信を要求するためのリクエス信号
ラインである。ソレノイド・トライバ18に送られたデー
タに応じて、プリンタ・ソレノイドが付勢又は除勢され
て印字を行なう。
次に、CPU91を制御するためにROM92に書込まれているプ
ログラムをフローチヤートで示し、回転なしの文字の場
合、180度回転文字の場合、90度回転文字の場合及び270
度回転文字の場合についてそれぞれ説明する。
第9図において、プログラムがスタートすると、CPU91
はまず、RAM93の各部にわり当てられた各種レジスタ、
バツフア及び各種カウンタを初期クリアする(ブロツク
100)。次に、マイクロ・コンピユータ90はインプツト
・ポート94へポート指定信号を信号線99を介して与え、
POS等からのデータを待ち、POS等からのデータがインタ
ーフエイス98を介してインプツト・ポート94へ送信され
るとそれを受信する(ブロツク102)。次に、POS等から
送信されたデータに従い、回転なしの場合は第10図へ
(ブロツク104)、90度回転の場合は第11図へ(ブロ
ツク106)、180度回転の場合は第10図へ(ブロツク10
8)、270度回転の場合は第11図へ(ブロツク108)、
それぞれ分岐する。
(ii) 回転なしの場合 文字の回転印字をしない場合には、第9図のブロツク10
4から第10図のブロツク110に分岐する。ブロツク110で
は、FPA補正部36を“0"に、ドツト行カウンタ40を“1"
に、編集カウンタ44を“240"にセツトするとともにその
他各部を“回転なし”に合わせて初期設定する。その後
CPU91はRAM93内のスペース・データ記憶部6から第1番
目のスペース・データを読出し、RAM93内のスペース・
カウンタ46にセツトする(ブロツク112)。尚、カウン
タ、バアツフアその他の記憶部は全てRAM93内に設けら
れるものとし、以後は各部の名称及び番号だけで示す。
又、各説明に対応するブロツクの番号を示す際も、各説
明の後に括弧書で番号だけで示す。従つて、説明の後の
括弧書の中の数字はブロツクの番号を表すものである。
スペース・カウンタ46にセツトされたスペース・データ
が“0"か否かチエツクされ(114)、“0"でなければス
ペース・データを“1"カウント・ダウンするとともに印
字データ・バツフア16にスペース・ドツト“0"を1個シ
フト入力する(116)。その後編集カウンタ44を“1"カ
ウント・ダウンして(118)、再びスペースカウンタ46
が“0"までカウント・ダウンされたかチエツクする(11
4)。スペース・カウンタ46が“0"になるまで同様のこ
とを繰り返し、スペース・カウンタ46が“0"になると文
字データ記憶部4から文字データを読出し(120)、読
出したデータとFPA補正部36の値とに基づき文字パター
ンROM10の読み出しアドレスを作成する(122)。文字パ
ターンROM10はROM92又はRAM93の中に設けても、それ以
外の専用ROMを設けても良い。文字パターンROM10の読出
しアドレスは、読出した文字データを左に3ビツトシフ
トし、シフトすることにより空いた下3ビツトにFPE補
正部36の値“0"を挿入することにより作成される。従つ
て、第3図の文字パターンROM10の文字“0"の場合で言
うと、アドレス1800番地すなわち、該当する文字の第1
番目のドツト行が読み出されることになる。
ブロツク122で作成したデータに基づき文字パターンROM
10から読出された第1番目のドツト行はAレジスタ58に
入力され(124)、その後、文字幅信号の値により分岐
される(126,128)。文字幅信号が“1"であれば、Aレ
ジスタ58の内容をa列の方から1ビツトづつ印字データ
・バツフア16にシフト入力する(130)とともに、編集
カウンタ44を1ドツト行分すなわち“5"だけカウント・
ダウンする(132)。文字幅信号が“2"の場合、Aレジ
スタ58に記憶されている各ドツト・パターン・ビツトを
それぞれ2回づつダブラせて印字データ・バツフア16に
シフト入力する(134)。Aレジスタには5ビツトのド
ツト・パターン・ビツトが記憶されているので、この場
合、印字データ・バツフア16には10ビツト入力されるこ
とになり、従つて編集カウンタ44を“10"カウント・ダ
ウンする(136)。同様にして、文字幅信号が“3"の場
合各ビツトを3回づつダブラせて印字データ・バツフア
に入力し(138)、編集カウンタ44を“15"カウント・ダ
ウンする(140)。
次に、編集カウンタ44が“0"までカウント・ダウンされ
たかどうかがチエツクされ(142)、“0"でなければ文
字データ記憶部4及びスペース・データ記憶部6の読出
しアドレスを“1"繰り上げる(144)。次に、ブロツク1
12で第2番目のスペース・データを読出し、第1番目と
同様にしてスペース・ドツト“0"を印字データ・バツフ
ア16にシフト入力する(114,116,118)。第2番目スペ
ース・ドツトのシフト入力が終ると、第2番目の文字デ
ータを読出し(120)、前回と同様にして、文字パター
ンROM10からドツト行のパターン・データを読出し(12
2,124)、第2番目のドツト行のドツト・パターン・デ
ータを印字データ・バツフア16にシフト入力する。その
後編集カウンタ44が“0"になるまで、すなわち1ライン
・ドツト行の編集が終るまで同様のことを繰り返し、編
集カウンタが“0"になると(142)、ブロツク143でFPA
補正部の内容を1繰り上げてから第12図に分岐し、1
ライン・ドツト行のプリントを行なう。
編集カウンタ44が“0"になるとCPU91はアウトプツト・
ポート96を介して、キヤリツジ駆動手段101に信号を送
出し、キヤリツジを駆動する。キヤリツジが駆動される
とドツト・ポジシヨン・センサ22から印字シフトCLKが
出力され、インプツト・ポート94を介してCPU91に取り
込まれる。CPU91では印字シフトCLKに同期させながら印
字データ・バツフア16をシフトする(第12図146)こと
により、印字データ・バツフアからシフト・アウトされ
たデータをインプツト・ポート96を介してソレノイド・
ドライバ18へ出力して印字を行なう(148)。第3図の
実施例と同様に4個のヘツドを有する場合、シフト・レ
ジスタ72a〜dからそれぞれ各1ビツトづつ同時にシフ
ト・アウトされ、4個のソレノイド・ドライバ18(第8
図には1個しか描いてないが4個あるものとする)に同
時に並列に入力され、4個同時にプリントされる。以下
のシフト出力及び印字が繰り返えされ、印字データ・バ
ツフア16のデータが全て、すなわち1ライン・ドツト行
のデータが全て印字されると(150)、全てのライン・
ドツト行のプリント(回転なしの場合は7ライン・ドツ
ト行)、すなわち1文字行のプリントが終了したかどう
かがチエツクされる(152)。今、第1番目のライン・
ドツト行のプリントが終つただけであるので、ブロツク
154に行き、そこでドツト行カウンタ40を“1"カウント
・アツプする(154)とともに、編集カウンタ44を“24
0"にセツトする等ドツト行カウンタ40及びFPA補正部36
以外の各部を再び初期設定する(156)。
その後、第10図より再びブロツク112にはいり、今度
は第2番目のライン・ドツト行の編集及びプリントを行
なう。第2番目のライン・ドツト行に関する動作も第1
番目と全く同様にしてスペース・ドツト及び文字ドツト
・パターンを順次印字データ・バツフアに入力する。た
だ、今回はFPA補正部36がブロツク143で“1"にカウント
・アツプされているので、ブロツク122の文字パターンR
OM10の読出しのアドレスが第3図でいうと1801番地すな
わち第2番目のドツト行になるという点が異なるだけで
ある。
同様にして第7個のライン・ドツト行の全ての印字が終
ると1文字行のプリントは終了するので、ブロツク152
により印字は終了する、 印字が終了すると、CPU91はアウトプツト・ポート96、
インターフエイス98を介してPOS等へリクエスト信号を
送出して、POS等からの次の文字行に関するデータの送
信を待つ。
(iii) 180度回転 180度回転印字の場合、第9図のブロツク108から第10図
のブロツク158にはいり、FPA補正部36を“6"に、ドツト
行カウンタ40を“1"に、編集カウンタ44を“240"にセツ
トする。ここで注意すべきことは、FPA補正部36が“6"
にセツトされるということである、 ブロツク158からは、“回転なし文字”の場合と全く同
様にして印字データ・バツフア16にスペース・ドツト及
び文字パターン・ドツトがシフト入力される。ただ、FP
A補正部36が最初に“6"にセツトされ、第10図のブロツ
ク143でカウント・ダウンされるので、180度回転文字の
場合は回転なしの場合とは逆に、第3図でいうと1806番
地から先に読出され、ライン・ドツト行が変わる毎に18
06番地から1800番地までカウント・ダウンされることに
なる。このように、回転なしの場合とは反対のドツト行
から先に読出され、e列の方から1ビツトづつ印字デー
タ・バツフア16にシフト入力される。従つて、180度回
転文字が印字されることになる。
(iv) 90度回転 文字を右向きに90度回転して印字する場合、第9図ブロ
ツク106から第11図のに分岐する。ブロツク160ではFP
A補正部36を“6"に、ドツト行カウンタ40を“1"に、編
集カウンタ44を“240"にセツトするとともにその他の各
部を“90度回転”に合せて初期設定する。その後、回転
なしの場合と同様にして、スペース・データが読出され
(162)、読出されたスペース・データに応じてスペー
ス・ドツトが印字データ・バツフア16にシフト入力され
る(164,166,168)。次に文字データ記憶部6から第1
番目の文字データが読出され(170)、ブロツク172で文
字パターンROM10の読出しアドレスが作成される(17
2)。読出しアドレスの作成は“180度回転”の場合と同
様に行なわれる。今、FPA補正部36に“6"がセツトされ
ているので第3図1806番地からパターン・データが読出
され、Aレジスタ58にセツトされる(174)。そして、
読出されたデータの中から、90度回転文字の第1番目の
ドツト行に必要なビツトだけが選択される(176)。ビ
ツトの選択はドツト行カウンタの値1〜5までをそれぞ
れ第3図の文字パターンROM10のa列からe列に対応さ
せることにより行なわれる。すなわち、今、ドツト行カ
ウンタ40は“1"であるので1806番地の第a列に対応する
ビツトが選択される。
次に、文字幅の大きさに従い分岐され(178,180)、文
字幅が“1"の場合には選択ビツトを1個だけ印字データ
・バツフア16にシフト入力し、編集カウンタ44を“1"カ
ウント・ダウンする(182,184)。文字幅が“2"の場合
は選択ビツトを2回シフト入力して編集カウンタ44を
“2"カウント・ダウンし、文字幅が“3"の場合は印字デ
ータ・バツフア16へ3回シフト入力するとともに編集カ
ウンタを“3"カウント・ダウンする(186,188,190,19
2)。それが終ると、FPA補正部36の値が“1"繰り下げら
れ(194)、印字データ・バツフア16への1ドツト行分
の選択ビツトの入力が終つたかどうかチエツクされる
(196)。まだ、1806番地しか終つていないので、1806
番地と同様にして1805番地から1800番地までの第a列の
ビツトが印字バツフア16に入力される。1ドツト行分の
データの入力が終ると、FPA補正部36は再び“6"にセツ
トされて、編集カウンタが“0"かどうかすなわち、1ラ
イン・ドツト行分の編集が終つたかどうかがチエツクさ
れる(196,198,200)。
まだ、第1番目の文字の第1番目のドツト行の印字デー
タ・バツフア16への入力が終つただけであるので、文字
データ記憶部4及びスペース・データ記憶部6を読出す
ためのアドレス・カウンタをそれぞれ“1"繰り上げて
(202)、再びブロツク162へ戻る。
以後全く同様にして、第2番目以降のスペース・ドツト
及び文字ドツト・パターンを印字データ・バツフア16に
シフト入力して、編集カウンタ44が“0"になると、第12
図に分岐する。
その後、回転なしの場合と全く同様にして、1ライン・
ドツト行の印字を行なつた後、今度は第2番目のライン
・ドツト行の編集の為に再び第12図にはいつてくる、
第2番目のライン・ドツト行の編集も第1番目の場合と
全く同様に行なわれる。ただ、今度はドツト行カウンタ
40が“2"になつているので、文字パターンROM10から読
出されたデータの中から第3図の第b列に対応するビツ
トが選択されることになる。
同様の動作を繰り返えして、第5番目のライン・ドツト
行の印字が終ると、第12図のブロツク152により90度回
転文字の印字が終了する。
(v) 270度回転 270度回転印字の場合も、基本的には90度回転の場合と
同じである。ただ、270度回転印字の場合には第9図ブ
ロツク108から第11図のに分岐し、第11図のブロツク2
04及びブロツク198でFPA補正部36を“0"にセツトし、第
11図ブロツク194でFPA補正部の値を繰り上げる。従つ
て、文字パターンROMは1800番地から先に読出されるこ
とになる。また、270度回転の場合には、90度回転の場
合とは逆に、第1番目のドツト行として第3図文字パタ
ーンROM10の第e列のビツトを選択しなければならない
ので、第11図ブロツク176のビツトの選択にはドツト行
カウンタ40の値に対する基数“5"の補数に1を加えたも
のを用いる必要がある。例えば、今第1番目のドツト行
を編集しているとするとドツト行カウンタ40の値は1で
あるので、1に対する基数“5"の補数である4に、1を
加えた値の5が用いられることになる。つまり、Aレジ
スタ58の左から5番目のビツト、すなわちe列が選択さ
れることになる。
以上の他は90度回転の場合と全く同様にして270度回転
文字を印字することができる。
以上の実施例の説明においては、文字を縦方向に長く引
き伸ばして印字することについては説明していないが、
縦方向への引き伸しも、各ライン・ドツト行を2回づつ
又は3回づつダブつて印字するように構成することによ
り容易に実施できることであり、本発明の予定している
ことである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のドツト・マトリクス・プ
リンタにおいては、プリント・ステーシヨン以上の長さ
の横長のスリツプの場合は90度又は270度回転させて印
字するとともに、スペースの位置及び大きさをそれに合
わせて調整できるので、プリント・ステーシヨン以上の
横長のスリツプに対しても印字することが可能になつ
た。
また、文字データとスペース・データとを分離して処理
するようにしたことにより、スペースの大きさを文字幅
と無関係に設定できるので、スペースを最小1ドツト間
隔で調整できるようになつた。
さらに、ライン・ドツト・プリンタにおいては、1ライ
ン・ドツト行の編集後に印字を開始するよう構成するこ
とにより、ライン・ドツト・プリンタであつても文字を
回転して印字したり、文字幅を広げて印字したりするこ
とが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の概略構成を示すブロツク図
であり、第2図は本発明をライン・ドツト・プリンタに
適用した場合の編集制御部2の1実施例を示すブロツク
図である。第3図は本発明を4個のヘツドを有するライ
ン・ドツト・プリンタに適用した場合の1実施例を図形
化して表わした概略構成図である。第4図は選択信号発
生部42の1実施例を示すロジツク図であり、第5図はク
ロツク発生部48の1実施例を示すロジツク図である。第
6図(A)、(B)、(C)はそれぞれ数字“0"のドツ
ト・マトリクス・パターンを示し、(A)は正常の状
態、(B)は90度回転状態、(C)は文字幅を2倍に広
げた状態を表わす。第7図(A)、(B)はプリント・
ステーシヨンとセツトされるスリツプの関係を示す図で
あり、第7図(C)、(D)はそれぞれ、第7図(B)
の状態で印字する場合の第1行目の文字データ及びスペ
ース・データを表わす。第7図(E)は第7図(B)の
第1行の第1番目のライン・ドツト行の全データが第3
図のシフトレジスタ72a〜d(印字バツフア)にセツト
された状態を示し、第7図(F)は第7図(B)の第1
行目の1文字行全部のドツト・データをドツト・ライン
行毎に示す図である。第8図はマイクロ・コンピユータ
を用いて本発明を実施した場合の構成を示すブロツク図
である。第9図乃至第12図は第8図の実施例におけるRO
M92に書込まれている制御プログラムの1実施例を示す
フロー・チヤートである。 1……スリツプ、2……編集制御部、4……文字データ
記憶部、6……スペース・データ記憶部、8……アドレ
ス・ジエネレータ、10……文字パターンROM、12……文
字パターン処理部、14……文字・スペース合成部、16…
…印字データ・バツフア、18……プリント・ソレノイド
・ドライバ、22……ドツト・ポジシヨン・センサ、90…
…マイクロ・コンピユータ、91……CPU、92……ROM、93
……RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−89373(JP,A) 特開 昭57−3184(JP,A) 特開 昭62−42868(JP,A) 特開 昭61−76383(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一素子で構成するプリント・ヘッドをプ
    リント・ステーションに沿って一定の間隔をおいて複数
    個並べ、1行分の文字を印字するのに該プリント・ヘッ
    ドを複数回往復させつつ所定のタイミングで個々の前記
    プリント素子を付勢して印字するライン・ドット・プリ
    ンタであって、 印字すべき文字を格納する文字データ記憶手段(4)
    と、 印字文字間の行間スペースをドット・ピッチ単位で表示
    するスペース・データを格納するスペース・データ記憶
    手段(6)と、 前記プリント素子を付勢する印字手段(18)と、 印字文字のフォント・パターンをドット・マトリクス状
    のデータとして記憶している文字パターン記憶手段(1
    0)と、 文字回転信号、文字幅変更信号、桁数信号及びスペース
    ・データに基づいて文字の印字態様を編集し制御する編
    集制御手段(2)と、 前記文字データ記憶手段(4)からの印字すべき文字に
    対応する前記フォント・パターンを格納する前記文字パ
    ターン記憶手段(10)におけるアドレスを指定するアド
    レス作成手段(8)と、 前記文字パターン記憶手段(10)に接続されており、読
    み出されたフォント・パターンの配列を、前記編集制御
    手段(2)からの印字する文字の文字幅の変更、文字フ
    ォント・パターンの回転等の制御信号に従って変更処理
    する文字パターン処理手段(12)と、 前記文字パターン処理手段(12)に接続されており、前
    記編集制御手段(2)を介して供給される前記スペース
    ・データを、前記文字パターン処理手段(12)において
    変更処理された印字すべきフォント・パターン・データ
    の前後に挿入して合成処理する文字・スペース合成手段
    (14)、 からなる、ドット・マトリクス・プリンタ。
JP61201899A 1986-08-29 1986-08-29 ドツト・マトリクス・プリンタ Expired - Lifetime JPH0751367B2 (ja)

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PCT/US1987/001955 WO1988001571A1 (en) 1986-08-29 1987-08-11 Dot matrix printer
DE87905413T DE3787978T2 (de) 1986-08-29 1987-08-11 Punktmatrixdrucker.
EP87905413A EP0415908B1 (en) 1986-08-29 1987-08-11 Dot matrix printer

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