JPH0958019A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0958019A
JPH0958019A JP7213262A JP21326295A JPH0958019A JP H0958019 A JPH0958019 A JP H0958019A JP 7213262 A JP7213262 A JP 7213262A JP 21326295 A JP21326295 A JP 21326295A JP H0958019 A JPH0958019 A JP H0958019A
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JP
Japan
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recording
dots
data
image forming
forming apparatus
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Pending
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JP7213262A
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Inventor
Atsushi Murakami
厚 村神
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/40031Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドに対するデータの処理を分散する
ことで、記録タイミングの周期を短くすなわち記録速度
を速くする 【解決手段】 3原色(Y,M,C)と黒色(Bk)の
ドットを記録するためのデータは、各色に対応するシフ
トレジスタ43Y,43M,43C,43Bkに4ビッ
トずつ書込まれる。記録ヘッド30の各色に対応する記
録ユニット30Y,30M,30C,30Bkは、走査
方向に、4ドットの整数倍+1ドットの間隔Pをもって
配置されている。これにより、各記録ユニットは各シフ
トレジスタの4ビットのうちの相互に異なる位置のデー
タを同時に記録する。また各シフトレジスタには1記録
タイミングずつずれてデータが書込まれる。その結果デ
ータの処理が各記録タイミングに分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体と記録ヘ
ッドを相対走査してドットマトリクス形式で記録する画
像形成装置に関し、特にカラー画像形成装置のように記
録ヘッドに複数の記録素子を走査方向に配置した画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体と記録ヘッドを相対走査するシ
リアル式の画像形成装置は、記録ヘッドに複数の記録素
子を走査方向に配置したものがある。例えばインクジェ
ット式の記録ヘッドでは、カラー画像を形成する場合、
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk
(黒)の各画素を記録するための各ノズルを走査方向に
等間隔に配置している。
【0003】そして記録データが前記走査方向と同方向
のいわゆるラスターデータの場合は、バッファメモリか
らラスター方向に1バイト(8ビット)ずつ読みださ
れ、各記録ノズルのための各格納手段例えばシフトレジ
スタに8ビット内の複数ビット(例えば4ビット)がセ
ットされ、各シフトレジスタのデータが記録タイミング
信号に同期して各記録ノズルで並行して記録されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録ヘッドで
は、各記録ノズルの走査方向の間隔が、上記シフトレジ
スタにセットされた4ビットに対応する4画素(つまり
4ドット)の整数倍に設定されているため、各シフトレ
ジスタ内のデータは同時に空になってしまい、次に記録
すべきデータをバッファメモリから各シフトレジスタに
一挙に読みださなければならない。特に各色の記録ノズ
ルが記録ヘッドの走査方向と直交する方向に多数設けら
れて複数ドット行を同時に記録するものでは、バッファ
メモリから読みだすデータは、(色数)×(直交方向の
ノズル数)×(8ビット)となる。この多量のデータを
次の記録タイミングが発生されるまでに処理しなければ
ならないので、記録タイミングの周期をそのデータを処
理できる時間だけ長くしておかなければならず、そのた
め記録速度を速くすることができない。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点を解決
し、データの処理を分散することで、記録タイミングの
周期を短くすなわち記録速度を速くすることができる画
像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載の画像形成装置は、記録媒体に対する
走査方向に複数の記録素子を有し、ドットマトリクス形
式で記録する記録ヘッドと、前記各記録素子へ順次供給
するための記録データを前記走査方向の複数ドット分格
納する格納手段と、前記格納手段へ記録データを前記複
数ドット分ずつ書込む書込み手段とを備え、前記複数の
記録素子の間隔は、前記格納手段に格納される複数ドッ
トの整数倍でない値に設定され、前記書込み手段は格納
手段に対し各記録素子のための記録データを相互にずれ
たタイミングで書込む構成とする。
【0007】上記構成において、記録ヘッドにおける複
数の記録素子が、格納手段に格納される複数ドットの整
数倍でない間隔で並べられ、格納手段のデータが記録素
子に順次供給されて、記録媒体にドットマトリクス形式
で記録されることで、各記録素子のための記録データ
は、それぞれ相互にずれたタイミングで走査方向の複数
ドット分ずつ書込まれることになり、その結果、記録タ
イミングの周期を短くすなわち記録速度を速くすること
ができる。
【0008】請求項2に記載の画像形成装置は、上記請
求項1において、前記格納手段は、前記各記録素子毎に
設けられている構成とする。この構成で、各記録素子毎
に設けられた格納手段に、上記のように複数の記録素子
のための記録データが相互にずれたタイミングで書込ま
れ、またその各格納手段から記録データが各記録素子に
順次供給される。
【0009】請求項3に記載の画像形成装置は、記録媒
体に対する走査方向に複数の記録素子を有し、ドットマ
トリクス形式で記録する記録ヘッドと、前記各記録素子
へ供給するための記録データを格納するバッファメモリ
手段と、前記バッファメモリ手段から前記各記録素子の
ための記録データを前記走査方向の複数ドット分ずつ読
みだす読みだし手段と、その読みだし手段によって読み
だされた複数ドットのうち少なくとも一部分の複数ドッ
トを格納する格納手段とを備え、前記複数の記録素子の
間隔は、前記格納手段に格納される複数ドットの整数倍
でない値に設定され、前記読みだし手段はバッファメモ
リ手段から各記録素子のための記録データを相互にずれ
たタイミングで読みだす構成とする。
【0010】上記構成において、バッファメモリ手段か
ら複数の記録素子のための記録データがそれぞれ相互に
ずれたタイミングで走査方向の複数ドット分ずつ読みだ
され、その複数ドットのうち少なくとも一部分の複数ド
ットが格納手段に格納される。記録ヘッドにおいて複数
の記録素子は、上記の読みだされたタイミングのずれに
対応して走査方向に格納手段に格納される複数ドットの
整数倍でない間隔で並べられ、格納手段のデータは記録
素子に順次供給されて、記録媒体にドットマトリクス形
式で記録される。これにより、各記録素子のための記録
データの読みだしは、それぞれ相互にずれたタイミング
で行なわれることになり、その結果、記録タイミングの
周期を短くすなわち記録速度を速くすることができる。
【0011】請求項4に記載の画像形成装置は、請求項
1から3のいずれかにおいて、前記記録ヘッドは、記録
素子を少なくとも3原色分有する構成とし、カラーの画
像形成を実現することができる。
【0012】請求項5に記載の画像形成装置は、請求項
1から4のいずれかにおいて、前記複数の記録素子の間
隔は、(前記格納手段に格納される複数ドットの整数
倍)+(その複数ドットと等しくない所定ドット数)の
値に設定されている構成とする。この構成で、上記のよ
うにデータの読みだしまたは書込みが1回のタイミング
に集中することなく、分散されて行なわれ、記録タイミ
ングの周期を短くすなわち記録速度を速くすることがで
きる。
【0013】請求項6に記載の画像形成装置は、請求項
5において、前記所定ドット数は、前記格納手段に格納
される複数ドットを前記記録素子数で割った値と同じか
それよりも小さい構成とし、さらに複数の記録素子のた
めのデータの読みだしまたは書込みが重なることがなく
なり、記録タイミングの周期を一層短くすなわち記録速
度を速くすることができる。
【0014】請求項7に記載の画像形成装置は、請求項
1から6のいずれかにおいて、前記各記録素子は、イン
ク滴を前記記録媒体に向けて噴射するインクジェット式
のものである構成とし、インクジェット式の記録素子に
おいて、記録速度を速くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって具体的に説明する。
【0016】図1は、カラー画像形成装置の要部の構造
を示すもので、記録ヘッド30はキャリッジ31上に搭
載され、走査手段により記録媒体例えば記録用紙33に
沿って図において左右方向Xに走査される。走査手段
は、例えばキャリッジ31がガイド軸32に摺動可能に
支持され、図示しない駆動源でベルトを介してそのキャ
リッジが往復走査される周知の構造である。記録用紙3
3は、ローラ等の移送手段34によって前記走査方向X
に対しほぼ直交する方向Y(図において上下方向)に移
送される。なお記録ヘッド30と記録用紙33は、相対
的にそのどちらが走査または移送されるようにしても差
し支えない。
【0017】記録ヘッド30は、図2に示すようにY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3原色
およびBk(黒色)を記録するための各記録ユニット3
0Y,30M,30C,30Bkが前記走査方向Xに並
べられて構成されている。各記録ユニットは、それぞれ
前記走査方向Xに対しほぼ直交する方向(すなわちY方
向)に等間隔で並べられた多数の記録素子30sをも
つ。3原色の記録ユニット30Y,30M,30Cおよ
びBk(黒色)の記録ユニット30Bkの各記録素子3
0sは、前記走査方向Xに同一線上に並べられている。
なお、上記多数の記録素子30sのY方向の配列は同方
向に傾斜した配列であってもよい。
【0018】本実施の形態において、各記録ユニット3
0Y,30M,30C,30Bkの記録素子30sの走
査方向の間隔P(図2)は、後述するシフトレジスタ内
に格納できるラスター方向のビット数に対応するドット
数すなわち4ドットの整数倍+1ドットの幅に設定され
ている。
【0019】記録ヘッド30は、好ましくはインクジェ
ット式のものが使用される。その場合、記録素子30s
はY,M,C,Bkの各色のインクを記録用紙に向けて
噴射するノズルである。その他記録ヘッドには、発熱素
子を記録素子30sとしたサーマル式記録ヘッド、打撃
ワイヤを記録素子としたインパクト式記録ヘッドなど、
ドットマトリクス形式で記録する記録ヘッドが使用可能
である。
【0020】図3は、制御のための概略構成を示す。ホ
ストコンピュータ等からラスター形式で送信されたデー
タは、CPU40によりRAM41のバッファメモリ領
域41bに格納される。CPU40は、ROM42のプ
ログラムにもとづいて後述するように記録ヘッド30を
駆動するとともに図示しない走査用の駆動源、記録用紙
移送用の駆動源を制御して、記録動作を実行する。
【0021】RAM41のバッファメモリ領域41bに
格納されたデータは、記録素子によって形成される画素
すなわちドットと一対一で対応するビットデータであ
る。このデータは、各記録ユニット30Y,30M,3
0C,30Bk毎に設けられた格納手段例えばシフトレ
ジスタ43Y,43M,43C,43Bkに書込まれ
る。CPU40は、バッファメモリ領域からの読みだし
手段、シフトレジスタからの書込み手段として機能す
る。バッファメモリ領域41b内のデータはラスターデ
ータであるため、CPU40が読みだすときラスター方
向に1バイト(8ビット)単位で読みだされるが、シフ
トレジスタ43Y,43M,43C,43Bkはラスタ
ー方向に4ビットの幅しか有しないので、読みだされた
8ビットの前半の4ビットのみシフトレジスタ43Y,
43M,43C,43Bkに書込まれ、後半の4ビット
のデータはいわゆる読み捨てられる。シフトレジスタ4
3Y,43M,43C,43Bk内の4ビットの全デー
タが順次記録ユニットに出力されてしまうと、再び上記
と同じ8ビットのデータがバッファメモリ領域41bか
ら読みだされ、後半の4ビットのデータがシフトレジス
タ43Y,43M,43C,43Bkに書込まれる。こ
のようにラスター方向に8ビット単位でバッファメモリ
領域41bから順次読みだされ、その前半、後半の4ビ
ットのデータがCPU40からのタイミング信号45に
もとづいて順次シフトレジスタ43Y,43M,43
C,43Bkに書込まれる。
【0022】バッファメモリ領域41bとシフトレジス
タ43Y,43M,43C,43Bkはそれぞれカラム
方向(ラスター方向と直角方向すなわち縦方向)に、各
記録ユニットの記録素子30sの数に対応するビット数
を有しており、上記読みだしおよび書込みのタイミング
において、カラム方向の読みだしおよび書込みも順次行
なわれる。
【0023】シフトレジスタ43Y,43M,43C,
43Bk内のデータは、タイミング信号にもとづいて、
1カラムずつラッチ回路46Y,46M,46C,46
Bkに出力され記憶される。ラッチ回路46Y,46
M,46C,46Bkの出力データは、ANDゲート4
7でタイミング信号との論理積にもとづいてドライバ回
路48に出力される。それによって各記録ユニットの記
録素子30sが駆動され、例えばインクジェット式ヘッ
ドではインク滴が記録媒体に向けて噴射され、ドットマ
トリクス形式で記録される。
【0024】図4は本実施の形態のバッファメモリ41
b、図5はシフトレジスタ43Y,43M,43C,4
3Bkと印字ユニットの関係、図6は同シフトレジスタ
への書込みタイミングを、それぞれ図式的にあらわした
もので、図中のb7〜b0はラスター方向のビットをあ
らわす。
【0025】本実施の形態において、各記録ユニット3
0Y,30M,30C,30Bkの走査方向の間隔P
は、前述のように4ドットの整数倍+1ドットに設定さ
れている。図5では間隔Pは図を簡略化するため5ドッ
トに設定されている。このため図5のようにY記録ユニ
ット30Yが、シフトレジスタ30Yの「b0」のデー
タを記録するとき、M記録ユニット30Mが、シフトレ
ジスタ30Mの「b5」のデータ、C記録ユニット30
Cが、シフトレジスタ30Cの「b2」のデータ、Bk
記録ユニット30Bkが、シフトレジスタ30Bkの
「b7」のデータをそれぞれ記録する。つまり、各記録
ユニットには、各記録タイミングで、各シフトレジスタ
の4ビット内で1ビットずつ相互にずれた位置のデータ
が供給される。
【0026】上記のように各シフトレジスタにはラスタ
ー方向に4ビット格納されるので、図5の状態では、次
の記録タイミング信号が発生するまでに、Y記録ユニッ
トのためのシフトレジスタ30Yに次に記録すべきデー
タb7〜b4を書込まなければならない。このとき他の
シフトレジスタ30M,30C,30Bkにはデータが
残っているので、まだ書込む必要はない。しかし、この
次の記録タイミングでは、M記録ユニットのためのシフ
トレジスタ30Mに次に印字すべきデータb3〜b0を
書込まなければならない。CPU40は、バッファメモ
リ41bからY記録ユニットのための8ビットのデータ
を読みだしシフトレジスタ30Yに4ビットを書込む
と、次の記録タイミングで、バッファメモリ41bにお
いてY記録ユニットのためのデータから前記間隔Pのう
ち(4ドットの整数倍)だけ離れた位置の、M記録ユニ
ットのための8ビットのデータを読みだしシフトレジス
タ30Mに4ビットを書込む。このように、バッファメ
モリ41bから各色のデータが相互に1タイミングずつ
ずれて読みだされ、各シフトレジスタ43Y,43M,
43C,43Bkには、図6において黒マークで示した
時点で、相互に1タイミングずつずれて書込まれること
になる。
【0027】したがって、バッファメモリ41bからの
読みだし、シフトレジスタへの書込みが、各タイミング
毎に1色つまり1記録ユニットずつ行なわれ、従来のよ
うに、1回のタイミングで全色のデータの処理が集中す
ることがない。つまり各記録タイミングに処理が分散し
て行なわれることで、記録タイミングの周期を短くする
ことが可能になり、その結果、記録速度を速くすること
ができる。
【0028】図7は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、前記実施の形態と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0029】前記実施の形態では、CPU40が、各記
録ユニットのためのデータをバッファメモリ41bにお
いて前記間隔Pに応じたそれぞれの位置から読みだして
いるが、この実施の形態では、前記間隔Pのうちシフト
レジスタに格納できるラスター方向のドット数Nの整数
倍に相当する遅延を遅延回路44Y,44M,44C,
44Bkで行なわせる。
【0030】つまり、前記間隔Pが(前記ドット数Nの
整数倍)+(1ドット)であるとき、CPU40は、各
記録ユニットのためのデータをバッファメモリ41bの
同じ位置から各記録タイミング毎にそれぞれ読みだし、
遅延回路44Y,44M,44C,44Bkに出力す
る。各遅延回路は、前記間隔Pのうち(前記ドット数N
の整数倍)に相当する時間を隣の記録ユニットに対して
行なって、それぞれのシフトレジスタ43Y,43M,
43C,43Bkへデータを書込む。したがって、各シ
フトレジスタには、前記実施の形態と同じデータが作成
されることになる。
【0031】遅延回路44Y,44M,44C,44B
kの遅延データは、記録ヘッド30の走査方向が反転す
る毎に書き換えられる。
【0032】この実施の形態においてもCPU40は、
バッファメモリ41bからの読みだしを、各タイミング
毎に1色つまり1記録ユニットずつ行なっているため、
従来のように、1回のタイミングで全色のデータの処理
が集中することがなく、前記実施の形態と同様の効果を
達成することができる。
【0033】上記両実施の形態では各記録ユニット30
Y,30M,30C,30Bkの走査方向の間隔Pを、
4ドットの整数倍+1ドットに設定しているが、シフト
レジスタに8ビットのデータを格納できる場合には、8
ドットの整数倍+2ドットとしても同様の効果を達成で
きる。要するに、前記間隔Pは、シフトレジスタに格納
できるラスター方向のビット数に対応するドット数Nの
整数倍にない、例えば(ドット数Nの整数倍)+(ドッ
ト数Nと等しくない所定ドット数)とすることで、デー
タの読みだしおよび書込み処理が1回の記録タイミング
に集中するのを避けることができる。なお、4ドットの
整数倍+2ドットまたは8ドットの整数倍+4ドットと
すると、2つのシフトレジスタに対するデータ処理が重
なるため、好ましくは、(ドット数Nの整数倍)+(ド
ット数Nを記録素子数で割った値と同じかそれよりも小
さいドット数)とする。つまり例えば4ドットの整数倍
+1ドット、8ドットの整数倍+2ドットまたは8ドッ
トの整数倍+1ドットとすることで、前述のとおりバッ
ファメモリおよび各シフトレジスタに対するデータ処理
が重なることがない。なお前記間隔Pの大きさに応じて
CPU40がバッファメモリにおいて異なる記録ユニッ
トのためのデータを読みだす位置は8ドット単位で変更
されることはもちろんである。
【0034】本発明は、上記両実施の形態のように3原
色+黒を記録する装置だけでなく、任意の複数色をもつ
装置、また1色の記録素子を複数個走査方向に並べて1
行を各素子で分担して記録する装置にも適用することが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の発明で
は、記録ヘッドにおいて複数の記録素子が、走査方向に
格納手段に格納される複数ドットの整数倍でない間隔で
並べられ、格納手段には複数の記録素子のための記録デ
ータがそれぞれ相互にずれたタイミングで走査方向の複
数ドット分ずつ書込まれることで、各記録素子のための
記録データが格納手段に書込まれる処理が、1回のタイ
ミングに集中することなく、分散されて行なわれること
になり、これにより記録タイミングの周期を短くすなわ
ち記録速度を速くすることができる。
【0036】請求項2の発明では、上記請求項1の効果
のほか、上記のように複数の記録素子のための記録デー
タを相互にずれたタイミングで書込み、また各記録素子
に順次供給する動作が、各記録素子毎に設けられた格納
手段において相互に独立して誤動作なく行なわれる。
【0037】請求項3の発明では、記録ヘッドにおいて
複数の記録素子が、走査方向に格納手段に格納される複
数ドットの整数倍でない間隔で並べられ、バッファメモ
リ手段から複数の記録素子のための記録データがそれぞ
れ相互にずれたタイミングで走査方向の複数ドット分ず
つ読みだされることで、各記録素子のための記録データ
がバッファメモリ手段から読みだされる処理が、1回の
タイミングに集中することなく、分散されて行なわれる
ことになり、これにより記録タイミングの周期を短くす
なわち記録速度を速くすることができる。
【0038】請求項4の発明では、請求項1から3のい
ずれかの効果のほか、記録素子を少なくとも3原色分備
える記録ヘッドにより、カラーの画像形成を実現するこ
とができる。
【0039】請求項5の発明では、請求項1から4のい
ずれかの効果のほか、複数の記録素子が、(格納手段に
格納される複数ドットの整数倍)+(その複数ドットと
等しくない所定ドット数)の間隔で配置されていること
で、上記のようにデータの読みだしまたは書込みが1回
のタイミングに集中することなく、分散されて行なわ
れ、これにより記録タイミングの周期を短くすなわち記
録速度を速くすることができる。
【0040】請求項6の構成では、請求項5の効果のほ
か、上記の所定ドット数が、格納手段に格納される複数
ドットを記録素子数で割った値と同じかそれよりも小さ
く設定されることで、複数の記録素子のためのデータの
読みだしまたは書込みが重なることがなく、記録タイミ
ングの周期を一層短くすなわち記録速度を速くすること
ができる。
【0041】請求項7の発明では、請求項1から6のい
ずれかの効果のほか、インク滴を前記記録媒体に向けて
噴射するインクジェット式の記録素子において、上記効
果を実現することができ、記録速度を速くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の要部機構
図。
【図2】記録ヘッドの拡大正面図。
【図3】制御構成のブロック図。
【図4】バッファメモリを図式化して示す図。
【図5】記録ユニットとシフトレジスタの関係を図式化
して示す図。
【図6】シフトレジスタへの書込みタイミングを図式化
して示す図。
【図7】他の実施の形態の制御構成のブロック図。
【符号の説明】
30 記録ヘッド 30s 記録素子 30Y,30M,30C,30Bk 記録ユニット 41b バッファメモリ 43Y,43M,43C,43Bk 格納手段(シフト
レジスタ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対する走査方向に複数の記録
    素子を有し、ドットマトリクス形式で記録する記録ヘッ
    ドと、 前記各記録素子へ順次供給するための記録データを前記
    走査方向の複数ドット分格納する格納手段と、 前記格納手段へ記録データを前記複数ドット分ずつ書込
    む書込み手段とを備え、前記複数の記録素子の間隔は、
    前記格納手段に格納される複数ドットの整数倍でない値
    に設定され、前記書込み手段は格納手段に対し各記録素
    子のための記録データを相互にずれたタイミングで書込
    むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記格納手段は、前
    記各記録素子毎に設けられていることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に対する走査方向に複数の記録
    素子を有し、ドットマトリクス形式で記録する記録ヘッ
    ドと、 前記各記録素子へ供給するための記録データを格納する
    バッファメモリ手段と、 前記バッファメモリ手段から前記各記録素子のための記
    録データを前記走査方向の複数ドット分ずつ読みだす読
    みだし手段と、 その読みだし手段によって読みだされた複数ドットのう
    ち少なくとも一部分の複数ドットを格納する格納手段と
    を備え、前記複数の記録素子の間隔は、前記格納手段に
    格納される複数ドットの整数倍でない値に設定され、前
    記読みだし手段はバッファメモリ手段から各記録素子の
    ための記録データを相互にずれたタイミングで読みだす
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかにおいて、前
    記記録ヘッドは、記録素子を少なくとも3原色分有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記複数の記録素子の間隔は、(前記格納手段に格納され
    る複数ドットの整数倍)+(その複数ドットと等しくな
    い所定ドット数)の値に設定されていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記所定ドット数
    は、前記格納手段に格納される複数ドットを前記記録素
    子数で割った値と同じかそれよりも小さいことを特徴と
    する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、前
    記各記録素子は、インク滴を前記記録媒体に向けて噴射
    するインクジェット式のものであることを特徴とする画
    像形成装置。
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