JPH0749837Y2 - データラインフィルタ - Google Patents

データラインフィルタ

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JPH0749837Y2
JPH0749837Y2 JP2905090U JP2905090U JPH0749837Y2 JP H0749837 Y2 JPH0749837 Y2 JP H0749837Y2 JP 2905090 U JP2905090 U JP 2905090U JP 2905090 U JP2905090 U JP 2905090U JP H0749837 Y2 JPH0749837 Y2 JP H0749837Y2
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JP
Japan
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pair
data line
fixing member
magnetic
magnetic material
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JP2905090U
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JPH03120095U (ja
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誠 清水
郁夫 加藤
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば電子機器の機器本体と端末機器とを接
続するデータラインのノイズを除去するデータラインフ
ィルタに関する。
(従来の技術) ディジタル信号を取り扱う各種電子機器において、機器
本体とディスプレイ、プリンタ等の端末機器とを接続す
るデータラインの信号にノイズが重疊し、このノイズが
重疊した信号を正しい信号として処理する恐れがある。
そこで、これを防止するために、電子機器本体と端末機
器とを接続するデータラインをリング状の磁性体で覆う
ことが知られており、この磁性体をデータラインフィル
タといっている。
データラインフィルタは、通常、貫通孔を有する筒状の
フェライト磁性体であり、前記貫通孔にデータラインを
挿入して使用されている。上記電子機器においては、機
器本体と端末機器との接続を行なった後のノイズの影響
を予測することは困難であるから、予め用意した数種類
のフェライト磁性体を順次データラインに装着してノイ
ズが除去されるものを選択している。そこで、フィルタ
の装着、取外しの手間を省くために、配線したままのデ
ータラインに装着できるようなフェライト磁性体が提案
されている。このフェライト磁性体は貫通孔を有するコ
アをその軸方向に分割した形状の2個のコア片から成
り、データラインを挾むようにして2個のコア片を接合
して固定具で固定している。この固定具としては、互い
に掛け止められる一対の係止片を有するプラスチック製
のケースが用いられ、該一対の係止片を掛け止めたとき
の弾力により該一対のコア片を接合状態に固定してい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の固定具によれば、フィルタのデータライ
ンへの取付け、取外しを何度もくりかえすと、一対の係
止片の係止部が摩耗し、そのために一対の磁性体コア片
間の圧着接合が不十分になり、特性の低下を招いてしま
うという課題があった。
本考案は、従来のこのような課題を解消することをその
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、それぞれ接合面
を有し、一方の接合面を他方の接合面に接合することに
より閉磁路が形成される一対の磁性体コア片から成り、
該一対の磁性体コア片間にデータライン挿通路が形成さ
れるコアと、該一対の磁性体コア片を組み合わせて固定
する固定具とから成るデータラインフィルタにおいて、
該固定具は互いに連結されて開閉自由な一対の固定部材
から成り、一方の固定部材は一方の磁性体コア片を囲
み、他方の固定部材は他方の磁性体コア片を囲むように
形成され、該一方の固定部材から延出した係止部を前記
他方の磁性体コア片に形成された凹部に嵌合し、該他方
の固定部材に設けられた係止部を前記他方の磁性体コア
片に形成された凹部に嵌合して該係止部の弾力により前
記一対の磁性体コア片の接合面を圧着固定することを特
徴とする。
(作用) 一方の固定部材から延出した係止部を他方の固定部材に
囲まれた磁性体コア片に形成された凹部に嵌合し、該他
方の固定部材に設けられた係止部を該磁性体コア片の凹
部に嵌合し、両係止部の弾性力により一対の磁性体コア
片の接合面を圧着固定したので、係止部が多少摩耗して
も、該接合面の圧着状態が維持され、データラインへく
りかえして取付け、取外しをしても特性があまり変動し
ない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す。
同図において、1はコアで、このコア1は2つの磁性体
コア片2及び3から成っている。各磁性体コア片2、3
は等しい直方体形状をなし、その接合面4には凹部5が
形成され、磁性体コア片2と3を接合面4において接合
したとき一対の該凹部5でデータライン挿通路6を形成
するようになっている。また磁性体コア片2と3の両側
面にはデータライン挿通路6と平行に固定具の係止部嵌
合用凹部7が各一条形成されている。8は合成樹脂製の
固定具で、この固定具8は、幅が磁性体コア片2、3よ
り短い一対のコ字状の固定部材9、10から成り、それぞ
れの一方の水平片11及び12は長さが等しく、2つの蝶番
片13(1個のみ示す)により互いに連結され、他方の水
平片14は長く形成され、他方の水平片15は水平片14が長
くなった分だけ短く形成され、その各端部は略直角方向
に折曲されて係止部16及び17となり互いに接触するよう
になっている。
この固定具8の一方の固定部材9は一方の磁性体コア片
2の三面を囲み、他方の磁性体コア片3まで延出する係
止部16が磁性体コア片3の凹部7に嵌合し、他方の固定
部材10は他方の磁性体コア片3の三面を囲みその端部に
設けられた係止部17が磁性体コア片3の凹部7に嵌合す
ることによって2個の磁性体コア片3の接合面4、4が
互いに圧着固定される。
第3図乃至第5図は本考案の第2の実施例を示す。
コア1Aを構成する2個の磁性体コア片2A、3Aは前記実施
例とほぼ同じ形状に形成されており、ただ、各々の両側
面に一対の凹部18、18が形成されている点が相違してい
る。
固定具8Aは、一対の箱状の固定部材9A、10Aから成り、
一側縁で一対の蝶番片13A(1個のみ示す)により互い
に連結され開閉自在になっている。一対の固定部材9A、
10Aの前後壁にはデータライン挿通孔を形成するための
切欠19が形成され、一方の固定部材9Aの側壁の中央部に
は2条のスリット20、20が入れられ、他方の固定部材10
Aに収容された磁性体コア片3Aの凹部7Aまで延びて先端
が直角方向に折曲された係止部16Aが前記凹部7Aに嵌合
するようになっている。また、該固定部材9Aの前後壁の
内側面には一対の突起21、21が設けられ、これは各々磁
性体コア片2Aの両端面に形成された一対の凹部18、18に
係合し、磁性体コア片2Aを固定部材9Aに固定するように
なっている。このような突起21、21は他方の固定部材10
Aの前後壁の内側面にも形成され、磁性体コア片3Aの両
端面には形成された一対の凹部18、18に係合し、磁性体
コア片3Aを固定部材10Aに固定する。
第6図及び第7図は本考案の第3の実施例を示す。
コア1Bを構成する一対の磁性体コア片2B、3Bには、各々
4隅に凹部7Bが形成されている。固定具8Bは磁性体コア
片2B、3Bとほゞ同一幅の一対のコ字状固定部材9B、10B
から成り、それぞれ一方の水平片11B及び12Bは長さが等
しく、他方の水平片14Bは長く形成され、水平片15Bは水
平片14Bが長くなった分だけ短く形成され、その各端部
の両側に略直角方向に折曲された係止部16B、17Bが設け
られ、この係止部16B、17Bが前記凹部7Bに嵌合し、2個
の磁性体コア片2B、3Bの接合面4を互いに圧着固定す
る。固定部材9Bの内側に設けた一対の突起22は、磁性体
コア片2Bの凹部7Bに嵌合するものである。以上の構成に
よれば、2個の磁性体コア片2B、3Bは互いにずれること
がなく、また固定部材9B、10Bから外れることがない。
尚、23は内側に切り起されてその弾性により一対の磁性
体コア片2B、3Bを押圧し、その接合面4において圧着さ
せる舌片である。
(考案の効果) 本考案は、上述の通り構成されているから、固定部材の
係止部が多少摩耗しても2個の磁性体コア片の接合面が
互いに圧着状態に維持され、くりかえしてデータライン
に取付け取外しをしても特性が変動することが少ないと
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜面図、第2図はその分解
斜面図、第3図は本考案の第2の実施例の斜面図、第4
図は第3図のIV−IV線断面図、第5図はその分解斜面
図、第6図は本考案の第3の実施例の斜面図、第7図は
その分解斜面図である。 1、1A、1B……コア 2、2A、2B……磁性体コア片 3、3A、3B……磁性体コア片 4……接合面 6……データライン挿通路 7、7A、7B……凹部 8、8A、8B……固定具 9、9A、9B……固定部材 10、10A、10B……固定部材 16、16A、16B……係止部 17、17A、17B……係止部 18……凹部 21……突起 22……突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ接合面を有し、一方の接合面を他
    方の接合面に接合することにより閉磁路が形成される一
    対の磁性体コア片から成り、該一対の磁性体コア片間に
    データライン挿通路が形成されるコアと、該一対の磁性
    体コア片を組み合わせて固定する固定具とから成るデー
    タラインフィルタにおいて、該固定具は互いに連結され
    て開閉自由な一対の固定部材から成り、一方の固定部材
    は一方の磁性体コア片を囲み、他方の固定部材は他方の
    磁性体コア片を囲むように形成され、該一方の固定部材
    から延出した係止部を前記他方の磁性体コア片に形成さ
    れた凹部に嵌合し、該他方の固定部材に設けられた係止
    部を前記他方の磁性体コア片に形成された凹部に嵌合し
    て該係止部の弾力により前記一対の磁性体コア片の接合
    面を圧着固定することを特徴とするデータラインフィル
    タ。
JP2905090U 1990-03-23 1990-03-23 データラインフィルタ Expired - Lifetime JPH0749837Y2 (ja)

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JP2905090U JPH0749837Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 データラインフィルタ

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JPH03120095U JPH03120095U (ja) 1991-12-10
JPH0749837Y2 true JPH0749837Y2 (ja) 1995-11-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018116983A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 富士通株式会社 電子機器

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JP2018116983A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 富士通株式会社 電子機器

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JPH03120095U (ja) 1991-12-10

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