JPS5828332Y2 - スライド可変抵抗器 - Google Patents

スライド可変抵抗器

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Publication number
JPS5828332Y2
JPS5828332Y2 JP1978179862U JP17986278U JPS5828332Y2 JP S5828332 Y2 JPS5828332 Y2 JP S5828332Y2 JP 1978179862 U JP1978179862 U JP 1978179862U JP 17986278 U JP17986278 U JP 17986278U JP S5828332 Y2 JPS5828332 Y2 JP S5828332Y2
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JP
Japan
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case
shield plate
sliding
longitudinal direction
variable resistor
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Application number
JP1978179862U
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JPS5599103U (ja
Inventor
佑 浦中
秀明 佐々木
勇夫 松浦
幸三 森田
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ、テレビ等に使用されるスライド式可変
抵抗器に関し、電気安全上好ましい絶縁プラスチックモ
ールドケースを使用し、比較的頑丈で、部品製作及び組
立が容易であり、又、外部からの異物侵入による損害防
止のシールド構造を備えたものである。
従来のスライド可変抵抗器は、例えば特公昭47−29
384号等を参照すると、第1図イ9口に示すように、
金属ケース1の下方は開口部となっており、その上面板
1aの長溝1dを貫通して、摺動子7を下面に装着した
摺動体2の摺動体レバー2dを突出させている。
摺動体2の上面は板バネ8、摺動板9等を介してケース
上面の内面部を摺動接触する。
ここで摺動体2下面の摺動子7はケース1の開口部に固
着する絶縁基板4の上面に固着した抵抗体5、導電体6
と摺動係合してスライド可変抵抗器を構成している。
ここで金属ケース1を使用することは絶縁等、電気的な
安全上の見地から好ましくなく、又、レバー用長溝1d
からの異物侵害による安全性、及び性能の劣化も問題と
なっていた。
以上の対策として、絶縁モールドケース付、異物侵害防
止シールド構造のスライド可変抵抗器が開発されている
その第1の例として米国特許第3゜676.824号で
は、第2同断面図に示すように、縦方向に分割した一対
同型縦割の絶縁モールドケース1′を互に側面でスナッ
プイン等で固着する構造である。
ここでは摺動体2′のレバー2’d用の溝からの異物侵
入防止対策として、摺動体2′の摺動方向のスロット孔
2′Cに係合する弾性シールドバンドC′が設けられて
いる。
第2の例として、第3図の断面図に示すように、スライ
ド溝の異物侵入防止策として摺動体2″のレバー2“d
及びモールドケース1″のレバー溝1″dに異物侵入防
止の段部1″Cを設けた本出願人による実開昭52−9
4154号等の例がある。
第3の例として、第4図にその一部を示すように、長軸
方向に開口部1“′f上面に摺動体2″のレバー2”’
d用の溝1″′dを設けたモールド筐体1″′と、その
開口部を塞ぐケース蓋部3″に異物侵害対策シールド板
3″Cを設けた実開昭52−53343号等の例がある
ここで第1の例は最も簡単であるが、ケースが縦割のた
め、横方向の剛性に問題がある。
又、上面の縦方向のセンター上に固着用のネジ孔がつけ
にくい欠点がある。
第2の例では、摺動レバーが曲っているため頑丈さに欠
け、複雑となり、大型となる欠点がある。
第3の例では、モールド筐体1″′とケース蓋部3″と
はレジンモールドの成形及び加工が複雑であり、結合方
法もケースの上下外面を利用した複雑な構成となってい
る。
このため高さが高くなり、又、部品の加工が難しく、コ
ストも高くなる欠点がある。
本考案は上記1,2.3の従来例での欠点を改善し、か
つ強度、剛性の改善、部品加工、組立の簡素化、小形化
及び絶縁性、異物侵害対策等の性能の改善を目的として
いる。
本考案ではスライド可変抵抗器の絶縁モールドケースを
前記第1の例のように縦方向で互に相補性を有するよう
に2分割するとき (1)両端上面のネジ孔部を含む両端部に限り、短かく
厚い一体の直方体状本体基部とし、摺動体のスライド方
向である長軸中央の単一平面での縦方向の分割ではなく
、互にL字型の組合わせで分割している。
(2)摺動体がスライドする長溝1dの長さにほぼ対応
し、長軸方向の大部分を占める摺動体のスライド領域で
あるケース中央部のスライド部はほぼ縦方向に分割し、
その延長部がケース端部の短がい厚い本体基部となり、
ここで相互長軸方向に互に結合する相補性同形のL字形
のモールドケース片構造となっている。
以上により、(1)によりケースの剛性を改善し、ケー
ス上面端部の取付用ネジ孔を設けることが可能となって
いる。
そうして(2)により比較的簡単な構造の相補性同形の
レジンモールドケース片21を2個使用することにより
、モールドケース部品の簡単化が可能となり、比較的コ
ストが高い絶縁ケース金型は簡素化するとともに1個で
済むため、モールドケース部品のコストは大巾に下り、
不良も少なくなっている。
又、モールドケースは長軸方向にモールドケースの内側
で容易にスナップイン組立が可能であり、このためにモ
ールドケースの高さが高くなることもなく、組立は容易
である。
次に本考案の実施例を図面によって詳細に説明する。
第5図〜第9図は本考案実施例を示し、第5図はその組
立断面図、第6図イは摺動体、口は抵抗体基板、ハは摺
動子を示す図、第7図ハはモールドケースの側面図、第
7図イは第7図ハ中のY−Y平面断面図、第7図口は正
面図、第7図二はシールド板の平面図、第7図ホはこの
シールド板の他の実施例の側面図、第7図へはシールド
板のさらに他の実施例の平面図、第8図はモールドケー
ス片21の斜視図、第9図は摺動体22の斜視図を示す
ここで弾性絶縁レジンモールド材で形成した相補性を有
するL字型の一組のモールドケース片21は第7図イ9
口、ハ及び第8図に示すように、スライド方向に同型相
補型をなし、互に長軸方向で係合、超音波接合又はスナ
ップイン結合を行って箱型のモールドケース30を構成
する。
第5図に示すように、スライド可変抵抗器としての中央
部での断面組立図は従来の可変抵抗器の構成にほぼ準じ
ている。
可変抵抗器の組立では、モールドケース30の内部に、
第6図イ及び第9図に示す絶縁モールドよりなる摺動体
22を挿入し、摺動体22の底部側面突起部22 pは
ケース内側面の中央の長軸方向の側面溝21pと係合摺
動する。
摺動体22のケース内部の本体部中央には摺動体の操作
レバー22dを突出させるケース上面21 aの長溝2
1 dからの異物侵入防止のため長溝21 dに対応し
がっその幅よりも広いシールド板31 Cを遊合貫通さ
せる摺動方向の孔22 Cを設けている。
第6図口、八に示すように、摺動体22の底面に係止し
た二叉のバネ摺動子27は、ケース内側面下部の溝21
qに係止された抵抗基板24上に固着された抵抗体2
5、導電体26と摺接し、摺動電気接触する。
又、基板24には抵抗体25の両端の外部端子と、導電
体26の外部端子が固着されている。
第5図、第7図及び゛第8図に示すように、モールドケ
ース片21の上面には摺動体22の上部に設けた操作レ
バー22 dに係合する長溝21d、下面には前記基板
24の外部端子に係合する溝21 hを備えている。
モールドケース片21は第7図及び第8図に示すように
、長手摺動方向に互に相補性をなし、この同形1組のモ
ールドケース片21をスライド方向にスナップイン等で
固着して、箱形の組立ケース30を構成する。
そうして第7図イに示すように、右側にあるケース片2
1と厚さがほぼ等しい、長軸方向に短かく巾方向に厚い
本体基部21 bの一側端より、はぼその半分の厚さの
長い片側側壁部21jが直角方向に突出した相補性を有
する同型り字型の弾性レジンモールドよりなっている。
突出側壁部21 jの先端には、その延1長部に長手摺
動方向に固着用として、ここでは側壁に固着用スナップ
イン弾性取付爪21 e及び側壁部の上下のケース面に
は固着用突起21 fを設けている。
これに対して、厚い本体基部21 bの長軸方向の内面
に、前記側壁部先端の弾性取付爪21 e及び固着用突
起21 fに係合する長手摺動方向の保合部として係合
部孔21′e及び21′fを備えている。
なお固着用突起は上記の適当な組合わせの外、熱又は超
音波固着用の突起及び孔の組合わせ等でもよい。
モールドケース片21の本体基部21 bの内側中央に
は、第7図二に示す異物侵入防止シールド板31 Cの
端部に係合する係合凹部21 Cを設けて、シールド板
31 Cの位置決めをしている。
本体基部21 bの上部には可変抵抗器取付用の孔又は
ネジ孔21 gを設けている。
シールド板31 Cは長手方向の両端にフォーク状爪部
31 dを設けて、ケースのシールド板係合凹部21
Cにスナップイン装着する。
シールド板31 Cは、第7図二に示すように、平板で
もよいが、ホに示すように曲面板31′Cとすれば、剛
性が増す。
このとき、摺動体の係合孔22 Cはシールド板の形状
に合わせる。
又、シールド板の端部に、へに示すように、スナップイ
ン固着爪31′d又は31″dを少くとも片側に設けた
シールド板31”Cはケース30中に固着されるので゛
、製品としても、又、組立上も好都合である。
このように本考案は比較的簡単な構造の相補性同形のレ
ンジモールドケース片21を2個使用することにより、
モールドケース部品の簡単化が可能となり、比較的にコ
ストが高い絶縁ケース金型は簡素化するとともに1個で
済むため、モールドケース30の部品のコストは大巾に
下り、不良も少なくなる。
又、モールドケースは長軸方向にモールドケースの内側
で容易にスナップイン組立が可能であり、このためにモ
ールドケースの高さが高くなることもなく、組立は容易
である。
本考案では、電気的安全上好ましい絶縁モールドケース
を使用し、ケース上面にネジ孔を従来品に準じて一体に
設け、ケースの剛性を高め、組立が容易で、丈夫なスラ
イド可変抵抗器が得られる。
又、ケース上面の長溝に対応するシールド板を装着でき
るので、実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図イは従来のスライド式可変抵抗器の側断面図、口
は同斜面説明図、第2図、第3図及び゛第4図は従来の
絶縁モールドケース付異物侵害防止シールド構造の第1
、第2及び第3の例、第5図〜第9図は本考案実施例を
示し、第5図はその組立断面図、第6図イは摺動体、口
は抵抗体基板、ハは摺動子を示す図、第7図ハはモール
ドケースの側面図、第7図イは第7図ハ中のY−Y平面
断面図、第7図口は正面図、第7図二はシールド板の平
面図、第7図ホはこのシールド板の他の実施例の側面図
、第7図へはシールド板のさらに他の実施例の平面図、
第8図はモールドケース片21の斜視図、第9図は摺動
体22の斜視図を示す。 21:モールドケース片、21b:本体基部、21d:
モールドケース上面長溝、21C:係合凹部、21e:
弾性取付爪部、21’e :係合孔、21f:固着用突
起、21’f :係合孔、21j:長い側壁、22:摺
動体、22C:係合孔、22d:摺動体操作レバー、2
4:絶縁基板、25:抵抗体、26:導電体、27:摺
動子、28:板バネ、29:摺動板、30:モールドケ
ース、31C:シールド板。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)長軸方向に短かく巾方向に厚い本体基部21bの
    一側端より直角方向に長い側壁21 jを突設した相補
    性を有する同一形状のL字形絶縁モールドケース片21
    を2個向い合わせ、それぞれの側壁21jの先端延長部
    に設けたスナップイン係止用の弾性爪21 e及び固着
    用突起21 fを対向するモールドケース片21の本体
    基部21 bに設けた長軸方向の係合孔21′e及び2
    1′fにそれぞれ係合組合わせることにより箱形のモー
    ルドケース30を形成してその上面に長軸方向の長溝2
    1 dを設け、該長溝よりケース内下部に装着した絶縁
    基板24上の抵抗体25と導電体26に摺接する摺動子
    を固着した絶縁物よりなる摺動体22の操作レバー22
    dを突出させ、 又、モールドケース30内に、前記長溝21 dよりの
    異物侵入を防ぐシールド板31 Cを、摺動体22の長
    軸方向に設けた係合貫通孔22 Cに遊合挿通させると
    共に、該シールド板の長軸方向の端面をケース片本体基
    部21 b内面に設けた係合凹部21Cに係合して装着
    したスライド可変抵抗器。
  2. (2)シールド板31 Cの短軸方向を曲面とした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のスライド可変抵抗器
  3. (3)シールド板31′Cを弾性材料より形成し、その
    長軸方向の端面にL字型ケース片の本体基部21bの内
    側係合凹部21 Cに挿入固着する弾性爪部を設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のスライド可変抵抗器
JP1978179862U 1978-12-28 1978-12-28 スライド可変抵抗器 Expired JPS5828332Y2 (ja)

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JP1978179862U JPS5828332Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 スライド可変抵抗器

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JP1978179862U JPS5828332Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 スライド可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS5599103U JPS5599103U (ja) 1980-07-10
JPS5828332Y2 true JPS5828332Y2 (ja) 1983-06-21

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ID=29191534

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JP1978179862U Expired JPS5828332Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 スライド可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS595928Y2 (ja) * 1976-01-14 1984-02-23 アルプス電気株式会社 スライド式可変抵抗器

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JPS5599103U (ja) 1980-07-10

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