JPH0429594Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0429594Y2 JPH0429594Y2 JP1986126433U JP12643386U JPH0429594Y2 JP H0429594 Y2 JPH0429594 Y2 JP H0429594Y2 JP 1986126433 U JP1986126433 U JP 1986126433U JP 12643386 U JP12643386 U JP 12643386U JP H0429594 Y2 JPH0429594 Y2 JP H0429594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- case
- elastic engagement
- cases
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、電気機器の部品等を収容する2つ
割り合わせ型のケースにプリント基板を取付ける
構造に関する。
割り合わせ型のケースにプリント基板を取付ける
構造に関する。
(従来の技術)
従来、本体ケースにプリント基板を収容し蓋ケ
ースを取付ける構造として、一方の蓋ケースに弾
性を有する係合片を伸延形成し、他方の本体ケー
スにプリント基板を収容した状態で、蓋ケースの
係合片を本体ケースの側壁にネジなどを使わずに
係合保持させるようにしたものがあつた(例え
ば、実開昭54−104965号公報参照)。
ースを取付ける構造として、一方の蓋ケースに弾
性を有する係合片を伸延形成し、他方の本体ケー
スにプリント基板を収容した状態で、蓋ケースの
係合片を本体ケースの側壁にネジなどを使わずに
係合保持させるようにしたものがあつた(例え
ば、実開昭54−104965号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、これら組み合わせられる双方のケー
スは、構造が夫々異つており、例えば薄板板金の
打ち抜き折り曲げ加工によつて製造する場合、外
形打ち抜き型を別々に作らなければならないた
め、金型費用が高くつくし、部品点数も増えて管
理コストも高くつくという問題点があつた。
スは、構造が夫々異つており、例えば薄板板金の
打ち抜き折り曲げ加工によつて製造する場合、外
形打ち抜き型を別々に作らなければならないた
め、金型費用が高くつくし、部品点数も増えて管
理コストも高くつくという問題点があつた。
この考案は、前記従来の問題点を解消するため
に成されたもので、組み合わせる双方のケースを
同一形状に共通化すること、プリント基板の確実
な弾性保持、及びケース結合作業の簡素化が可能
なプリント基板取付装置を提供することを目的と
している。
に成されたもので、組み合わせる双方のケースを
同一形状に共通化すること、プリント基板の確実
な弾性保持、及びケース結合作業の簡素化が可能
なプリント基板取付装置を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するため、この考案によるプリ
ント基板取付装置は、上下2つ割り合わせ型ケー
スにプリント基板を収容するようにしたプリント
基板取付装置において、ケースの一側面の中央に
1本の弾性係合片7と他側面の両端側に1本ずつ
の弾性係合片6とを設け、それと同一形状のケー
スを一側面と他側面が向かい合うように反転して
組み合わせ、各弾性係合片6,7の先端に鉤状の
係合部8を形成し、係合部8の各々をプリント基
板の端部に係合させることにより、プリント基板
を保持するとともに双方のケースを結合するよう
にしたことにより構成されている。
ント基板取付装置は、上下2つ割り合わせ型ケー
スにプリント基板を収容するようにしたプリント
基板取付装置において、ケースの一側面の中央に
1本の弾性係合片7と他側面の両端側に1本ずつ
の弾性係合片6とを設け、それと同一形状のケー
スを一側面と他側面が向かい合うように反転して
組み合わせ、各弾性係合片6,7の先端に鉤状の
係合部8を形成し、係合部8の各々をプリント基
板の端部に係合させることにより、プリント基板
を保持するとともに双方のケースを結合するよう
にしたことにより構成されている。
(作用)
このように構成されているので、上下のケース
は、共通の金型によつて製造されるので、金型及
び部品の種類は低減される。プリント基板やケー
スの多少の寸法誤差は弾性係合片によつて吸収さ
れ、プリント基板はケース内に確実に弾性保持さ
れる。
は、共通の金型によつて製造されるので、金型及
び部品の種類は低減される。プリント基板やケー
スの多少の寸法誤差は弾性係合片によつて吸収さ
れ、プリント基板はケース内に確実に弾性保持さ
れる。
このようにして、簡単確実にケースとプリント
基板とが組み合わせられる。
基板とが組み合わせられる。
(実施例)
以下、図面に示す実施例に基いてこの考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
プリント基板取付装置は、第1図、第2図及び
第3図に示すように、上ケース1と下ケース2と
が2分割組み合わせ型に構成され、両ケース1,
2の間にプリント基板3が挾持されるようになつ
ている。
第3図に示すように、上ケース1と下ケース2と
が2分割組み合わせ型に構成され、両ケース1,
2の間にプリント基板3が挾持されるようになつ
ている。
ケース1,2は、薄い板金加工により1面が開
口した方形容器状に形成されている。それぞれの
ケース1,2の一側面5の中央には1本の弾性係
合片7が、他側面4の両端側に1本ずつ計2本の
弾性係合片6が設けられている。組み合わせ時に
は、片方のケースに対し、それと同一形状のもう
片方のケースが、一側面5と他側面4とが向い合
うように、反転して組み合わせられる。弾性係合
片6,7は、その時に相対向する左右側板4,5
から互い違い位置となるように、かつ、行き違い
の長さとなるように伸延形成されている。
口した方形容器状に形成されている。それぞれの
ケース1,2の一側面5の中央には1本の弾性係
合片7が、他側面4の両端側に1本ずつ計2本の
弾性係合片6が設けられている。組み合わせ時に
は、片方のケースに対し、それと同一形状のもう
片方のケースが、一側面5と他側面4とが向い合
うように、反転して組み合わせられる。弾性係合
片6,7は、その時に相対向する左右側板4,5
から互い違い位置となるように、かつ、行き違い
の長さとなるように伸延形成されている。
各々の弾性係合片6,7は、左側板4の両側に
2本,右側板5の中央に1本設けられ、先端部に
鉤状又はL字状に折り曲げられた係合部8を持
ち、上下ケースを組み合わせた時、片方のケース
の係合片6の係合部8ともう片方のケースの係合
片7の係合部8との相互間隔は、プリント基板3
の厚みにほぼ等しくなつている。
2本,右側板5の中央に1本設けられ、先端部に
鉤状又はL字状に折り曲げられた係合部8を持
ち、上下ケースを組み合わせた時、片方のケース
の係合片6の係合部8ともう片方のケースの係合
片7の係合部8との相互間隔は、プリント基板3
の厚みにほぼ等しくなつている。
また、左右の側板4,5の両端部には、先端に
平坦な係止部9が形成されたL字形の係止片10
が設けられている。同一ケースに設けられた係止
部9と係合部8との間隔も、プリント基板3の厚
みにほぼ等しくなつている。
平坦な係止部9が形成されたL字形の係止片10
が設けられている。同一ケースに設けられた係止
部9と係合部8との間隔も、プリント基板3の厚
みにほぼ等しくなつている。
上下ケースを組み合わせた時、各々のケースに
おいて、同一ケースに設けられた弾性係合片6と
7の間にプリント基板3が挟まれて取付けられる
状態になる。その結果、ケース1と2は直接は結
合していないが、プリント基板3を仲立ちとして
間接的に結合される。また、この状態で、プリン
ト基板3はその両面をケース1の係止片10とケ
ース2の係止片10とで、及び、ケース1の係合
部8と、ケース2の係合部8とで挟まれているこ
とになる。
おいて、同一ケースに設けられた弾性係合片6と
7の間にプリント基板3が挟まれて取付けられる
状態になる。その結果、ケース1と2は直接は結
合していないが、プリント基板3を仲立ちとして
間接的に結合される。また、この状態で、プリン
ト基板3はその両面をケース1の係止片10とケ
ース2の係止片10とで、及び、ケース1の係合
部8と、ケース2の係合部8とで挟まれているこ
とになる。
ケース1と2は、同一構造であり、上ケース1
を180度回転させて向き合わせると下ケース2と
なる。
を180度回転させて向き合わせると下ケース2と
なる。
以上のように構成されており、上下のケース
1,2は、共通の外形抜き型及び折り曲げ型が使
えるから、金型費用は安価となり、部品点数も減
るから管理コストも低減される。
1,2は、共通の外形抜き型及び折り曲げ型が使
えるから、金型費用は安価となり、部品点数も減
るから管理コストも低減される。
プリント基板3を取付けるときは、先ず第1図
に示すように、ケース1または2の一方の弾性係
合片6,7の係合部8と係止部9との間にプリン
ト基板3の端部を押し込んで弾性係合保持させ
る。次に、他方のケース2または1を押し当てて
組み合わせると、第2図及び第3図に示すよう
に、取付け完了状態になる。
に示すように、ケース1または2の一方の弾性係
合片6,7の係合部8と係止部9との間にプリン
ト基板3の端部を押し込んで弾性係合保持させ
る。次に、他方のケース2または1を押し当てて
組み合わせると、第2図及び第3図に示すよう
に、取付け完了状態になる。
ケース1,2を分解するときは、この逆の順序
で嵌め合わせを解除する。このように、結合ネジ
等は一切使わないで、簡単容易にプリント基板3
がケース1,2に取付けられる。
で嵌め合わせを解除する。このように、結合ネジ
等は一切使わないで、簡単容易にプリント基板3
がケース1,2に取付けられる。
また、双方のケース1,2から伸びる弾性係合
片6,7によつて、挾持するようにしているか
ら、成形上および製造上の寸法誤差のバラツキ
は、吸収され組み立て作業はやり易くなる。
片6,7によつて、挾持するようにしているか
ら、成形上および製造上の寸法誤差のバラツキ
は、吸収され組み立て作業はやり易くなる。
(考案の効果)
上述のようにこの考案によれば、2分割組み合
わせ型のケースを共通化して部品点数を削減する
ことが出来、ケース内にプリント基板を簡単容易
な作業で弾性的に確実に取付けることが出来、金
型費用などを含めた製造コストを引下げることが
出来る等実用上顕著な効果が得られる。
わせ型のケースを共通化して部品点数を削減する
ことが出来、ケース内にプリント基板を簡単容易
な作業で弾性的に確実に取付けることが出来、金
型費用などを含めた製造コストを引下げることが
出来る等実用上顕著な効果が得られる。
第1図はこの考案を実施したプリント基板取付
装置の分解組立斜視図、第2図は同じく組み立て
状態の中央横断面図、第3図は同じく組み立て状
態斜視図である。 1,2……ケース、3……プリント基板、4,
5……側板、6,7……弾性係合片、8……係合
部、9……係止部、10……係止片。
装置の分解組立斜視図、第2図は同じく組み立て
状態の中央横断面図、第3図は同じく組み立て状
態斜視図である。 1,2……ケース、3……プリント基板、4,
5……側板、6,7……弾性係合片、8……係合
部、9……係止部、10……係止片。
Claims (1)
- 上下2つ割り合わせ型ケースにプリント基板を
収容するようにしたプリント基板取付装置におい
て、ケースの一側面の中央に1本の弾性係合片7
と他側面の両端側に1本ずつの弾性係合片6とを
設け、それと同一形状のケースを一側面と他側面
が向かい合うように反転して組み合わせ、各弾性
係合片6,7の先端に鉤状の係合部8を形成し、
係合部8の各々をプリント基板の端部に係合させ
ることにより、プリント基板を保持するとともに
双方のケースを結合するようにしたことを特徴と
するプリント基板取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986126433U JPH0429594Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986126433U JPH0429594Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333696U JPS6333696U (ja) | 1988-03-04 |
JPH0429594Y2 true JPH0429594Y2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=31020234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986126433U Expired JPH0429594Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429594Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5556650B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2014-07-23 | 株式会社デンソー | 筐体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4849541U (ja) * | 1971-10-12 | 1973-06-28 | ||
JPS5816210Y2 (ja) * | 1978-01-09 | 1983-04-01 | 株式会社デンソー | 電子回路装置 |
JPS58131698U (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-05 | 松下電工株式会社 | シ−ルドケ−ス |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP1986126433U patent/JPH0429594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6333696U (ja) | 1988-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4395084A (en) | Electrical socket for leadless integrated circuit packages | |
JPH0429594Y2 (ja) | ||
JPH02137783U (ja) | ||
JPS5816210Y2 (ja) | 電子回路装置 | |
JPH0760940B2 (ja) | 電子機器用プリント基板のケーシング装置 | |
JP2814571B2 (ja) | 筐体固定装置 | |
JPS6223109Y2 (ja) | ||
JPS5935024Y2 (ja) | プリント基板の固定装置 | |
JPH045082U (ja) | ||
JPH0621286U (ja) | 電子機器の操作パネル構造 | |
JPS634314Y2 (ja) | ||
JPS5846449Y2 (ja) | 液晶パネルの取付装置 | |
JPH0751829Y2 (ja) | シールドケース構体 | |
JPS6144225Y2 (ja) | ||
JPS5828332Y2 (ja) | スライド可変抵抗器 | |
JPH056694Y2 (ja) | ||
JPH0633685Y2 (ja) | 誘電体フィルタ装置 | |
JPH045083U (ja) | ||
JPH0445277Y2 (ja) | ||
JPH0755029Y2 (ja) | 電子機器配線構造 | |
JPS5835240U (ja) | 小型スイツチ | |
JPH0563088U (ja) | 函体内基板固定構造 | |
JPH02118979U (ja) | ||
JPH02137782U (ja) | ||
JPS5984778U (ja) | ピン・ジヤツク板 |