JP2589090Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2589090Y2
JP2589090Y2 JP1991070914U JP7091491U JP2589090Y2 JP 2589090 Y2 JP2589090 Y2 JP 2589090Y2 JP 1991070914 U JP1991070914 U JP 1991070914U JP 7091491 U JP7091491 U JP 7091491U JP 2589090 Y2 JP2589090 Y2 JP 2589090Y2
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JP
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male contact
male
connector
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contact block
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渉 高橋
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンピュータ、電子交
換機及び伝送装置等に使用されるコネクタに関し、特に
マザーボードに一端が接続されているコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタは、図3に示す
ように、絶縁物からなる角筒形のハウジング部21の底
部に、金属からなる柱状の複数の雄コンタクト部22を
圧入固定して構成されており、ハウジング部21から突
出した各雄コンタクト部22の外端部をマザーボード2
3のスルーホール24にはんだ接続される一方、各雄コ
ンタクト部22の内端部に図示しないドーターボードに
取り付けられた雄コネクタの雌コンタクト等が接続され
るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコネクタでは、モールド成形した絶縁物製のハ
ウジング部に、プレス加工した金属製の雄コンタクト部
を圧入することによって組み立てられるため、加工工程
及び組立工程が多いという欠点がある。
【0004】そこで、本考案は、加工及び組立の工程数
が少ないコネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のコネクタは、プ
ラスチックからなる矩形板状のコンタクト保持部の一面
に、プラスチックからなり導電めっきが施された柱状の
複数の雄コンタクト部を両側から両端を突出させて一
体形成すると共に、コンタクト保持部の両端に接合部を
上記雄コンタクト部と平行にその一端側へ屈曲して一体
形成した雄コンタクトブロックと、雄コンタクトブロッ
クの一面に両端部を介して接合され、各雄コンタクト部
の一端側を囲む切欠部を形成した矩形板状の上部カバー
と、雄コンタクトブロックの他面に両端部を介して接合
した矩形板状の下部カバーとを備えている。
【0006】雄コンタクトブロックは、2以上接合され
ていることが好ましい。
【0007】
【作用】上記手段においては、プラスチックによりコン
タクト保持部と一体成形した雄コンタクト部に導電めっ
きを施すことにより導電部が形成される。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1,図2は本考案の一実施例のコネクタ
の分解斜視図、使用状態を示す斜視図である。
【0010】このコネクタは、互いに接合された2つの
雄コンタクトブロック1と、一方(図1,図2において
は上方)の雄コンタクトブロック1の一面(図1,図2
においては上面)に両端部を介して接合した上部カバー
2と、他方の雄コンタクトブロック1の他面に両端部を
介して接合した下部カバー3とから構成されている。
【0011】雄コンタクトブロック1は、めっき不可能
なプラスチックからなる矩形板状のコンタクト保持部4
の一面に、導電めっきが施された柱状の複数の雄コンタ
クト部5を、雄コンタクト保持部4の両側から両端を適
宜に突出させかつ−面と面−にさせて一体形成すると共
に、コンタクト保持部4の両端に接合部6を上記雄コン
タクト部5と平行にその一端側(図1においては右端
側)へ屈曲して一体形成し、かつ両接合部6の一面に嵌
合凹部7を形成する一方、他面に嵌合凸部8を形成して
なり、コンタクト保持部4及び接合部6等と各雄コンタ
クト部5とは、めっき形成不可能なプラスチック材料と
めっき形成可能なプラスチック材料とにより二色成形に
より一体成形され、かつ導電めっきは、コンタクト保持
部4と一体成形された各雄コンタクト部5の両端部にめ
っき形成した導電膜9と、両導電膜9を接続するために
中間部の一面にめっき形成した導電パターン10とから
なる。
【0012】上部カバー2は、雄コンタクトブロック1
と同様のプラスチックその他の絶縁材料により矩形板状
に成形されると共に、後述する雄コネクタの嵌合を可能
とするために各雄コンタクト部5の一端側を囲む矩形状
の切欠部11が他面に形成され、かつ他面の両端部に雄
コンタクトブロック1の嵌合凹部7と嵌合可能な嵌合凸
部12が形成されている。
【0013】又、下部カバー3は、雄コンタクトブロッ
ク1と同様のプラスチックその他の絶縁材料により矩形
板状に形成されると共に、両端部に雄コンタクトブロッ
ク1の嵌合可能な嵌合凹部13が形成されている。
【0014】そして、各雄コンタクトブロック1を、前
述したように一方の雄コンタクトブロック1の両端の嵌
合凸部8を他方の雄コンタクトブロック1の両端の嵌合
凹部7と嵌合して互いに接合すると共に、一方の雄コン
タクトブロック1の一面に、その両端の嵌合凹部7と上
部カバー2の両端の嵌合凸部12を嵌合して上部カバー
2を接合し、かつ他方の雄コンタクトブロック1の他面
に、その両端の嵌合凸部8と下部カバー3の両端の嵌合
凹部13を嵌合して下部カバー2を接合しコネクタを組
み立てる。
【0015】このようにして組み立てられたコネクタ
は、図2に示すように、各雄コンタクト部5の他端部が
マザーボード14のスルーホール15にはんだ接続され
る一方、各雄コンタクト部5の一端部にドーターボード
16に取り付けられた雄コネクタ17の雌コンタクト1
8が接続されるものである。
【0016】上記構成のコネクタは、プラスチックから
なりコンタクト保持部4と一体成形された雄コンタクト
部5に導電めっきを施すことにより導電部が形成され
るので、従来のように雄コンタクト部とハウジング部を
各々個別に形成する必要がなくなり、かつハウジング部
に雄コンタクト部を圧入する組立工数を削減することが
可能である。
【0017】なお、上述した実施例においては、雄コン
タクトブロック1を2個接合する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、雄コンタクトブロ
ック1を1個としてもよくあるいは3個以上としてもよ
い。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、プラスチ
ックからなりコンタクト保持部4と一体成形された雄コ
ンタクト部5に導電めっきを施すことにより導電部が
形成されるので、従来に比して雄コンタクト部の加工工
程及び組立工程を削減することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のコネクタの分解斜視図であ
る。
【図2】本考案の一実施例のコネクタの使用状態を示す
斜視図である。
【図3】従来のコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
1 雄コンタクトブロック 2 上部カバー 3 下部カバー 4 コンタクト保持部 5 雄コンタクト部 6 接合部 9 導電膜 10 導電パターン 11 切欠部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックからなる矩形板状のコンタク
    ト保持部の一面に、プラスチックからなり導電めっきが
    施された柱状の複数の雄コンタクト部を両側から両端
    を突出させて一体形成すると共に、コンタクト保持部の
    両端に接合部を上記雄コンタクト部と平行にその一端側
    へ屈曲して一体形成した雄コンタクトブロックと、雄コ
    ンタクトブロックの一面に両端部を介して接合され、各
    雄コンタクト部の一端側を囲む切欠部を形成した矩形板
    状の上部カバーと、雄コンタクトブロックの他面に両端
    部を介して接合した矩形板状の下部カバーとを備えたこ
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコネクタにおいて、前記雄
    コンタクトブロックが2以上接合されていることを特徴
    とするコネクタ。
JP1991070914U 1991-09-05 1991-09-05 コネクタ Expired - Lifetime JP2589090Y2 (ja)

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JPH0523434U JPH0523434U (ja) 1993-03-26
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