JP4020026B2 - 端子台および回路遮断器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、分電盤などに装着されるプラグイン方式の端子台またはこの端子台を具備する回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の分電盤などに装着され、電路に過電流が流れたときに周知の引き外し動作により電路を遮断するプラグイン方式の回路遮断器にはブスバーに直接差し込むためのクリップ端子を有する端子台が装着されている。このクリップ端子はリン青銅等の板ばね材料が用いられ、各々がほぼ同一のくちばし形状となるように成形され、安定した接触圧力でブスバーに挟持させるためにブスバーの厚さに対して隙間を狭くした構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−237248(図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のクリップ端子を有する端子台は以上のように構成されており、端子台をブスバーに挿入するときにクリップ端子を押し広げるための荷重が挿入抵抗となって、作業性が悪いという課題があった。
また、その挿入抵抗に対して無理やり挿入しようとすると、クリップ端子を変形させてしまう課題があった。
さらにまた、挿入力の大きな大形の回路遮断器においては、回路遮断器を取付ける時に回路遮断器が取付けられる取付板を変形させてしまうことがあり、クリップ端子とブスバーとの間の正常な電気的接触が保たれているか否かの識別が困難であるという課題もあった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、クリップ端子の開口部をブスバーに嵌挿させ、圧接力によってブスバーを挟持する端子台または端子台を具備する回路遮断器において、端子台または端子台を具備する回路遮断器の取り付けを容易にすると共に、正常にブスバーに挿入されているか否かを容易に確認できるようにすることにより、クリップ端子とブスバーとの電気的接触を安定化させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る端子台または端子台を具備する回路遮断器は、第1の圧接片と、第2の圧接片と、前記第1の圧接片と前記第2の圧接片を連結する連結片とにより一体的に略U字形状に形成されたクリップ端子を備え、このクリップ端子の開口部をブスバーに嵌挿させて前記第1の圧接片の圧接部と前記第2の圧接片の圧接部の圧接力によって前記ブスバーを挟持する端子台または端子台を具備する回路遮断器において、前記ブスバーを挟持しないときに前記クリップ端子の開口部を所定の寸法に開口させた状態に係止するスペーサを備え、かつ、前記第1の圧接片と前記第2の圧接片に前記ブスバーの嵌挿方向に略平行にガイド溝を配設すると共に、前記スペーサに前記ガイド溝に嵌挿されて前記ブスバー挿入方向に摺動するガイドを配設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における回路遮断器の一部断面側面図、図2は図1の要部拡大斜視図、図3は図1のスペーサの拡大斜視図、図4は図1のクリップ端子単体の拡大断面側面図である。
【0008】
図1から図4において、電路(図示しない)に過電流が流れたときに周知の引き外し動作により電路を遮断する回路遮断器100に配設された端子101に、端子台1の導体2をネジ102により固着している。
導体2にはクリップ端子30がネジ4により固着され、このクリップ端子30をブスバー5に嵌挿することにより回路遮断器100は電路の電源側であるブスバー5に電気的に接続される。
【0009】
クリップ端子30は、第1の圧接片31と第2の圧接片32と第1の圧接片31と第2の圧接片32を連結する連結片33とにより一体的に略U字形状に形成されており、このクリップ端子30の開口部34をブスバー5に嵌挿させて第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの挟持力によってブスバー5を挟持する。
【0010】
このクリップ端子30にはブスバー5を嵌挿する前の状態において、第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの圧接力に抗してクリップ端子30の開口部34の寸法を所定の寸法(後述の図5のA)に開口させた状態に係止するスペーサ6を備えており、スペーサ6の当接面6bが第1の圧接片31の当接面31b及び第2の圧接片32の当接面32bに当接する。
なお、スペーサ6は例えば、黄銅やオーステナイト系のステンレス材料により形成されており、非磁性体材料で形成させることで、ブスバー5からクリップ端子30に流れる電流による電磁力により、スペーサ6が振動して発音することを防止する。
【0011】
第1の圧接片31と第2の圧接片32は開口部34からブスバー5の嵌挿方向に向って広がるように形成されており、ブスバー5の嵌挿方向に略平行にガイド溝36が配設され、圧接部31a、圧接部32aにはブスバー5との接触面を半円筒形状に打出した打出し凸部35が配設されている。なお、打出し凸部35の形状は球面状でも良い。
【0012】
スペーサ6には第1の圧接片31と第2の圧接片32に配設されたガイド溝36に嵌挿されてブスバー5の挿入方向に摺動するガイド6aが配設されている。また、端子台1は、ブスバー5に嵌挿したときにブスバー5に嵌挿したことを表示する表示手段70を具備しており、この表示手段70は、ブスバー5に押圧されてブスバー5の押圧方向に移動するプッシュロッド71と、このプッシュロッド71をブスバー5の反押圧方向に付勢する押しバネ72と、プッシュロッド71に押圧されて突出する表示ピース73とを備えている。
【0013】
図5は実施の形態1における端子台をブスバーに嵌挿させるときの動作を説明する一部断面拡大図で(a)はブスバー嵌挿前及び嵌挿開始時(b)はブスバー嵌挿後を示す。
次に、本図を用いて実施の形態1における端子台をブスバーに嵌挿させるときの動作を説明する。
【0014】
クリップ端子30の開口部34がスペーサ6により所定の寸法(A)に開口させられた状態で端子台1をブスバー5に対して矢印B方向に嵌挿開始すると、ブスバー5のラウンド部5aが打出し凸部35に当接する。
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの挟持力に抗して、ラウンド部5aが打出し凸部35を摺動しながら端子台1はブスバー5に嵌挿される。このとき、打出し凸部35とラウンド部5aは半円筒形状または球面形状に形成されているのでスムーズに摺動する。
【0015】
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、ラウンド部5aがスペーサ6に当接する。
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、第1の圧接片31と第2の圧接片32は開口部34からブスバー5の嵌挿方向に向って広がるように形成されているので、第1の圧接片31の当接面31b及び第2の圧接片32の当接面32bとスペーサ6の当接面6bとの当接が解除された後、スペーサ6はラウンド部5aと一体的にブスバー5の嵌挿方向にスムーズに移動し、ブスバー5は第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの挟持力により挟持される。
【0016】
このとき、ブスバー5の板厚寸法Cはクリップ端子30が単体のとき(図4に示す)の開口部34の寸法Dと比較するとD<Cであるため、端子台1はブスバー5に大きな挟持力により挟持する。
また、嵌挿時において、第1の圧接片31と第2の圧接片32に配設されたガイド溝36に沿ってスペーサ6のガイド6aが摺動するのでスペーサ6が傾くことなくスムーズに摺動する。
【0017】
端子台1が所定の位置まで嵌挿されると、ブスバー5によりプッシュロッド71が押しバネ72の付勢力に抗してブスバー5の嵌挿方向に移動し、プッシュロッド71に押圧されて表示ピース73が端子台1から突出する。
【0018】
以上のように構成された端子台1は、クリップ端子30の開口部34の寸法がスペーサ6によって、予め、所定の寸法に開口させた状態に係止されているので、ブスバー5に端子台1を嵌挿するときの挿入抵抗を小さくすることができる。従って、端子台1の取り付けが容易であり、無理な挿入によるクリップ端子30の変形を抑制し、作業性が良く、信頼性の高い端子台1を得ることができる。
【0019】
また、端子台1をブスバー5に嵌挿したとき、ブスバー5が正常な位置まで挿入された場合は、端子台1の表面から表示ピース73が突出することで、正常に端子台1が挿入できたことを認識することができ、クリップ端子30とブスバー5との間の正常な電気的接触が保たれているか否かの識別ができる。
なお、上記実施の形態では表示手段70の動作を直接端子台1の表面に突出させたが、別部材を設けるなどして、別の形態、例えば回路遮断器100の表面に突出させるようにしても良い。
また、表示手段70は、端子台1が複数極の場合はいずれかの極に1つ配設しておいても良いが、複数個配設することにより挿入に対する認識精度を向上させることができる。
【0020】
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2における回路遮断器の一部断面側面図、図7は図6の要部拡大斜視図、図8はスペーサの拡大斜視図、図9はクリップ端子単体の拡大断面側面図、図10は表示手段の構成を示す拡大斜視図である。
【0021】
図において、実施の形態1と同等または相当部品については同一番号を付し説明を省略する。
第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの夫々にブスバー5の挿入方向と略平行に圧接部31aを分割するスリット31c、圧接部32aを分割するスリット32cが設けられ、分割された圧接部31a、圧接部32aの夫々のブスバー5との接触面には半円筒形状または球面形状に打出した打出し凸部35が配設されている。
【0022】
また、圧接部31a、圧接部32aの夫々の打出し凸部35板厚方向の裏面には凹部35aが配設され、この凹部35aに略C字形状に形成された円弧バネ7の両端面が嵌挿され、第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aのブスバー5を挟持する挟持力をバックアップするようにしている。
なお、円弧バネ7は上述した実施の形態1にも同様に配設することができることは言うまでもない。
【0023】
また、スペーサ6とクリップ端子30の連結片33との間にはブスバー5の反嵌挿方向に押圧するコイルバネ8が配設されている。
なお、このコイルバネ8による付勢力は、スペーサ6の自重よりも大きく、また、第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aのブスバー5を挟持する挟持力に抗してスペーサ6をブスバー5の反嵌挿方向に摺動できる値に設定されている。
【0024】
スペーサ6には、クリップ端子30をブスバー5に嵌挿したときにブスバー5に嵌挿したことを表示する表示手段としての表示ロッド6cが固着されている。なお、この表示ロッド6cは、端子台1が複数極の場合はいずれかの極に1つ配設しておいても良いが、複数個配設することにより挿入に対する認識精度を向上させることができる。
【0025】
図11は実施の形態2における端子台をブスバーに嵌挿させるときの動作を説明する一部断面拡大図で(a)はブスバー嵌挿前及び嵌挿開始時(b)はブスバー嵌挿後を示す。なお、図において、実施の形態1と同等または相当部品については同一番号を付し説明を省略する。
【0026】
最初に、端子台1をブスバー5に嵌挿する場合について説明する。
クリップ端子30の開口部34がスペーサ6により所定の寸法(A)に開口させられた状態で、端子台1をブスバー5に対して矢印B方向に嵌挿開始すると、ブスバー5のラウンド部5aが打出し凸部35に当接する。
【0027】
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの挟持力に抗して、ラウンド部5aが打出し凸部35を摺動しながら端子台1はブスバー5に嵌挿される。このとき、打出し凸部35とラウンド部5aは半円筒形状または球面形状に形成されているのでスムーズに摺動する。
【0028】
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、ラウンド部5aがスペーサ6に当接する。
さらに端子台1を矢印B方向に嵌挿すると、第1の圧接片31の当接面31b及び第2の圧接片32の当接面32bとスペーサ6の当接面6bとの当接が解除された後、スペーサ6はコイルバネ8による付勢力に抗してブスバー5のラウンド部5aに接した状態でブスバー5の嵌挿方向にスムーズに移動し、ブスバー5は第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの挟持力により挟持される。
端子台1が所定の位置まで嵌挿されると、スペーサ6に固着された表示手段である表示ロッド6cが端子台1から突出する。
【0029】
以上のように構成された端子台1は、クリップ端子30の開口部34の寸法がスペーサ6によって、予め、所定の寸法に開口させた状態に係止されているので、ブスバー5に端子台1を嵌挿するときの挿入抵抗を小さくすることができる。
第1の圧接片31の圧接部31aと第2の圧接片32の圧接部32aの夫々にブスバー5の挿入方向と略平行にスリット31c、32cを設けて、圧接部31a、32aを分割しているので、分割された夫々の圧接部が別々にブスバー5を挟持するため、安定した荷重でブスバー5を挟持する。
従って、例えば、大形の端子台1または端子台を具備する回路遮断器100であっても取り付けが容易であり、無理な挿入によるクリップ端子30の変形を抑制し、作業性が良く、信頼性の高い端子台1を得ることができる。
【0030】
また、端子台1をブスバー5に嵌挿したとき、ブスバー5が正常な位置まで挿入された場合は、端子台1の表面から表示手段である表示ロッド6cが突出することで、正常な挿入ができたことを認識することができ、クリップ端子30とブスバー5との間の正常な電気的接触が保たれているか否かの識別ができる。
以上のように、この実施の形態2における端子台1または端子台を具備する回路遮断器100はスペーサ6に表示ロッド6cを固着するという簡単な構成で表示手段を形成している。
【0031】
つぎに、端子台1をブスバー5から引出す場合について説明する。
端子台1を矢印E方向に引出すと、スペーサ6はコイルバネ8により付勢されているのでブスバー5のラウンド部5aに接した状態でブスバー5の引出し方向にスムーズに移動した後、第1の圧接片31の当接面31b、及び第2の圧接片32の当接面32bとスペーサ6の当接面6bが当接したときに、クリップ端子30の開口部34がスペーサ6により所定の寸法(A)に開口させられた状態で係止される。
【0032】
さらに引出すと、端子台1はラウンド部5aが打出し凸部35を摺動しながら移動し、端子台1はブスバー5から開離する。
このとき、クリップ端子30の開口部34がスペーサ6により所定の寸法(A)に開口させられた状態で係止されているので、小さい引き抜き荷重で引き抜くことができる。
【0033】
同様にして、繰り返して嵌挿、引出しする場合においても、コイルバネ8の作用によりクリップ端子30の開口部34がスペーサ6により所定の寸法(A)に開口させられた状態で係止されるので、端子台1はブスバー5に容易に嵌挿、引出しを行なうことができる。
【0034】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、第1の圧接片と、第2の圧接片と、第1の圧接片と第2の圧接片を連結する連結片とにより一体的に略U字形状に形成されたクリップ端子を備え、このクリップ端子の開口部をブスバーに嵌挿させて第1の圧接片の圧接部と第2の圧接片の圧接部の圧接力によってブスバーを挟持する端子台または回路遮断器において、ブスバーを挟持しないときにクリップ端子の開口部を所定の寸法に開口させた状態に係止するスペーサを備え、かつ、第1の圧接片と第2の圧接片にブスバーの嵌挿方向に略平行にガイド溝を配設すると共に、スペーサにガイド溝に嵌挿されてブスバー挿入方向に摺動するガイドを配設したので、ブスバーに端子台または回路遮断器を嵌挿するときの挿入抵抗を小さくすることができ、端子台または回路遮断器の取り付けが容易であり、無理な挿入によるクリップ端子の変形を抑制し、信頼性の高い端子台または回路遮断器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における回路遮断器の一部断面側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における端子台の要部拡大斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるスペーサの拡大斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるクリップ端子単体の拡大断面側面図である。
【図5】 この実施の形態1における端子台をブスバーに嵌挿させるときの動作を説明する一部断面拡大図で(a)はブスバー嵌挿前及び嵌挿開始時(b)はブスバー嵌挿後を示す。
【図6】 この発明の実施の形態2における回路遮断器の一部断面側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における端子台の要部拡大斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態2におけるスペーサの拡大斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態2におけるクリップ端子単体の拡大断面側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態2における表示手段の構成を示す拡大斜視図である。
【図11】 この実施の形態2における端子台をブスバーに嵌挿させるときの動作を説明する一部断面拡大図で(a)はブスバー嵌挿前及び嵌挿開始時(b)はブスバー嵌挿後を示す。
【符号の説明】
1 端子台、5 ブスバー、6 スペーサ、6a ガイド、
6c 表示ロッド(表示手段)、7 円弧バネ、8 コイルバネ、
30 クリップ端子、31 第1の圧接片、31a 圧接部、
32 第2の圧接片、32a 圧接部、34 開口部、35 打出し凸部、
36 ガイド溝、70 表示手段、71 プッシュロッド、
72 押しバネ、73 表示ピース、100 回路遮断器。
Claims (5)
- 第1の圧接片と、第2の圧接片と、前記第1の圧接片と前記第2の圧接片を連結する連結片とにより一体的に略U字形状に形成されたクリップ端子を備え、このクリップ端子の開口部をブスバーに嵌挿させて前記第1の圧接片の圧接部と前記第2の圧接片の圧接部の圧接力によって前記ブスバーを挟持する端子台において、
前記ブスバーを挟持しないときに前記クリップ端子の開口部を所定の寸法に開口させた状態に係止するスペーサを備え、かつ、前記第1の圧接片と前記第2の圧接片に前記ブスバーの嵌挿方向に略平行にガイド溝を配設すると共に、前記スペーサに前記ガイド溝に嵌挿されて前記ブスバー挿入方向に摺動するガイドを配設したことを特徴とする端子台。 - 端子台がブスバーに嵌挿されたことを表示する表示手段を前記端子台に備えたことを特徴とする請求項1に記載の端子台。
- 表示手段は、ブスバーに押圧されてブスバーの押圧方向に移動するプッシュロッドと、このプッシュロッドを前記ブスバーの反押圧方向に付勢する押しバネと、前記プッシュロッドに押圧されて突出する表示ピースとにより構成されることを特徴とする請求項2に記載の端子台。
- 表示手段は、スペーサに固着され、このスペーサと一体的に移動する表示ロッドであることを特徴とする請求項2に記載の端子台。
- 請求項3または請求項4に記載の端子台を具備する回路遮断器。
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