JPH0748795B2 - 画像入出力装置 - Google Patents
画像入出力装置Info
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- JPH0748795B2 JPH0748795B2 JP12032982A JP12032982A JPH0748795B2 JP H0748795 B2 JPH0748795 B2 JP H0748795B2 JP 12032982 A JP12032982 A JP 12032982A JP 12032982 A JP12032982 A JP 12032982A JP H0748795 B2 JPH0748795 B2 JP H0748795B2
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は画像入出力装置に関し、特に印刷製版用カラ
ースキヤナ,レーザカリープリンタ等の画像走査記録装
置により、複数のカラー原画を各原画毎に指定の倍率に
拡大又は縮小して色分解入力し、色分解信号を適当な色
修正処理,鮮鋭度強調処理,階調変換処理後に、デイジ
タイザ等により入力されたレイアウト指示情報で記録画
面にレイアウトされた画像を時間順次に出力するように
した画像入出力装置に関する。
ースキヤナ,レーザカリープリンタ等の画像走査記録装
置により、複数のカラー原画を各原画毎に指定の倍率に
拡大又は縮小して色分解入力し、色分解信号を適当な色
修正処理,鮮鋭度強調処理,階調変換処理後に、デイジ
タイザ等により入力されたレイアウト指示情報で記録画
面にレイアウトされた画像を時間順次に出力するように
した画像入出力装置に関する。
複数のカラー原画を各色分解版毎にレイアウトするため
に、各原画をカラースキヤナを用いて所定の倍率が網が
け色分解フイルムを作成して、別工程で作成したマスク
版と上記網がけ色分解フイルムをレイアウトシート上に
割付けて貼込み、これを密着露光することによりレイア
ウトされた各色分解版を作成する方法がある。しかしな
がら、かかる方法では工程が多く複雑で、かつレイアウ
トシートに色分解版を所定位置に見当合せして貼込むな
ど高度な熟練と、多くの時間,労力,材料を必要とする
といつた欠点がある。また、複数のカラー原画のそれぞ
れを指定の倍率でカラープリントし、作成された複製原
画を予め決められた版下図形の形に切取り、版下台紙の
所定の位置に貼込んでレイアウトされたカラー画像を複
製する方法がある。しかしながら、かかる方法では写真
的な手法を使用しているので、色修正処理,鮮鋭度強
調,階調変換処理等を自由に変更することが出来ないな
ど、画質の点で問題がある。さらに、複数の入力装置に
より矩形の画像を同時にレイアウト出力する装置がある
が(たとえば特公昭52−31762号)、任意の図形に対応
しにくく、マスク版作成等に応力を必要とし、カラー原
稿入力に複数の入力走査部を必要とするといつた欠点が
ある。
に、各原画をカラースキヤナを用いて所定の倍率が網が
け色分解フイルムを作成して、別工程で作成したマスク
版と上記網がけ色分解フイルムをレイアウトシート上に
割付けて貼込み、これを密着露光することによりレイア
ウトされた各色分解版を作成する方法がある。しかしな
がら、かかる方法では工程が多く複雑で、かつレイアウ
トシートに色分解版を所定位置に見当合せして貼込むな
ど高度な熟練と、多くの時間,労力,材料を必要とする
といつた欠点がある。また、複数のカラー原画のそれぞ
れを指定の倍率でカラープリントし、作成された複製原
画を予め決められた版下図形の形に切取り、版下台紙の
所定の位置に貼込んでレイアウトされたカラー画像を複
製する方法がある。しかしながら、かかる方法では写真
的な手法を使用しているので、色修正処理,鮮鋭度強
調,階調変換処理等を自由に変更することが出来ないな
ど、画質の点で問題がある。さらに、複数の入力装置に
より矩形の画像を同時にレイアウト出力する装置がある
が(たとえば特公昭52−31762号)、任意の図形に対応
しにくく、マスク版作成等に応力を必要とし、カラー原
稿入力に複数の入力走査部を必要とするといつた欠点が
ある。
近年、印刷の製版工程におけるいわゆるトータルシステ
ムと称されるレイアウトレタツチシステムが提案されて
いるが、このシステムでは図形入力がデイジタイザで入
力され、カラーCRT(ブラウン管)に図形及びイメージ
(絵柄)が表示されるようになつている。しかして、カ
ラー原画は指定の倍率でカラースキヤナによつて走査さ
れ、AD変換後に磁気デイスク等の記憶装置に格納され
る。そして、格納されたカラー原画情報を入力図形情報
に従つてカラーCRTに表示し、対話入力によつてコンピ
ユータの主記憶装置内で編集し、出力画面に対応したフ
オーマツトで再度磁気デイスク等に格納する。次いで、
編集後の出力画面に対応したカラー画像情報をDA変換
後、カラースキヤナの出力制御回路に入力し、所望のレ
イアウト画像を得るようにしたものである。しかしなが
ら、かかるレイアウトレタツチシステムは、カラー原画
の情報格納のために大容量の磁気デイスク等の媒体を必
要とし、編集処理のために高速のコンピユータを必要と
するなど、システム構成の価格が高価であるといつた欠
点があり、編集処理等に多大な時間が必要であるといつ
た点もある。よつて、この発明の目的は上述の如き欠点
のない画像入出力装置を提供することにある。
ムと称されるレイアウトレタツチシステムが提案されて
いるが、このシステムでは図形入力がデイジタイザで入
力され、カラーCRT(ブラウン管)に図形及びイメージ
(絵柄)が表示されるようになつている。しかして、カ
ラー原画は指定の倍率でカラースキヤナによつて走査さ
れ、AD変換後に磁気デイスク等の記憶装置に格納され
る。そして、格納されたカラー原画情報を入力図形情報
に従つてカラーCRTに表示し、対話入力によつてコンピ
ユータの主記憶装置内で編集し、出力画面に対応したフ
オーマツトで再度磁気デイスク等に格納する。次いで、
編集後の出力画面に対応したカラー画像情報をDA変換
後、カラースキヤナの出力制御回路に入力し、所望のレ
イアウト画像を得るようにしたものである。しかしなが
ら、かかるレイアウトレタツチシステムは、カラー原画
の情報格納のために大容量の磁気デイスク等の媒体を必
要とし、編集処理のために高速のコンピユータを必要と
するなど、システム構成の価格が高価であるといつた欠
点があり、編集処理等に多大な時間が必要であるといつ
た点もある。よつて、この発明の目的は上述の如き欠点
のない画像入出力装置を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、従来カラー原稿を光電走
査して対数変換後、色・鮮鋭度・階調処理して出力する
ような画像入出力装置においては、色・鮮鋭度・階調度
のパラメータ変更設定は通常オペレータにより試行錯誤
的に行なわれており、このパラメータの設定には高度の
熟練を要し、かつ時間がかかつていたので、このような
欠点のない画像処理条件を自動的に設定できる画像入出
力装置を提供することにある。
査して対数変換後、色・鮮鋭度・階調処理して出力する
ような画像入出力装置においては、色・鮮鋭度・階調度
のパラメータ変更設定は通常オペレータにより試行錯誤
的に行なわれており、このパラメータの設定には高度の
熟練を要し、かつ時間がかかつていたので、このような
欠点のない画像処理条件を自動的に設定できる画像入出
力装置を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明を詳細に説明する。
第1図はこの発明の画像入出力装置の一実施例を示すブ
ロツク構成図であり、入力ドラム10の透明ベース11上に
貼られたカラー原画A,B,C,Dを、図形入力装置としての
デイジタイザ20で図形入力された情報に従つて出力ドラ
ム30に貼られた記録材としての例えばカラーペーパー31
の上にレイアウト画像A′,B′,C′,D′を出力するよう
にしている。しかして、入力ドラム10及び出力ドラム30
は、いずれも第2図に示すような円筒状のドラム構造に
なつており、モータ12によつて一方向(主走査方向)に
回転されるようになつており、その回転位置(主走査位
置)は出力軸に連結されたロータリエンコーダ13によつ
て検出されるようになつている。また、入力ドラム10に
貼られたカラー原画A〜Dは、パルスモータ14及びリー
ドスクリユー15を介してx方向(副走査方向)に移動さ
れる画像読取ヘツド16で色分解されてその画像情報が読
取られ、色分解信号PS(3色分解信号及びアンシヤープ
信号)は対数回路40に入力され濃度信号DSに変換された
後にAD変換器41においてデイジタル信号に変換される。
そして、AD変換器41でデイジタル信号に変換された濃度
信号DSは色処理回路42に入力され、ここで色修正,鮮鋭
度強調,階調変換処理等を行ない、色処理された画像情
報がバツフアメモリ43に入力記憶される。そして、バッ
フアメモリ43に記憶された情報は、DA変換器44でアナロ
グ信号に変換された後にレーザビームプリンタ内の変調
器45に入力され、レーザ発振器46からのレーザ光(青,
緑,赤の3色のレーザ光又はフオールスカラーのため波
長の異なる3本のレーザ光)を変調して出力ヘツド32を
介して出力ドラム30上に貼られたカラーペーパー31を露
光するようになつている。なお、出力ヘツド32はパルス
モータ33及びこれに連結されたリードスクリユー34を介
してX方向(副走査方向)に移動されるようになつてい
る。
ロツク構成図であり、入力ドラム10の透明ベース11上に
貼られたカラー原画A,B,C,Dを、図形入力装置としての
デイジタイザ20で図形入力された情報に従つて出力ドラ
ム30に貼られた記録材としての例えばカラーペーパー31
の上にレイアウト画像A′,B′,C′,D′を出力するよう
にしている。しかして、入力ドラム10及び出力ドラム30
は、いずれも第2図に示すような円筒状のドラム構造に
なつており、モータ12によつて一方向(主走査方向)に
回転されるようになつており、その回転位置(主走査位
置)は出力軸に連結されたロータリエンコーダ13によつ
て検出されるようになつている。また、入力ドラム10に
貼られたカラー原画A〜Dは、パルスモータ14及びリー
ドスクリユー15を介してx方向(副走査方向)に移動さ
れる画像読取ヘツド16で色分解されてその画像情報が読
取られ、色分解信号PS(3色分解信号及びアンシヤープ
信号)は対数回路40に入力され濃度信号DSに変換された
後にAD変換器41においてデイジタル信号に変換される。
そして、AD変換器41でデイジタル信号に変換された濃度
信号DSは色処理回路42に入力され、ここで色修正,鮮鋭
度強調,階調変換処理等を行ない、色処理された画像情
報がバツフアメモリ43に入力記憶される。そして、バッ
フアメモリ43に記憶された情報は、DA変換器44でアナロ
グ信号に変換された後にレーザビームプリンタ内の変調
器45に入力され、レーザ発振器46からのレーザ光(青,
緑,赤の3色のレーザ光又はフオールスカラーのため波
長の異なる3本のレーザ光)を変調して出力ヘツド32を
介して出力ドラム30上に貼られたカラーペーパー31を露
光するようになつている。なお、出力ヘツド32はパルス
モータ33及びこれに連結されたリードスクリユー34を介
してX方向(副走査方向)に移動されるようになつてい
る。
一方、データ及び指令入力装置としてキーボードを備え
たコンソール50が用意されており、コンソール50から入
力されたデータ等はコンピユータ(ミニコンピユータ)
51に入力され、このコンピユータ51で処理された情報が
対話型のグラフイツクデイスプレイ52に表示されるよう
になつており、コンピユータ51は更に下位システムのマ
イクロプロセツサ53に接続され、マイクロプロセツサ53
は色処理回路42及びバツフアメモリ43と相互にバスライ
ン54で接続されている。なお、コンピユータ51とマイク
ロプロセツサ53とでコンピユータシステムを構成し、内
蔵したプログラムに従つてオペレータ等に対する指示を
グラフイツクデイスプレイ52に表示するようになつてい
る。さらに、読取ヘツド16のx位置はガイドレール18に
係合されたリニアエンコーダ17によつて検出され、その
位置情報がタイミング制御回路55に入力されるようにな
つており、出力ヘツド32のX位置もガイドレール36に係
合されたリニアエンコーダ35によつて検出され、その位
置情報がタイミング制御回路55に入力されるようになつ
ている。しかして、入力ドラム10及び出力ドラム30のy
軸位置及びY軸位置は、その回転軸に連結されたロータ
リエンコーダ13によつて検出され、その位置情報もタイ
ミング制御回路55に入力される。タイミング制御回路55
はコンピユータ51及びマイクロプロセツサ53を介して、
画像入出力時にパルスモータ33を定速回転させると共
に、パルスモータ41の駆動速度を制御し、更にAD変換器
41,色処理回路42及びバツフアメモリ43の動作をタイミ
ング的に制御する。
たコンソール50が用意されており、コンソール50から入
力されたデータ等はコンピユータ(ミニコンピユータ)
51に入力され、このコンピユータ51で処理された情報が
対話型のグラフイツクデイスプレイ52に表示されるよう
になつており、コンピユータ51は更に下位システムのマ
イクロプロセツサ53に接続され、マイクロプロセツサ53
は色処理回路42及びバツフアメモリ43と相互にバスライ
ン54で接続されている。なお、コンピユータ51とマイク
ロプロセツサ53とでコンピユータシステムを構成し、内
蔵したプログラムに従つてオペレータ等に対する指示を
グラフイツクデイスプレイ52に表示するようになつてい
る。さらに、読取ヘツド16のx位置はガイドレール18に
係合されたリニアエンコーダ17によつて検出され、その
位置情報がタイミング制御回路55に入力されるようにな
つており、出力ヘツド32のX位置もガイドレール36に係
合されたリニアエンコーダ35によつて検出され、その位
置情報がタイミング制御回路55に入力されるようになつ
ている。しかして、入力ドラム10及び出力ドラム30のy
軸位置及びY軸位置は、その回転軸に連結されたロータ
リエンコーダ13によつて検出され、その位置情報もタイ
ミング制御回路55に入力される。タイミング制御回路55
はコンピユータ51及びマイクロプロセツサ53を介して、
画像入出力時にパルスモータ33を定速回転させると共
に、パルスモータ41の駆動速度を制御し、更にAD変換器
41,色処理回路42及びバツフアメモリ43の動作をタイミ
ング的に制御する。
以上がこの発明の画像入出力システムの概略構成である
が、次に各装置間の座標関係を説明する。
が、次に各装置間の座標関係を説明する。
先ず、デイジタイザ20上での座標変換について説明す
る。
る。
デイジタイザ20は装置固有の原点座標及びX−Y軸を有
するが、操作によつて任意の点へ原点を移動することが
でき、座標の回転も容易に行なうことができる。すなわ
ち、第3図において、装置固有の原点を▲OD 0▼、横軸
をXD、縦軸をYDとし、操作により新しい原点としてO1、
新しいX軸上の点としてX1をデイジタイザ20に入力後、
点O1及びX1に対する装置固有の座標系における座標値を
(▲xD 0▼,▲yD 0▼)及び(▲xD 1▼;▲yD 1▼)と
すると、装置固有の座標系における任意の点(▲x
D n▼,▲yD n▼)は新しい座標系の点(xn,yn)に、次
式により変換される。
するが、操作によつて任意の点へ原点を移動することが
でき、座標の回転も容易に行なうことができる。すなわ
ち、第3図において、装置固有の原点を▲OD 0▼、横軸
をXD、縦軸をYDとし、操作により新しい原点としてO1、
新しいX軸上の点としてX1をデイジタイザ20に入力後、
点O1及びX1に対する装置固有の座標系における座標値を
(▲xD 0▼,▲yD 0▼)及び(▲xD 1▼;▲yD 1▼)と
すると、装置固有の座標系における任意の点(▲x
D n▼,▲yD n▼)は新しい座標系の点(xn,yn)に、次
式により変換される。
ただし、θは装置固有のXD軸と直線▲▼がなす
角度であり、反時計方向を正とする。しかして、上記
(1)式の計算は全てコンピユータ51により行なわれる
ようになつている。
角度であり、反時計方向を正とする。しかして、上記
(1)式の計算は全てコンピユータ51により行なわれる
ようになつている。
次に、入出力ドラム上における座標の管理について説明
する。
する。
入力ドラム10及び出力ドラム30においては、主走査(回
転)方向をy軸及びY軸、副走査(横送り)方向をx軸
及びX軸としている。しかして、読取ヘツド16の座標は
以下の方法によつてタイミング制御回路55内で測定され
るようになつている。すなわち、y軸に関しては入力ド
ラム10の回転軸に連結されたロータリエンコーダ13の出
力をPLL(Phase−Locked Loop)回路により逓倍して、
y軸の原点でカウンタをリセツト後、PLL回路の出力パ
ルスを計数することによりy座標を求めるようにしてい
る。なお、PLL回路の出力パルスの周期は、たとえば入
力ドラム10上で50〔μ〕又は10〔μ〕となるように逓倍
定数が設定されている。さらに、x軸は読取ヘツド16の
位置をリニアエンコーダ17の出力パルスをx軸の原点で
カウンタをリセツト後カウントすることにより、x座標
が管理される。また、出力ドラム30のX座標も入力ドラ
ムと同様な方法により座標管理が行なわれる。そして、
出力ドラム30のY座標は、入力ドラム10と出力ドラム30
が同期して回転しているので、y座標と同様な方法で管
理される。
転)方向をy軸及びY軸、副走査(横送り)方向をx軸
及びX軸としている。しかして、読取ヘツド16の座標は
以下の方法によつてタイミング制御回路55内で測定され
るようになつている。すなわち、y軸に関しては入力ド
ラム10の回転軸に連結されたロータリエンコーダ13の出
力をPLL(Phase−Locked Loop)回路により逓倍して、
y軸の原点でカウンタをリセツト後、PLL回路の出力パ
ルスを計数することによりy座標を求めるようにしてい
る。なお、PLL回路の出力パルスの周期は、たとえば入
力ドラム10上で50〔μ〕又は10〔μ〕となるように逓倍
定数が設定されている。さらに、x軸は読取ヘツド16の
位置をリニアエンコーダ17の出力パルスをx軸の原点で
カウンタをリセツト後カウントすることにより、x座標
が管理される。また、出力ドラム30のX座標も入力ドラ
ムと同様な方法により座標管理が行なわれる。そして、
出力ドラム30のY座標は、入力ドラム10と出力ドラム30
が同期して回転しているので、y座標と同様な方法で管
理される。
次に、デイジタイダ20の座標系と入力ドラム10の座標系
との対応について説明する。
との対応について説明する。
デジタイザ20と入力ドラム10の座標系の対応は、透明ベ
ース11を媒介にして行なうようになつている。すなわ
ち、入力ドラム10には位置固定用のレジスタピン61A,61
Bが設置されており、このレジスタピン61A,61Bに対応す
る位置にレジスタピン穴が明けられた透明ベース11が装
着されるようになつている。しかして、デイジタイザ20
に、入力ドラム10のレジスタピン61A,61Bに対応する位
置にレジスタピン62(又は同じ平面形式のパターン)を
取付けておき、透明ベース11とデイジタイザ20とをピン
により位置決めするようにしている。
ース11を媒介にして行なうようになつている。すなわ
ち、入力ドラム10には位置固定用のレジスタピン61A,61
Bが設置されており、このレジスタピン61A,61Bに対応す
る位置にレジスタピン穴が明けられた透明ベース11が装
着されるようになつている。しかして、デイジタイザ20
に、入力ドラム10のレジスタピン61A,61Bに対応する位
置にレジスタピン62(又は同じ平面形式のパターン)を
取付けておき、透明ベース11とデイジタイザ20とをピン
により位置決めするようにしている。
ところで、この発明では座標等の図形に関する入力とし
て2種類を用意している。1つは出力画面の形を指定す
る図形入力であり、他は読取用のカラー原画A〜Dを出
力画面のどの図形と対応をさせるかを指定するベース原
稿入力である。図形入力は、デイジタイザ20から図形を
入力してその図形を出力ドラム30上の画面と対応させる
操作であり、この操作は版下作図機で通常行なわれてい
る図形入力と同様なものである。また、ベース原稿入力
は、複数のカラー原画(A〜D)が貼られた透明ベース
11と入力ドラム10の座標の対応をとつた後に、透明ベー
ス11上の各カラー原画と前述の入力された図形との位置
及び倍率の関係づけを行なうことを主な機能とするもの
である。
て2種類を用意している。1つは出力画面の形を指定す
る図形入力であり、他は読取用のカラー原画A〜Dを出
力画面のどの図形と対応をさせるかを指定するベース原
稿入力である。図形入力は、デイジタイザ20から図形を
入力してその図形を出力ドラム30上の画面と対応させる
操作であり、この操作は版下作図機で通常行なわれてい
る図形入力と同様なものである。また、ベース原稿入力
は、複数のカラー原画(A〜D)が貼られた透明ベース
11と入力ドラム10の座標の対応をとつた後に、透明ベー
ス11上の各カラー原画と前述の入力された図形との位置
及び倍率の関係づけを行なうことを主な機能とするもの
である。
次に図形入力操作について説明する。この操作では先ず
デイジタイザ20の座標と出力ドラム30の座標との対応づ
けを行なう。すなわち、第4図において、▲OD 0▼はデ
イジタイザ20固有の原点であり、▲XD 0▼及び▲YD 0▼
はデイジタイザ20固有の横軸及び縦軸上の点であり、▲
OD 1▼は出力ドラム30の原点に対応するデイジタイザ20
上の点、▲XD 1▼及び▲YD 1▼は出力ドラム30のX軸上
の点及びY軸上の点に対応するデイジタイザ20上の点で
ある。しかして、直線 が並行となるように点▲OD 1▼及び▲XD 1▼を設定し、
点▲OD 1▼のデイジタイザ20上の固有の座標値を(▲x
D 0▼,▲yD 0▼)とすれば、デイジタイザ20上の任意の
点(▲xD n▼,▲yD n▼)は出力ドラム30の座標系の点
(Xn,Yn)に変換され、 となる。このようにして、デイジタイザ20の座標を出力
ドラム30の座標に変換することができる。そこで、最初
に出力ドラム30上の出力サイズをコンソール50によつて
指定すると、適当な比率で変換された出力サイズ枠がグ
ラフイツクデイスプレイ52に表示される。その後、デイ
ジタイザ20で図形コード(矩形,円等)と必要な座標点
を版下図形として入力すると、コンピユータ51内で上述
の座標変換とグラフイツクデイスプレイ52への表示のた
めの倍率変換などが計算され、図形がグラフイツクデイ
スプレイ52の指定位置及び大きさで表示される。そし
て、コンピユータ51は図形コードと座標点を入力する毎
に、枠とそれまでに入力された図形が重畳されて出力さ
れるようにグラフイツクデイスプレイ52を制御する。こ
のようにして版下図形(ラフスケツチ)を入力するが、
グラフイツクデイスプレイ52を使用してオペレータの目
視による確認を行なうようにしている。この場合、図形
同士がオーバラツプしているときには、次に述べるよう
な図形の隠面処理を行なう必要があるが、デイジタイザ
20及びコンソール50で隠面指定を入力することにより、
コンピユータ51で隠面処理を行なつて最終的な版下情報
が作成される。しかして、グラフイツクデイスプレイ52
に表示された出力画面がたとえば第5(A)に示すよう
に重畳された図形G1〜G3の場合には、コンソール50を用
いてたとえば“G1<G2,G2>G3"なる入力操作を行なうこ
とにより、第5図(B)の如き隠面処理を行なう。
デイジタイザ20の座標と出力ドラム30の座標との対応づ
けを行なう。すなわち、第4図において、▲OD 0▼はデ
イジタイザ20固有の原点であり、▲XD 0▼及び▲YD 0▼
はデイジタイザ20固有の横軸及び縦軸上の点であり、▲
OD 1▼は出力ドラム30の原点に対応するデイジタイザ20
上の点、▲XD 1▼及び▲YD 1▼は出力ドラム30のX軸上
の点及びY軸上の点に対応するデイジタイザ20上の点で
ある。しかして、直線 が並行となるように点▲OD 1▼及び▲XD 1▼を設定し、
点▲OD 1▼のデイジタイザ20上の固有の座標値を(▲x
D 0▼,▲yD 0▼)とすれば、デイジタイザ20上の任意の
点(▲xD n▼,▲yD n▼)は出力ドラム30の座標系の点
(Xn,Yn)に変換され、 となる。このようにして、デイジタイザ20の座標を出力
ドラム30の座標に変換することができる。そこで、最初
に出力ドラム30上の出力サイズをコンソール50によつて
指定すると、適当な比率で変換された出力サイズ枠がグ
ラフイツクデイスプレイ52に表示される。その後、デイ
ジタイザ20で図形コード(矩形,円等)と必要な座標点
を版下図形として入力すると、コンピユータ51内で上述
の座標変換とグラフイツクデイスプレイ52への表示のた
めの倍率変換などが計算され、図形がグラフイツクデイ
スプレイ52の指定位置及び大きさで表示される。そし
て、コンピユータ51は図形コードと座標点を入力する毎
に、枠とそれまでに入力された図形が重畳されて出力さ
れるようにグラフイツクデイスプレイ52を制御する。こ
のようにして版下図形(ラフスケツチ)を入力するが、
グラフイツクデイスプレイ52を使用してオペレータの目
視による確認を行なうようにしている。この場合、図形
同士がオーバラツプしているときには、次に述べるよう
な図形の隠面処理を行なう必要があるが、デイジタイザ
20及びコンソール50で隠面指定を入力することにより、
コンピユータ51で隠面処理を行なつて最終的な版下情報
が作成される。しかして、グラフイツクデイスプレイ52
に表示された出力画面がたとえば第5(A)に示すよう
に重畳された図形G1〜G3の場合には、コンソール50を用
いてたとえば“G1<G2,G2>G3"なる入力操作を行なうこ
とにより、第5図(B)の如き隠面処理を行なう。
次にベース原稿入力について第6図(A),(B)を参
照して説明する。
照して説明する。
ベース原稿入力もデイジタイザ20を介して行なうが、こ
の操作は先ず、カラー原画A〜Dの貼られた透明ベース
11と入力ドラム10との座標の対応づけを行なつた後に、
透明ベース11上のそれぞれのカラー原画と上述の図形入
力操作で入力された版下図形との対応関係を、コンソー
ル50を介してとることを主な機能として行なうものであ
る。しかして、複数のカラー原画A〜Dの貼られた透明
ベース11を、レジスタピンにより位置決めを行なつてデ
イジタイザ20上に固定する。そして、デイジタイザ20上
に固定された透明ベース11の座標系から入力ドラム10の
座標系への変換を、図形入力操作で説明したデイジタイ
ザ20から出力ドラム30への座標変換と同様の方法により
行なう。続いて、先に入力された版下図形と透明ベース
11上の原画A〜Dの座標との倍率を関連づける。すなわ
ち、第6図(A),(B)において、出力図形A′は原
画Aに対応しているが、原画A中の破線A1を図形A′に
対応させるためには、原画A内の1点と図形A′内の1
点を座標対応させ、かつ原画A内の破線A1が図形A′に
拡大又は縮小される倍率を指定できれば、座標関係は一
義的に定まる。このためには、たとえば図形A′内の1
点と原画A内の1点とをデイジタイザ20で位置入力する
ことにより座標対応させ、コンソール50で倍率数値を入
力するようにすれば良い。原画B,C,Dと出力図形B′,
C′,D′についても同様である。
の操作は先ず、カラー原画A〜Dの貼られた透明ベース
11と入力ドラム10との座標の対応づけを行なつた後に、
透明ベース11上のそれぞれのカラー原画と上述の図形入
力操作で入力された版下図形との対応関係を、コンソー
ル50を介してとることを主な機能として行なうものであ
る。しかして、複数のカラー原画A〜Dの貼られた透明
ベース11を、レジスタピンにより位置決めを行なつてデ
イジタイザ20上に固定する。そして、デイジタイザ20上
に固定された透明ベース11の座標系から入力ドラム10の
座標系への変換を、図形入力操作で説明したデイジタイ
ザ20から出力ドラム30への座標変換と同様の方法により
行なう。続いて、先に入力された版下図形と透明ベース
11上の原画A〜Dの座標との倍率を関連づける。すなわ
ち、第6図(A),(B)において、出力図形A′は原
画Aに対応しているが、原画A中の破線A1を図形A′に
対応させるためには、原画A内の1点と図形A′内の1
点を座標対応させ、かつ原画A内の破線A1が図形A′に
拡大又は縮小される倍率を指定できれば、座標関係は一
義的に定まる。このためには、たとえば図形A′内の1
点と原画A内の1点とをデイジタイザ20で位置入力する
ことにより座標対応させ、コンソール50で倍率数値を入
力するようにすれば良い。原画B,C,Dと出力図形B′,
C′,D′についても同様である。
次に、デイジタイザ20の座標と、入力ドラム10及び出力
ドラム30の座標との間における座標管理について説明す
る。
ドラム30の座標との間における座標管理について説明す
る。
先ず、出力ドラム30に装着されたカラーペーパー31上に
原画をレイアウト出力する位置,形状,大きさを版下図
形としてデイジタイザ20により入力し、版下図形を定義
する座標系(版下座標系)上に図形を定義し、定義され
た各図形を管理する方法について述べる。
原画をレイアウト出力する位置,形状,大きさを版下図
形としてデイジタイザ20により入力し、版下図形を定義
する座標系(版下座標系)上に図形を定義し、定義され
た各図形を管理する方法について述べる。
第7図(A),(B)には入力ドラム10に取付けられ透
明ベース11に貼られた入力原画100,200の破線で示す範
囲101,201の画像を、出力ドラム30に装着されたカラー
ペーパー31上に斜線で示す範囲101A,201Aにレイアウト
出力する場合が示されているが、以下の説明において
は、入力原画100を出力ドラム30に装着されたカラーペ
ーパー31上の斜線で示す範囲、すなわち版下図形101Aの
範囲にレイアウト出力する場合について説明する。な
お、以下においては各座標系は、第7図(A)〜(D)
に示すように左上が座標原点、左から右方向がX軸、上
から下方向がY軸と規定されているものとする。デイジ
タイザ20により第7図(C)に示す版下図形101Aの座標
原点▲OH 0▼及びそのXH又はYH軸上の1点を指定する。
これにより、指示された各点のデイジタイザ20上の座標
値がコンピユータ51に入力され、コンピユータ51はデイ
ジタイザ20の座標と指定された版下図形の座標のずれを
算出する。このとき、デイジタイザ20上の版下図形の座
標原点▲OH 0▼とX軸上の点▲XH P▼が入力され、その
座標値がそれぞれ と入力されると、版下図形の座標はデイジタイザ20の座
標系上でXD方向に▲XD 0▼,YD方向に▲YD 0▼だけ並行
移動し、更にこの点を基準に で示される角度θだけ回転して指定されたと、コンピユ
ータ51で認識される。また、デイジタイザ20によつて読
取られる版下図形上の任意の点のデイジタイザ20上の座
標値を(XD,YD)とすると、この点の版下座標上の座標
値(▲XH 1▼,▲YH 1▼)は で示され、コンピユータ51において上記(4)式の計算
処理を用いてデイジタイザ20から入力される各図形の座
標値が版下図形上の座標値に変換される。しかして、デ
イジタイザ20から版下図形の斜線で示す図形101Aの各座
標が入力されると、コンピユータ51は上記(4)式の計
算処理により、版下座標上の座標値に変換された図形と
して認識する。かくして、版下座標上の図形として認識
された図形101Aは、更にコンピユータ51において図形10
1Aに外接し、版下座標のXH−YH軸に平行な長方形102を
規定すると共に、長方形の版下座標の原点に最も近い頂
点102Aを座標原点(点▲OK 0▼)とし、版下座標のXH−
YH軸にそれぞれ平行な軸(XK−YK軸)を持つ座標系、す
なわち形状座標系を定義し、版下図形101Aを形状座標系
上の図形101Bとして認識することができる。この処理は
次に示す(5)式により関係づけられる。すなわち、形
状座標系の原点▲OK 0▼(点102A)の版下座標上の座標
値を(▲XH 2▼,▲YH 2▼)とし、版下図形101A上の任
意の点の版下座標上での座標値を(▲XH 1▼,▲Y
H 1▼)とすると、この点の形状座標上での座標値(▲X
K 3▼,▲YK 3▼)は で示される。
明ベース11に貼られた入力原画100,200の破線で示す範
囲101,201の画像を、出力ドラム30に装着されたカラー
ペーパー31上に斜線で示す範囲101A,201Aにレイアウト
出力する場合が示されているが、以下の説明において
は、入力原画100を出力ドラム30に装着されたカラーペ
ーパー31上の斜線で示す範囲、すなわち版下図形101Aの
範囲にレイアウト出力する場合について説明する。な
お、以下においては各座標系は、第7図(A)〜(D)
に示すように左上が座標原点、左から右方向がX軸、上
から下方向がY軸と規定されているものとする。デイジ
タイザ20により第7図(C)に示す版下図形101Aの座標
原点▲OH 0▼及びそのXH又はYH軸上の1点を指定する。
これにより、指示された各点のデイジタイザ20上の座標
値がコンピユータ51に入力され、コンピユータ51はデイ
ジタイザ20の座標と指定された版下図形の座標のずれを
算出する。このとき、デイジタイザ20上の版下図形の座
標原点▲OH 0▼とX軸上の点▲XH P▼が入力され、その
座標値がそれぞれ と入力されると、版下図形の座標はデイジタイザ20の座
標系上でXD方向に▲XD 0▼,YD方向に▲YD 0▼だけ並行
移動し、更にこの点を基準に で示される角度θだけ回転して指定されたと、コンピユ
ータ51で認識される。また、デイジタイザ20によつて読
取られる版下図形上の任意の点のデイジタイザ20上の座
標値を(XD,YD)とすると、この点の版下座標上の座標
値(▲XH 1▼,▲YH 1▼)は で示され、コンピユータ51において上記(4)式の計算
処理を用いてデイジタイザ20から入力される各図形の座
標値が版下図形上の座標値に変換される。しかして、デ
イジタイザ20から版下図形の斜線で示す図形101Aの各座
標が入力されると、コンピユータ51は上記(4)式の計
算処理により、版下座標上の座標値に変換された図形と
して認識する。かくして、版下座標上の図形として認識
された図形101Aは、更にコンピユータ51において図形10
1Aに外接し、版下座標のXH−YH軸に平行な長方形102を
規定すると共に、長方形の版下座標の原点に最も近い頂
点102Aを座標原点(点▲OK 0▼)とし、版下座標のXH−
YH軸にそれぞれ平行な軸(XK−YK軸)を持つ座標系、す
なわち形状座標系を定義し、版下図形101Aを形状座標系
上の図形101Bとして認識することができる。この処理は
次に示す(5)式により関係づけられる。すなわち、形
状座標系の原点▲OK 0▼(点102A)の版下座標上の座標
値を(▲XH 2▼,▲YH 2▼)とし、版下図形101A上の任
意の点の版下座標上での座標値を(▲XH 1▼,▲Y
H 1▼)とすると、この点の形状座標上での座標値(▲X
K 3▼,▲YK 3▼)は で示される。
また逆に、版下図形101Aは形状座標系の原点▲OK 0▼を
通り、XH−YH軸に平行な長方形に内接する図形101Bを版
下座標系上で、指定された位置102Aに平行移動した図形
としても認識することができる。そして、形状座標から
版下座標への変換は、 によつて行なわれる。また、コンピユータ51内部の処理
において、デイジタイザ20から入力された図形101Aは、
前述の変換処理を経て形状座標系上の図形101Bの図形情
報と、形状座標系から版下座標系への変換パラメータ▲
XH 2▼,▲YH 2▼とによつて版下図形101Aを管理するこ
とができる。この場合、版下座標及び出力ドラム30上の
位置座標(出力ドラム座標)を1対1に対応させると、
コンピユータ51が持つている版下図形情報を出力ドラム
30に装着されたカラーペーパー31の座標上に再現するこ
とができる。この結果、デイジタイザ20の版下図形で指
定されたレイアウト条件がカラーペーパー31に画像出力
することができるのである。
通り、XH−YH軸に平行な長方形に内接する図形101Bを版
下座標系上で、指定された位置102Aに平行移動した図形
としても認識することができる。そして、形状座標から
版下座標への変換は、 によつて行なわれる。また、コンピユータ51内部の処理
において、デイジタイザ20から入力された図形101Aは、
前述の変換処理を経て形状座標系上の図形101Bの図形情
報と、形状座標系から版下座標系への変換パラメータ▲
XH 2▼,▲YH 2▼とによつて版下図形101Aを管理するこ
とができる。この場合、版下座標及び出力ドラム30上の
位置座標(出力ドラム座標)を1対1に対応させると、
コンピユータ51が持つている版下図形情報を出力ドラム
30に装着されたカラーペーパー31の座標上に再現するこ
とができる。この結果、デイジタイザ20の版下図形で指
定されたレイアウト条件がカラーペーパー31に画像出力
することができるのである。
次に、透明ベース11に貼られた原画の位置,形状,大き
さをデイジタイザ20より入力し、ベース座標系(原画を
定義する座標系)上に原画を定義し、定義された各原画
を管理する方法について述べる。
さをデイジタイザ20より入力し、ベース座標系(原画を
定義する座標系)上に原画を定義し、定義された各原画
を管理する方法について述べる。
第7図(D)において、原画100を貼った透明ベース11
をデイジタイザ20に取付け、版下図形の入力と同様に、
透明ベース11上の座標系(ベース座標系)の座標原点▲
OB i▼及びベース座標のxB軸又はyB軸上の点▲XB q▼の
デイジタイザ20上の座標値をコンピユータ51へ入力し、
コンピユータ51内においてデイジタイザ20の座標を版下
座標へ変換する変換パラメータθ,▲−XD 0▼,▲−Y
D 0▼を求めたのと同様に、デイジタイザ20の座標から透
明ベース11の座標(ベース座標)への変換パラメータ
θ′,▲−XD 0▼′,▲−YD 0▼′を求める。そして、
デイジタイザ20に取付けられた透明ベース11上の原画10
0の位置及び大きさを、原画の外周の屈曲点103〜106の
デイジタイザ20上の座標値を読取り、読取つた座標値に
対してコンピユータ51内部においてθ′,▲−X
D 0▼′,▲−YD 0▼′のパラメータを用い、前述の
(3)及び(4)式に示す計算処理によりデイジタイザ
20上の座標値をベース座標上の座標値に変換し、透明ベ
ース11上の原画100の位置,形状,大きさとして認識す
る。さらに、版下図形と同様にコンピユータ51で原画10
0に外接し、かつベース座標のxB又はyB軸に各辺が平行
な長方形110を規定し、長方形のベース座標の原点▲OB
i▼に最も近い頂点110Aを座標原点(点▲OG i▼)とし
て、ベース座標のxB−yB軸にそれぞれ平行な軸(xG−yG
軸)を持つ座標系、すなわち原稿座標系を定義し、ベー
ス座標上の原画100の大きさ,形状を原稿座標系上の図
形100Aとして認識することができる。この処理において
は、版下図形に対する処理と同様に、例えば透明ベース
11上の原画100の原稿座標系上の座標原点▲OG i▼のベ
ース座標上の座標値を(▲XB 2▼,▲YB 2▼)とする
と、透明ベース11上の原画100は原稿座標系上に定義さ
れた原画を、ベース座標上においてxB軸方向に▲X
B 2▼,yB軸方向に▲YB 2▼だけ平行移動した結果として
認識される。このように認識された入力原稿100が貼ら
れた透明ベース11を入力ドラム10に装着するが、透明ベ
ース11には入力ドラム10のレジスタピン61A,61Bへ取付
けるためのピン穴が設けられているため、透明ベース11
上の座標を入力ドラム10上の座標とみなすことができ
る。
をデイジタイザ20に取付け、版下図形の入力と同様に、
透明ベース11上の座標系(ベース座標系)の座標原点▲
OB i▼及びベース座標のxB軸又はyB軸上の点▲XB q▼の
デイジタイザ20上の座標値をコンピユータ51へ入力し、
コンピユータ51内においてデイジタイザ20の座標を版下
座標へ変換する変換パラメータθ,▲−XD 0▼,▲−Y
D 0▼を求めたのと同様に、デイジタイザ20の座標から透
明ベース11の座標(ベース座標)への変換パラメータ
θ′,▲−XD 0▼′,▲−YD 0▼′を求める。そして、
デイジタイザ20に取付けられた透明ベース11上の原画10
0の位置及び大きさを、原画の外周の屈曲点103〜106の
デイジタイザ20上の座標値を読取り、読取つた座標値に
対してコンピユータ51内部においてθ′,▲−X
D 0▼′,▲−YD 0▼′のパラメータを用い、前述の
(3)及び(4)式に示す計算処理によりデイジタイザ
20上の座標値をベース座標上の座標値に変換し、透明ベ
ース11上の原画100の位置,形状,大きさとして認識す
る。さらに、版下図形と同様にコンピユータ51で原画10
0に外接し、かつベース座標のxB又はyB軸に各辺が平行
な長方形110を規定し、長方形のベース座標の原点▲OB
i▼に最も近い頂点110Aを座標原点(点▲OG i▼)とし
て、ベース座標のxB−yB軸にそれぞれ平行な軸(xG−yG
軸)を持つ座標系、すなわち原稿座標系を定義し、ベー
ス座標上の原画100の大きさ,形状を原稿座標系上の図
形100Aとして認識することができる。この処理において
は、版下図形に対する処理と同様に、例えば透明ベース
11上の原画100の原稿座標系上の座標原点▲OG i▼のベ
ース座標上の座標値を(▲XB 2▼,▲YB 2▼)とする
と、透明ベース11上の原画100は原稿座標系上に定義さ
れた原画を、ベース座標上においてxB軸方向に▲X
B 2▼,yB軸方向に▲YB 2▼だけ平行移動した結果として
認識される。このように認識された入力原稿100が貼ら
れた透明ベース11を入力ドラム10に装着するが、透明ベ
ース11には入力ドラム10のレジスタピン61A,61Bへ取付
けるためのピン穴が設けられているため、透明ベース11
上の座標を入力ドラム10上の座標とみなすことができ
る。
以上の処理の結果、コンピユータ51の内部において、出
力ドラム30上での原画の出力位置,形状,大きさと、入
力ドラム10上での透明ベース11に貼られた入力原稿100
の位置,形状,大きさとが認識される。
力ドラム30上での原画の出力位置,形状,大きさと、入
力ドラム10上での透明ベース11に貼られた入力原稿100
の位置,形状,大きさとが認識される。
版下図形101Aで指定された形状で、原画100から出力ド
ラム30へ画像出力する際、入力原稿上の画像出力範囲及
び出力倍率を規定する必要があるが、これについて説明
する。
ラム30へ画像出力する際、入力原稿上の画像出力範囲及
び出力倍率を規定する必要があるが、これについて説明
する。
ところで、版下図形101Aの入力時にコンソール50によつ
て出力倍率Sを予め指定している場合、第7図(D)に
示す原稿座標上に定義された原画の形状100Aの上に、第
7図(C)に示す形状座標上に定義された版下図形101B
を倍率変換して原稿座標上に投影する。これにより、第
8図に示す如く形状座標に定義された版下図形101C上の
任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)の、原稿座標
上における座標値(▲XG 4▼,▲YG 4▼)は で示される。このときの原稿座標上に定義された入力原
稿100Aと版下図形101Cの状態は、原稿座標からスクリー
ン座標に変換されてグラフイツクデイスプレイ52のスク
リーン上に表示される。しかして、このとき表示される
原稿座標上に定義された版下図形は、画像出力範囲との
対応が確立していないため、デイジタイザ20に取付けら
れた透明ベース11に貼られた入力原稿上で座標を読取
り、この座標値を前述の(3)式及び(4)式に示す座
標変換式を用い、パラメータをθ′,▲−XD 0▼′,▲
−YD 0▼′として原稿座標上の座標値に変換する。そし
て、スクリーン座標に変換してデイジタイザ20から指定
された位置に対応するスクリーン上にカーソルを表示
し、第9図に示すようにデイジタイザ20で指定する位置
を移動してスクリーン上の版下図形101Dの基準点SP1Aを
指定する。同様にして、デイジタイザ20に取付けられた
入力原稿上で、第8図に示す版下図形101Cの基準点SP1
に対応する入力原稿100Aの基準点ST1を指定する。この
指定により、原稿座標上の指定された版下図形101Cの基
準点SP1の座標値(▲XD 5▼,▲YD 5▼)が入力原稿の
基準点ST1の座標値(▲XD 6▼,▲YD 6▼)まで平行移
動され、入力原稿100A上の画像出力範囲101Eが規定され
る。同時に、グラフイツクデイスプレイ52のスクリーン
上においても基準点SP1,ST1に対応し、版下図形101Dの
基準点SP1Aを入力原稿100Bの基準点ST1Aまで平行移動
し、入力原稿上の画像出力範囲101Eが規定表示される。
以上の処理により、例えば形状座標で定義された版下図
形101B上の任意の点で座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)が
原稿座標の座標値(▲XG 7▼,▲YG 7▼)に下式により
変換される。
て出力倍率Sを予め指定している場合、第7図(D)に
示す原稿座標上に定義された原画の形状100Aの上に、第
7図(C)に示す形状座標上に定義された版下図形101B
を倍率変換して原稿座標上に投影する。これにより、第
8図に示す如く形状座標に定義された版下図形101C上の
任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)の、原稿座標
上における座標値(▲XG 4▼,▲YG 4▼)は で示される。このときの原稿座標上に定義された入力原
稿100Aと版下図形101Cの状態は、原稿座標からスクリー
ン座標に変換されてグラフイツクデイスプレイ52のスク
リーン上に表示される。しかして、このとき表示される
原稿座標上に定義された版下図形は、画像出力範囲との
対応が確立していないため、デイジタイザ20に取付けら
れた透明ベース11に貼られた入力原稿上で座標を読取
り、この座標値を前述の(3)式及び(4)式に示す座
標変換式を用い、パラメータをθ′,▲−XD 0▼′,▲
−YD 0▼′として原稿座標上の座標値に変換する。そし
て、スクリーン座標に変換してデイジタイザ20から指定
された位置に対応するスクリーン上にカーソルを表示
し、第9図に示すようにデイジタイザ20で指定する位置
を移動してスクリーン上の版下図形101Dの基準点SP1Aを
指定する。同様にして、デイジタイザ20に取付けられた
入力原稿上で、第8図に示す版下図形101Cの基準点SP1
に対応する入力原稿100Aの基準点ST1を指定する。この
指定により、原稿座標上の指定された版下図形101Cの基
準点SP1の座標値(▲XD 5▼,▲YD 5▼)が入力原稿の
基準点ST1の座標値(▲XD 6▼,▲YD 6▼)まで平行移
動され、入力原稿100A上の画像出力範囲101Eが規定され
る。同時に、グラフイツクデイスプレイ52のスクリーン
上においても基準点SP1,ST1に対応し、版下図形101Dの
基準点SP1Aを入力原稿100Bの基準点ST1Aまで平行移動
し、入力原稿上の画像出力範囲101Eが規定表示される。
以上の処理により、例えば形状座標で定義された版下図
形101B上の任意の点で座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)が
原稿座標の座標値(▲XG 7▼,▲YG 7▼)に下式により
変換される。
ただし、Δx1=▲XD 6▼▲−XD 5▼,Δy1=▲YD 6▼▲
−YD 5▼である。かかる座標変換処理により、形状座標
に定義された版下図形101Bをベース座標に変換して定義
すると、ベース座標に定義された版下図形101Eが入力原
稿100の画像出力範囲を示すことになる。この場合、形
状座標における版下図形101Bの座標原点▲OK 0▼、すな
わち版下座標の点102Aに対応するベース座標の点SB1の
座標値は、XB=▲XB 2▼+Δx1,YB=▲YB 2▼+Δy1で
示される。このとき、点102Aの版下座標値上の座標値は
XH=▲XH 2▼,YH=▲YH 2▼で示される。
−YD 5▼である。かかる座標変換処理により、形状座標
に定義された版下図形101Bをベース座標に変換して定義
すると、ベース座標に定義された版下図形101Eが入力原
稿100の画像出力範囲を示すことになる。この場合、形
状座標における版下図形101Bの座標原点▲OK 0▼、すな
わち版下座標の点102Aに対応するベース座標の点SB1の
座標値は、XB=▲XB 2▼+Δx1,YB=▲YB 2▼+Δy1で
示される。このとき、点102Aの版下座標値上の座標値は
XH=▲XH 2▼,YH=▲YH 2▼で示される。
一方、版下図形101Aの入力時に出力倍率Sを指定しない
ようになつている場合は、原稿座標に定義された原画よ
りも小さくなる様な倍率(たとえば70%)を考える。つ
まり、原稿座標上に定義された原稿100Aの座標値のxG軸
及びyG軸方向の最大値を▲XG 8▼及び▲YG 8▼、形状座
標に定義された版下図形101Bの図形上の座標値のXK軸及
びYK軸方向の最大値を▲XK 9▼及び▲YK 9▼としたと
き、 となる倍率S1を選び、形状座標上の版下図形101Bを原稿
座標上に定義する。この処理により、形状座標上の版下
図形101B上の任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)
に対応する原稿座標の座標値(▲XG 4▼,▲YG 4▼)
は、 で示される。
ようになつている場合は、原稿座標に定義された原画よ
りも小さくなる様な倍率(たとえば70%)を考える。つ
まり、原稿座標上に定義された原稿100Aの座標値のxG軸
及びyG軸方向の最大値を▲XG 8▼及び▲YG 8▼、形状座
標に定義された版下図形101Bの図形上の座標値のXK軸及
びYK軸方向の最大値を▲XK 9▼及び▲YK 9▼としたと
き、 となる倍率S1を選び、形状座標上の版下図形101Bを原稿
座標上に定義する。この処理により、形状座標上の版下
図形101B上の任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲YK 3▼)
に対応する原稿座標の座標値(▲XG 4▼,▲YG 4▼)
は、 で示される。
このようにして、原画の形状100A及び版下図形101Cが定
義された状態を、原稿座標からグラフイツクデイスプレ
イ52のスクリーン座標に変換してグラフイツクデイスプ
レイ52に表示する。しかしながら、表示される版下図形
101D及び原画100Bの出力倍率と出力範囲との対応が指示
されていないため、デイジタイザ20に取付けられた透明
ベース11上の入力原稿の座標値を読取り、この座標値を
上述(3)式及び(4)式の座標変換により、パラメー
タをθ′,▲−XD′ 0▼,▲−YD′ 0▼として原稿
座標上の座標値を求める。そして、スクリーン座標に変
換してデイジタイザ20によつて指示した位置のスクリー
ン上にカーソルを表示すると共に、第10図(A)に示す
如く表示されている版下図形101Cの基準点SN1,SN2へカ
ーソルを移動し、ここを基準点として指定する。同様に
して、デイジタイザ20に取付けられた透明ベース11上の
入力原稿において、版下図形の基準点SN1,SN2に対応す
る入力原稿の基準点PN1,PN2を指定する。この指定によ
りコンピユータ51は、原稿座標上における版下図形101C
の基準点SN1,SN2と、入力原稿100Aの基準点PN1,PN2とを
対応させる。このため、版下図形101Cの基準点SN1,SN2
及び入力原稿100Aの基準点PN1,PN2の座標値をSN1=(▲
XG 10▼,▲YG 10▼),SN2=(▲XG 11▼,▲Y
G 11▼),PN1=(▲XG 12▼,▲YG 12▼),PN2=(▲XG
13▼,▲YG 13▼)としたとき、平行移動量Δx2,Δy2及
び倍率S2は次のようになる。
義された状態を、原稿座標からグラフイツクデイスプレ
イ52のスクリーン座標に変換してグラフイツクデイスプ
レイ52に表示する。しかしながら、表示される版下図形
101D及び原画100Bの出力倍率と出力範囲との対応が指示
されていないため、デイジタイザ20に取付けられた透明
ベース11上の入力原稿の座標値を読取り、この座標値を
上述(3)式及び(4)式の座標変換により、パラメー
タをθ′,▲−XD′ 0▼,▲−YD′ 0▼として原稿
座標上の座標値を求める。そして、スクリーン座標に変
換してデイジタイザ20によつて指示した位置のスクリー
ン上にカーソルを表示すると共に、第10図(A)に示す
如く表示されている版下図形101Cの基準点SN1,SN2へカ
ーソルを移動し、ここを基準点として指定する。同様に
して、デイジタイザ20に取付けられた透明ベース11上の
入力原稿において、版下図形の基準点SN1,SN2に対応す
る入力原稿の基準点PN1,PN2を指定する。この指定によ
りコンピユータ51は、原稿座標上における版下図形101C
の基準点SN1,SN2と、入力原稿100Aの基準点PN1,PN2とを
対応させる。このため、版下図形101Cの基準点SN1,SN2
及び入力原稿100Aの基準点PN1,PN2の座標値をSN1=(▲
XG 10▼,▲YG 10▼),SN2=(▲XG 11▼,▲Y
G 11▼),PN1=(▲XG 12▼,▲YG 12▼),PN2=(▲XG
13▼,▲YG 13▼)としたとき、平行移動量Δx2,Δy2及
び倍率S2は次のようになる。
このようにして、原稿座標上の版下図形101Cを原稿座標
上で倍率変換及び平行移動する。この結果、形状座標上
の版下図形101B上の任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲Y
K 3▼)に対応する原稿座標上の座標値(▲xG 3▼,▲y
G 3▼)は、 と示される。以上の結果、原稿座標上の版下図形101Cは
原稿の形状100Aとの対応がとられた図形101Eに変換され
る。この様子を第10図(A)に示す。この結果をスクリ
ーン座標に変換してグラフイツクデイスプレイ52に表示
し、表示された版下図形101Eと原画100Bが希望する位置
関係にあるか否かを確認する。この様子を第10図(B)
に示す。そして、対応していない場合は、上述の如き基
準点SN1,SN2,PN1,PN2の対応づけを再度指示する。な
お、第10図(A),(B)は原画100に対する原稿座標
とスクリーン座標との関係を示しており、原画200に対
しても同様である。
上で倍率変換及び平行移動する。この結果、形状座標上
の版下図形101B上の任意の点の座標値(▲XK 3▼,▲Y
K 3▼)に対応する原稿座標上の座標値(▲xG 3▼,▲y
G 3▼)は、 と示される。以上の結果、原稿座標上の版下図形101Cは
原稿の形状100Aとの対応がとられた図形101Eに変換され
る。この様子を第10図(A)に示す。この結果をスクリ
ーン座標に変換してグラフイツクデイスプレイ52に表示
し、表示された版下図形101Eと原画100Bが希望する位置
関係にあるか否かを確認する。この様子を第10図(B)
に示す。そして、対応していない場合は、上述の如き基
準点SN1,SN2,PN1,PN2の対応づけを再度指示する。な
お、第10図(A),(B)は原画100に対する原稿座標
とスクリーン座標との関係を示しており、原画200に対
しても同様である。
以上より、形状座標上の版下図形101Bの各座標値(▲X
K 3▼,▲YK 3▼)は、 なる座標変換処理により、形状座標に定義された版下図
形101Bがベース座標に変換され、ベース座標に定義され
た版下図形101Eが入力原稿の画像出力範囲を示すことに
なる。このときの出力倍率SはS=S2であり、形状座標
における版下図形101Bの座標原点▲OK 0▼、つまり版下
座標上の点102Aに対応するベース座標上の点BS1の座標
は、XB=▲XB 2▼+Δx2,YB=▲YB 2▼+Δy2となる。
なお、原点▲OK 0▼の版下座標上の座標値はXH=▲XH 2
▼,YH=▲YH 2▼である。かくして、版下図形101Aの入
力によつて指示された出力ドラム30への画像出力の位
置,形状と、透明ベース11に貼られた原画100を入力ド
ラム10に装着した際の画像出力範囲及び出力倍率が決ま
る。形状座標上の版下図形101Bを版下座標上の版下図形
101Aへ変換するための形状座標原点▲OK 0▼に対応した
版下座標上の原点102Aと、ベース座標上での原画の画像
出力範囲との対応をとるためのベース座標上の原点BS1
とに対する座標の対応づけが行なわれる。
K 3▼,▲YK 3▼)は、 なる座標変換処理により、形状座標に定義された版下図
形101Bがベース座標に変換され、ベース座標に定義され
た版下図形101Eが入力原稿の画像出力範囲を示すことに
なる。このときの出力倍率SはS=S2であり、形状座標
における版下図形101Bの座標原点▲OK 0▼、つまり版下
座標上の点102Aに対応するベース座標上の点BS1の座標
は、XB=▲XB 2▼+Δx2,YB=▲YB 2▼+Δy2となる。
なお、原点▲OK 0▼の版下座標上の座標値はXH=▲XH 2
▼,YH=▲YH 2▼である。かくして、版下図形101Aの入
力によつて指示された出力ドラム30への画像出力の位
置,形状と、透明ベース11に貼られた原画100を入力ド
ラム10に装着した際の画像出力範囲及び出力倍率が決ま
る。形状座標上の版下図形101Bを版下座標上の版下図形
101Aへ変換するための形状座標原点▲OK 0▼に対応した
版下座標上の原点102Aと、ベース座標上での原画の画像
出力範囲との対応をとるためのベース座標上の原点BS1
とに対する座標の対応づけが行なわれる。
以上のようにして座標の変換,各装置間の座標管理が行
なわれるが、次にこの発明の画像入出力システムの動作
を説明する。
なわれるが、次にこの発明の画像入出力システムの動作
を説明する。
デイジタイザ20及びコンソール50を用いて、出力画像の
レイアウトに必要な図形コード,位置情報をコンピユー
タ51に入力し、コンピユータ51は入力された図形情報に
従つて図形を生成し、生成された図形データをグラフイ
ツクデイスプレイ52に転送して表示する。そして、オペ
レータはグラフイツクデイスプレイ52に表示された画面
を見ながら図形の良否を判定し、訂正ないしは追加があ
る場合にはデイジタイザ20及びコンソール50を用いて修
正する。なお、かかる版下図形の入力は通常行なわれて
いる版下作図機と同様なものであり、ライトペンを用い
ることも可能である。
レイアウトに必要な図形コード,位置情報をコンピユー
タ51に入力し、コンピユータ51は入力された図形情報に
従つて図形を生成し、生成された図形データをグラフイ
ツクデイスプレイ52に転送して表示する。そして、オペ
レータはグラフイツクデイスプレイ52に表示された画面
を見ながら図形の良否を判定し、訂正ないしは追加があ
る場合にはデイジタイザ20及びコンソール50を用いて修
正する。なお、かかる版下図形の入力は通常行なわれて
いる版下作図機と同様なものであり、ライトペンを用い
ることも可能である。
次に、レイアウト出力すべきカラー原画A〜Dを透明ベ
ース11上に貼りつけ、この透明ベース11をデイジタイザ
20の所定位置にセツトする。そして、上述の入力図形に
対応するカラー原画A〜Dを、デイジタイザ20に対する
指示及びコンソール50のキー操作によつて順次選択する
と共に、図形の隠面処理やカラー原画A〜Dに対する出
力範囲の指定を行なう。ここに、出力範囲の指定は、方
形図形の場合は対角線上の2点を指示することにより、
円形図形の場合は中心点を指示することにより行なわれ
る。さらに、カラー原画A〜Dを出力画面上の図形A′
〜D′と対応させるために必要な倍率を指示入力すると
共に、これと同時に色修正処理,鮮鋭度強調,階調変換
処理に必要な処理条件パラメータの入力をコンソール50
により行なう。
ース11上に貼りつけ、この透明ベース11をデイジタイザ
20の所定位置にセツトする。そして、上述の入力図形に
対応するカラー原画A〜Dを、デイジタイザ20に対する
指示及びコンソール50のキー操作によつて順次選択する
と共に、図形の隠面処理やカラー原画A〜Dに対する出
力範囲の指定を行なう。ここに、出力範囲の指定は、方
形図形の場合は対角線上の2点を指示することにより、
円形図形の場合は中心点を指示することにより行なわれ
る。さらに、カラー原画A〜Dを出力画面上の図形A′
〜D′と対応させるために必要な倍率を指示入力すると
共に、これと同時に色修正処理,鮮鋭度強調,階調変換
処理に必要な処理条件パラメータの入力をコンソール50
により行なう。
次に、コンピユータ51は入力された図形単位毎に、第11
図に示す如く出力ドラム(画面)上でのカラー原画CPの
開始位置▲YS i▼及び終了位置▲YE i▼を主走査線Xiに
従つて算出し、磁気デイスク等の記憶装置へ格納する。
すなわち、先ず主走査方向の走査線が最初にカラー原画
CPを横切るX軸位置X1を格納し、この走査線X1がカラー
原画CP上を通過するY軸上の開始点▲YS 1▼及び終了点
▲YE 1▼を格納する。次の走査線X2に対しても同様に、
X軸位置X2とカラー原画CPに対する開始点▲YS 2▼及び
終了点▲YE 2▼とを格納し、以下同様にX軸位置とカラ
ー原画の開始点,終了点を格納する。したがつて、記憶
装置に格納されたカラー原画CPの図形データは、第11図
の例に関しては次の表1のようになる。
図に示す如く出力ドラム(画面)上でのカラー原画CPの
開始位置▲YS i▼及び終了位置▲YE i▼を主走査線Xiに
従つて算出し、磁気デイスク等の記憶装置へ格納する。
すなわち、先ず主走査方向の走査線が最初にカラー原画
CPを横切るX軸位置X1を格納し、この走査線X1がカラー
原画CP上を通過するY軸上の開始点▲YS 1▼及び終了点
▲YE 1▼を格納する。次の走査線X2に対しても同様に、
X軸位置X2とカラー原画CPに対する開始点▲YS 2▼及び
終了点▲YE 2▼とを格納し、以下同様にX軸位置とカラ
ー原画の開始点,終了点を格納する。したがつて、記憶
装置に格納されたカラー原画CPの図形データは、第11図
の例に関しては次の表1のようになる。
このようなカラー原画の図形データが、透明ベース11に
貼られた各原画に対して順次格納される。
貼られた各原画に対して順次格納される。
次に、カラー原画A〜Dが貼りつけられた透明ベース11
を、入力ドラム10にレジスタピン61A,61Bによる位置決
めを行なつて装着する。しかして、モータ12を駆動する
ことにより入力ドラム10(出力ドラム30)は一方向に回
転されるが、入力ドラム10の回転軸にはロータリエンコ
ーダ13が取付けられており、その出力パルスはマイクロ
プロセツサ53で管理されるタイミング制御回路55内の2
つのアドレスレジスタに入力されるようになつている。
一方のアドレスレジスタは回転方向(主走査方向)の絶
対座標を管理するものであり、他方のアドレスレジスタ
は入力画素の相対座標を管理するものである。ここで、
絶対座標と相対座標について説明する。絶対座標は入出
力ドラムそれぞれの座標を管理するためのものであり、
入出力ドラムそれぞれの原点を基準にしてカウントされ
る。前述したBS1,BS2,102A,202Aなどの点はこの絶対座
標で管理される。また、第13図(B)に示すような出力
画素の座標の制御にも使用される。一方、相対座標は入
力画素の管理のために使用される。第13図(A),
(B)において、ここで述べた装置では出力画素サイズ
は一定であり、倍率変換は入力画素のサンプリングピツ
チをx,y軸とも同じ大きさのままで可変することによつ
て行なわれる。すなわち、入力画素の大きさが可変され
ることになる。このサンプリングピツチを可変された入
力画素のサンプリングタイミング制御を、相対座標を使
用して行なうようにしている。なお、y軸方向の倍率変
換方式は、カラースキヤナで通常使用されているもので
良く、入力ドラム10及び出力ドラム30のx軸方向の倍率
変換は、出力ドラム30側のパルスモータ33を一定速度で
駆動し、入力ドラム10側のパルスモータ14の回転速度を
変えることによつて行なう。しかし、読取ヘツド16及び
出力ヘツド32の副走査方向の位置は、リニアエンコーダ
17及び35の出力をタイミング制御回路55内のアドレスレ
ジスタが計数することによつて把握される。
を、入力ドラム10にレジスタピン61A,61Bによる位置決
めを行なつて装着する。しかして、モータ12を駆動する
ことにより入力ドラム10(出力ドラム30)は一方向に回
転されるが、入力ドラム10の回転軸にはロータリエンコ
ーダ13が取付けられており、その出力パルスはマイクロ
プロセツサ53で管理されるタイミング制御回路55内の2
つのアドレスレジスタに入力されるようになつている。
一方のアドレスレジスタは回転方向(主走査方向)の絶
対座標を管理するものであり、他方のアドレスレジスタ
は入力画素の相対座標を管理するものである。ここで、
絶対座標と相対座標について説明する。絶対座標は入出
力ドラムそれぞれの座標を管理するためのものであり、
入出力ドラムそれぞれの原点を基準にしてカウントされ
る。前述したBS1,BS2,102A,202Aなどの点はこの絶対座
標で管理される。また、第13図(B)に示すような出力
画素の座標の制御にも使用される。一方、相対座標は入
力画素の管理のために使用される。第13図(A),
(B)において、ここで述べた装置では出力画素サイズ
は一定であり、倍率変換は入力画素のサンプリングピツ
チをx,y軸とも同じ大きさのままで可変することによつ
て行なわれる。すなわち、入力画素の大きさが可変され
ることになる。このサンプリングピツチを可変された入
力画素のサンプリングタイミング制御を、相対座標を使
用して行なうようにしている。なお、y軸方向の倍率変
換方式は、カラースキヤナで通常使用されているもので
良く、入力ドラム10及び出力ドラム30のx軸方向の倍率
変換は、出力ドラム30側のパルスモータ33を一定速度で
駆動し、入力ドラム10側のパルスモータ14の回転速度を
変えることによつて行なう。しかし、読取ヘツド16及び
出力ヘツド32の副走査方向の位置は、リニアエンコーダ
17及び35の出力をタイミング制御回路55内のアドレスレ
ジスタが計数することによつて把握される。
ここにおいて、入力ドラム10の読取ヘツド16がスタート
位置SPよりx1だけ離れ、出力ドラム30の出力ヘツド32が
スタート位置SPよりX1だけ離れているとし、倍率をMと
すれば、読取ヘツド16がx移動する時間に出力ヘツド32
はM・x移動することになる。つまり、読取ヘツド16と
出力ヘツド32の副走査方向の単位時間に進む距離の比
が、倍率Mとなつている。しかして、x1とX1/Mの大小関
係によりその制御方法が異なり、 の場合は第12図(A)に示すように(x1−X1/M)だけ読
取ヘツド16を単独に移動するように制御して後、読取ヘ
ツド16及び出力ヘツド32が同時に移動するように制御す
る。こうすれば、読取ヘツド16がスタート位置に来た時
に出力ヘツド32もスタート位置SPにあり、副走査方向の
同期をとることができる。また、 の場合には第12図(B)のように、(X1−M・X1)だけ
出力ヘツド32を単独に移動するように制御してから、読
取ヘツド16及び出力ヘツド32を同時に移動させる。
位置SPよりx1だけ離れ、出力ドラム30の出力ヘツド32が
スタート位置SPよりX1だけ離れているとし、倍率をMと
すれば、読取ヘツド16がx移動する時間に出力ヘツド32
はM・x移動することになる。つまり、読取ヘツド16と
出力ヘツド32の副走査方向の単位時間に進む距離の比
が、倍率Mとなつている。しかして、x1とX1/Mの大小関
係によりその制御方法が異なり、 の場合は第12図(A)に示すように(x1−X1/M)だけ読
取ヘツド16を単独に移動するように制御して後、読取ヘ
ツド16及び出力ヘツド32が同時に移動するように制御す
る。こうすれば、読取ヘツド16がスタート位置に来た時
に出力ヘツド32もスタート位置SPにあり、副走査方向の
同期をとることができる。また、 の場合には第12図(B)のように、(X1−M・X1)だけ
出力ヘツド32を単独に移動するように制御してから、読
取ヘツド16及び出力ヘツド32を同時に移動させる。
一方、主走査方向における入出力画像情報の管理は、次
のようにして行なう。第13図(A),(B)に示すよう
に、点P(x1,y1)を入力ドラム10上の画像入力すべき
図形の外接長方形の原点に最も近い点とし、所定単位の
画素で規格化された相対座標により表わす。そして、点
Pに対応する点Q(X1,Y1)を、出力ドラム30上の所定
単位の画素で規格化された絶対座標で表わす。このよう
にすると、入出力画像の画素点は第13図(A),(B)
の格子点によつて表わすことができる。そして、AD変換
器41でデイジタル量に変換された濃度の画素データが信
号処理回路42で処理された後、入力ドラム10の方向のア
ドレスレジスタが「y1」となつた時から、インクリメン
トされるタイミングでバツフアメモリ43にその開始点及
び終了点を順次記憶する。また、バツフアメモリ43を出
力モードで使用する場合には、アドレスレジスタがY方
向で「Y1」となつた時点から有効とし、Y1を原点として
開始点▲YS i▼から終了点▲YE i▼までの画素を出力す
るように制御する。なお、バツフアメモリ43は1ライン
毎の2系列となつており、一方を入力モードで使用する
と他方が出力モードになる関係となつている。したがつ
て、出力画像は入力画像に比べて、1ライン分だけ遅れ
て出力されることになる。
のようにして行なう。第13図(A),(B)に示すよう
に、点P(x1,y1)を入力ドラム10上の画像入力すべき
図形の外接長方形の原点に最も近い点とし、所定単位の
画素で規格化された相対座標により表わす。そして、点
Pに対応する点Q(X1,Y1)を、出力ドラム30上の所定
単位の画素で規格化された絶対座標で表わす。このよう
にすると、入出力画像の画素点は第13図(A),(B)
の格子点によつて表わすことができる。そして、AD変換
器41でデイジタル量に変換された濃度の画素データが信
号処理回路42で処理された後、入力ドラム10の方向のア
ドレスレジスタが「y1」となつた時から、インクリメン
トされるタイミングでバツフアメモリ43にその開始点及
び終了点を順次記憶する。また、バツフアメモリ43を出
力モードで使用する場合には、アドレスレジスタがY方
向で「Y1」となつた時点から有効とし、Y1を原点として
開始点▲YS i▼から終了点▲YE i▼までの画素を出力す
るように制御する。なお、バツフアメモリ43は1ライン
毎の2系列となつており、一方を入力モードで使用する
と他方が出力モードになる関係となつている。したがつ
て、出力画像は入力画像に比べて、1ライン分だけ遅れ
て出力されることになる。
なお、上述の実施例では入力原画A〜Dの4種としてい
るが、その形状や数は任意であり、出力画像のレイアウ
トも任意に図形入力することができる。また、上述では
色修正や階調変換をデイジタル的に行なうようにしてい
るが、アナログ的に行なうこともでき、入力画像の読取
りやレイアウト画像の出力は円筒状のドラムに対してで
はなく、平面走査形のスキヤナでも可能である。さら
に、出力画像はカラー画像,白黒画像,網処理回路及び
網出制御回路を用いた網点画像のいずれでも良く、記録
材もカラーポジフイルムや白黒フイルムを用いることが
できる。さらにまた、上述では画像出力の倍率を、入力
側の走査速度を変えることによつて行なうようにしてい
るが、出力側の走査速度を変えるようにしても良い。
るが、その形状や数は任意であり、出力画像のレイアウ
トも任意に図形入力することができる。また、上述では
色修正や階調変換をデイジタル的に行なうようにしてい
るが、アナログ的に行なうこともでき、入力画像の読取
りやレイアウト画像の出力は円筒状のドラムに対してで
はなく、平面走査形のスキヤナでも可能である。さら
に、出力画像はカラー画像,白黒画像,網処理回路及び
網出制御回路を用いた網点画像のいずれでも良く、記録
材もカラーポジフイルムや白黒フイルムを用いることが
できる。さらにまた、上述では画像出力の倍率を、入力
側の走査速度を変えることによつて行なうようにしてい
るが、出力側の走査速度を変えるようにしても良い。
そして、上述ではAD変換器41でAD変換された画像信号を
色処理回路42で色処理し、色処理された信号をメモリ43
に記憶するようにしているが、AD変換された画像信号を
メモリに記憶させておき、出力時に色処理回路で色処理
するようにしても良い。
色処理回路42で色処理し、色処理された信号をメモリ43
に記憶するようにしているが、AD変換された画像信号を
メモリに記憶させておき、出力時に色処理回路で色処理
するようにしても良い。
次に、この発明の画像入出力装置における画像処理
(色,鮮鋭度,階調処理)条件の自動設定方法について
説明する。
(色,鮮鋭度,階調処理)条件の自動設定方法について
説明する。
上記各条件の設定を自動的に行なうために、入力カラー
原画の属性情報とラフスキヤンデータの2種類の情報を
使用する。入力カラー原画の属性情報は、各原画と出力
図形の位置・倍率の対応関係をつけるベース原稿入力ス
テツプで入力する。このステツプではデイジタイザ20と
その上に置かれたメニユーシートあるいはフアンクシヨ
ンキーボードなどを使用して、入力カラー原画の感材
種,絵柄分類,ハイライト点座標,シヤドー点座標,肌
色点座標,グレー点座標,背景色点座標,色かぶり量,
色修正量,アンシヤープマスク量,予めセツトされてい
る階調設定カーブのうちどのカーブを選択するかなどの
情報を入力する。一方、ラフスキヤンデータは、各カラ
ー原画の画素のB(青),G(緑),R(赤)濃度で構成さ
れ、この情報は以下のようにして得られる。ベース原稿
11を入力ドラム10に貼りつけると、各カラー原画の出力
範囲は前述した座標管理の方法により決定されているの
で、第11図及び表1のようなドラム位置制御情報をコン
ピユータ51で生成する。この時、ラフスキヤンデータの
サンプリング間隔は500〔μm〕おきで良く、50〔μ
m〕のようなサンプリング間隔で行なうと画素データが
多くなり、演算処理時間の点で好ましくない。こうして
サンプリングされた画素データは、コンピユータシステ
ムの磁気デイスク等の外部記憶装置に格納されるように
なつている。以上のようにして、カラー原画の属性情報
とラフスキヤンデータが得られるが、これらの情報を得
るために高度な熟練は不要であり、誰でも簡単なトレー
ニングで上記の操作を行なうことができる。
原画の属性情報とラフスキヤンデータの2種類の情報を
使用する。入力カラー原画の属性情報は、各原画と出力
図形の位置・倍率の対応関係をつけるベース原稿入力ス
テツプで入力する。このステツプではデイジタイザ20と
その上に置かれたメニユーシートあるいはフアンクシヨ
ンキーボードなどを使用して、入力カラー原画の感材
種,絵柄分類,ハイライト点座標,シヤドー点座標,肌
色点座標,グレー点座標,背景色点座標,色かぶり量,
色修正量,アンシヤープマスク量,予めセツトされてい
る階調設定カーブのうちどのカーブを選択するかなどの
情報を入力する。一方、ラフスキヤンデータは、各カラ
ー原画の画素のB(青),G(緑),R(赤)濃度で構成さ
れ、この情報は以下のようにして得られる。ベース原稿
11を入力ドラム10に貼りつけると、各カラー原画の出力
範囲は前述した座標管理の方法により決定されているの
で、第11図及び表1のようなドラム位置制御情報をコン
ピユータ51で生成する。この時、ラフスキヤンデータの
サンプリング間隔は500〔μm〕おきで良く、50〔μ
m〕のようなサンプリング間隔で行なうと画素データが
多くなり、演算処理時間の点で好ましくない。こうして
サンプリングされた画素データは、コンピユータシステ
ムの磁気デイスク等の外部記憶装置に格納されるように
なつている。以上のようにして、カラー原画の属性情報
とラフスキヤンデータが得られるが、これらの情報を得
るために高度な熟練は不要であり、誰でも簡単なトレー
ニングで上記の操作を行なうことができる。
次に、各カラー原画の属性情報を使用することによる利
点を述べる。
点を述べる。
1)カラー原稿の感材種: 各種感材の色素の分光特性やベース濃度等が異なるた
め、感材種によつて色処理パラメータを変更する必要が
ある。
め、感材種によつて色処理パラメータを変更する必要が
ある。
2)絵柄分類: 人物中心のポートレート,風景,静物等の絵柄によつて
階調処理,色処理,鮮鋭度処理のパラメータが異なる。
たとえば実物中心の絵柄では先鋭度処理を強くし過ぎる
と、肌の部分の粒状(ザラツキ)が大きくなつて好まし
くないので、このような絵柄では鮮鋭度処理は弱めに行
なう必要がある。また、階調処理も分類された絵柄毎に
パラメータの算出方法が異なる場合がある。たとえば人
物中心の絵柄などでは肌の部分の調子の再現を、また、
それ以外の絵柄では画像全体の調子の再現を重視してパ
ラメータの算出を行なう。絵柄を画像の画素データから
判定することは非常に困難であり、パターン認識などの
技術を使用しても誤まる可能性がある。この種の情報は
人間が絵を見れば一目瞭然であり、人間が判断して入力
したほうが間違いも少なくかつ瞬間的にも早く有利であ
る。
階調処理,色処理,鮮鋭度処理のパラメータが異なる。
たとえば実物中心の絵柄では先鋭度処理を強くし過ぎる
と、肌の部分の粒状(ザラツキ)が大きくなつて好まし
くないので、このような絵柄では鮮鋭度処理は弱めに行
なう必要がある。また、階調処理も分類された絵柄毎に
パラメータの算出方法が異なる場合がある。たとえば人
物中心の絵柄などでは肌の部分の調子の再現を、また、
それ以外の絵柄では画像全体の調子の再現を重視してパ
ラメータの算出を行なう。絵柄を画像の画素データから
判定することは非常に困難であり、パターン認識などの
技術を使用しても誤まる可能性がある。この種の情報は
人間が絵を見れば一目瞭然であり、人間が判断して入力
したほうが間違いも少なくかつ瞬間的にも早く有利であ
る。
3)ハイライト点及びシャドー点の位置座標: カラー原稿のハイライト点位置座標を入力することによ
り、走査入力された画像データ中のその座標に該当する
濃度値を算出することができ、この値をハイライト設定
濃度とすることができる。シヤドー点についても同様に
シヤドー濃度を設定することができる。このように画像
中からハイライト点及びシヤドー点の濃度を設定し、階
調特性を可変することができる。
り、走査入力された画像データ中のその座標に該当する
濃度値を算出することができ、この値をハイライト設定
濃度とすることができる。シヤドー点についても同様に
シヤドー濃度を設定することができる。このように画像
中からハイライト点及びシヤドー点の濃度を設定し、階
調特性を可変することができる。
4)肌色点,グレー点及び背景色点の位置座標: 上述したように肌色及びグレーの点におけるそれぞれの
濃度を求めることができ、これらの濃度を用いて肌色及
びグレーの点が出力画像上でそれぞれ肌色及びグレーに
なるように、色処理,階調処理パラメータを設定するこ
とにより出力画像の画質を向上させることができる。背
景色についても同様であり、背景色については、選ばれ
た背景色の部分に重点をおかないように階調処理をする
ようにパラメータを設定するなどして、カラー原稿中の
重要部分の階調再現を良化させるなどの処理が行なわれ
る。
濃度を求めることができ、これらの濃度を用いて肌色及
びグレーの点が出力画像上でそれぞれ肌色及びグレーに
なるように、色処理,階調処理パラメータを設定するこ
とにより出力画像の画質を向上させることができる。背
景色についても同様であり、背景色については、選ばれ
た背景色の部分に重点をおかないように階調処理をする
ようにパラメータを設定するなどして、カラー原稿中の
重要部分の階調再現を良化させるなどの処理が行なわれ
る。
5)色かぶり量: 入力カラー原稿の色かぶり量を入力することによつて、
入力と出力との階調交換を行なう。この場合、出力の画
像のグレーバランスを保つように階調変換パラメータを
設定する。
入力と出力との階調交換を行なう。この場合、出力の画
像のグレーバランスを保つように階調変換パラメータを
設定する。
6)階調変換カーブ選択: カラー原稿を見てオペレータが望ましい階調交換特性に
近似したカーブを入力する。この入力により、階調を自
動設定する場合に比べオペレータ指示に近い画像が出力
されることになり、出力画像の画質が向上する。
近似したカーブを入力する。この入力により、階調を自
動設定する場合に比べオペレータ指示に近い画像が出力
されることになり、出力画像の画質が向上する。
7)アンシヤープマスク量(USM): オペレータは、当該カラー原稿に対して加えたいアンシ
ヤープマスク量を入力する。この入力によりオペレータ
の意向にそつたシヤープネスをもつ画像が出力される。
ヤープマスク量を入力する。この入力によりオペレータ
の意向にそつたシヤープネスをもつ画像が出力される。
8)色修正量: 色修正の強さを指定するパラメータであり、カラー原稿
中の色相について、彩やかにする程度を色修正パラメー
タにより可変できる。
中の色相について、彩やかにする程度を色修正パラメー
タにより可変できる。
ところで、第14図は入力情報から条件設定パラメータが
どのような演算処理により生成されるかを示すものであ
り、ここで例として使用している色・階調処理方式は特
願昭57−62125号,特願昭57−63423号に示されているも
のであり、ENDは等価中性濃度(Equivalent Neutral De
nsity)を表わしている。
どのような演算処理により生成されるかを示すものであ
り、ここで例として使用している色・階調処理方式は特
願昭57−62125号,特願昭57−63423号に示されているも
のであり、ENDは等価中性濃度(Equivalent Neutral De
nsity)を表わしている。
第14図に従つて演算処理を説明すると、肌色点座標及び
ラフスキヤンデータから、ラフスキヤンデータ中の肌色
点座標に対応する肌色の3色濃度を求める。この場合、
肌色点座標近傍のラフスキヤンデータの平均値として、
3色濃度を計算するほうがより望ましい。肌色濃度計算
は上述のように行なわれ、背景色,ハイライト,シヤド
ー,グレーの各濃度計算も肌色濃度計算と同様に行なわ
れるが、座標入力が行なわれていない場合は、濃度計算
は省略される。END設定処理はカラー原稿の感材種を入
力としてENDマトリクスを出力するが、各感材種毎にEND
マトリクスは異なるので、予め各感材毎にENDマトリク
スを求めて登録しておく。ここでは感材種を入力とし、
登録されているENDマトリクスを引出す処理を行なう。U
SM計算処理は倍率,アンシヤープマスク量及び絵柄を入
力として行なわれ、アンシヤープマスク量が指示されて
いる場合では、倍率及び絵柄よりもアンシヤープマスク
量を優先してUSM用条件設定パラメータを計算する。ま
た、アンシヤープマスク量が指示されていない場合は、
倍率及び絵柄からUSM用条件設定パラメータを計算す
る。そして、絵柄,肌色濃度計算結果及びラフスキヤン
データを入力して肌色累積ヒストグラム計算処理を行な
う。肌色累積ヒストグラム計算を行なうのは肌色点座標
が指示されている場合と、肌色点が指示されていないけ
れども絵柄指定として人物中心の指示がある場合とであ
り、その他の場合は肌色累積ヒストグラム計算を行なわ
ない。肌色点座標指示がある場合には肌色濃度計算結果
を、肌色点座標指示がない場合には予め決められた値を
中心として、たとえば特開昭52−156624号公報,特開昭
52−156625号公報に示される確率楕円体を使用した方法
あるいは前記の値を中心とする直方体を使用した方法に
より、フラスキヤンデータから抽出された肌色点データ
の累積ヒストグラムを計算する。また、背景色濃度計算
結果及びラフスキヤンデータを入力として全体累積ヒス
トグラム計算処理を行なうが、背景色点指示がない場合
には全てのラフスキヤンデータを使用して累積ヒストグ
ラムを計算する。そして、背景色指示がある場合には前
述した肌色抽出と同じ方法により、ラフスキヤンデータ
から背景色を除去したデータセツトより累積ヒストグラ
ム計算処理を行なう。一方、ハイライトポイント・シヤ
ドーポイント計算処理は、ハイライト濃度計算結果,シ
ヤドー濃度計算結果及び全体累積ヒストグラム計算処理
結果を入力として行なわれる。ハイライト点座標指示及
びシヤドー点座標指示がある場合、それぞれの濃度の計
算結果によりハイライトポイント及びシヤドーポイント
が設定され、指示がない場合はたとえば全体累積ヒスト
グラムの1%に対応する濃度をハイライト濃度に99%に
対応する濃度をシヤドー濃度に設定することにより、ハ
イライトポイント・シヤドーポイント計算処理を行な
う。一方、グレー濃度計算結果及び色かぶり量を入力と
して色かぶり量計算処理を行なうが、グレー点指示及び
色かぶり量指示の両方がない場合は、色かぶりはないも
のとして計算処理する。そして、色かぶり量が指示され
ている場合には、色かぶりを補正するように階調カーブ
の平行移動量を計算し、グレー点座標が指示されている
場合には、グレー濃度計算結果の濃度の組合せがグレー
になるように階調カーブの平行移動量を計算する。さら
に、階調計算処理は階調変換パラメータ設定と階調テー
ブル生成の2ステツプに分けられているが、階調変換パ
ラメータとしてはハイライト濃度,シヤドー濃度及びカ
ーブ番号が用いられる。ハイライト濃度及びシヤドー濃
度は前述したハイライトポイント・シヤドーポイント計
算処理結果により得られる。そして、絵柄,肌色累積ヒ
ストグラム,全体累積ヒストグラム及びカーブ番号を入
力として、予め設定されている数10個の標準カーブより
どのカーブが最も階調再現上好ましいかを判定し、選択
されたカーブを色かぶり量計算処理結果とハイライト濃
度,シヤドー濃度データを用いて線形変換(平行移動と
拡大,縮小)として階調テーブルを生成する。
ラフスキヤンデータから、ラフスキヤンデータ中の肌色
点座標に対応する肌色の3色濃度を求める。この場合、
肌色点座標近傍のラフスキヤンデータの平均値として、
3色濃度を計算するほうがより望ましい。肌色濃度計算
は上述のように行なわれ、背景色,ハイライト,シヤド
ー,グレーの各濃度計算も肌色濃度計算と同様に行なわ
れるが、座標入力が行なわれていない場合は、濃度計算
は省略される。END設定処理はカラー原稿の感材種を入
力としてENDマトリクスを出力するが、各感材種毎にEND
マトリクスは異なるので、予め各感材毎にENDマトリク
スを求めて登録しておく。ここでは感材種を入力とし、
登録されているENDマトリクスを引出す処理を行なう。U
SM計算処理は倍率,アンシヤープマスク量及び絵柄を入
力として行なわれ、アンシヤープマスク量が指示されて
いる場合では、倍率及び絵柄よりもアンシヤープマスク
量を優先してUSM用条件設定パラメータを計算する。ま
た、アンシヤープマスク量が指示されていない場合は、
倍率及び絵柄からUSM用条件設定パラメータを計算す
る。そして、絵柄,肌色濃度計算結果及びラフスキヤン
データを入力して肌色累積ヒストグラム計算処理を行な
う。肌色累積ヒストグラム計算を行なうのは肌色点座標
が指示されている場合と、肌色点が指示されていないけ
れども絵柄指定として人物中心の指示がある場合とであ
り、その他の場合は肌色累積ヒストグラム計算を行なわ
ない。肌色点座標指示がある場合には肌色濃度計算結果
を、肌色点座標指示がない場合には予め決められた値を
中心として、たとえば特開昭52−156624号公報,特開昭
52−156625号公報に示される確率楕円体を使用した方法
あるいは前記の値を中心とする直方体を使用した方法に
より、フラスキヤンデータから抽出された肌色点データ
の累積ヒストグラムを計算する。また、背景色濃度計算
結果及びラフスキヤンデータを入力として全体累積ヒス
トグラム計算処理を行なうが、背景色点指示がない場合
には全てのラフスキヤンデータを使用して累積ヒストグ
ラムを計算する。そして、背景色指示がある場合には前
述した肌色抽出と同じ方法により、ラフスキヤンデータ
から背景色を除去したデータセツトより累積ヒストグラ
ム計算処理を行なう。一方、ハイライトポイント・シヤ
ドーポイント計算処理は、ハイライト濃度計算結果,シ
ヤドー濃度計算結果及び全体累積ヒストグラム計算処理
結果を入力として行なわれる。ハイライト点座標指示及
びシヤドー点座標指示がある場合、それぞれの濃度の計
算結果によりハイライトポイント及びシヤドーポイント
が設定され、指示がない場合はたとえば全体累積ヒスト
グラムの1%に対応する濃度をハイライト濃度に99%に
対応する濃度をシヤドー濃度に設定することにより、ハ
イライトポイント・シヤドーポイント計算処理を行な
う。一方、グレー濃度計算結果及び色かぶり量を入力と
して色かぶり量計算処理を行なうが、グレー点指示及び
色かぶり量指示の両方がない場合は、色かぶりはないも
のとして計算処理する。そして、色かぶり量が指示され
ている場合には、色かぶりを補正するように階調カーブ
の平行移動量を計算し、グレー点座標が指示されている
場合には、グレー濃度計算結果の濃度の組合せがグレー
になるように階調カーブの平行移動量を計算する。さら
に、階調計算処理は階調変換パラメータ設定と階調テー
ブル生成の2ステツプに分けられているが、階調変換パ
ラメータとしてはハイライト濃度,シヤドー濃度及びカ
ーブ番号が用いられる。ハイライト濃度及びシヤドー濃
度は前述したハイライトポイント・シヤドーポイント計
算処理結果により得られる。そして、絵柄,肌色累積ヒ
ストグラム,全体累積ヒストグラム及びカーブ番号を入
力として、予め設定されている数10個の標準カーブより
どのカーブが最も階調再現上好ましいかを判定し、選択
されたカーブを色かぶり量計算処理結果とハイライト濃
度,シヤドー濃度データを用いて線形変換(平行移動と
拡大,縮小)として階調テーブルを生成する。
次に、階調テーブルの生成方法について述べる。
第15図(A)は予め設定されている標準カーブ群、同図
(B)は上述のようにして選択された1本の標準カーブ
f0(D)を示す。第15図(C)の一点鎖線はこの標準カ
ーブf0(D)であり、実線はハイライト濃度とシヤドー
濃度データより標準カーブの入力側を線形変換して得た
カーブf0(aD+b)である。第15図(C)において、カ
ーブf0(D)とf0(aD+b)はそれぞれのハイライト濃
度DHO,DHにおいて等しい値dHをとり、それぞれのシヤド
ー濃度DSO,DSにおいて等しい値dSをとる。すなわち、 であり、この式から が成立する。そして、これを計数a,bについて求めると となる。標準カーブのハイライト濃度DHO及びシヤドー
濃度DSOと、設定すべきハイライト濃度DH及びシヤドー
濃度DSより、上記(21),(22)式に定められる係数a,
bを計算し、次式に従つて階調テーブルg(D)を求め
る。
(B)は上述のようにして選択された1本の標準カーブ
f0(D)を示す。第15図(C)の一点鎖線はこの標準カ
ーブf0(D)であり、実線はハイライト濃度とシヤドー
濃度データより標準カーブの入力側を線形変換して得た
カーブf0(aD+b)である。第15図(C)において、カ
ーブf0(D)とf0(aD+b)はそれぞれのハイライト濃
度DHO,DHにおいて等しい値dHをとり、それぞれのシヤド
ー濃度DSO,DSにおいて等しい値dSをとる。すなわち、 であり、この式から が成立する。そして、これを計数a,bについて求めると となる。標準カーブのハイライト濃度DHO及びシヤドー
濃度DSOと、設定すべきハイライト濃度DH及びシヤドー
濃度DSより、上記(21),(22)式に定められる係数a,
bを計算し、次式に従つて階調テーブルg(D)を求め
る。
g(D)=f0(aD+b) ……(23) このようにすれば標準カーブの特性を維持し、かつ所望
のハイライト濃度及びシヤドー濃度を有する階調テーブ
ルを得ることができる。
のハイライト濃度及びシヤドー濃度を有する階調テーブ
ルを得ることができる。
一方、色修正計算処理は絵柄,色修正量及び階調計算処
理結果を入力として行なわれる。つまり、絵柄によつて
色を鮮やかにさせた方が良い場合や、逆の場合があるこ
とを考慮して色修正の程度を決めたり、たとえば階調変
換によつて出力画像濃度が高くなるような場合は色が濁
る傾向があるので、色修正パラメータを色が鮮やかにな
るように決める。このようにして決められた色修正量デ
ータは色修正パラメータに変換される。最後に、絵柄,
色修正量及び階調計算処理結果のウエイトで色修正パラ
メータを加重平均する。
理結果を入力として行なわれる。つまり、絵柄によつて
色を鮮やかにさせた方が良い場合や、逆の場合があるこ
とを考慮して色修正の程度を決めたり、たとえば階調変
換によつて出力画像濃度が高くなるような場合は色が濁
る傾向があるので、色修正パラメータを色が鮮やかにな
るように決める。このようにして決められた色修正量デ
ータは色修正パラメータに変換される。最後に、絵柄,
色修正量及び階調計算処理結果のウエイトで色修正パラ
メータを加重平均する。
以上のようにして、色修正,鮮鋭度強度及び階調処理の
各パラメータが決定され、決定された各パラメータは出
力ドラム30面に画像出力される図形単位毎に、画像出力
される直前又はメモリ43に記憶される直前に色処理回路
42にコンピユータ51からマイクロプロセツサ53経由でセ
ツトされる。この後、前で述べたように入出力ドラムが
制御される。このように図形1個の制御が行なわれる
が、この操作を時間順次に次々と行なうことができるの
で、オペレータの介入不要で自動的にレイアウト出力画
像を得ることができる。
各パラメータが決定され、決定された各パラメータは出
力ドラム30面に画像出力される図形単位毎に、画像出力
される直前又はメモリ43に記憶される直前に色処理回路
42にコンピユータ51からマイクロプロセツサ53経由でセ
ツトされる。この後、前で述べたように入出力ドラムが
制御される。このように図形1個の制御が行なわれる
が、この操作を時間順次に次々と行なうことができるの
で、オペレータの介入不要で自動的にレイアウト出力画
像を得ることができる。
以上のようにこの発明によれば、従来手作業で行なつて
いた版下作図台紙の作成,マスク作成,見当合せ(位置
決め)後の貼りこみ,多重露光が不要となり、図形入力
と透明ベースに貼られたカラー原画の位置情報及び各カ
ラー原画の処理条件パラメータを入力することにより、
以後の全ての操作が時間順次に出力図形1個毎に自動的
に制御が行なわれ、多大な省力化,省時間,省資源を実
現することができる。また、トータルレイアウトレタツ
チシステムのように、カラー原画の画像情報を格納のた
めの大規模な外部記憶装置や、編集処理のための高速な
中央処理装置も不要であり、安価でパーフオーマンスの
良いシステムを構成することができる。また、上述ぜは
カラー画像を出力する場合について説明したが、カラー
画像出力を再度カラースキヤナで色分解版を作成するこ
とにより、印刷の製版工程に利用することができる。さ
らに、カラー画像そのものを美術分野に利用することが
できるなど幅広い応用が考えられる。
いた版下作図台紙の作成,マスク作成,見当合せ(位置
決め)後の貼りこみ,多重露光が不要となり、図形入力
と透明ベースに貼られたカラー原画の位置情報及び各カ
ラー原画の処理条件パラメータを入力することにより、
以後の全ての操作が時間順次に出力図形1個毎に自動的
に制御が行なわれ、多大な省力化,省時間,省資源を実
現することができる。また、トータルレイアウトレタツ
チシステムのように、カラー原画の画像情報を格納のた
めの大規模な外部記憶装置や、編集処理のための高速な
中央処理装置も不要であり、安価でパーフオーマンスの
良いシステムを構成することができる。また、上述ぜは
カラー画像を出力する場合について説明したが、カラー
画像出力を再度カラースキヤナで色分解版を作成するこ
とにより、印刷の製版工程に利用することができる。さ
らに、カラー画像そのものを美術分野に利用することが
できるなど幅広い応用が考えられる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク構成図、第
2図は入力(出力)ドラムの走査の様子を示す図、第3
図及び第4図はデイジタイザ座標,出力ドラム座標の関
係を説明する図、第5図(A)及び(B)は隠面処理を
説明するための図、第6図(A)及び(B)は入力原画
とレイアウト画像との関係を説明するための図、第7図
〜第10図(A),(B)はそれぞれ各装置間における座
標関係を説明するための図、第11図は入力画像と画像記
憶の様子を説明するための図、第12図(A)及び(B)
は入力ドラムと出力ドラムの同期のとりかたを説明する
ための図、第13図(A)及び(B)は入出力画像と画像
情報の入出力の様子を示す図、第14図は画像処理条件設
定パラメータの生成方法を示すブロツク図、第15図
(A)〜(C)は階調テーブルを作るための入力画像と
出力画像の濃度関係を示す図である。 10……入力ドラム、11……カラー原画、12……モータ、
13……ロータリエンコーダ、14……パルスモータ、15…
…リードスクリユー、16……画像読取ヘツド、17……リ
ニアエンコーダ、18……ガイドレール、20……デイジタ
イザ(図形入力装置)、30……出力ドラム、31……カラ
ーペーパー、32……出力ヘツド、33……パルスモータ、
34……リードスクリユー、35……リニアエンコーダ、36
……ガイドレール、40……対数回路、41……AD変換器、
42……色処理回路、43……バツフアメモリ、44……DA変
換器、45……変調器、46……レーザ発振器、50……コン
ソール、51……コンピユータ、52……グラフイツクデイ
スプレイ、53……マイクロプロセツサ、54……パスライ
ン、55……タイミング制御回路。
2図は入力(出力)ドラムの走査の様子を示す図、第3
図及び第4図はデイジタイザ座標,出力ドラム座標の関
係を説明する図、第5図(A)及び(B)は隠面処理を
説明するための図、第6図(A)及び(B)は入力原画
とレイアウト画像との関係を説明するための図、第7図
〜第10図(A),(B)はそれぞれ各装置間における座
標関係を説明するための図、第11図は入力画像と画像記
憶の様子を説明するための図、第12図(A)及び(B)
は入力ドラムと出力ドラムの同期のとりかたを説明する
ための図、第13図(A)及び(B)は入出力画像と画像
情報の入出力の様子を示す図、第14図は画像処理条件設
定パラメータの生成方法を示すブロツク図、第15図
(A)〜(C)は階調テーブルを作るための入力画像と
出力画像の濃度関係を示す図である。 10……入力ドラム、11……カラー原画、12……モータ、
13……ロータリエンコーダ、14……パルスモータ、15…
…リードスクリユー、16……画像読取ヘツド、17……リ
ニアエンコーダ、18……ガイドレール、20……デイジタ
イザ(図形入力装置)、30……出力ドラム、31……カラ
ーペーパー、32……出力ヘツド、33……パルスモータ、
34……リードスクリユー、35……リニアエンコーダ、36
……ガイドレール、40……対数回路、41……AD変換器、
42……色処理回路、43……バツフアメモリ、44……DA変
換器、45……変調器、46……レーザ発振器、50……コン
ソール、51……コンピユータ、52……グラフイツクデイ
スプレイ、53……マイクロプロセツサ、54……パスライ
ン、55……タイミング制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 久 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 島崎 治 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−31273(JP,A) 特開 昭55−165072(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】a)任意形状の図形情報を入力するための
座標入力手段と、 b)入力ドラムに装着された原画を指定された倍率で読
取るための読取手段と、 c)前記読取手段で読取られた前記原画の画像情報を色
修正処理,鮮鋭度強調,階調変換処理を行なって記憶す
るか、又は前記画像情報を記憶した後、その出力時に色
修正処理,鮮鋭度強調,階調変換処理を行なう色処理/
記憶部と、 d)前記色処理/記憶部からの画像情報で、出力ドラム
に装着された記録材上に前記座標入力手段で入力された
形状に従って画像を出力する画像出力手段と、 e)前記座標入力手段の座標と前記出力ドラムの座標と
の対応関係、前記入力ドラムの座標と前記出力ドラムの
座標との対応関係を管理すると共に、入力された図形の
前記出力ドラム上での記録画像と主走査線とが交わる開
始位置及び終了位置を前記主走査線に従って算出して記
憶し、前記記憶された開始位置と終了位置との間の画素
ピッチを前記指定された倍率に応じて演算して、前記読
取手段及び前記画像出力手段を制御して、前記入力ドラ
ム上の原画を前記座標入力手段で入力された位置及び形
状の図形で、前記指定された倍率で前記出力ドラムの記
録材上に出力する演算制御手段と、 を具えたことを特徴とする画像入出力装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12032982A JPH0748795B2 (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 画像入出力装置 |
US06/504,511 US4591904A (en) | 1982-07-09 | 1983-06-15 | Picture image input/output system |
GB08318366A GB2124055B (en) | 1982-07-09 | 1983-07-07 | Picture image input/output system |
DE19833324736 DE3324736A1 (de) | 1982-07-09 | 1983-07-08 | Eingabe-/ausgabesystem fuer die bilddarstellung |
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