JPS62256084A - 企画編集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レイアウト情報に基づいて文字原稿、写真
原稿を自在に割り付けて製版用の原版を作成する企画編
集システムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、出版会社の編集者は、印刷物のレイアウトを総括
的に設計するデザイナ−（以下単にデザイナ−と云う）
に対して出版する印刷物のモチーフだけを口答で与える
程度の指示だけを行い、出版会社側の編集者は、デザイ
ナ−が作成した印刷物（写真９文字等）のレイアウトを
評価して、しイアウドの変更、修正をデザイナ−に依頼
していた。

第５図は従来の印刷工程を説明するブロック図であり、
４１は企画編集段階で、印刷する目的および内容の検討
を行う。企画編集段階４１は企画４１ａ、編集会レイア
ウト４１ｂ、版下製作４１Ｃ１版下校正４１ｄから構成
される。４２は印刷段階で、原版作成４２ａ　９色校正
４２ｂ、刷版作成４２Ｃ１印刷４２ｄから構成される。

４３は仕丘段階で、折り４３ａ　１丁合４３ｂ、綴じ・
製本４３ｃ、断裁４３ｄから構成される。４４は納品段
階である。

企画４１ａは印刷物に対するプレゼンテーションを行う
もので、印刷物に対して詰め込むイメージ、購買意欲等
の思想を決定するもので、この企画４１ａにより印刷物
からの反響および成果が決定される。これに続く、編集
・レイアウト４１ｂは、印刷する用紙サイズ等から１ペ
ージに印刷する文字のサイズに応じた文字ピッチ、行ピ
ッチ。

行数、ゴシック体等の書体を決定して、文字のレイアウ
トを行うとともに、写真のトリミングを決める写真のレ
イアウトを行い、印刷する紙の質。

部数等を決定して行く０次いで、印刷する原寸大の紙の
丑に写真、カット、レタリング文字または写植した文字
を貼り付ける版下製作４１ｃを行う０次に１版下型作４
１ｃによりできた版下上の誤りを発見し、訂正する版下
校正４１ｄを行う。

このとき、編集者が記者に対して材料の取材を指示する
とともに、カメラマンに対しては企画意図にそった写真
の撮影を指示し、さらにはデザイナ−に今回の各ページ
の全体のレイアウト作成を指示する。

この結果書られる写真原稿９文書原稿、レイアウト情報
より印刷される各ページが決定されて行く。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、各原稿およびレイアウトは一義的に決定され
ないものであるとともに、各原稿処理およびレイアウト
決定処理は独立して処理が遂行されるため、初校ゲラが
印刷されるまでは、レイアウト状態を判別できない。ま
た校正終了後再度独立したプロセスで印刷刷版作成に移
行するので、印刷終了までには相当の日数と手間を要す
る問題点を有していた。

また写真原稿９文字原稿を処理する工程はそれぞれ独立
した場所で処理されるので、総括的にデータ処理できる
システムの開発が強く望まれていた。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、各ページ毎に作成された文字原稿、写真原稿をレ
イアウト情報に基づいて割り付けた印刷用のカラーデー
タを遠隔した任意の地点で簡単な操作で精度よく作成で
きる企画編集システムを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る企画編集システムは、各ページの文字原
稿がコード化された文字コードを記憶する文字原稿メモ
リと、写真原稿がラスタ走査された写真画像データを各
色別に記憶する写真原稿メモリと、文字原稿メモリおよ
び写真原稿メモリに記憶された文字原稿、写真原稿を配
置するとともに、色帯９色文字、罫線を配置するレイア
ウト情報を記憶するレイアウト情報メモリと、文字原稿
メモリに記憶された文字コード、写真原稿メモリに記憶
された各色別の写真画像データ、レイアウト情報メモリ
に記憶されたレイアウト情報を通信データに変換して通
信回線に転送する情報転送手段と、この情報転送手段か
ら転送される通信データを写真画像データ、文字コード
、レイアウト情報に変換する情報授受手段と、この情報
授受手段から送出される写真画像データ、文字コードを
レイアウト情報に基づいてカラー印刷データを作成する
画像処理手段と、この画像処理手段から出力されるカラ
ー印刷データを製版用フィルムに投影する投影手段とか
なるものである。

〔作用〕

この発明においては１画像処理手段は、情報転送手段か
ら転送された文字原稿メモリからの文字コード、写真原
稿メモリからの写真画像データ。

レイアウト情報メモリからのレイアウト情報を情報授受
手段を介して受けとり、読み出された文字コードに基づ
いてフォントメモリから各文字コードに対応するフォン
トパターンを読み出すとともに、各ページの写真の色別
カラーデータを読み出して印刷用のカラー画像データを
作成し、入力手段から入力される投影指令に応じで投影
手段にカラー画像データを出力する。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す企画編集システムを
説明するためのブロック図であり、１は文字原稿メモリ
で、各ページに対する文字原稿をコードで記憶している
。２はレイアウト情報メモリで、各ページの写真の位置
９文字原稿の配置位置９色帯、形成の情報を、例えば７
２本／■の解像度で記憶している。３は写真原稿メモリ
で、画像入力手段から入力された写真原稿のカラー画像
データ（Ｙ、Ｍ、Ｃ，Ｋ）を１例えば３６本／層朧の解
像度で記憶している。なお、写真原稿はレイアウト情報
メモリ２に記憶された写真の位置に対応する大きさ、角
度で入力されたものを記憶している。４はこの発明の情
報転送手段をなすモデムで、文字原稿メモリ１から読み
出された文字コードデータ、レイアウト情報メモリ２よ
り読み出されたレイアウト情報、写真原稿メモリ３より
読み出された写真原稿を通信データに変換して所定の転
送速度で通信回線Ｔに転送する。５はこの発明の情報授
受手段となるモデムで、通信回線Ｔを介して転送されて
くる通信データを写真原稿９文字原稿、レイアウト情報
に変換する。６は例えばコンピュータ等で構成される画
像処理手段で、転送されてきた文字コードに対応するフ
ォントパターンを発生するための２オントメモリ６ａを
有し、文字原稿メモリ１．写真原稿メモリ３に記憶され
転送されてきた文字原稿、写真原稿をレイアウト情報メ
モリ２に記憶される各ページのレイアウトデータに基づ
いて統合化し、ラスタデ−タに変換し、入力手段７から
入力される投影指令に応じて投影手段、例えばスキャナ
８に転送する。スキャナ８は画像処理手段６で処理され
た各ページの印刷画像を各ページおよび各色毎にフィル
ム原版９ａ〜９ｄに焼き付ける。

第２図は第１図に示した文字原稿メモリ１への文字原稿
入力動作を説明する図であり、１１はキーボードで、原
稿用紙に書き込まれた文字情報をローマ字入力方式等で
入力する。１２はワードプロセッサで、キーボード１１
から入力された文字原稿をかな混じりの漢字文章に変換
して表示部１３に表示し、文字原稿メモリ１に文字原稿
に対する文字コードを記憶させることができる。

第３図は第１図に示した写真原稿メモリ３への写真原稿
登録動作を説明する模式図であり、２１は色分解形スキ
ャナで、例えば３５ｍ層のカラーフィルから作成された
写真原稿３１をレイアウト情報メモリ２に登録された大
きさと角度に基づいてセットした状態で、各色別にラス
タデータに変換して写真原稿メモリ３に登録する。

次にこの発明による画像処理動作について説明する。

まず、遠隔された任意の地点から文字原稿メモリ１．レ
イアウト情報メモリ２．写真原稿メモリ３の転送要求が
入力手段７より指令されると、画像処理手段６はモデム
４．５を介して転送されてきたそれぞれの文字原稿、写
真原稿、レイアウト情報を一旦取り込み、文字原稿メモ
リ３から転送されてきた文字コードに基づいてフォント
メモリ６ａから各文字コードに対応するフォーンドパタ
ーンを読み出すとともに、写真原稿メモリ３から転送さ
れてきた各写真の色別カラー画像データとをレイアウト
情報メモリ２から転送されてきたレイアウト情報に基づ
いて統合した印刷用のカラー画像データを各色別に作成
する０次いで、入力手段７から入力される投影指令に基
づいて作成した各色別の画像データをスキャナ８に出力
する。スキャナ８は図示しないフィルムに画像処理手段
６から出力された各版別の印刷データを投影する。これ
により、フィルム原版９ａ〜９ｄが作成される。これを
印刷機にかけて印刷することにより所望とするページの
印刷を終了する。

第４図はこの発明による画像処理手段の一例を説明する
ためのフローチャートである。なお、（１）〜（１１）
は各ステップを示す。

まず、文字ａ稿メモリ１に格納された文字コードをモデ
ム４に転送して（１）、通信データに変換して通信回線
Ｔを介してモデム５に転送する（２）。

次いで、モデム５が授受した文字ツー下を画像処理手段
６に転送する（３）０次いで、レイアウト情報メモリ２
よりレイアウト情報をモデム４に転送して（４）１通信
データに変換して通信回線Ｔを介してモデム５に転送す
る（５）　、次いで、モデム５が授受したレイアウト情
報を画像処理手段６に転送する（６）。次いで、写真原
稿メモリ３に格納された写真画像データをモデム４に転
送して（７）、通信データに変換して通信回線Ｔを介し
てモデム５に転送する（８）０次いで、モデム５が授受
した写真画像データを画像処理手段６に転送する（９）
０次いで、入力手段７から入力される投影指令を待機し
く１０）、投影指令が入力されたら、画像処理手段６が
作成したカラー印刷データをスキャナ８に出力して、製
版用フィルムに投影させる（１１）。

なお、上記実施例では、転送されてきた写真原稿２文字
原稿、レイアウト情報から印刷用のカラー画像データを
作成する場合について説明したが、画像処理手段６であ
らかじめ作成した印刷用のカラー画像データをモデム４
．５を介してスキャナ８に転送するように構成しても構
わない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は各ページの文字原稿が
コード化された文字コードを記憶する文字原稿メモリと
、写真原稿がラスタ走査された写真画像データを各色別
に記憶する写真原稿メモリと、文字原稿メモリおよび写
真原稿メモリに記憶された文字原稿、写真原稿を配置す
るとともに、色帯９色文字、罫線を配置するレイアウト
情報を記憶するレイアウト情報メモリと、文字原稿メモ
リに記憶された文字コード、写真原稿メモリに記憶され
た各色別の写真画像データ、レイアウト情報メモリに記
憶されたレイアウト情報を通信データに変換して通信回
線に転送する情報転送手段と、この情報転送手段から転
送される通信データを写真画像データ、文字コード、レ
イアウト情報に変換する情報授受手段と、この情報授受
手段から送出される写真原稿９文字原稿をレイアウト情
報に基づいてカラー印刷データを作成する画像処理手段
と、この画像処理手段から出力されるカラー印刷データ
を製版用フィルムに投影する投影手段とを設けたので、
印刷カラーデータを作成するための写真原稿１文字原稿
、レイアウト情報を最小の情報量で遠隔地に設けた画像
処理手段に送出できるので、出版社側の編集者が作成し
て転送されてきたカラー印刷データから直接、製版用の
フィルム原版を作成でき、印刷工程の省力化と合理化が
図れる優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す企画編集システムを
説明するためのブロック図、第２図は第１図に示した文
字原稿メモリへの文字原稿入力動作を説明する図、第３
図は第１図に示した写真原稿メモリへの写真原稿登録動
作を説明する模式図、第４図はこの発明による画像処理
手順の一例を説明するためのフローチャート、第５図は
従来の印刷工程を説明するブロック図である。 図中、１は文字原稿メモリ、２はレイアウト情報メモリ
、３は写真原稿メモリ、４．５はモデム、６は画像処理
手段、７は入力手段、８はスキャナ、９ａ〜９ｄはフィ
ルム原版である。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）各ページの文字原稿がコード化された文字コード
   を記憶する文字原稿メモリと、写真原稿がラスタ走査さ
   れた写真画像データを各色別に記憶する写真原稿メモリ
   と、前記文字原稿メモリおよび写真原稿メモリに記憶さ
   れた文字原稿、写真原稿を配置するとともに、色帯、色
   文字、罫線を配置するレイアウト情報を記憶するレイア
   ウト情報メモリと、前記文字原稿メモリに記憶された文
   字コード、写真原稿メモリに記憶された各色別の写真画
   像データ、レイアウト情報メモリに記憶されたレイアウ
   ト情報を通信データに変換して通信回線に転送する情報
   転送手段と、この情報転送手段から転送される通信デー
   タを写真画像データ、文字コード、レイアウト情報に変
   換する情報授受手段と、この情報授受手段から送出され
   る写真原稿、文字原稿をレイアウト情報に基づいてカラ
   ー印刷データを作成する画像処理手段と、この画像処理
   手段から出力される前記カラー印刷データを製版用フィ
   ルムに投影する投影手段とからなることを特徴とする企
   画編集システム。
2. （２）画像処理手段は、文字原稿メモリから読み出され
   た文字コードに基づいてフォントパターンに展開するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の企画編
   集システム。