JPH0744135Y2 - 輪郭強調回路 - Google Patents

輪郭強調回路

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JPH0744135Y2
JPH0744135Y2 JP1988081322U JP8132288U JPH0744135Y2 JP H0744135 Y2 JPH0744135 Y2 JP H0744135Y2 JP 1988081322 U JP1988081322 U JP 1988081322U JP 8132288 U JP8132288 U JP 8132288U JP H0744135 Y2 JPH0744135 Y2 JP H0744135Y2
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JP
Japan
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noise
slice
filter
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満 佐藤
俊明 五十川
寿純 安藤
眞吾 中田
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Sony Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

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  • Multimedia (AREA)
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  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、画像の輪郭部分を強調する輪郭強調回路に
関する。
〔考案の概要〕
この考案は、輪郭強調回路において、輪郭抽出回路の出
力を、強調したい目的周波数帯域以外を抑圧する帯域制
限用フィルタを通じた後、微小振幅ノイズ除去用のノイ
ズスライス回路に供給するようにしたもので、フィルタ
のカットオフ周波数付近のノイズをより効果的に抑圧で
きるとともにフィルタによる輪郭強調信号の波形特性の
劣化も改善できるものである。
〔従来の技術〕
例えば、ビデオカメラ、VTR、テレビジョン受像機にお
いては、画像の輪郭部分を強調するために、輝度信号系
に輪郭強調回路を設ける。
第5図はビデオカメラの一例の系統図である。1はCCD
等からなる撮像部で、この撮像部1からの撮像出力信号
はアンプ2を介してプロセス回路3に供給される。プロ
セス回路3からは輝度信号Y、赤及び青の色差信号R−
Y及びB−Yが得られる。そして、輝度信号Yは輪郭強
調回路4に供給されて輪郭強調された後、エンコーダ5
に供給され、色差信号R−Y及びB−Yはそのままエン
コーダ5に供給される。このエンコーダ5からは、例え
ばNTSC方式のカラー映像信号が得られ、出力端子6に導
出される。
輪郭強調回路4は、従来、第6図に示すように構成され
ている。
輪郭強調は、画像の水平方向及び垂直方向ともに行われ
るが、強調の原理は両方向で全くおなじであるので、こ
こでは垂直方向の輪郭強調について説明することとす
る。
すなわち、第6図において、入力端子41に、第7図Aに
示すように、垂直方向について輪郭を有する輝度信号Y
が供給された場合を考える。
入力端子1を通じた輝度信号Yは輪郭抽出回路42に供給
され、画像の垂直方向の輪郭部が抽出される。この垂直
方向の輪郭抽出回路42としては1水平周期の遅延回路を
1個用い、第7図Bに示すような1次微分的な輪郭信号
を得るものと、1水平周期の遅延回路を2個用い、同図
Eに示すような2次微分的な輪郭信号を得るものが良く
用いられる。
この輪郭抽出回路42から得られる輪郭信号S1は、同図B
及びEに示したように輪郭以外の部分に、回路系の微小
振幅ノイズを含んでおり、ゲインを上げるとノイズが多
くなってしまう。そこで、輪郭信号S1はノイズスライス
回路43に供給され、この微小振幅ノイズが除去され、第
7図C及びFに示すようなほぼ微小振幅ノイズが除去さ
れた輪郭信号S2とされる。
このノイズスライス回路43からの輪郭信号S2は、輪郭強
調したい目的周波数帯域以外を抑圧するための帯域制限
用ローパスフィルタ44を介して加算回路45に供給され
る。
フィルタ44は、クロスカラーの発生を抑えるとともに、
斜め縞での輪郭に水平成分が現れるのを抑えるためのも
ので、カットオフ周波数は2〜3MHzに選定される。
加算回路45では、タイミング調整用遅延回路46を通じた
入力端子41からの輝度信号Yと、フィルタ44からの輪郭
信号S2とが加算され、第7図D及びGに示すような輪郭
強調された信号YAがこれより得られ、出力端子47に導出
される。
遅延回路46の遅延量DLは、輪郭抽出回路42における遅延
を考慮したもので、例えば1水平周期の遅延回路を1個
用いて輪郭抽出するときは、遅延量DLは零、1水平周期
の遅延回路を2個用いて輪郭抽出するときは、遅延量DL
は1水平周期分とされる。
フィルタ44の前段の輪郭抽出回路42とノイズスライス回
路43とは1個のICとしてIC化されることが多い。ICに入
れずらいフィルタ44をノイズスライス回路43の後段にす
れば、ICの入出力端子を減らすことができるからであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、以上のような構成の従来の輪郭強調回路の場
合、フィルタ44が輪郭信号形成系の最後段にあるので、
輝度信号Yと加算される輪郭信号S2は、フィルタ44の帯
域制限のために第8図に示すようになまったものとな
り、波形特性が劣化する。
また、ノイズスライス回路43はノイズをすべて除去でき
るわけではなく、スライス範囲を越えるノイズは除去で
きない。そして、このノイズスライス回路43で除去でき
なかったノイズのうち、フィルタ44のカットオフ周波数
より十分高いものは、フィルタ44によってかなり減少さ
せることができるが、カットオフ周波数付近及びこれよ
り低い周波数のノイズは残留してしまうという欠点があ
った。
この考案は以上の欠点を改善できる輪郭強調回路を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案による輪郭強調回路においては、帯域制限用フ
ィルタをノイズスライス回路の前段に配する。
〔作用〕
帯域制限用フィルタによって輪郭信号の波形特性が劣化
しても、その後段のノイズスライス回路でスライスされ
る分だけ波形が改善される。
また、フィルタによって予め目的周波数帯域以外が抑圧
されているため、ノイズスライス回路によりノイズがよ
り効果的にスライス、除去される。
〔実施例〕
第1図はこの考案による輪郭強調回路の一実施例のブロ
ック図で、第6図例と同一部分には同一符号を付す。
この例においては、輪郭抽出回路42からの輪郭信号S1
ローパスフィルタ48に供給され、輪郭強調したい目的周
波数帯域以外が抑圧された後、ノイズスライス回路49に
供給される。そして、ノイズスライス回路49の出力が加
算回路45に供給され、タイミング調整用遅延回路46から
の輝度信号Yと加算される。
以上のように構成したので、輪郭抽出回路42からの輪郭
信号S1は、フィルタ48によって第2図Aに示すようにな
まった波形となって波形特性が劣化するが、フィルタ48
の後段のノイズスライス回路49において、第2図Bにお
いて斜線を付して示すスライス範囲の部分は除去される
ので、スライス後は第2図Cに示すようになまりがとれ
た波形となって、波形特性が改善される。
また、予めフィルタによって目的周波数帯域以外のノイ
ズ成分は抑圧されているため、ノイズスライス回路によ
りノイズが効果的に除去される。
すなわち、第6図の従来例の構成の場合にはスライス範
囲を越えるノイズが輪郭信号S1にあるとフィルタによっ
て減衰させることはできても零にすることはできなかっ
たが、この考案ではスライス範囲を越えるノイズが輪郭
信号S1にあってもこれを零にすることができる。このこ
とを第3図及び第4図を参照して説明する。
今、ノイズレベルを100mV、フィルタによる減衰を−6d
B、スライス量を50mVとする。
第6図の従来例の場合には第3図Aに示すようにノイズ
レベルがスライス範囲を越えるため、第3図Bに示すよ
うにノイズスライス回路の出力には、ノイズ成分が残留
する。これをローパスフィルタに供給すれば同図Cに示
すようにノイズ成分は1/2に減衰はするが零にはならな
い。
一方、この考案の場合には第4図Aに示すノイズ成分は
ローパスフィルタ48によって同図Bに示すように1/2に
減衰する。これにより、同図Bから明らかなようにノイ
ズはスライス範囲にすべて入る。したがって、ノイズス
ライス回路49の出力中のノイズ成分は同図Cに示すよう
に零になる。
〔考案の効果〕 この考案においては、輪郭抽出回路からの輪郭信号を帯
域制限フィルタを介してノイズスライス回路に供給する
構成であるので、フィルタにより輪郭信号の波形特性が
劣化しても、スライス範囲部分の波形劣化部分は除去さ
れてしまうので、波形特性が改善される。
また、予めフィルタによりノイズ成分が減衰されるの
で、目的周波数帯域以上のノイズの残留を防止できると
共に、輪郭信号にスライス範囲を越えるノイズ成分があ
ってもこれを効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のブロック図、第2図〜第
4図はその作用効果の説明のための波形図、第5図はビ
デオカメラの一例の構成図、第6図は従来の輪郭強調回
路の一例のブロック図、第7図及び第8図はその説明の
ための図である。 図面における主要な符号の説明 42:輪郭抽出回路、45:加算回路、48:帯域制限用ローパ
スフィルタ、49:ノイズスライス回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中田 眞吾 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−24173(JP,A) 特開 昭60−130986(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号から輪郭部を抽出する輪郭抽出回
    路と、この輪郭抽出回路の出力が供給され、強調したい
    目的周波数帯域以上を抑圧する帯域制限用フィルタと、
    この帯域制限用フィルタの出力が供給され、微小振幅ノ
    イズを除去するようにスライスレベルが設定されたノイ
    ズスライス回路と、このノイズスライス回路の出力と上
    記映像信号とを加算する加算回路とからなり、上記帯域
    制限用フィルタによる波形特性の劣化と上記目的周波数
    帯域以上のノイズの残留とを改善することを特徴とする
    輪郭強調回路。
JP1988081322U 1988-06-20 1988-06-20 輪郭強調回路 Expired - Lifetime JPH0744135Y2 (ja)

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KR2019890008054U KR950007716Y1 (ko) 1988-06-20 1989-06-12 윤곽강조회로
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