JP2970542B2 - 画像記録装置および方法ならびに画像記録再生装置および方法 - Google Patents

画像記録装置および方法ならびに画像記録再生装置および方法

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子式画像記録
・再生装置または方法に関し、とくに高画素密度の画像
を画質を劣化させることなく高速に記録再生できるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発展により、銀塩
を用いた写真に替わり電子式スチルカメラが使われるよ
うになってきた。電子式スチルカメラは、銀塩写真と異
なり湿式での現像処理、暗室処理が不必要であり、画像
処理やデータ転送が簡単に行えるなど多くの特徴があ
り、遠隔地との通信、コンピュータへの画像入力、家庭
用テレビ用入力などの用途として急速に普及しつつあ
る。電子式スチルカメラとしては、撮像装置として、レ
ンズを備えた光学系とフィルムに替わる撮像素子とが用
いられており、撮像素子としてはCCD(チャージカッ
プルドデバイス)固体撮像素子を用い、出力をメモリに
蓄えるかデータ転送しコンピュータにより画像処理が行
われ、この画像をCRT(陰極線管)に表示したりハー
ドコピーとして画像出力を行っている。
【0003】しかしながら、2次元のCCD固体撮像素
子を用いて、従来の銀塩写真と同等の画質を得るために
は、画素数が通常のデジタルスチルカメラの100倍か
ら数100倍の1000〜4000万画素が必要とな
る。このためカメラは高コストになり、特殊な用途にし
か使用されていない。またこのような高画素の2次元の
CCD固体撮像素子を用いる場合、銀塩写真と同じくワ
ンショットでの撮影が可能であるが、そのデータ量が膨
大であるため、呼み出し時間が数分から10分程度も必
要となり、連続的な事象の撮影が出来ない。また、デー
タを保存するハードディスクのような大容量メモリでも
画像が1枚しか記憶出来ず、通常何枚も撮影する場合に
は大がかりな装置が必要であり、また遠隔地へ転送する
場合には長時間が必要となるという問題があった。
【0004】一方、この高コスト化を解決するため1次
元のCCD固体撮像素子を用いスキャンを行うことによ
って画像を読み取る方法が有る。この場合CCDの画素
数は数1000画素で良く、装置は低コストにすること
が出来る。しかしながら、銀塩写真、2次元CCDのよ
うなワンショット撮影は不可能であり、また連続撮影が
出来ないという問題があった。また扱うデータ量が膨大
であり、メモリや転送時間に関しては2次元CCDの場
合と同様の問題が残っている。
【0005】このため、一般用としては100万画素程
度の2次元CCDを用いたものが電子式スチルカメラの
中でも高画素のものとして使用されている。しかしなが
ら、このような画素のものでは出力画像は粗く画質も悪
いため小画面サイズの画像出力あるいは画素数の少ない
表示装置での使用に限られ、大画面サイズの出力では画
質が見劣りするため即時性や画像処理などを生かす必要
がある等の特別な場合しか使用できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の事
情を考慮してなされたものであり、銀塩写真の画質に匹
敵する画素数の画像を高速かつ連続的に撮影でき、しか
も低画素数の固体撮像装置を使用し、かつメモリ量を大
幅に低減した、低コストで高品質の電子式の画像記録再
生技術を提供することを目的としている。
【0007】また画像データの転送を短時間で行えるよ
うにし、コンピュータによるオンライン画像処理や、ま
た通信手段による転送を可能とする電子式の画像記録再
生技術を提供することを目的としている。
【0008】さらに、銀塩レベルの高画質画像を大型サ
イズで手軽に出力できる電子式の画像記録再生技術を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では、以上の目
的を達成するために、高画質化に必要な情報を必要なだ
け入力できるようにすることにより、最終出力画像の画
素数より低画素の画像入力素子を用い、低コストで高
速、低メモリ容量化を図るようにしている。すなわち、
通常の画像においては輪郭情報に比較すると色情報や階
調情報は空間的変化率あるいは空間周波数が小さい。し
たがって、まず、色情報や階調情報については、低画素
密度であるけれども多次元の情報を入力し、他方、輪郭
情報については高画素密度ではあるけれども単色の低階
調情報とし、個別に入力するようにしている。これによ
って全体のデータ量を低減し、高速と高画質を両立させ
るようにしている。
【0010】この発明の第一の側面によれば、上述の目
的を達成するために、画像記録装置に、画像を読み取り
上記画像の画素情報を生成する手段と、上記画像の輪郭
を読み取り上記輪郭の画素情報を生成する手段とを設け
るようにしている。
【0011】この構成によれば、画像の画素情報と画像
の輪郭の画素情報とを個別に生成するようにしているの
でそれら画素情報に適した画素密度および次元のデータ
を採用でき、その結果、画像記録時(撮影時)に生成す
るデータ量を小さくすることができる。したがって画像
記録時間を小さくでき、また生成したデータの転送を短
時間に行うことができる。
【0012】また、この構成において、上記画像の画素
情報より上記輪郭の画素情報を高精細とすることができ
る。また、上記輪郭の画素情報を生成する手段は、上記
画像から2次元の輪郭像を光学的に抽出する手段と、抽
出した上記2次元の輪郭像を読み取り上記輪郭の画素情
報を生成する撮像手段とを有するようにできる。また、
上記撮像手段は上記輪郭像を走査して読み取る1次元撮
像手段とすることができ、また上記1次元撮像手段は1
次元固体撮像素子とすることができる。また、上記撮像
手段は上記輪郭像を読み取る2次元撮像手段とすること
ができ、上記2次元撮像手段は2次元固体撮像素子とす
ることができる。また、上記輪郭像を光学的に抽出する
手段は、空間光変調子を用いることができる。また、上
記輪郭の画素情報は、上記画像を色選択した所定の単色
の画像の輪郭に基づいて生成することができる。また、
上記所定の単色は無彩色とすることができる。さらに上
記輪郭の画素情報は、上記画像の画素情報の色種類ごと
に生成するようにしてもよい。
【0013】また、この発明の第2の側面によれば、上
述の目的を達成するために、上記画像記録装置で生成さ
れた上記画像の画素情報および上記輪郭の画素情報か
ら、上記画素情報より画素密度の高い画素情報を再生す
る画像再生装置に、上記画像の画素情報を受け取る手段
と、上記輪郭の画素情報を受け取る手段と、上記輪郭の
画素情報を用いて、上記画像の画素情報を、上記画像情
報より画素密度の高い画素情報に変換する手段とを設け
るようにしている。
【0014】この構成によれば、少ないデータ量の画像
の画素情報および輪郭の画素情報から高画素密度の画像
を再生できる。再生された画像は画素情報からなるので
例えば電子写真式のプリンタで大きなサイズで安価に出
力が可能である。
【0015】この構成においては、画像再生装置に、上
記画素密度の高い画素情報を受け取って再生画像を出力
する画像出力手段を設けるようにしてもよい。また、上
記画像出力手段は電子写真法で画像を出力するようにで
きる。
【0016】また、この発明の第3の側面によれば、上
述の目的を達成するために、画像記録再生装置に、画像
を読み取り上記画像の画素情報を生成する手段と、上記
画像の輪郭を読み取り上記輪郭の画素情報を生成する手
段と、上記画像の画素情報および上記輪郭の画素情報を
記憶する手段と、記憶されている上記輪郭の画素情報を
用いて、記憶されている上記画像の画素情報を、上記画
像情報より画素密度の高い画素情報に変換する手段とを
設けるようにしている。
【0017】この構成においては、画像の画素情報と画
像の輪郭の画素情報とを個別に生成するようにしている
のでそれら画素情報に適した画素密度および次元のデー
タを採用でき、その結果、画像記録時(撮影時)に生成
するデータ量を小さくすることができる。したがって画
像記録時間を小さくでき、また生成したデータの転送を
短時間に行うことができる。さらに、少ないデータ量の
画像の画素情報および輪郭の画素情報から高画素密度の
画像を再生できる。
【0018】この構成においても画像記録再生装置に、
上記画素密度の高い画素情報を受け取って再生画像を出
力する画像出力手段をさらに設けることができる。
【0019】また、この発明は方法のカテゴリで実現す
ることもでき、また少なくとも一部をコンピュータプロ
グラムの態様で実現することもできる。 〔発明の詳細な説明〕
【0020】
【発明の実施の態様】以下この発明を説明する。図1は
この発明を適用した電子式スチルカメラを示しており、
この図において、1は被写体、2は光学系、3は第1撮
像素子、4は輪郭像抽出手段、5は第2撮像素子、6は
データプロセッサ、7は画像再生処理装置、8は画像出
力装置である。光学系2はレンズと光を分割するための
ハーフミラーあるいはプリズムとを備えた光学系であ
り、分割された光の一方はそのまま第1撮像素子3に結
像される。この撮像素子3は2次元で撮影できる2次元
CCDが好ましく、画素数としては10万画素程度のも
のから600万画素程度のものまでが使用できるが、所
望の最終画質と処理時間、コストなどによって適宜選択
することができる。
【0021】被写体1の光学像は光学系2によって第1
撮像素子3の受光面に結像され、第1撮像素子3は被写
体1の3色の色情報と階調をデジタル情報として出力す
る。
【0022】この発明の電子式スチルカメラにおいて
は、撮影すべき被写体1の画像は、画像の色および/あ
るいは階調データを読み込む第1撮像素子3(例えば2
次元CCD)と、より高画素で輪郭像を抽出する輪郭像
抽出手段4へ、共に、平列に正確に空間的位置関係を保
ちながら入力される。
【0023】輪郭像抽出手段4は光導電体と光変調子か
ら構成される空間光変調子である。空間光変調子を用い
た輪郭抽出は例えば、特開平7−56187号公報で提
案されている偏光角の光強度依存性を利用した方法や、
電子と正孔の移動度差を利用する方法(第38回応用物
理講演会P843(1991))等を用いて行うことが
できる。輪郭抽出は3色に分割して行っても良いが、装
置の簡略化のためには、いわゆる明度に応じた白黒情報
で良く、高解像で取り込む画像の明暗差の有る部分の境
界を表示できれば良い。
【0024】図4は特開平7−56187号で提案され
ている空間光変調子を示す。この図において、空間光変
調子は、透明電極41a、42aの被着された一対のガ
ラス板41、42、光電導膜43、誘電体ミラー44、
強誘電性液晶45からなり、透明電極41a、42a間
にバイポーラの駆動電圧を印可して輪郭像を書き込み、
これを読み出し光で読み出すようにしている。
【0025】輪郭像抽出手段4によって抽出された輪郭
像は第2撮像素子5を用いてテジタル情報化(2値)し
て出力する。この撮像素子は高解像度の輪郭情報を出力
するため、出力時間とコストの点から一次元の撮像素子
を用いるのが好ましい。この場合、輪郭像抽出手段4か
らの画像を、固定した一次元の撮像素子に光学系を用い
て順次線状に結像しても良いし、撮像素子を走査しても
良い。輪郭像抽出は2次元撮像素子の解像度の粗さを補
うものであるため、元々画像の境界がぼんやりした部
分、あるいは色や階調の変化がゆるやかな部分において
は元の解像度で十分であり、輪郭抽出がされなくとも良
い。境界のはっきりした部分、髪の毛等の高解像度の部
分のみ輪郭抽出が行われれば良い。
【0026】なお、第2撮像素子5として二次元の撮像
素子たとえば二次元のCCDを用いてもよい。この場合
でも、出力は2値であるので読み出し時間は十分に小さ
い。
【0027】第1撮像素子3および第2撮像素子5でデ
ジタル信号化した画像情報に対してはそのままデータプ
ロセッサ(コンピュータ)6で再生処理用信号化を行う
ことができる。再生用画像圧縮データは画像再生処理装
置7において画像再生処理を行った後、画像出力装置8
で高画質画像としてプリントされる。画像出力装置8と
しては、インクジェットプリンタ、昇華型熱転写プリン
タ、電子写真式プリンタなどを使用することができる
が、中でも電子写真式プリンタが速度と画質の点から好
ましい。
【0028】なお、第1撮像素子3および第2撮像素子
5から画像情報をメモリ装置9に記録し、別途再生処理
を行うようにしてもよい。またこれらの情報を画像圧縮
データとしてメモリ装置9に記憶してもよい。記憶量が
大きくなるけれど、再生画像データを記憶するようにし
てもよい。また画像表示装置10で表示しても良い。
【0029】このスチルカメラによって撮影された画像
はデータ量が元の1/10以下に低減しており、このた
め図1で説明したように、その場で処理もできるし、ま
た図2および図3を参照して説明するようにデータ転送
や記憶媒体の転送を行って遠隔地において画像出力を行
ってもよい。
【0030】図2は、電子スチルカメラ本体Xと画像出
力部Yとを別々に設け、電子式スチルカメラ本体Xで撮
像して得たデータを遠隔地の画像出力部Yに転送して出
力する例を示す。この図において、図1と対応する箇所
には対応する符号を付して詳細な説明を省略する。図2
においては、データプロセッサ6からの画像圧縮信号出
力を画像出力部Yに転送するようにする。画像出力部Y
に画像再生処理装置7を設けるようにして、再生前の、
よりデータ量の少ない、第1撮像素子3および第2撮像
素子5から画像情報を、画像出力部Yに転送することが
できる。
【0031】また、図3は可搬媒体を用いる例を示す。
この図において、メモリ装置9は可搬の記憶媒体であ
り、このメモリ装置9を遠隔地の画像出力部Yに搬送し
てメモリ装置9のデータを読み出し、画像出力を行う。
なお、図3においても、図1と対応する箇所には対応す
る符号を付して詳細な説明を省略した。
【0032】なお、以上の例において、被写体は、通常
の動きのある物でもよいし、写真や文書のような静止し
たものでも良い。この発明のスチルカメラによれば、読
み取るデータ量が小さいので高速に撮影が行え、つぎの
ショットを直ちに行うことができる。動きのある被写体
に対しても、高速に撮影が行えるので、問題がない。撮
影を連続に行えば、ビデオカメラとして用いることも可
能である。
【0033】以下、実施例によってこの発明をより詳細
に説明する。
【0034】
【実施例】1500×1000の150万画素の2次元
CCDカメラを備え、3色情報と12ビットの階調情報
をデジタル入力可能なシステムを用いた。また、強誘電
液晶セル(2μm)とアモルファスシリコン光導電層
(5μm)から構成された空間光変調子を用いて光学的
に輪郭抽出を行い、この画像を5000画素の一次元C
CDセンサーで3000ステップで読み取るシステムを
用いた。この時、空間光変調子の大きさは50×30m
mであり、分解能は100ライン/mmであった。輪郭
抽出は初期化パルス印加の後、光書き込みと同時にバイ
ポーラパルス駆動を行うことによって行った。輪郭線は
10μmまで可能であり、この場合ほぼ1次元CCDセ
ンサーの一画素分に相当する。輪郭情報は1500万画
素相当になり、輪郭画素約10個分に対し、1個の色・
階調画素が対応する。データの読み出しは完全画素のC
CDを用いる場合の1/50以下で終了し、コンピュー
タに転送できる。数秒毎に新しいデジタル写真が入力可
能であり実用上は連続的撮影が可能である。このように
して入力した2種類のデジタルデータは次のように再生
される。
【0035】図5に例を挙げて説明する。以下において
はイエローの画像を中心に説明するが、シアンおよびマ
ゼンタの画像も同様に処理される。この例においては、
各色に対して同一の輪郭像を用いた。
【0036】図5において、(a)は撮影すべき実像で
ある。(b)はカラーフィルターで分離された、2次元
CCDからのイエローの画像を画素レベルに拡大したも
のを表わす。(c)は、輪郭像抽出の高解像度の画像の
一部を示す。(d)は2次元像(b)と輪郭像(c)か
ら再生される画像を示す。輪郭像(c)は読み出し光の
選択等により所定の単色、例えば無彩色の画像の輪郭と
する。この1種類の輪郭像はイエローのみでなく、マゼ
ンタ、シアンの画像の再生処理にも用いる。もちろん、
イエロー、マゼンタ、シアンの画像ごとに対応する色の
画像の輪郭像を生成して用いるようにしてもよい。
【0037】再生処理はつぎのように行う。まず、
(b)のデータのうち、輪郭線の無い画素部分は、その
ままとする。(b)のデータのうち、(c)に示すよう
に輪郭線のデータが有る部分は次のように演算を行う。
すなわち、図6に示すように、(b)の画素の中で輪郭
線が有る画素に関しては輪郭線をはさんで隣接する画素
のデータの平均値を用いAの部分はCの平均値をBの部
分はDの平均値とする。また図7に示すように、輪郭線
をはさんで隣接する画素のデータ(B)に差が無い時
(髪の毛の場合など)は、輪郭線をそのまま用い、色・
階調情報は輪郭線を含む画素情報AからBの差分を輪郭
線(例として髪の毛)の色・階調情報Cとする。このよ
うにして1500万画素相当の高精細なイエロー画像を
再生し、同様に再生されたシアン、マゼンタ画像と合わ
せてカラー画像を再生することができる。
【0038】このようにして再生した画像のデジタルデ
ータはCRT画面上で画像処理を行い、ハードプリント
として、デジタル電子写真方式のプリンターによって、
A4サイズの400dpi相当の高画質カラープリント
として出力することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の電子式
の画像記録再生システムによれば、画像情報と輪郭情報
とを用いてより高精細な画像を合成するようにしている
ので、撮影時には少ないデータ量ですみ、撮影時間の短
縮、データ記憶量の抑制、データ転送時間の短縮が行え
る。それでいて、銀塩を用いた写真と実質的に同等な解
像度の画像を電子式に記録再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を電子式スチルカメラに適用した例
を示す図である。
【図2】 図1の変形例を示す図である。
【図3】 図1の変形例をさらに示す図である。
【図4】 図1の輪郭情報抽出手段4を構成する空間光
変調子の例を示す図である。
【図5】 この発明の画像再生動作を説明する図であ
る。
【図6】 この発明の画像再生動作を説明する図であ
る。
【図7】 この発明の画像再生動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 被写体 2 光学系 3 第1撮像素子 4 輪郭像抽出手段 5 第2撮像素子 6 データプロセッサ 7 画像再生処理装置 8 画像出力装置 9 メモリ装置 10 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−10360(JP,A) 特開 平5−265030(JP,A) 特開 平5−324815(JP,A) 特開 平5−324809(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画素密度で画像を読み取り上記画
    像の画素情報を生成する手段と、上記第1の画素密度より高い画素密度で、 上記画像の輪
    郭を読み取り上記輪郭の画素情報を生成する手段とを有
    することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記輪郭の画素情報を生成する手段は、 上記画像から2次元の輪郭像を光学的に抽出する手段
    と、 抽出した上記2次元の輪郭像を読み取り上記輪郭の画素
    情報を生成する撮像手段とを有する請求項記載の画像
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段は上記輪郭像を走査して読
    み取る1次元撮像手段とする請求項記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 上記1次元撮像手段は1次元固体撮像素
    子とする請求項記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 上記撮像手段は上記輪郭像を読み取る2
    次元撮像手段とする請求項記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 上記2次元撮像手段は2次元固体撮像素
    子とする請求項記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 上記輪郭像を光学的に抽出する手段は、
    空間光変調子を用いる請求項2、3、4、5または6
    載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 上記輪郭の画素情報は、上記画像を色選
    択してなる所定の単色の画像の、輪郭に基づいて生成す
    る請求項1、2、3、4、5、6または7記載の画像記
    録装置。
  9. 【請求項9】 上記所定の単色を無彩色とする請求項
    記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 上記輪郭の画素情報は、上記画像の画
    素情報の色種類ごとに生成される請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 第1の画素密度で画像を読み取り上記
    画像の画素情報を生成する手段と、 上記第1の画素密度より高い画素密度で、上記画像の輪
    郭を読み取り上記輪郭 の画素情報を生成する手段と、 上記画像の画素情報および上記輪郭の画素情報を記憶す
    る手段と、 記憶されている 上記輪郭の画素情報を用いて、記憶され
    ている上記画像の画素情報を、上記画像情報より画素密
    度の高い画素情報に変換する手段とを有することを特徴
    とする画像記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記画素密度の高い画素情報を受け取
    って再生画像を出力する画像出力手段をさらに有する請
    求項11記載の画像記録再生装置。
  13. 【請求項13】 上記画像出力手段は電子写真法で画像
    を出力する請求項12記載の画像記録再生装置。
  14. 【請求項14】 第1の画素密度で画像を読み取り上記
    画像の画素情報を生成するステップと、上記第1の画素密度より高い画素密度で 上記画像の輪郭
    を読み取り上記輪郭の画素情報を生成するステップと、 上記画像の画素情報および上記輪郭の画素情報を記憶す
    るステップとを有することを特徴とする画像記録方法。
  15. 【請求項15】 第1の画素密度で画像を読み取り上記
    画像の画素情報を生成するステップと、 上記第1の画素密度より高い画素密度で、上記画像の輪
    郭を読み取り上記輪郭の画素情報を生成するステップ手
    段と、 上記画像の画素情報および上記輪郭の画素情報を記憶す
    るステップ手段と、 記憶されている 上記輪郭の画素情報を用いて、記憶され
    ている上記画像の画素情報を、上記画像情報より画素密
    度の高い画素情報に変換するステップとを有することを
    特徴とする画像記録再生方法。
JP8186303A 1996-07-16 1996-07-16 画像記録装置および方法ならびに画像記録再生装置および方法 Expired - Fee Related JP2970542B2 (ja)

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