JPH0616169B2 - 画像輪郭線デ−タ作成装置 - Google Patents

画像輪郭線デ−タ作成装置

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JPH0616169B2
JPH0616169B2 JP17116587A JP17116587A JPH0616169B2 JP H0616169 B2 JPH0616169 B2 JP H0616169B2 JP 17116587 A JP17116587 A JP 17116587A JP 17116587 A JP17116587 A JP 17116587A JP H0616169 B2 JPH0616169 B2 JP H0616169B2
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    • GPHYSICS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、写真画像等の被処理原画における所望画像領
域の輪郭信号データを作成する装置、及びそのデータに
基いて切抜きマスクを作成する装置に関し、特に、写真
製版作業において、所望画像領域のみの複製画像を記録
するときに使用する切抜きマスク作成のための画像輪郭
線データ作成装置に関する。
[従来の技術] たとえば、写真製版作業において、与えられた原画から
特定の画像領域のみを抽出して複製する場合、当該画像
領域の輪郭線を表示し、その外部または内部の一方を透
明に、他方を不透明に加工した、いわゆる「切抜きマス
ク」と称するフイルムを作成し、これを原画に整合重畳
して露光することにより、所望画像領域のみを抽出した
複製画像を得ることが行われている。
かかる切抜きマスク(カットマスク、抜きマスク等とも
称せられる)は、従来、次のような手法で作成されてい
た。
まず、最も基本的かつ簡易な手法として、原画に透明フ
イルムを重畳し、所望の画像領域を目視により判断し
て、当該領域の輪郭線を手描きする手工的手段がある。
また、製版用カラースキャナを利用して、切抜きマスク
を作成する手段も考えられている。これはたとえば、所
望輪郭線の両側における色調、濃度値等の差に基いて輪
郭線を検出する手段とか、また、本出願人による特開昭
61-4061号公報(発明の名称「カラースキャナを用いた
切抜きマスク作成方法および装置」)には、対象原画を
複製走査時よりも粗い走査線ピッチであらかじめ走査し
て得た画像信号により、カラーCRTモニタに画像を表
示し、その表示画像に基いて所望の画像輪郭線をコント
ロールメモリに書きこみながら表示し、さらに該輪郭線
内を塗りつぶして切抜きマスクを作成し、かつ、その切
抜きマスクデータをコントロールメモリに書きこんでお
き、複製走査に際して、この切抜きマスクデータを画像
走査に同期させて読みだして、画像信号に合成すること
により、所望の切り抜かれた複製画像を記録する手段が
記載されている。
また、同じく本出願人による特開昭58-176638号公報
(発明の名称「抜きマスク版の作成方法」)には、スキ
ャナにより得られた画像データを画像表示装置に表示
し、その画像の輪郭線をディジタイザ等の座標指示装置
により、あらかじめおおまかになぞり、その位置データ
に基いて、その位置をほぼ中心とする所定の区画の画像
について得られる輪郭線データを順次得ることにより、
画像全体の輪郭線データを得て、切抜きマスクを作成す
る方法が記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] 切抜きマスクの作成に際しては、原画における所望画像
領域の輪郭線を、いかに検出し、かつ、追跡するかが、
まず問題となる。
絵柄画像には、通常、多数の輪郭線が存在しており、切
抜きマスクを作成するためには、それらの輪郭線の中、
所望の画像領域を囲むものだけを選別して、記録しなけ
ればならず、このための作業効率や装置のコストの面
に、次のような問題がある。
たとえば、最も基本的な手法として現在も使用されてい
る、作業者の目視によって行う手工的手段は、所望輪郭
線を選別することは容易であるが、正確な輪郭線を記録
するには、熟練者による長時間作業を要するため、非能
率的でコストが高くつく。
また、前記先願公開公報に記載されている手段は、正確
に、かつ比較的簡易に切抜きマスクを作成することがで
きるが、実施装置の構成が複雑で、設備価格が高価につ
く難点がある。
本発明は、作業者の目視による画像輪郭線選別及び追跡
手段の簡便さを活用し、かつ、手作業による検出位置誤
差を修正する手段を付設して、対象輪郭線上の転のX−
Y座標値を、正確に検出して画像輪郭信号データを作成
し、さらに、そのデータに基いて、たとえばピールオフ
・フイルムのピール層を所要輪郭線の形状にカットし
て、切抜きマスクを作成する装置を提供するものであ
る。
[問題を解決するための手段] 被処理原画をディジタイザに装着し、カーソル等の座標
値指示手段を、目視により所望の輪郭線近傍に設定し
て、その位置をディジタイザによりX−Y座標値として
出力させ、一方、ディジタイザ面に沿ってX−Y両軸方
向に移動するヘッドに、画像輪郭線の像が投影されたと
きに、その像の位置を検出するイメージセンサと、ディ
ジタイザ面に原画と交換して装着されるピールオフ・フ
イルムのピール層を切削加工するカッターとを、所要間
隔で配置しておき、前記座標値指示手段が出力したX−
Y座標値データによりヘッドの位置を制御して、イメー
ジセンサの中心点を座標値指示手段の設定位置に整合さ
せ、そのとき、イメージセンサに投影される画像輪郭線
の位置により、当該輪郭線部のX−Y座標値を求めて、
適宜、メモリ装置に記憶蓄積し、この操作を所望画像領
域の輪郭線上で、所要の複数個の点について反復して、
当該領域の輪郭信号データを作成し、次いで、ディジタ
イザ面に原画に代えてピールオフ・フイルムを装着し、
前記輪郭信号データによりヘッドの駆動を制御し、カッ
ターによりピールオフ・フイルムのピール層を所望の画
像輪郭線の形状に切削して、切抜きマスクを作成する。
[作用] イメージセンサは、ある範囲の画像領域について画像輪
郭線の位置を検出できるため、カーソル等の座標値指示
手段を輪郭線近傍に設定する際に、厳密に対象輪郭線の
位置に合致していなくても、少なくともイメージセンサ
の有効作動範囲内に輪郭線が投影されていれば、その正
確な位置のX−Y座標値を検出して出力させることがで
きる。
所望輪郭線上に所要ピッチで設定した、複数個の点につ
いてX−Y座標値を求めて、当該画像領域の輪郭線デー
タを作成した後、該輪郭線データによりヘッドの移動を
制御し、カッターによりピールオフ・フイルムを加工す
ることにより、所望の輪郭線の形状に整合する切抜きマ
スクを得る。
[実施例] まず、画像輪郭信号データ作成装置の第1実施例装置
を、第1図ないし第3図に基いて説明する。
第1図は、同装置の要部を示す一部破断斜視図である。
データを作成すべき輪郭線(c)で囲まれた対象画像領域
(1)を有する原画フイルム(2)を、ディジタイザ(3)に装
着する。
ディジタイザ(3)は、スタイラスペン(4)を任意位置に設
定することにより、その位置をX−Y座標値として出力
するものであり、また、この実施例では、上方に配置し
た図示しない光源により照射した光線が、ディジタイザ
(3)を下方へ透過し得る透明型のディジタイザを適用す
る。
一方、ディジタイザ(3)の下方には、ディジタイザの面
に沿って移動可能な架台(5)を配置する。
架台(5)は、X軸方向のガイド軸(6)に支承され、同方向
の駆動ネジ(7)によりX軸方向に駆動される。ガイド軸
(6)及びネジ軸(7)は、図示を省略したY軸方向に移動す
る移動架に装着してある。このX−Y両軸方向の駆動手
段は、周知のX−Yプロッタ等に準じて構成する。
架台(5)の上面は、図示のように光密なケースを形成
し、その上端に結像レンズ(8)を装着し、このレンズ(8)
により、ディジタイザ(3)に装着した原画(2)の対象領域
の像が投影結像する位置に、イメージセンサ(9)を設置
する。このイメージセンサ(9)は、多数の光電素子を格
子状に配列したマトリクス型を適用し、その中心がレン
ズ(8)の垂直な光軸に整合する位置に配置してある。
第2図は、第1図示装置を作動させるための制御システ
ムを示すブロック図で、ディジタイザ(3)に装着した原
画の輪郭線上のプロット点に、スタイラスペン(4)を当
接させることにより出力するX軸及びY軸座標値は、イ
ンターフェース(11)を介してCPU(12)に入力し、CP
U(12)は、この座標値データに基いてモーター駆動回路
(13)に指令を出力し、X軸モーター(14)及びY軸モータ
ー(15)を制御して、結像レンズ(8)の垂直な光軸がスタ
イラスペン(4)の設定点に整合する位置に、架台(5)を移
動させ、ディジタイザ(3)の上方に設置した光源からの
光線により、原画(2)の部分領域の像を、イメージセン
サ(8)に投影結像させる。
この際、スタイラスペン(4)が原画(2)の当該領域に当接
したままであると、画像の投影結像に支障があるため、
プロット点のX−Y座標値を出力した後、スタイラスペ
ン(4)を当該領域から退避させ、逐次、位置をプロット
し、その間、装置はプロットされた各位置で所定の処理
を行う。かくして出力した各領域での輪郭線の座標値デ
ータは、CPUに適宜記憶させて、架台(5)の移動を制
御するように構成することが望ましい。
スタイラスペン(4)の設定位置が画像輪郭線(c)上であれ
ば、輪郭線像(c′)は、イメージセンサ(9)の中心を通っ
て投影されるが、手作業によるスタイラスペン(4)の設
定位置には、通常、若干の誤差がともなうため、輪郭線
像(c′)は、第3図示のようにイメージセンサ(9)の中心
(P)から、ややずれた位置に投影される。
イメージセンサ(9)を構成するマトリクス状に配列され
た各光電素子からは、投影された画像濃度に対応する信
号が出力し、イメージ処理部(16)に入力する。
イメージ処理部(16)は、増幅器(17)、A/D変換器(18)
及びイメージメモリ(19)を備えて、イメージセンサ(9)
の各光電素子からの信号を、ディジタル変換して、各光
電素子の配列位置に対応するアドレスで、イメージメモ
リ(19)に記憶蓄積する。
イメージメモリ(19)の内容は、CPU(12)に送られ、イ
メージセンサ(9)の領域内における輪郭線の位置が求め
られる。これは、メモリ(19)に書きこまれた内容に基づ
き、2次元の1次微分あるいは2次微分等の演算処理を
行うことにより、求めることができる。この演算処理手
段は、周知の汎用技術を適用すればよいので、詳細な説
明を省略する。
かくして、イメージセンサ(9)の領域内における輪郭線
の位置が、たとえばイメージセンサ(9)の中心を原点と
した一連のX−Y座標値(以下、本明細書において、領
域内における輪郭線の座標値という場合は、その輪郭線
の一連の座標値を意味するものとする。)として得られ
るので、この座標値データと、先に入力したスタイラス
ペン(4)の設定位置に対応するイメージセンサ(9)の中心
の座標値データとに基いて、CPU(12)の演算処理によ
り、所望の画像輪郭線の位置を示すX−Y座標値を検出
する。
この座標値データは、CPU(12)からの指令により、メ
モリ(21)に書きこまれ、記憶される。
次いで、スタイラスペン(4)を画像輪郭線(c)上の次のプ
ロット点に当接させ、同様のプロセスにより、その位置
の画像輪郭線の座標値データをメモリ(21)に書きこむ。
この作業を、所望の画像領域を囲む輪郭線全体について
反復し、1つの閉ループをなす輪郭線についての座標値
データが、メモリ(21)に蓄積される。メモリ(21)に付設
したCRT表示装置(22)は、この蓄積データにより、検
出した輪郭線の形状を表示して、所望の輪郭線が検出さ
れていることを確認するためのもので、もし、不都合な
個所が発見されたら、その個所について上記操作をやり
なおすか、あるいは簡単な修正の場合は、操作パネル(2
0)により訂正するようにしてもよい。また、必要に応じ
て、公知のスムージング補正を適用することもできる。
所望の輪郭線全体のデータが得られた後、それらのデー
タは、CPU(12)の指令により、メモリ(21)からフロッ
ピディスク等の外部記憶装置(23)に転送し、記憶する。
この記憶した輪郭線データは、次工程のカラースキャナ
における原画(2)の光電走査に際して、原画操作と同期
して読みだされ、記録用画像信号を輪郭線の位置でON-O
FFすることにより、当該輪郭線によって囲まれた領域内
(あるいは領域外)のみの画像を記録することができ
る。
また、後述する実施例のように、輪郭線データによりカ
ッティングプロッタを制御して、ピールオフ・フイルム
を切削加工することにより、切抜きマスクを作成する。
[第2実施例] 第4図ないし第8図に、本発明の第2実施例装置を示
す。この装置は、前記第1実施例装置がマトリクス型イ
メージセンサを使用しているのに対し、リニア型イメー
ジセンサを適用したものである。
第4図は、その要部を示す斜視図で、図示を省略したデ
ィジタイザ(3)、スタイラスペン(4)等は、第1図示実施
例と同様である。
架台(31)をX軸方向に摺動可能に支承するガイド軸(3
2)、駆動ネジ(33)は、第1図示装置に準じて、Y軸方向
に移動可能である。
架台(31)の上面中心に立設した回転軸(34)により、光密
なケース(35)を垂直軸回りに回転可能に支持し、ケース
(35)の上部に結像レンズ(36)を、底部にリニア型イメー
ジセンサ(37)を、それぞれ装着する。リニア型イメージ
センサ(37)は、複数個の光電素子を1方向に列設配置し
たものである。
ケース(35)の底部外周に形成した歯車(38)が、架台(31)
の適所に垂直に装着したモーター(39)の歯車(40)に係合
し、モーター(39)を駆動することにより、ケース(35)が
結像レンズ(36)の光軸を中心として回転する。
この実施例装置においても、スタイラスペン(4)の設定
により出力するX−Y座標値の位置に、レンズ(36)の光
軸が整合するように、架台(31)の移動を制御すること
は、前記と同様であり、さらにケース(35)を回転させ
て、リニア型イメージセンサ(37)の光電素子列の方向
が、投影さけた画像輪郭線に、ほぼ直交するように制御
する。
すなわち、第5図示のように、実線(c′)で示す画像輪
郭線像に対し、スタイラスペン(4)によるプロット点の
軌跡が、ややずれた点数(CP)の位置であると、イメージ
センサ(37)の中心点は、点線(CP)上の点に、順次設定さ
れる。このとき、イメージセンサ(37)の光電素子列の方
向(以下、「イメージセンサの方向」という)が、各設
定点における曲線(CP)の接線に対して、ほぼ直交するよ
うにケース(35)の回転を制御する。
この制御は、下記の手段により行う。
前回のスタイラスペンの位置:(x,y) 今回の 〃 :(x,y) とすると、リニア型イメージセンサの方向「θ」は、次の
各式により決定される。
すなわち、スタイラスペンの各設定位置における座標値
と、その直前の位置の座標値とにより、イメージセンサ
(37)がとるべき方向を演算して、モーター(39)の回転量
を制御し、第5図示のように各設定位置におけるイメー
ジセンサ(37)の方向を定める。
なお、誤差が累積してきたとき等の対策として、モニタ
(22)上にセンサの方向を表示し、作業者はそれと輪郭線
の方向とを参照して、著しく直角から外れていれば、手
動操作にて修正できるようにすることが望ましい。
かくして、各設定位置において、イメージセンサ(37)に
画像輪郭線部の像が投影されるが、その投影位置は、前
述のように、スタイラスペンの設定位置の誤差に対応す
る量だけ、イメージセンサ(37)の中心位置(レンズ(36)
の光軸位置)からずれているので、その誤差を修正し
て、正確な輪郭線の座標値データを求める。
第6図は、その手段を示すもので、イメージセンサ(37)
がX軸に対して角度「S」で設定され、画像輪郭線の投影
点(Pc)が、イメージセンサ(37)の中心(Pi)から距離「d」
の位置にある場合を示す。ここで、「S」はイメージセン
サの全長(ただし、レンズ(36)による投影倍率が1:1
でない場合は、絵柄上の寸法に換算した量とする)、「A
n」はイメージセンサ全長に対応するアドレス数、「Ac」は
輪郭線投影点(Pc)までのアドレス数とすると、投影点(P
c)の座標値(x,y)は、以下の式により求められる。
なお、第7図は、リニア型イメージセンサ(37)の画像輪
郭線部が投影されたときの出力状態を示すもので、輪郭
線の投影位置「Ac」において出力レベルが変化するため、
微分演算によりその位置を求めることができる。
かくして、リニア型イメージセンサ(37)上に投影された
画像輪郭線の位置が、X−Y座標値として出力される。
第8図は、上記装置の制御システムを示すブロック図
で、基本的には、前述第2図示の第1実施例と同様であ
り、イメージセンサ(37)を回転させてその方向を制御す
る手段を、追加したものであるので、第2図と共通の部
分については、説明を省略する。
第8図示システムでは、モーター駆動回路(41)は、CP
U(12)の指令により、X軸モーター(42)、Y軸モーター
(43)を制御して、リニア型イメージセンサ(37)の中心点
(Pi)の位置を、スタイラスペン(4)により設定されたX
−Y座標値の位置に移動させる機能に加えて、ケース(3
5)を回転させる第3のモーター(39)を制御し、前述の手
法により、イメージセンサ(37)の方向を、投影された画
像輪郭線にほぼ直交するように回転させる。
イメージセンサ(37)の出力は、第1実施例に準じてイメ
ージ処理部(16)で処理され、前述の演算処理により、対
象画像輪郭線の位置を座標値データとしてメモリ(21)に
入力し、順次蓄積する。
この第2実施例装置においては、イメージセンサがリニ
ア型であり、1次元データとして処理すればよいため、
演算プロセスが簡易化され、迅速な処理が可能となる利
点を有する。
[第3実施例] 第9図より第16図に、本発明の第3実施例装置を示
す。前記第1、第2実施例装置は、画像輪郭線データの
みを作成する手段であるが、この第3実施例装置は、さ
らに輪郭線データに基いて、ピールオフ・フイルム等の
マスク材料を加工し、切抜きマスクを作成する手段を並
設したものであり、また、第1、第2実施例装置は、透
過型原画のみを対象として、輪郭線データを作成するも
のであるが、この実施例では、透過型と反射型の両方に
適用可能としたものである。
第9図は、第3実施例装置の外観を示す斜視図である。
フレーム(51)の上面に、ディジタイザ(52)を配設する。
このディジタイザ(52)は、スリガラス、白色散光板等の
半透明材料で構成し、フレーム(51)内に光源(53)を配置
した、バックライト型ディジタイザを適用する。
原画(2)をディジタイザ(52)面に載置し、カーソル(54)
を原画(2)の所要点に設置して入力操作を行い、その設
置点のX−Y座標値を出力する。カーソル(54)は、第
1、第2実施例と同様なスタイラスペンでもよい。ま
た、フレーム(51)の適所には、操作パネル(55)が設けて
ある。
一方、フレーム(51)の上面に、駆動ネジ(57)によりX軸
方向に駆動される架台(56)を装着する。架台(56)には、
Y軸方向のガイドレール(58)と駆動ネジ(59)が付設さ
れ、ヘッド(60)をガイドレール(58)に沿って駆動する。
フレーム(51)の後部には、カバー(61)及びCRTモニタ
ー(62)を配設する。
ヘッド(60)には、イメージセンサ装置とカッター装置が
内蔵されている。
第10図は、イメージセンサ装置の位置におけるヘッド
(60)のX軸方向の断面図である。
ヘッド(60)は、架台(56)に形成した蟻溝型のガイドレー
ル(58)に係合する基台部(63)、下部板(64)、上部板(65)
等で箱状に構成してあり、カバー板(66)が付設してあ
る。
下部板(64)の下面適所にレンズ(70)を装着し、その周囲
に、反射型原画を照明する光源装置を配設する。この光
源装置は、円筒状のカバー(67)の中に複数個のランプ(6
8)を設置して、カバー(67)に各ランプに対応して透設し
た窓(69)を透して、ディジタイザ(52)に装着した原画を
照射する。
被処理原画が、写真フイルム等の透明型であるか、ある
いは写真印画等の反射型であるかにより、フレーム(51)
内の光源(53)と、ヘッド(60)に付設したランプ(68)を切
り換えて適用する。原画面からの光束は、レンズ(70)及
び下部板(64)に設けた孔(71)から、上方へ投射される。
下部板(64)の上面には、円形の軸受(72)が、レンズ(70)
の光軸に中心を一致させて設置してあり、その上部にリ
ニア型イメージセンサ(74)を保持するケース(73)を装着
する。ケース(73)は、下面が開口したカップ状で、その
下端を軸受(72)の上縁部に嵌設係合し、かつ上面中心部
に立設した軸(75)を、ヘッド(60)の上部板(65)に設置し
た軸受(76)に枢着して、レンズ(70)の光軸を中心として
回転可能に装着してある。
ケース(73)の外周には歯車(77)を形成し、ヘッド(60)内
に配置したモーター(79)の軸に装着した小歯車(78)と噛
み合って、モーター(79)の駆動によりケース(73)が回転
して、リニア型イメージセンサ(74)の方向を制御する。
なお、イメージセンサとしては、前述実施例と同様にマ
トリクス型を適用してもよく、その場合は、上述のよう
なケース(73)の回転機構は不要である。第11図は、そ
の1実施例を示す要部断面図で、イメージセンサ保持用
ケース(80)を、下部板(64)に直接固設し、その上面内部
にマトリクス型イメージセンサ(81)を装着する。
次に第12図は、カッター装置の位置におけるヘッド(6
0)のX軸方向の断面図である。
下部板(64)の上面に軸受(82)を設置し、これに歯車(83)
を枢着する。歯車(83)のボス部の下端に、止め板(84)を
付設して上下位置を規制する。
歯車(83)は、ヘッド(60)内に配置したモーター(86)の軸
に装着した小歯車(85)に係合し、モーター(86)により回
転駆動される。
歯車(83)の中心に昇降軸(87)が、平行キー(88)により歯
車(83)に従動して回転し、かつ、垂直方向に昇降可能に
挿設してある。昇降軸(87)は、上部の小径部に嵌装した
スプリング(89)により下方に付勢され、かつ、小径部は
上部板(65)を貫通して、その上端にプランジャ(90)が付
設してある。プランジャ(90)を中心として、上部板(65)
にソレノイド・コイル(91)が設置してあり、ソレノイド
・コイル(91)が励磁されると、昇降軸(87)はスプリング
(89)に抗して上昇する。
昇降軸(87)の下端には、カッター刃(92)を装着する。カ
ッター刃(92)は、モーター(86)による歯車(83)の回転に
ともなって、その向きが制御され、かつ、ソレノイド・
コイル(91)が励磁されていないときは、スプリング(89)
によりディジタイザ(52)に装着したピールオフ・フイル
ム面に圧接され、ソレノイド・コイル(91)は励磁される
と、上昇してピールオフ・フイルム面から離間する。
次に第13図は、上述装置を作動させるための制御シス
テムを示すブロック図である。
前述実施例の場合と同様に、ディジタイザ(52)に被処理
原画を装着し、所望の画像領域を囲む輪郭線上に、所要
のピッチによる各プロット点に、カーソル(54)(あるい
はスタイラスペン)を順次設定して、各プロット点のX
−Y座標値データを出力し、メモリ(105)に入力蓄積さ
れる。このカーソルあるいはスタイラスペンによる座標
値入力に際しては、架台(56)を第9図示のように、ディ
ジタイザ(52)面から側方に退避させておく。
また、各プロット点のX−Y座標値データに基いて、モ
ニター(62)に輪郭線の形状を表示して、確認及び修正を
行うことも、前述実施例と同様である。
CPU(100)は、メモリ(105)に蓄積された座標値データ
に基いて、駆動制御回路(101)に指令を出力し、架台(5
6)を駆動するX軸モーター及びヘッド(60)を駆動するY
軸モーターを制御して、イメージセンサ装置のレンズ(7
0)の光軸が各プロット点に整合する位置に、順次移動さ
せる。また、イメージセンサが第10図示のリニア型で
ある場合には、モーター(76)によりイメージセンサ(74)
の方向が、当該領域の画像輪郭線にほぼ直交するように
回転させる。
このヘッド(60)の移動に際しては、カッター装置のソレ
ノイド((91)に通電励磁して、カッター刃(92)をディジ
タイザ(52)の面から離間させておく。
また、操作パネル(55)からの操作により、照明切換え回
路(102)は、フレーム(51)内の透過用光源(53)あるいは
ヘッド(60)下面の反射用光源(68)の一方を点灯する。こ
れは、被処理原画が透過型が、あるいは反射型かに応じ
て切換えることは、云うまでもない。
イメージセンサ(74)あるいは(81)は、前述各実施例に準
じて、A/D変換器(103)、イメージモメリ(104)を介し
て、画像輪郭線の座標値データを出力し、このデータ
は、同じく前述手法に準じてCPU(100)で処理され、
対象画像領域を囲む輪郭線データが、メモリ(105)に入
力蓄積される。
メモリ(105)に蓄積した輪郭線データは、必要に応じて
フロッピディスク等の外部記憶手段(106)に転送するこ
とも、前述実施例と同様である。
所望の画像領域の輪郭線データを作成した後、ディジタ
イザ(52)から原画を外し、ピールオフ・フイルムを装着
する。ピールオフ・フイルムは周知のように、透明ベー
スに、遮光性もしくは赤色等の安全光色の透光性の皮膜
であるピール層を、容易に剥離できるように積層したも
ので、ピール層を所望形状に切削して剥離することによ
り、所望形状の透光部を形成できるもので、写真製版作
業等において、切抜きマスク作成のために広く使用され
ている。
ディジタイザ(52)にピールオフ・フイルムを装着し、C
PU(100)の指令により、メモリ(105)あるいは外部記憶
手段(106)に蓄積した輪郭線データに基いて、駆動制御
回路(101)を介して、ヘッド(60)を所望の輪郭線の形状
に沿って移動さるとともに、カッター装置のソレノイド
(91)の励磁を解除して、スプリング(89)によりカッター
刃(92)をピールオフ・フイルム面に圧接し、ピール層を
切削する。このとき、カッター刃(92)が常にヘッド(60)
の進行方向に正対するように、モーター(86)の回転を制
御する。この回転制御は、前述したリニア型イメージセ
ンサの方向を制御する手法に準じて行えばよい。
なお、イメージセンサ装置とカッター装置とは、ヘッド
(60)上の位置が異なるため、ピールオフ・フイルムに切
削位置は、原画の輪郭線の位置から、両装置の離間距離
だけ偏位することになるが、基本的には、ピールオフ・
フイルムに形成された切抜きマスクの形状が、所望の画
像領域の形状に一致していれば、ピールオフ・フイルム
のマスクを所望画像領域に整合させることができるた
め、実用的には支障はない。
あるいは、ピールオフ・フイルムの装着位置を原画の装
着位置に対して、イメージセンサ装置とカッター装置と
の距離に相当する量だけ偏位させることにより、両者の
位置を合致させるようにしてもよい。
また、原画及びピールオフ・フイルムの寸法が、ディジ
タイザのサイズに近い大きさで、偏位させて装着するだ
けの余裕がとれない場合等には、ピールオフ・フイルム
の切削加工に際して、メモリ(105)あるいは外部記憶手
段(106)に蓄積した座標値データに、所要の補正量を加
算してヘッド(60)の位置を制御することにより、原画の
輪郭線と同じ位置に切抜きマスクを形成することができ
る。すなわち、第9図示のように、カッター装置がイメ
ージセンサ装置からY軸方向に離間して配置してある場
合には、蓄積した座標値データのY座標値に、両装置の
間隔に相当する修正量(ΔYあるいは−ΔY)を加算し
て、ヘッド(60)の位置を制御すればよい。
上述第3実施例装置は、画像輪郭線データの作成と、そ
のデータに基づく切抜きマスクの作成とを、1つの装置
をもって行うことができ、かつ、両者が同一の制御系に
より駆動されるため、きわめて精度の高い切抜きマスク
を作成することができる。
なお、第13図示制御システムには、通信用インターフ
ェース(107)が付設してある。これは、輪郭線データと
切抜きマスクとの作成を、並設した別々の装置で行うこ
とにより作業効率を増加させる場合等に、メモリ(105)
あるいは外部記憶手段(106)に蓄積したデータを、通信
線(108)を介して他方に転送し、あるいは他方から受け
取るようにしたものである。また、輪郭線データを直接
カラースキャナに転送して、原画走査記録時に、所望の
画像領域のみを記録する場合にも適用する。
[付帯事例] 第14図より第16図は、本発明装置により画像輪郭線
データを作成する際に、発生が予想される不都合の事例
と、その対策を示す説明図である。
第14図は、マトリクス型イメージセンサの中心が、ス
タイラスペンあるいはカーソルによりプロットされた点
(Pa)(Pb)(Pc)(Pd)(Pe)(Pf)の位置に順次移動して、各位
置ごとにイメージセンサの領域内に投影される画像輪郭
線を検出する状態である。この場合、プロット点(Pa)と
(Pb)との間のピッチ及び(Pc)以下の各プロット点間のピ
ッチは、イメージセンサの領域寸法よりも小さく設定さ
れて、各位置におけるイメージセンサの領域が、適宜に
オーバラップしているため、画像輪郭線を切れ目なく検
出できるが、プロット点(Pb)と(Pc)との間隔は、イメー
ジセンサの領域寸法よりも大きくなっているため、この
部分で切れ目が生じることになる。
この場合は、前後のプロット点の座標値データに基づく
補間演算により、中間部のプロット点(Px)を設定して、
他のプロット点と同様に処理することにより、切れ目の
ない画像輪郭線データを作成するようにすればよい。
次に第15図は、対象輪郭線の両側における画像の濃度
ないし色調の差がないか、あるいは小さくて、イメージ
センサによる輪郭線の検出ができない場合の対策を示
す。これは、プロット点の座標値入力により、モニター
(22)あるいは(62)に輪郭線が表示されることを利用し
て、イメージセンサにより輪郭線を検出できた部分と、
検出できなかった部分とで、モニター画面における表示
状態を異ならせて、判別するように構成する。これはた
とえば、第15図のように検出できた部分を実線で、検
出できなかった部分を点線で表示するとか、検出できな
かった部分を点滅させ、あるいは輝度を変化させると
か、モニターとしてカラーCRTを適用して表示色を変
えて示す等の、各種の手段が適用できる。この場合、検
出できなかった輪郭線部については、作業者がディジタ
イザ上でカーソルを操作して補間することにより、デー
タを確定させればよい。
次に第16図は、画像輪郭線の分岐部や、複数本の輪郭
線が近傍した部分等で、イメージセンサに複数本の輪郭
線像が同時に投影された場合を示す。イメージセンサの
位置が「a」及び「b」のときは、「A」と「B」に分岐した輪郭線
が検出される。この段階では、両方の輪郭線データをメ
モリに書きこんでおく。イメージセンサが「c」の位置ま
で移動すると、輪郭線「B」がイメージセンサから外れて
検出されなくなるため、「B」は検出すべき輪郭線ではな
いことを判別し、メモリに書きこんだデータから輪郭線
「B」のデータを消去する。
また、位置「c」「d」「e」では、分岐した2本の輪郭線「C」
「D」が検出される。この場合、2本の輪郭線がともにイ
メージセンサの領域から外れず、位置「e」において再び
合流するため、自動的な判別及び不要輪郭線の消去は困
難であるので、モニター画面に両方の輪郭線を表示し
て、作業者の判断により、不要な輪郭線データを消去す
る。
[発明の効果] (1)目視により選定した画像輪郭線上の点の位置を、X
−Yディジタイザを用いて入力する際に、スタイラスペ
ンあるいはカーソルを輪郭線の位置におおまかに設置す
るだけで、対象点のX−Y座標値を正確に検出できるの
で、熟練を必要せず、正確な画像輪郭線データを容易に
作成することができる。
(2)小面積もしくは短小な局部的画像領域のみをイメー
ジセンサにより検出するため、被処理データ量が少な
く、ハードウエア及びCPUにおける処理プロセスが簡
単である。
(3)したがって、簡単な装置によって実施することがで
き、設備コストが安価である。
(4)イメージセンサにカッター装置を並設して、作成し
た画像輪郭線データを利用してカッターの位置を制御す
ることにより、切抜きマスクを自動的にかつ正確に作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例装置の要部を示す斜視図、
第2図は同装置の制御システムを示すブロック図、第3
図はマトリクス型イメージセンサに画像輪郭線部を投影
した状態を示す図、第4図は本発明の第2実施例装置の
要部を示す斜視図、第5図はリニア型イメージセンサの
移動軌跡を示す図、第6図はリニア型イメージセンサに
おける輪郭線投影位置を求める手段を示す説明図、第7
図はリニア型イメージセンサの出力状態を示すグラフ、
第8図は第2実施例装置の制御システムを示すブロック
図、第9図は本発明の第3実施例装置の外観斜視図、第
10図及び第11図はそれぞれ同装置のイメージセンサ
装置の断面図、第12図は同装置のカッター装置の断面
図、第13図は第3実施例装置の制御システムを示すブ
ロック図、第14図ないし第16図は画像輪郭線の検出
不良の対策を示す説明図である。 (1)……画像部、(2)……原画、 (3)……透明型ディジタイザ、 (4)……スタイラスペン、(5)……架台、 (6)……ガイド軸、(7)……駆動ネジ、 (8)……結像レンズ、 (9)……マトリクス型イメージセンサ、 (11)……インターフェース、(12)……CPU、 (13)……モーター駆動回路、(14)(15)……モーター、 (16)……イメージ処理部、(17)……増幅器、 (18)……A/D変換器、(19)……イメージメモリ、 (20)……操作パネル、(21)……メモリ、 (22)……CRTモニタ、(23)……外部記憶装置、 (31)……架台、(32)……ガイド軸、 (33)……駆動ネジ、(34)……回転軸、 (35)……ケース、(36)……結像レンズ、 (37)……リニア型イメージセンサ、 (38)(40)……歯車、(39)……モーター、 (41)……モーター駆動回路、(42)(43)……モーター、 (51)……フレーム、(52)……ディジタイザ、 (53)……透過用光源、(54)……カーソル、 (55)……操作パネル、(56)……架台、 (57)……駆動ネジ、(58)……ガイドレール、 (59)……駆動ネジ、(60)……ヘッド、 (62)……CRTモニター、(68)……反射用光源、 (69)……窓、(70)……レンズ、 (72)……軸受、(73)……ケース、 (74)……リニア型イメージセンサ、 (77)(78)……歯車、(79)……モーター、 (81)……マトリクス型イメージセンサ、 (82)……軸受、(83)(85)……歯車、 (86)……モーター、(87)……昇降軸、 (88)……平行キー、(89)……スプリング、 (90)……プランジャ、(91)……ソレノイド、 (92)……カッター刃。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタイラスペンあるいはカーソル等の座標
    値指示手段を設定することにより、当該設定位置のX−
    Y座標値を出力するディジタイザと、 該ディジタイザに装着した被処理原画を照射する光源
    と、 前記ディジタイザの面に平行にX−Y両方向に移動する
    イメージセンサと、 前記ディジタイザに装着した被処理原画の小領域の像
    が、前記イメージセンサに投影されたとき、該領域に含
    まれる画像輪郭線上の点の位置を、イメージセンサ内に
    おけるX−Y座標値として出力させるイメージ処理手段
    と、 前記イメージセンサにおける座標値基準点が、前記座標
    値指示手段の設定により出力したX−Y座標値に一致す
    るように、前記イメージセンサを移動させる移動制御手
    段と、 前記座標値指示手段の設定により出力したX−Y座標値
    と、前記イメージセンサ内における画像輪郭線上の点の
    X−Y座標値とにより、当該点の位置を、前記ディジタ
    イザにおけるX−Y座標値に換算して出力する演算処理
    手段と、 所望の画像輪郭線上の複数個の設定位置について、上記
    手順を反復することにより、前記演算処理手段から逐次
    出力される各点のX−Y座標値を記憶蓄積する記憶手段
    とを備えた画像輪郭線データ作成装置。
  2. 【請求項2】複数個の光電素子を格子状に配列したマト
    リクス型イメージセンサを、X−Y両方向に平行移動す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    に記載の画像輪郭線データ作成装置。
  3. 【請求項3】複数個の光電素子を1方向に列設したリニ
    ア型イメージセンサを、X−Y方向に移動し、かつ、X
    −Y面内で回転するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項に記載の画像輪郭線データ作成装置。
  4. 【請求項4】ディジタイザ面にマスク用シート材料を装
    着し、該マスク用シート材料に対する加工手段を、ディ
    ジタイザ面に平行にX−Y方向に移動可能に設置し、記
    憶手段に蓄積した画像輪郭線データにより、該加工手段
    の位置を制御しながら加工することにより、所望の画像
    輪郭線に合致する切抜きマスクを作成するようにした特
    許請求の範囲前各項のいずれかに記載の画像輪郭線デー
    タ作成装置。
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