JP2817537B2 - 製版マスクの検版装置 - Google Patents
製版マスクの検版装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カットマスクやスクラ
イブ等の製版マスクとネガフィルム等の撮影フィルムと
を重ね合わせて製版マスクに対する検版を行う製版マス
クの検版装置に関する。
イブ等の製版マスクとネガフィルム等の撮影フィルムと
を重ね合わせて製版マスクに対する検版を行う製版マス
クの検版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製版マスクであるカットマスクの作成
は、図11に示すように版下1を撮影してネガフィルム
2を作り、次にこのネガフィルム2にパンチにより孔3
を開けてマスク用フィルム4を重ね合わせる。このマス
ク用フィルム4は、例えば光透過性のシート上に赤色の
遮光フィルムを形成したものであり、予め孔3が設けら
れている。このように重ね合わせた後、マスク用フィル
ム4に対してネガフィルム2に描かれている線に沿って
カットが行われ、その結果としてカットマスク5が作成
される。
は、図11に示すように版下1を撮影してネガフィルム
2を作り、次にこのネガフィルム2にパンチにより孔3
を開けてマスク用フィルム4を重ね合わせる。このマス
ク用フィルム4は、例えば光透過性のシート上に赤色の
遮光フィルムを形成したものであり、予め孔3が設けら
れている。このように重ね合わせた後、マスク用フィル
ム4に対してネガフィルム2に描かれている線に沿って
カットが行われ、その結果としてカットマスク5が作成
される。
【0003】このカットマスク5は、従来手作業で作成
されていたが、近年は自動作図機を用いて作成されてい
る。この場合、版下を撮影して得られる撮影フィルム等
をタブレット、デジタイザ等の座標入力手段上に載置
し、撮影フィルム等に形成された図形の座標値や形状デ
ータ等を外部コンピュータに入力し、これらデータをオ
ンライン又はフロッピーディスク等のオフラインにて自
動作図機側のコンピュータに再入力し、これらデータに
基いて作図機はカットマスク等の製版マスクを作成す
る。
されていたが、近年は自動作図機を用いて作成されてい
る。この場合、版下を撮影して得られる撮影フィルム等
をタブレット、デジタイザ等の座標入力手段上に載置
し、撮影フィルム等に形成された図形の座標値や形状デ
ータ等を外部コンピュータに入力し、これらデータをオ
ンライン又はフロッピーディスク等のオフラインにて自
動作図機側のコンピュータに再入力し、これらデータに
基いて作図機はカットマスク等の製版マスクを作成す
る。
【0004】又、版下をスキャナー等の座標読取り手段
を用いて読み取り、外部コンピュータ又は自動作図機側
のコンピュータに入力してカットマスク等の製版マスク
を作成する場合、さらには版下自体を自動作図機で作成
し、その作成データを直接外部コンピュータ又は自動作
図機側のコンピュータに入力してカットマスク等の製版
マスクを作成する場合もある。
を用いて読み取り、外部コンピュータ又は自動作図機側
のコンピュータに入力してカットマスク等の製版マスク
を作成する場合、さらには版下自体を自動作図機で作成
し、その作成データを直接外部コンピュータ又は自動作
図機側のコンピュータに入力してカットマスク等の製版
マスクを作成する場合もある。
【0005】ところで、このように作成されたカットマ
スク5は、ネガフィルム2に対して正確にカットされた
かの検版が行われる。この検版は、カットマスク5とネ
ガフィルム2とを重ね合わせ、カットマスク5上のカッ
ト線が、線画ネガフィルム2上の線と合っているか、又
ずれているかを確認することにより行われる。そして、
この検版作業は、狭いカットラインを作業員によりルー
ペや顕微鏡を用いて目視により行われる。
スク5は、ネガフィルム2に対して正確にカットされた
かの検版が行われる。この検版は、カットマスク5とネ
ガフィルム2とを重ね合わせ、カットマスク5上のカッ
ト線が、線画ネガフィルム2上の線と合っているか、又
ずれているかを確認することにより行われる。そして、
この検版作業は、狭いカットラインを作業員によりルー
ペや顕微鏡を用いて目視により行われる。
【0006】この検版の結果、カットマスク5が適正で
あれば、カットマスク5の複写を必要枚数、例えばn枚
作成し、さらにこれら複写のカットマスクについても検
版作業を行っている。
あれば、カットマスク5の複写を必要枚数、例えばn枚
作成し、さらにこれら複写のカットマスクについても検
版作業を行っている。
【0007】一方、カットマスク5が不適正であれば、
その不一致の部分について確認を再度行う。この再確認
でも不適正であれば、不良のカットマスクとして判定す
る。
その不一致の部分について確認を再度行う。この再確認
でも不適正であれば、不良のカットマスクとして判定す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにカットマ
スク5の検版は、カットマスク5とネガフィルム2とを
重ね合わせ、作業員によりルーペや顕微鏡を用いて目視
により行うので、検版の見落としをする虞があり、かつ
作業員に対して眼性疲労を与えてしまう。
スク5の検版は、カットマスク5とネガフィルム2とを
重ね合わせ、作業員によりルーペや顕微鏡を用いて目視
により行うので、検版の見落としをする虞があり、かつ
作業員に対して眼性疲労を与えてしまう。
【0009】そこで本発明は、カットマスク等の製版マ
スクの検版を自動的にかつ正確にできる製版マスクの検
版装置を提供することを目的とする。
スクの検版を自動的にかつ正確にできる製版マスクの検
版装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、版下を線画撮
影し、製版枠として光透過性の線が描かれた撮影フィル
ムと、この撮影フィルム又は版下に描かれている線に沿
ってカットされて作成される製版マスクとを重ね合わせ
て製版マスクに対する検版を行う製版マスクの検版装置
において、版下又は製版マスクに形成された図形の形状
に応じて検査ポイントを求める検査ポイント決定手段
と、光強度を検出するセンサと、このセンサを、検査ポ
イントに従って、撮影フィルムと製版フィルムとを重ね
合わせた上方で撮影フィルムの光透過性の線に対して直
交方向に移動させ、センサからの検出情報に基づいて光
透過性の線中に製版マスクに形成されたカット線が存在
するか否かに応じて製版マスクの適性又は不適性を判定
する検版判定手段とを備えて上記目的を達成しようとす
る製版マスクの検版装置である。
影し、製版枠として光透過性の線が描かれた撮影フィル
ムと、この撮影フィルム又は版下に描かれている線に沿
ってカットされて作成される製版マスクとを重ね合わせ
て製版マスクに対する検版を行う製版マスクの検版装置
において、版下又は製版マスクに形成された図形の形状
に応じて検査ポイントを求める検査ポイント決定手段
と、光強度を検出するセンサと、このセンサを、検査ポ
イントに従って、撮影フィルムと製版フィルムとを重ね
合わせた上方で撮影フィルムの光透過性の線に対して直
交方向に移動させ、センサからの検出情報に基づいて光
透過性の線中に製版マスクに形成されたカット線が存在
するか否かに応じて製版マスクの適性又は不適性を判定
する検版判定手段とを備えて上記目的を達成しようとす
る製版マスクの検版装置である。
【0011】又、本発明の製版マスクの検版装置は、製
版マスク上に形成された図形の内、検査ポイントを求め
る図形を指定する図形指定手段を備えている。
版マスク上に形成された図形の内、検査ポイントを求め
る図形を指定する図形指定手段を備えている。
【0012】
【作用】このような手段を備えたことにより、版下又は
製版マスクに形成された図形の形状に応じた検査ポイン
トが検査ポイント決定手段により求められる。この場
合、版下又は製版マスクに形成された全図形を検査する
のでなく、検査すべき図形の指定が行われる。
製版マスクに形成された図形の形状に応じた検査ポイン
トが検査ポイント決定手段により求められる。この場
合、版下又は製版マスクに形成された全図形を検査する
のでなく、検査すべき図形の指定が行われる。
【0013】この後、この決定された検査ポイントに従
ってセンサを、撮影フィルムと製版フィルムとを重ね合
わせた上方で撮影フィルムの光透過性の線に対して直交
方向に移動させ、センサからの検出情報に基づいて光透
過性の線中に製版マスクに形成されたカット線が存在す
るか否かに応じて製版マスクの適性又は不適性を判定す
る。
ってセンサを、撮影フィルムと製版フィルムとを重ね合
わせた上方で撮影フィルムの光透過性の線に対して直交
方向に移動させ、センサからの検出情報に基づいて光透
過性の線中に製版マスクに形成されたカット線が存在す
るか否かに応じて製版マスクの適性又は不適性を判定す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0015】図1は自動作図機に適用した製版マスクの
検版装置の構成図である。図板10にはY軸方向に移動
自在な可動アーム11が設けられている。この可動アー
ム11には、この可動アーム11の長手方向、つまりX
軸方向に移動自在なヘッド12が設けられている。そし
て、このヘッド12には、ペン又はカットマスク作製の
ためのカッターが搭載されている。これら可動アーム1
1及びヘッド12は、駆動回路13により駆動制御され
る。
検版装置の構成図である。図板10にはY軸方向に移動
自在な可動アーム11が設けられている。この可動アー
ム11には、この可動アーム11の長手方向、つまりX
軸方向に移動自在なヘッド12が設けられている。そし
て、このヘッド12には、ペン又はカットマスク作製の
ためのカッターが搭載されている。これら可動アーム1
1及びヘッド12は、駆動回路13により駆動制御され
る。
【0016】なお、図板10としては、図2に示すよう
にライトテーブルの機能を備える。このライトテーブル
は、光透過性のガラス板101の下方に螢光灯102を
配置し、この螢光灯102からの光を散乱させてガラス
板101に対して均一な照度となるようにしている。
又、ガラス板101には、各バキューム孔103が形成
され、バキュームポンプ104によって内部の空気が排
出されるようになっている。従って、ガラス板101上
にマスク用フィルムが載置されると、各バキューム孔1
03から吸引される空気によりマスク用フィルムはガラ
ス板101に吸い付けられる。
にライトテーブルの機能を備える。このライトテーブル
は、光透過性のガラス板101の下方に螢光灯102を
配置し、この螢光灯102からの光を散乱させてガラス
板101に対して均一な照度となるようにしている。
又、ガラス板101には、各バキューム孔103が形成
され、バキュームポンプ104によって内部の空気が排
出されるようになっている。従って、ガラス板101上
にマスク用フィルムが載置されると、各バキューム孔1
03から吸引される空気によりマスク用フィルムはガラ
ス板101に吸い付けられる。
【0017】又、ヘッド12には、ホトセンサ14が搭
載されている。このホトセンサ14は、受光強度に応じ
た光強度信号として出力するものである。
載されている。このホトセンサ14は、受光強度に応じ
た光強度信号として出力するものである。
【0018】なお、図板10の下方には複数の突起15
を有するピンバー16が設けられている。
を有するピンバー16が設けられている。
【0019】一方、制御処理装置20には、主制御部2
1が設けられ、この主制御部21の指令に従って検査ポ
イント決定部22、検版判定部23、カット作業部24
及び警報部25が作動し、かつ図形データメモリ26及
びセンサメモリ27に対してデータの書き込み読み出し
が行われるものとなっている。
1が設けられ、この主制御部21の指令に従って検査ポ
イント決定部22、検版判定部23、カット作業部24
及び警報部25が作動し、かつ図形データメモリ26及
びセンサメモリ27に対してデータの書き込み読み出し
が行われるものとなっている。
【0020】又、主制御部21には出力部28を通して
駆動回路13が接続され、又、入力部29を通して外部
コンピュータから図形データ等が入力され、かつホトセ
ンサ14からの光強度信号が入力されるようになってい
る。
駆動回路13が接続され、又、入力部29を通して外部
コンピュータから図形データ等が入力され、かつホトセ
ンサ14からの光強度信号が入力されるようになってい
る。
【0021】ここで、外部コンピュータからは、図形デ
ータの他にコマンド、すなわち、スタート、ストップ、
原点復帰等の制御情報、ヘッド12に搭載されるペン情
報(ペン番号、アップダウン等)、破線等の線種情報、
レイヤーや出力モード等の属性情報、図形コード、座標
データが入力されるものとなっている。
ータの他にコマンド、すなわち、スタート、ストップ、
原点復帰等の制御情報、ヘッド12に搭載されるペン情
報(ペン番号、アップダウン等)、破線等の線種情報、
レイヤーや出力モード等の属性情報、図形コード、座標
データが入力されるものとなっている。
【0022】図形データメモリ26には、入力部29か
らの図形データが記憶される。この図形データは、版下
に描かれた各図形や頁の境界線を表したもので、図面サ
イズ、図面基準点、製版枠等により成っている。
らの図形データが記憶される。この図形データは、版下
に描かれた各図形や頁の境界線を表したもので、図面サ
イズ、図面基準点、製版枠等により成っている。
【0023】検査ポイント決定部22は、図形データメ
モリ26に記憶された各図形データを読み出し、その図
形の形状に応じた検査ポイントを座標値として演算し求
める機能を有している。
モリ26に記憶された各図形データを読み出し、その図
形の形状に応じた検査ポイントを座標値として演算し求
める機能を有している。
【0024】例えば、図形として三角形であれば、図3
(a) に示すように各辺に各検査ポイントa1〜a3が求
められる。この場合、各検査ポイントa1〜a3の座標
値は、三角形の各頂点の座標を図形データとして有して
いるので、これら座標値から演算し求める。又、図形と
して四角形であれば同図(b) に示す各辺に各検査ポイン
トa4〜a7が求められ、楕円形であれば同図(c) に示
すように長軸及び短軸方向の各検査ポイントa8〜a11
が求められる。又、楕円の場合は、図4に示すように楕
円に矩形を外接させたときの接点を各検査ポイントa12
〜a14又はこのうちの各検査ポイントa13、a14でもよ
く、さらに楕円上の点でもよい。なお、図形としては、
円弧や星型等に対する各検査ポイントも演算し求められ
るように成っている。
(a) に示すように各辺に各検査ポイントa1〜a3が求
められる。この場合、各検査ポイントa1〜a3の座標
値は、三角形の各頂点の座標を図形データとして有して
いるので、これら座標値から演算し求める。又、図形と
して四角形であれば同図(b) に示す各辺に各検査ポイン
トa4〜a7が求められ、楕円形であれば同図(c) に示
すように長軸及び短軸方向の各検査ポイントa8〜a11
が求められる。又、楕円の場合は、図4に示すように楕
円に矩形を外接させたときの接点を各検査ポイントa12
〜a14又はこのうちの各検査ポイントa13、a14でもよ
く、さらに楕円上の点でもよい。なお、図形としては、
円弧や星型等に対する各検査ポイントも演算し求められ
るように成っている。
【0025】又、この検査ポイント決定部22には図形
指定部30の機能が備えられている。この図形指定部3
0は、図形データメモリ26に記憶された各図形データ
のうち検査に必要な図形データを指定するもので、キー
ボード等から成っている。さらに、図形データの指定
は、撮影フィルム等に形成された図形の座標値や形状デ
ータ等をタブレット、デジタイザ等の座標入力手段によ
り外部コンピュータに入力する際に、指定データとして
座標入力手段を通じて他のデータとともに外部コンピュ
ータに入力することもできる。又、この図形指定部30
とは別に、検査ポイント決定部22には、検版の際に必
ず検査する部分、例えば製版枠等を指定する機能を有し
ている。
指定部30の機能が備えられている。この図形指定部3
0は、図形データメモリ26に記憶された各図形データ
のうち検査に必要な図形データを指定するもので、キー
ボード等から成っている。さらに、図形データの指定
は、撮影フィルム等に形成された図形の座標値や形状デ
ータ等をタブレット、デジタイザ等の座標入力手段によ
り外部コンピュータに入力する際に、指定データとして
座標入力手段を通じて他のデータとともに外部コンピュ
ータに入力することもできる。又、この図形指定部30
とは別に、検査ポイント決定部22には、検版の際に必
ず検査する部分、例えば製版枠等を指定する機能を有し
ている。
【0026】頁物に面付けされたものを対象とするカッ
トマスクについて説明すると、図5に示すように各頁
A、Bのいずれにもその端に各写真Fa、Fb等のマス
クを必要とする絵柄があり、かつ各頁C、Dに絵柄のバ
ックの地の部分に各々色アミの指定がある場合、製版枠
上の各検査ポイントb及び各頁の境界線上の各検査ポイ
ントc1、c2が指定される。なお、図中「●」は原稿
を読取り入力する点である。
トマスクについて説明すると、図5に示すように各頁
A、Bのいずれにもその端に各写真Fa、Fb等のマス
クを必要とする絵柄があり、かつ各頁C、Dに絵柄のバ
ックの地の部分に各々色アミの指定がある場合、製版枠
上の各検査ポイントb及び各頁の境界線上の各検査ポイ
ントc1、c2が指定される。なお、図中「●」は原稿
を読取り入力する点である。
【0027】又、図6には横2面に面付けされた場合を
示し、製版枠上の各検査ポイントb及び各頁E、Fの境
界線上の各検査ポイントc3が指定される。さらに、図
7には横3面(観音開き)に面付けされた場合を示し、
製版枠上の各検査ポイントb及び各頁G、H、Iの各境
界線上の各検査ポイントc4、c5が指定される。
示し、製版枠上の各検査ポイントb及び各頁E、Fの境
界線上の各検査ポイントc3が指定される。さらに、図
7には横3面(観音開き)に面付けされた場合を示し、
製版枠上の各検査ポイントb及び各頁G、H、Iの各境
界線上の各検査ポイントc4、c5が指定される。
【0028】なお、線版枠や各頁の境界線は、図5〜図
7に示すように図形データ中で最も長い線分であり、か
つX軸座標の最小値と最大値、Y軸座標の最小値と最大
値を結ぶので、図形データから検索しやすいデータであ
る。
7に示すように図形データ中で最も長い線分であり、か
つX軸座標の最小値と最大値、Y軸座標の最小値と最大
値を結ぶので、図形データから検索しやすいデータであ
る。
【0029】従って、検査ポイント決定部22は、図形
指示部30により指定された図形データ及び製版枠等を
図形データメモリ26から読み出し、その指定された図
形データのみの図形形状に応じた検査ポイントを座標値
として演算し求めると同時に、製版枠等については図形
指定部30からの指定がなくても自動的に検査ポイント
を座標値として演算し求める機能を有している。
指示部30により指定された図形データ及び製版枠等を
図形データメモリ26から読み出し、その指定された図
形データのみの図形形状に応じた検査ポイントを座標値
として演算し求めると同時に、製版枠等については図形
指定部30からの指定がなくても自動的に検査ポイント
を座標値として演算し求める機能を有している。
【0030】検版判定部23は、検査ポイント決定部2
2より決定された検査ポイントに従ってホトセンサ14
を、カットマスクとネガフィルムとを重ね合わせて載置
した図板10の上方で移動させ、このときホトセンサ1
4により検出される光強度によって製版マスクに対する
検版判定を行う機能を有するものである。
2より決定された検査ポイントに従ってホトセンサ14
を、カットマスクとネガフィルムとを重ね合わせて載置
した図板10の上方で移動させ、このときホトセンサ1
4により検出される光強度によって製版マスクに対する
検版判定を行う機能を有するものである。
【0031】具体的に検版判定は、ホトセンサ14によ
り検出された光強度によりカットマスクのカット線が、
ネガフィルムの線幅内に位置する場合に製版マスクは適
正と判定する機能を有している。この検版判定の結果、
製版マスクが不適正であれば、検版判定部23は警報部
25を介してブザー等の警報器31を鳴動させる機能を
有している。
り検出された光強度によりカットマスクのカット線が、
ネガフィルムの線幅内に位置する場合に製版マスクは適
正と判定する機能を有している。この検版判定の結果、
製版マスクが不適正であれば、検版判定部23は警報部
25を介してブザー等の警報器31を鳴動させる機能を
有している。
【0032】なお、検版判定部23は、図2に示すガラ
ス板101に形成された各バキューム孔103の位置座
標を有し、検査ポイントとバキューム孔103とが重な
る場合にはこの検査ポイントを所定距離ずらして変更す
る機能を有している。
ス板101に形成された各バキューム孔103の位置座
標を有し、検査ポイントとバキューム孔103とが重な
る場合にはこの検査ポイントを所定距離ずらして変更す
る機能を有している。
【0033】カット作業部24は、図形データメモリ2
6に記憶されている図形データに従ってヘッド12の移
動制御信号を駆動回路13に与え、ヘッド12に搭載さ
れたカッターによりマスク用フィルムをカットしてカッ
トマスクを作成する機能を有するものである。
6に記憶されている図形データに従ってヘッド12の移
動制御信号を駆動回路13に与え、ヘッド12に搭載さ
れたカッターによりマスク用フィルムをカットしてカッ
トマスクを作成する機能を有するものである。
【0034】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
【0035】版下を撮影することにより図8に示すネガ
フィルム40が作成され、このネガフィルム40又は版
下から得られた各図形データが、外部コンピュータから
入力部29を通して入力されて図形データメモリ26に
記憶される。このネガフィルム40には、黒色の部分に
製版枠としての光透過性の線42が描かれている。
フィルム40が作成され、このネガフィルム40又は版
下から得られた各図形データが、外部コンピュータから
入力部29を通して入力されて図形データメモリ26に
記憶される。このネガフィルム40には、黒色の部分に
製版枠としての光透過性の線42が描かれている。
【0036】一方、マスク用フィルムが図板10上のピ
ンバー16に嵌められてセットされる。
ンバー16に嵌められてセットされる。
【0037】この状態に、カット作業部24は、図形デ
ータメモリ26に記憶されている図形データに従ってヘ
ッド12に対する移動制御信号を駆動回路13に与え
る。この駆動回路13の駆動により、ヘッド12は、可
動アーム11のY軸方向への移動及び自身のX軸方向の
移動により図板10上を図形データに従って移動し、搭
載されたカッターによりマスク用フィルムをカットして
カットマスクを作成する。図9はかかるカットマスク4
1であって、製版枠にあたるカット線43が描かれてい
る。
ータメモリ26に記憶されている図形データに従ってヘ
ッド12に対する移動制御信号を駆動回路13に与え
る。この駆動回路13の駆動により、ヘッド12は、可
動アーム11のY軸方向への移動及び自身のX軸方向の
移動により図板10上を図形データに従って移動し、搭
載されたカッターによりマスク用フィルムをカットして
カットマスクを作成する。図9はかかるカットマスク4
1であって、製版枠にあたるカット線43が描かれてい
る。
【0038】次に、この作成されたカットマスク43に
対する検版が行われる。
対する検版が行われる。
【0039】先ず、図板10に対して図9に示すカット
マスク41が置かれてピンバー16に嵌められセットさ
れ、次にこのカットマスク41の上に図8に示すネガフ
ィルム40が重なり合わされ、ピンバー16に嵌められ
てセットされる。
マスク41が置かれてピンバー16に嵌められセットさ
れ、次にこのカットマスク41の上に図8に示すネガフ
ィルム40が重なり合わされ、ピンバー16に嵌められ
てセットされる。
【0040】一方、図形指定部30には検査を必要とす
る図形の指定が、作業員のキー入力操作により行われ
る。この場合、製版枠や各頁の境界線は、必ず検査を行
うことが予め指定されており、図形データを外部コンピ
ュータに入力する際、指定されたものは図形指定部30
で再度指定する必要はない。
る図形の指定が、作業員のキー入力操作により行われ
る。この場合、製版枠や各頁の境界線は、必ず検査を行
うことが予め指定されており、図形データを外部コンピ
ュータに入力する際、指定されたものは図形指定部30
で再度指定する必要はない。
【0041】検査ポイント決定部22は、図形指定部3
0から図形の指定を受けると、この指定された図形デー
タや製版枠の座標等を図形データメモリ26から検索し
て読み出し、この図形の形状に応じた検査ポイントの座
標値を演算して求める。
0から図形の指定を受けると、この指定された図形デー
タや製版枠の座標等を図形データメモリ26から検索し
て読み出し、この図形の形状に応じた検査ポイントの座
標値を演算して求める。
【0042】ここで、上記カットマスク41のカット線
43に対する検査を、各読取り点PQ間の場合について
説明する。この読み取り点は、外部コンピュータにより
入力された座標点である。
43に対する検査を、各読取り点PQ間の場合について
説明する。この読み取り点は、外部コンピュータにより
入力された座標点である。
【0043】図10はカットマスク41とネガフィルム
41とを重ね合わせた場合の読取り点PQ間の拡大図で
ある。ネガフィルム40には黒色の部分に製版枠として
の光透過性の線42が描かれ、このネガフィルム40の
線42中には、カット線43が配置されている。これは
製版枠の線42の幅Kよりもカット線43の幅の方が狭
く形成されているからである。従って、製版枠の線42
内には、カットマスク41の赤色の遮光フィルムが覗
き、そこにカット線43が存在する。
41とを重ね合わせた場合の読取り点PQ間の拡大図で
ある。ネガフィルム40には黒色の部分に製版枠として
の光透過性の線42が描かれ、このネガフィルム40の
線42中には、カット線43が配置されている。これは
製版枠の線42の幅Kよりもカット線43の幅の方が狭
く形成されているからである。従って、製版枠の線42
内には、カットマスク41の赤色の遮光フィルムが覗
き、そこにカット線43が存在する。
【0044】検査ポイント決定部22は、製版枠上の読
取りPQ間を検査するために、各読取り点P、Qから予
め設定された距離m、nの座標f1、f2を求め、かつ
これら座標f1、f2で製版枠の線42に対して直交方
向に走査してその終了座標f3、f4を求める。そし
て、検査ポイント決定部22は、これら座標f1、f2
及びf3、f4を出力部28を通して検版判定部23に
渡す。
取りPQ間を検査するために、各読取り点P、Qから予
め設定された距離m、nの座標f1、f2を求め、かつ
これら座標f1、f2で製版枠の線42に対して直交方
向に走査してその終了座標f3、f4を求める。そし
て、検査ポイント決定部22は、これら座標f1、f2
及びf3、f4を出力部28を通して検版判定部23に
渡す。
【0045】この検版判定部23は、受け取った各座標
f1、f2及びf3、f4から移動指令を作成して駆動
回路13に与える。
f1、f2及びf3、f4から移動指令を作成して駆動
回路13に与える。
【0046】これにより、ヘッド12は図板10上を移
動し、ホトセンサ14が座標f1に到達してときに一旦
停止し、次に座標f3に向かって移動する。
動し、ホトセンサ14が座標f1に到達してときに一旦
停止し、次に座標f3に向かって移動する。
【0047】このときホトセンサ14は、ネガフィルム
40の黒色部分、次にカットマスク41の赤色の遮光フ
ィルム部分、カット線43、再び遮光フィルム部分、線
画ネガフィルム40の黒色部分を走査することになり、
これら部分からの光強度に応じた光強度信号を出力す
る。この場合、遮光フィルム部分からの光強度が最も高
く、次にカット線43、ネガフィルム40の黒色部分の
順となる。
40の黒色部分、次にカットマスク41の赤色の遮光フ
ィルム部分、カット線43、再び遮光フィルム部分、線
画ネガフィルム40の黒色部分を走査することになり、
これら部分からの光強度に応じた光強度信号を出力す
る。この場合、遮光フィルム部分からの光強度が最も高
く、次にカット線43、ネガフィルム40の黒色部分の
順となる。
【0048】又、ホトセンサ14は、上記同様にヘッド
12の移動により座標f1に到達して一旦停止し、次に
座標f3に向かって移動し、このときの光強度を検出す
る。このホトセンサ14から出力された光検出信号は、
入力部29を通してセンサメモリ27に記憶される。
12の移動により座標f1に到達して一旦停止し、次に
座標f3に向かって移動し、このときの光強度を検出す
る。このホトセンサ14から出力された光検出信号は、
入力部29を通してセンサメモリ27に記憶される。
【0049】次に検版判定部23は、センサメモリ27
に記憶されたセンサ光検出信号を読み出し、その光強度
変化からカットマスク41に対する検版判定を行う。
に記憶されたセンサ光検出信号を読み出し、その光強度
変化からカットマスク41に対する検版判定を行う。
【0050】すなわち、カット線43が、ネガフィルム
の線42の幅内の所定範囲R内に位置すれば、カットマ
スク41は適正と判定する。なお、この判定結果は、図
示しないディスプレイにおいて表示される。
の線42の幅内の所定範囲R内に位置すれば、カットマ
スク41は適正と判定する。なお、この判定結果は、図
示しないディスプレイにおいて表示される。
【0051】ところが、検版判定の結果、カット線43
が所定範囲R内に位置していなければ、検版判定部23
は警報部25を介してブザー等の警報器31を鳴動させ
る。これと共に検版判定部23は、不適正と判定した座
標、例えばf2、f4を記憶する。
が所定範囲R内に位置していなければ、検版判定部23
は警報部25を介してブザー等の警報器31を鳴動させ
る。これと共に検版判定部23は、不適正と判定した座
標、例えばf2、f4を記憶する。
【0052】この後、その不適正と判定された部分につ
いて検査を再度行うが、この場合、不適正と判定した座
標f2、f4についてホトセンサ14を走査を行えばよ
い。
いて検査を再度行うが、この場合、不適正と判定した座
標f2、f4についてホトセンサ14を走査を行えばよ
い。
【0053】以上の説明では製版枠上の各読取り点PQ
間の検査について説明したが、例えば指定した図形が三
角形であれば、図3(a) に示すように各検査ポイントa
1〜a3の座標を求め、検査ポイントa1〜a3におい
て各辺に対して直交する方向にホトセンサ14を走査さ
せてその光強度を検出することになる。
間の検査について説明したが、例えば指定した図形が三
角形であれば、図3(a) に示すように各検査ポイントa
1〜a3の座標を求め、検査ポイントa1〜a3におい
て各辺に対して直交する方向にホトセンサ14を走査さ
せてその光強度を検出することになる。
【0054】このように上記一実施例においては、図形
形状に応じた検査ポイントを求め、この検査ポイントに
従ってホトセンサ14を、ネガフィルム40とカットマ
スク41とを重ね合わせた上方に走査させ、このときホ
トセンサ14により検出される光強度によって検版の判
定を行うようにしたので、図形の形状、例えば三角形や
楕円に応じて検査ポイントを演算し求めることができ、
これら検査ポイントおいて検査することにより自動的に
カットマスク41に対する検版を行うことができる。従
って、ネガフィルム40上の線42の幅でも100μm
であり、それ以下に狭いカット線43を作業員の目視に
より検査することがなくなり、作業員への負担を軽減で
きる。
形状に応じた検査ポイントを求め、この検査ポイントに
従ってホトセンサ14を、ネガフィルム40とカットマ
スク41とを重ね合わせた上方に走査させ、このときホ
トセンサ14により検出される光強度によって検版の判
定を行うようにしたので、図形の形状、例えば三角形や
楕円に応じて検査ポイントを演算し求めることができ、
これら検査ポイントおいて検査することにより自動的に
カットマスク41に対する検版を行うことができる。従
って、ネガフィルム40上の線42の幅でも100μm
であり、それ以下に狭いカット線43を作業員の目視に
より検査することがなくなり、作業員への負担を軽減で
きる。
【0055】又、この検版の際、検査を必要とする図形
を指定できるので、版下に描かれた全ての図形について
検査する必要はなく、例えば各写真同士が接する境界線
や検査を必要とする円弧、楕円、さらに製版枠、面付け
した各頁間の境界線のみに検査を限定でき、検版全体の
検査時間を短縮できる。この指定を行う場合、検査を必
要とする図形の個々に対して指定してもよいし、版下の
全図形のうち例えば三角形を全て検査すると指定しても
よい。
を指定できるので、版下に描かれた全ての図形について
検査する必要はなく、例えば各写真同士が接する境界線
や検査を必要とする円弧、楕円、さらに製版枠、面付け
した各頁間の境界線のみに検査を限定でき、検版全体の
検査時間を短縮できる。この指定を行う場合、検査を必
要とする図形の個々に対して指定してもよいし、版下の
全図形のうち例えば三角形を全て検査すると指定しても
よい。
【0056】さらに、カットマスク41を不適切と判定
した場合には、その不適切部分を警報により報知し、か
つその座標を記憶するので、不適切部分を知ることがで
き、再度検査を行う場合に自動的に不適正部分のみに対
して検査できる。さらに、不適正部分をディスプレイに
表示したり、プリントアウトすることができる。
した場合には、その不適切部分を警報により報知し、か
つその座標を記憶するので、不適切部分を知ることがで
き、再度検査を行う場合に自動的に不適正部分のみに対
して検査できる。さらに、不適正部分をディスプレイに
表示したり、プリントアウトすることができる。
【0057】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。
【0058】例えば、上記一実施例では自動作図機に適
用した場合について説明したが、製版マスクの検版装置
の専用機としてもよい。この場合、図板10としてライ
トテーブルの上方にホトセンサ14を移動自在に構成
し、かつ制御処理装置20には、主制御部21の指令に
従って作動する検査ポイント決定部22、検版判定部2
3及び警報部25を備えると共に図形データメモリ26
及びセンサメモリ27に対してデータの書き込み読み出
し可能に備えればよい。又、出力部28を通して駆動回
路13を接続し、入力部29を通して外部コンピュータ
から図形データ等を入力し、かつホトセンサ14からの
光強度信号を入力する構成はかわりない。
用した場合について説明したが、製版マスクの検版装置
の専用機としてもよい。この場合、図板10としてライ
トテーブルの上方にホトセンサ14を移動自在に構成
し、かつ制御処理装置20には、主制御部21の指令に
従って作動する検査ポイント決定部22、検版判定部2
3及び警報部25を備えると共に図形データメモリ26
及びセンサメモリ27に対してデータの書き込み読み出
し可能に備えればよい。又、出力部28を通して駆動回
路13を接続し、入力部29を通して外部コンピュータ
から図形データ等を入力し、かつホトセンサ14からの
光強度信号を入力する構成はかわりない。
【0059】このように検版の専用機とすれば、製版の
運用上の効率をよくすることができる。すなわち、上記
の如く自動作図機によりカットマスクを作成した後は、
この自動作図機においてカットマスクとネガフィルムと
を重ね合わせて検版することになる。従って、複数のカ
ットマスクを作成する場合には、検版終了を待って次の
カットマスクを作成しなければならない。これに対して
検版の専用機を用いれば、検版と同時に次のカットマス
クを作成できる。
運用上の効率をよくすることができる。すなわち、上記
の如く自動作図機によりカットマスクを作成した後は、
この自動作図機においてカットマスクとネガフィルムと
を重ね合わせて検版することになる。従って、複数のカ
ットマスクを作成する場合には、検版終了を待って次の
カットマスクを作成しなければならない。これに対して
検版の専用機を用いれば、検版と同時に次のカットマス
クを作成できる。
【0060】又、検版を半自動的に行うようにしてもよ
い。この場合、図板10のピンバー16に対してカット
マスク、線画ネガフィルムを自動的に取り付け取り外し
する各機構、カットマスクのサイズに応じて吸着作用を
行うバキューム孔103を自動的に切り替える機構、検
版の判定結果に応じた位置にカットマスクを搬送するロ
ーダ機構等を備えればよい。
い。この場合、図板10のピンバー16に対してカット
マスク、線画ネガフィルムを自動的に取り付け取り外し
する各機構、カットマスクのサイズに応じて吸着作用を
行うバキューム孔103を自動的に切り替える機構、検
版の判定結果に応じた位置にカットマスクを搬送するロ
ーダ機構等を備えればよい。
【0061】さらに、ホトセンサ14に限らず、ライン
センサを用いてもよく、又TVカメラを使用してもよ
い。このうちTVカメラの場合は、光学系に拡大レンズ
を取り付けてカット線の拡大像を得るようにする。
センサを用いてもよく、又TVカメラを使用してもよ
い。このうちTVカメラの場合は、光学系に拡大レンズ
を取り付けてカット線の拡大像を得るようにする。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、カ
ットマスク等の製版マスクの検版を自動的にかつ正確に
できる製版マスクの検版装置を提供できる。
ットマスク等の製版マスクの検版を自動的にかつ正確に
できる製版マスクの検版装置を提供できる。
【図1】本発明に係わる製版マスクの検版装置を自動作
図機に適用した場合の一実施例を示す構成図。
図機に適用した場合の一実施例を示す構成図。
【図2】同装置に適用するライトテーブルの構成図。
【図3】同装置で各図形における検査ポイントを示す
図。
図。
【図4】同装置で楕円形に対する検査ポイントを示す
図。
図。
【図5】同装置で4面の面付けに対する検査ポイントを
示す図。
示す図。
【図6】同装置で横2面の面付けに対する検査ポイント
を示す図。
を示す図。
【図7】同装置で横3面の面付けに対する検査ポイント
を示す図。
を示す図。
【図8】ネガフィルムの外観図。
【図9】カットマスクの外観図。
【図10】検版の検査作用を示す図。
【図11】従来の検版方法を説明するための図。
10…図板、11…可動アーム、12…ヘッド、14…
ホトセンサ、16…ピンバー、20…制御処理装置、2
1…主制御部、22…検査ポイント決定部、23…検版
判定部、24…カット作業部、26…図形データメモ
リ、27…センサメモリ、30…図形指定部、40…ネ
ガフィルム、41…カットマスク、101…ガラス板、
102…螢光灯、103…バキューム孔、104…バキ
ュームポンプ。
ホトセンサ、16…ピンバー、20…制御処理装置、2
1…主制御部、22…検査ポイント決定部、23…検版
判定部、24…カット作業部、26…図形データメモ
リ、27…センサメモリ、30…図形指定部、40…ネ
ガフィルム、41…カットマスク、101…ガラス板、
102…螢光灯、103…バキューム孔、104…バキ
ュームポンプ。
Claims (2)
- 【請求項1】 版下を線画撮影し、製版枠として光透過
性の線が描かれた撮影フィルムと、この撮影フィルム又
は前記版下に描かれている線に沿ってカットされて作成
される製版マスクとを重ね合わせて前記製版マスクに対
する検版を行う製版マスクの検版装置において、 前記版下又は前記製版マスクに形成された図形の形状に
応じて検査ポイントを求める検査ポイント決定手段と、 光強度を検出するセンサと、 このセンサを、前記検査ポイントに従って、前記撮影フ
ィルムと前記製版フィルムとを重ね合わせた上方で前記
撮影フィルムの前記光透過性の線に対して直交方向に移
動させ、前記センサからの検出情報に基づいて前記光透
過性の線中に前記製版マスクに形成されたカット線が存
在するか否かに応じて前記製版マスクの適性又は不適性
を判定する検版判定手段と、 を具備したことを特徴とする製版マスクの検版装置。 - 【請求項2】 前記製版マスク上に形成された図形の
内、検査ポイントを求める図形を指定する図形指定手段
を具備したことを特徴とする請求項1記載の製版マスク
の検版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26005292A JP2817537B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 製版マスクの検版装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26005292A JP2817537B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 製版マスクの検版装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110191A JPH06110191A (ja) | 1994-04-22 |
JP2817537B2 true JP2817537B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=17342641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26005292A Expired - Fee Related JP2817537B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 製版マスクの検版装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817537B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01239559A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-25 | Toppan Printing Co Ltd | 検版装置 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP26005292A patent/JP2817537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06110191A (ja) | 1994-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |