JPH01239559A

JPH01239559A - 検版装置

Info

Publication number: JPH01239559A
Application number: JP63067754A
Authority: JP
Inventors: Takeo Onkawa; 恩河　武男; Tetsuji Yarita; 槍田　哲二; Takashi Kuramoto; 蔵本　敬; Takumi Kojima; 巧小島
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1988-03-22
Filing date: 1988-03-22
Publication date: 1989-09-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は印刷用の検版装置に関し、さらに詳細には、複
数の版を撮影しモニタＴＶ上に合成表示させることによ
り、指定された画像が形成されているかどうか、各版間
の位置精度（以下、見当精度）がよいかどうか等を検版
する検版装置に関する。

〈従来技術〉従来、複数の原版をテーブル上に配置し、これらの版を
同時に複数台のＴＶカメラで撮影し、得られた信号をＴ
Ｖモニタ上に重ねて映出して、印刷後の画像をシミュレ
ートすることにより、検版を容易にする検版装置が、例
えば同一出願人に係る特開昭６２−４８８２１号公報等
に於いて知られている。

〈発明が解決しようとするｔＪ題〉このような構成の検版装置では、後述する大サイズの原
版を検版しようとすると、以下の問題点があった。

１）複数の原版を同時に配置しなければならないため、
装置が大型化してしまう。

２）複数のＴＶカメラを同時に広い範囲にわたり移動さ
せなければならないため、精度の維持が困難である。

３）装置の大型化にともない操作性が悪くなる。

また、複数の原版の画像を１枚毎にメモリに記憶させ、
その後に得られた信号をＴＶモニタ上に重ねて映出させ
ることにより印刷後の画像をシミュレート可能にする装
置が、例えば同一出願人に係るＵ　Ｓ　Ｐ　３９８２０
６６号明細書等に於いて知られている。

このような構成の検版装置でも、後述する大サイズの原
版を検版しようとすると、以下の問題点があった。

１）メモリが各原版に対し１枚の構成であるため同時に
原版内の複数の箇所の検版ができず、作業性が悪い。

２）ＴＶカメラ、ＴＶモニタの解像度に限度があるため
、大サイズの原版を１回で検版することは、検版精度の
維持を困難にする。

３）カメラが固定式であるため、原版内の複数の箇所を
検版することが困難である。

即ち、通常製版・印刷の工程で版を作成する場合、雑誌
等を例にすると、最初数ページ（１〜・１ページ）単位
の比較的小サイズの版を作成する。

これらの版の作成が終了した後、印刷機に掛けるために
、これらの版をさらに数枚単位で貼り合わせ（以下、大
貼り）、印刷機用の版を作成する。

この人貼り作業の際に生ずる各版の位置関係の間違えや
、貼り込む見当精度のズレは印す１１物の品′ｉ（を大
きく）員なう原因となる。

本発明はこのような検版要求に対応するために、さらに
改良を加えた印刷用の検版装置を提供するものである。

く誹題を解決するための手段〉本発明はこの種のＴＶモニタを利用した検版装置に於い
て、複数のメモリとＴＶカメラ移動機構を有するととも
に、メモリ内の記憶及び読み出しアドレスとＴＶカメラ
の移動位置をＣＰＵ制（１ｆＪで行うことを特色とする
検版装置である。

〈実施例〉以下図面により本発明の詳細な説明する。

第１図に示す如く、木検版装置は、原版保持板１０の上
面に架台２０によってＸＹ力方向自由に移動可能なＴＶ
カメラ１８を具備している。大貼りされた原版フィルム
は原版・保持板１０上にレジスタービン１２を用いて固
定載置される。固定載置された原版フィルムは、透過用
光源１４もしくは反射用光源１６によって照明され、そ
の画像をＴＶカメラ１８によって撮影される。ＴＶカメ
ラ１８は、固定された原版に対しＸ方向に架台２０上を
移動可能になっている。また架台２０は本体２６上を、
固定された原版に対しＹ方向に移動可能になっている。

これにより、ＴＶカメラ１８は、固定された原版の上面
をＸＹ力方向移動可能となる。

ＴＶカメラ１８より得た画像信号（アナログ信号）は第
２図に示す如（、Ａ／Ｄコンバーター３０によりデジタ
ル信号に変換され、メモリ３２に記憶される。後述する
ように、カラーの印刷用原版は通常４版用いられるので
、４版分の画像信号をメモリ３２上に記憶した後、メモ
リ３２より画像信号が読み出され、Ｄ／Ａコンバーター
３４によりアナログ信号に変換される。次に画像信号は
マトリクス回路３６により、印刷用の色記号（Ｙ−Ｍ−
Ｃ・Ｋ）からＴＶ用の色信号Ｒ−Ｇ−Ｂに変換され、Ｔ
Ｖモニタ２２に映出される。

また、メモリ３２は同期回路３８によって書き込み、読
み出しの同期を制御され、そのアドレスはＣＰＵ４０に
より指示される。

ＣＰＵ４０は、移動制御機構４２から送られてきた座標
信号によりＴＶカメラ１８の位置の記憶、逆に座標信号
を移動制御機構４２に送り、ＴＶカメラの移動位置の指
示等を行い、先のメモリ３２のアドレス管理と合わせ、
装置全体の動作の管理を行う。

次にこの検版装置の検版作業について第３図をもとに説
明する。通常、カラー印刷はイエロー（Ｙ）、マゼンタ
（Ｍ）、シアン（Ｃ）、ブラック（Ｋ）の４版の原版フ
ィルムより構成されるので、この場合について説明する
。

まず最初４版の原版フィルムより１版、例えばＹ版、を
原版保持板１０上にレジスターピン１２を用いて固定載
置する。オペレーションパネル２４のスインチによりＴ
Ｖカメラ１８を動かして、原版フィルムの中の検版を行
う箇所に移動する。その位置座標をオペレーションパネ
ル２４のスイッチによりＣＰＵ４０に記憶すると共に、
ＴＶカメラ１８によって撮影された画像をメモ１Ｊ３２
に記憶させる。原版フィルムの中に検版を行う箇所が複
数ある場合は、同様の作業を繰り返しＴＶカメラ１８の
位置座標とその位置の画像信号の記憶を行う。以上で１
版目の入力を終了する。

次にＹ版を原版保持板１０より外し、２版目、例えばＭ
版、をＹ版のときと同様に原版保持板ｌＯに固定載置す
る。検版を行う箇所は、Ｙ版の人力を行った際に、ＴＶ
カメラ１８の位置座標としてすてにＣＰＵ４０に記憶さ
れているので、今回はオペレーションパネル２４のスイ
ッチを押すだけで、移動制御回路４２により自動的にＴ
Ｖカメラ１８は１版目の入力時と同じ位置に順次移動し
、画像信号の記憶を行う。以上で２版目の入力を終了す
る。３．４版目も２版目と同様な作業で入力を行い、入
力作業が終了する。

入力された画像信号は、オペレーションパネル２４のス
イッチにより、ＣＰＵ４０より同期回路３８を通じてメ
モリ３２から容易に読み出しを行い、ＴＶモニタ２２上
に映出させられる。ここで検版を行う。

検版を行う箇所はオペレーションパネル２４のスイッチ
により選択できる。

なお、以上の様に検版対称が透過形のフィルムである場
合は光源は透過用光源１４を用いて原版の照明を行うが
、反射用光源１６を用いれば、ＰＳ版等の反射形の原版
も検版可能になることは言うまでもない。

また、雑誌類のように、原版内の検版位置が作業内容毎
に常に一定である場合は、予め検版位置の座標を記憶さ
せておくことで、１版目から１頁毎の自動入力が可能と
なる。

〈発明の効果〉本発明は前述の如き構成であるから、大貼りされた大サ
イズの原版フィルムであっても容易に迅速かつ正確な検
版が可能となる。また装置自体も必要最小限の大きさに
製造できるので、安価での製造が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は本
検版装置の全体を示す斜視図、第２図は本検版装置のブ
ロック図、第３図は本検版装置の作業のフローチャート
図である。１０・・・原版保持板１２・・・レジスターピン１４・・・透過用光源１６・・・反射用光源１８・・・ＴＶカメラ２０・・・架台２２・・・ＴＶモニタ２４・・・オペレーションパネル２６・・・本体３０・・・Ａ／Ｄコンバーター３２・・・メモリ３４・・・Ｄ／Ａコンバーター３６・・・マトリクス回路３８・・・同期回路４０・・・　ＣＰＵ４２・・・移動制御回路特　　　許　　　出　　　願　　　人凸版印刷株式会社代表者　鈴木和夫

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷用の原版を保持するための原版保持板、保持
板上に保持された原版の画像を撮影するためのＴＶカメ
ラ、このＴＶカメラを原版保持板上面に於いてＸＹ方向に移
動させ予め設定された原板上の各位置に順次移動可能に
構成された移動機構、前記ＴＶカメラからの映像信号を各位置に対応して記録
する複数のメモリ、映像信号を表示するモニタＴＶ、装置をコントロールす
る操作パネル等を具備することを特徴とした印刷のため
の検版装置。