JPH04119473A - カットマスク作成方法 - Google Patents

カットマスク作成方法

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JPH04119473A
JPH04119473A JP2241478A JP24147890A JPH04119473A JP H04119473 A JPH04119473 A JP H04119473A JP 2241478 A JP2241478 A JP 2241478A JP 24147890 A JP24147890 A JP 24147890A JP H04119473 A JPH04119473 A JP H04119473A
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mask
cut
graphic
peel
film
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JP2241478A
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Masato Shiotani
塩谷 真人
Makoto Kitaura
北浦 まこと
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/005Computer numerical control means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印刷製版工程において使用されるカットマスク
の作成に関するものであり、特にその作成過程における
層分は工程等に関するものである。
[従来の技術] 印刷製版工程においては、一般にカットマスクを用いて
製版用フィルムを作成する。このカットマスクは、ピー
ルオフフィルムに加工を施して作成される。ピールオフ
フィルムとは、透明(透光)フィルムベース」二に赤色
等の遮光フィルムがコーティングされているものである
。遮光フィルムに切り込みを形成し、この切り込みで囲
まれた閉領域部分のフィルム(ピール部)を剥離、すな
わちピールすると透明フィルムベースが露出するように
なっている。
第4図へに示すような絵柄150.151を備える版下
原稿に基ついて製版を行う場合、次のような工程を経て
製版用フィルムが作成される。まずピールオフフィルム
に切り込みを施し、ピール部をピールして第4図B及び
第4図Cに示すような二つのカットマスク152.15
3を作成する。その後、各カットマスクの透明箇所15
2a、 153aを覆うようにそれぞれ絵柄150.1
51の原稿フィルム154.155を張りイ」ける。こ
の状態を示す図が第4図り及び第4図Eである。
そして、製版用フィルム(図示せず)に第4図りのカッ
トマスクを重ねて、まず絵柄150を露光させる。絵柄
150は、透明箇所152aの位置及び形状に対応して
製版用フィルムに露光される。その後、カットマスクを
第4図Eの力・ノドマスクに取り替え、透明箇所153
aに対応させて絵柄151を露光させる。こうして、第
4図へに示すような絵柄150 151を有する製版用
フィルムを作成する。
上記製版工程の中、第4図へに示す版下原稿に基づいて
カットマスク152.153 (第4図B及び第4図C
参照)を作成する作業の詳細を以下に説明する。このカ
ットマスク作成の工程においては、第2図へに示すデジ
タイザ−20、コンピュータ本体21、デイスプレィ2
2、キーボード23及びカッティングプロッタ26が用
いられる。
カットマスク作成の第一の従来例として第5図Aに示す
ものを掲げる。ます、デイスプレィ22のモニタ画面に
表示(ア)に示すような絵柄1’50.151の輪郭の
図形を表示する。表示する図形は、互いに重なり合い、
交差部分80が形成される。尚、この図形表示は、デジ
タイザー20から取込んだ図形データに基づいて行う(
第4図C参照)。次に、表示された図形データに従い所
定枚数のピールオフフィルムに切り込みを形成する。す
なわち、同一の形状の切り込みを有する3枚のピールオ
フフィルム(イ)、  (つ)、  (1)を作成する
。この切り込み形成は、コンピュータ本体21からの信
号に基づいてカッテングプロッタ26が行う。第2図A
において、カッティングプロッタ26のカッターヘッド
26Cが、載置されたピールオフフィルム30に切り込
みを行う。
こうして切り込みが形成されたピールオフフィルム(イ
)、  (’l)、  (1)は、ピール作業員へ渡さ
れる。
そして、ピール作業員はピールオフフィルムをピールし
、所定のカッI・マスクを完成させる。しかしこの場合
、各ピールオフフィルム(イ)、(つ)、(1)には複
数のピール部T1. T2. Ts、 T4及びT5が
形成されている(ピールオフフィルム(イ)参照)。こ
れらのピール部をどのように組合わせてピールするかは
ピール作業員が判断する。
ピール作業員は第4図に示す版下原稿Aの各絵柄の重な
りの状態を参照しつつピール部をピールする。第5図A
に示すカッI・マスク(オ)、  (力)、’(キ)に
おいて、斜線箇所は遮光部分、空白箇所は透明部分(ピ
ール部分)を表わす。すなわち、力、ノドマスク(オ)
はピールオフフィルム(イ)のピール部T5を剥離した
ものであり、カットマスク(力)はピールオフフィルム
(つ)のピール部T3及びT4を剥離したものである。
又、カットマスク(キ)はピールオフフィルム(1)の
ピール部T2を剥離したものである。尚、カットマスク
(キ)は、版下原稿の絵柄150151以外の背景部1
58を製版用フィルムに露光させる為のフィルムである
次に、カットマスク(オ)、(キ)にかぶせ処理を施す
。このかぶせ処理とは、製版時や印刷時のずれによって
印刷物に空白が生じるのを防止する為に行う処理である
。すなわち、例えば第5図Aにおけるカットマスク(オ
)と(力)との間にずれが生じた場合、第4図Aに示す
絵柄150と]、51との境界部159に空白のライン
が入る虞がある。
このような空白を防止する為のかぶせ処理として、予め
カットマスク(オ)の透明部82を広げ、カットマスク
(力)の透明部83とオーバーラツプするようにしてお
く。カットマスク(キ)についても、絵柄150.15
1と背景部158との間に空白が生じるのを防止する為
、かぶせ処理を行う。尚、透明部を広げる為にふとらせ
る幅は通常、約50μmないし75μmである。従って
、絵柄等が互いにオーバーラツプする幅は微小で目立た
ず、かぶせ処理を施すことによって印刷物が不鮮明とな
ることはない。
この従来例においては、かぶせ処理は第5図Bに示すよ
うな反転処理によって行う。図は、カットマスク70、
拡散フィルム72及びかぶせ処理を施すべき製版用フィ
ルム74を重ね合わせた状態を示している。拡散フィル
ム72は、受けた光を拡散して透過する性質のフィルム
である。かぶせ処理を行う場合、カットマスク70の透
明部70aに対して矢印100方向から光を照射する。
光は透明部70aを透過し、拡散フィルム72で拡散さ
れて製版用フィルム74を露光する。こうしてカットマ
スク70の透明部70aよりも面積の大きな透明部74
aを有するかぶせ処理済みのフィルム74を得るのであ
る。
次に、カットマスク152.153 (第4図B及び第
4図C参照)を作成する第二の従来例を第6図Aに基づ
いて説明する。まず、第一の従来例と同様に、デジタイ
ザー20(第4図C参照)を用いてデイスプレィ22の
モニタ画面に表示(り)に示すような図形を表示する。
この図形は、第一図形91  第二図形92及び第三図
形93からなる。第一図形91は第4図Aの版下原稿全
体の外形を示す図形であり、第二図形92及び第三図形
93はそれぞれ絵柄150.151の外形を示す図形で
ある。尚、第二図形92と第三図形93には、交差部分
80が形成されている。
この従来例においては、ティスプイレイ22のモニタ画
面上において各図形を分類し、所定数のマスク層を作成
する。そして、その際に同時にかぶせ処理も施す。すな
わち、図形データを記憶した後、デイスプレィ22のモ
ニタ画面」二において、表示(ケ)及び(シ)に示すよ
うに第三図形93を拡大し、かぶせ処理を行う。
表示(ケ)の拡大図を第6図Bに示す。かぶせ処理を行
う場合、まず第二図形92を縮小し縮小図形92Xを作
成して、縮小図形92Xの頂点P6と、縮小図形92X
と第三図形93との交点Pi、 P2を形成する。
そして、頂点P6、交点Pi、 P2及び第三図形93
の頂点P3. P4. Psを結ぶ線によって囲まれた
領域を指定し、かぶせ処理図形90Mを作成する(第6
図A表示(シ)参照)。この後、第一図形91.第二図
形92及び縮小図形92Xを削除する。
次に、表示(コ)の図形データに基づき、第一図形91
及び第三図形93を削除する。すなわち、表示(ス)に
示すような第二図形92のみからなるマスク層を作成す
る。更に、第4図Aの背景部158に対応するマスク層
(表示(セ))を作成する。このマスク層のかぶせ処理
は、表示(す)に示すように第一図形91及び第二図形
92の合成図形94の外形を縮小して行う。かぶせ処理
を施したかぶせ処理図形9ONを示すものが表示(セ)
である。尚、上記各図形の指定や拡大又は縮小の命令に
は、第2図Aに示すデジタイザー20が備えるデジタイ
ザー人力装置20Mを使用する。
以上のように、図形データ(り)に基づいてマスク層分
けを行い、表示(シ)、  (ス)、(セ)に示す各マ
スク層を得る。そして、これらのマスク層のデータに基
づいてピールオフフィルムに切り込みを形成し、第6図
Aのピールオフフィルム(ソ)、  (夕)(チ)を作
成する。その後、これらはピール作業員に渡されてそれ
ぞれピール部T6. T7及びT8がピールされる。こ
うして、所要のカットマスク(ツ)。
(テ)及び(ト)を得る。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のカットマスク作成には以下のような問題があ
った。まず第一の従来例では第5図Aに示すように、各
ピールオフフィルム(()、  (つ)、  (1)に
形成される切り込みは、全て同一のものである。
この為、ピール作業員がピール部を選択し、層分けされ
た各カットマスクを作成する必要かある。
しかし、例えば第4図Fに示すような複雑な絵柄の重な
りを備える印刷物用にカットマスクを作成する場合、一
つのマスク層に位置させる図形の組合わせは何通りも考
えられる。すなわち、作成するカットマスクの枚数が最
も少なくなるように図形を組合わせる判断は極めて困難
である。従って、ピール作業員には豊富な経験、熟練が
要求されるという問題がある。
又、各ピール作業員によってピール作業に個性がある為
、カットマスクを一定の基準に従って作成することがで
きず、作業の統一化、標準化を図ることができない。こ
の為、例えばカットマスクを作成した後に修正等の必要
が生じた場合、異なる作業員が作業を行うことができな
いという問題もある。
更にこの従来例では、かぶせ処理を第5図Bに示す反転
処理により行う。この方法においては、露光時間等によ
りかぶせ幅に差異が生じる。この為、所要のかぶせ幅を
得る為に露光制御等のデータ管理が必要となり、カット
マスクの品質安定性に問題が生じる。
一方、第二の従来例においては、ディスブイレイ22の
モニタ画面上において予め各図形を分類してマスク層分
けを行う。そして、ピールオフフィルムには各マスク層
に対応した、異なる切り込みが形成される。従って、ピ
ール作業員にはいずれのピール部をピールするかの判断
は不要であり、この点、第一の従来例のような問題は生
じない。
又、モニタ画面上においてマスク層分けを行う際、同時
にかぶせ処理を施す。従って、反転処理等は不要であり
、確実に所要のかぶせ幅を得ることができる。
しかし反面、第二の従来例には次のような問題がある。
例えば第6図Bにおいて、第三図形93のかぶせ処理を
行う場合、まず第二図形92を縮小する必要がある。す
なわち、各図形の相互関係を考慮しつつ、かぶせ処理の
対象となる図形以外の図形に加工を施さなければならな
い。この為、作業効率の低下を招く。第4図Fに示すよ
うな多くの図形が位置する印刷物用のカットマスクにつ
いては、各図形の相互関係が複雑であり、尚更処理時間
を要する。
又、この従来例では、モニタ画面上においてマスク層分
けを行う。この為、図形の位置関係が複雑な場合等は、
いずれの図形を組合わせて層分けすればよいかを画面上
で判断することは困難である。従って、マスク層分は作
業にも時間を要するという問題があった。更に、マスク
層分けを行う際に、同時にかぶせ処理を施す為、作業が
複雑化する。
そこで本発明は、かぶせ処理及びマスク層分けを容易か
つ迅速に行い、作業効率の良いカットマスク作成方法を
提供することを目的とする。
[課題を解決する為の手段] 請求項1のカットマスク作成方法は、 文字、絵柄等の個々の閉領域とその閉領域の配置とを示
す版下情報に基づいて、前記閉領域の外形を示す図形デ
ータを入力すると共に、前記データによる図形をモニタ
画面に表示する入力工程と、各図形の単独、又は組合わ
せからなる複数のマスク層を前記モニタ画面において分
類、作成する層分は工程と、 異なるマスク層間の図形の接触部分について、一方の図
形の前記接触部分のみを他方の図形に所定量だけ侵食さ
せるかぶせ処理工程と、前記かぶせ処理済みの各マスク
層の図形データを記憶装置に記憶する記憶工程と、 前記記憶装置に記憶された図形データに基づいて、前記
各マスク層ことに対応してピールオフフィルムに切り込
みを形成する切り込み工程と、前記切り込み済みの複数
のピールオフフィルムのそれぞれについて、前記切り込
みに従って前記閉領域に対応する部分をピールしてカッ
トマスクを形成するピール工程と、 を含むことを特徴としている。
請求項2のカットマスク作成方法は、 請求項1のカットマスク作成方法において、層分は工程
は、同一のマスク層に位置する図形を同一色で彩色し、
かつ異なるマスク層には異なる色で彩色することを特徴
としている。
1作用] 請求項1のカットマスク作成方法は、各図形の単独、又
は組合わせからなる複数のマスク層をモニタ画面におい
て分類、作成する層分は工程を備えている。そして、層
分は工程の後に、異なるマスク層間の図形の接触部分に
ついて、一方の図形の接触部分のみを他方の図形に所定
量だけ侵食させるかぶせ処理工程を行う。
従って、マスク層分けとかぶせ処理とを各々別個の工程
で行うことができる。又、かぶせ処理工程においては、
かぶせ処理の対象となる図形以外の図形に加工を施す必
要はない。
請求項2のカットマスク作成方法は、層分は工程におい
て、同一のマスク層に位置する図形を同一色で彩色し、
かつ異なるマスク層には異なる色で彩色する。
従って、層分は工程の際、モニタ画面における各図形の
マスク層分けを、配色によって把握することができる。
すなわち、容易にマスク層分けを行うことができる。
[実施例] 本発明に係るカットマスク作成方法の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、カットマスクの作成に使用す
る装置の外観図を第2図Aに示す。
コンピュータ本体21には、デジタイザー20によって
入力された図形データが取込まれる。そして、この図形
データに基づき、デイスプレィ22のモニタ画面には図
形が表示される。カッティングプロッタ26は、コンピ
ュータ本体21からの指令に従ってピールオフフィルム
30に切り込みを形成する。
次に、この実施例におけるシステムのノ\−ドウエア構
成図を第1図に示す。パスライン10には、ROM3、
RAM4が接続されている。CPU2は、パスライン1
0を介してROM3に格納されているプログラムを取込
み、各部を制御するものである。又、パスライン10に
は、インターフェイス5.6を介して、デイスプレィ2
2、ハードディスク7又はフロッピーディスク8が接続
される。
更にパスライン10には、インターフェイス9が接続さ
れており、このインターフェイス9にデジタイザー20
、カッティングプロッタ26及びXYフロック11が設
けられる。XYプロッタ11は、カッティングプロッタ
26による切り込み前の、試し書き用装置である。すな
わち、ピールオフフィルム30に切り込みを形成する前
に、試し書きを行い切り込みの適正を検査する。
第4図Aに例示する版下原稿に基づいて、カットマスク
を作成する工程を以下に説明する。版下情報としてのこ
の版下原稿は、絵柄150.151の閉領域とその閉領
域の配置とを示している。版下情報に示される閉領域は
文字等の領域を示すものでもよい。又、版下情報はレイ
アウト指示書やラフスケッチ等でもよい。
カットマスクを作成する場合、まず絵柄150.151
の外形及び位置の図形データを取り込む。図形データの
取り込みは、第2図へに示すデジタイザー20のデジタ
イザー人力装置20Mを用いて行う。
すなわち、デジタイザー20の作業面20Hに版下原稿
を張り付け、デジタイザー人力装置20Mにより絵柄1
50.151の図形の外形を指定する。この指定によっ
て取り込まれた図形データは、CPU2の指令に基づき
インターフェイス9を介してRAM4に記憶される。又
、同時にインターフェイス5を介してデイスプレィ22
に表示される(第1図参照)。
尚、作業面20Hにはメニューシート2O3が備えられ
ている。第2図Bにこのメニューシート2O8の一例を
示す。デジタイザー人力装置20Mで、メニューシート
20Sのモードを指定すると各モードに対応する命令が
CPU2に与えられるようになっている。図形データを
人力する際、図形作成画面260上のモードを指定する
と容易に所望の図形データを入力することができる。
こうして、各図形データを記憶し、同時に第3図Aに示
す表示(す)をモニタ画面に表示させる。
このモニタ画面には第一図形91.第二図形92及び第
三図形93が表示されている。第一図形91は第4図へ
の版下原稿全体の外形を示す図形であり、第二図形92
及び第三図形93はそれぞれ絵柄150.151の外形
を示す図形である。尚、第二図形92と第三図形93に
は、交差部分80が形成されている。
次に、モニタ画面上において各図形に彩色を施し、マス
ク層分けを行う。この層分は工程の詳細を以下に説明す
る。オペレータはます、第4図へに示す版下原稿を参照
して、第三図形93に第二図形92が重なっていること
を認識する。すなわち、第三図形93が第二図形92の
下部に位置する状態のマスク層を作成する。
第二図形92のマスク層を作成する場合、デジタイザー
20のデジタイザー人力装置20Mを用いて、メニュー
シート20Sの指定画面262に位置するモード1を選
択する。CPU2はインターフェイス9を介して信号を
取り込み、モード1が指定されたことを認識する。この
モード1は図形指定のモードである。
次に、デジタイザー人力装置20Mによりモニタ画面に
表示されている第二図形92を指定する。するとモード
1の機能に基づき、CPU2はRAM4に記憶されてい
る図形データの中から点a、b、cdによって囲まれた
図形領域を抽出する。そして、抽出した図形領域を第−
層のグループ1としてRAM4に記憶する。R,A M
 4への記憶と共に、CPU2はインターフェイス5を
介してデイスプレィ22のモニタ画面に所定の色表示を
行う。すなわち、グループ1として記憶された図形領域
に対応するモニタ表示の部分に彩色を行う。この際に表
示される色は予め各層に対応して定められており、RA
M4に記憶されている。この色データのデータテーブル
を下表1に示す。
表1 第−層   グループ1      黄色第二層   
グループ2      青色第三層   グループ3 
     赤色第四層   グループ4      緑
色」1記の色データは書き換えが可能であり、必要に応
じて色分けを変えることができる。この実施例では、第
−層に属する図形は黄色に彩色されるようになっている
第二図形92を第−層に登録した後、第三図形93が属
する第二層を作成する。この場合は、まずメニューシー
ト2O3の指定画面262に位置するモード2を選択す
る。モード2は領域指定のモードである。そして、デジ
タイザー人力装置20Mによりモニタ画面」二の第三図
形93を指定する。するとモード2の機能に基づき、C
PU2はRAM4に記憶されている図形データの中から
第三図形93の最小閉領域、すなわち点i、c、j、f
、g、hによって囲まれた図形領域を抽出する。
そして、抽出した図形領域を第二層のグループ2として
RAM4に記憶する。RAM4への記憶と伴に、CPU
2はインターフェイス5を介してデイスプレィ22のモ
ニタ画面に色表示を行う。つまり、点i、c、j、f、
g、hによって囲まれた図形領域に青色の表示を行う(
表1参照)。
同様にして、第一図形91及び第二図形92と第三図形
93との外形線を、第三層のグループ3としてRAM4
に記憶する。第二図形92と第三図形93との外形は、
メニューシート2O3のモード3を選択し、図形の最大
閉領域を抽出して記憶する。尚、一つの層に複数の図形
を位置させ、同一グループに記憶することもできる。こ
の場合は、同一層に位置する図形は同じ色で彩色されて
モニタ画面に表示される。
こうして、モニタ画面に第3図Aの表示(ニ)に示すよ
うな色分けされた表示を行う。この色分けにより、版下
原稿(第4図A)通りの図形の位置関係を示すマスク層
分けが完成したことを、オペレータは視覚的に認識する
ことができる。
又、例えば第4図Fに示すような複雑な版下原稿におい
ては、同一マスク層に図形が近接して位置しないように
層分けを行う必要がある。本発明に従い同一のマスク層
に同一色を施して層分けを行えば、各図形の位置関係が
明瞭となり効率の良い層分けが可能となる。
尚、層分は工程の際、図形の指定の順番によって、各図
形の重なりを表示することもできる。すなわち、例えば
後の指定が優先するものと予め決めておけば、下方に位
置する図形から順番に図形指定を行うことにより、版下
原稿通りの重なりの状態を完成させることができる。こ
の場合は、CPU2が後に取り込んだ図形データと先の
図形データとの重なりの部分を認識し、先の図形テータ
からこの重なり部分を削除してRAM4に記憶する。
本発明においては、層分は工程が終了した後にかぶせ処
理工程を施す。すなわち、上記層分は工程とは別個の工
程においてかぶせ処理を行う。以下にかぶせ処理工程の
詳細を説明する。第3図への表示(す)の拡大図を第3
図Bに示す。まず第3図Bにおいて、接触辺i−cを矢
印602方向に所定量移動させ、同様に接触辺c−jを
矢印604方向に所定量移動させる。すなわち、第三図
形93との接触部分である第二図形92の接触辺i−c
、 c−jのみを、第三図形93へ移動させ侵食させる
接触辺の移動は次のような操作によって行う。
まず、デジタイザー人力装置20Mを用いて接触辺ic
、 c−jを指示する。この指示はインターフェイス9
を介してCPU2に取り込まれ、CPU2はグループ2
に記憶されている第三図形93を読み出す。
そして、メニューシート2O3により、指定した辺の移
動方向及び移動量を入力する。移動方向については、第
三図形93の面積が増大する方向に移動させるので1+
」の指示を行う。又、移動量は指定画面262の数字キ
ーから入力する。
移動方向及び移動量を取り込んだCPU2は、演算処理
を行い第三図形93の接触辺i−c、 c−jを移動さ
せかぶせ処理を施す。その後、かぶせ処理を行った第三
図形93の図形データを再ひグループ2に記憶する。又
、RAM4のグループ2への記憶と共に、モニタ画面に
かぶせ処理を施した後の第三図形93を表示する。
尚、第3図Bにおいて第二図形92の辺d−c 、 c
−bを矢印608,606の方向に移動させるかぶせ処
理を行ってもよい。通常は、原稿として比較的薄い色を
備える図形が、濃い色の図形に向ってかぶさるようにか
ぶせ処理が行われる。
次に、第二図形92と第三図形93との合成(論理和)
図形94について第3図Cに示すかぶせ処理を行う。す
なわち、第二図形92及び第三図形93を一体とした外
形から抽出した図形94において、全体面積が縮小する
方向に各辺を移動させる。この場合も上記と同様に、移
動させる辺、移動方向及び移動量の指示を行う。CPU
2はこれらの指示に従って演算を行い、RAM4のグル
ープ3に記憶されている図形データを縮小する。そして
、再びグループ3に記憶すると共にモニタ画面に表示す
る。こうして、縮小図形94bを得る。
尚、かぶせ処理において、辺の移動量は印刷物の網点の
大きさによりほぼ一定である。この為、移動方向及び移
動量の値をRAM4に記憶し、移動させる辺の指定のみ
でかぶせ処理を行うこともできる。この場合は、迅速な
かぶせ処理が可能となる。
以」二のようにしてかぶせ処理を行った後、カッティン
グプロッタ26(第2図A参照)で三枚のピールオフフ
ィルムに切り込みを形成する。カッティングプロッタ2
6の載置面26Hにはピールオフフィルム30が載置さ
れる。切り込みを行う場合、CPU2はインターフェイ
ス9を介してカッティングプロッタ26に切り込み開始
の指示を行う。そして、RAM4のグループ1、グルー
プ2及びグループ3に記憶されている図形データを順次
カッティングブロック26に出力する。
この指示に基づきカッティングブロック26のカッター
ヘッド26Cが切り込みを行う。すなわち、RAM4に
記憶されている各マスク層毎の図形データに対応した切
り込みを、各々三枚のピールオフフィルムに形成する。
この場合、カッターヘッド26CはX方向にのみ移動し
、Y方向には載置面26Hを移動させている。
尚、カッティングプロッタ26による切り込みを行う前
に、XYブロック11(第1図参照)を用いて試し書き
を行うこともできる。すなわち、RAM4に記憶されて
いる各図形データをインターフェイス9を通じてXYプ
ロッタ11に出力する。試し書きにより切り込みの適正
を判断することができ、より確実な作業が可能となる。
切り込みが形成されたピールオフフィルムを示すものが
、第3図Aのピールオフフィルム(ヌ)、(不)())
である。これらのピールオフフィルム())のピール部
Tll,T12,T13は、ピール作業員によって剥離
される。剥離された状態を示すものが、カットマスク(
ハ)、  (ヒ)、  ())である。図において斜線
箇所は遮光部分、空白箇所は透明部分を表わす。こうし
て、各マスク層に対応したカットマスク(ハ)、(1:
)、())を得ることができる。
[発明の効果コ 請求項1のカットマスク作成方法は、マスク層分けとか
ぶせ処理とを各々別個の工程で行うことができる。又、
かぶせ処理工程においては、かぶせ処理の対象となる図
形以外の図形に加工を施す必要はない。
従って、かぶせ処理及びマスク層分けを容易かつ迅速に
行うことができ、カットマスク作成の作業効率を向上さ
せることができる。
請求項2のカットマスク作成方法は、部分は工程の際、
モニタ画面における各図形のマスク層分けを、配色によ
って把握することができる。すなわち、容易にマスク層
分けを行うことができる。
従って、カットマスク作成の作業効率を更に向」ニさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るカットマスク作成方法の一実施
例において使用するシステムのハードウェア構成図、 第2図Aは、本発明に係るカットマスク作成方法の一実
施例において使用する装置の外観斜視図、第2図Bは、
メニューシートの一例を示す図、第3図Aは、本発明に
係るカッI・マスク作成方法の一実施例における各工程
を示す図、第3図B及び第3図Cは、第3図への工程に
おけるかぶせ処理を示す図、 第4図AないしFは、製版用フィルムの一般的な作成工
程を示す図、 第5図Aは、第一の従来例に係るカットマスク作成方法
の各工程を示す図、 第5図Bは、第一の従来例におけるかぶせ処理を示す断
面図、 第6図Aは、第二の従来例に係るカットマスク作成方法
の各工程を示す図、 第6図Bは、第二の従来例におけるかぶせ処理を説明す
る為の図である。 2 ・ 3 ・ 4 ・ 20・ 22・ 26・ ・ CPU ・ ROM ・ RAM ・デジタイザー ・デイスプレィ ・カッティングブロック 図 く m LOC’) OLO 寸 寸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字、絵柄等の個々の閉領域とその閉領域の配置
    とを示す版下情報に基づいて、前記閉領域の外形を示す
    図形データを入力すると共に、前記データによる図形を
    モニタ画面に表示する入力工程と、 各図形の単独、又は組合わせからなる複数のマスク層を
    前記モニタ画面において分類、作成する層分け工程と、 異なるマスク層間の図形の接触部分について、一方の図
    形の前記接触部分のみを他方の図形に所定量だけ侵食さ
    せるかぶせ処理工程と、 前記かぶせ処理済みの各マスク層の図形データを記憶装
    置に記憶する記憶工程と、 前記記憶装置に記憶された図形データに基づいて、前記
    各マスク層ごとに対応してピールオフフィルムに切り込
    みを形成する切り込み工程と、前記切り込み済みの複数
    のピールオフフィルムのそれぞれについて、前記切り込
    みに従って前記閉領域に対応する部分をピールしてカッ
    トマスクを形成するピール工程と、 を含むことを特徴とするカットマスク作成方法。
  2. (2)請求項1のカットマスク作成方法において、層分
    け工程は、同一のマスク層に位置する図形を同一色で彩
    色し、かつ異なるマスク層には異なる色で彩色すること
    を含むカットマスクの作成方法。
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