JP2536500B2 - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JP2536500B2 JP61289306A JP28930686A JP2536500B2 JP 2536500 B2 JP2536500 B2 JP 2536500B2 JP 61289306 A JP61289306 A JP 61289306A JP 28930686 A JP28930686 A JP 28930686A JP 2536500 B2 JP2536500 B2 JP 2536500B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像の鮮明度を上げるための輪郭補正回路
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は入力映像信号に輪郭補正信号を加算して出力
して、画像の鮮明度を向上させる輪郭補正回路におい
て、輪郭補正信号を演算処理してノイズ成分を軽減する
ことにより、良好な輪郭補正が可能となるようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
第4図は輪郭補正回路の一例の構成図である。同図に
おいて、(21)は例えばカメラからの映像信号Siの供給
される入力端子である。この端子(21)からの映像信号
Siは加算器(22)に供給されると共に遅延時間τの遅延
線(23)及び(24)を介して加算器(22)に供給され
る。また、加算器(22)の出力は減衰器(25)で1/2の
レベルに減衰されて減算器(26)に供給されると共に、
この減算器(26)には遅延線(23)の出力SiDが供給さ
れる。この減算器(26)においては遅延線(23)の出力
より減衰器(25)の出力が減算される。また、減算器
(26)の出力は輪郭補正信号SAPとして加算器(27)に
供給されると共に、この加算器(27)には遅延線(23)
の出力が供給される。そして、この加算器(27)より出
力端子(28)が導出される。
以上の構成において、入力端子(21)に第5図Aに示
すような映像信号Siが供給されると、遅延線(23)及び
(24)の出力は、夫々同図B及びCに示すように、τ及
び2τだけ遅延されたものとなる。そして、減衰器(2
5)の出力は同図Dに示すようになり、減算器(26)か
らの輪郭補正信号SAPは同図Eに示すようになる。した
がって、出力端子(28)には、同図Fに示すようにエッ
ジ部分の強調された映像信号S0が得られる。
この場合、遅延線(23)及び(24)の遅延時間を0.1
〜0.5μsecとすることにより水平方向の輪郭補正がなさ
れ、また、1水平期間程度とすることにより垂直方向の
輪郭補正がなされる。
このような輪郭補正回路は、例えば特開昭52-115113
号公報に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、第4図例の輪郭補正回路によれば、映像
信号のエッジ部分が強調され、画像の鮮明度の向上が図
られるが、同時にノイズ成分も強調され、画面上で目立
ってくる不都合があった。
そこで従来、ノイズ成分が強調されるのを防止するた
めに、振幅レベルの小さなものはノイズ成分であるとみ
なし、輪郭補正を行なわないようにし、ノイズ成分が強
調されるのを防止することが提案されている。
しかし、このように振幅レベルの小さなものは輪郭補
正を行なわないとすると、映像信号の微小輝度変化部分
の補正がなされなくなる不都合があった。
本発明は斯る点に鑑み、上述不都合のない良好な輪郭
補正が可能となるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、入力映像信号より輪郭補正信号を形成する
輪郭補正信号形成回路と、上記輪郭補正信号が一方の入
力端に入力される第1の減算手段と、該第1の減算手段
の出力信号を1フレーム期間遅延する遅延回路と、上記
輪郭補正信号と上記遅延回路の出力信号との差分求め、
ランダムノイズ成分を生成する第2の減算手段と、上記
第2の減算手段から出力された上記ランダムノイズ成分
を1/m(但し、mは正数)に減衰させ、上記第1の減算
手段の他方の入力端に供給する減算手段と、上記入力映
像信号に上記遅延回路の出力信号を加算して出力する加
算手段とを設けている。
〔作用〕
上述構成においては、演算部よりノイズ成分SNの軽減
された輪郭補正信号を得、この輪郭補正信号を入力映像
信号SiDに加算して出力するものであるので、ノイズ成
分が強調されることなく、微小輝度変化部分の輪郭補正
も充分になされる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明する。
同図において、(1)は例えばカメラからの映像信号
Siの供給される入力端子である。この端子(1)からの
映像信号Siは、輪郭補正信号形成回路(2)に供給され
る。この信号形成回路(2)は、例えば第4図に一点鎖
線で囲んで示すように構成される。
この信号形成回路(2)の出力である輪郭補正信号S
APは減算器(3)に供給され、この減算器(3)の出力
はフレームメモリ(4)に供給される。このフレームメ
モリ(4)により1フレーム期間の遅延時間を有する遅
延回路が構成される。このフレームメモリ(4)の出力
は減算器(5)に供給され、この減算器(5)には信号
形成回路(2)の出力である輪郭補正信号SAPが供給さ
れる。そして、この減算器(5)においては、輪郭補正
信号SAPよりフレームメモリ(4)の出力が減算され
る。
また、この減算器(5)の出力は、減衰器(6)で1/
m(mは正の数)のレベルに減衰されて減算器(3)に
供給される。そして、この減算器(3)においては、輪
郭補正信号SAPより減衰器(6)の出力が減算される。
また、フレームメモリ(4)の出力は加算器(7)に
供給され、この加算器(7)には信号形成回路(2)よ
りτだけ遅延された映像信号SiD(第4図参照)が供給
される。そして、この加算器(7)より出力端子(8)
が導出される。
以上の構成において、減算器(5)では輪郭補正信号
SAPよりフレームメモリ(4)の出力が減算されるの
で、この減算器(5)の出力はフレーム相関のないノイ
ズ成分SNとなる。そして、減算器(3)では、輪郭補正
信号SAPより減衰器(6)の出力が減算されるので、こ
の減算器(3)の出力、従ってフレームメモリ(4)の
出力はノイズ成分SNの軽減された輪郭補正信号SAP1とな
る。したがって、出力端子(8)には、映像信号SiD
輪郭補正信号SAP1が加算され、エッジ部分の強調された
映像信号S01が得られる。この場合、減衰器(6)が設
けられ、減算器(5)からのノイズ成分SNが減衰させら
れるので、輪郭補正信号SAP1にはノイズ成分SNが少し残
ることとなるが、映像信号Siにフレーム相関がないと
き、信号形成回路(2)より出力される輪郭補正信号S
APがノイズ成分SNとして除去されることが防止される。
例えば、入力端子(1)に、第2図Bに示すようなノ
イズNを有する映像信号Siが供給される場合、信号形成
回路(2)からの輪郭補正信号SAPは、同図Dに示すよ
うにエッジ成分SEの他にノイズ成分SNを有するものとな
る。また、同図Aに示すように、1フレーム前の映像信
号SiにはノイズNがないとすると、フレームメモリ
(4)の出力は同図Eに示すようにエッジ成分SEのみで
ノイズ成分SNを有さないものとなる。そのため、減算器
(5)からは同図Fに示すようにノイズ成分SNが得ら
れ、減算器(3)の出力、従ってフレームメモリ(4)
より得られる輪郭補正信号SAP1は、同図Gに示すように
ノイズ成分SNの軽減されたものとなる。したがって、出
力端子(8)には、映像信号SiD(同図Cに図示)に輪
郭補正信号SAP1が加算され、同図Hに示すようにエッジ
部分の強調された映像信号S01が得られる。
このように本例によれば、フレームメモリ(4)より
ノイズ成分SNの軽減された輪郭補正信号SAP1を得ること
ができ、この輪郭補正信号SAP1が入力映像信号SiDに加
算されエッジ部分が強調されるので、ノイズ成分が強調
されるのを防止することができる。また、本例によれ
ば、従来のように振幅レベルの小さなものは輪郭補正を
行なわないものではなく、微小輝度変化部分の輪郭補正
も充分に行なわれる利益がある。
次に、第3図を参照しながら本発明の他の実施例につ
いて説明する。この第3図において第1図と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
同図において、信号形成回路(2)の出力である輪郭
補正信号SAPは加算器(9)に供給され、この加算器
(9)の出力はフレームメモリ(4)に供給される。こ
のフレームメモリ(4)の出力は加算器(9)に供給さ
れる。
また、フレームメモリ(4)の出力は減衰器(10)で
1/n(nは正の数)のレベルに減衰されて加算器(7)
に供給される。
その他は第1図例と同様に構成される。
以上の構成において、加算器(9)では輪郭補正信号
SAPとフレームメモリ(4)の出力が加算されるので、
この加算器(9)の出力、従ってフレームメモリ(4)
の出力は、フレーム相関のあるエッジ成分SEのみが繰返
し加算されてレベルが大とされた輪郭補正信号となる。
したがって、減衰器(10)の出力は、ノイズ成分SNが1/
nに軽減された輪郭補正信号SAP2となる。したがって、
出力端子(8)には、映像信号SiDに輪郭補正信号SAP2
が加算され、エッジ部分の強調された映像信号S02が得
られる。
例えば、入力端子(1)に、第2図Bに示すようなノ
イズNを有する映像信号Siが供給される場合、加算器
(9)の出力、従ってフレームメモリ(4)の出力は、
同図Iに示すようにエッジ成分SEのみが繰返し加算され
レベルが大とされたものとなる。そのため、減衰器(1
0)より得られる輪郭補正信号SAP2は、同図Jに示すよ
うにノイズ成分SNが1/nに軽減されたものとなる。した
がって、出力端子(8)には、映像信号SiD(同図Cに
図示)に輪郭補正信号SAP2が加算され、同図Kに示すよ
うにエッジ部分の強調された映像信号S02が得られる。
このように本例によれば、減衰器(10)よりノイズ成
分SNの軽減された輪郭補正信号SAP2を得ることができ、
この輪郭補正信号SAP2が入力映像信号SiDに加算され、
エッジ部分が強調されるので、第1図例と同様にノイズ
成分が強調されるのを防止することができる。また本例
によれば、第1図例と同様に振幅レベルの大小にかかわ
らず輪郭補正が行なわれるので、微小輝度変化部分の輪
郭補正も充分に行なわれる利益がある。
尚、輪郭補正信号形成回路(2)は第4図例以外のも
のであっても同様である。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、演算部よりノイズ成分の
軽減された輪郭補正信号を得、この輪郭補正信号を入力
映像信号に加算して出力するので、ノイズ成分が強調さ
れることなく、微小輝度変化部分の輪郭補正も充分に行
なわれる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はその
説明のための図、第3図は本発明の他の実施例を示す構
成図、第4図は輪郭補正回路の一例を示す図、第5図は
その説明のための図である。 (1)は入力端子、(2)は輪郭補正信号形成回路、
(3)及び(5)は減算器、(4)はフレームメモリ、
(6)及び(10)は減衰器、(7)及び(9)は加算
器、(8)は出力端子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号より輪郭補正信号を形成する
    輪郭補正信号形成回路と、 上記輪郭補正信号が一方の入力端に入力される第1の減
    算手段と、 該第1の減算手段の出力信号を1フレーム期間遅延する
    遅延回路と、 上記輪郭補正信号と上記遅延回路の出力信号との差分求
    め、ランダムノイズ成分を生成する第2の減算手段と、 上記第2の減算手段から出力された上記ランダムノイズ
    成分を1/m(但し、mは正数)に減衰させ、上記第1の
    減算手段の他方の入力端に供給する減算手段と、 上記入力映像信号に上記遅延回路の出力信号を加算して
    出力する加算手段とを設けたことを特徴とする輪郭補正
    回路。
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JPH0744135Y2 (ja) * 1988-06-20 1995-10-09 ソニー株式会社 輪郭強調回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226116A (en) * 1975-08-22 1977-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Profile compensating equipment
JPS59210773A (ja) * 1984-04-20 1984-11-29 Hitachi Ltd テレビジヨン信号処理回路

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