JP2570272B2 - デジタル輪郭強調回路 - Google Patents
デジタル輪郭強調回路Info
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- JP2570272B2 JP2570272B2 JP61265016A JP26501686A JP2570272B2 JP 2570272 B2 JP2570272 B2 JP 2570272B2 JP 61265016 A JP61265016 A JP 61265016A JP 26501686 A JP26501686 A JP 26501686A JP 2570272 B2 JP2570272 B2 JP 2570272B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル化された映像信号の輪郭強調を行
なうデジタル輪郭強調回路に関する。
なうデジタル輪郭強調回路に関する。
本発明は、デジタル化された映像信号の輪郭強調を行
なうデジタル輪郭強調回路において、画素毎にデジタル
化された輝度信号より輪郭強調信号を形成するとともに
水平方向及び垂直方向に隣接した画素間において輝度信
号の輝度差を求め、この輝度差が所定値以上の場合には
輪郭強調信号を隣接した画素の少なくとも一方に加算す
るようにして、ノイズの少ない状態で良好に輪郭が強調
できるようにしたものである。
なうデジタル輪郭強調回路において、画素毎にデジタル
化された輝度信号より輪郭強調信号を形成するとともに
水平方向及び垂直方向に隣接した画素間において輝度信
号の輝度差を求め、この輝度差が所定値以上の場合には
輪郭強調信号を隣接した画素の少なくとも一方に加算す
るようにして、ノイズの少ない状態で良好に輪郭が強調
できるようにしたものである。
従来、大型のテレビジョン受像機で受像を行なう場合
には、小型のテレビジョン受像機で受像を行なう場合に
比べ、画像の鮮鋭度が落ちてしまう不都合があった。こ
のため、大型のテレビジョン受像機等において、映像信
号を鮮鋭度の増した良好な画像が得られる信号とするた
めに、シャープネスコントロール等と称される輪郭強調
が行なわれていた。
には、小型のテレビジョン受像機で受像を行なう場合に
比べ、画像の鮮鋭度が落ちてしまう不都合があった。こ
のため、大型のテレビジョン受像機等において、映像信
号を鮮鋭度の増した良好な画像が得られる信号とするた
めに、シャープネスコントロール等と称される輪郭強調
が行なわれていた。
この輪郭強調は、画像中の人物等の輪郭を強調させる
もので、例えば輝度信号の変化する幅を全体的に広げる
信号処理を行なって、輪郭が明確にわかるようにしてい
た。
もので、例えば輝度信号の変化する幅を全体的に広げる
信号処理を行なって、輪郭が明確にわかるようにしてい
た。
ところが、このような信号処理を行なうと、輪郭でな
い部分の輝度信号にも同様の処理が施され、輝度信号の
変化がほとんどない輪郭でない部分ではノイズが発生し
て荒れた画面となってしまう不都合があった。このた
め、例えばこの輪郭強調を行なう信号処理回路の後段に
ノイズスライス回路を設け、ノイズの除去を行なう必要
があった。
い部分の輝度信号にも同様の処理が施され、輝度信号の
変化がほとんどない輪郭でない部分ではノイズが発生し
て荒れた画面となってしまう不都合があった。このた
め、例えばこの輪郭強調を行なう信号処理回路の後段に
ノイズスライス回路を設け、ノイズの除去を行なう必要
があった。
本発明は斯かる点に鑑み、ノイズを発生させることな
く輪郭の強調だけを良好に行なうことのできる輪郭強調
回路を提供することを目的とする。
く輪郭の強調だけを良好に行なうことのできる輪郭強調
回路を提供することを目的とする。
本発明のデジタル輪郭強調回路は、例えば第１図に示
すと、デジタル化された輝度信号をフレームメモリ
（４）に格納し、このフレームメモリ（４）から画素毎
に輝度信号を読出して輪郭強調信号形成回路（５）に供
給し、この輪郭強調信号形成回路（５）において画素毎
に上記輝度信号より輪郭強調信号を形成するとともに水
平方向及び垂直方向に隣接した画素間において上記輝度
信号の輝度差を求め、この輝度差が所定値以上の場合に
は上記輪郭強調信号を上記隣接した画素の少なくとも一
方に加算するようにしたものである。
すと、デジタル化された輝度信号をフレームメモリ
（４）に格納し、このフレームメモリ（４）から画素毎
に輝度信号を読出して輪郭強調信号形成回路（５）に供
給し、この輪郭強調信号形成回路（５）において画素毎
に上記輝度信号より輪郭強調信号を形成するとともに水
平方向及び垂直方向に隣接した画素間において上記輝度
信号の輝度差を求め、この輝度差が所定値以上の場合に
は上記輪郭強調信号を上記隣接した画素の少なくとも一
方に加算するようにしたものである。
本発明のデジタル輪郭強調回路は、デジタル信号化し
た輝度信号の画素毎に隣接画素と比較して輪郭の検出を
行ない、この検出した輪郭にだけ輪郭信号を付加するた
め、ノイズを発生させることなく輪郭の強調だけを良好
に行なうことができる。
た輝度信号の画素毎に隣接画素と比較して輪郭の検出を
行ない、この検出した輪郭にだけ輪郭信号を付加するた
め、ノイズを発生させることなく輪郭の強調だけを良好
に行なうことができる。
以下、本発明のデジタル輪郭強調回路の一実施例を、
添付図面を参照して説明しよう。
添付図面を参照して説明しよう。
本例の輪郭強調回路は、第１図に示す如く構成する。
この第１図において、（１）は映像信号入力端子を示
し、この入力端子（１）にビデオテープから再生した映
像信号等のコンポジットの映像信号が供給される。そし
て、この映像信号入力端子（１）に得られる映像信号を
輝度信号／色信号分離回路（２）に供給する。この分離
回路（２）は、供給される映像信号を輝度信号と色信号
とに分離する回路で、分離した輝度信号をアナログ／デ
ジタル変換器（３）に供給する。このアナログ／デジタ
ル変換器（３）は、供給される輝度信号をデジタル信号
化する回路でデジタル信号化した輝度信号をフレームメ
モリ（４）に供給する。このフレームメモリ（４）は、
供給される輝度信号を１フレーム毎に一旦記憶する回路
で、このフレームメモリ（４）が記憶した輝度信号を輪
郭強調信号形成回路（５）及び遅延回路（６）に供給す
る。この輪郭強調信号形成回路（５）は、フレームメモ
リ（４）から各画素毎に輝度信号データを読み出し、隣
接した画素の輝度信号データとの比較を行ない、隣接し
た画素と輝度信号データが所定値以上差があるときに
は、この差がある箇所をこの映像信号による画像の輪郭
と判断する。そして、フレームメモリ（４）から第１の
遅延回路（６）に供給された輝度信号は、輪郭強調信号
形成回路（５）が信号処理を行なう時間だけ遅延して、
この遅延した輝度信号を第１の混合回路（７）の一方の
混合信号入力端子に供給する。ここで、この第１の遅延
回路（６）から第１の混合回路（７）へ供給される輝度
信号の画像が、上述の輪郭強調信号形成回路（５）が輪
郭と判断した画素であるときには、この輪郭強調信号形
成回路（５）から第１の混合回路（７）の他方の混合信
号入力端子に輪郭強調信号を供給する。このようにして
輪郭強調信号を供給することで、この第１の混合回路
（７）で輝度信号に輪郭強調信号が重畳され、輪郭が強
調された輝度信号が第１の混合回路（７）から出力され
る。そして、この第１の混合回路（７）が出力する輝度
信号をデジタル／アナログ変換器（８）に供給し、この
デジタル／アナログ変換器（８）で輝度信号をアナログ
信号化する。このアナログ信号化された輝度信号を、第
２の混合回路（９）の一方の混合信号入力端子に供給す
る。そして、この第２の混合回路（９）の他方の混合信
号入力端子には、上述の輝度信号／色信号分離回路
（２）で分離した色信号が第２の遅延回路（10）を介し
て供給される。この第２の遅延回路（10）は、信号処理
等により輝度信号／色信号分離回路（２）で分離してか
ら第２の混合回路（９）に供給されるまで輝度信号の遅
延時間だけ色信号を遅延させる回路で、この第２の混合
回路（９）で輝度信号と色信号とを混合して、コンポジ
ットの映像信号にする。そして、この第２の混合回路が
出力するコンポジットの映像信号を映像信号出力端子
（11）に供給する。この映像信号出力端子（11）に得ら
れる映像信号を、例えば大型のテレビジョン受像機（図
示せず）に供給して、受像等を行なう。
この第１図において、（１）は映像信号入力端子を示
し、この入力端子（１）にビデオテープから再生した映
像信号等のコンポジットの映像信号が供給される。そし
て、この映像信号入力端子（１）に得られる映像信号を
輝度信号／色信号分離回路（２）に供給する。この分離
回路（２）は、供給される映像信号を輝度信号と色信号
とに分離する回路で、分離した輝度信号をアナログ／デ
ジタル変換器（３）に供給する。このアナログ／デジタ
ル変換器（３）は、供給される輝度信号をデジタル信号
化する回路でデジタル信号化した輝度信号をフレームメ
モリ（４）に供給する。このフレームメモリ（４）は、
供給される輝度信号を１フレーム毎に一旦記憶する回路
で、このフレームメモリ（４）が記憶した輝度信号を輪
郭強調信号形成回路（５）及び遅延回路（６）に供給す
る。この輪郭強調信号形成回路（５）は、フレームメモ
リ（４）から各画素毎に輝度信号データを読み出し、隣
接した画素の輝度信号データとの比較を行ない、隣接し
た画素と輝度信号データが所定値以上差があるときに
は、この差がある箇所をこの映像信号による画像の輪郭
と判断する。そして、フレームメモリ（４）から第１の
遅延回路（６）に供給された輝度信号は、輪郭強調信号
形成回路（５）が信号処理を行なう時間だけ遅延して、
この遅延した輝度信号を第１の混合回路（７）の一方の
混合信号入力端子に供給する。ここで、この第１の遅延
回路（６）から第１の混合回路（７）へ供給される輝度
信号の画像が、上述の輪郭強調信号形成回路（５）が輪
郭と判断した画素であるときには、この輪郭強調信号形
成回路（５）から第１の混合回路（７）の他方の混合信
号入力端子に輪郭強調信号を供給する。このようにして
輪郭強調信号を供給することで、この第１の混合回路
（７）で輝度信号に輪郭強調信号が重畳され、輪郭が強
調された輝度信号が第１の混合回路（７）から出力され
る。そして、この第１の混合回路（７）が出力する輝度
信号をデジタル／アナログ変換器（８）に供給し、この
デジタル／アナログ変換器（８）で輝度信号をアナログ
信号化する。このアナログ信号化された輝度信号を、第
２の混合回路（９）の一方の混合信号入力端子に供給す
る。そして、この第２の混合回路（９）の他方の混合信
号入力端子には、上述の輝度信号／色信号分離回路
（２）で分離した色信号が第２の遅延回路（10）を介し
て供給される。この第２の遅延回路（10）は、信号処理
等により輝度信号／色信号分離回路（２）で分離してか
ら第２の混合回路（９）に供給されるまで輝度信号の遅
延時間だけ色信号を遅延させる回路で、この第２の混合
回路（９）で輝度信号と色信号とを混合して、コンポジ
ットの映像信号にする。そして、この第２の混合回路が
出力するコンポジットの映像信号を映像信号出力端子
（11）に供給する。この映像信号出力端子（11）に得ら
れる映像信号を、例えば大型のテレビジョン受像機（図
示せず）に供給して、受像等を行なう。
本例の映像画像の輪郭強調回路は、以上のようにして
構成され、次に輪郭強調信号形成回路（５）が輪郭強調
信号を形成する際の一例について説明する。
構成され、次に輪郭強調信号形成回路（５）が輪郭強調
信号を形成する際の一例について説明する。
この輪郭強調信号形成回路（５）は、上述の如くフレ
ームメモリ（４）からこの輪郭強調信号形成回路（５）
に１フレーム内の各画素を順次読み出して、各画素毎の
輝度信号データを隣接した画素と比較し、その差により
輪郭の検出を行なう。このとき、例えば第２図に示す如
く各フレームの画素に、水平方向ｉに０からＭ（Ｍは整
数）まで画素があり、垂直方向ｊに０からＮ（Ｎは整
数）まで画素があすとすると、輝度信号の水平方向デー
タdi及び垂直方向データdjについて次式の演算を輪郭強
調信号形成回路（５）が行ない、水平方向に隣接した画
素との差Δdi,jo及び垂直方向に隣接した画素との差Δd
io,jを Δdi,jo＝｜di+1,jo-di,jo| （i:0〜Ｍ−１） Δdio,j＝|dio,j+1‐dio,j| （i:0〜Ｎ−１） このようにして夫々の画素について水平方向及び垂直方
向に隣接した画素との差Δdi,jo及びΔdio,jが得られ
る。そして、この差Δdi,jo、Δdio,jが予め設定された
閾値Δd thよりも大きいならは、この隣接した画素との
間に輪郭が存在すると判断する。例えば、この状態の一
例を第３図Ａに示すと、jo番目のラインにおいて画素di
とdi+1との間に閾値Δd th以上の差があると、この画素
diと画素di+1との間に輪郭が存在する。この輪郭の検出
を全ての画素について水平方向、垂直方向で行なって、
輪郭の場所を１フレーム分記憶する。そして、この輪郭
を１フレーム分記憶した後、フレームメモリ（４）から
遅延回路（６）を介して遅れて第１の混合回路（７）に
供給される輝度信号が記憶した輪郭部であるとき、輪郭
強調信号を輪郭強調信号形成回路（５）から第１の混合
回路（７）に供給する。この輪郭強調信号は、例えば第
３図Ｂに示す如く、画素diに対応して正方向のパルス信
号V1を出力し、画素di+1に対応して負方向のパルス信号
V2を出力する。このようにして出力することで、第３図
Ｃに示す如く、第１の混合回路（７）で画素diにパルス
信号V1が重畳され、画素di+1にパルス信号V2が重畳さ
れ、画素diと画素di+1との間の差が拡がり、輪郭が強調
された状態となる。このようにして輪郭が強調された映
像信号が出力端子（11）から出力される。
ームメモリ（４）からこの輪郭強調信号形成回路（５）
に１フレーム内の各画素を順次読み出して、各画素毎の
輝度信号データを隣接した画素と比較し、その差により
輪郭の検出を行なう。このとき、例えば第２図に示す如
く各フレームの画素に、水平方向ｉに０からＭ（Ｍは整
数）まで画素があり、垂直方向ｊに０からＮ（Ｎは整
数）まで画素があすとすると、輝度信号の水平方向デー
タdi及び垂直方向データdjについて次式の演算を輪郭強
調信号形成回路（５）が行ない、水平方向に隣接した画
素との差Δdi,jo及び垂直方向に隣接した画素との差Δd
io,jを Δdi,jo＝｜di+1,jo-di,jo| （i:0〜Ｍ−１） Δdio,j＝|dio,j+1‐dio,j| （i:0〜Ｎ−１） このようにして夫々の画素について水平方向及び垂直方
向に隣接した画素との差Δdi,jo及びΔdio,jが得られ
る。そして、この差Δdi,jo、Δdio,jが予め設定された
閾値Δd thよりも大きいならは、この隣接した画素との
間に輪郭が存在すると判断する。例えば、この状態の一
例を第３図Ａに示すと、jo番目のラインにおいて画素di
とdi+1との間に閾値Δd th以上の差があると、この画素
diと画素di+1との間に輪郭が存在する。この輪郭の検出
を全ての画素について水平方向、垂直方向で行なって、
輪郭の場所を１フレーム分記憶する。そして、この輪郭
を１フレーム分記憶した後、フレームメモリ（４）から
遅延回路（６）を介して遅れて第１の混合回路（７）に
供給される輝度信号が記憶した輪郭部であるとき、輪郭
強調信号を輪郭強調信号形成回路（５）から第１の混合
回路（７）に供給する。この輪郭強調信号は、例えば第
３図Ｂに示す如く、画素diに対応して正方向のパルス信
号V1を出力し、画素di+1に対応して負方向のパルス信号
V2を出力する。このようにして出力することで、第３図
Ｃに示す如く、第１の混合回路（７）で画素diにパルス
信号V1が重畳され、画素di+1にパルス信号V2が重畳さ
れ、画素diと画素di+1との間の差が拡がり、輪郭が強調
された状態となる。このようにして輪郭が強調された映
像信号が出力端子（11）から出力される。
このようにして輪郭が強調されることで、輪郭でない
所は全く信号に変化がない状態で、輪郭部にだけ良好な
輪郭強調がなされた状態となり、ノイズが発生しない良
好な輪郭強調された画像が得られる。また、このように
ノイズが発生しないため、後段の回路でノイズスライス
回路等のノイズ除去手段を必要としない。
所は全く信号に変化がない状態で、輪郭部にだけ良好な
輪郭強調がなされた状態となり、ノイズが発生しない良
好な輪郭強調された画像が得られる。また、このように
ノイズが発生しないため、後段の回路でノイズスライス
回路等のノイズ除去手段を必要としない。
なお、輪郭強調信号は、第３図Ｂに示す如く輪郭部の
隣り合う双方の画素にパルス信号V1、V2を重畳させるの
ではなく、第３図Ｄに示す如く、例えば画素diに対応し
てパルス信号V1、V2の差ΔＶに等しい正方向のパルス信
号V3を出力しても同様に輪郭を強調することができる。
また、之等の輪郭強調信号は、画素diが画素di+1よりも
レベルが高い場合のもので、逆に画素di+1の画素diより
も高い場合の輪郭強調信号は、例えば第３図Ｅに示す如
く画素diに対応して負方向のパルス信号V4を出力し、画
素di+1に対応して正方向のパルス信号V5を出力する信号
とすればよい。
隣り合う双方の画素にパルス信号V1、V2を重畳させるの
ではなく、第３図Ｄに示す如く、例えば画素diに対応し
てパルス信号V1、V2の差ΔＶに等しい正方向のパルス信
号V3を出力しても同様に輪郭を強調することができる。
また、之等の輪郭強調信号は、画素diが画素di+1よりも
レベルが高い場合のもので、逆に画素di+1の画素diより
も高い場合の輪郭強調信号は、例えば第３図Ｅに示す如
く画素diに対応して負方向のパルス信号V4を出力し、画
素di+1に対応して正方向のパルス信号V5を出力する信号
とすればよい。
また、この輪郭を判断するための閾値Δd thは画像に
応じて変えることができるようにするのが好ましく、水
平方向と垂直方向の閾値Δd thを変えてもよい。さら
に、輪郭強調信号の上下の差ΔＶも強調の度合いにより
自由に変えるようにするのが好ましく、また輪郭部に隣
接した画素di,di+1にだけ強調信号を加えるのではな
く、その前後の画素にも同様の信号を加えて、輪郭を太
くするようにしてもよい。このように本例によると輪郭
の強調状態を自由に変えることができる。
応じて変えることができるようにするのが好ましく、水
平方向と垂直方向の閾値Δd thを変えてもよい。さら
に、輪郭強調信号の上下の差ΔＶも強調の度合いにより
自由に変えるようにするのが好ましく、また輪郭部に隣
接した画素di,di+1にだけ強調信号を加えるのではな
く、その前後の画素にも同様の信号を加えて、輪郭を太
くするようにしてもよい。このように本例によると輪郭
の強調状態を自由に変えることができる。
さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、本発明の
要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得る
ことは勿論である。
要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得る
ことは勿論である。
本発明のデジタル輪郭強調回路によると、ノイズを発
生させることなく輪郭の強調だけを良好に行なうことが
できる利益がある。
生させることなく輪郭の強調だけを良好に行なうことが
できる利益がある。
第１図は本発明のデジタル輪郭強調回路の一実施例を示
す構成図、第２図及び第３図は第１図例の説明に供する
線図である。 （３）はアナログ／デジタル変換器、（４）はフレーム
メモリ、（５）は輪郭強調信号形成回路、（６）は第１
の遅延回路、（７）は第１の混合回路である。
す構成図、第２図及び第３図は第１図例の説明に供する
線図である。 （３）はアナログ／デジタル変換器、（４）はフレーム
メモリ、（５）は輪郭強調信号形成回路、（６）は第１
の遅延回路、（７）は第１の混合回路である。
Claims (1)
- 【請求項１】デジタル化された輝度信号をフレームメモ
リに格納し、 該フレームメモリから画素毎に上記輝度信号を読出して
輪郭強調信号形成回路に供給し、 該輪郭強調信号形成回路において画素毎に上記輝度信号
より輪郭強調信号を形成するとともに水平方向及び垂直
方向に隣接した画素間において上記輝度信号の輝度差を
求め、 この輝度差が所定値以上の場合には上記輪郭強調信号を
上記隣接した画素の少なくとも一方に加算するようにし
た デジタル輪郭強調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61265016A JP2570272B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | デジタル輪郭強調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61265016A JP2570272B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | デジタル輪郭強調回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119389A JPS63119389A (ja) | 1988-05-24 |
| JP2570272B2 true JP2570272B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17411408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61265016A Expired - Lifetime JP2570272B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | デジタル輪郭強調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570272B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191094A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-30 | コニカ株式会社 | 画像信号処理装置 |
| JPS6171773A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-12 | Nec Corp | 輪郭強調回路 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP61265016A patent/JP2570272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119389A (ja) | 1988-05-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |