JPS59210773A - テレビジヨン信号処理回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 凹註 本発明は、テレビジョン信号処理麓、特にテレビジョン
カメラで撮像した出力等を処理し、解コ３シ 像の高い画像信号を得るテレビジョン信号処址雰ｌに係
る。

〔発明の背景〕

テレビジョン信号は、いわゆる走査線飛越（インターレ
ース）を行なっており、第１図に示す如くフィールド毎
に、一本おきに走査線を走査する。

しかし、テレビジョンカメラで撮像する場合、蓄積され
た電荷を取出すためのビームの幅はかなり広く、走査線
と言うよりは走査帯となっている。

そして第２図に示す如く、各フィールドで、フレームに
おける２走査線分の信号を取り出している。

従って、たとえば、第２１番目の走査線につい−Ｃみれ
ば、その出力ｙ（’２１）は ｙ（２１）＝　Ｃｘ、（２０）＋ｘ（２１））／２・・
・（１）の如く、本来の走査線信号ｘ（２０）とｘ（２
１）の・１１均の信号となっＣいる。このため垂直方向
の解像度が失なわれている。

〔発明の目的〕

したがって、本発明の目的は、複数の走査線の信号成分
を含む信号を演算回路で処理して、真の走査線成分を取
り出し、垂直方向の解像度を改善することである。

〔発明の（既要〕

本発明は一１ｚ記目的を達成するため現在の走査線信号
と、ｌフィールド前の隣接する走査線信号とΣ入力とし
て演算処理する回路と、テレビジョン画像信号の動きを
検出する回路と、上記動きを検出する回路の出力によっ
て上記演算処理する回路の演算パラメータを、画像が動
いているときは現在の走査線信号を出力し、動きが少な
いときは、真の走査線の成分を取り出すようにしたこと
を特徴（Ｌ）を一般的に表わすと、走査線番号をｐとす
ると、走査線出力ｙ（Ｑ）は、画像が静止しているもの
とすれば ｙ（Ｑ）＝　（ｘｃＱ−１）＋ｘ（Ｑ））／２−・・（
２）となる。ここでｘ（Ｑ−ｉＬ　ｘ（Ｑ）は真の画像
信号である。

垂直方向の単位遅延演算子（実際には、インクレースさ
れているので、１フイールドの遅延となる）をＺ−１と
すれば、Ｚ変換により Ｙ（Ｚ　’　）＝（Ｚ　　’　Ｘ（Ｚ−１）＋Ｘ（Ｚ−
”　））／２ど変形できる。こＡｔより を得る。すなわち、もとの真の信号を得ることができる
。

しかし、動画の場合これをそのまま適用すると、画像に
ず、ｈを生ずる。すなわち、動いている場合一つ前の走
査線の情報はｌフィールド前の情報であり、式（２）、
　（３）のような演算が必ずしも意味を持たないからで
ある。この場合には式（２）、、　（３）のような演算
は行なわず、そのまま取出して、ｘ　（ｆ）、　）　＝
　ｙ　（Ｑ　）　　　　　　　　　　　・・・・・（４
）とし゛こしよう必要がある。

以上まとめると 静止部では 動画部では ｘ（ｚ　’　）＝Ｙ（Ｚ−１）　　　　　　　−・−・
（４）’の如く処理することにより、解像度の高い画像
を１１することかできる。

しかし、現実の画像では、静止と動画とはっきり分離で
きるものではなく、中間的な状態（ゆるやかな動き）や
ＪＨ１ｌ音がある。従って、式（３）’　、式（４）′
のように２つに完全に分けることはむずかしい。また、
中間的なところを無理に２つに分けると画像がチラチラ
してかえって劣化する。そこで、この２つを連続的に制
御することが望ましい。

その−例は とすることで、ここでＫは動画部に対しては０又はＯに
近い値となり、静止画部に対しては１又は１に近い値と
なるパラメータである。なお、実際の回路構成においで
は制御系の安定性の目的からに＝１は望ましくないので
、たとえばに≧正程度にするのが望ましい。

〔発明の実施例〕

以Ｆ実施例によって本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明によるテレビジョン信号処理誓渕の一実
施例の１＋？１成を示すもので、上記（５）式に基づい
て構成したものである。

入力端子７よりテレビジョンカメラの出力信号ｙが演算
回路１０に加えられる。演算回路の出力又は出力端子８
より垂直方向の解像度が改善された信号と取り出さＡし
る。又出力信号Ｘの１部はフィール１くメモリ２を径で
一部は上記演算回路に他の一部は更にフィールドメモリ
６を径で、すなわち１フレーム遅延されて、動き検出回
路５に加えらＪしる。

１−記演算回路１０は、減算器１によって現在の走Ｈ信
号と１フイールド前の走査信号（隣接走査線ンの差信号
を得、これを乗算回路に加え、動き検出回路５の出力に
よって制御される常数バラメ−タＫを来する。」二記乗
算回路の出方は現在入力走査信号と加算器３で加算され
る。

動き検出回路は、一般的にはフレーム間の差信序−の大
小によって動きを判定し、差信号が大きいときは動きが
有り、小さいときは動きが少ないと判断するもので、テ
レビジョン信号の雑音抑圧装置などで知られているので
その詳細な説明は省略する。

上記第３図の実施例は本発明による回路の基本的構成を
示ずものであるが、これには次の如く数多くの変形が可
能である。

（１）第３図は説明の簡単のため白黒テレビジョン信号
に適用さＪしる場合について示したが、カラーテレビジ
ョン信号の場合には色信号を考慮しなければならない。

なおＮＴＳＣ信号で、あるフレームのみを取出して記録
し、これを繰返し表示する場合、これは２つの場合があ
る。１つは、フレームで考えたときの直上の走査線の色
信号が同一位相の場合、もう１つは直上は逆位相で直下
が同一位相の場合である。前者の場合には特に問題は４
．２い。後者の場合、直上の信号の色信号成分を位ｉｌ
１反転して使用する方法と、直下の信号を用いる方法の
両者をとっても良い。

（２）動き検出のためには１フレーム前の信号を月１い
るが１．ニオしについてはノイズリデュサにおけると同
法の技術が使用できる。

（３）カラーテレビジョン信号の場合、コンポ・−ネン
１へ符号化（分離符号化）とコンポジン１〜符号化（直
接符号化）がある。

本発明は前者の場合も適用可能で、たとえば色差信号を
時分割多重したような場合には、このまま使える。但し
、色差信号の垂直解像度は必ずしも要求さＪしないので
、これに対しては動画部とみなしで、Ｋ＝０とすること
も考えられる。

（４）式（５）を実現する回路は第３図の実施例に限ら
ない。たとえば １＋ＫＺ−’　　　　　　１４−ＫＺ−’などと変形す
れば、また公知の方法により別の構成が可能になる。こ
のように構成方法は無数にある。なお、Ｚ−′は２走差
線分の遅延、すなわち同一フレームの前走差線の信号を
遅延することに対応する。

（５）式（５）も−通りとは限らない。式（３）′　と
式（４）′　を連結する方法には他にも幾通りもある。

たとえば とふる。これに従ってまた新しい構成が可能になる。

（６）垂直解像度が向上した結果、インタレース走差の
効果が弱まり、フリッカが増大する危険４生もある。こ
Ｊしに文Ｊしては、たとえば、６０フイール１くを６０
フレームに変換して、すなわち１フイールドの時間内で
５２５本の走差線を表示する方法などと組合せて実現す
る場合もありうる。ここで静止部においては単純にフィ
ールドメモリ出力を用いてフィールドをフレームに変換
し、動画部では１走差線を繰返し表示する等によりフィ
ールドの情報を補間する構成を採用することが望ましい
。

以上述べた如く、本発明においてはフィール１く間の信
号の処理によって垂直方向の解像度を向」；させる点、
実用に供して効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の詳細な説明するため現在の知
られているテレビジョン方式の概要を説１・・・減算器
、２，６・・・フィールドメモリ、３・・・加算器、４
・・・乗算器、５−・動き検出回路、７・・・入力端子
、８−・出力端子、１０・・・演算回路。 拓　　１　　図 粥　２　　図 （１，）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　（ｂ）”Ｉｈ　　／　　フィー　＋、ｌ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　％　　
２　　ｈ−ｔ’ｓ第　３　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１フイールド前の隣接する走査線の信号と現在の走
   査線の信号の演算を行ない、その演算パラメータを画像
   の動きの有無に応じて可変するように構成されたことを
   特徴とするテレビジョン信号処理回路。 ２、１フイールド前の隣接する走査線の信号と現在の走
   査線の信号の演算を行ない、その演算パラメータを画像
   の動きの有無に応じて可変し、上記演算によって得られ
   た信号を、動きの少ない静止部では単純にフィールドの
   信号をフレームの