JP2519526B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2519526B2
JP2519526B2 JP1016579A JP1657989A JP2519526B2 JP 2519526 B2 JP2519526 B2 JP 2519526B2 JP 1016579 A JP1016579 A JP 1016579A JP 1657989 A JP1657989 A JP 1657989A JP 2519526 B2 JP2519526 B2 JP 2519526B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、動き適応型の輝度信号/色信号分離(以
下「Y/C分離」という)、動き適応型の走査線補間がな
される高精細テレビジョン受像機に適用して好適な信号
処理装置に関する。
[従来の技術] IDTV,EDTV等のディジタル処理技術を駆使した高精細
テレビジョン受像機では、3次元Y/C分離や、走査線補
間を行なうことによって、表示画像の品位を向上させて
いる。しかし、これらの処理を画像の動きに拘らずに画
一的に行なうときには、誤った処理となって、却って表
示画像の画質を劣化させてしまうことがある。
そこで従来、画像の動きを検出して、その動きに応じ
て3次元Y/C分離や、走査線補間を行なうことが提案さ
れている。
第4図は、上述したような3次元Y/C分離や、走査線
補間の処理をする信号処理装置の一例を示すものであ
る。
同図において、入力端子1に供給される、例えばNTSC
方式のカラー映像信号SVは、直接、例えばラインメモリ
で構成され1水平期間(1H)の遅延時間を有する遅延素
子3を介して、および例えばフレームメモリで構成され
1フレーム期間の遅延時間を有する遅延素子4を介して
Y/C分離回路2に供給される。
このY/C分離回路2では、直接および遅延素子3を介
して供給されるカラー映像信号を用いてライン間処理に
よるY/C分離が行なわれると共に、直接および遅延素子
4を介して供給されるカラー映像信号を用いてフレーム
間処理によるY/C分離が行なわれる。そして、それぞれ
で得られる輝度信号、色信号が動き情報k(0≦k≦
1)に応じて混合されて出力される。すなわち、ライン
間処理で得られる信号の係数はkとされ、一方フレーム
間処理で得られる信号の係数は1−kとされて混合され
る。
また、入力端子1に供給されるカラー映像信号SVは減
算器5に供給されると共に、この減算器5には遅延素子
4の出力信号が供給される。この減算器5の出力信号、
つまり1フレーム間差信号はローパスフィルタ6で色信
号成分が除去されると共に、絶対値化回路7で絶対値化
されたのち最大値回路8に供給される。
また、入力端子1に供給されるカラー映像信号SVは減
算器9に供給されると共に、この減算器9には遅延素子
4の出力信号が、例えばフレームメモリで構成され1フ
レーム期間の遅延時間を有する遅延素子10を介して供給
される。この減算器9の出力信号、つまり2フレーム間
差信号は絶対値化回路11で絶対値化されたのち最大値回
路8に供給される。
最大値回路8では、絶対値化回路7および11の出力信
号の大きさが比較される。そして、この最大値回路8か
らは、大きい方が動き量として出力される。この最大値
回路8の出力信号は変換回路12に供給されて動き情報k
に変換される。そして、この動き情報kはY/C分離回路
2に供給される。
また、Y/C分離回路2より出力される輝度信号Yは走
査線補間回路13に供給される。この走査線補間回路13で
は、主走査線信号より補間走査線信号を得るようにされ
る。この走査線補間回路13では、フィールド内処理およ
びフィールド間処理によって補間走査線信号が形成され
る。ここで、フィールド内処理では、例えば同一フィー
ルドの上下の主走査線信号の平均値から補間走査線信号
が形成され、一方フィールド間処理では、例えば前後の
フィールドの同じ垂直位置にある主走査線信号の平均値
から補間走査線信号が形成される。
そして、それぞれで得られる補間走査線信号は動き情
報k′(0≦k′≦1)に応じて混合されて出力され
る。すなわち、フィールド内処理で得られる信号の係数
はk′とされ、一方フィールド間処理で得られる信号の
係数は1−k′とされて混合される。
走査線補間回路13からは、このようにして形成された
補間走査線信号Yiが主走査線信号Yrと共に出力される。
また、変換回路12より出力される動き情報kは、直
接、例えばラインメモリで構成され1水平期間の遅延時
間を有する遅延素子15を介して、および遅延素子15と例
えばフィールドメモリで構成され1フィールド期間の遅
延時間を有する遅延素子16との直列回路を介して時空間
処理回路14に供給される。
この時空間処理回路14は、例えば第5図に示すように
構成される。すなわち、変換回路12、遅延素子15,16か
らの3信号は演算回路51に供給されて演算される。この
演算回路51の出力信号は直接、1画素期間(1T)の遅延
時間を有する遅延素子53を介して、および1画素期間の
遅延時間を有する遅延素子53,54の直列回路を介して演
算回路52に供給され、この演算回路52で演算されて動き
情報k′が形成される。ここで、演算回路51,52では、
例えば加重平均値あるいは最大値が求められる。この場
合、動き情報k′に寄与する画素点は、第6図A,Bに示
すように現在画素点とその周囲の8つの画素点となる。
第6図Bにおいて、実線は現フィールドの走査線、破線
は前フィールドの走査線を示している。
そして、この時空間処理回路14からの動き情報k′は
走査線補間回路13に供給される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この第4図例によれば、色信号と輝度信号
の高域成分の動きについては、2フレーム間差信号によ
って検出されるので、速く動くものに対しては検出漏れ
を生じ、Y/C分離回路2、走査線補間回路13が動きに適
応した動作をしなくなり、却って画質が劣化する欠点が
あった。
そこで、この発明では、検出漏れを少なくして画質の
向上を図ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、カラー映像信号から輝度信号と色信号と
を分離するY/C分離回路と、前記カラー映像信号の走査
線を補間する走査線補間回路と、前記カラー映像信号の
1フレーム間差信号の低域成分の絶対値信号と上記映像
信号の2フレーム間差信号の絶対値信号とを比較しその
うち大きい方の信号を動き情報として出力する動き検出
回路と、前記動き情報に含まれている現フィールド内の
或る走査線上の画素点に対して当該画素点の現フィール
ドおよび前フィールドを含めた画像の動きに関連する周
辺の走査線上の画素点から複数の動き情報を算出して前
記Y/C分離回路に出力する第1の処理回路と、前記第1
の処理回路からの複数の動き情報のそれぞれから現在の
フィールド内の或る画素点に対して当該画素点の現フィ
ールドおよび前フィールドを含めた画像の動きに関連す
る周辺の画素点から複数の動き情報をそれぞれ算出して
前記走査線補間回路に出力する第2の処理回路とを備え
たことを特徴としている。
〔作用〕
上述した構成においては、動き検出回路によりカラー
映像信号の1フレーム間差信号の低域成分の絶対値信号
と上記映像信号の2フレーム間差信号の絶対値信号とを
比較しそのうち大きい方の信号を動き情報として出力さ
れるから、色信号が多重されている高域成分を取り除い
た信号とを用いて画像の動きを検出しているために色信
号による判定の誤りを生じることがない。
この発明ではさらに第1の処理回路により、前記動き
情報に含まれている現フィールド内の或る走査線上の画
素点に対して当該画素点の現フィールドおよび前フィー
ルドを含めた画像の動きに関連する周辺の走査線上の画
素点から複数の動き情報を算出することによって複数の
動き情報つまり現フィールドと前フィールドを含む上下
の走査線とかそれの両側の画素点が動き情報として得ら
れるので、画像の動きについては検出漏れが少ない動き
情報をY/C分離回路に与えることができる。そして、第
2の処理回路においては、前記第1の処理回路からの複
数の動き情報のそれぞれから現在のフィールド内の或る
画像点に対して当該画素点の現フィールドおよび前フィ
ールドを含めた画像の動きに関連する周辺の画素点から
複数の動き情報をそれぞれ算出して出力するから、第1
の処理回路による複数の動き情報よりもさらに画像の動
きに関して精度が上がった動き情報が出力されることに
なり、結果として、Y/C分離回路、走査線補間回路が確
実に画像の動きに適応して動作し、画質の劣化を大きく
軽減できることになる。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。この第1図において第4図と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例においては、変換回路12より得られる動き情報
は、直接、例えばフィールドメモリで構成され1フィー
ルド期間の遅延時間を有する遅延素子18を介して、およ
び遅延素子18と例えばラインメモリで構成され1水平期
間の遅延時間を有する遅延素子19との直列回路を介して
時空間処理回路17に供給される。
この時空間処理回路17は、第5図に示すように構成さ
れ、上述したような処理がされて動き情報kが形成され
る。この場合、第2図A,Bに示すように、前フィールド
の上下走査線の水平方向両側の画素点を含めた3×3の
点から動き情報kが算出される。これにより、検出漏れ
の少ない動き情報kが得られる。第2図Bにおいて、実
線は現フィールドの走査線、破線は前フィールドの走査
線を示している。
そして、この時空間処理回路17より得られる動き情報
kはY/C分離回路2に供給される。
また、本例においては、時空間処理回路17より得られ
る動き情報kは、直接、遅延素子15を介して、および遅
延素子15と遅延素子16の直列回路を介して時空間処理回
路14に供給され、この時空間処理回路14で上述したよう
な処理がされて動き情報k′が形成される。
この場合、第3図A,Bに示すように、現走査線と1ラ
イン前の走査線と前フィールドの上走査線(263H前の走
査線)の水平方向両側の画素点を含めた3×3の動き情
報kから処理されて動き情報k′が形成される。したが
って、結果的に動き情報k′は、水平、垂直方向に5×
5の画素点と、現走査線の1フレーム前の走査線の5画
素点と、1ライン前の走査線の1フレーム前の走査線の
5画素点を含めた計5×5+10画素点から算出される。
これにより、動き情報k′は動き情報kよりさらに精度
の上がったものとなる。第3図Bにおいて、実線は現フ
ィールドの走査線、破線は前フィールドの走査線を示し
ている。
そして、この時空間処理回路14より得られる動き情報
k′は走査線補間回路13に供給される。
本例は以上のように構成され、その他は第4図例と同
様に構成される。
このように、本例においては、変換回路12より得られ
る動き情報が時空間処理回路17に供給され、Y/C分離回
路2に供給される動き情報kは水平、垂直方向の周囲の
画素点も利用して算出されるので、検出漏れが少なくな
る。また、時空間処理回路17より得られる動き情報kが
時空間処理回路14に供給され、走査線補間回路13に供給
される動き情報k′は水平、垂直方向の周囲の画素点の
動き情報kを利用して算出され、結果的に水平、垂直さ
らには時間方向の周囲の画素点を利用して算出されるの
で、検出精度が大幅に改善される。
したがって、本例によれば、Y/C分離回路2、走査線
補間回路13が確実に動きに適応して動作するようにな
り、画質の劣化を軽減することができる。
なお、上述実施例においては1フレーム間差信号と2
フレーム間差信号との両方を用いるものであるが、1フ
レーム間差信号のみを用いるものにも、この発明を適用
できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、検出漏れの
少ない動き情報を分離回路に供給できると共に、検出精
度を充分に向上させた動き情報を走査線補間回路に供給
できる。したがって、分離回路、走査線補間回路が確実
に動きに適応して動作するようになり、画質の劣化を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図およ
び第3図はその説明のための図、第4図は従来例の構成
図、第5図は時空間処理回路の構成図、第6図はその説
明のための図である。 1……入力端子 2……Y/C分離回路 3,4,10,15,16,18,19……遅延素子 5,9……減算器 6……ローパスフィルタ 7,11……絶対値化回路 8……最大値回路 12……変換回路 13……走査線補間回路 14,17……時空間処理回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー映像信号から輝度信号と色信号とを
    分離するY/C分離回路と、 前記カラー映像信号の走査線を補間する走査線補間回路
    と、 前記カラー映像信号の1フレーム間差信号の低域成分の
    絶対値信号と上記映像信号の2フレーム間差信号の絶対
    値信号とを比較しそのうち大きい方の信号を動き情報と
    して出力する動き検出回路と、 前記動き情報に含まれている現フィールド内の或る走査
    線上の画素点に対して当該画素点の現フィールドおよび
    前フィールドを含めた画像の動きに関連する周辺の走査
    線上の画素点から複数の動き情報を算出して前記Y/C分
    離回路に出力する第1の処理回路と、 前記第1の処理回路からの複数の動き情報のそれぞれか
    ら現在のフィールド内の或る画素点に対して当該画素点
    の現フィールドおよび前フィールドを含めた画像の動き
    に関連する周辺の画素点から複数の動き情報をそれぞれ
    算出して前記走査線補間回路に出力する第2の処理回路
    と を備えたことを特徴とする信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62135094A (ja) * 1985-12-09 1987-06-18 Hitachi Ltd 信号処理回路
JP2605013B2 (ja) * 1986-04-09 1997-04-30 株式会社日立製作所 動き適応映像信号処理回路

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