JPH05103231A - ノイズリダクシヨン回路 - Google Patents

ノイズリダクシヨン回路

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JPH05103231A
JPH05103231A JP3258807A JP25880791A JPH05103231A JP H05103231 A JPH05103231 A JP H05103231A JP 3258807 A JP3258807 A JP 3258807A JP 25880791 A JP25880791 A JP 25880791A JP H05103231 A JPH05103231 A JP H05103231A
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JP
Japan
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noise
supplied
noise component
low
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258807A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kurihara
弘一 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05103231A publication Critical patent/JPH05103231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレームメモリの容量を削減したノイズリダク
ション回路で、高域成分にもノイズ除去効果を得る。 【構成】入力端1に輝度信号が供給され、フレーム相関
ノイズ抽出部17により低域のノイズ成分を抽出し、ラ
イン相関ノイズ抽出部18により高域のノイズ成分を抽
出する。この低域のノイズ成分と高域のノイズ成分とを
加算器13により加算し全周波数帯域のノイズ成分を得
る。減算器14により入力端1から供給された輝度信号
から全周波数帯域のノイズ成分を減算することにより全
周波数帯域のノイズ成分を除去した映像信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビデオ・テープ・レコ
ーダーもしくはテレビジョン受像機等に用いられる映像
信号のノイズ成分を除去するノイズリダクション回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ・テープ・レコーダー(以
下VTRと記す)やテレビジョン受像機(以下TVと記
す)では、映像信号のノイズ成分を除去するノイズリダ
クションが用いられている。
【0003】以下に従来のノイズリダクション回路の例
を、図3から図4を参照しながら説明する。図3はフレ
ーム相関を利用した輝度信号のノイズリダクション回路
のブロック図である。図4は各部信号の周波数帯域を示
す図である。
【0004】図3において、輝度信号は入力端1を介し
てローパスフィルタ(以下LPF)6および減算器14
へ供給される。LPF6に供給された輝度信号は、低域
周波数に帯域制限され、サブサンプル7へ供給される。
サブサンプル7へ供給された輝度信号はデータが間引か
れることにより伝送レートが下げられ、減算器8および
減算器11へ供給される。減算器8は供給された輝度信
号から、フレームメモリ9から供給された信号を減算す
ることにより得られた、フレーム非相関成分であるノイ
ズ成分を係数器10へ供給する。このノイズ成分は係数
器10の係数Kが掛けられて減算器11およびLPF1
2へ供給される。減算器11は、サブサンプル7から供
給された輝度信号からノイズ成分を減算し、フレームメ
モリ9へ供給する。フレームメモリ9に供給された信号
は1フレーム遅延され減算器8へ供給される。
【0005】LPF12に供給されたノイズ成分は、間
引かれたデータが補間され減算器14へ供給される。減
算器14は、入力端1を介して供給された輝度信号から
ノイズ成分を減算して出力端16へ供給する。次にこの
ように構成されたノイズリダクション回路の動作を図4
も用いて説明する。
【0006】入力端1には、図4(a)に示す帯域を持
つ輝度信号が供給される。この輝度信号はフレーム相関
ノイズ抽出部17内では、まず図4(b)に示す帯域を
持つ低域の輝度信号から得られ、この輝度信号から図4
(c)に示す低域のノイズ成分が抽出される。この低域
のノイズ成分を、入力端1を介して供給された輝度信号
から減算することにより図4(d)に示すノイズの除去
された輝度信号を得ている。このようにフレームディレ
イ信号を得るためにフレームメモリの容量を削減する
と、高域成分はノイズ除去効果を得ることができなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
においては、コストを低減させるために容量を削減した
フレームメモリを用いて、フレーム相関を利用してノイ
ズ除去すると高域成分はノイズ除去効果を得ることがで
きないという問題があった。
【0008】この発明は上記のような従来技術の欠点を
除去し、ノイズが目立ち動画による弊害の少ない低域で
は容量を削減したメモリを用いてノイズ除去をし、ま
た、高域ではラインメモリを利用してノイズ除去をする
ことにより、信号帯域全体にノイズ除去を行うことので
きるノイズリダクション回路を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、供給された映像信号から、
容量を削減したフレームメモリを使用し、フレーム相関
を用いて前記映像信号の低域周波数のノイズ成分である
低域ノイズ成分を抽出する低域ノイズ抽出手段と、供給
された前記映像信号から、ライン相関を用いて前記映像
信号の高域周波数のノイズ成分である高域ノイズ成分を
抽出する高域ノイズ抽出手段と、前記低域ノイズ成分お
よび前記高域ノイズ成分を前記映像信号から減じて出力
する手段とを備えたことを特徴とするノイズリダクショ
ン回路を提供する。
【0010】
【作用】このように構成されたものにおいては、映像信
号の低域周波数では容量を削減したフレームメモリ、高
域周波数ではラインメモリを用いてノイズ成分を抽出す
る。この低域及び高域のノイズ成分を前記映像信号から
減ずることにより全帯域に渡りノイズ除去を行うことが
できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1から
図2を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の一実
施例のブロック図である。図2は各信号の周波数帯域を
示す図である。従来例と同じものについては同一番号を
付して説明する。
【0012】図1において、輝度信号は入力端1を介し
てラインメモリ2,ローパスフィルタ(以下LPF)
6,減算器14および減算器15へ供給される。LPF
6に供給された輝度信号は低域周波数に帯域制限され
て、サブサンプル7へ供給される。サブサンプル7へ供
給された輝度信号はデータが間引かれることにより伝送
レートが下げられ減算器8および減算器11へ供給され
る。減算器8は供給された輝度信号から、フレームメモ
リ9から供給された信号を減算することにより得られ
た、フレーム非相関成分であるノイズ成分を係数器10
へ供給する。このノイズ成分は係数器10の係数Kが掛
けられて減算器11およびLPF12へ供給される。減
算器11は、サブサンプル7から供給された輝度信号か
らノイズ成分を減算し、フレームメモリ9へ供給する。
フレームメモリ9に供給された信号は1フレーム遅延さ
れ減算器8へ供給される。LPF12に供給されたノイ
ズ成分は間引かれたデータが補間され加算器13へ供給
される。
【0013】ラインメモリ2に供給された映像信号は1
水平走査期間遅延され減算器15へ供給される。減算器
15は入力端1を介して供給された映像信号から、ライ
ンメモリ2から供給された1水平走査期間遅延された映
像信号を減算することによりノイズ成分を抽出し、ハイ
パスフィルタ(以下HPFと記す)3へ供給する。この
ノイズ成分はHPF3により高域周波数に帯域制限され
ることにより高域のノイズ成分が抽出され、リミッタ回
路(以下LIMと記す)4へ供給される。この高域のノ
イズ成分はLIM4により大きさが制限されて、係数器
5により係数Kが掛けられ加算器13へ供給される。
【0014】加算器13はLPF12から供給された低
域のノイズ成分と係数器5から供給された高域のノイズ
成分とを加算し、減算器14へ供給する。減算器14
は、入力端1を介して供給された輝度信号から、全周波
数帯域に渡ったノイズ成分を減算して出力端16へ供給
する。次にこのように構成されたノイズリダクション回
路の動作を図2も用いて説明する。
【0015】入力端1に図2(a)に示す帯域を持つ輝
度信号が供給される。この輝度信号はフレーム相関ノイ
ズ抽出部17により図2(b)に示す低域のノイズ成分
が抽出される。また、入力端1に供給された輝度信号は
ライン相関ノイズ抽出部18により図2(c)に示す高
域のノイズ成分が抽出される。この低域のノイズ成分と
高域のノイズ成分とは加算器13により加算され、全周
波数帯域のノイズ成分が減算器14へ供給される。減算
器14は、入力端1から供給された輝度信号から全周波
数帯域のノイズ成分を減算し、図2(d)に示す全帯域
をノイズ除去した輝度信号を出力端16へ出力する。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、映像信号の高域周波
数ではライン相関を用いて高域のノイズ成分を抽出し、
ノイズが目立ち動画による弊害の少ない低域周波数では
フレーム相関を用いて低域のノイズを抽出する。この高
域のノイズ成分と低域のノイズ成分とを元の映像信号か
ら減じているので、フレームメモリの容量を減らしても
周波数帯域全体に渡ってノイズ除去を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るノイズリダクション回路の一実
施例のブロック図である。
【図2】この発明に係るノイズリダクション回路各部の
周波数帯域を示す図である。
【図3】従来のノイズリダクション回路のブロック図で
ある。
【図4】従来のノイズリダクション回路各部の周波数帯
域を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端 13 加算器 14 減算器 16 出力端 17 フレーム相関ノイズ抽出部 18 ライン相関ノイズ抽出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された映像信号から、容量を削減し
    たフレームメモリを使用し、フレーム相関を用いて前記
    映像信号の低域周波数のノイズ成分である低域ノイズ成
    分を抽出する低域ノイズ抽出手段と、 供給された前記映像信号から、ライン相関を用いて前記
    映像信号の高域周波数のノイズ成分である高域ノイズ成
    分を抽出する高域ノイズ抽出手段と、 前記低域ノイズ成分および前記高域ノイズ成分を前記映
    像信号から減じて出力する手段とを備えたことを特徴と
    するノイズリダクション回路。
JP3258807A 1991-10-07 1991-10-07 ノイズリダクシヨン回路 Pending JPH05103231A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009021756A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Sony Corp ノイズ除去回路、ノイズ除去方法、撮像装置、プログラム
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