JPH0946555A - 映像信号ノイズ軽減装置 - Google Patents
映像信号ノイズ軽減装置Info
- Publication number
- JPH0946555A JPH0946555A JP7193077A JP19307795A JPH0946555A JP H0946555 A JPH0946555 A JP H0946555A JP 7193077 A JP7193077 A JP 7193077A JP 19307795 A JP19307795 A JP 19307795A JP H0946555 A JPH0946555 A JP H0946555A
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- JP
- Japan
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- signal
- video signal
- noise reduction
- amplitude
- noise
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号において、効果的にノイズを軽減す
る。 【構成】 映像信号1中に含まれる複数のノイズ成分
を、所望する数のバンドパスフィルター等の帯域制限手
段6,9,12で抽出し、振幅制限手段7,10,13
では、所望する振幅以下の信号成分のみを取り出すため
に一定振幅以上を切りとる。また、各帯域制限手段
(6,9,12)間と各振幅制限手段(7,10,1
3)間にも時間的な差が生じるため、遅延手段2,8,
11,14で各ノイズ軽減信号と映像信号との時間的誤
差を零にする。ノイズ軽減信号17,18,19は信号
合成手段15で合成及び位相反転し、信号合成手段3
で、遅延された映像信号と合成する。
る。 【構成】 映像信号1中に含まれる複数のノイズ成分
を、所望する数のバンドパスフィルター等の帯域制限手
段6,9,12で抽出し、振幅制限手段7,10,13
では、所望する振幅以下の信号成分のみを取り出すため
に一定振幅以上を切りとる。また、各帯域制限手段
(6,9,12)間と各振幅制限手段(7,10,1
3)間にも時間的な差が生じるため、遅延手段2,8,
11,14で各ノイズ軽減信号と映像信号との時間的誤
差を零にする。ノイズ軽減信号17,18,19は信号
合成手段15で合成及び位相反転し、信号合成手段3
で、遅延された映像信号と合成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号に含まれるノ
イズ成分を除去するノイズ軽減装置に関するものであ
る。
イズ成分を除去するノイズ軽減装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、NTSC/PAL方式等の映像信
号を記録再生するビデオテープレコーダーに代表される
ような映像機器は家庭用/業務用を問わず一般的に広く
普及してきている。
号を記録再生するビデオテープレコーダーに代表される
ような映像機器は家庭用/業務用を問わず一般的に広く
普及してきている。
【0003】特にワイドテレビジョンの普及等により、
高画質化に対する要求がより高まる状況にあって映像信
号のノイズ成分の増加は画質を大きく劣化させる要因と
なっている。
高画質化に対する要求がより高まる状況にあって映像信
号のノイズ成分の増加は画質を大きく劣化させる要因と
なっている。
【0004】映像信号のノイズ成分を軽減するために基
本的な構成として映像信号の周波数帯域の一部を1カ所
のみ取り出し振幅制限をかけた後、位相反転を行い元の
映像信号に加算する方式のノイズ軽減装置が一般的に広
く使用されている。
本的な構成として映像信号の周波数帯域の一部を1カ所
のみ取り出し振幅制限をかけた後、位相反転を行い元の
映像信号に加算する方式のノイズ軽減装置が一般的に広
く使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号ノイズ
軽減装置における、映像信号の一部分のみの周波数成分
及び振幅制限からなる1系統のノイズ軽減信号では、映
像信号の周波数帯域に複数の特定周波数帯に帯域分布し
て存在するノイズ及び、クロック等の特定単一周波数に
複数存在するノイズに対して軽減効果が十分得られない
という問題があった。
軽減装置における、映像信号の一部分のみの周波数成分
及び振幅制限からなる1系統のノイズ軽減信号では、映
像信号の周波数帯域に複数の特定周波数帯に帯域分布し
て存在するノイズ及び、クロック等の特定単一周波数に
複数存在するノイズに対して軽減効果が十分得られない
という問題があった。
【0006】また、1系統のみのノイズ軽減信号の帯域
を十分広くしてノイズ軽減効果を高めようとすると、ノ
イズ軽減信号中に含まれる映像信号成分も同時に広い周
波数帯域に渡って減衰するため高画質を維持できないと
いう問題があった。
を十分広くしてノイズ軽減効果を高めようとすると、ノ
イズ軽減信号中に含まれる映像信号成分も同時に広い周
波数帯域に渡って減衰するため高画質を維持できないと
いう問題があった。
【0007】また、元信号に対してノイズ軽減信号が遅
延するため、映像信号のノイズ成分の波形とノイズ軽減
信号の波形が正確に一致せずノイズ軽減効果が不十分で
あるという問題があった。
延するため、映像信号のノイズ成分の波形とノイズ軽減
信号の波形が正確に一致せずノイズ軽減効果が不十分で
あるという問題があった。
【0008】また、ノイズ軽減信号を得るとき、映像信
号の急峻な変化部は振幅制限を受け易く、ノイズ軽減信
号の帯域を十分広くすると映像信号の急峻な変化部に重
畳するノイズ軽減部分の時間も長くなる。
号の急峻な変化部は振幅制限を受け易く、ノイズ軽減信
号の帯域を十分広くすると映像信号の急峻な変化部に重
畳するノイズ軽減部分の時間も長くなる。
【0009】振幅制限装置では、あらかじめ設定されて
いる信号振幅以上のレベルが入力されるとその部分は消
失するように動作するため、急峻な変化部に重畳してい
るノイズ軽減成分も消失されてしまう。
いる信号振幅以上のレベルが入力されるとその部分は消
失するように動作するため、急峻な変化部に重畳してい
るノイズ軽減成分も消失されてしまう。
【0010】よって、元の映像信号とノイズ軽減信号を
合成しても急峻な変化部に重畳しているノイズの除去は
ノイズ軽減信号の帯域に反比例する(ノイズ軽減信号の
帯域を広げれば広げるほど、ノイズの除去される量は減
る)という問題があった。
合成しても急峻な変化部に重畳しているノイズの除去は
ノイズ軽減信号の帯域に反比例する(ノイズ軽減信号の
帯域を広げれば広げるほど、ノイズの除去される量は減
る)という問題があった。
【0011】本発明は以上の問題を解決するものであ
り、映像信号に複数の周波数帯域で帯域分布存在するノ
イズ及び、クロック等の特定単一周波数に複数存在する
ノイズに対して複数のノイズ軽減信号で各々適切な設定
ができ、また映像信号の急峻な変化部に対してもノイズ
軽減信号の周波数帯域を狭帯域化かつ高周波化する事で
ノイズ軽減信号の消失が少なくなることで、効果的にノ
イズを軽減する映像信号ノイズ軽減装置を提供すること
を目的とする。
り、映像信号に複数の周波数帯域で帯域分布存在するノ
イズ及び、クロック等の特定単一周波数に複数存在する
ノイズに対して複数のノイズ軽減信号で各々適切な設定
ができ、また映像信号の急峻な変化部に対してもノイズ
軽減信号の周波数帯域を狭帯域化かつ高周波化する事で
ノイズ軽減信号の消失が少なくなることで、効果的にノ
イズを軽減する映像信号ノイズ軽減装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像信号ノイズ軽減装置では、映像信号から
一部の周波数成分を取り出すn個の周波数帯域制限装置
と、映像信号の信号振幅を制限するn個の振幅制限装置
と、周波数帯域制限装置及び振幅制限装置で周波数帯域
及び振幅に制限をかけて得たn個のノイズ軽減信号を遅
延するn個の遅延装置と、n個のノイズ軽減信号と映像
信号を混合する信号合成装置を備えている。
に本発明の映像信号ノイズ軽減装置では、映像信号から
一部の周波数成分を取り出すn個の周波数帯域制限装置
と、映像信号の信号振幅を制限するn個の振幅制限装置
と、周波数帯域制限装置及び振幅制限装置で周波数帯域
及び振幅に制限をかけて得たn個のノイズ軽減信号を遅
延するn個の遅延装置と、n個のノイズ軽減信号と映像
信号を混合する信号合成装置を備えている。
【0013】
【作用】上記構成の映像信号ノイズ軽減装置は、映像信
号中に含まれる複数のノイズ成分を所望する数のバンド
パスフィルター等の帯域制限装置で抽出し、各々のフィ
ルターから出力された信号の大振幅部分には映像信号の
成分がノイズ成分より多く存在するため、振幅制限装置
では、所望する振幅以下の信号成分のみを取り出すため
に一定振幅以上を切りとるよう作用する。
号中に含まれる複数のノイズ成分を所望する数のバンド
パスフィルター等の帯域制限装置で抽出し、各々のフィ
ルターから出力された信号の大振幅部分には映像信号の
成分がノイズ成分より多く存在するため、振幅制限装置
では、所望する振幅以下の信号成分のみを取り出すため
に一定振幅以上を切りとるよう作用する。
【0014】また、各帯域制限装置間と各振幅制限装置
間にも時間的な差が生じるため、遅延装置で各ノイズ軽
減信号と映像信号との時間的誤差を零にするよう作用す
る。
間にも時間的な差が生じるため、遅延装置で各ノイズ軽
減信号と映像信号との時間的誤差を零にするよう作用す
る。
【0015】各々の帯域制限装置と振幅制限装置と遅延
装置の信号処理順序は問わない。
装置の信号処理順序は問わない。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例における映像信
号ノイズ軽減装置のブロック図である。
号ノイズ軽減装置のブロック図である。
【0018】映像信号1(図6では49)は、遅延手段
2と帯域制限手段6、帯域制限手段9、帯域制限手段1
2に供給される。
2と帯域制限手段6、帯域制限手段9、帯域制限手段1
2に供給される。
【0019】遅延手段2の出力は、図5に示すように入
力信号波形47に対して遅延時間46に示すように約数
十nsec遅延し、信号合成手段3に供給され出力アン
プ4に出力され、出力信号5として出力される。
力信号波形47に対して遅延時間46に示すように約数
十nsec遅延し、信号合成手段3に供給され出力アン
プ4に出力され、出力信号5として出力される。
【0020】映像信号1は、映像信号中に含まれている
特定ノイズ帯域に応じた周波数特性を有する帯域制限手
段6で設定した所要の周波数帯域に制限されて、図6に
示すような帯域制限波形50となり、振幅制限手段7で
設定された所要の振幅制限を受け、図6に示すような振
幅制限波形51となり、遅延手段8に入力され、遅延手
段8内で設定された所要の遅延を受けた後ノイズ軽減信
号17として信号合成手段15に供給される。
特定ノイズ帯域に応じた周波数特性を有する帯域制限手
段6で設定した所要の周波数帯域に制限されて、図6に
示すような帯域制限波形50となり、振幅制限手段7で
設定された所要の振幅制限を受け、図6に示すような振
幅制限波形51となり、遅延手段8に入力され、遅延手
段8内で設定された所要の遅延を受けた後ノイズ軽減信
号17として信号合成手段15に供給される。
【0021】映像信号1は、帯域制限手段6と周波数帯
域の異なったノイズ帯域に応じた周波数特性を有する帯
域制限手段9と帯域制限手段12で各周波数制限を受
け、各々振幅制限手段10と、振幅制限手段13内で同
様の処理を受ける。
域の異なったノイズ帯域に応じた周波数特性を有する帯
域制限手段9と帯域制限手段12で各周波数制限を受
け、各々振幅制限手段10と、振幅制限手段13内で同
様の処理を受ける。
【0022】ノイズ軽減信号17とノイズ軽減信号18
とノイズ軽減信号19は、信号合成手段15内で、互い
に加算された後、位相反転を行い総合ノイズ軽減信号1
6を出力する。
とノイズ軽減信号19は、信号合成手段15内で、互い
に加算された後、位相反転を行い総合ノイズ軽減信号1
6を出力する。
【0023】総合ノイズ軽減信号16は、信号合成手段
3内で所要の信号振幅が遅延手段2の出力と合成され
る。
3内で所要の信号振幅が遅延手段2の出力と合成され
る。
【0024】帯域制限手段6と帯域制限手段9と帯域制
限手段12の各周波数帯域は、映像信号1内に含まれる
ノイズ分布周波数に等しくなるように設定されている。
限手段12の各周波数帯域は、映像信号1内に含まれる
ノイズ分布周波数に等しくなるように設定されている。
【0025】振幅制限手段7と振幅制限手段10と振幅
制限手段13の各振幅制限値は、映像信号1内に含まれ
るノイズ信号振幅以上の成分を切りとるように設定され
ている。
制限手段13の各振幅制限値は、映像信号1内に含まれ
るノイズ信号振幅以上の成分を切りとるように設定され
ている。
【0026】遅延手段8と遅延手段11と遅延手段14
の各遅延量は、ノイズ軽減信号17とノイズ軽減信号1
8とノイズ軽減信号19の各遅延時間の相対時間差を零
にするよう設定されている。
の各遅延量は、ノイズ軽減信号17とノイズ軽減信号1
8とノイズ軽減信号19の各遅延時間の相対時間差を零
にするよう設定されている。
【0027】遅延手段2の遅延量は、総合ノイズ軽減信
号16と映像信号1の相対時間差が零となるよう設定さ
れている。
号16と映像信号1の相対時間差が零となるよう設定さ
れている。
【0028】図2は帯域制限手段6、9、12の構成図
で、コイル21、25、27の定数とコンデンサ22、
24、26の定数を、入力する映像信号1のノイズ分布
状態に合わせて選択することにより、制限をかける中心
周波数及び周波数帯域を選択できる。
で、コイル21、25、27の定数とコンデンサ22、
24、26の定数を、入力する映像信号1のノイズ分布
状態に合わせて選択することにより、制限をかける中心
周波数及び周波数帯域を選択できる。
【0029】図2では、バンドパスフィルターの構成で
あるが、必要に応じてローパスフィルター、ハイパスフ
ィルターの構成としても良い。
あるが、必要に応じてローパスフィルター、ハイパスフ
ィルターの構成としても良い。
【0030】図3は振幅制限手段7、10、13の構成
図で、抵抗器29で入力信号28のインピーダンスを高
めて、抵抗器33、34、35で設定された電位幅に従
い、入力された信号が設定幅より約0.65V以上とな
った時トランジスタ32が能動状態となりインピーダン
スが低下し入力波形の上面を切りとる。
図で、抵抗器29で入力信号28のインピーダンスを高
めて、抵抗器33、34、35で設定された電位幅に従
い、入力された信号が設定幅より約0.65V以上とな
った時トランジスタ32が能動状態となりインピーダン
スが低下し入力波形の上面を切りとる。
【0031】また、入力された信号が設定幅より約0.
65V以下となった時トランジスタ31が能動状態とな
りインピーダンスが低下し入力波形の下面を切りとるよ
うに動作する。
65V以下となった時トランジスタ31が能動状態とな
りインピーダンスが低下し入力波形の下面を切りとるよ
うに動作する。
【0032】また、抵抗器34の定数で切りとる量を変
化させる。図4は遅延手段2、8、11、14の構成図
で、1次のオールパスフィルターの構成で、抵抗器42
の定数を変化することにより遅延量は変化する。
化させる。図4は遅延手段2、8、11、14の構成図
で、1次のオールパスフィルターの構成で、抵抗器42
の定数を変化することにより遅延量は変化する。
【0033】以上のように本実施例では、従来のノイズ
軽減装置の1系統のノイズ軽減信号以外に、新たに異な
る周波数帯域のノイズ軽減信号を追加し、ノイズに対し
細かくノイズ軽減信号17、18、19を設定すること
で、総合ノイズ軽減信号16中に含まれる映像信号1の
情報は少なくノイズ成分のみにする事ができ、出力信号
5の映像信号成分の劣化が少ない。
軽減装置の1系統のノイズ軽減信号以外に、新たに異な
る周波数帯域のノイズ軽減信号を追加し、ノイズに対し
細かくノイズ軽減信号17、18、19を設定すること
で、総合ノイズ軽減信号16中に含まれる映像信号1の
情報は少なくノイズ成分のみにする事ができ、出力信号
5の映像信号成分の劣化が少ない。
【0034】各ノイズ軽減信号の相対時間差を無くし、
入力された映像信号1と総合ノイズ軽減信号16の相対
時間差を無くすことで、信号合成手段15内で位相反転
したときの信号の頂点が正確に一致するため、打ち消し
合う効率が上がりノイズ軽減効果が改善する。
入力された映像信号1と総合ノイズ軽減信号16の相対
時間差を無くすことで、信号合成手段15内で位相反転
したときの信号の頂点が正確に一致するため、打ち消し
合う効率が上がりノイズ軽減効果が改善する。
【0035】また、従来のノイズ軽減装置の1系統のノ
イズ軽減信号でノイズ軽減効果を十分に取ろうとする
と、帯域制限後の波形が帯域制限波形52のように大き
くなり、後段の振幅制限手段で大振幅部を切りとった
際、映像信号情報の消失部分が増加し画質の低下を招く
が、本発明のノイズ軽減装置では、周波数帯域成分の違
いを利用してあらかじめノイズ成分のみを取り出すこと
で映像信号の急峻な変化部に対してもノイズ除去が可能
となり、本来の映像信号情報の低下を必要最小限に抑え
て映像信号のノイズ軽減を効果的に行うものである。
イズ軽減信号でノイズ軽減効果を十分に取ろうとする
と、帯域制限後の波形が帯域制限波形52のように大き
くなり、後段の振幅制限手段で大振幅部を切りとった
際、映像信号情報の消失部分が増加し画質の低下を招く
が、本発明のノイズ軽減装置では、周波数帯域成分の違
いを利用してあらかじめノイズ成分のみを取り出すこと
で映像信号の急峻な変化部に対してもノイズ除去が可能
となり、本来の映像信号情報の低下を必要最小限に抑え
て映像信号のノイズ軽減を効果的に行うものである。
【0036】なお、本実施例ではノイズ軽減信号は3系
統であるが、映像信号に含まれるノイズ信号成分の数、
及び周波数分布状態により、ノイズ軽減信号は何系統と
しても良い。
統であるが、映像信号に含まれるノイズ信号成分の数、
及び周波数分布状態により、ノイズ軽減信号は何系統と
しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号の映像
情報の損失を最小限にとどめ、かつ映像信号中に複数の
周波数帯域で分布存在するノイズ及び、特定周波数に複
数存在するノイズに対して各ノイズ成分に対応してノイ
ズ軽減信号を有し、効果的にノイズを軽減するという優
れた効果を有する。
情報の損失を最小限にとどめ、かつ映像信号中に複数の
周波数帯域で分布存在するノイズ及び、特定周波数に複
数存在するノイズに対して各ノイズ成分に対応してノイ
ズ軽減信号を有し、効果的にノイズを軽減するという優
れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置のブロック図
装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置の帯域制限手段6,9,12の構成図
装置の帯域制限手段6,9,12の構成図
【図3】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置の振幅制限手段7,10,13の構成図
装置の振幅制限手段7,10,13の構成図
【図4】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置の遅延手段2,8,11,14の構成図
装置の遅延手段2,8,11,14の構成図
【図5】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置の遅延手段2の入出力の信号波形図
装置の遅延手段2の入出力の信号波形図
【図6】本発明の一実施例における映像信号ノイズ軽減
装置の各信号処理過程の代表的な波形図
装置の各信号処理過程の代表的な波形図
【図7】従来のノイズ軽減装置の帯域制限後の波形図
1 映像信号 2,8,11,14 遅延手段 3 信号合成手段 4 出力アンプ 5 出力信号 6,9,12 帯域制限手段 7,10,13 振幅制限手段 15 信号合成手段 16 総合ノイズ軽減信号 17,18,19 ノイズ軽減信号 20 帯域制限手段入力端子 21,25,27 コイル 22,24,26,40 コンデンサ 23 帯域制限手段出力端子 28 振幅制限手段入力端子 29,33,34,35,39,41,42,43 抵
抗器 30 振幅制限手段出力端子 31,32,38,44 トランジスタ 36 電源 37 遅延手段入力端子 45 遅延手段出力端子 46 遅延時間 47 遅延手段入力波形 48 遅延手段出力波形 49 映像信号波形 50,52 帯域制限波形 51 振幅制限波形
抗器 30 振幅制限手段出力端子 31,32,38,44 トランジスタ 36 電源 37 遅延手段入力端子 45 遅延手段出力端子 46 遅延時間 47 遅延手段入力波形 48 遅延手段出力波形 49 映像信号波形 50,52 帯域制限波形 51 振幅制限波形
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号から一部の周波数成分を取り出
すn個の周波数帯域制限装置と、映像信号の信号振幅を
制限するn個の振幅制限装置と、周波数帯域制限装置及
び振幅制限装置で周波数帯域及び振幅に制限をかけて得
たn個のノイズ軽減信号を遅延するn個の遅延装置と、
n個のノイズ軽減信号と映像信号を混合する信号合成装
置とを備えることを特徴とする映像信号ノイズ軽減装
置。 - 【請求項2】 映像信号から一部の周波数成分を取り出
すn個の周波数帯域制限装置と、映像信号の信号振幅を
制限するn個の振幅制限装置と、周波数帯域制限装置及
び振幅制限装置で周波数帯域及び振幅に制限をかけて得
たn個のノイズ軽減信号を映像信号に混合する信号合成
装置とを備えることを特徴とする映像信号ノイズ軽減装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7193077A JPH0946555A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 映像信号ノイズ軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7193077A JPH0946555A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 映像信号ノイズ軽減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946555A true JPH0946555A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16301837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7193077A Pending JPH0946555A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 映像信号ノイズ軽減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946555A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160440A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Toshiba Corp | 画像処理装置、および画像処理方法 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP7193077A patent/JPH0946555A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160440A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Toshiba Corp | 画像処理装置、および画像処理方法 |
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