JPS6222503B2 - - Google Patents

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JPS6222503B2
JPS6222503B2 JP12970978A JP12970978A JPS6222503B2 JP S6222503 B2 JPS6222503 B2 JP S6222503B2 JP 12970978 A JP12970978 A JP 12970978A JP 12970978 A JP12970978 A JP 12970978A JP S6222503 B2 JPS6222503 B2 JP S6222503B2
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JP
Japan
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pass filter
filter
video signal
noise
circuit
Prior art date
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Application number
JP12970978A
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English (en)
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JPS5556775A (en
Inventor
Kazuo Yamagiwa
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5556775A publication Critical patent/JPS5556775A/ja
Publication of JPS6222503B2 publication Critical patent/JPS6222503B2/ja
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、映像信号からフイルタを介して比較
的高い周波数成分を取り出した後所定レベル以上
の信号をリミツトし、上記映像信号と逆相で加算
してこの映像信号から雑音を除去するようにした
雑音除去回路に関する。
第1図は従来から知られている雑音除去回路
(ノイズキヤンセラー)のブロツク回路図、第2
図はこの回路の動作を設明するための波形図であ
る。
第1図において、入力端子1に供給された
VTRの再生ビデオ信号A(第2図A)に含まれ
る広域ノイズ成分はハイパスフイルタ2で抽出さ
れる。ハイパスフイルタ2の出力Bには、第2図
Bに示すように、信号の急激な立上りまたは立下
りにおけるノイズ以外の比較的高レベルの成分
(微分成分)も含まれているので、この成分は、
リミツタ3において所定のスレツシヨールド・レ
ベル以下に制限される。リミツタ3の出力と元の
再生ビデオ信号Aとは加算器4において互に逆極
性で加算され、再生ビデオ信号中のノイズ成分が
除去される。
このような従来のノイズキヤンセル回路におい
ては、加算器4に供給される互に逆極性の2つの
信号間に大きい位相差があるとノイズキヤンセル
動作が正しく行われない。このため、第1図のノ
イズ抽出用のハイパスフイルタ2は通常CR一段
の簡単な微分回路が用いられる。そして周波数の
低いノイズをも除去し得るようにするために、上
記ハイパスフイルクタ2の時定数を大きくする
と、大振幅信号の立上りまたは立下り部分におい
て比較的幅広い残留ノイズを含む部分が残ると共
にビデオ信号波形が歪み、画質を損なうという不
都合が生ずる。即ち、例えば、第2図A′のよう
な大振幅信号がノイズキヤンセル回路に供給され
た場合、ハイパスフイルタ2の出力には、このフ
イルタの時定数で定まる第2図B′に示すような高
レベルでかつ減衰時間の長い微分信号成分が含ま
れる。この信号部分はリミツタ3において所定の
スレツシヨールドレベル以下に制限されるので、
この振幅制限された信号部分はリミツタ3を通過
してノイズと見なされる。従つて、ノイズキヤン
セルを行つた加算器4の出力には、第2図C′に
示すように上記信号部分において波形が歪むと共
に、元に再生ビデオ信号に含まれているノイズ成
分がキヤンセルされずに残る。このため再生画面
の画質が上記部分において著しく悪化する。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、波形歪及び残留ノイズが少ない雑音
除去回路を提供することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
本実施例においては、第1図のハイパスフイル
タ2の時定数が入力ビデオ信号の振幅変化の大き
さに応じて変化するように構成し、リミツト3を
通過しないフイルタ2の出力の大振幅成分の減衰
時間をできるだけ短くするようにしている。
第3図は本発明のノイズキヤンセル回路の一実
施例を示すハイパスフイルタ回路2の原理図であ
る。この実施例のフイルタ回路は、小振幅動作の
とき1次型ハイパスフイルタとなり、また大振幅
動作のとき時定数の小さい2次型フイルタとな
る。
第3図において、入力端子7に供給された再生
ビデオ信号は1次型のハイパスフイルタ22に供
給される。このハイパスフイルタ22の出力は、
減算器25を介して出力端子8に導出されると共
に、ローパスフイルタ23及びスライサ24を介
して上記減算器25に供給されるように構成され
ている。
大振幅信号がこのフイルタ回路2に供給された
場合には、スライサ24がオンとなつてローパス
フイルタ23の出力がスライサ24を経て減算器
25に供給される。従つて、ローパスフイルタ2
2の伝達関数をH、ローパスフイルタ23の伝達
関数をLとすると、フイルタ回路2の伝達関数T
は、 T=H−HL=H・(1−L) となる。上式で、1−Lはハイパスフイルタの伝
達関数H′とみなせる。例えば、L=k/s+B(sは ラプラス演算子、B、kは定数)とすると、1−
L=s+k′/s+Bとなり、これはハイパスフイルタ
の伝 達関数となる。従つて、フイルタ回路2の伝達関
数Tは、 T=H・H′ となる。即ち、このフイルタ回路は比較的時定数
の小さい2次型のハイパスフイルタとなる。
また小振幅信号が供給された場合には、スライ
サ24がオフになるので、フイルタ回路2の伝達
関数はハイパスフイルタ22の伝達関数Hに等し
くなり、比較的大きい時定数を得ることができ
る。
第4図は第3図のフイルタ回路の動作を説明す
るための波形図であつて、第4図Aのように再生
ビデオ信号のレベル変化が大きいときには、フイ
ルタ回路2の出力信号Bのレベルは高レベルとな
るが、その減衰時間は第4図Bに示すように従来
(一点鎖線)と比べて極めて短くなつている。こ
のため第1図と同様に信号Bをリミツタ3にかけ
ても消失する信号部分の領域は極めて狭くなり、
リミツトした後の信号Bに基いて元のビデオ信号
に含まれているノイズをキヤンセルした場合、第
4図Cに示すように、波形歪み及び残留ノイズ
は、従来(点線)と比べて極めて少なくなる。
またハイパスフイルタ2の入力端子7に供給さ
れる再生ビデオ信号の振幅変化が小さいときに
は、ハイパスフイルタ2の時定数が長くなり、十
分に低い周波数成分のノイズ成分は第1図のリミ
ツタ3を通過して加算器4に供給され、良好なノ
イズ除去動作が行われる。
第5図は第3図の原理的なフイルタ回路2の具
体例を示すハイパスフイルタ2の回路図である。
第5図において、入力端子7に供給された再生ビ
デオ信号7はコンデンサC1を介してフイルタ回
路2に供給され、出力が出力端子8から導出され
る。
コンデンサC1と、抵抗R27、R28及びト
ランジスタ35の入力インピーダンスとで、所定
の時定数の1次型ハイパスフイルタが構成されて
いる。そしてこのハイパスフイルタの出力は、ト
ランジスタ35で反転増幅される。このトランジ
スタ35から得られる逆位相の信号は、コンデン
サ32、ダイオード30,31から成るスライサ
24、インダクタンスL、コンデンサ37を介し
て上記ハイパスフイルタの出力に帰還されるよう
に構成されている。
従つて、第5図に示すフイルタ回路は、小振幅
動作のときスライサ24がオフになつて、比較的
大きい時定数のハイパスフイルタとなる。また大
振幅動作のときは、スライサ24がオンとなる
が、大振幅動作によつて生ずる低周波数成分のみ
がインダクタンスLを通つて逆位相で上記ハイパ
スフイルタの出力に加えられる。この結果、第5
図のフイルタ回路2は全体として2次のハイパス
フイルタとなつて、大振幅動作によつて生ずる減
衰時間の長い低周波成分はこのフイルタ回路にお
いて低減される。
なお第5図のフイルタ回路は並列帰還形可変イ
ンピーダンス回路9を備えるハイパスフイルタ回
路と考えることもできる。また大振幅動作のとき
は、トランジスタ35がオンまたは飽和状態とな
つて、インダクタンスLと抵抗R30またはR2
9から成るローパスフイルタがハイパスフイルタ
の出力端子8と接地点との間に接続されて、ハイ
パスフイルタの出力から低周波成分が減衰される
と考えることもできる。
次に第6図は別の実施例を示し、コンデンサC
1及び抵抗R30でもつてハイパスフイルタが構
成されると共に、このハイパスフイルタの出力は
インダクタンスL、コンデンサ37を介してダイ
オード30,31及び電源36から成るリミツタ
に接続されている。
第6図のフイルタ回路では、小振幅動作のと
き、コンデンサC1及び抵抗R30によつて定ま
る伝達関数がs/s+α(sはラプラス演算子、αは 定数)のハイパスフイルタとなる。また大振幅動
作のときは、ダイオード30または31が導通し
てインダクタンスLの一端がコンデンサ37を通
じて接地された状態となる。この状態ではフイル
タ回路2の伝達関数はs(s+D)/s+As+B(
A、B、Dは 定数)となる。これを変形すると、s/(s+α)・ s+D/s+β(α、βは定数)となる。即ち、ハイパ
ス フイルタを2個直列に接続した伝達関数となるの
で、大振幅動作時には低周波成分が除去される。
なお電源36の電圧を調整することによつて、リ
ミツタのスレツシヨールドレベルを変化させるこ
とができる。
本発明は上述の如く、映像信号から雑音成分を
分離するためのフイルタの時定数が上記映像信号
の振幅変化の大きさに応じて変化するようにし、
このフイルタの出力をリミツタを通して上記映像
信号と逆相で加算してこの映像信号から雑音を除
去するようにした。そして上記振幅変化が小さい
ときには上記フイルタの時定数を比較的大きくし
たので、低周波数の雑音成分まで良好に抽出する
ことができ、従つて、良好な雑音除去動作を行わ
せることができる。また上記振幅変化が大きいと
きには上記フイルタの時定数を比較的小さくした
ので、上記フイルタの出力に生ずる大振幅成分の
うちの減衰時間の長い低周波成分を減少させるこ
とができ、上記リミツタにおいて振幅制限を受け
て通過する信号成分を極力少なくすることができ
る。従つて、雑音を除去して得られる映像信号の
波形歪及び残留雑音を極力少なくすることができ
る。
また映像信号が小振幅のときには高域ノイズを
抽出するフイルタが容量素子と抵抗とから成る一
次のハイパスフイルタとして動作し、大振幅のと
きには上記容量に直列のコイルを含むローパスフ
イルタが並列逆極性接続のダイオードのオンによ
り一次ハイパスフイルタに更に付加されて二次の
ハイパスフイルタとなる構成であるので、一次ハ
イパスフイルタによつて抽出される高域ノイズに
混入してしまう大振幅信号の高域微分成分に対し
その低域成分の減衰率を十分に大きくとつてリミ
ツタに導出させることができる。よつてリミツタ
を通過してノイズと見なされる振幅制限された信
号成分を大巾に減らすことができ、リミツタの出
力に基く原信号のノイズキヤンセルの際に、原信
号が消失したり、歪みを受けるのが、大巾に軽減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から知られているノイズキヤンセ
ル回路のブロツク回路図、第2図はこのノイズキ
ヤンセル回路の動作を説明する波形図、第3図は
本発明の一実施例を示す第1図のハイパスフイル
回路の原理的ブロツク回路図、第4図は第3図の
フイルタ回路の動作を説明するための波形図、第
5図は第3図に対応する具体例の回路図、第6図
は別の実施例を示す回路図である。 なお図面に用いた符号において、2……ハイパ
スフイルタ、3……リミツタ、4……加算器、9
……可変インピーダンス回路、22……ハイパス
フイルタ、23……ローパスフイルタ、24……
スライス回路、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像信号からフイルタを介して比較的高い周
    波数成分を取り出した後所定レベル以上の信号を
    リミツトし、上記映像信号と逆相で加算してこの
    映像信号から雑音を除去するようにした雑音除去
    回路において、 上記フイルタの時定数が上記映像信号の振幅変
    化の大きさに応じて変化するように構成し、 上記映像信号の振幅変化が所定レベルより小さ
    いときには、容量素子と抵抗とからなる一次型の
    比較的時定数の長い第1のハイパスフイルタで上
    記フイルタを構成すると共に、 上記映像信号の振幅変化が所定レベルより大き
    いときは、上記容量素子に直列接続されるコイル
    と上記所定レベル以上で導通する並列逆極性接続
    ダイオードとからなるローパスフイルタと上記第
    1のハイパスフイルタとから成る比較的時定数の
    短い2次型のハイパスフイルタで上記フイルタを
    構成するようにしたことを特徴とする雑音除去回
    路。
JP12970978A 1978-10-20 1978-10-20 Noise eliminating circuit Granted JPS5556775A (en)

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JPS5556775A JPS5556775A (en) 1980-04-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219859U (ja) * 1985-07-17 1987-02-05
JPH0799863B2 (ja) * 1986-03-28 1995-10-25 ソニー株式会社 雑音低減回路
JP6519972B2 (ja) * 2014-02-07 2019-05-29 株式会社リコー ハイパスフィルタ回路及びバンドパスフィルタ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338212A (en) * 1976-08-30 1978-04-08 Rca Corp Noise attenuator

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