JPH0742822Y2 - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
- Publication number
- JPH0742822Y2 JPH0742822Y2 JP1987110013U JP11001387U JPH0742822Y2 JP H0742822 Y2 JPH0742822 Y2 JP H0742822Y2 JP 1987110013 U JP1987110013 U JP 1987110013U JP 11001387 U JP11001387 U JP 11001387U JP H0742822 Y2 JPH0742822 Y2 JP H0742822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- air mix
- mix damper
- maximum
- drive signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/01—Control of temperature without auxiliary power
- G05D23/13—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
- G05D23/1393—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures characterised by the use of electric means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,モータアクチュエータによりエアミックスダ
ンパを駆動し,該エアミックスダンパの開度により吹出
温を調整する自動車用空調装置に関する。
ンパを駆動し,該エアミックスダンパの開度により吹出
温を調整する自動車用空調装置に関する。
従来周知の自動温度調整機能を有する自動車用空調装置
は,設定温,外気温,内気温及び補正項に基づいて制御
する制御回路(第1の制御回路)を含んでいる。この第
1の制御回路によりエアミックスダンパの開度を演算
し,モータアクチュエータ等の駆動装置によりエアミッ
クスダンパをその演算された開度になるように駆動し,
吹出温の調整を行なっている。また,温度設定レバーを
最大暖房(又は最大冷房)位置にした場合には,上記条
件によらず,強制的にエアミックスダンパを最大暖房
(又は最大冷房)位置まで駆動させる付加的な制御が実
行される。
は,設定温,外気温,内気温及び補正項に基づいて制御
する制御回路(第1の制御回路)を含んでいる。この第
1の制御回路によりエアミックスダンパの開度を演算
し,モータアクチュエータ等の駆動装置によりエアミッ
クスダンパをその演算された開度になるように駆動し,
吹出温の調整を行なっている。また,温度設定レバーを
最大暖房(又は最大冷房)位置にした場合には,上記条
件によらず,強制的にエアミックスダンパを最大暖房
(又は最大冷房)位置まで駆動させる付加的な制御が実
行される。
近年,上記自動温度調整の制御回路にマイクロコンピュ
ータを用いる場合がある。その場合,信頼性向上の為,
最大暖房(又は最大冷房)設定時の付加的な制御はマイ
クロコンピュータによらない制御回路(第2の制御回
路)で行なう構成としている。
ータを用いる場合がある。その場合,信頼性向上の為,
最大暖房(又は最大冷房)設定時の付加的な制御はマイ
クロコンピュータによらない制御回路(第2の制御回
路)で行なう構成としている。
ところで,エアミックスダンパがロックされた場合や,
モータアクチュエータ内部の減速ギア部がロックされた
場合には,モータアクチュエータ内部のモータが焼損
し,火災等を引き起こす危険性がある為,一般にマイク
ロコンピュータを用いロック検知機能を持たせている。
モータアクチュエータ内部の減速ギア部がロックされた
場合には,モータアクチュエータ内部のモータが焼損
し,火災等を引き起こす危険性がある為,一般にマイク
ロコンピュータを用いロック検知機能を持たせている。
ところが前述のように最大暖房(又は最大冷房)設定時
の制御はマイクロコンピュータによらない制御回路で行
なうため,最大暖房(又は最大冷房)設定時にはマイク
ロコンピュータによるロック検知機能が働かないことに
なる。
の制御はマイクロコンピュータによらない制御回路で行
なうため,最大暖房(又は最大冷房)設定時にはマイク
ロコンピュータによるロック検知機能が働かないことに
なる。
本考案の目的は,上記の問題点を除去することにあり,
マイクロコンピュータによるロック検知機能が働かない
最大暖房(又は最大冷房)設定時の制御時に,エアミッ
クスダンパ叉はモータアクチュエータ内部の減速ギア部
がロックされた場合でも,モータアクチュエータ内部の
モータを焼損させることのない自動車用空調装置を提供
することにある。
マイクロコンピュータによるロック検知機能が働かない
最大暖房(又は最大冷房)設定時の制御時に,エアミッ
クスダンパ叉はモータアクチュエータ内部の減速ギア部
がロックされた場合でも,モータアクチュエータ内部の
モータを焼損させることのない自動車用空調装置を提供
することにある。
本考案によれば、エアミックスダンパを駆動するモータ
と;外気温、内気温、温度設定器の設定温度等の条件に
基づいて、前記モータを駆動し、前記エアミックスダン
パの開度を自動制御する第1の制御回路と;最大暖房
(又は最大冷房)に設定するためのスイッチを有し、該
スイッチが操作された時、前記条件に無関係に、前記モ
ータを駆動し、前記エアミックスダンパを最大暖房(又
は最大冷房)の位置に設定する第2の制御回路と;を備
えた自動車用空調装置において、前記第2の制御回路
は、前記スイッチが最大暖房(又は最大冷房)に設定す
べく操作された時点から、前記条件に無関係に、前記エ
アミックスダンパを、最小暖房(又は最小冷房)の位置
から最大暖房(又は最大冷房)の位置に移動させるのに
要する所定時間だけ、前記エアミックスダンパの駆動信
号を前記モータに出力する駆動信号作成回路を含み,前
記駆動信号作成回路は、前記スイッチが最大暖房(又は
最大冷房)に設定すべく操作された時点で、電源電圧Vc
cを供給される一端を有するコンデンサと;該コンデン
サの他端に一端を接続され、他端をアースされた抵抗
と;前記コンデンサの他端と前記抵抗の一端との接続間
に接続された非反転入力端子と、前記電源電圧Vccより
低い基準電圧Vaを供給されている反転入力端子とを有
し、前記コンデンサの他端の電圧が前記基準電圧Vaより
高い前記所定時間の間は、論理“1"レベルの信号を、前
記エアミックスダンパの駆動信号として、前記モータに
出力する差動増幅器と;を有し、前記駆動信号作成回路
が前記エアミックスダンパの駆動信号を前記モータに出
力している間に、前記エアミックスダンパがロックされ
たとしても、前記モータの焼損を未然に防止できること
を特徴とする自動車用空調装置が得られる。
と;外気温、内気温、温度設定器の設定温度等の条件に
基づいて、前記モータを駆動し、前記エアミックスダン
パの開度を自動制御する第1の制御回路と;最大暖房
(又は最大冷房)に設定するためのスイッチを有し、該
スイッチが操作された時、前記条件に無関係に、前記モ
ータを駆動し、前記エアミックスダンパを最大暖房(又
は最大冷房)の位置に設定する第2の制御回路と;を備
えた自動車用空調装置において、前記第2の制御回路
は、前記スイッチが最大暖房(又は最大冷房)に設定す
べく操作された時点から、前記条件に無関係に、前記エ
アミックスダンパを、最小暖房(又は最小冷房)の位置
から最大暖房(又は最大冷房)の位置に移動させるのに
要する所定時間だけ、前記エアミックスダンパの駆動信
号を前記モータに出力する駆動信号作成回路を含み,前
記駆動信号作成回路は、前記スイッチが最大暖房(又は
最大冷房)に設定すべく操作された時点で、電源電圧Vc
cを供給される一端を有するコンデンサと;該コンデン
サの他端に一端を接続され、他端をアースされた抵抗
と;前記コンデンサの他端と前記抵抗の一端との接続間
に接続された非反転入力端子と、前記電源電圧Vccより
低い基準電圧Vaを供給されている反転入力端子とを有
し、前記コンデンサの他端の電圧が前記基準電圧Vaより
高い前記所定時間の間は、論理“1"レベルの信号を、前
記エアミックスダンパの駆動信号として、前記モータに
出力する差動増幅器と;を有し、前記駆動信号作成回路
が前記エアミックスダンパの駆動信号を前記モータに出
力している間に、前記エアミックスダンパがロックされ
たとしても、前記モータの焼損を未然に防止できること
を特徴とする自動車用空調装置が得られる。
本考案では,最大暖房(又は最大冷房)設定時に,エア
ミックスダンパ又はモータアクチュエータ内部の減速ギ
ア部がロックされても,モータアクチュエータ内部のモ
ータが発熱しないような短時間しかモータアクチュエー
タには駆動信号を出力しない為,モータアクチュエータ
内部のモータの焼損の心配がない。
ミックスダンパ又はモータアクチュエータ内部の減速ギ
ア部がロックされても,モータアクチュエータ内部のモ
ータが発熱しないような短時間しかモータアクチュエー
タには駆動信号を出力しない為,モータアクチュエータ
内部のモータの焼損の心配がない。
以下,本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例による自動車用空調装置を示
す図である。図において,1はエアミックスダンパ,2はエ
バポレータ,3はヒータコアである。エアミックスダンパ
1はエバポレータ2からの冷風をヒータコア3に送る量
を制御して吹出温を調整する。なお,P1はエアミックス
ダンパ1の最大暖房位置(又は最小冷房位置),P2はエ
アミックスダンパ1の最小暖房位置(又は最大冷房位
置)である。4はエアミックスダンパ1を開閉させるモ
ータアクチュエータである。モータアクチュエータ4
は,リンク,ワイヤ等を介してエアミックスダンパ1と
接続される。モータアクチュエータ4内にはポテンショ
メータが設置されモータアクチュエータ4の位置を電気
的に出力する。
す図である。図において,1はエアミックスダンパ,2はエ
バポレータ,3はヒータコアである。エアミックスダンパ
1はエバポレータ2からの冷風をヒータコア3に送る量
を制御して吹出温を調整する。なお,P1はエアミックス
ダンパ1の最大暖房位置(又は最小冷房位置),P2はエ
アミックスダンパ1の最小暖房位置(又は最大冷房位
置)である。4はエアミックスダンパ1を開閉させるモ
ータアクチュエータである。モータアクチュエータ4
は,リンク,ワイヤ等を介してエアミックスダンパ1と
接続される。モータアクチュエータ4内にはポテンショ
メータが設置されモータアクチュエータ4の位置を電気
的に出力する。
5は自動温度制御を行なうための第1の制御回路であ
る。第1の制御回路5は,予めマイクロコンピュータ8
に設定された制御プログラムに基づいて,モータアクチ
ュエータ駆動回路9を介して,モータアクチュエータ4
の作動を制御する。各種センサ(例えば,内気温セン
サ,外気温センサ,エバポレータ温度センサ,水温セン
サ,日射センサ,温度設定器等)6及び前記モータアク
チュエータ4の前記ポテンショメータは,A/D変換器7を
介して,制御プログラムを内蔵したマイクロコンピュー
タ8に接続される。マイクロコンピュータ8は,モータ
アクチュエータ駆動回路9を介してモータアクチュエー
タ4に接続される。モータアクチュエータ駆動回路9よ
り正転信号が出力されるとエアミックスダンパ1は開側
(第1図の矢印D方向)に駆動される。
る。第1の制御回路5は,予めマイクロコンピュータ8
に設定された制御プログラムに基づいて,モータアクチ
ュエータ駆動回路9を介して,モータアクチュエータ4
の作動を制御する。各種センサ(例えば,内気温セン
サ,外気温センサ,エバポレータ温度センサ,水温セン
サ,日射センサ,温度設定器等)6及び前記モータアク
チュエータ4の前記ポテンショメータは,A/D変換器7を
介して,制御プログラムを内蔵したマイクロコンピュー
タ8に接続される。マイクロコンピュータ8は,モータ
アクチュエータ駆動回路9を介してモータアクチュエー
タ4に接続される。モータアクチュエータ駆動回路9よ
り正転信号が出力されるとエアミックスダンパ1は開側
(第1図の矢印D方向)に駆動される。
また,10は,温度設定レバーに設けられた最大暖房設定
スイッチ(最大暖房設定時にこのスイッチ10は閉とな
る)で,このスイッチ10はモータアクチュエータ駆動回
路9に接続される。このスイッチ10は,それが操作され
た時,各種センサ6の条件とは無関係にエアミックスダ
ンパ1を最大暖房位置に設定する第2の制御回路を構成
する。なお,11は自動車エンジンのイグニッションスイ
ッチ,12は車載用バッテリである。
スイッチ(最大暖房設定時にこのスイッチ10は閉とな
る)で,このスイッチ10はモータアクチュエータ駆動回
路9に接続される。このスイッチ10は,それが操作され
た時,各種センサ6の条件とは無関係にエアミックスダ
ンパ1を最大暖房位置に設定する第2の制御回路を構成
する。なお,11は自動車エンジンのイグニッションスイ
ッチ,12は車載用バッテリである。
第2図は第1図のモータアクチュエータ駆動回路9を示
している。図において,14はモータドライブ用ICであ
る。ここで,モータドライブ用IC14の入力e,fと出力g,h
及びモータアクチュエータ4の駆動方向の関係は次のよ
うになっている。
している。図において,14はモータドライブ用ICであ
る。ここで,モータドライブ用IC14の入力e,fと出力g,h
及びモータアクチュエータ4の駆動方向の関係は次のよ
うになっている。
ここで,通常の自動制御時のモータアクチュエータ4の
駆動について説明する。まず,モータアクチュエータ4
内のモータ15を逆転させる場合は,マイクロコンピュー
タ8のポートb及びcより各々“1",“0"の信号が出力
される。すなわち,bポートより1の信号が出力される
と,信号はダイオードD1,抵抗R1を通じ,トランジスタ
TR2のベースに出力される。ここで,トランジスタTR1は
OFFであるから,トランジスタTR2はONする。トランジス
タTR1の動作に関しては後述する。またトランジスタTR2
のコレクタには抵抗R2を通じ電源電圧Vccが供給されて
おり,トランジスタTR2がONのためモータドライブ用IC1
4の端子のfには,信号“0"が入力される。また,cポー
トより0の信号が出力されると,トランジスタTR3はOFF
となる。トランジスタTR3のコレクタには抵抗R3を通じ
電源電圧Vccが供給されており,TR3がOFFのため,モータ
ドライブ用IC14のeには信号“1"が入力される。この結
果,モータドライブ用IC14の出力ポートg,hより“1",
“0"の信号がそれぞれ出力され,モータ15は逆転する。
同様に,モータ15を正転させる場合には,マイクロコン
ピュータ8のb,cポートより各々“0",“1"の信号が出力
され,トランジスタTR2及びTR3は各々“OFF",“ON"とな
り,モータドライブIC14のe,fには各々“0",“1"が入力
される。この結果,モータドライブIC14の出力ポートg,
hより各々“0",“1"の信号が出力され,モータ15は正転
する。
駆動について説明する。まず,モータアクチュエータ4
内のモータ15を逆転させる場合は,マイクロコンピュー
タ8のポートb及びcより各々“1",“0"の信号が出力
される。すなわち,bポートより1の信号が出力される
と,信号はダイオードD1,抵抗R1を通じ,トランジスタ
TR2のベースに出力される。ここで,トランジスタTR1は
OFFであるから,トランジスタTR2はONする。トランジス
タTR1の動作に関しては後述する。またトランジスタTR2
のコレクタには抵抗R2を通じ電源電圧Vccが供給されて
おり,トランジスタTR2がONのためモータドライブ用IC1
4の端子のfには,信号“0"が入力される。また,cポー
トより0の信号が出力されると,トランジスタTR3はOFF
となる。トランジスタTR3のコレクタには抵抗R3を通じ
電源電圧Vccが供給されており,TR3がOFFのため,モータ
ドライブ用IC14のeには信号“1"が入力される。この結
果,モータドライブ用IC14の出力ポートg,hより“1",
“0"の信号がそれぞれ出力され,モータ15は逆転する。
同様に,モータ15を正転させる場合には,マイクロコン
ピュータ8のb,cポートより各々“0",“1"の信号が出力
され,トランジスタTR2及びTR3は各々“OFF",“ON"とな
り,モータドライブIC14のe,fには各々“0",“1"が入力
される。この結果,モータドライブIC14の出力ポートg,
hより各々“0",“1"の信号が出力され,モータ15は正転
する。
次に最大暖房時のモータアクチュエータ4の駆動につい
て説明する。最大暖房設定時にはスイッチ10がONし,遅
延回路13のX部に電源電圧Vccが入力され,所定時間,
遅延回路(即ち,駆動信号作成回路)13のZ部より“1"
の信号が出力される。この結果,トランジスタTR1はON
となる為,マイクロコンピュータ8のbポートからの出
力にかかわらずトランジスタTR2はOFFとなり,モータド
ライブ用IC14の端子fには“1"が所定時間出力される。
また,トランジスタTR3のベースにはダイオードD4を通
じVccが供給される為,マイクロコンピュータ8のcポ
ートからの出力にかかわらず,トランジスタTR3はONと
なり,モータドライブ用IC14の端子eには“0"が出力さ
れる。遅延回路13のZ部は,所定時間後,信号“0"を出
力する。この結果,トランジスタTR1はOFFとなり,TR2の
ベースにはダイオードD3を通じてVccが供給されている
ため,マイクロコンピュータ8のbポートからの出力に
かかわらず,トランジスタTR3はONとなり,モータドラ
イブ用IC14の端子fには“0"が出力される。
て説明する。最大暖房設定時にはスイッチ10がONし,遅
延回路13のX部に電源電圧Vccが入力され,所定時間,
遅延回路(即ち,駆動信号作成回路)13のZ部より“1"
の信号が出力される。この結果,トランジスタTR1はON
となる為,マイクロコンピュータ8のbポートからの出
力にかかわらずトランジスタTR2はOFFとなり,モータド
ライブ用IC14の端子fには“1"が所定時間出力される。
また,トランジスタTR3のベースにはダイオードD4を通
じVccが供給される為,マイクロコンピュータ8のcポ
ートからの出力にかかわらず,トランジスタTR3はONと
なり,モータドライブ用IC14の端子eには“0"が出力さ
れる。遅延回路13のZ部は,所定時間後,信号“0"を出
力する。この結果,トランジスタTR1はOFFとなり,TR2の
ベースにはダイオードD3を通じてVccが供給されている
ため,マイクロコンピュータ8のbポートからの出力に
かかわらず,トランジスタTR3はONとなり,モータドラ
イブ用IC14の端子fには“0"が出力される。
すなわち,上記の通り,スイッチ10がON後,マイクロコ
ンピュータ8のb,cポートからの出力にかかわらず,モ
ータドライブ用IC14の端子e,fには,所定時間のみ,各
々“0",“1"が入力され,その後,各々“0",“0"が入力
されるため,モータ15には,所定時間だけ正転信号が出
力されることになる。なお,上述の所定時間(遅延時
間)は,エアミックスダンパ1を最小暖房位置から最大
暖房位置に移動させるのに要する時間に設定されてい
る。
ンピュータ8のb,cポートからの出力にかかわらず,モ
ータドライブ用IC14の端子e,fには,所定時間のみ,各
々“0",“1"が入力され,その後,各々“0",“0"が入力
されるため,モータ15には,所定時間だけ正転信号が出
力されることになる。なお,上述の所定時間(遅延時
間)は,エアミックスダンパ1を最小暖房位置から最大
暖房位置に移動させるのに要する時間に設定されてい
る。
ここで,遅延回路13について説明する。遅延回路13のX
部に電源電圧Vccが供給されると,Y点の電圧はコンデン
サC1と抵抗R4によるコンデンサの充電特性より第3図の
(A)のようになる。また,IC1は差動増幅器で,非反転
入力(+)にY点の電圧が,反転入力(−)に基準電圧
Va(第3図の(B))が入力されている。この結果,第
3図(c)の通りY点の電圧が基準電圧Vaより高い場合
は,差動増幅基準IC1の出力Zからは,信号“1"が出力
され,Y点の電圧が基準電圧Vaより低くなると信号“0"が
出力される。このようにして遅延回路13が形成できる。
部に電源電圧Vccが供給されると,Y点の電圧はコンデン
サC1と抵抗R4によるコンデンサの充電特性より第3図の
(A)のようになる。また,IC1は差動増幅器で,非反転
入力(+)にY点の電圧が,反転入力(−)に基準電圧
Va(第3図の(B))が入力されている。この結果,第
3図(c)の通りY点の電圧が基準電圧Vaより高い場合
は,差動増幅基準IC1の出力Zからは,信号“1"が出力
され,Y点の電圧が基準電圧Vaより低くなると信号“0"が
出力される。このようにして遅延回路13が形成できる。
上述のようにして,最大暖房設定時,エアミックスダン
パ1がロック又はモータアクチュエータ4内の減速ギア
がロックしても,モータアクチュエータ4には,モータ
アクチュエータ4が発熱しない程度の所定時間しか駆動
信号は出力されないから,モータアクチュエータ4の焼
損を未然に防止できる。
パ1がロック又はモータアクチュエータ4内の減速ギア
がロックしても,モータアクチュエータ4には,モータ
アクチュエータ4が発熱しない程度の所定時間しか駆動
信号は出力されないから,モータアクチュエータ4の焼
損を未然に防止できる。
なお,上述した実施例では最大暖房設定時についてのみ
記述したが,最大冷房設定時に本考案を適用してもよ
い。
記述したが,最大冷房設定時に本考案を適用してもよ
い。
以上説明したように,本考案による自動車用空調装置で
は,マイクロコンピュータによるロック検知と合わせ,
マイクロコンピュータによるロック検知が働かない最大
暖房設定時(又は最大冷房設定時)の場合でも,モータ
アクチュエータに長時間連続通電することがなく,エア
ミックスダンパのロック又はモータアクチュエータ内の
減速ギアのロック時でもモータアクチュエータを焼損に
至らしめることなく,高い安全性を確保することができ
る。
は,マイクロコンピュータによるロック検知と合わせ,
マイクロコンピュータによるロック検知が働かない最大
暖房設定時(又は最大冷房設定時)の場合でも,モータ
アクチュエータに長時間連続通電することがなく,エア
ミックスダンパのロック又はモータアクチュエータ内の
減速ギアのロック時でもモータアクチュエータを焼損に
至らしめることなく,高い安全性を確保することができ
る。
第1図は本考案の一実施例による自動車用空調装置のブ
ロック図,第2図は第1図のモータアクチュエータ駆動
回路9の構成を示す図,第3図は第2図の遅延回路(駆
動信号作成回路)13の動作を説明するための図である。 1…エアミックスダンパ,2…エバポレータ,3…ヒータコ
ア,4…モータアクチュエータ,5…第1の制御回路,6…各
種センサ,7…A/D変換器,8…マイクロコンピュータ,9…
モータアクチュエータ駆動回路,10…最大暖房設定スイ
ッチ,11…イグニッションスイッチ,12…車載用バッテ
リ,13…遅延回路(駆動信号作成回路),14…モータドラ
イブ用IC,15…モータ。
ロック図,第2図は第1図のモータアクチュエータ駆動
回路9の構成を示す図,第3図は第2図の遅延回路(駆
動信号作成回路)13の動作を説明するための図である。 1…エアミックスダンパ,2…エバポレータ,3…ヒータコ
ア,4…モータアクチュエータ,5…第1の制御回路,6…各
種センサ,7…A/D変換器,8…マイクロコンピュータ,9…
モータアクチュエータ駆動回路,10…最大暖房設定スイ
ッチ,11…イグニッションスイッチ,12…車載用バッテ
リ,13…遅延回路(駆動信号作成回路),14…モータドラ
イブ用IC,15…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−151112(JP,A) 特公 昭59−43326(JP,B2) 特公 昭51−21234(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】エアミックスダンパを駆動するモータと;
外気温、内気温、温度設定器の設定温度等の条件に基づ
いて、前記モータを駆動し、前記エアミックスダンパの
開度を自動制御する第1の制御回路と;最大暖房(又は
最大冷房)に設定するためのスイッチを有し、該スイッ
チが操作された時、前記条件に無関係に、前記モータを
駆動し、前記エアミックスダンパを最大暖房(又は最大
冷房)の位置に設定する第2の制御回路と;を備えた自
動車用空調装置において、 前記第2の制御回路は、前記スイッチが最大暖房(又は
最大冷房)に設定すべく操作された時点から、前記条件
に無関係に、前記エアミックスダンパを、最小暖房(又
は最小冷房)の位置から最大暖房(又は最大冷房)の位
置に移動させるのに要する所定時間だけ、前記エアミッ
クスダンパの駆動信号を前記モータに出力する駆動信号
作成回路を含み、 前記駆動信号作成回路は、前記スイッチが最大暖房(又
は最大冷房)に設定すべく操作された時点で、電源電圧
Vccを供給される一端を有するコンデンサと;該コンデ
ンサの他端に一端を接続され、他端をアースされた抵抗
と;前記コンデンサの他端と前記抵抗の一端との接続間
に接続された非反転入力端子と、前記電源電圧Vccより
低い基準電圧Vaを供給されている反転入力端子とを有
し、前記コンデンサの他端の電圧が前記基準電圧Vaより
高い前記所定時間の間は、論理“1"レベルの信号を、前
記エアミックスダンパの駆動信号として、前記モータに
出力する差動増幅器と;を有し、 前記駆動信号作成回路が前記エアミックスダンパの駆動
信号を前記モータに出力している間に、前記エアミック
スダンパがロックされたとしても、前記モータの焼損を
未然に防止できることを特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (4)
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JP1987110013U JPH0742822Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 自動車用空調装置 |
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