JPH0139609Y2 - - Google Patents

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JPH0139609Y2
JPH0139609Y2 JP1986008774U JP877486U JPH0139609Y2 JP H0139609 Y2 JPH0139609 Y2 JP H0139609Y2 JP 1986008774 U JP1986008774 U JP 1986008774U JP 877486 U JP877486 U JP 877486U JP H0139609 Y2 JPH0139609 Y2 JP H0139609Y2
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temperature
combustor
fuel
blowout
blowout temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、暖気の吹出しを自動制御するように
した車両用燃焼式ヒータに関する。
(従来技術及びその問題点) 一般に、暖気の吹出しを自動制御するようにし
た車両用燃焼式ヒータは、車室内温度を検出して
該車室内温度に応じてヒータの燃焼をON−OFF
したり、燃焼器への供給燃料量を制御したりして
いた。
しかしながら、このような燃焼式ヒータでは車
両の走行に伴ない、外部環境が変化し、外気温度
が低くなつたとき、外気を暖めて車室内へ供給し
ている場合には吹出し温度が低下するが、車室内
温度が低くならなければ燃焼器への供給燃料量が
増加せず、吹出し温度が低いままで快適な暖気の
吹出しが行なわれない場合がある。また、外気温
度が高くなつた場合には、吹出し温度が上昇する
が、車室内温度が高くならなければ供給燃料量が
減少せず、吹出し温度が高すぎて送風ダクト等の
熱変形を生じる等の問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
常に快適な温度の暖気の吹出しを行なうと共に、
暖房の立上がりがよく且つ吹出し温度を吹出し温
度制御範囲内に早期に到達させ得る車両用燃焼式
ヒータを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案において
は、燃焼器と、該燃焼器により加熱される熱交換
器と、前記燃焼器への燃料供給量を入力される制
御信号に応じて連続的に又は段階的に調節する燃
料ポンプと、車室内へ吹き出る暖房用空気の目標
吹出し温度を設定する温度設定器と、暖房用空気
の車室内への吹出し温度を検出する温度センサ
と、該温度センサにより検出される暖房用空気の
吹出し温度が目標吹出し温度より所定温度だけ高
い吹出し温度制御範囲の上限値に達するまでは、
前記燃焼器への燃料供給量を連続的に又は段階的
に減少させる制御信号を、前記吹出し温度が前記
上限値以上となつたときには、前記燃焼器への燃
料の供給を停止させる制御信号を、且つ吹出し温
度が目標吹出し温度より所定温度だけ低い吹出し
温度制御範囲の下限値以下となつたときには、前
記燃焼器への燃料の供給を再開させる制御信号
を、前記燃料ポンプに夫々出力する制御手段とを
備えていることを特徴とする車両用燃焼式ヒータ
が提供される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に参照して説明
する。
第1図は本考案の車両用燃焼式ヒータの概略的
な構成を示し、同図中1は燃焼器で、該燃焼器1
には管路11を介して燃料ポンプ12内の燃料が
電磁ポンプ(燃料ポンプ)13によつて供給され
る、この電磁ポンプ13は、燃焼器1への燃料供
給量を入力されるパルス制御信号に応じて段階的
に調節するものである。燃焼器1はブロア14よ
り車外から送られる空気の一部を用いて燃料を燃
焼させ、高温の燃焼ガスを熱交換器2へ送る。こ
の燃焼ガスは熱交換器2を加熱し、その後、排気
口2aより排気される。また、ブロア14により
車外から送られる空気の大部分は、燃焼器1及び
熱交換器2を収納したヒータケース3と、ダクト
4とで形成される空気通路を介して車室内のダツ
シユパネル6に設けられた吹出し口5,5から吹
出される。上記のような車室内への暖房用空気が
通過する通路の途中であるダクト4の端部の吹出
し口5,5間には、暖房用空気の車室内への吹出
し温度を検出するサーミスタ等により構成される
温度センサ7が設けられている。
前記温度センサ7は第2図に示すようにコント
ロールユニツト(C/U)8に接続されている。
コントロールユニツト8は後述するように温度セ
ンサ7により検出された暖房用空気の吹出し温度
に応じて前記電磁ポンプ13を制御するパルス制
御信号を出力する。また、コントロールユニツト
8は燃焼器1内の燃料に着火を行なう着火プラグ
15及びブロア14を駆動するブロアモータ16
をそれぞれ制御する各制御信号を着火プラグ15
及びブロアモータ16へ出力する。更に、コント
ロールユニツト8に、ヒータからの吹出し温度の
設定をドライバーの好みにより任意に設定し得る
可変抵抗器である温度設定器17が接続されてい
る。
以下に、コントロールユニツト8による電磁ポ
ンプ13、点火プラグ15及びブロアモータ16
の制御手順を詳述する。
ドライバーが温度設定器17により好みの吹出
し温度(目標吹出し温度)T0を設定し、スイツ
チ18をONすると、コントロールユニツト8は
電磁ポンプ13を作動させ、燃焼器1に燃料を供
給し、ブロア14のモータ16を作動させ、着火
プラグ15に通電を行ない、燃料の着火を行な
う。
燃料の着火完了直後は温度センサ7により検出
される吹出し温度は目標吹出し温度T0を大きく
下まわつているので、燃焼器1への燃料供給を最
大とする。即ち、第3図に示すように吹出し温度
Tが目標吹出し温度T0を所定温度差α3′より大き
く下まわつているときには、燃焼器1への供給燃
料量が第1の所定燃料量A1となるように電磁ポ
ンプ13へパルス制御信号を供給し、強加熱状態
とする。こうして、熱交換器2は急速に加熱さ
れ、吹出し温度Tは急速に上昇する。
その後、吹出し温度Tが目標吹出し温度T0
であと所定温度差α3(<α3′)の温度に達したと
き、燃焼器1への供給燃料量が第2の所定燃料量
A2となるように電磁ポンプ13へのパルス制御
信号を供給し、中加熱状態とする。こうして、熱
交換器2の加熱は弱められ、吹出し温度Tの上昇
は少なくされる。
更にその後、吹出し温度Tが、目標吹出し温度
T0まであと所定温度差α2(<α3)の温度に達した
とき、燃焼器1への供給燃料量が第3の所定燃料
量A3となるように電磁ポンプ13へのパルス制
御信号を供給し、弱加熱状態とする。こうして、
熱交換器2の加熱は更に弱められ、吹出し温度T
の上昇は更に少なくされる。この結果、吹出し温
度Tは、目標吹出し温度T0より所定温度α′1だけ
低い下限値(T0−α′1)と該温度T0より所定温度
α1だけ高い上限値(T0+α1)との間の吹出し温
度制御範囲内になる。このようにして、吹出し温
度Tが、吹出し温度制御範囲の上限値に達するま
では、燃焼器1への燃料供給量が段階的に減少す
る。
この状態で、吹出し温度Tが前記上限値に達る
と、電磁ポンプ13を停止させ、燃焼器1への燃
料供給を停止し、燃焼を中断させる。従つて、ブ
ロア14によつて熱交換器2へ供給される空気は
熱交換器2の余熱のみによつて加熱される。
この後、吹出し温度Tが前記下限値まで低下す
ると、再び電磁ポンプ13を作動させ、燃焼器1
に燃料を供給し、着火プラグ15に通電を行な
い、燃料の着火を行なう、燃料の着火完了後は、
燃焼器1への供給燃料量が前記第3の所定燃料量
A3となるように電磁ポンプ13へのパルス制御
信号を供給し、弱加熱状態とする。このようにし
て、吹出し温度Tは前記吹出し温度制御範囲内の
温度に制御される。
また、吹出し温度Tが外気温度の低下により目
標吹出し温度T0を所定温度差α2′(α2<α2′<α3
又は所定温度差α3′(>α3)より下まわつたときに
は、燃焼器1への供給燃料量が前記第2の所定燃
料量A2又は第1の所定燃料量A1となるように電
磁ポンプ13へのパルス制御信号をそれぞれ供給
し、中加熱状態又は強加熱状態とする。
尚、吹出し目標温度T0はドライバーの好みに
よつて設定できるようにしたが、この温度T0
外気温度に応じて補正するようにしてもよい。ま
た、外気温度に加えてブロアの強度や車室内温度
により目標温度T0を補正するようにしてもよい。
更に、第3図に示す制御例では、吹出し温度T
に応じて段階的に供給燃料量を制御するようにし
たが、第4図に示すようにリニアに連続的に供給
燃料量を制御するようにしてもよい。
更にまた、温度センサ7はダクト4の端部の吹
出し口5,5間に設けたが、熱交換器2に取付け
るようにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案の車両用燃焼式ヒー
タにおいては、燃焼器と、該燃焼器により加熱さ
れる熱交換器と、前記燃焼器への燃料供給量を入
力される制御信号に応じて連続的に又は段階的に
調節する燃料ポンプと、車室内へ吹き出る暖房用
空気の目標吹出し温度を設定する温度設定器と、
暖房用空気の車室内への吹出し温度を検出する温
度センサと、該温度センサにより検出される暖房
用空気の吹出し温度が目標吹出し温度より所定温
度だけ高い吹出し温度制御範囲の上限値に達する
までは、前記燃焼器への燃料供給量を連続的に又
は段階的に減少させる制御信号を、前記吹出し温
度が前記上限値以上となつたときには、前記燃焼
器への燃料の供給を停止させる制御信号を、且つ
吹出し温度が目標吹出し温度より所定温度だけ低
い吹出し温度制御範囲の下限値以下となつたとき
には、前記燃焼器への燃料の供給を再開させる制
御信号を、前記燃料ポンプに夫々出力する制御手
段とを備えている構成により、暖房用空気の吹
出し温度が前記吹出し温度制御範囲の上限値に達
するまでは、燃焼器への燃料供給量が連続的に又
は段階的に減少するので、暖房の立上りがよく、
吹出し温度を吹出し温度制御範囲内に早期に到達
させることができ、吹出し温度が前記上限値以
上となつたときには前記燃焼器への燃料の供給が
停止され且つ吹出し温度が前記下限値以下となつ
たときには燃焼器への燃料の供給が再開されるの
で、吹出し温度が吹出し温度制御範囲内になるよ
うに、常に快適な温度の暖気の吹出しを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用燃焼式ヒータを示す概
略構成図、第2図は第1図の燃焼式ヒータとコン
トロールユニツトとの接続回路図、第3図はコン
トロールユニツトによる燃焼式ヒータの制御の一
例を示すグラフ、第4図はコントロールユニツト
による燃焼式ヒータの制御の他の例を示すグラフ
である。 1……燃焼器、2……熱交換器、7……温度セ
ンサ、8……コントロールユニツト(制御手段)、
13……電磁ポンプ(燃料ポンプ)、17……温
度設定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼器と、該燃焼器により加熱される熱交換器
    と、前記燃焼器への燃料供給量を入力される制御
    信号に応じて連続的に又は段階的に調節する燃料
    ポンプと、車室内へ吹き出る暖房用空気の目標吹
    出し温度を設定する温度設定器と、暖房用空気の
    車室内への吹出し温度を検出する温度センサと、
    該温度センサにより検出される暖房用空気の吹出
    し温度が目標吹出し温度より所定温度だけ高い吹
    出し温度制御範囲の上限値に達するまでは、前記
    燃焼器への燃料供給量を連続的に又は段階的に減
    少させる制御信号を、前記吹出し温度が前記上限
    値以上となつたときには、前記燃焼器への燃料の
    供給を停止させる制御信号を、且つ吹出し温度が
    目標吹出し温度より所定温度だけ低い吹出し温度
    制御範囲の下限値以下となつたときには、前記燃
    焼器への燃料の供給を再開させる制御信号を、前
    記燃料ポンプに夫々出力する制御手段とを備えて
    いることを特徴とする車両用燃焼式ヒータ。
JP1986008774U 1986-01-23 1986-01-23 Expired JPH0139609Y2 (ja)

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JPS62120009U JPS62120009U (ja) 1987-07-30
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